JPH0454850Y2 - - Google Patents

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JPH0454850Y2
JPH0454850Y2 JP1985131378U JP13137885U JPH0454850Y2 JP H0454850 Y2 JPH0454850 Y2 JP H0454850Y2 JP 1985131378 U JP1985131378 U JP 1985131378U JP 13137885 U JP13137885 U JP 13137885U JP H0454850 Y2 JPH0454850 Y2 JP H0454850Y2
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JP
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cylinder
bottom plate
suction valve
fitted
valve seat
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JP1985131378U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、蓋体、胴体、底盤の夫々を、胴体
に設けた凹所に嵌合する「O」リングを介し着脱
自在に装着することで、組立の簡易化と耐久性の
向上および胴体の損傷に際し、簡単に交換可能な
人力噴霧機に関するものである。
〔従来の技術〕
田園、菜園、造林地等への液体散布に際し、従
来から広汎に利用されている肩掛型等の人力噴霧
の液体ポンプは、たとえば第2図にみるように、
円筒状の胴体1の上端近傍外周縁にフランジ1′
を突出させ、該フランジ1′を蓋体2の下端に膨
出・折曲せる挾持片3で上下において挾持し、下
方の挾持片3の胴体1への当接部3′において挾
持片3と胴体1とをハンダ付けにより胴体1と蓋
体2とを一体的に装着する一方、吐出管4上端に
螺合せる吐出金具5の下端の縮経部5′の外周縁
に、蓋体2の開口部に臨ませた折曲片aをハンダ
付けし、さらに蓋体2の上端に開口せる突出部b
と、この突出部bに嵌合する口金6の折曲せる当
接部6′とをハンダ付けしてある。また、口金6
内側に密嵌せるシールパツキン7の上面にパツキ
ン押え8を載置し、該パツキン押え8の下方外周
縁を、口金6内側の上方に螺合し、前記シールパ
ツキン7を一定位置に保持してある。なお、前記
吐出口金具5の上方内側にホース9の下端を挿入
する一方、この吐出口金具5の外周縁に刻設せる
オネジCに蝶ナツト10を締着し、ホース9を一
定位置に連結・保持してある。
次に中央に通孔11を穿設せる断面が略扁平U
字形の底盤12の上端における折曲片12′内側
に、前記胴体1の下端外周縁を嵌入し、この嵌入
部dをハンダ付けする一方、前記口金6の下方内
周縁に上端をハンダ付けされて垂下せるシリンダ
ーパイプ13の外周縁を、前記底盤12の通孔1
1を貫通・突出させ、この貫通部eをハンダ付け
して底盤12、シリンダーパイプ13、胴体1の
下端とを一体的に装着してある。なお、シリンダ
ーパイプ13の底盤12より下方に吐出孔gを穿
設し、該吐出孔gを介し連通する吐出弁座14内
周縁を、シリンダーパイプ13の中間外周縁にハ
ンダ付けfし、この吐出弁座14の内部に球状の
吐出弁15を収納すると共に、外側にパツキン1
6を介し盲栓17を螺着してある。また、前記シ
リンダーパイプ13の下端外周縁にハンダ付けh
されたシリンダー底金具18の内周縁にメネジを
刻設し、このメネジに吸入弁座19の中間を螺着
し、この吸入弁座19の内部に球状の吸入弁20
を収納すると共に、吸入弁座19とシリンダー底
金具18の底部との間にパツキン21を介在させ
る一方、吸入弁座19の下端に過網22を張設
してある。
さらに、前記シリンダーパイプ13内を昇降す
るプランジヤー23の上方を、シールパツキン
7、パツキン押え8の中央を貫通・突出させ、上
端に握り24を直交下に定着してある。なお、前
記胴体1、蓋体2、底盤12の三者をハンダ付け
により空気室Lが形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のような人力噴霧機の液体ポンプの空気室
にあつては、胴体、蓋体、底盤のような主要部品
がハンダ付で夫々が相互に一体的に装着されてい
るため、大量生産に不向きであり、所謂生産性の
向上を所期できず、品質の安定性に欠ける他、一
部品の亀裂・損傷等による交換もしくは修理を必
要とする場合にも、容易に修理ができず、多大の
手間と時間とを要することになり、また、損傷の
甚しいときには、たとえ一部品の場合であつても
全体の廃棄を余儀なくされ、需要家にとつては不
当に高価な出費となり、極めて不経済であると共
に、資材面においても資材の浪費ともなる等の欠
点を有している。この考案は前述のような欠点に
着目して提案されたもので、その目的とする所
は、胴体、蓋体、底盤の各部品を相互に着脱自在
に嵌合させることで、組付、分解を簡易に行な
い、しかも大量生産に好適な人力噴霧機を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的達成のため、この考案に係る人力噴
霧機は、握りを一体的に組付けたプランジヤーが
昇降するシリンダーパイプと、液体を吐出する吐
出管とを胴体に内設し、該胴体下方に設けたシリ
ンダー底金具に、吸入弁を収納せる吸入弁座を螺
合した人力噴霧機において、胴体の上・下端近傍
外周縁に環状の凹所を夫々形成し、これら凹所の
夫々に「O」リングを介し蓋体、底盤を夫々着脱
自在に嵌合すると共に、底盤下方の縮径部内周縁
に嵌入したシリンダー底金具に、シリンダーパイ
プの下端を嵌合・固定してなるものである。
〔実施例〕
以下第1図を参照し、この考案の一実施例を説
明する。円筒状の胴体31の上・下端夫々の近傍
外周縁に環状の凹所v1,v2を設け、これら凹所
v1,v2の夫々に密嵌せる「O」リングr1,r2を介
し蓋体32の下端、底盤33の折曲片Kの夫々を
胴体31の上・下夫々に嵌合し、蓋体32、底盤
33の夫々を胴体31に対し着脱自在としてあ
る。また、蓋体32は中央部が開口32aされ、
その内側の垂下部S内周縁にハンダ付けW1で固
定・垂下されたシリンダーパイプ34の下方一側
に吐出孔tを穿設し、該吐出孔tとシリンダーパ
イプ34の外側においてハンダ付けせる吐出弁座
35とを連通し、この吐出弁座35内に球状の吐
出弁36を収納してある。次に前記シリンダーパ
イプ34の下端にハンダ付けW2で固定・垂下さ
れたシリンダー底金具37の外周縁を前記底盤3
3の縮経部iの内周縁に密嵌する一方、シリンダ
ー底金具37の内周縁に刻設されたメネジに、吸
入弁座38の外周縁に刻設されたオネジqを螺合
すると共に、この吸入弁座38内に球状の吸入弁
39を収納してある。なお、吸入弁座38の下方
口縁に過網nを張設する一方、吸入弁座38と
底盤33との間にパツキンPを介在させてある。
前記蓋体32の開口32aせる内側にシールパ
ツキンuを嵌合し、その上方から前記開口32a
の上方内周縁に螺入されたパツキン押え40で押
圧・保持させてある。また前記開口32a一側の
適所に、吐出口金具42の下方をハンダ付けし、
この吐出口金具42に先端を嵌合・保持された吐
出管43の下方を胴体31の内に垂下・沿設さ
せ、その下端を底盤33の近傍に位置させる一
方、前記吐出口金具42の上方外周縁に刻設した
オネジに、蝶ナツト44を螺合し、さらにシリン
ダーパイプ34内を昇降するプランジヤー45の
上端に握り46を直交・定着してある。
なお、前記胴体31、蓋体32、底盤33の三
者を以て液体ポンプの空気室Zを形成してある。
〔作用〕 この考案において、いま作業者(図示しない)
が握り46を把持し、プランジヤー45を持ち上
げると、過網nを介し貯液槽(図示しない)か
ら吸入弁座38側に吸入された液体、たとえば水
もしくは薬液は開放下の吸入弁39を経てシリン
ダーパイプ34内に流入する。この吸入時におい
て、吐出弁36は吐出弁座35に密着して空気室
Z内への液体流入は阻止され、プランジヤー45
の下方でシリンダーパイプ34内に液体が貯留さ
れる。ついでプランジヤー45を押し下げると、
吸入弁39は吸入弁座38に押圧されて液体の吸
入弁座38からの流出を阻止する一方、吐出弁3
6を押圧・開放させ、液体を空気室Z内へ流出さ
せるため、加圧されて下端を空気室Z内下方に開
放した吐出管43内に流入し、この吐出管43内
を上昇し、ホース41を経てノズル(図示しな
い)から噴霧される。かくてプランジヤー45の
反覆せる昇降で連続的にノズルから液体を噴霧可
能となる。
〔効果〕
この考案によれば、胴体の上下端近傍外周縁に
環状の凹所を夫々形成し、これら凹所の夫々に
「O」リングを介し蓋体、底盤を夫々着脱自在に
嵌合させてあるので、ハンダ付け作業を行なう必
要がないため、組付け時には均一な製品が得ら
れ、しかも大量生産が可能である。また部品の修
理、交換に際しても必要な部品だけを利用すれば
よいので、取扱に至便である上に、損傷時には、
空気室そのものの廃棄を余儀なくされていた従来
形式に比し、損傷せる部品だけを交換すればよい
ため資材の節減にもなる。
さらに空気室における底盤の一端に縮径部を形
成し、この縮径部にシリンダー底金具を介しシリ
ンダーパイプを嵌合・固定することで液体たとえ
ば水、薬液等で膠着の発生し易い空気室およびシ
リンダーパイプ下方の離脱が簡易となり、部品の
損傷の惧れもない前述のように胴体の上・下端近
傍外周縁に形成した夫々の凹所に「O」リングを
嵌入してあるので、プランジヤーの昇降時におけ
るシリンダーパイプ内へのプランジヤーの偏つた
摺接、摩耗が「O」リングの弾性によつて吸収・
緩和されるため、空気室の気密性をよく確保可能
にして人力噴霧機としての機能を充分に発揮でき
る等の実益を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品を装着せる人力噴霧機の液体ポ
ンプを一部切欠いた縦断面図、第2図は従来形式
の人力噴霧機の同上縦断面図である。 31……胴体、32……蓋体、33……底盤、
Z……空気室、r1,r2……「O」リング、v1,v2
……環状の凹所、34……シリンダーパイプ、3
7……シリンダー底金具、i……縮径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握りを一体的に組付けたプランジヤーが昇降す
    るシリンダーパイプと、液体を吐出する吐出管と
    を胴体に内設し、該胴体下方に設けたシリンダー
    底金具に、吸入弁を収納せる吸入弁座を螺合した
    人力噴霧機において、胴体の上・下端近傍外周縁
    に環状の凹所を夫々形成し、これら凹所の夫々に
    「O」リングを介し蓋体、底盤を夫々着脱自在に
    嵌合すると共に、底盤下方の縮径部内周縁に嵌入
    したシリンダー底金具に、シリンダーパイプの下
    端を嵌合・固定してなる人力噴霧機。
JP1985131378U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0454850Y2 (ja)

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JPS6239865U JPS6239865U (ja) 1987-03-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027464U (ja) * 1983-08-01 1985-02-25 株式会社日立製作所 バックボ−ド用プリント配線板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027464U (ja) * 1983-08-01 1985-02-25 株式会社日立製作所 バックボ−ド用プリント配線板

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JPS6239865U (ja) 1987-03-10

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