JPH045808Y2 - - Google Patents

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JPH045808Y2
JPH045808Y2 JP1987108617U JP10861787U JPH045808Y2 JP H045808 Y2 JPH045808 Y2 JP H045808Y2 JP 1987108617 U JP1987108617 U JP 1987108617U JP 10861787 U JP10861787 U JP 10861787U JP H045808 Y2 JPH045808 Y2 JP H045808Y2
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JP
Japan
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oil
guide shaft
seal
holding cylinder
seal holding
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JP1987108617U
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JPS6415863U (ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は埃特に綿埃の多い作業場で稼働する機
械の案内軸の防塵機構に関する。
従来技術 綿埃の多い環境で使用する例えばニードルロツ
カ機においては従来ニードルビームを上下動させ
る案内軸の軸受部へ給油された潤滑油は回収され
ていないので油が汚れまた案内軸に大きな綿埃が
付着してオイルシールのリツプ部を損傷して油も
れを起こした。このためクランクボツクスの案内
軸軸受部のオイルシールの外側に布カバーが更に
設けられて大きな綿埃の付着するのを防止してい
た。
考案が解決しようとする問題点 しかし長時間運転していると、ニードルビーム
が上下動されることにより外側の布カバーが伸縮
されてふいご作用を行い綿埃を内部に吸い込んで
案内軸に付着し同じ様にオイルシールのリツプを
損傷してシール効果を劣化させて寿命を短くし完
全な油洩れを防止することができなかつた。この
油洩れは製品を汚し使用不能とする致命的な問題
となる。
問題点を解決するための手段 軸方向に往復動する案内軸5の外周面と案内軸
軸承部下端のシール保持用筒体11に設けられた
オイルシール9の下端と該シール保持用筒体の内
周面と前記案内軸との間に微小隙間を有して前記
シール保持用筒体11下端に取付けた蓋体12と
により囲まれる空圧室10を設け、さらに前記シ
ール保持用筒体と前記案内軸端部とに密封的に取
付けられ案内軸の露出部を覆う布カバー14を設
けてなり、空圧室に供給される圧力空気が常に布
カバー14の布目から吹き出すようにしたもので
ある。
実施例 以下ニードルロツカー機について説明する。
第1図は複数個のクランクによつてそれぞれ上
下動されるニードルビーム案内軸の1本を示した
もので、図示しないモータで回転されるクランク
軸1はクランクボツクス2に複数個の軸受3で回
転可能に軸承されている。クランク軸1のクラン
ク1aには連接棒4が回転可能に軸承され、その
下端にニードルビーム案内軸5がピン6で枢結さ
れている。ニードルビーム案内軸5はクランクボ
ツクス2の下方に伸びる袖部2cの油溜り2dに
続く下方の滑り軸受7で上下方向に移動可能に軸
承され下端にニードルビーム8が水平に固着され
ている。クランクボツクス2の上部には潤滑油供
給口2aが穿設されており、クランク1aなどの
摺動部に潤滑油が供給され、クランクボツクス2
の油溜り2dに溜まつた油はオーバフロー位置に
設けられた油戻し口2bよりタンクに戻される。
油溜り2dの油の一部は滑り軸受7を潤滑し油は
ニードルビーム案内軸5をつたつて流下する。そ
して油がクランクボツクス2の袖外に流れ出さな
いようにオイルシール9がクランクボツクスに取
付けられたシール保持用筒体11の中程に取りつ
けられている。オイルシール9上に溜まつた油は
シール保持用筒体11に穿設した油戻し口11a
より図示しない油タンクに戻される。さらに案内
軸5の外周面とオイルシール9の下端面とシール
保持用筒体11の内周面とシール保持用筒体11
の下端に案内軸5と約0.2mmの隙間を有し圧力空
気吐出口を形成して取付けられた蓋体12とによ
り囲まれる空圧室10がオイルシール9外に形成
されている。そして空圧室10に圧力空気を送り
込む空気導入口11bが穿設されている。さらに
シール保持用筒体11の外周とニードルビーム案
内軸5のニードルビーム8の取付基部に固着した
カラー13との間に空気の流通が容易な布目の布
カバー14が案内軸5の露出部を覆い密封的に取
つけられている。なお本考案はニードルロツカー
機ばかりでなく埃の多い場所に使用する同様の機
械にも利用できることは勿論である。
作 用 潤滑油供給口2aより潤滑油が、また空気導入
口11bから圧力空気が供給され、図示しないモ
ータからクランク軸1が回転されると、クランク
1aの回転につれて連接棒4が揺動回転され、ピ
ン6が上下動されるに伴いニードルビームの案内
軸5が上下動される。この運動で下面にパンチン
グニードルを植設したニードルビーム8が原料を
ニードリングする。潤滑油供給口2aより吐出さ
れた潤滑油はクランク1a、軸受3の摺動部の潤
滑を行い油溜り2cに溜められオーバフローする
油は油戻し口2bより油タンクに戻される。また
オーバフローした油の一部は軸受7と案内軸5と
の間を潤滑し油は軸をつたつてオイルシール9の
上面に溜る。そして油戻し口11aより油タンク
に戻される。一方空気導入口11bより送り込ま
れた圧力空気は空圧室10に入りオイルシール9
のリツプ部にも作用し、ここから洩れようとする
油を押し戻すとともに、蓋体12の案内軸5との
隙間より布カバー14内に噴出しカバー内圧を高
め圧力空気は布カバー14の布目より外に吹き出
す。このため布カバーに付着する綿状埃ははぎ取
られ案内軸5の上下動による布バー14のふいご
作用に対して内部圧力が高く綿埃は内部に吸収さ
れることはない。
効 果 以上詳述したように本考案はオイルシールの外
側に空圧室を設けて送り込まれた圧力空気まを案
内軸との隙間より布カバー内に吹き入れ布目を通
して外部に放出するようになしたので、綿埃或い
は細かい異物がふいご作用で吸い込まれることが
なくなり、オイルシールのリツプ面の損傷をなく
してシールの寿命を大幅に延ばしうるとともに油
洩れを防止して製品を使用不能にする恐れがなく
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機構を示す縦断面図である。 5……ニードルビーム案内軸、7……軸受、9
……オイルシール、10……空圧室、11……シ
ール保持用筒体、11b……空気導入口、14…
…布カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に往復動する案内軸の外周面と案内軸軸
    承部下端のシール保持用筒体に設けられたオイル
    シールの下端面と該シール保持用筒体の内周面と
    前記案内軸との間に微小隙間を有して前記シール
    保持用筒体下端に取付けた蓋体とにより囲まれる
    空圧室を設け、さらに前記シール保持用筒体と前
    記案内軸端部とに密封的に取付けられ案内軸の露
    出部を覆う布カバーを設けてなり、空圧室に供給
    される圧力空気が常に布カバーの布目から吹き出
    すようにしたことを特徴とする案内軸の防塵機
    構。
JP1987108617U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH045808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987108617U JPH045808Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP1987108617U JPH045808Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6415863U JPS6415863U (ja) 1989-01-26
JPH045808Y2 true JPH045808Y2 (ja) 1992-02-18

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JPS6415863U (ja) 1989-01-26

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