JPH0456914B2 - - Google Patents
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- JPH0456914B2 JPH0456914B2 JP59051259A JP5125984A JPH0456914B2 JP H0456914 B2 JPH0456914 B2 JP H0456914B2 JP 59051259 A JP59051259 A JP 59051259A JP 5125984 A JP5125984 A JP 5125984A JP H0456914 B2 JPH0456914 B2 JP H0456914B2
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- JP
- Japan
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- valve
- way solenoid
- armature
- solenoid valve
- valves
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/02—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with mechanical assistance or drive
- B60T13/04—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with mechanical assistance or drive by spring or weight
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86574—Supply and exhaust
- Y10T137/86622—Motor-operated
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T137/87708—With common valve operator
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は三方ソレノイド弁、特に、電磁コイル
及び戻しスプリングの作用により軸線に沿つて並
進移動できる中空の可動電機子と、この電機子の
内部で上記軸線上に配置され、互いに対して又電
機子に対して移動でき、且つスプリングによつて
互いに離されている2つの弁とを有し、上記弁が
フランジを具えていて、同フランジを介して電機
子によつて変位されて固定の弁座に対向しこの弁
座を閉止できるように構成されている型の、3つ
の作動位置を有する三方ソレノイド弁に関するも
のである。このようなソレノイド弁は、例えばフ
ランス特許出願第A−2259303号に開示されてい
る。
及び戻しスプリングの作用により軸線に沿つて並
進移動できる中空の可動電機子と、この電機子の
内部で上記軸線上に配置され、互いに対して又電
機子に対して移動でき、且つスプリングによつて
互いに離されている2つの弁とを有し、上記弁が
フランジを具えていて、同フランジを介して電機
子によつて変位されて固定の弁座に対向しこの弁
座を閉止できるように構成されている型の、3つ
の作動位置を有する三方ソレノイド弁に関するも
のである。このようなソレノイド弁は、例えばフ
ランス特許出願第A−2259303号に開示されてい
る。
この型の公知のソレノイド弁では、可動電機子
はフランジを介して弁をその閉止位置に直接押す
ようになついる。このため、これら構成部品の機
械加工あるいは取付けに欠陥があると、弁が角方
向に整合されず、この弁によつて閉止される弁座
に対して正確に位置されなくなり、その結果弁の
閉止が不完全となり、ソレノイド弁に供給される
(液圧又は空気圧)流体の漏洩が生ずる危険性が
ある。
はフランジを介して弁をその閉止位置に直接押す
ようになついる。このため、これら構成部品の機
械加工あるいは取付けに欠陥があると、弁が角方
向に整合されず、この弁によつて閉止される弁座
に対して正確に位置されなくなり、その結果弁の
閉止が不完全となり、ソレノイド弁に供給される
(液圧又は空気圧)流体の漏洩が生ずる危険性が
ある。
更に、電機子によつて弁を作動させる方法で
は、電機子に堅固に固定された管状のスペーサブ
ロツクを弁のフランジ間に設けることが必要であ
り、このスペーサブロツクはフランジのいずれか
一方と協働して、弁座の方向への可動電機子のス
ラスト力を対応する弁に伝達するようになつてい
る。この構成は、可動電機子内での弁の装着を困
難にしている。
は、電機子に堅固に固定された管状のスペーサブ
ロツクを弁のフランジ間に設けることが必要であ
り、このスペーサブロツクはフランジのいずれか
一方と協働して、弁座の方向への可動電機子のス
ラスト力を対応する弁に伝達するようになつてい
る。この構成は、可動電機子内での弁の装着を困
難にしている。
上記不具合を解消するため、本発明は、上記型
の三方ソレノイド弁において、一方の弁をその弁
座に対して押圧するとともに他方の弁をその弁座
から離隔させる電機子の最端位置の各々が、他方
の弁のフランジに当接する電機子により限定さ
れ、該他方の弁が両弁間で中央に配置されたスペ
ーサブロツクを介して一方の弁に当接し、スペー
サブロツクが上記軸線上に実質的に位置する点で
上記弁の一方の内方端部に点接触することを特徴
とするものである。この構成によれば、点接触に
よつて、弁が弁座に接近してこれを閉止する際
に、弁が傾いた位置となることを防止できるので
ある。従つて、各弁はその弁座との着座整合性を
精密に維持されているだけでよい。
の三方ソレノイド弁において、一方の弁をその弁
座に対して押圧するとともに他方の弁をその弁座
から離隔させる電機子の最端位置の各々が、他方
の弁のフランジに当接する電機子により限定さ
れ、該他方の弁が両弁間で中央に配置されたスペ
ーサブロツクを介して一方の弁に当接し、スペー
サブロツクが上記軸線上に実質的に位置する点で
上記弁の一方の内方端部に点接触することを特徴
とするものである。この構成によれば、点接触に
よつて、弁が弁座に接近してこれを閉止する際
に、弁が傾いた位置となることを防止できるので
ある。従つて、各弁はその弁座との着座整合性を
精密に維持されているだけでよい。
スペーサブロツクは弁間に自由に配置される独
立した要素から成つていてよい。又、弁の一方に
点接触するようになつているこのスペーサブロツ
クは、弁の他方に固定されるかあるいはこれと一
体的に形成されることにより、弁の他方に堅固に
固定されていてもよい。
立した要素から成つていてよい。又、弁の一方に
点接触するようになつているこのスペーサブロツ
クは、弁の他方に固定されるかあるいはこれと一
体的に形成されることにより、弁の他方に堅固に
固定されていてもよい。
有益的には、点接触は軸線に直角な平らな面と
半球状の面との間で行われ、これら面の一方は弁
の一部分をなし、面の他方はスペーサブロツクの
一部分をなしている。好ましくは、この半球状の
面はスペーサブロツク一部分をなし、平らな面は
弁の一部分をなし、この弁のフランジの端面によ
つて形成され得る。半球状の面は球形ボールによ
つて形成されることが有利である。この場合、弁
座に係合する弁の閉止要素はボールから成り、こ
れらボール及び点接触を行うボールは軸線上で整
合し、同一寸法であつてよい。
半球状の面との間で行われ、これら面の一方は弁
の一部分をなし、面の他方はスペーサブロツクの
一部分をなしている。好ましくは、この半球状の
面はスペーサブロツク一部分をなし、平らな面は
弁の一部分をなし、この弁のフランジの端面によ
つて形成され得る。半球状の面は球形ボールによ
つて形成されることが有利である。この場合、弁
座に係合する弁の閉止要素はボールから成り、こ
れらボール及び点接触を行うボールは軸線上で整
合し、同一寸法であつてよい。
本発明の構成によれば、弁は、この弁のための
一対の案内リング間でフランジを介して可動電機
子内に保持され、これら案内リングの一方のみが
可動電機子内に離脱可能に固定されている。この
結果、弁を可動電機子内に極めて容易に装着する
ことができるのである。
一対の案内リング間でフランジを介して可動電機
子内に保持され、これら案内リングの一方のみが
可動電機子内に離脱可能に固定されている。この
結果、弁を可動電機子内に極めて容易に装着する
ことができるのである。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図
面を参照して行う好適な実施例の下記説明から明
白となるであろう。
面を参照して行う好適な実施例の下記説明から明
白となるであろう。
第1図において、全体構造が軸線1を中心とす
る回転体をなす三方ソレノイド弁は、ケーシング
2内に、可動電機子4の軸線1に沿つてこれを並
進移動させることができる電磁コイル3を有して
いる。電機子4は中空であり、内部に案内リング
4a,4bを具えており、同リング内を夫々摺動
できる2つの弁56a,56bは、対応する弁座
7a,7bを閉止できる弁閉止要素又は球形ボー
ル6a,6bを各々の外方端部に支持している円
筒形要素5a,5bから成り、弁座7a,7b
は、ケーシング2の端部カバー2a,2b内に軸
線1と共軸的に固定されたポート8a,8bの内
方端部に形成されている。可動電機子4が占め得
る3つの位置の各々において、各ポート8a,8
bは閉止されるか、あるいは、可動電機子4を貫
通し又はその周りに設けられた通路を介して第3
のポート9に連通されるようになつている。
る回転体をなす三方ソレノイド弁は、ケーシング
2内に、可動電機子4の軸線1に沿つてこれを並
進移動させることができる電磁コイル3を有して
いる。電機子4は中空であり、内部に案内リング
4a,4bを具えており、同リング内を夫々摺動
できる2つの弁56a,56bは、対応する弁座
7a,7bを閉止できる弁閉止要素又は球形ボー
ル6a,6bを各々の外方端部に支持している円
筒形要素5a,5bから成り、弁座7a,7b
は、ケーシング2の端部カバー2a,2b内に軸
線1と共軸的に固定されたポート8a,8bの内
方端部に形成されている。可動電機子4が占め得
る3つの位置の各々において、各ポート8a,8
bは閉止されるか、あるいは、可動電機子4を貫
通し又はその周りに設けられた通路を介して第3
のポート9に連通されるようになつている。
可動電機子4は戻しスプリング10によつて第
1図の左方へ押され、一方、電流によつて励磁さ
れる電磁コイル3は電機子4を右方へ押す。円筒
形要素5a,5bは、電機子4の中心に接近する
端部に、案内リング4a,4bと夫々協働するフ
ランジ11a,11bを具えている。円筒形要素
5a,5b従つてボール6a,6bは、フランジ
11a,11b間に介在された圧縮スプリング1
2によつて、互いに離されている。
1図の左方へ押され、一方、電流によつて励磁さ
れる電磁コイル3は電機子4を右方へ押す。円筒
形要素5a,5bは、電機子4の中心に接近する
端部に、案内リング4a,4bと夫々協働するフ
ランジ11a,11bを具えている。円筒形要素
5a,5b従つてボール6a,6bは、フランジ
11a,11b間に介在された圧縮スプリング1
2によつて、互いに離されている。
円筒形要素5aは、フランジ11aに堅固に固
定されたスペーサブロツク13によつて、同フラ
ンジを越えて延長されており、スペーサブロツク
はその端部に、他の円筒形要素5bのフランジ1
1bの左端面の中心Cに点接触し得る球形ボール
14を支持し、この接触点は軸線1上に実質的に
位置する。又、ボール6a,6b及び14は軸線
1上で整合し、同一寸法である。スペーサブロツ
ク13はフランジ11aに一体に形成されていて
もよいし、このフランジに固定されるようになつ
ていてもよい。スペーサブロツク13は又、弁5
6a,56b間に自由に配置される独立した要素
とすることもできる。
定されたスペーサブロツク13によつて、同フラ
ンジを越えて延長されており、スペーサブロツク
はその端部に、他の円筒形要素5bのフランジ1
1bの左端面の中心Cに点接触し得る球形ボール
14を支持し、この接触点は軸線1上に実質的に
位置する。又、ボール6a,6b及び14は軸線
1上で整合し、同一寸法である。スペーサブロツ
ク13はフランジ11aに一体に形成されていて
もよいし、このフランジに固定されるようになつ
ていてもよい。スペーサブロツク13は又、弁5
6a,56b間に自由に配置される独立した要素
とすることもできる。
上述した三方ソレノイド弁の作動を第2図ない
し第4図を参照して説明する。電磁コイル3(第
2図ないし第4図には図示しない)が励磁されて
いない時、可動電機子4は戻しスプリング10に
よつて休止位置に向けて左方に押し戻され、この
休止位置(第2図参照)では、案内リング4bが
弁56bのフランジ11bに当接し、このフラン
ジ11bの左端面がスペーサブロツク13の一部
分をなすボール14に当接し、そして弁56aの
一部分をなすボール6aが弁座7aに係合してお
り、又同時に、弁56bがそのフランジ11bを
介して左方に引き寄せられて、この弁の一部分を
なすボール6bが弁座7bから離隔されている。
従つて、ポート8bはポート9(図示しない)に
連通され、ポート8aは閉止されることとなる。
電機子4の好ましくない固着を防止するため、こ
の第1最端位置において電機子4と左側カバー2
aとの間には零ではない空隙15が存在するよう
に、各構成部品の寸法が設定されている。この位
置では、スプリング10よりも剛性の小さいスプ
リング12はスプリング10によつてフランジ1
1a及び11b間で圧縮されている。
し第4図を参照して説明する。電磁コイル3(第
2図ないし第4図には図示しない)が励磁されて
いない時、可動電機子4は戻しスプリング10に
よつて休止位置に向けて左方に押し戻され、この
休止位置(第2図参照)では、案内リング4bが
弁56bのフランジ11bに当接し、このフラン
ジ11bの左端面がスペーサブロツク13の一部
分をなすボール14に当接し、そして弁56aの
一部分をなすボール6aが弁座7aに係合してお
り、又同時に、弁56bがそのフランジ11bを
介して左方に引き寄せられて、この弁の一部分を
なすボール6bが弁座7bから離隔されている。
従つて、ポート8bはポート9(図示しない)に
連通され、ポート8aは閉止されることとなる。
電機子4の好ましくない固着を防止するため、こ
の第1最端位置において電機子4と左側カバー2
aとの間には零ではない空隙15が存在するよう
に、各構成部品の寸法が設定されている。この位
置では、スプリング10よりも剛性の小さいスプ
リング12はスプリング10によつてフランジ1
1a及び11b間で圧縮されている。
コイル3が幾分励磁されると、コイル3は、僅
かに圧縮されているスプリング10の力に抗し
て、電機子4を右方に中間平衡位置に向けて変位
せしめる。この位置(第3図参照)では、フラン
ジ11aは案内リング4aに当接する一方、フラ
ンジ11bは案内リング4bから離れている。ス
プリング12は伸長してボール6a,6bを弁座
7a,7bに係合させる一方、ボール14はフラ
ンジ11bから離れている。従つて、2つのポー
ト8a及び8bは閉止されることとなる。
かに圧縮されているスプリング10の力に抗し
て、電機子4を右方に中間平衡位置に向けて変位
せしめる。この位置(第3図参照)では、フラン
ジ11aは案内リング4aに当接する一方、フラ
ンジ11bは案内リング4bから離れている。ス
プリング12は伸長してボール6a,6bを弁座
7a,7bに係合させる一方、ボール14はフラ
ンジ11bから離れている。従つて、2つのポー
ト8a及び8bは閉止されることとなる。
コイル3が完全に励磁されると、コイルは、ス
プリング12を圧縮しながら、電機子4を第2最
端位置(第4図参照)まで右方に変位させ、この
位置では、案内リング4aが弁56aのフランジ
11aに当接し、そしてスペーサブロツク13の
一部分をなすボール14が弁56bのフランジ1
1bに当接し、従つて弁56bのボール6bがポ
ート8bを閉止する一方、ポート8aがポート9
に連通されることとなる。この位置においても、
電機子4と右側カバー2bとの間には零ではない
空隙16が存在するように、各構成部品の寸法が
設定されている。
プリング12を圧縮しながら、電機子4を第2最
端位置(第4図参照)まで右方に変位させ、この
位置では、案内リング4aが弁56aのフランジ
11aに当接し、そしてスペーサブロツク13の
一部分をなすボール14が弁56bのフランジ1
1bに当接し、従つて弁56bのボール6bがポ
ート8bを閉止する一方、ポート8aがポート9
に連通されることとなる。この位置においても、
電機子4と右側カバー2bとの間には零ではない
空隙16が存在するように、各構成部品の寸法が
設定されている。
上述の説明から理解できるように、弁56a,
56bが各々の閉止位置に動かされる際、弁は、
各々のフランジ11a,11bを介してではな
く、円筒形要素5bのフランジ11bに点接触す
るボール14を介して、電機子4の変位によつて
押し動かされるようになつているので、弁56
a,56bと軸線1従つてボール6a,6bと弁
座7a,7bは自動的に確実に整合することとな
る。この結果、ソレノイド弁は、いかなる状態に
おいても流体漏洩を生ずることなく、完璧に作動
できるのである。
56bが各々の閉止位置に動かされる際、弁は、
各々のフランジ11a,11bを介してではな
く、円筒形要素5bのフランジ11bに点接触す
るボール14を介して、電機子4の変位によつて
押し動かされるようになつているので、弁56
a,56bと軸線1従つてボール6a,6bと弁
座7a,7bは自動的に確実に整合することとな
る。この結果、ソレノイド弁は、いかなる状態に
おいても流体漏洩を生ずることなく、完璧に作動
できるのである。
更に、電機子4及び弁56a,56bによつて
形成される可動組立体の構造は非常に簡素であ
り、その組立は容易である。組立に際しては、電
機子4に一体的に形成されている案内リング4a
内に弁56bを挿入し、次にスプリング12を配
置した後に弁56aを挿入し、そして最後にねじ
17を具えた案内リング4aを電機子4内にねじ
込むだけでよい。
形成される可動組立体の構造は非常に簡素であ
り、その組立は容易である。組立に際しては、電
機子4に一体的に形成されている案内リング4a
内に弁56bを挿入し、次にスプリング12を配
置した後に弁56aを挿入し、そして最後にねじ
17を具えた案内リング4aを電機子4内にねじ
込むだけでよい。
上述したソレノイド弁は例えば自動車用アンチ
スキツドブレーキ系統に採用され得るものであ
る。この場合、ポート9はブレーキリンダに接続
され、ポート8bは圧力流体源に接続され、そし
てポート8aは系統貯蔵器又は大気に接続されて
おり、ソレノイド弁の第1最端位置は通常のブレ
ーキ作動状態に相当し、第2最端位置はブレーキ
作動力を低減する状態に相当し、そして中間平衡
位置を発生しているブレーキ作動力を保持する状
態に相当している。
スキツドブレーキ系統に採用され得るものであ
る。この場合、ポート9はブレーキリンダに接続
され、ポート8bは圧力流体源に接続され、そし
てポート8aは系統貯蔵器又は大気に接続されて
おり、ソレノイド弁の第1最端位置は通常のブレ
ーキ作動状態に相当し、第2最端位置はブレーキ
作動力を低減する状態に相当し、そして中間平衡
位置を発生しているブレーキ作動力を保持する状
態に相当している。
第1図は本発明による三方ソレノイド弁の縦断
面図、第2図ないし第4図は夫々第1図のソレノ
イド弁を異なる作動位置で示す概略的要部断面図
である。 1……軸線、2……ケーシング、3……電磁コ
イル、4……可動電機子、4a,4b……案内リ
ング、6a,6b,14……ボール、7a,7b
……弁座、10……戻しスプリング、11a,1
1b……フランジ、12……圧縮スプリング、1
3……スペーサブロツク、56a,56b……
弁。
面図、第2図ないし第4図は夫々第1図のソレノ
イド弁を異なる作動位置で示す概略的要部断面図
である。 1……軸線、2……ケーシング、3……電磁コ
イル、4……可動電機子、4a,4b……案内リ
ング、6a,6b,14……ボール、7a,7b
……弁座、10……戻しスプリング、11a,1
1b……フランジ、12……圧縮スプリング、1
3……スペーサブロツク、56a,56b……
弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電磁コイル3及び戻しスプリング10の作用
により軸線1に沿つて並進運動できる中空の可動
電機子4と、この電機子の内部で上記軸線上に配
置され、互いに対して又電機子に対して移動で
き、且つスプリング12によつて互いに離されて
いる2つの弁56a,56bとを有し、上記弁が
フランジ11a,11bを具えていて、同フラン
ジを介し電機子によつて変位されて固定の弁座7
a,7bに対向しこの弁座を閉止できるように構
成されている、3つの作動位置を有する三方ソレ
ノイド弁において、一方の弁をその弁座に対して
押圧するとともに他方の弁をその弁座から離隔さ
せる電機子4の最端位置の各々が、他方の弁のフ
ランジに当接する電機子により限定され、該他方
の弁が両弁間で中央に配置されたスペーサブロツ
ク13を介して一方の弁に当接し、スペーサブロ
ツクが上記軸線上に実質的に位置する点Cで上記
弁の一方の内方端部に点接触することを特徴とす
る三方ソレノイド弁。 2 スペーサブロツク13が2つの弁56a,5
6b間に自由に配置される独立した要素から成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の三
方ソレノイド弁。 3 スペーサブロツク13が弁の一方56bに当
接でき、弁の他方56aに堅固に固定されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の三
方ソレノイド弁。 4 点接触が軸線に直角な平らな面と半球状の面
との間で行われ、これら面の一方が弁56bの一
部分をなし、面の他方がスペーサブロツク13の
一部分をなしていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の
三方ソレノイド弁。 5 半球状の面がスペーサブロツク13の一部分
をなし、平らな面が弁56bの一部分をなしてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
三方ソレノイド弁。 6 半球状の面が球形ボール14により形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項又
は第5項記載の三方ソレノイド弁。 7 弁座に係合する弁の閉止要素がボールから成
り、これらボール6a,6b及び点接触を行うボ
ール14が軸線1上で整合し、同一寸法であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項三方ソレノ
イド弁。 8 各弁56a,56bが、電機子4の対応する
案内リング4a,4b内に摺動し得るように配置
されている円筒状要素5a,5bから成ることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第7項の
いずれか1項に記載の三方ソレノイド弁。 9 弁56a,56bが、弁のための一対の案内
リング4a,4b間でフランジ11a,11bを
介して可動電機子4内に保持され、これら案内リ
ングの一方4aのみが可動電機子4内に離脱可能
に固定されていることを特徴とする特許請求の範
囲第8項記載の三方ソレノイド弁。
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