JPH0454579Y2 - - Google Patents

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JPH0454579Y2
JPH0454579Y2 JP14148386U JP14148386U JPH0454579Y2 JP H0454579 Y2 JPH0454579 Y2 JP H0454579Y2 JP 14148386 U JP14148386 U JP 14148386U JP 14148386 U JP14148386 U JP 14148386U JP H0454579 Y2 JPH0454579 Y2 JP H0454579Y2
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JP
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cassette
tape
scale
optical sensor
rotation gauge
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JP14148386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカセツト式のテープレコーダ、ビデオ
テープレコーダに装てんしてテープの静トルク、
動トルクを測定するカセツト型トルクメータに関
する。
〔従来の技術〕
従来よりテープレコーダ、ビデオテープレコー
ダのトルク測定装置としてテープカセツトのリー
ルに代えてカセツト本体内に相対変位を表示する
目盛りを付した内外輪と、両輪を連結する渦巻ば
ねとを有する回転ゲージを内蔵し、回転ゲージの
外輪にテープを巻付け、テープ走行時のテープテ
ンシヨンやリール軸の回転トルクを両輪の相対変
位量にて読み取るようにした装置が知られてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記装置はカセツトハーフに透明体を用い、ま
た、テープレコーダあるいはビデオテープレコー
ダのデツキの蓋に透明板が用いられていることが
多いため、トルク測定装置のカセツトをデツキに
装てんし、その直上又は正面よりデツキの蓋、カ
セツトハーフを通して回転ゲージの目盛りを視認
して目盛りの指示を読み取るものである。
したがつて、カセツトハーフに不透明のものを
使用することはできず、また、上面や正面が開放
されない型式のデツキでは装てんしたカセツトハ
ーフ内のゲージの目盛りを直読できないという問
題がある。
本考案の目的は回転ゲージの目盛りの指示値を
無線信号に変換し、その測定値の遠隔表示を行う
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本案は内外輪の相対回転変位を表示する目盛り
を備えた回転ゲージをテープのリールとしてカセ
ツト本体内に有するカセツト型トルクメータにお
いて、前記目盛りの表示を光学的に検知して電気
信号に変換する光学センサと、回転ゲージ上の目
盛りの表示を伝送する光学系と、光学センサに得
られた検知出力を無線信号に変換して外部の受信
装置に送信する送信機とをカセツト本体に内蔵し
たことを特徴とするカセツト型トルクメータであ
る。
〔実施例〕
以下に本案の実施例を図によつて説明する。
第1図において、カセツト本体1内に設置する
一対のテープリール2のうち、少なくとも一方の
リールに回転ゲージ3を用いる。テープ4はその
一端が巻取側リールに用いた回転ゲージ3に固定
され、他端は送出側リール2の周上に巻回してそ
の周面一部に固定されている。また、両リール間
にわたるテープ4はカセツト本体1の正面に開口
された窓孔5に沿つて配設されている。第2図に
おいて、回転ゲージ3はカセツト本体1のリール
軸孔6に回転可能に係合させた内輪7と、テープ
4を巻回する外輪8との組合せからなり、内外輪
7,8は同心状に配置され、両輪を渦巻ばね9で
連結し、第1図のように内輪7に指標10aを付
し、外輪8に目盛り10bを付したものである。
本案において、目盛り10bには光学的に読取り
可能な線又は点を一定間隔毎に付すほか、線の太
さ、数などを桁毎に変えてカウント以外の情報を
盛り込むことができる。また、指標10aは内外
輪7,8の相対変位により正面を通過する目盛り
10bの数の起算点を示すものである。矢印、
線、点などによつて標示する。
カセツト本体1内には光学センサ11およびセ
ンサ11の検知出力を無線送信する送信機12を
内蔵し、前記回転ゲージ3に付された目盛り10
bおよび指標10aの面と光学センサ11間をプ
リズム13などによる光学系にて接続する。光学
センサ11は目盛りおよび指標の読みとりに2基
用いる。カセツト本体1内の限られたスペース内
に設置するには極く小型のセンサが要求される。
この要求を満たすセンサとして例えば「光電子工
業研究所製の反射センサーSG−101型」がある。
このセンサはモールドパツケージに赤外線発光ダ
イオードとフオトトランジスタを同一平面上に実
装したもので、その大きさは5mm×4mm、厚さ
1.6mmである。しがつてカセツト本体1内のスペ
ースに十分内装できる。また、これとは別にさら
に小型の光学センサとして浜松ホトニスクス(株)製
S2828型センサがある。その大きさは3.5mm×1.6
mm、厚さ1.3mmである。このセンサは読取り分解
能を向上させるために凸レンズが装着されてい
る。ただし、光源となる発光ダイオードは内蔵さ
れていないので、別に組込む。一方、送信機12
は増幅部、発振部を含めて超小型の部品の組合せ
にりカセツト本体内の空間にセツトすることは十
分可能である。第2図の実施例では光学センサ1
1の回転ゲージ3の近傍でカセツト本体1の内底
面に設置し、カセツト本体1の上面側のハーフ1
aに2つの直角プリズム13,13を組み込み、
回転ゲージ3と光学センサ11間に光路を形成し
た例を示してるが、あるいは第3図のように台形
プリズム14を用いてもよく、また第4図のよう
に上面側ハーフ1aの内面に反射面15を形成し
てもよい。その他、光フアイバの使用が考えられ
る。光フアイバの使用に関しては狭いスペース内
に設置するため、第5図のようにその先端を45℃
の角度にそぎ落として受光面、投光面を形成し、
あるいは第6図のように先端縁を一定曲率で弯曲
させて受光光線を直角方向に方向転換させれば、
狭い空間内に有効に組込むことができる。
本考案のカセツト型トルクメータは通常のテー
プカセツトと同様にテープデツキに装てんし、電
源投入によりテープの走行状態における動トル
ク、あるいは巻上げ、巻戻し状態での静トルクを
測定するものである。
すなわち、内外輪7,8が相対回転変位して回
転トルクとテープテンシヨンとが釣合い、そのと
きの回転トルク値(又はテープテンシヨン値)が
指標10aに指示された目盛り10bにて表示さ
れる。本案においては指標10aの正面を通過し
た目盛り10bの数が光学系を通して光学センサ
11に検知され、あるいは指標10aと目盛り1
0bとの対応関係が検知され、その検知信号が送
信機12を通して機外に設置された受信装置にて
受信される。本案に用いる受信装置は無線信号を
受信する機能と、受信信号パルスの加算、減算を
含めた演算処理をしてこれを表示する機能を備え
ていればよい。カセツト本体内の回転ゲージ3に
表わされたトルク値はパルス信号に代えられ、機
外の受信装置17に、トルク値に比例した数のパ
ルスとして表示される。
〔考案の効果〕
以上のように本案によるときは回転トルクの測
定値を無線信号に変換し、その測定値を機外に設
置した受信装置に表示するため、テープレコーダ
のデツキの構造の如何にかかわらずデツキ内に本
案のトルクメータを装てんして測定値を読みとる
ことができる。勿論直読式のように透明のカセツ
トハーフを用いる必要もない。
また、本案によるときにはパルス信号に変換し
て測定値を表示するものであるため、データの演
算、収集、記録などの処理をもあわせて行うこと
ができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す上面側ハーフを
除いた平面図、第2図は要部拡大断面図、第3図
〜第6図はそれぞれ回転ゲージの目盛りと光学セ
ンサとを結ぶ光学系の実施例を示す説明図であ
る。 1……カセツト本体、3……回転ゲージ、4…
…テープ、7……内輪、8……外輪、9……渦巻
ばね、10a……指標、10b……目盛り、11
……光学センサ、12……送信機、13……プリ
ズム、14……台形プリズム、15……反射面、
16……光フアイバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外輪の相対回転変位を表示する目盛りを備え
    た回転ゲージをテープのリールとしてカセツト本
    体内に有するカセツト型トルクメータにおいて、
    前記目盛りの表示を光学的に検知して電気信号に
    変換する光学センサと、回転ゲージ上の目盛りの
    表示を伝送する光学系と、光学センサに得られた
    検知出力を無線信号に変換して外部の受信装置に
    送信する送信機とをカセツト本体に内蔵したこと
    を特徴とするカセツト型トルクメータ。
JP14148386U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0454579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14148386U JPH0454579Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14148386U JPH0454579Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6347431U JPS6347431U (ja) 1988-03-31
JPH0454579Y2 true JPH0454579Y2 (ja) 1992-12-22

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ID=31049308

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JP14148386U Expired JPH0454579Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2545931Y2 (ja) * 1989-02-13 1997-08-27 サンセイ理工株式会社 カセット型テープテンションゲージ

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JPS6347431U (ja) 1988-03-31

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