JPH045676Y2 - - Google Patents

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JPH045676Y2
JPH045676Y2 JP3749785U JP3749785U JPH045676Y2 JP H045676 Y2 JPH045676 Y2 JP H045676Y2 JP 3749785 U JP3749785 U JP 3749785U JP 3749785 U JP3749785 U JP 3749785U JP H045676 Y2 JPH045676 Y2 JP H045676Y2
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grill
crosspiece
holes
connecting links
link
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、グリルシヤツタを構成するグリル
桟と連結リンクとを組付け接合させるためのグリ
ルシヤツタの結合構造に関するものである。
グリルシヤツタの一般的な構成においては、カ
ーテンの横材を成す上下多段のグリル桟が、その
長手方向の複数箇所において、カーテンの縦材を
成す上、下の両連結リンクに結合されたグリル状
の構造になつている。
(従来の技術) はじめに、従来のリンク結合構造の態様につ
き、第10図を参照して説明する。
丸棒よりなる各グリル桟1には、所要の長さに
裁断された複数の外装パイプ2,3,4が外嵌、
挿通されていて、かつ各外装パイプの間には、上
下に連綴される各連結リンク5を結合させるため
の間隙空間が空けられている。
一方、各連結リンク5には、その上端寄りと下
端寄りの2箇所に、グリル桟1が遊合して貫通す
るグリル桟通し孔が開けられていて、カーテンが
組付けられた図示状態では、各通し孔は、直接グ
リル桟1の外周面に当つている。
なお、側端の外装パイプ2は、割ピン6によつ
て抜け止めされている。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来のリンク結合構造においては、
連結リンク5の結合位置が、両側の外装パイプに
挟まれて規制されていることから、連結リンク5
が横ずれを起す虞れはないが、連結リンク5の通
し孔がグリル桟1の外周面に直接当つていること
から、カーテンを開閉する度にグリル桟1が揺動
してその外周面が摺擦され、その結果、グリル桟
1の周面に傷が付いたり、またグリル桟1の摩耗
を早めてカーテンにガタ付きが生じるなどの問題
点があり、そのほか、カーテンの横材が2重筒に
なつていることから、部品コストの増大を招き、
同時にカーテンの組付作業が繁雑化するという問
題点があつた。
また、上下の連結リンクの結合に、両端にフラ
ンジを有する樹脂性ブツシユを用いる構造も提案
されているが、両端のフランジを乗り越えて連結
リンクを装着させなければならないところから、
装着が面倒であるという問題点があつた。
このため本考案は、グリル桟の損耗と、連結リ
ンクの横ずれ等の虞れがなく、かつカーテンの組
付作業をワンタツチで可能としたグリルシヤツタ
のリンク結合構造を提供することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するための本考案の構成は、左
右の側板8a,8aと前板8bとが断面コ形に一
体形成され、左右の側板8a,8aの上下端部に
は、上下のグリル桟通し孔8c,8dが貫通して
形成された連結リンク8と、 上下の連結リンク8,8の重合して対向する上
端部と下端部の各側板に貫通するグリル桟通し孔
8c,8dに貫通して挿入されることにより上下
の連結リンク8,8を上下に連綴するグリル桟7
と、 グリル桟7を介して上下に連綴される上下の連
結リンク8,8の、左右の側板8a,8aの両外
側方から、グリル桟7に外挿された状態で、上下
の連結リンク8,8のグリル桟通し孔8c,8d
に筒部9a,19aが挿入される左右一対の軸受
ブツシユ9,19,9,19であつて、各軸受ブ
ツシユの筒部の外側端部には、対接する連結リン
クの側板の外側面に当接されるフランジ9c,1
9cが形成され、各軸受ブツシユの筒部の内側端
部には、連結リンクの側板抜け止め用の突起9
b,19bが形成され、上下の連結リンク8,8
の各グリル桟通し孔8c,8dが筒部9a,19
aを介してグリル桟7に外挿保持される左右一対
の軸受ブツシユ9,19,9,19と、 左右一対の軸受ブツシユ9,19,9,19の
筒部の間において、グリル桟7の外周に圧入保持
される半円形状をなす止め輪10と、 を具備することを特徴とするグリルシヤツタのリ
ンク結合構造にある。
(作用) このような構造から、連結リンクの通し孔は、
軸受ブツシユに隔てられて直接グリル桟に当るこ
とがなく、かつ、連結リンクの重合部は、軸受ブ
ツシユの抜け止め突起を乗り越えさせるだけのワ
ンタツチ操作で、確実に重合、保持させ得る。
(実施例) 以下、第1図ないし第8図に示す一実施例に基
づき、本考案の構成を具体的に述べる。
実施例の結合構造は、樹脂製また金属製のパイ
プよりなるグリル桟7と、樹脂製または金属製の
断面コ形形状をなす長手の連結リンク8とを結合
させるため構造であつて、同連結リンク8は、左
右の各側板8a,8aと、屋外側の前板8bとが
コ形に一体形成されたものであつて、かつ各側板
8aの上端寄りと下端寄りとには、グリル桟通し
孔8c,8dが開けられており、なお、側板8
a,8aの下部は、間隔が狭く成形されている。
しかして、連結リンク8をグリル桟7に組付け
るには、左右1対の鳩目具状の軸受ブツシユ9
と、1個の馬てい形を成す止め輪10とが使われ
ていて、軸受ブツシユ9は、筒部9aとその内方
筒端の外周縁の複数箇所(図面では、直径線上の
2箇所)に成形された抜け止め用の突起9bと筒
部9aの外方筒端に形成されたフランジ9cとに
より形成されている。
この軸受ブツシユ9と止め輪10の両部品を使
つて連結リンク8を組付ける方法としては、先ず
上側の連結リンク8の下端部分を、下側の連結リ
ンク8の上端部の内方に挿入れ重合させた上で、
上、下のグリル桟通し孔8d,8cを連通させ、
その状態で、両側の各軸受ブツシユ9を通し孔8
d,8cに押込み、これにより突起9bを通し孔
に潜り入れさせれば、両リンク8は、軸受ブツシ
ユ9の筒部9aに抜け止めされた状態で確実に重
合、保持される。
最後に、両ブツシユ9の内孔を連通させてグリ
ル桟7を挿通し、更に、両ブツシユ9の間に露呈
するグリル桟7の外周面に、ずれ止め用の止め輪
10を圧入すれば、止め輪10の圧着摩擦により
両ブツシユ9は横ずれを起こさない。
このようにして組付けられたカーテンにおいて
は、連結リンク8は、開閉の都度グリル桟7の軸
心を中心として自由に揺動するが、その際には、
グリル桟7の外周面を直接摺擦することがなく、
かつブツシユ9が横ずれせず、従つて、グリル桟
7が損傷、摩耗する虞れがない。
また、上述した組付作業は、上記両部品の圧入
操作だけで行えることから、ワンタツチで容易に
組付けることができる。
なお、上述した実施例の結合構造の対象になる
連結リンク8は、上端と下端の側板間隔が異る1
種類のリンクであつたが、これに替え、側板間隔
が異る2種類のリンクを入違い状に連綴する際に
も、全く同様に構成させることができる。第9図
は、本考案の他の実施例を示すもので、ブツシユ
19の形状が上記実施例とは相違する。
この実施例のブツシユ19は、前記実施例と同
様の金属製の筒部19aとその外方筒端に形成さ
れたフランジ19cを有しており、筒部19aの
内方筒端の外端面の複数箇所(図面では、直径線
上の2箇所)にはブツシユの軸方向に突出する爪
状の突起19bを有している。
この実施例では、グリル桟に上下連結リンクを
ブツシユ19を介して組付けた後、第9図の鎖点
にて示すように工具により突起19bを外方に折
曲させて抜け止をする。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係るグリルシヤツ
タの結合構造によれば、グリル桟に外挿された軸
受ブツシユであつて、その筒端に抜け止め用の突
起が成形された軸受ブツシユを介し、連結リンク
をグリル桟に結合させる構造としたので、グリル
桟の損耗を防止し得るほか、簡単な操作で連結リ
ンクを組付けることができ、これによりグリルシ
ヤツタ・カーテンの組付作業性と、同カーテンの
作動性および耐久性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すグリルシヤ
ツタのリンク結合構造の後面図、第2図は、同側
面図、第3図は、同前面図、第4図は、第2図の
−線における後断面図、第5図は、軸受ブツ
シユの側面図、第6図は、同正面図、第7図は、
止め輪の平面図、第8図は、実施例の構造の分離
斜視図、第9図は、本考案の他の実施例に係る軸
受ブツシユの側面図、第10図は、従来のリンク
結合構造の後面図である。 7……グリル桟、8……連結リンク、8c,8
d……グリル桟通し孔、9,19……軸受ブツシ
ユ、9a,19a……筒部、9b,19b……突
起、9c,19c……フランジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右の側板8a,8aと前板8bとが断面コ形
    に一体形成され、左右の側板8a,8aの上下端
    部には、上下のグリル桟通し孔8c,8dが貫通
    して形成された連結リンク8と、 上下の連結リンク8,8の重合して対向する上
    端部と下端部の各側板に貫通するグリル桟通し孔
    8c,8dに貫通して挿入されることにより上下
    の連結リンク8,8を上下に連綴するグリル桟7
    と、 グリル桟7を介して上下に連綴される上下の連
    結リンク8,8の、左右の側板8a,8aの両外
    側方から、グリル桟7に外挿された状態で、上下
    の連結リンク8,8のグリル桟通し孔8c,8d
    に筒部9a,19aが挿入される左右一対の軸受
    ブツシユ9,19,9,19であつて、各軸受ブ
    ツシユの筒部の外側端部には、対接する連結リン
    クの側板の外側面に当接されるフランジ9c,1
    9cが形成され、各軸受ブツシユの筒部の内側端
    部には、連結リンクの側板抜け止め用の突起9
    b,19bが形成され、上下の連結リンク8,8
    の各グリル桟通し孔8c,8dが筒部9a,19
    aを介してグリル桟7に外挿保持される左右一対
    の軸受ブツシユ9,19,9,19と、 左右一対の軸受ブツシユ9,19,9,19の
    筒部の内側端部間において、グリル桟7の外周に
    圧入保持される半円形状をなす止め輪10と、 を具備することを特徴とするグリルシヤツタのリ
    ンク結合構造。
JP3749785U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH045676Y2 (ja)

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JP3749785U JPH045676Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP3749785U JPH045676Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JPS61155595U JPS61155595U (ja) 1986-09-26
JPH045676Y2 true JPH045676Y2 (ja) 1992-02-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5246850B2 (ja) * 2008-03-04 2013-07-24 三和シヤッター工業株式会社 シャッターカーテンにおけるスラットとパイプの連結構造

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Publication number Publication date
JPS61155595U (ja) 1986-09-26

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