JPH0454489Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454489Y2
JPH0454489Y2 JP292488U JP292488U JPH0454489Y2 JP H0454489 Y2 JPH0454489 Y2 JP H0454489Y2 JP 292488 U JP292488 U JP 292488U JP 292488 U JP292488 U JP 292488U JP H0454489 Y2 JPH0454489 Y2 JP H0454489Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
diaphragm
chamber
pressure fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP292488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109094U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP292488U priority Critical patent/JPH0454489Y2/ja
Publication of JPH01109094U publication Critical patent/JPH01109094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454489Y2 publication Critical patent/JPH0454489Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧力制御装置、特に、物品の昇降、停
止、釣合吊持を行うエアホイストの圧力制御に適
用して効果のある装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のエアホイスト用圧力制御装置として
は、特公昭56−18515号広報に開示されたものが
ある。
このエアホイスト用圧力制御装置は、圧力流体
源から圧力流体を導入する圧力流体室と、該圧力
流体室に弁口によつて連通し且つ前記圧力流体を
エアホイストのシリンダ装置に直接給排する作動
流体室と、該作動流体室にダイヤフラムで仕切ら
れたダイヤフラム室と、前記弁口を前記ダイヤフ
ラムの作動によつて開閉する弁および該弁に貫設
して一端を大気に開口し、他端に前記作動流体室
内において前記ダイヤフラムによつて開閉される
開口を有する中空の弁棒とを備え、前記ダイヤフ
ラムは該弁棒の端部開口を閉塞したときに作動流
体室側の受圧面積とダイヤフラム室側の受圧面積
とが等しくされるダイヤフラム案内杆を有し、ダ
イヤフラム室は切換弁によつて閉塞され、あるい
は圧力流体室、大気、作動流体室の夫々に選択的
に連通する流体回路を有している構造よりなるも
のである。
そして、この圧力制御装置は、制御圧の調節操
作を行わなくても、吊持荷重の増減に関係なく釣
り合い吊持が可能であるなどの効果を奏するもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来の圧力制御装置において
は、ダイヤフラムと中空弁棒が別体として構成さ
れ、しかも該ダイヤフラムはダイヤフラム案内杆
と一体に構成されているので、中空弁棒が長くな
り、該中空弁棒を通る空気に対する抵抗、ひいて
は圧力損失が大きくなつてしまうという問題点が
ある。
本考案の目的は、中空のリリーフ弁の長さを短
縮できる圧力制御装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、圧力流体源に何らかのア
クシデントが発生したとしても、制御弁部から圧
力流体が勝手に流出しないようにした安全な圧力
制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の圧力制御装置は、作動流体室の流体を
排出口に排出可能な中空のリリーフ弁がダイヤフ
ラムと一体的に結合され、また圧力流体室から圧
力流体源側への圧力流体の流れを阻止する逆止弁
を、該圧力流体源と制御弁との間に介設した構造
を有するものである。
〔作用〕
前記した手段によれば、中空のリリーフ弁がダ
イヤフラムと一体的に結合されていることによ
り、該中空のリリーフ弁の長さを短縮でき、その
中空孔を通る圧力流体に対する抵抗を小さくする
ことができる。
また、圧力流体源と制御弁との間に、圧力流体
室から圧力流体源側への圧力流体の流れを阻止す
る逆止弁を介設したことにより、何らかの原因で
圧力流体源にアクシデントが発生したとしても、
制御弁部から勝手にエアが流出しないので、圧力
流体源の故障による荷重の落下などの危険を未然
に防止できる。
〔実施例〕 第1図は本考案の一実施例である圧力制御装置
を第3図のX−Y線に沿つて断面した断面図、第
2図は同じく第3図のX−Z線断面図、第3図は
圧力制御装置の平面図、第4図a〜dはこの圧力
制御装置をエアホイストに適用した場合の各動作
を説明する概略説明図である。
本実施例の圧力制御装置1はボルト4で互いに
結合された本体2および蓋3を有している。
本体2と蓋3との間にはダイヤフラム5が挟持
され、該ダイヤフラム5は本体2側の作動流体室
6と蓋3側のダイヤフラム室7とを互いに仕切つ
ている。作動流体室6は、たとえば負荷(図示せ
ず)を吊持するエアホイストのシリンダ装置22
のシリンダ室に連絡される一方、ダイヤフラム室
7はパイロツト流体の導入用のポートCおよび排
出口EXHに連絡されている。
本体2には、圧力流体室8が形成され、この圧
力流体室8には、圧力流体源9(第4図参照)か
らの圧力流体、たとえば圧縮空気が速度制御弁1
0、流入口INなどを介して供給される。
また、圧力流体室8内には、制御弁11が組み
込まれている。この制御弁11は、弁体12と、
該弁体12を摺動可能に案内保持するガイド13
と、該弁体12とガイド13とを互いに離れる方
向に付勢するばね14と、弁体12に設けられた
弁シート15と、弁体12にその一端を挿入され
かつ該弁体12と当接したバルブピン16と、該
バブルピン16の軸方向の略半分およびその交差
方向すなわち径方向に略T形に貫通形成された連
通路17と、該バブルピン16と本体2との間を
シールするOリング18と、弁体12とガイド1
3との間をシールするOリング19と、ガイド1
3と本体2との間をシールするOリング20と、
ガイド13を本体2内に保持するスナツプリング
21とを含んでいる。
一方、本体2に形成された出力口OUTは第2
図の如く、作動流体室6と連通し、また制御弁1
1の作動位置に応じて連通路17を介して圧力流
体室8と選択的に連通可能となつている。そし
て、この出力口OUTは、負荷の一例としてのエ
アホイストのシリンダ装置22(第4図)に連絡
されている。
前記圧力流体室8、作動流体室6、さらにはダ
イヤフラム室7はそれぞれ本体2のポートA,B
さらには蓋3に設けたパイロツト圧力導入用のポ
ートCを経て上昇切換弁V1、下降用切換弁V2
釣合用切換弁V3にそれぞれ連絡されている。
ダイヤフラム室7とポートCとの間のパイロツ
ト圧力導入部には、パイロツト圧力調整用のニー
ドル形の流量調整弁23が設けられている。
また、流入口INと制御弁11との間には、チ
エツクパツキン24を持つ逆止弁25が組み込ま
れている。この逆止弁25は、圧力流体源9が何
らかの理由で故障したような場合に、制御弁11
部分側から勝手にエアが流出されないよう、流入
口INから圧力流体室8の方向への流体の流入は
可能である一方、この逆方向への流通を阻止する
よう構成されている。
一方、本実施例では、蓋3に設けた排出口
EXHに連通する連通路26を軸方向に有する中
空弁棒よりなる中空のリリーフ弁27が内端側で
ダイヤフラム5と一体的に形成されている。この
リリーフ弁27の一端面(第1図の左端面)は制
御弁11のバブルピン16と当接するようになつ
ている。
また、ダイヤフラム5と蓋3の内側との間には
ばね28が介設されている。
したがつて、制御弁11は、ダイヤフラム室7
内の圧力が上昇した時にリリーフ弁27が第1図
の左側に移動して弁体12を同図の左側に動作さ
せ、弁シート15を開いてエアを導入するように
なつている。
次に、本実施例の作用を第1図および第2図に
加えて第4図a〜dに即して説明する。
まず、第4図aの状態はエアホイスト(図示せ
ず)によりシリンダ装置22を介して荷重(図示
せず)を上昇させる操作を示している。
この場合、制御弁11のバブルピン16は、上
昇用切換弁V1が作動されてダイヤフラム室7の
圧力が高くなることによつて、ダイヤフラム5お
よびリリーフ弁27により押圧されてガイド13
の中に押し込まれた状態となつており、弁シート
15は本体2の弁座から離れる。したがつて、圧
力流体源9からの圧力は流入口INから圧力流体
室8の中に流入し、ポートAを経て上昇切換弁
V1に供給される。
そして、出力口OUTからシリンダ装置22に
圧力流体が供給され、該シリンダ装置22は該シ
リンダ装置22で吊持された荷重を上昇させる。
次に、第4図bは荷重の下降時の状態を示して
いる。
この場合、下降用切換弁V2が作動され、作動
流体室6がポートBを介して下降用切換弁V2
連通し、作動流体室6の圧力がダイヤフラム室7
の圧力よりも大きくなるので、ダイヤフラム5は
ダイヤフラム室7側に撓み、リリーフ弁27はバ
ブルピン16から離れる。
したがつて、第4図bの状態では、シリンダ装
置22は吊持した荷重(図示せず)を下降させる
よう作動される。
また、第4図cは負荷の停止時の状態を示す。
この状態においては、制御弁11は閉状態であ
り、作動流体室6はポートBから3つの切換弁
V1,V2,V3を経てポートC、さらには作動流体
室6とダイヤフラム室7とは圧力が等しくなり、
シリンダ装置22は停止状態とされる。
さらに、第4図dは釣合状態(バランス状態)
を示している。
この状態では、釣合用切換弁V3において作動
流体室6とダイヤフラム室7とが互いに遮断され
る。言い換えれば、作動流体室6とダイヤフラム
室7とは互いに等圧となり、その等圧状態のまま
でバランスされて固定される。
これにより、エアホイストのシリンダ装置22
は釣合状態のままでバランスされて保持されるこ
とになり、該シリンダ装置22で吊持された荷重
(図示せず)は所定位置に保持されたままとなり、
外力(手動力)によりシリンダ装置22を作動さ
せることが可能となる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、他の様々な変形が可能である。
〔発明の効果〕
(1) 本考案の圧力制御装置よれば、圧力流体源に
連通する圧力流体室と、この圧力流体室内に設
けられた制御弁と、この制御弁により前記圧力
流体室と連通可能でありかつ負荷に連通する作
動流体室と、パイロツト流体を供給されかつ排
出口に連通するダイヤフラム室と、前記作動流
体室と前記ダイヤフラム室とを仕切るダイヤフ
ラムと、前記ダイヤフラムと一体的に結合さ
れ、かつ前記作動流体室内の流体を前記排出口
に排出可能な中空のリリーフ弁と、前記ダイヤ
フラムの動作により前記制御弁を開閉する弁体
と、前記圧力流体源と前記制御弁との間に設け
られ、かつ前記圧力流体室から前記圧力流体源
側への圧力流体の流れを阻止する逆止弁と、前
記ダイヤフラム室と圧力流体室および作動流体
室との間で流体の切換を行う切換弁とを備えて
なる構造としたことにより、中空のリリーフ弁
がダイヤフラムと一体的に結合されているの
で、該リリーフ弁の弁棒長さを短縮でき、ひい
ては装置の小形化を図ることができる。
(2) 前記(1)により、リリーフ弁の中空孔を通つて
排出される圧力流体への抵抗が小さくなるの
で、圧力損失が減少し、リリーフ流量を大きく
とることが可能となる。
(3) 前記(1)より、圧力流体源と制御弁との間に設
けられた逆止弁が圧力流体室から圧力流体源側
への圧力流体の流れを阻止するので、圧力流体
源に故障などの何らかのアクシデントが発生し
ても制御弁部から圧力流体が勝手に流出するこ
とが防止され、負荷の落下などの危険を未然に
防止することができる。
(4) パイロツト圧力導入部に流量調整弁機構が設
けられていることにより、たとえばエアホイス
トの速度調整が可能となり、機能の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である圧力制御装置
を第3図のX−Y線に沿つて断面した断面図、第
2図は同じく第3図のX−Z線断面図、第3図は
圧力制御装置の平面図、第4図a〜dはこの圧力
制御装置をエアホイストに適用した場合の各動作
を説明する概略説明図である。 1……圧力制御装置、2……本体、3……蓋、
4……ボルト、5……ダイヤフラム、6……作動
流体室、7……ダイヤフラム室、8……圧力流体
室、9……圧力流体源、10……速度制御弁、1
1……制御弁、12……弁体、13……ガイド、
14……ばね、15……弁シート、16……バル
ブピン、17……連通路、18,19,20……
Oリング、21……スナツプリング、22……シ
リンダ装置、23……流量調整弁、24……チエ
ツクパツキン、25……逆止弁、26……連通
路、27……リリーフ弁、28……ばね、A,
B,C……ポート、V1,V2,V3……切換弁、
EXH……排出口、IN……流入口、OUT……出
力口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 圧力流体源に連通する圧力流体室と、この圧
    力流体室内に設けられた制御弁と、この制御弁
    により前記圧力流体室と連通可能でありかつ負
    荷に連通する作動流体室と、パイロツト流体を
    供給されかつ排出口に連通するダイヤフラム室
    と、前記作動流体室と前記ダイヤフラム室とを
    仕切るダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと一
    体的に結合され、かつ前記作動流体室内の流体
    を前記排出口に排出可能な中空のリリーフ弁
    と、前記ダイヤフラムの動作により前記制御弁
    を開閉する弁体と、前記圧力流体源と前記制御
    弁との間に設けられ、かつ前記圧力流体室から
    前記圧力流体源側への圧力流体の流れを阻止す
    る逆止弁と、前記ダイヤフラム室と圧力流体室
    および作動流体室との間で流体の切換を行う切
    換弁とを備えてなる圧力制御装置。 2 前記弁体は、圧力流体を選択的に流通させる
    連通路を、その軸方向に対して交差方向に有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の圧力制
    御装置。 3 前記ダイヤフラム室へのパイロツト圧力導入
    部に流量調整弁機構を有することを特徴とする
    請求項1記載の圧力制御装置。 4 前記負荷が、エアホイストのシリンダ装置で
    あることを特徴とする請求項1記載の圧力制御
    装置。
JP292488U 1988-01-13 1988-01-13 Expired JPH0454489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP292488U JPH0454489Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP292488U JPH0454489Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109094U JPH01109094U (ja) 1989-07-24
JPH0454489Y2 true JPH0454489Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31204109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP292488U Expired JPH0454489Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454489Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109094U (ja) 1989-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9841116B2 (en) Double action direction fluid flow valve
US6386509B1 (en) Back pressure control valve
US5097746A (en) Metering valve
US2664916A (en) Hydraulic elevator descent control valve
US4615356A (en) Modulating pressure operated pilot relief valve
AU2010257403A1 (en) Proportional Pressure Controller
US3559945A (en) Diaphragm operated fluid logic valves
US4617961A (en) Pilot-operated solenoid valve apparatus
US4795129A (en) Normally closed fluid switching logic element
JPS63199969A (ja) 流体制御弁
JPH0454489Y2 (ja)
AU590910B2 (en) Modulating pressure operated pilot relief valve
US4678241A (en) Equalizer discharge valve for a railroad car air brake system
JPH0215721B2 (ja)
US3656708A (en) Dump valve
US3858610A (en) Relay valve
US4113319A (en) Emergency portion for a brake control valve
EP0210254B1 (en) Normally closed fluid switching logic element
JP4224836B2 (ja) オールエアバランサ装置
JPH0730443Y2 (ja) 二系統流体圧力制御弁
RU2112903C1 (ru) Клапан
JPH0117742Y2 (ja)
KR100206227B1 (ko) 방향가변의 압력 제어밸브
JPH0630815U (ja) 圧力制御弁
JPH037116Y2 (ja)