JPH0455222Y2 - - Google Patents

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JPH0455222Y2
JPH0455222Y2 JP4646486U JP4646486U JPH0455222Y2 JP H0455222 Y2 JPH0455222 Y2 JP H0455222Y2 JP 4646486 U JP4646486 U JP 4646486U JP 4646486 U JP4646486 U JP 4646486U JP H0455222 Y2 JPH0455222 Y2 JP H0455222Y2
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JP
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catalyst carrier
honeycomb catalyst
exhaust gas
ceramic honeycomb
metal
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JP4646486U
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JPS62158116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンから吐出する排気ガスを浄
化するために排気系に設けられる触媒コンバータ
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の触媒コンバータとしては、例え
ば実開昭58−180318号公報等に示すものが知られ
ている。
これを第4図で説明すると、シエル1内には3
個のセラミツクハニカム触媒担体2,3,4が所
望の間隔を隔てて配設されている。そして、セラ
ミツクハニカム触媒担体2,3,4は、何れも流
入側から流失側に亘つて複数の流路が形成され、
各流路は途中では連通していない。各流路には例
えば白金等の触媒が任意の方法によつて担持され
ている。
この触媒コンバータは、排気ガスが矢印のよう
に導入されると、3つのセラミツクハニカム触媒
担体2,3,4によつて順次浄化されるようにな
つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し、この触媒コンバータは、前段のセラミツ
クハニカム触媒担体2で浄化された排気ガスが、
次段のセラミツクハニカム触媒担体3に導入され
る際は、両者の大きさが異なるため、セラミツク
ハニカム触媒担体3の中央部に積極的に導かれる
ようになり、その外周部分に行くに従つて流入し
難くなるという不具合がある。そのため、更に後
段のセラミツクハニカム触媒担体4に於て浄化す
る必要があつた。
尚、例えば実開昭54−115409号公報又は第5図
に示すように、セラミツクハニカム触媒担体5の
全面に偏流板6を設けてセラミツクハニカム触媒
担体5の中央部分7と外周部分8との流量を均一
化することが提案さているが、偏流板6を設ける
と、セラミツクハニカム触媒担体5との間に所定
の距離を置く必要があり、装置が大型化すると共
に、流速を変えるために気流音が生じるとか、セ
ラミツクハニカム触媒担体5の中央部分7と外周
部分8との格差が助長されてセラミツクハイカム
触媒担体5の寿命を縮める等の不具合がある。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、装置を大型化する
ことなくセラミツクハニカム触媒担体の全体を有
効に活用して浄化効率を向上させることが出来る
触媒コンバータを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る触媒コンバータは、シエル内に2
つの触媒担体ほ所望の間隔を置いて配設した触媒
コンバータに於て、金属薄板製の波板と平板とを
組み合わせて、中心部分の目が密となり外周部分
の目が疎になるように旋回又は積層して形成した
断面円形又は楕円形状の金属ハニカム触媒担体
を、排気ガス流入側に配設し、この後方にセラミ
ツクハニカム触媒担体を配設したものである。
〔考案の作用〕
本考案に於ては、金属薄板製のなみ板と平板と
を組み合わせて、中心部分の目が密となり外周部
分の目が疎になるように旋回又は積層して形成し
た断面円形又は楕円形状の金属ハニカム触媒担体
を、排気ガス流入側に配設したから、導入された
排気ガスはこの部位で次段のセラミツクハニカム
触媒担体の全面に向かつて吐出するように誘導さ
れ、セラミツクハニカム触媒担体の中央部分に集
中することがなく、均一化される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基
づいて説明する。
図に於て、10はシエル、11はこのシエル1
0の排気ガス導入側に配設された金属ハニカム触
媒担体であり、金属薄板製の波板14と平板15
とを組み合わせて積層したものである。そして、
この金属ハニカム触媒担体11は、第2図及び第
3図に示すようにその中央部分12が目が密にな
るように形成されると共に、その外周部分13の
目が疎になるように形成されている。16はこの
金属ハニカム触媒担体11の後方に所望の間隔を
隔ててシエル10内に配設されたセラミツクハニ
カム触媒担体である。このセラミツクハニカム触
媒担体16は、公知のものであり、シエル10に
任意の緩衝材17を介して固定してある。
次に、斯くして構成された本実施例の作用を説
明する。
エンジンが始動して排気ガスが吐出すると、シ
エル10に導かれて来る。そして、前段の金属ハ
ニカム触媒担体11は、金属で構成されているか
ら排気ガスが低温でも十分に応答出来、内部に担
持する触媒によつて浄化すると共に、その作用に
よつて排気ガス温度を上昇させる。このため、こ
の金属ハニカム触媒担体11から吐出される排気
ガスは、昇温する。同時に、金属ハニカム触媒担
体11はその目の密度が調整されているため、そ
の排気ガスを次段のセラミツクハニカム触媒担体
16の流入面全体に誘導出来るように分散させる
ことになる。従つて、後段のセラミツクハニカム
触媒担体16では、その流入面全体から昇温され
た排気ガスを均一に導入出来、内部に担持された
触媒によつて排気ガスの浄化を確実に行なうこと
が出来る。更に、エンジンが暖機して、排気ガス
の温度が上昇すると、更に触媒活性が助長されて
浄化性能が良くなる。
このように本実施例によれば、前段に設けた金
属ハニカム触媒担体11が排気ガスの流量を均一
化させるため、セラミツクハニカム触媒担体16
の流入側全面から排気ガスを導入することが可能
となり、セラミツクハニカム触媒担体16の能力
を最大限活用することが出来る。そのため、セラ
ミツクハニカム触媒担体16の局部的な劣化が防
止できると共に、特別に偏流板を設ける必要がな
く、小型化が図られる。而も、金属ハニカム触媒
担体16は、排気ガスの温度が低くても応答性が
セラミツクに比し著しく良いため、アイドリング
時のような低温時に於ても触媒を反応させること
が可能である。従つて、その触媒反応によつて低
温の排気ガス温度を上昇させることが可能とな
り、次段のセラミツクハニカム触媒担体16に供
給する排気ガスの温度を高めることとなり、セラ
ミツクハニカム触媒担体16での触媒反応をより
活性化させることが可能となる。
尚、上記実施例では、金属ハニカム触媒担体1
6が金属製の薄板14と平板15とを積層して形
成したものについて説明したが、これに限らず、
例えば金属製の薄板14と平板15とを渦巻き状
に旋回したもの、或いは芯部分を積層体としてそ
の外周を渦巻き状に旋回したもの等を用いること
も可能である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、シエル内に2つ
の触媒担体を所望の間隔を置いて配設した触媒コ
ンバータに於て、金属薄板製の波板と平板とを組
み合わせて、中心部分の目が密となり外周部分の
目が疎になるように旋回又は積層して形成した断
面円形又は楕円形状の金属ハニカム触媒担体を、
排気ガス流入側に配設し、この後方にセラミツク
ハニカム触媒担体を配設したので、セラミツクハ
ニカム触媒担体での流量を均一化出来ると共に、
セラミツクハニカム触媒担体での触媒活性を高め
ることが出来、以て浄化性能を向上させると共
に、セラミツクハニカム触媒担体の劣化を防止す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその金属ハニカム触媒担体の断面図、第3図
は同じく金属ハニカム触媒担体の拡大図、第4図
及び第5図は従来の触媒コンバータを示す断面図
である。 10……シエル、11……金属ハニカム触媒担
体、12……金属ハニカム触媒担体11の中央部
分、13……金属ハニカム触媒担体11の外周部
分、14……金属薄板製の波板、15……金属薄
板製の平板、16……セラミツクハニカム触媒担
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シエル内に2つの触媒担体を所望の間隔を置い
    て配設した触媒コンバータに於て、金属薄板製の
    波板と平板とを組み合わせて、中心部分の目が密
    となり外周部分の目が疎になるように旋回又は積
    層して形成した断面円形又は楕円形状の金属ハニ
    カム触媒担体を、排気ガス流入側に配設し、この
    後方にセラミツクハニカム触媒担体を配設したこ
    とを特徴とする触媒コンバータ。
JP4646486U 1986-03-29 1986-03-29 Expired JPH0455222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4646486U JPH0455222Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

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JP4646486U JPH0455222Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158116U JPS62158116U (ja) 1987-10-07
JPH0455222Y2 true JPH0455222Y2 (ja) 1992-12-25

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ID=30866150

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