JPH045587Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホテル、殊に一般家庭における浴室
の床排水トラツプの目皿に直接取り付けて目皿を
目隠しすると同時に、汚水と共に流れ来る脱毛
（洗髪時に抜け落ちた髪の毛）を含む汚物（以下、
脱毛等という）を目皿に付着せしめることなく捕
集してこれを容易に廃棄処理することができるよ
うにした床排水トラツプの目隠し器に関する。

〔従来の技術〕 従来既知の浴室用床排水トラツプは、流路断面
積を流出排水管断面積より十分に大きくとつて、
汚水を留滞せしめることなくスムーズに排水する
ことができるよう配慮された構造より成るもので
あるが、一般に、その排水トラツプの目皿は床面
と面一に露出せしめた状態のままで使用されてお
り、その目皿により脱毛等を直接捕集するように
なつている。

〔考案が解決しようとする問題点〕

ところで、床排水トラツプの目皿で脱毛等を直
接捕集する場合には、時として、目皿は目詰まり
を起し、これにより排水効率（排水能力）を低下
せしめたり、甚だしい場合には排水をストツプせ
しめることがある。その目詰まりは、脱毛等のう
ち、特に脱毛が目皿に付着して起きることが多
く、この場合が最も厄介な問題を惹起している。

つまり、目皿に捕集された脱毛（特に長い髪の
毛）は、目皿の目に複雑に絡み付いているため、
これを取り除き目皿を掃除することは極めて厄介
であるばかりでなく、非常に気味悪く不愉快なも
のである。特に、汚水を留滞せしめるほどに堆く
目皿の目に付着した脱毛は、これが人目に不潔に
して不気味に映り、異常な不快感を与えるもので
ある。

そこで、本考案は、上述したような床排水トラ
ツプの特に脱毛による目皿の目詰まりに起因する
不潔感や不快感などを取り除くことができ、しか
も脱毛等を目皿に付着せしめることなく捕集して
これを廃棄処理することができるようにし、以て
常に目皿を清潔に維持できるようにした新規な目
隠し器を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

前記の目的を達成するために、本考案は、汚水
と共に流れ来る脱毛等を捕集でき、かつ床排水ト
ラツプの目皿の外形よりも大きな平面の適宜形状
を有する合成樹脂製の網地を、この網地全体をカ
バー（目隠し）できる不透明合成樹脂製の装飾キ
ヤツプの開口面に対向張設すると共に、前記網地
とキヤツプとの間に汚水取り込み口を形成せしめ
る。しかも、前記キヤツプの天井面には少なくと
も１個以上の空気抜き用の孔を設けると共に、前
記張設された網地に連係せしめて、目皿に着脱繋
合自在な合成樹脂製の脚部を設けたものである。

〔作用〕 本考案の目隠し器は、床排水トラツプの目皿へ
脚部を介して装着し使用するものであるところ、
上記のように各構成素材を全て合成樹脂としたも
のであるから、低廉な合成樹脂を用いて成形する
ことができ、所謂使い捨てが可能な価格で提供す
ることができる。その結果、目隠し器の目皿への
装着交換を躊躇なく行うことができ、時宜に応じ
たこの装着交換の繰り返しにより、常に目皿を清
潔に維持することができる。

また、目隠し器には汚水取り込み口を設けてあ
ると共に網地を張設してあるので、汚水は汚水取
り込み口より流入し網地より目皿を経て排水管へ
排水されるが、その際、汚水中の脱毛等は網地に
よつて捕集される。殊に脱毛は網地の網目に絡み
付いて捕集される。つまり、脱毛等は網地によつ
て捕集され目皿へ付着することはなくなるので、
従来のような目皿の目詰まり及び目詰まりに基ず
く目皿掃除の困難性などの問題を解消することが
できる。

また、網地全体はこれを不透明なキヤツプで覆
う構成としたので、網地に捕集された脱毛等は、
その不透明なキヤツプによつて目隠しされるた
め、人目に触れることがない。つまり、脱毛等が
捕集されると従来はこれにより不潔感や不快感な
どを人目に与えるという問題があつたが、本考案
の目隠し器によれば、そのような問題を解消する
ことができる。

しかも、前述したように本考案の目隠し器は、
これを所謂使い捨てできるので、網地に捕集され
た脱毛等は、その網地と共に、つまりその目隠し
器全体を目皿より取り外しこれをそのまま廃棄す
ることで、不快感などを受けることなく簡易かつ
迅速に処理することができる。

また、排水時、つまり汚水が汚水取り込み口に
流入する際、空気も一緒にキヤツプ内へ浸入する
が、浸入した空気はキヤツプの天井面に穿設した
空気抜き用の孔から抜け出るので、目隠し器全体
が目皿から浮上して目皿と網地とが離れることは
ない。また、汚水の流量乃至流速の変化等に伴い
目隠し器が所定の装着位置より前後左右にずれる
ことがあるが、網地は目皿の外形よりも大きく形
成してあり、かつ脚部が目皿と繋合してストツパ
ー機能を発揮するため網地が目皿から外れること
はない。つまり、網地と目皿とを常に密接した状
態に維持でき、脱毛等を目皿に付着せしめること
なく確実に網地によつて捕集することができる。

〔実施例〕

以下、本考案に係る床排水トラツプの目隠し器
を図面に基づいて詳細に説明する。

第１〜３図は、本考案の床排水トラツプの目隠
し器の一実施例を示すもので、第１図は目隠し器
を床排水トラツプの目皿へ取り付ける場合の取り
付け態様を示す斜視図、第２図は第１図の目隠し
器（装飾用の造花を除く）の平面図、第３図は第
２図のＡ−Ａ線断面図である。

第１〜３図において、１は合成樹脂製の網地
で、この網地１は、床排水トラツプの目皿２の外
形よりも大きな平面の適宜形状（この実施例では
目皿２の外形に類似の円形状）を有し、流れ来る
汚水が留滞せず排水がスムーズに為されると同時
に汚水中の脱毛等を捕集できる任意形状の網目を
備えたものから成り、例えば、第４図に示すよう
な円形の網目１ａを備えた網地１あるいは、第５
図に示すような不定形の網目１ｂを備えた網地１
などが用いられる。

３は不透明な合成樹脂製の装飾キヤツプで、こ
の装飾キヤツプ３は、外観優美な鍔付き冠帽状の
形態を有するものであつて、その鍔３ａによつて
形成される開口面は前記網地１全体をカバーでき
る大きさにして、そのキヤツプ天井面３ｂには、
中央部に１個の装飾用造花４を植設する為の孔５
と、この造花植設用の孔５の周りに例えば４個の
空気抜き用の孔６を穿設してなる。尤も、前記キ
ヤツプ天井面３ｂには、造花植設用の孔５を穿設
せずに、例えば中央部に１個の比較的大きな空気
抜き用の孔を設けても実用上差し支えない。

また、鍔３ａを除くキヤツプ３の開口端近傍周
壁面３ｃには、周方向に適当間隔置きに３個設け
た適宜形状大きさの切り欠き部より成る汚水取り
込み口７を形成する。但し、その個数は３個に限
定されるものではないが、鍔３ａの安定性乃至屈
曲に対する強度上の観点よりあるいは、汚水取り
込み効率上乃至排水効率上の観点より、３個が最
適数である。

そして、前記鍔３ａの下部全周面（キヤツプ開
口端周縁部）と前記網地１の端縁部とを例えば熱
溶着など適宜手段を介して接合することで、キヤ
ツプ開口面に前記網地１を対向張設すると共に、
張設された網地１の下面ほぼ中央部に、例えば断
面コ字状の合成樹脂製脚部８をその両側の脚８
ａ，８ａを下向きにして接着剤等で固着する。

脚部８の脚８ａ，８ａは、第１図のように床排
水トラツプの目皿２の目に着脱繋合自在な形態よ
り成る。つまり、脚８ａ，８ａは目皿２の厚みよ
り十分長くすると共に、目皿２の目に着脱自在な
厚みに成形し、かつ長手方向外面に目皿２の目と
繋合自在な戻り防止用の鋸歯状突起８ｂを形成し
たものである。

なお、前記空気抜き用の孔６は、キヤツプ天井
面３ｂに例えばきざみ目の切り込み線６ａを矢印
状（舌状）に刻設して折り込み自在な縁がきざみ
目の舌状片（フラツプ）６ｂを形成しこのフラツ
プ６ｂをキヤツプ内方に折り込むことで孔が成形
される所謂、フラツプ付き孔とすることもでき
る。このようなフラツプ付き孔にした場合には、
フラツプ６ｂが障害となり網地１に捕集された脱
毛等がその孔６を通して人目に触れるのを防止で
きる。

また、前記冠帽状のキヤツプ３は、その表面に
例えば装飾的に優れた色彩模様等を施して、一段
と外観優美なキヤツプとすることもできる。な
お、キヤツプ３の形態としては、冠帽状のものに
限らず、外観が優美で網地１全体をカバー（目隠
し）できる種々の形状から成る器状のものであれ
ば全て適用することができる。

以上のように構成された目隠し器は、装飾用造
花４をキヤツプ天井面３ｂの造花植設用の孔５へ
植設した上で、脚部８の脚８ａ，８ａを床排水ト
ラツプの目皿２の目に挿入するだけで、網地１と
目皿２とを密接せしめた態様で容易に目皿へ装着
できる。装着後は、脚部８の脚８ａ，８ａと目皿
２の目とが繋合し、特に脚８ａ，８ａに戻り防止
用の鋸歯状突起８ｂを形成してある場合には一段
と安定確実に繋合し、網地１と目皿２との密接し
た状態が維持される。また、取り外す場合（装着
交換する場合）は、目隠し器全体をやや力を加え
て目皿から引き抜けば簡単に取り外すことができ
る。

第６図は、本考案に係る目隠し器の他の実施例
を示すもので、この実施例では、不透明な合成樹
脂製の装飾キヤツプとして、開口面が円形の皿形
状のキヤツプ９を用い、このキヤツプ９の開口面
側に網地張設用の枠体１０を配置し、この枠体１
０の上面とキヤツプ開口端近傍内壁面９ａとを少
なくとも２本以上の適宜長さの支柱１１を介して
固定し、前記枠体１０の下面に網地１２を張設す
ると共に、前記支柱１１とキヤツプ９と枠体１０
とによつて囲繞形成される窓部１３を汚水取り込
み口としたものである。

なお、前記枠体１０としては、床排水トラツプ
の目皿２（第１図参照）より大きな例えば円形の
細幅で薄板状の合成樹脂製枠体を、また、前記支
柱１１としては、例えばキヤツプ開口端近傍内壁
面９ａに接合する端部を内方にやや湾曲せしめた
円柱状の合成樹脂製支柱を、また、網地１２とし
ては、第１実施例で説明したと同様の素材と機能
を有する網地（第４、５図参照）を用いることが
できる。

従つて、この実施例では、例えば、前記枠体１
０とこの枠体１０上面に植設する支柱１１と枠体
１０下面に張設する網地１２とを一体に成形し、
前記支柱１１の各遊端部（内方にやや湾曲の端
部）を前記キヤツプ９の開口端近傍内壁面９ａに
適宜手段を介して固定すると共に、前記網地１２
の下面ほぼ中央部に第１実施例で説明したと同様
の脚部８を取り付けることで、目隠し器を構成す
ることができる。

しかしながら、第６図においては、前記脚部８
に代え、第７図に示すような合成樹脂製脚部１４
を、前記枠体１０の下面に網地１２をサンドイツ
チ状に挟んで一体成形することにより取り付けた
例を示している。

ここに、前記脚部１４は、第７図に示すよう
に、薄肉細幅で前記枠体１０に掛渡しできる長さ
の合成樹脂板１４ａを基材とし、そのほぼ中央付
近より互いに反対向きに板１４ａの一部を片条に
目皿２の目に着脱自在な幅寸法で切り起こして目
皿２の厚みより十分に長い長さの等しい２本の脚
１４ｂ，１４ｂを形成したものである。なお、板
１４ａの切り起こし部分に予め鋸歯状の切り込み
線１４ｃを入れておけば、目隠し器の装着時にそ
の場で切り込み線１４ｃに沿つて切り起こし部分
を起こすだけで脚１４ｂ，１４ｂを形成すること
ができ、片や輸送時、不使用時等においては１枚
板１４ａのままにしておけるため、目隠し器をコ
ンパクトにまとめることができる。更に、起こし
た状態の脚１４ｂ，１４ｂは、その長手方向に目
皿２の目と繋合自在な戻り防止用の鋸歯状突起１
４ｄが形成される。

なお、前記キヤツプ９の天井面９ｂには、第１
実施例で説明したと同様の造花植設用の孔１５と
この孔１５の周りに設けた例えば４個の空気抜き
用の孔（フラツプ付き孔）１６が穿設してある他
に、第１実施例と同様に装飾的に優れた色彩模様
等を施すことができる。

要するに、本考案に係る目隠し器は、床排水ト
ラツプの目皿２に装着して、目皿２の目詰まり
（特に脱毛による）に起因する不潔感や不快感な
どを取り除くべく用いるものであるから、上述の
第１、第２実施例に限定されることなく、キヤツ
プ３，９は勿論のこと目隠し器全体を、フアツシ
ヨン性に富んだデザインでもつて目皿２乃至排水
孔自体の存在感を打ち消し得るような斬新奇抜な
構成にして、かつ、装飾的に優れた外観優美な形
態から成るものを用いることが望ましい。

〔考案の効果〕

以上詳述したところから明らかなように、本考
案に係る目隠し器は、床排水トラツプの目皿より
も大きな形状から成る脱毛等を捕集できる網地
と、この網地全体をカバー（目隠し）できる不透
明な装飾キヤツプとを、汚水取り込み口を形成せ
しめて組み合せると共に、前記目皿に着脱繋合自
在な脚部を網地に連係せしめて設けた外観優美な
形態から成るものであるから、この目隠し器を脚
部を介して目皿に装着すれば、目隠し器の美感乃
至優美性によつて目皿乃至排水孔自体の存在感を
打ち消すことができると共に、脱毛等は汚水取り
込み口より流入し網地に捕集されるため、脱毛等
の目皿への付着を防止することができる。しか
も、網地に捕集された脱毛等は不透明なキヤツプ
によつて目隠しされるので、捕集された脱毛等よ
り受ける不潔感や不快感などを完全に払拭するこ
とができる。また、網地に捕集された脱毛等は、
その網地つまり目隠し器をそのまま廃棄処理する
ことができるので、不快感などを受けずに簡易か
つ迅速に処理することができる。

また、キヤツプの天井面には空気抜き用の孔を
穿設したので、排水時にキヤツプ内へ空気が浸入
してもその空気は、前記孔から抜け出るので、目
隠し器全体を浮上せしめて目皿と網地とを離すこ
とはない。また、網地は目皿の外形よりも大きく
形成してありかつ、脚部が目皿と繋合してストツ
パー機能を発揮するため、汚水の流量乃至流速の
変化等により目隠し器が所定の装着位置より前後
左右にずれても網地が目皿から外れることはな
い。つまり、目隠し器が目皿に装着された後は、
常に網地と目皿とが確実に密接した状態にあつて
両者が離れることはなく、汚水は汚水取り込み口
より効率的に流入して網地から目皿を経て排水孔
へ留滞することなくスムーズに排水されるので、
汚水と共に流れ来る脱毛等はこれを確実に網地で
捕集することができる。

また、目隠し器の構成素材は全て合成樹脂を用
いたものであるから、成形乃至製作が容易で、か
つ低廉な材料による多量生産が可能となる。その
結果、本考案の目隠し器はこれを所謂使い捨てと
することのできる安価な価格で提供することがで
きる。これにより、また目隠し器は所謂使い捨て
が可能となり、目隠し器の目皿への装着交換を躊
躇なく行うことができるので、その装着交換を時
宜に応じて繰り返し行うことで、従来掃除を面倒
ならしめ人目に不潔感や不快感などを与えていた
目皿を、常に脱毛等の付着のない清潔な状態に維
持することがでる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例である目隠し器を床
排水トラツプの目皿へ取り付ける態様を示す斜視
図、第２図は第１図の目隠し器（装飾用造花を除
く）の平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面
図、第４図は本考案の目隠し器に用いる網地の一
例を示す一部拡大斜視図、第５図は同じく網地の
他の例を示す一部拡大斜視図、第６図は本考案に
係る目隠し器の他の実施例を示す縦断正面図、第
７図は本考案の目隠し器に用いる脚部の他の例を
示す要部斜視図である。 １……合成樹脂製網地、１ａ，１ｂ……網目、
２……床排水トラツプの目皿、３……不透明合成
樹脂製装飾キヤツプ、３ａ……鍔、３ｂ……天井
面、３ｃ……開口端近傍周壁面、４……装飾用造
花、５……造花植設用孔、６……空気抜き用孔
（フラツプ付き孔）、６ａ……切り込み線、６ｂ…
…舌状片（フラツプ）、７……汚水取り込み口、
８……脚部、８ａ……脚、８ｂ……鋸歯状突起、
９……不透明合成樹脂製装飾キヤツプ、９ａ……
開口端近傍内周壁面、９ｂ……天井面、１０……
枠体、１１……支柱、１２……合成樹脂製網地、
１３……窓部（汚水取り込み口）、１４……脚部、
１４ａ……合成樹脂板、１４ｂ……脚、１４ｃ…
…切り込み線、１４ｄ……鋸歯状突起、１５……
造花植設用孔、１６……空気抜き用孔（フラツプ
付き孔）。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床排水トラツプの目皿の外形よりも大きな平
   面の適宜形状を有し、汚水と共に流れ来る脱毛
   （洗髪時に抜け落ちた髪の毛）を含む汚物を捕
   集できる合成樹脂製の網地と、この網地全体を
   カバーできる開口面を有し、天井面に少なくと
   も１個以上の空気抜き用の孔を設けた不透明な
   合成樹脂製の装飾キヤツプとを、このキヤツプ
   開口面に前記網地を対向張設すると共に、網地
   とキヤツプとの間に汚水取り込み口を形成せし
   めて組み合せ、かつ前記目皿に着脱繋合自在な
   合成樹脂製の脚部を、前記張設された網地に連
   係せしめて設けたことを特徴とする床排水トラ
   ツプの目隠し器。 (2) キヤツプ開口端周縁部と網地端縁部とを接合
   せしめることで、キヤツプ開口面に網地を対向
   張設すると共に、キヤツプ開口端近傍周壁面の
   網地接合部を除く面に適宜切り欠き部を形成
   し、この切り欠き部を汚水取り込み口とした実
   用新案登録請求の範囲第１項記載の目隠し器。 (3) キヤツプ開口面下部に網地張設用の枠体を配
   置し、この枠体とキヤツプとを少なくとも２本
   以上の支柱を介して固定し、前記枠体に網地を
   張設すると共に、前記支柱とキヤツプと枠体に
   よつて囲繞形成される窓部を汚水取り込み口と
   した実用新案登録請求の範囲第１項記載の目隠
   し器。 (4) キヤツプ天井面の中央部に造花植設用の孔を
   設け、この孔の周りに空気抜き用の孔が穿設さ
   れて成る実用新案登録請求の範囲第１〜３項の
   いずれかに記載の目隠し器。 (5) 空気抜き用の孔がフラツプ付き孔である実用
   新案登録請求の範囲第１〜４項のいずれかに記
   載の目隠し器。 (6) 装飾キヤツプが表面に色彩模様の施された外
   観優美な冠帽状の形態を有するものである実用
   新案登録請求の範囲第１〜５項のいずれかに記
   載の目隠し器。 (7) 脚部が目皿の目に着脱自在である同時に、目
   皿の目と繋合自在な戻り防止用の鋸歯状突起を
   有するものである実用新案登録請求の範囲第１
   〜６項のいずれかに記載の目隠し器。