JPH0454728B2 - - Google Patents
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- JPH0454728B2 JPH0454728B2 JP24404885A JP24404885A JPH0454728B2 JP H0454728 B2 JPH0454728 B2 JP H0454728B2 JP 24404885 A JP24404885 A JP 24404885A JP 24404885 A JP24404885 A JP 24404885A JP H0454728 B2 JPH0454728 B2 JP H0454728B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/525—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length for wire, for rods
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は長尺高張力鋼線用線材の製造方法に関
するものである。 (従来の技術) 光フアイバーは、その低損失、細径、大容量、
経済性などの優れた特性を活して、海底ケーブル
に導入することが試みられているが、例えば特公
昭59−7361号公報では、光フアイバーケーブルと
して第1図に示すように、断面の形状が互いに等
しく扇形の3本の金属材料異形線(以下異形線と
いう)が組合わされて、中心部に少くとも1本の
光フアイバーを収容する耐圧パイプが提案されて
いる。 この構造では、光フアイバー心線10を中心に
置き、回りから断面扇形の異形線20を連続的に
合わせながら、一本の円筒状の耐圧層を形成する
ものである。この耐圧層材料は深海の海水圧(例
えば8000mの深海では800気圧)に耐え得る。 一方、海底ケーブルは障害を考慮して接続函の
最適設置間隔が定められているが、現在約50〜
100Km毎に接続函を設置するのが経済的とされて
いる。しかしながら異形線用素材である線材の製
造について検討してみると、現用鋳造設備及び加
熱炉の能力の制約から、大単重化を図つてみても
線材の単長は30000mに限定される。 従つて、長距離の海底ケーブルの耐圧パイプ用
素材としての線材には、前記の扇形の異形線をう
る冷間加工性と、長尺化のための溶接性とを同時
に満足させることが望まれる。 そこでこのよう
な加工性と溶接性とを同時に満足させ得るような
鋼材としては、例えば特公昭59−22774号公報で
はTi、Bを含有し、Ceq0.55%以下の鋼を制御圧
延して、55Kgf/mm2以上の引張強さを有する溶接
性及び加工性の優れた線材が提案されている。又
特公昭59−29648号公報では溶接性のすぐれた高
強度鉄筋材が提案されている。 しかしながらこれらの鋼材は、それらを冷間加
工して得られる鋼線の強度が低く、海底ケーブル
の耐圧パイプ用の異形線には供し得ない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、溶接性及び冷間加工性に優れた長尺
高張力鋼線用の線材の製造方法を提供するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 重量%でC 0.30〜0.65%、Si1.0%以下、
Mn0.3〜1.5%、Cr1.2%以下で、Mn+Cr0.3〜1.5
%、及びAl0.002〜0.1%、Ti0.002〜0.1%、
Nb0.001〜0.3%、V0.001〜0.3%、B0.0005〜0.1
%の1種または2種以上を合計0.0005〜0.3%、
残部Fe及び不可避不純物から成ると共に、Ceq=
1/5(Mn+Cr)≧0.57%を満足する鋼塊を熱間圧 延し、続いて該線材を溶接して長尺線材とし、該
溶接部をオーステナイト域に加熱保持し、続いて
3〜20℃/secで冷却して、微細なフエライト・
パーライト組織とすることを特徴とする長尺高張
力鋼線用線材の製造方法である。 以下本発明について詳細に説明する。 海底光フアイバー用ケーブルの耐圧パイプは、
引張強さ126Kgf/mm2以上、好ましくは130Kgf/
mm2以上を要求される。鋼線の強度は、素材の強度
と冷間加工量によつて決るが、本発明者らの検討
によると、例えば第1図に示した幾形線20を製
造するには、冷間加工率を85%以下に抑えること
が、加工割れの発生を抑制する上で必要である。
製品強度126Kgf/mm2を85%以下の冷間加工率で
得るためには、素材の線材には70Kgf/mm2以上の
引張強さが必要である。 又上記素材は溶接部の強度、靭性に優れること
が求められている。一般に溶接性はC量に比例し
て悪化の傾向にあるが、引張強さ70Kgf/mm2以上
を満たすために適量のCと可能な範囲で、Mnあ
るいはMnの一部をCrに置換して添加することが
望ましい。 このように本発明において、強度、溶接性及び
加工性を満足するために、特定の成分元素を添加
するものであるが、以下に成分元素の添加範囲を
上記のように限定した理由を説明する。 Cは溶接性の点から低い方が望ましいが、0.3
%未満では70Kgf/mm2以上の強度は得られない。
一方、0.65%超では溶接部の靭性、加工性が劣化
するので、0.30%〜0.65%とする。 Siはその固溶体硬化作用によつて線材を強化す
るために添加されるが、1%を超えると靭性を劣
化させるので1%を上限とした。 Mnは溶接性への影響が少なく、強度を増加さ
せる元素であり、可能な範囲で添加することが望
ましい。Mn0.3%未満ではSを硫化物として固定
することが出来ず、また70Kgf/mm2以上の線材の
強度を得ることもできない。一方1.5%超では線
材の焼入性が高くなりすぎて、溶接部に熱処理後
マルテンサイトが発生し、加工性を著しく劣化さ
せることがあるので、0.3%〜1.5%に添加範囲を
限定した。 CrはMnと全く同じ作用を持つ元素で、Mnの
一部と置換して添加することが出来るが、Mnと
Crの合計量が1.5%を超えると、溶接部に熱処理
後マルテンサイトが発生するので、Cr1.2%以下、
Mn+Cr1.5%以下に添加量を限定した。 Al、Ti、Nb、V、Bはいずれもオーステナイ
ト粒度の調整のために1種または2種以上添加さ
れるが、Al0.002%未満、Ti0.002%未満、
Nb0.001%未満、V0.001%未満、B0.0005%未満
で且つ1種または2種以上の合計が0.0005%未満
では細粒化されないし、Al0.1%超、Ti0.1%超、
Nb0.3%超、V0.3%超、B0.1%超で且つ1種また
は2種以上の合計が0.3%超では、細粒化効果が
飽和するばかりでなく、これらの元素の窒化物に
よる脆化作用が顕著になるので、Al0.002〜0.1
%、Ti0.002〜0.1%、Nb0.001〜0.3%、V0.001〜
0.3%、B0.0005〜0.1%で且つこれらの1種また
は2種以上の合計を0.0005〜0.3%に限定した。 P、Sはいずれも不純物としてみられるが、靭
性の点からそれぞれ0.03%以下にすることが望ま
しい。またNは時効脆化を抑制するために0.01%
以下に抑えることが望ましい。 線材の強度はCeq=C+1/5(Mn+Cr)と、線 材のオーステナイト域からの冷却速度によつて決
り、Ceqが高いほど、また冷却速度が高いほど強
度は増加するが、本発明者らの検討によると、
Ceqが0.57%以上ないと、いかに高速で冷却して
も70Kgf/mm2以上の強度を有するフエライト・パ
ーライト鋼線材は得られないことが明らかになつ
た。これはCeqが0.57%より低い線材を強度を上
げるために高速冷却すると、加工性に致命的なマ
ルテンサイトが現われるためである。 本発明の異形線用線材は、常法により線材圧延
されて調整冷却された後、溶接されて長尺線材と
され、更に溶接部を熱処理して整粒された微細な
フエライト・パーライト組織とされ、更に冷間伸
線または冷間圧延により所要サイズとされる。 線材の溶接は強加圧アツプセツト方式、TIG方
式あるいはレーザー方式等を用い、格別限定され
ないが、例えば強加圧アツプセツト方式は、最初
比較的低電流密度(〜75A/mm2)で通電を開始す
る。継手が軟化し、初期加圧力にて変形を受けだ
すと同時に通電を停止し、いわゆる強加圧力(〜
50Kg/mm2)を加える。あとは加圧力と軟化部が追
出されていつた後の抗力とのバランスで停止する
と良い。 ここで溶接部は衝合部とその近傍の熱影響部は
A1点以上に加熱された後急冷される。従つて溶
接ままでは、溶接部はビツカース硬度が600以上
のマルテンサイト組織となるので、著しく延性に
欠ける。そこで線材から異形線への加工性を向上
させるために、溶接部をオーステナイト域に加熱
冷却する熱処理によつて、母材と同等の強度を有
するフエライト・パーライト組織にすることが必
要となる。 即ち、本発明者らは、溶接部を母材と同等の70
Kgf/mm2以上の強度を有するフエライト・パーラ
イト組織にするための熱処理条件を検討した。そ
の結果、溶接部をオーステナイト域に加熱後、冷
却するときの冷却速度の選定が重要で、70Kgf/
mm2以上の強度を有するフエライト・パーライト組
織にするためには、3〜20℃/secの冷却速度で
冷却する必要があることが明らかになつた。 これは冷却速度が3℃/sec未満では70Kgf/
mm2以上の強度を得ることが出来ないためであり、
一方20℃/secを超えると、再びマルテンサイト
組織が現われ加工性を劣化させるためである。冷
却速度をこのような範囲に制御する手段は特に限
定しないが、通電加熱あるいは高周波加熱によつ
て、電流量を制御しながら低減させる手段、衝風
冷却する手段などが良い。 後熱処理後の組織はほぼ母材と同じになり、硬
度の差もあまりない。溶接会合部ではわずかにフ
エライト量が多いが、異形線に成形後はほとんど
母材部との差異はない。 本発明の線材は最終リダクシヨンが80%以上に
及ぶダイス引抜と、ロール平圧延とを受けて異形
線とする場合が多いので、冷間加工性が要求され
る。このため本発明の線材の組織は、全長にわた
り整粒されたフエライト・パーライト組織でなけ
ればならない。 光フアイバー異形線は例えば7mmφ線材をダイ
ス引抜して4.3mmとし、ロールで平圧延して2.3mm
厚の断面矩形状線材とする。ついで扇形にするた
めダイス引抜を行い、第1図に示すように内径a
=3.0mm、外径b=6.0mm、厚みt=1.5mmの異形線
20をうることができる。 なお、本発明はホースの外装などの長尺の高張
力鋼線用の線材の製造にも有効である。 次に実施例をあげて本発明の効果を更に具体的
に説明する。 (実施例) 第1表に素材の組成、Ceq、寸法、線材を溶接
した手段、溶接後その溶接部に加えた熱処理条
件、線材を、第1図に示した形状の内径3mm、外
径6.0mm、厚み1.5mmの異形線20に加工したとき
の加工性及び異形線の強度を併記した。この内No.
1、3、4、5、7、8、9、10が本発明例であ
り、他は比較例である。 No.1は本発明組成を満足し、Ceq0.59%、75mm
の径で、強度81Kgf/mm2の線材をTIG溶接し、更
に溶接部を870℃に40秒高周波方式で加熱後8
℃/secの速度で冷却し、引続き異形線に加工し
た場合の結果で、加工中継線トラブルもなく、ま
た異形線は132Kgf/mm2の強度を示した。 一方No.2は、組成、線径、強度及び線材の溶接
方法はNo.1と同じであるが、溶接部の熱処理にお
いて加熱後の冷却速度が2℃/secと小さかつた
ために、溶接部の強度が不足し、従つて異形線強
度が126Kgf/mm2に達していない。 No.3は本発明組成で且つCeq0.62%、8.7mmの径
で75Kgf/mm2の強度を有する線材を、強加圧アツ
プセツト方式で溶接し、更に溶接部を900℃に30
秒高周波方式で加熱後、8℃/secの冷却速度で
冷却し、その後異形線に加工した結果を示すもの
で、断線中割れを生ずることもなく、137Kgf/
mm2の異形線が製造された。 No.4は本発明組成を満足し、且つ0.64%のCeq
と88Kgf/mm2の強度を有する7.6mmの線材を、同
じく強加圧アツプセツト方式で溶接し、溶接部を
850℃に1分直接通電で加熱後、11℃/secの冷却
速度で溶接して異形線に加工したときの結果で、
断線事故もなく、138Kgf/mm2の強度を有する異
形線が得られた。 No.5は同じく本発明組成からなり、且つ
Ceq0.68%、6.8mmの径で、85Kgf/mm2の強度を有
する線材をレーザー方式で溶接し、溶接部を通電
加熱方式で、840℃に45秒加熱後、6℃/secの冷
却速度で冷却したのち、異形加工したもので、無
事120Kgf/mm2の異形線が得られた。 No.6はNo.5と全く同じ組成、線径、強度を有
し、溶接も同じくレーザー方式で行われたが、溶
接後の熱処理で、冷却速度を23℃/secまで上げ
たために、熱処理実施個所にマルテンサイトが現
われ、加工性が劣化した例である。 No.7は本発明組成から成り、Ceq0.55%、9.0mm
の径で、71Kgf/mm2の強度の線材を強加圧アツプ
セツト方式で溶接し、更に溶接部を高周波誘導加
熱で920℃に20秒加熱後、7℃/secで冷却し、異
形線に加工したもので、割れの発生もなく133Kg
f/mm2の強度を有する異形線が得られた。 更にNo.8は本発明組成から成り、且つCeq0.72
%、7.4mmの径で93Kgf/mm2の線材をフラツシユ
バツト溶接し、溶接部を通電加熱方式で840℃×
40秒加熱後、12℃/secで冷却して、その後異形
線に加工したもので、途中割れが生ずることもな
く、150Kgf/mm2の強度の異形線を得ることがで
きた。 No.9は本発明組成を満足し、且つCeq0.60%、
8.2mmの径で82Kgf/mm2の強度の線材をレーザー
溶接し、溶接部を高周波誘導加熱で880℃に30秒
加熱後、18℃/secで冷却して、その後異形線に
加工したもので、割れを発生することなく加工で
き、140Kgf/mm2の異形線が得られた。 またNo.10は同じく本発明組成から成り、且つ
Ceq0.63%、6.4mmの径で88Kgf/mm2の線材を強加
圧アツプセツト方式で溶接し、溶接部を高周波誘
導加熱で850℃に70秒加熱後、15℃/secの冷却速
度で冷却し、その後異形線加工した場合の結果
で、134Kgf/mm2の鋼線が得られた。 No.11〜20は比較例で、No.11はMnが本発明の下
限を下回つているために、126Kgf/mm2の異形線
強度に到達しなかつた例、No.12はSiが本発明の上
限を上回ると共に、溶接後の熱処理の冷速も本発
明の上限を上回つたために、加工性が著しく劣化
した例、No.13はCが本発明の下限を下回つている
ために、126Kgf/mm2の製品強度に到達しなかつ
た例、No.14と15はそれぞれAlとNbが本発明の上
限を超えているために、多量の窒化物が析出して
加工性が劣化した例、No.16はCとCrが共に本発
明の上限を超えているために、溶接部に熱処理後
マルテンサイトが現われ、加工性が劣化した例、
No.17はMnとCrは単独では本発明内にあるが、そ
の合計量が1.5%を超え、またTiとBも本発明の
上限を超えているために加工性が劣化した例、No.
18はC、Mn、Cr単独では本発明内にあるが、
Ceqが本発明の下限を下回り、且つまた溶接後の
熱処理の冷速も本発明の下限を下回つているため
に、製品強度が126Kgf/mm2に達しなかつた例、
No.19はMn、Si、Vがいずれも本発明の上限を超
え、またP、Sも0.03%を超え、更には溶接後の
熱処理の冷速も20℃/secを超えているために加
工性が劣化した例、No.20はAl、Ti、Nb、B単独
では本発明内にあるが、その合計量が本発明の上
限を超え、またNも0.0120%も含有されていたた
めに、加工性が劣化した例を示す。
するものである。 (従来の技術) 光フアイバーは、その低損失、細径、大容量、
経済性などの優れた特性を活して、海底ケーブル
に導入することが試みられているが、例えば特公
昭59−7361号公報では、光フアイバーケーブルと
して第1図に示すように、断面の形状が互いに等
しく扇形の3本の金属材料異形線(以下異形線と
いう)が組合わされて、中心部に少くとも1本の
光フアイバーを収容する耐圧パイプが提案されて
いる。 この構造では、光フアイバー心線10を中心に
置き、回りから断面扇形の異形線20を連続的に
合わせながら、一本の円筒状の耐圧層を形成する
ものである。この耐圧層材料は深海の海水圧(例
えば8000mの深海では800気圧)に耐え得る。 一方、海底ケーブルは障害を考慮して接続函の
最適設置間隔が定められているが、現在約50〜
100Km毎に接続函を設置するのが経済的とされて
いる。しかしながら異形線用素材である線材の製
造について検討してみると、現用鋳造設備及び加
熱炉の能力の制約から、大単重化を図つてみても
線材の単長は30000mに限定される。 従つて、長距離の海底ケーブルの耐圧パイプ用
素材としての線材には、前記の扇形の異形線をう
る冷間加工性と、長尺化のための溶接性とを同時
に満足させることが望まれる。 そこでこのよう
な加工性と溶接性とを同時に満足させ得るような
鋼材としては、例えば特公昭59−22774号公報で
はTi、Bを含有し、Ceq0.55%以下の鋼を制御圧
延して、55Kgf/mm2以上の引張強さを有する溶接
性及び加工性の優れた線材が提案されている。又
特公昭59−29648号公報では溶接性のすぐれた高
強度鉄筋材が提案されている。 しかしながらこれらの鋼材は、それらを冷間加
工して得られる鋼線の強度が低く、海底ケーブル
の耐圧パイプ用の異形線には供し得ない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、溶接性及び冷間加工性に優れた長尺
高張力鋼線用の線材の製造方法を提供するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 重量%でC 0.30〜0.65%、Si1.0%以下、
Mn0.3〜1.5%、Cr1.2%以下で、Mn+Cr0.3〜1.5
%、及びAl0.002〜0.1%、Ti0.002〜0.1%、
Nb0.001〜0.3%、V0.001〜0.3%、B0.0005〜0.1
%の1種または2種以上を合計0.0005〜0.3%、
残部Fe及び不可避不純物から成ると共に、Ceq=
1/5(Mn+Cr)≧0.57%を満足する鋼塊を熱間圧 延し、続いて該線材を溶接して長尺線材とし、該
溶接部をオーステナイト域に加熱保持し、続いて
3〜20℃/secで冷却して、微細なフエライト・
パーライト組織とすることを特徴とする長尺高張
力鋼線用線材の製造方法である。 以下本発明について詳細に説明する。 海底光フアイバー用ケーブルの耐圧パイプは、
引張強さ126Kgf/mm2以上、好ましくは130Kgf/
mm2以上を要求される。鋼線の強度は、素材の強度
と冷間加工量によつて決るが、本発明者らの検討
によると、例えば第1図に示した幾形線20を製
造するには、冷間加工率を85%以下に抑えること
が、加工割れの発生を抑制する上で必要である。
製品強度126Kgf/mm2を85%以下の冷間加工率で
得るためには、素材の線材には70Kgf/mm2以上の
引張強さが必要である。 又上記素材は溶接部の強度、靭性に優れること
が求められている。一般に溶接性はC量に比例し
て悪化の傾向にあるが、引張強さ70Kgf/mm2以上
を満たすために適量のCと可能な範囲で、Mnあ
るいはMnの一部をCrに置換して添加することが
望ましい。 このように本発明において、強度、溶接性及び
加工性を満足するために、特定の成分元素を添加
するものであるが、以下に成分元素の添加範囲を
上記のように限定した理由を説明する。 Cは溶接性の点から低い方が望ましいが、0.3
%未満では70Kgf/mm2以上の強度は得られない。
一方、0.65%超では溶接部の靭性、加工性が劣化
するので、0.30%〜0.65%とする。 Siはその固溶体硬化作用によつて線材を強化す
るために添加されるが、1%を超えると靭性を劣
化させるので1%を上限とした。 Mnは溶接性への影響が少なく、強度を増加さ
せる元素であり、可能な範囲で添加することが望
ましい。Mn0.3%未満ではSを硫化物として固定
することが出来ず、また70Kgf/mm2以上の線材の
強度を得ることもできない。一方1.5%超では線
材の焼入性が高くなりすぎて、溶接部に熱処理後
マルテンサイトが発生し、加工性を著しく劣化さ
せることがあるので、0.3%〜1.5%に添加範囲を
限定した。 CrはMnと全く同じ作用を持つ元素で、Mnの
一部と置換して添加することが出来るが、Mnと
Crの合計量が1.5%を超えると、溶接部に熱処理
後マルテンサイトが発生するので、Cr1.2%以下、
Mn+Cr1.5%以下に添加量を限定した。 Al、Ti、Nb、V、Bはいずれもオーステナイ
ト粒度の調整のために1種または2種以上添加さ
れるが、Al0.002%未満、Ti0.002%未満、
Nb0.001%未満、V0.001%未満、B0.0005%未満
で且つ1種または2種以上の合計が0.0005%未満
では細粒化されないし、Al0.1%超、Ti0.1%超、
Nb0.3%超、V0.3%超、B0.1%超で且つ1種また
は2種以上の合計が0.3%超では、細粒化効果が
飽和するばかりでなく、これらの元素の窒化物に
よる脆化作用が顕著になるので、Al0.002〜0.1
%、Ti0.002〜0.1%、Nb0.001〜0.3%、V0.001〜
0.3%、B0.0005〜0.1%で且つこれらの1種また
は2種以上の合計を0.0005〜0.3%に限定した。 P、Sはいずれも不純物としてみられるが、靭
性の点からそれぞれ0.03%以下にすることが望ま
しい。またNは時効脆化を抑制するために0.01%
以下に抑えることが望ましい。 線材の強度はCeq=C+1/5(Mn+Cr)と、線 材のオーステナイト域からの冷却速度によつて決
り、Ceqが高いほど、また冷却速度が高いほど強
度は増加するが、本発明者らの検討によると、
Ceqが0.57%以上ないと、いかに高速で冷却して
も70Kgf/mm2以上の強度を有するフエライト・パ
ーライト鋼線材は得られないことが明らかになつ
た。これはCeqが0.57%より低い線材を強度を上
げるために高速冷却すると、加工性に致命的なマ
ルテンサイトが現われるためである。 本発明の異形線用線材は、常法により線材圧延
されて調整冷却された後、溶接されて長尺線材と
され、更に溶接部を熱処理して整粒された微細な
フエライト・パーライト組織とされ、更に冷間伸
線または冷間圧延により所要サイズとされる。 線材の溶接は強加圧アツプセツト方式、TIG方
式あるいはレーザー方式等を用い、格別限定され
ないが、例えば強加圧アツプセツト方式は、最初
比較的低電流密度(〜75A/mm2)で通電を開始す
る。継手が軟化し、初期加圧力にて変形を受けだ
すと同時に通電を停止し、いわゆる強加圧力(〜
50Kg/mm2)を加える。あとは加圧力と軟化部が追
出されていつた後の抗力とのバランスで停止する
と良い。 ここで溶接部は衝合部とその近傍の熱影響部は
A1点以上に加熱された後急冷される。従つて溶
接ままでは、溶接部はビツカース硬度が600以上
のマルテンサイト組織となるので、著しく延性に
欠ける。そこで線材から異形線への加工性を向上
させるために、溶接部をオーステナイト域に加熱
冷却する熱処理によつて、母材と同等の強度を有
するフエライト・パーライト組織にすることが必
要となる。 即ち、本発明者らは、溶接部を母材と同等の70
Kgf/mm2以上の強度を有するフエライト・パーラ
イト組織にするための熱処理条件を検討した。そ
の結果、溶接部をオーステナイト域に加熱後、冷
却するときの冷却速度の選定が重要で、70Kgf/
mm2以上の強度を有するフエライト・パーライト組
織にするためには、3〜20℃/secの冷却速度で
冷却する必要があることが明らかになつた。 これは冷却速度が3℃/sec未満では70Kgf/
mm2以上の強度を得ることが出来ないためであり、
一方20℃/secを超えると、再びマルテンサイト
組織が現われ加工性を劣化させるためである。冷
却速度をこのような範囲に制御する手段は特に限
定しないが、通電加熱あるいは高周波加熱によつ
て、電流量を制御しながら低減させる手段、衝風
冷却する手段などが良い。 後熱処理後の組織はほぼ母材と同じになり、硬
度の差もあまりない。溶接会合部ではわずかにフ
エライト量が多いが、異形線に成形後はほとんど
母材部との差異はない。 本発明の線材は最終リダクシヨンが80%以上に
及ぶダイス引抜と、ロール平圧延とを受けて異形
線とする場合が多いので、冷間加工性が要求され
る。このため本発明の線材の組織は、全長にわた
り整粒されたフエライト・パーライト組織でなけ
ればならない。 光フアイバー異形線は例えば7mmφ線材をダイ
ス引抜して4.3mmとし、ロールで平圧延して2.3mm
厚の断面矩形状線材とする。ついで扇形にするた
めダイス引抜を行い、第1図に示すように内径a
=3.0mm、外径b=6.0mm、厚みt=1.5mmの異形線
20をうることができる。 なお、本発明はホースの外装などの長尺の高張
力鋼線用の線材の製造にも有効である。 次に実施例をあげて本発明の効果を更に具体的
に説明する。 (実施例) 第1表に素材の組成、Ceq、寸法、線材を溶接
した手段、溶接後その溶接部に加えた熱処理条
件、線材を、第1図に示した形状の内径3mm、外
径6.0mm、厚み1.5mmの異形線20に加工したとき
の加工性及び異形線の強度を併記した。この内No.
1、3、4、5、7、8、9、10が本発明例であ
り、他は比較例である。 No.1は本発明組成を満足し、Ceq0.59%、75mm
の径で、強度81Kgf/mm2の線材をTIG溶接し、更
に溶接部を870℃に40秒高周波方式で加熱後8
℃/secの速度で冷却し、引続き異形線に加工し
た場合の結果で、加工中継線トラブルもなく、ま
た異形線は132Kgf/mm2の強度を示した。 一方No.2は、組成、線径、強度及び線材の溶接
方法はNo.1と同じであるが、溶接部の熱処理にお
いて加熱後の冷却速度が2℃/secと小さかつた
ために、溶接部の強度が不足し、従つて異形線強
度が126Kgf/mm2に達していない。 No.3は本発明組成で且つCeq0.62%、8.7mmの径
で75Kgf/mm2の強度を有する線材を、強加圧アツ
プセツト方式で溶接し、更に溶接部を900℃に30
秒高周波方式で加熱後、8℃/secの冷却速度で
冷却し、その後異形線に加工した結果を示すもの
で、断線中割れを生ずることもなく、137Kgf/
mm2の異形線が製造された。 No.4は本発明組成を満足し、且つ0.64%のCeq
と88Kgf/mm2の強度を有する7.6mmの線材を、同
じく強加圧アツプセツト方式で溶接し、溶接部を
850℃に1分直接通電で加熱後、11℃/secの冷却
速度で溶接して異形線に加工したときの結果で、
断線事故もなく、138Kgf/mm2の強度を有する異
形線が得られた。 No.5は同じく本発明組成からなり、且つ
Ceq0.68%、6.8mmの径で、85Kgf/mm2の強度を有
する線材をレーザー方式で溶接し、溶接部を通電
加熱方式で、840℃に45秒加熱後、6℃/secの冷
却速度で冷却したのち、異形加工したもので、無
事120Kgf/mm2の異形線が得られた。 No.6はNo.5と全く同じ組成、線径、強度を有
し、溶接も同じくレーザー方式で行われたが、溶
接後の熱処理で、冷却速度を23℃/secまで上げ
たために、熱処理実施個所にマルテンサイトが現
われ、加工性が劣化した例である。 No.7は本発明組成から成り、Ceq0.55%、9.0mm
の径で、71Kgf/mm2の強度の線材を強加圧アツプ
セツト方式で溶接し、更に溶接部を高周波誘導加
熱で920℃に20秒加熱後、7℃/secで冷却し、異
形線に加工したもので、割れの発生もなく133Kg
f/mm2の強度を有する異形線が得られた。 更にNo.8は本発明組成から成り、且つCeq0.72
%、7.4mmの径で93Kgf/mm2の線材をフラツシユ
バツト溶接し、溶接部を通電加熱方式で840℃×
40秒加熱後、12℃/secで冷却して、その後異形
線に加工したもので、途中割れが生ずることもな
く、150Kgf/mm2の強度の異形線を得ることがで
きた。 No.9は本発明組成を満足し、且つCeq0.60%、
8.2mmの径で82Kgf/mm2の強度の線材をレーザー
溶接し、溶接部を高周波誘導加熱で880℃に30秒
加熱後、18℃/secで冷却して、その後異形線に
加工したもので、割れを発生することなく加工で
き、140Kgf/mm2の異形線が得られた。 またNo.10は同じく本発明組成から成り、且つ
Ceq0.63%、6.4mmの径で88Kgf/mm2の線材を強加
圧アツプセツト方式で溶接し、溶接部を高周波誘
導加熱で850℃に70秒加熱後、15℃/secの冷却速
度で冷却し、その後異形線加工した場合の結果
で、134Kgf/mm2の鋼線が得られた。 No.11〜20は比較例で、No.11はMnが本発明の下
限を下回つているために、126Kgf/mm2の異形線
強度に到達しなかつた例、No.12はSiが本発明の上
限を上回ると共に、溶接後の熱処理の冷速も本発
明の上限を上回つたために、加工性が著しく劣化
した例、No.13はCが本発明の下限を下回つている
ために、126Kgf/mm2の製品強度に到達しなかつ
た例、No.14と15はそれぞれAlとNbが本発明の上
限を超えているために、多量の窒化物が析出して
加工性が劣化した例、No.16はCとCrが共に本発
明の上限を超えているために、溶接部に熱処理後
マルテンサイトが現われ、加工性が劣化した例、
No.17はMnとCrは単独では本発明内にあるが、そ
の合計量が1.5%を超え、またTiとBも本発明の
上限を超えているために加工性が劣化した例、No.
18はC、Mn、Cr単独では本発明内にあるが、
Ceqが本発明の下限を下回り、且つまた溶接後の
熱処理の冷速も本発明の下限を下回つているため
に、製品強度が126Kgf/mm2に達しなかつた例、
No.19はMn、Si、Vがいずれも本発明の上限を超
え、またP、Sも0.03%を超え、更には溶接後の
熱処理の冷速も20℃/secを超えているために加
工性が劣化した例、No.20はAl、Ti、Nb、B単独
では本発明内にあるが、その合計量が本発明の上
限を超え、またNも0.0120%も含有されていたた
めに、加工性が劣化した例を示す。
【表】
【表】
【表】
○印は本発明例。
(発明の効果) 以上の実施例からも明らかなように、本発明は
炭素鋼の成分を特定して、線材のアズロールの引
張強さ70Kgf/mm2以上を得て、溶接によつて長尺
線材とし、溶接部の熱処理によつて全長に亘り整
粒された微細なフエライト・パーライト組織を得
るので、海底ケーブル用異形線の製造条件に適応
する線材を容易に製造し得て、その工業的効果は
大である。
(発明の効果) 以上の実施例からも明らかなように、本発明は
炭素鋼の成分を特定して、線材のアズロールの引
張強さ70Kgf/mm2以上を得て、溶接によつて長尺
線材とし、溶接部の熱処理によつて全長に亘り整
粒された微細なフエライト・パーライト組織を得
るので、海底ケーブル用異形線の製造条件に適応
する線材を容易に製造し得て、その工業的効果は
大である。
第1図は公知の異形線の断面図である。
10……光フアイバー心線、20……異形線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%でC0.30〜0.65%、Si1.0%以下、
Mn0.3〜1.5%、Cr1.2%以下で、 Mn+Cr0.3〜1.5%、及びAl0.002〜0.1%、
Ti0.002〜0.1%、Nb0.001〜0.3%、V0.001〜0.3
%、B0.0005〜0.1% の1種または2種以上を、合計0.0005〜0.3%、
残部Fe及び不可避不純物から成ると共に、Ceq=
C+1/5(Mn+Cr)≧0.57%を満足する鋼塊を熱 間圧延し、続いて該線材を溶接して長尺線材と
し、該溶接部をオーステナイト域に加熱保持し、
続いて3〜20℃/secで冷却して、微細なフエラ
イト・パーライト組織とすることを特徴とする長
尺高張力鋼線用線材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24404885A JPS62228431A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 長尺高張力鋼線用線材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24404885A JPS62228431A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 長尺高張力鋼線用線材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62228431A JPS62228431A (ja) | 1987-10-07 |
JPH0454728B2 true JPH0454728B2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=17112946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24404885A Granted JPS62228431A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 長尺高張力鋼線用線材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62228431A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340643B1 (ko) * | 1997-07-02 | 2002-07-18 | 이구택 | 용접봉용 선재의 제조방법 |
US7732733B2 (en) * | 2005-01-26 | 2010-06-08 | Nippon Welding Rod Co., Ltd. | Ferritic stainless steel welding wire and manufacturing method thereof |
KR100742820B1 (ko) * | 2005-12-27 | 2007-07-25 | 주식회사 포스코 | 냉간가공성과 소입성이 우수한 강선재 및 그 제조방법 |
US8734599B2 (en) | 2006-10-11 | 2014-05-27 | Posco | Steel wire rod for high strength and high toughness spring having excellent cold workability, method for producing the same and method for producing spring by using the same |
JP5521885B2 (ja) | 2010-08-17 | 2014-06-18 | 新日鐵住金株式会社 | 高強度かつ耐水素脆化特性に優れた機械部品用鋼線、および機械部品とその製造方法 |
JP5674620B2 (ja) * | 2011-10-07 | 2015-02-25 | 株式会社神戸製鋼所 | ボルト用鋼線及びボルト、並びにその製造方法 |
US9274298B2 (en) | 2012-10-04 | 2016-03-01 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Deformed steel wire for protection tube of submarine cable, method for manufacturing same, and pressure-resistant layer |
CN110453145A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-11-15 | 南京钢铁股份有限公司 | 高强抗震钢筋及轧制工艺 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP24404885A patent/JPS62228431A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62228431A (ja) | 1987-10-07 |
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JPH0138853B2 (ja) |
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