JPH0455246B2 - - Google Patents
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- JPH0455246B2 JPH0455246B2 JP61088956A JP8895686A JPH0455246B2 JP H0455246 B2 JPH0455246 B2 JP H0455246B2 JP 61088956 A JP61088956 A JP 61088956A JP 8895686 A JP8895686 A JP 8895686A JP H0455246 B2 JPH0455246 B2 JP H0455246B2
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 13
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光フアイバ心線を収納するらせん溝を
外周に備えた溝付スペーサに保護パイプなどを施
し、更に外側にアルミ線やアルミ被鋼線などを撚
り合わせた、所謂OPGW線(Optical Ground
Wire架空地線)の内包するユニツト集合に際し
ての光ケーブルの製造技術において、溝付スペー
サのらせん溝が正規のピツチ、幅、深さで設けら
れているか否かを検出する溝形状異常検出方法お
よび検出機に関するものである。
外周に備えた溝付スペーサに保護パイプなどを施
し、更に外側にアルミ線やアルミ被鋼線などを撚
り合わせた、所謂OPGW線(Optical Ground
Wire架空地線)の内包するユニツト集合に際し
ての光ケーブルの製造技術において、溝付スペー
サのらせん溝が正規のピツチ、幅、深さで設けら
れているか否かを検出する溝形状異常検出方法お
よび検出機に関するものである。
従来、一般に実用化されたこの種の溝異常検出
機はない。また最近センサの技術分野で、この種
溝付スペーサ型光フアイバケーブルを対象とし、
とくにカメラを使用した画像処理技術を応用した
溝付スペーサの溝のピツチ、スペーサの外径、溝
の形状などの異常を検出する装置の試作、検討が
行われているのが現状である。
機はない。また最近センサの技術分野で、この種
溝付スペーサ型光フアイバケーブルを対象とし、
とくにカメラを使用した画像処理技術を応用した
溝付スペーサの溝のピツチ、スペーサの外径、溝
の形状などの異常を検出する装置の試作、検討が
行われているのが現状である。
この種の溝付スペーサ型光フアイバケーブルに
おいては、溝の形状に異常があると光フアイバを
損傷することになり、またらせん溝のらせんのピ
ツチに異常があると、光フアイバを挿入するとき
制御異常が働き、光フアイバが断線することもあ
る。このため製造工程中、作業者は常時監視して
溝の異常を発見しなければならず、次のような問
題があつた。
おいては、溝の形状に異常があると光フアイバを
損傷することになり、またらせん溝のらせんのピ
ツチに異常があると、光フアイバを挿入するとき
制御異常が働き、光フアイバが断線することもあ
る。このため製造工程中、作業者は常時監視して
溝の異常を発見しなければならず、次のような問
題があつた。
単調な作業に起因する異常の見逃し。
溝異常の定量的な測定ができず、作業者の主
観に依存。
観に依存。
作業者の死角にある溝異常の発見困難。
またカメラを使用した画像処理技術による異常
検出は、現在極めて高価で、同時に検出精度が尚
要求レベルまで達しない。
検出は、現在極めて高価で、同時に検出精度が尚
要求レベルまで達しない。
本発明は従来の問題点を解決するため、光フア
イバ心線を収納するらせん溝を外周に備えた溝付
スペーサの溝形状の異常を検出する方法におい
て、ダイスとダイスホルダを組合せたダイセツト
に支持された溝形状に適合する溝検出ピンを前記
スペーサの溝に接触係合させ摺動可能なる状態に
することにより、前記スペーサの繰出し進行に伴
い前記ダイセツト及び溝検出ピンをスペーサの溝
の回転に応じてスペーサ断面中心線を回転軸とし
てスペーサの周りに回転させ、前記スペーサの進
行に伴い溝形状の異常なる箇所において、溝とピ
ンとの摺動摩擦力の異常増大を利用して、前記溝
検出ピンとダイセツトをスペーサの進行方向に押
し出すことにより、溝寸法の異常を検出し、さら
に、前記溝検出ピンの回転数から、溝のらせんピ
ツチの異常を検出することを特徴とする溝付スペ
ーサ型光ケーブルの溝形状異常検出方法である。
イバ心線を収納するらせん溝を外周に備えた溝付
スペーサの溝形状の異常を検出する方法におい
て、ダイスとダイスホルダを組合せたダイセツト
に支持された溝形状に適合する溝検出ピンを前記
スペーサの溝に接触係合させ摺動可能なる状態に
することにより、前記スペーサの繰出し進行に伴
い前記ダイセツト及び溝検出ピンをスペーサの溝
の回転に応じてスペーサ断面中心線を回転軸とし
てスペーサの周りに回転させ、前記スペーサの進
行に伴い溝形状の異常なる箇所において、溝とピ
ンとの摺動摩擦力の異常増大を利用して、前記溝
検出ピンとダイセツトをスペーサの進行方向に押
し出すことにより、溝寸法の異常を検出し、さら
に、前記溝検出ピンの回転数から、溝のらせんピ
ツチの異常を検出することを特徴とする溝付スペ
ーサ型光ケーブルの溝形状異常検出方法である。
また、本発明の上記溝形状異常検出方法の実施
に直接使用する光フアイバ心線を収納するらせん
溝を外周に備えた溝付スペーサの溝形状の異常を
検出する溝異常検出機は、ダイスとダイスホルダ
を組合せたダイセツトに支持された溝形状に適合
する溝検出ピンを有し、前記スペーサの繰出し進
行に伴い前記ダイセツト及び溝検出ピンはスペー
サの溝に係合し摺動しながら溝の回転に応じてス
ペーサ断面中心線を回転軸としてスペーサの周り
に回転し、前記ダイセツトを押圧して溝検出ピン
をスペーサ溝に接触状態にすると共に該スペーサ
と溝検出ピンの摺動摩擦力が一定値以下の場合は
該ダイセツト及び溝検出ピンのスペーサ進行方向
への移動を規制し、一定値以上の摺動摩擦力が働
いた場合は開放状態になるスプリングプランジヤ
と、前記スプリングプランジヤを介して前記ダイ
セツトを回転支持する回転ホルダと、前記ダイセ
ツトと回転ホルダ間に介在するスライド軸受と、
前記回転ホルダを玉軸受を介して固定支持する固
定ブラケツトと、前記ダイセツト及び溝検出ピン
のスペーサ進行方向への押し出しを検出するスイ
ツチを備え、前記回転ホルダと歯車を介して結合
したダイセツトの回転数を検出する回転検出器と
を備えてなることを特徴とする。
に直接使用する光フアイバ心線を収納するらせん
溝を外周に備えた溝付スペーサの溝形状の異常を
検出する溝異常検出機は、ダイスとダイスホルダ
を組合せたダイセツトに支持された溝形状に適合
する溝検出ピンを有し、前記スペーサの繰出し進
行に伴い前記ダイセツト及び溝検出ピンはスペー
サの溝に係合し摺動しながら溝の回転に応じてス
ペーサ断面中心線を回転軸としてスペーサの周り
に回転し、前記ダイセツトを押圧して溝検出ピン
をスペーサ溝に接触状態にすると共に該スペーサ
と溝検出ピンの摺動摩擦力が一定値以下の場合は
該ダイセツト及び溝検出ピンのスペーサ進行方向
への移動を規制し、一定値以上の摺動摩擦力が働
いた場合は開放状態になるスプリングプランジヤ
と、前記スプリングプランジヤを介して前記ダイ
セツトを回転支持する回転ホルダと、前記ダイセ
ツトと回転ホルダ間に介在するスライド軸受と、
前記回転ホルダを玉軸受を介して固定支持する固
定ブラケツトと、前記ダイセツト及び溝検出ピン
のスペーサ進行方向への押し出しを検出するスイ
ツチを備え、前記回転ホルダと歯車を介して結合
したダイセツトの回転数を検出する回転検出器と
を備えてなることを特徴とする。
さらに溝形状異常検出機の前記ダイセツトがダ
イス及びダイスホルダの2体構造である態様は有
効である。
イス及びダイスホルダの2体構造である態様は有
効である。
本発明は、スペーサの溝形状に適合した形状の
溝検出ピンが、溝に接触した状態で、スペーサの
進行の伴い、回転しながら溝内を摺動していき、
溝幅が規定値より狭い部分、または溝の深さが規
定値より浅い部分に当接すると溝検出ピンは溝か
ら押し出されることから、溝検出ピンの押し出さ
れた状態を検出することにより溝の形状異常位置
が判定され、また同時に、らせん溝のピツチをP
(m)、らせん溝の中心線速度をV(m/min)、検
出ピンの回転数をNPとすると、V=P×NPの関
係から、検出ピンの回転数NPを計測することに
よりらせん溝ピツチの異常が検出される。以下図
面にもとづき実施例について説明する。
溝検出ピンが、溝に接触した状態で、スペーサの
進行の伴い、回転しながら溝内を摺動していき、
溝幅が規定値より狭い部分、または溝の深さが規
定値より浅い部分に当接すると溝検出ピンは溝か
ら押し出されることから、溝検出ピンの押し出さ
れた状態を検出することにより溝の形状異常位置
が判定され、また同時に、らせん溝のピツチをP
(m)、らせん溝の中心線速度をV(m/min)、検
出ピンの回転数をNPとすると、V=P×NPの関
係から、検出ピンの回転数NPを計測することに
よりらせん溝ピツチの異常が検出される。以下図
面にもとづき実施例について説明する。
第1図は本発明の溝異常検出機の一実施例の要
部断面構成と、溝の形状(溝幅および溝の深さを
含む。)とらせん溝のピツチの異常を検出する機
能を説明する図である。
部断面構成と、溝の形状(溝幅および溝の深さを
含む。)とらせん溝のピツチの異常を検出する機
能を説明する図である。
12はらせん状の溝13を外周に設けた溝付ス
ペーサで(以下スペーサと云う。)で矢印の方向
に繰出し進行する。51はらせん状の溝13の中
心線の通過するダイスで、溝13の形状に適合す
る形状の溝検出ピン4を有し、ダイスホルダ52
により支持される。ダイス51とダイスホルダ5
2の組合せを通常ダイセツトと呼称する。3は溝
検出ピン4が溝13に常に接触状態を保持し、ダ
イスホルダ52が滑りにより飛び出すのを抑え、
ダイス51のスペーサ進行方向に対する動きを規
定するスプリングプランジヤで、回転ホルダ10
により支持される。8はダイスホルダ52、すな
わち溝検出ピン4を把持したダイス51の回転に
対しては抱束するが、スペーサ進行方向の動きに
対しては抵抗をできるだけ少くするため、ダイス
ホルダ52と回転ホルダ10の間に介在したスラ
イド軸受である。回転ホルダ10は玉軸受7を介
して回転自在に固定ブラケツト11に支持され、
固定ブラケツト11にはダイスホルダ52、すな
わちダイス51に把持されている溝検出ピン4
が、溝13の幅または深さが規定値より小さいか
または浅いため飛び出すことにより、溝13の形
状異常のあることを検出する光電管スイツチ9を
設けてある。6はスペーサ12の溝13に沿つて
摺動しながら回転するダイス51、すなわちダイ
ス51に把持されている溝検出ピン4の回転数
を、大歯車2および小歯車1を介して検出する、
たとえばロータリエンコーダのような回転検出器
である。
ペーサで(以下スペーサと云う。)で矢印の方向
に繰出し進行する。51はらせん状の溝13の中
心線の通過するダイスで、溝13の形状に適合す
る形状の溝検出ピン4を有し、ダイスホルダ52
により支持される。ダイス51とダイスホルダ5
2の組合せを通常ダイセツトと呼称する。3は溝
検出ピン4が溝13に常に接触状態を保持し、ダ
イスホルダ52が滑りにより飛び出すのを抑え、
ダイス51のスペーサ進行方向に対する動きを規
定するスプリングプランジヤで、回転ホルダ10
により支持される。8はダイスホルダ52、すな
わち溝検出ピン4を把持したダイス51の回転に
対しては抱束するが、スペーサ進行方向の動きに
対しては抵抗をできるだけ少くするため、ダイス
ホルダ52と回転ホルダ10の間に介在したスラ
イド軸受である。回転ホルダ10は玉軸受7を介
して回転自在に固定ブラケツト11に支持され、
固定ブラケツト11にはダイスホルダ52、すな
わちダイス51に把持されている溝検出ピン4
が、溝13の幅または深さが規定値より小さいか
または浅いため飛び出すことにより、溝13の形
状異常のあることを検出する光電管スイツチ9を
設けてある。6はスペーサ12の溝13に沿つて
摺動しながら回転するダイス51、すなわちダイ
ス51に把持されている溝検出ピン4の回転数
を、大歯車2および小歯車1を介して検出する、
たとえばロータリエンコーダのような回転検出器
である。
次に本実施例にもとづき溝異常の検出について
説明する。
説明する。
(1) 溝幅および溝の深さの溝形状の異常検出:
ダイス51を通る中心線の溝幅が規定値より狭
く、または溝の深さが規定値より浅いとき、ある
いは溝幅および溝の深さともに規定値より小さい
部分では、溝検出ピン4に過大な力が加わり、ダ
イス51およびダイスホルダ52を押し出そうと
する。そして溝検出ピン4に加わる力が、許容溝
幅、溝の深さを超えたときに対応する、あらかじ
め定めた値に達すると、スプリングプランジヤ3
が外れ、ダイスホルダ52が押し出され、光電管
スイツチ9が作動し、ダイス51すなわち溝検出
ピン4が押し出されたこと、したがつて溝幅また
は溝の深さ、あるいは両者について溝形状に異常
のあつたことが検出できる。
く、または溝の深さが規定値より浅いとき、ある
いは溝幅および溝の深さともに規定値より小さい
部分では、溝検出ピン4に過大な力が加わり、ダ
イス51およびダイスホルダ52を押し出そうと
する。そして溝検出ピン4に加わる力が、許容溝
幅、溝の深さを超えたときに対応する、あらかじ
め定めた値に達すると、スプリングプランジヤ3
が外れ、ダイスホルダ52が押し出され、光電管
スイツチ9が作動し、ダイス51すなわち溝検出
ピン4が押し出されたこと、したがつて溝幅また
は溝の深さ、あるいは両者について溝形状に異常
のあつたことが検出できる。
(2) 溝ピツチの異常検出:
スペーサ12の外周に設けてあるらせん状の溝
13の中心線がダイス51を通過すると、溝検出
ピン4はらせん状の溝13に沿つて回転する。こ
の溝検出ピン4の回転は、スプリングプランジヤ
3、回転ホルダ10、大歯車2、小歯車1を介し
て、たとえばロータリエンコーダのような回転検
出器6に伝えられる。
13の中心線がダイス51を通過すると、溝検出
ピン4はらせん状の溝13に沿つて回転する。こ
の溝検出ピン4の回転は、スプリングプランジヤ
3、回転ホルダ10、大歯車2、小歯車1を介し
て、たとえばロータリエンコーダのような回転検
出器6に伝えられる。
今、らせん状の溝13のピツチをP(m)、らせ
ん状の溝13の中心線速度をV(m/min)、らせ
ん状の溝13に沿つて回転しながら摺動する溝検
出ピン4の回転数をNP、大歯車2の歯数をT1、
小歯車1の歯数をT2、回転検出器6の回転数を
Nとすると、 V=P×NP、 N=NP×T1/T2 であり、回転検出器6の回転数Nは N=V/P×T1/T2 と表すことができる。したがつて、らせん状の溝
13の溝ピツチPの変動は、回転検出器6の回転
数Nを監視することにより検出することができ
る。本実施例では、回転検出器6により回転数N
を電気的パルスに変換し、パルス計数により常時
溝ピツチを監視する方式を採つている。
ん状の溝13の中心線速度をV(m/min)、らせ
ん状の溝13に沿つて回転しながら摺動する溝検
出ピン4の回転数をNP、大歯車2の歯数をT1、
小歯車1の歯数をT2、回転検出器6の回転数を
Nとすると、 V=P×NP、 N=NP×T1/T2 であり、回転検出器6の回転数Nは N=V/P×T1/T2 と表すことができる。したがつて、らせん状の溝
13の溝ピツチPの変動は、回転検出器6の回転
数Nを監視することにより検出することができ
る。本実施例では、回転検出器6により回転数N
を電気的パルスに変換し、パルス計数により常時
溝ピツチを監視する方式を採つている。
以上説明した実施例1においては、溝検出ピン
4により溝形状およびピツチの異常を検出するダ
イス51をダイスホルダ52により支持するダイ
セツトの構成としたが、ダイセツトの構成はダイ
ス51とダイスホルダ52を一体構造としてもよ
く、本発明の一態様である。異常検出機能、動作
および効果は同じである。第2図は、ダイスおよ
びダイスホルダを一体構造としたダイセツト構成
の本発明の実施例2の要部断面構成と、溝の形
状、ピツチの異常検出機能を説明する図で、第1
図と同じ符号は同じ部分を示す。5はダイスホル
ダと一体構造としたダイスである。
4により溝形状およびピツチの異常を検出するダ
イス51をダイスホルダ52により支持するダイ
セツトの構成としたが、ダイセツトの構成はダイ
ス51とダイスホルダ52を一体構造としてもよ
く、本発明の一態様である。異常検出機能、動作
および効果は同じである。第2図は、ダイスおよ
びダイスホルダを一体構造としたダイセツト構成
の本発明の実施例2の要部断面構成と、溝の形
状、ピツチの異常検出機能を説明する図で、第1
図と同じ符号は同じ部分を示す。5はダイスホル
ダと一体構造としたダイスである。
第3図にダイス5が押し出された状態を示す。
実施例2の機能、作用については第1図の実施例
1と同様で、とくに詳細な説明は省略する。
実施例2の機能、作用については第1図の実施例
1と同様で、とくに詳細な説明は省略する。
以上述べたように、本発明は、とくにスペーサ
型光フアイバケーブルの製造工程において、スペ
ーサ繰出し進行過程におけるスペーサのらせん状
溝の形状およびピツチの異常を、簡単な溝検出ピ
ンの溝の進行移動に沿つて回転摺動する機構によ
り、あらかじめ容易に検出することができ、光フ
アイバケーブルの集合点における集合ピツチ不良
や、集合不可能となる事態を未然に避けることが
でき、その効果が大きい。
型光フアイバケーブルの製造工程において、スペ
ーサ繰出し進行過程におけるスペーサのらせん状
溝の形状およびピツチの異常を、簡単な溝検出ピ
ンの溝の進行移動に沿つて回転摺動する機構によ
り、あらかじめ容易に検出することができ、光フ
アイバケーブルの集合点における集合ピツチ不良
や、集合不可能となる事態を未然に避けることが
でき、その効果が大きい。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の溝異常
検出機の実施例1および実施例2の断面構造概要
と、溝形状および溝ピツチの異常検出機能を説明
する図、第3図は実施例2において溝形状の異常
によりダイスが押し出された状態を示す図であ
る。 1……小歯車、2……大歯車、3……スプリン
グプランジヤ、4……溝検出ピン、5,51……
ダイス、52……ダイスホルダ、6……回転検出
器、7……玉軸受、8……スライド軸受、9……
光電管スイツチ、10……回転ホルダ、11……
固定ブラケツト、12……溝付スペーサ、13…
…溝。
検出機の実施例1および実施例2の断面構造概要
と、溝形状および溝ピツチの異常検出機能を説明
する図、第3図は実施例2において溝形状の異常
によりダイスが押し出された状態を示す図であ
る。 1……小歯車、2……大歯車、3……スプリン
グプランジヤ、4……溝検出ピン、5,51……
ダイス、52……ダイスホルダ、6……回転検出
器、7……玉軸受、8……スライド軸受、9……
光電管スイツチ、10……回転ホルダ、11……
固定ブラケツト、12……溝付スペーサ、13…
…溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光フアイバ心線を収納するらせん溝を外周に
備えた溝付スペーサの溝形状の異常を検出する方
法において、 ダイセツトに支持された溝形状に適合する溝検
出ピンを前記スペーサの溝に接触係合させ摺動可
能なる状態にすることにより、前記スペーサの繰
出し進行に伴い前記ダイセツト及び溝検出ピンを
スペーサの溝の回転に応じてスペーサ断面中心線
を回転軸としてスペーサの周りに回転させ、 前記スペーサの進行に伴い溝形状の異常なる箇
所において、溝とピンとの摺動摩擦力の異常増大
を利用して、前記溝検出ピンとダイセツトをスペ
ーサの進行方向に押し出すことにより、溝寸法の
異常を検出し、さらに、 前記溝検出ピンの回転数から、溝のらせんピツ
チの異常を検出することを特徴とする溝付スペー
サ型光ケーブルの溝形状異常検出方法。 2 光フアイバ心線を収納するらせん溝を外周に
備えた溝付スペーサの溝形状の異常を検出する溝
異常検出機において、 ダイセツトに支持された溝形状に適合する溝検
出ピンを有し、前記スペーサの繰出し進行に伴い
前記ダイセツト及び溝検出ピンはスペーサの溝に
係合し摺動しながら溝の回転に応じてスペーサ断
面中心線を回転軸としてスペーサの周りに回転
し、 前記ダイセツトを押圧して溝検出ピンをスペー
サ溝に接触状態にすると共に該スペーサと溝検出
ピンの摺動摩擦力が一定値以下の場合は該ダイセ
ツト及び溝検出ピンのスペーサ進行方向への移動
を規制し、一定値以上の摺動摩擦力が働いた場合
は開放状態になるスプリングプランジヤと、 前記スプリングプランジヤを介して前記ダイセ
ツトを回転支持する回転ホルダと、 前記ダイセツトと回転ホルダ間に介在するスラ
イド軸受と、 前記回転ホルダを玉軸受を介して固定支持する
固定ブラケツトし、 前記ダイセツト及び溝検出ピンのスペーサ進行
方向への押し出しを検出するスイツチを備え、 前記回転ホルダと歯車を介して結合したダイセ
ツトの回転数を検出する回転検出器とを備えてな
ることを特徴とする溝付スペーサ型光ケーブルの
溝形状異常検出機。 3 前記ダイセツトがダイス及びダイスホルダの
2体構造であることを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載の溝付スペーサ型光ケーブルの溝形状
異常検出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088956A JPS62245108A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 溝付スペ−サ型光ケ−ブルの溝形状異常検出方法および検出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088956A JPS62245108A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 溝付スペ−サ型光ケ−ブルの溝形状異常検出方法および検出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62245108A JPS62245108A (ja) | 1987-10-26 |
JPH0455246B2 true JPH0455246B2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=13957301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61088956A Granted JPS62245108A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 溝付スペ−サ型光ケ−ブルの溝形状異常検出方法および検出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62245108A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2003002931A1 (ja) * | 2001-06-28 | 2004-10-21 | 宇部日東化成株式会社 | 光ファイバ担持用螺旋スペーサの溝検査装置 |
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Citations (1)
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JPS6125001A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-03 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | ネジの検査装置 |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP61088956A patent/JPS62245108A/ja active Granted
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JPS62245108A (ja) | 1987-10-26 |
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