JPH0455316A - 希土類オキシ硫化物の製造方法 - Google Patents
希土類オキシ硫化物の製造方法Info
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- JPH0455316A JPH0455316A JP2163590A JP16359090A JPH0455316A JP H0455316 A JPH0455316 A JP H0455316A JP 2163590 A JP2163590 A JP 2163590A JP 16359090 A JP16359090 A JP 16359090A JP H0455316 A JPH0455316 A JP H0455316A
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Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
X線シンチレータ−素子等の原料として有用な希土類オ
キシ硫化物の製造方法に関する。
キシ硫化物の製造方法に関する。
(従来の技術)
従来の希土類オキシ硫化物(以下、Ln20□Sで表わ
す。ここにLnは希土類元素。)の製造方法は、J、E
lectrochem、Soc、、Vol、 132.
No、8.p 2023−2027(1985)によれ
ば、加熱した希土類酸化物粉末中に、C82ガスあるい
は)Itsガスを流通させ反応させるものであった。
す。ここにLnは希土類元素。)の製造方法は、J、E
lectrochem、Soc、、Vol、 132.
No、8.p 2023−2027(1985)によれ
ば、加熱した希土類酸化物粉末中に、C82ガスあるい
は)Itsガスを流通させ反応させるものであった。
(発明が解決しようとする課題)
前述の従来の製造方法では■反応時間が長い、■不純物
であるLn20s 、 Ln2Si等が残存する等の問
題があり、これらの解決が強(望まれていた。
であるLn20s 、 Ln2Si等が残存する等の問
題があり、これらの解決が強(望まれていた。
本発明はこのような問題点を解決し、反応速度を速め、
反応率の高いかつ高純度なLn++023の製造方法を
提供しようとするものである。
反応率の高いかつ高純度なLn++023の製造方法を
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者等は、従来の反応方法を徹底的に解析し、反応
条件を探索して、本発明に到達したもので、その要旨と
するところは、 希土類酸化物をCSR液中に浸積し、50〜100kg
f/cm”に加圧処理した後、CS2を含む不活性ガス
中で加熱反応させることを特徴とする希土類オキシ硫化
物の製造方法にある。
条件を探索して、本発明に到達したもので、その要旨と
するところは、 希土類酸化物をCSR液中に浸積し、50〜100kg
f/cm”に加圧処理した後、CS2を含む不活性ガス
中で加熱反応させることを特徴とする希土類オキシ硫化
物の製造方法にある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の適応範囲は、製品である希土類オキシ硫化物L
n20□Sについては、希土類元素Lnとして、Yを含
むLa、 Ce、 Pr、 Nd、 Pm、 Sm、
Eu、 Gd、 Tb、 Dy、 )to、 ErTm
、YbおよびLuから選ばれた1種または2種以上から
なる単独化合物又は混合化合物であり、具体的な化合物
としては、Gdff1O□S等が例示される。
n20□Sについては、希土類元素Lnとして、Yを含
むLa、 Ce、 Pr、 Nd、 Pm、 Sm、
Eu、 Gd、 Tb、 Dy、 )to、 ErTm
、YbおよびLuから選ばれた1種または2種以上から
なる単独化合物又は混合化合物であり、具体的な化合物
としては、Gdff1O□S等が例示される。
本製造方法は、先ず、希土類酸化物粉末とガス状硫化剤
との気固反応におけるガスの拡散律速を最小限に留める
ため、予めオートクレーブ中で希土類酸化物をCSg液
中に浸積する。希土類酸化物は反応率を高めるため微粉
末が良(、平均粒径で0.5〜5μm程度とする。希土
類酸化物と CS2液との比率は重量比で1 ’: 0
.5〜l:2とすれば良(、浸積温度は室温で充分であ
る。次いで爆発防止のためオートクレーブ内をArガス
で置換した後加圧する。圧力は5(1〜100 kgf
/cI++” 、好ましくは80〜100 kgf/c
m”が良い。加圧中温度は室温で良く、加圧時間は30
〜120分とする。その後100〜500 mm)Ig
まで減圧して過剰のC82を蒸発させる。
との気固反応におけるガスの拡散律速を最小限に留める
ため、予めオートクレーブ中で希土類酸化物をCSg液
中に浸積する。希土類酸化物は反応率を高めるため微粉
末が良(、平均粒径で0.5〜5μm程度とする。希土
類酸化物と CS2液との比率は重量比で1 ’: 0
.5〜l:2とすれば良(、浸積温度は室温で充分であ
る。次いで爆発防止のためオートクレーブ内をArガス
で置換した後加圧する。圧力は5(1〜100 kgf
/cI++” 、好ましくは80〜100 kgf/c
m”が良い。加圧中温度は室温で良く、加圧時間は30
〜120分とする。その後100〜500 mm)Ig
まで減圧して過剰のC82を蒸発させる。
この加圧〜減圧操作は反応を完結させるため、原料の種
類、反応条件等によっては2回以上反復することもある
。最終工程は、前述の浸積加圧処理品を石英反応管中に
置いた石英ボートに載せ、C8,ガスを通気しつつ60
0〜b 反応させる。C8,ガスはCS2液中にArガスを通気
して発生させる。反応温度が600℃未満では未反応の
酸化物が残り、650℃を越えると硫化物(Ln2Ss
lが増加し収率が低下する。この反応を終了後、氷酢酸
対水が1:10の酢酸水溶液で洗浄しさらに充分水洗し
、大気中で50〜100℃で乾燥する。本反応の反応率
は平均して99.9%、平均収率は80%に達する。得
られたLnzO□SはLnzO1Ln2S3等の不純物
を含まず、純度99.9%以上のものでX線シンチレー
タ−素子等の原料として有用である。
類、反応条件等によっては2回以上反復することもある
。最終工程は、前述の浸積加圧処理品を石英反応管中に
置いた石英ボートに載せ、C8,ガスを通気しつつ60
0〜b 反応させる。C8,ガスはCS2液中にArガスを通気
して発生させる。反応温度が600℃未満では未反応の
酸化物が残り、650℃を越えると硫化物(Ln2Ss
lが増加し収率が低下する。この反応を終了後、氷酢酸
対水が1:10の酢酸水溶液で洗浄しさらに充分水洗し
、大気中で50〜100℃で乾燥する。本反応の反応率
は平均して99.9%、平均収率は80%に達する。得
られたLnzO□SはLnzO1Ln2S3等の不純物
を含まず、純度99.9%以上のものでX線シンチレー
タ−素子等の原料として有用である。
以下、本発明の具体的実施態様を実施例を挙げて説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
オートクレーブ内で酸化ガドリニウム (Gd20.1
100gをCSz液100 ml中に浸積し、Arガス
で置換させた後、室温下、1時間、100kgf/c+
n2に加圧した。その後400 mm)Igまで減圧し
て過剰のC82を蒸発させ、さらにCS2液を 100
+n!添加し、前回と同様に加圧−減圧の操作を2回繰
り返した。次いで二の処理品を石英ボートに充填し、石
英製反応管内に移し、 CS、液中にArガスを0.2
12/minでバブノングさせてC82ガスを反応系に
通気し、650℃で2時間反応させた。反応後酢酸対水
1:10の酢酸水溶液で洗浄し、濾過、水洗した。オキ
シ硫化ガドリニウム(Gd20aS)の粉末を収率85
%で得、X線分析の結果、Gd2O□S以外のピークは
認められなかった。分析値を第1表に示す。
100gをCSz液100 ml中に浸積し、Arガス
で置換させた後、室温下、1時間、100kgf/c+
n2に加圧した。その後400 mm)Igまで減圧し
て過剰のC82を蒸発させ、さらにCS2液を 100
+n!添加し、前回と同様に加圧−減圧の操作を2回繰
り返した。次いで二の処理品を石英ボートに充填し、石
英製反応管内に移し、 CS、液中にArガスを0.2
12/minでバブノングさせてC82ガスを反応系に
通気し、650℃で2時間反応させた。反応後酢酸対水
1:10の酢酸水溶液で洗浄し、濾過、水洗した。オキ
シ硫化ガドリニウム(Gd20aS)の粉末を収率85
%で得、X線分析の結果、Gd2O□S以外のピークは
認められなかった。分析値を第1表に示す。
(比較例)
酸化ガドリニウム (Gd20s) 100gを石英ボ
ートに充填して石英製反応管内に移し、CS2液中にA
rガスを0.2β/minでバブリングさせてCS,ガ
スを反応系に通気し、650℃で2時間反応させた。x
!!分析により、酸化ガドリニウム (GdzOa)の
存在が認められ、この時点ではまだ反応が不完全であっ
た。分析値を第1表に併記する。
ートに充填して石英製反応管内に移し、CS2液中にA
rガスを0.2β/minでバブリングさせてCS,ガ
スを反応系に通気し、650℃で2時間反応させた。x
!!分析により、酸化ガドリニウム (GdzOa)の
存在が認められ、この時点ではまだ反応が不完全であっ
た。分析値を第1表に併記する。
(発明の効果)
本発明の製造方法によれば、従来反応に長時間を要し、
不純物の多い希土類オキシ硫化物しか得られなかったの
に対し、反応時間の短縮が可能となり、歩留まりが向上
し、かつ高純度製品が得られ、工業上その利用価値は極
めて高い。
不純物の多い希土類オキシ硫化物しか得られなかったの
に対し、反応時間の短縮が可能となり、歩留まりが向上
し、かつ高純度製品が得られ、工業上その利用価値は極
めて高い。
Claims (1)
- 希土類酸化物を二硫化炭素(CS_2)液中に浸積し、
50〜100kgf/cm^2に加圧処理した後、CS
_2を含む不活性ガス中で加熱反応させることを特徴と
する希土類オキシ硫化物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163590A JPH0455316A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 希土類オキシ硫化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163590A JPH0455316A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 希土類オキシ硫化物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455316A true JPH0455316A (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=15776812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2163590A Pending JPH0455316A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 希土類オキシ硫化物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455316A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002103259A1 (fr) | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Matiere d'entreposage au froid a base d'un oxysulfure metallique de terre rare et dispositif d'entreposage au froid |
JP2006117489A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | National Institute For Materials Science | 希土類酸硫化物の製造方法 |
JP2006327903A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | National Institute For Materials Science | 希土類オキシサルフェートの製造方法 |
CN105129833A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-12-09 | 盐城工学院 | 一种用二硫化碳制备稀土硫氧化物的方法 |
CN105800663A (zh) * | 2014-12-31 | 2016-07-27 | 中国科学院上海硅酸盐研究所 | 硫氧化钆闪烁陶瓷的热压反应烧结方法 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2163590A patent/JPH0455316A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002103259A1 (fr) | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Matiere d'entreposage au froid a base d'un oxysulfure metallique de terre rare et dispositif d'entreposage au froid |
EP1457745A1 (en) * | 2001-06-18 | 2004-09-15 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Rare earth metal oxysulfide cool storage material and cool storage device |
US7226543B2 (en) * | 2001-06-18 | 2007-06-05 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Rare earth metal oxysulfide regenerative material and regenerator |
EP1457745A4 (en) * | 2001-06-18 | 2009-10-21 | Konoshima Chemical | COLD STORAGE MATERIAL BASED ON RARE EARTH METAL OXYSULFIDE AND COLD STORAGE DEVICE |
JP2006117489A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | National Institute For Materials Science | 希土類酸硫化物の製造方法 |
JP4734601B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2011-07-27 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | イットリウム酸硫化物の製造方法 |
JP2006327903A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | National Institute For Materials Science | 希土類オキシサルフェートの製造方法 |
CN105800663A (zh) * | 2014-12-31 | 2016-07-27 | 中国科学院上海硅酸盐研究所 | 硫氧化钆闪烁陶瓷的热压反应烧结方法 |
CN105129833A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-12-09 | 盐城工学院 | 一种用二硫化碳制备稀土硫氧化物的方法 |
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