JPH0454407Y2 - - Google Patents

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JPH0454407Y2
JPH0454407Y2 JP3682985U JP3682985U JPH0454407Y2 JP H0454407 Y2 JPH0454407 Y2 JP H0454407Y2 JP 3682985 U JP3682985 U JP 3682985U JP 3682985 U JP3682985 U JP 3682985U JP H0454407 Y2 JPH0454407 Y2 JP H0454407Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は爆発性ガスまたは蒸気が存在する危険
場所に設置しうる防爆構造電磁流量計、特に設置
工事が容易でかつ測定誤差が少なく、そのうえ防
爆性を確保しうる構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
電気機器を上述のような危険場所に設置する場
合、該電気機器を労働省安全研究所によつて制定
された防爆指針に従つて形成し、さらに設置する
ことが必要である。第3図はこのような指針にも
とづいて設置された従来の防爆構造電磁流量計の
構成図で、図において1は導電性を有する測定流
体2を貫流させる円筒状の金属製貫流管、3は貫
流管1を該管の管軸に垂直な方向に貫通するよう
に磁束を発生させる励磁巻線、4,4は前記管軸
と前記磁束とに直交する方向に対向して貫流管1
の管壁に設けた対向電極で、これら両電極4,4
は測定流体2に接触することができかつ貫流管1
とは電気的に絶縁されて設けられている。貫流管
1の内面は電気絶縁物で被覆されている。5は貫
流管1をとり囲むように設けた外被で、6はこの
外被5と貫流管1とで密閉的に構成された検出部
容器である。励磁巻線3は検出部容器6に収納さ
れている。7は上述の各部からなる測定部で、こ
の測定部7は爆発性ガス22が存在する危険場所
23に設置されている。測定部7はこのように構
成されているから励磁巻線3に励磁電流を流すと
貫流管1を横切る磁束が発生し、この状態で貫流
管1に測定流体2を貫流させるとフアラデーの法
則に従つて該流体2の流速に応じた電圧が電極
4,4間に発生する。8a,8bは対向電極4,
4間に発生した電圧を測定部7外に導く端子で、
両端子8a,8bは検出部容器6に設けた端子箱
8内に設置されている。貫流管1と外被5とは接
続部材9によつて電気的に接続され、また貫流管
1内の測定流体2も図示していない手段によつて
外被5に電気的に接続されており、8cは、接続
部材9で接続された貫流管1と外被5とからなる
検出部容器6の電位を測定部7外に導くために端
子箱8に設けた端子である。検出部容器6は該容
器に設けた接地端子6aを介して接地されてい
る。8d,8eは励磁巻線3に励磁電流を供給す
るために端子箱8に設けた端子である。
10は電源11によつて給電されて励磁電流を
励磁用ケーブル12を介して端子8d,8eに送
り込むようにした励磁電流供給部、13は、電極
4,4から出力された、測定流体2の流速に応じ
た検出信号としての電圧信号を処理して、貫流管
1を貫流する前記測定流体2の流量に応じた流量
信号14を出力する信号処理部で、15は励磁電
流供給部10と信号処理部13とを収納した変換
部容器、16は該容器15と供給部10と処理部
13とからなる変換部である。17は流量信号1
4を受信して表示、記録等の動作をする受信器で
ある。18は端子8a,8bから出力される流速
検出信号としての電圧信号を信号処理部13に導
く信号用ケーブルで、端子8cの電位も、安定し
た流量測定を行うために、このケーブル18を介
して信号処理部13に導かれるように構成されて
いる。19は上述のようにして流速検出信号を信
号処理部13に導く電路を構成する信号用ケーブ
ル18の途中に介在させた安全保持器で、19
a,19b,19cは測定部7の端子8a,8
b,8cのそれぞれに対応するように該保持器1
9に設けた信号入力端子、19e,19f,19
gはそれぞれ端子19a,19b,19cに対応
して保持器19に設けた信号出力端子、19dは
保持器19の接地端子である。安全保持器19は
端子19dを介して接地されている。20は計器
室21を形成する壁で、ケーブル18は壁20を
気密に貫通するように布設され、安全保持器19
と変換部16と受信器17と電源11とは計器室
21内に設置されている。24はケーブル12が
挿入された電線管で、この電線管は前述の防爆指
針の耐圧防爆規定を満足するように構成されかつ
測定部7にとりつけられている。電線管24も壁
20を貫通して布設され、この貫通部もガス22
が計器室21内に侵入しないように気密に構成さ
れている。25は上記した、計器室21を除く各
部からなる電磁流量計で、したがつてこの流量計
25においては受信器17によつて測定流体2の
流量を測定することができる。
第3図においては、安全保持器19が第4図に
示したように構成され、このような安全保持器1
9を信号用ケーブル18の途中に介在させること
によつて、測定部7の端子8a,8b,8cから
出力される信号にかかわる電磁流量計25の流量
測定系統が、前述した防爆指針の本質安全防爆規
定を満足するように構成されている。すなわち第
4図において、26は端子19aと19eとを結
ぶ電路27に直列に挿入したヒユーズ等の電流制
限素子、28も端子19bと19fとを結ぶ電路
29に直列に挿入したヒユーズ等の電流制限素子
で、端子19cと19gとを結ぶ電路30は接地
端子19dに接続されている。電流制限素子2
6,28は抵抗器で構成されることもある。32
は2個のツエナダイオード31が互いに逆向きに
なるようにして直列接続された電圧制限素子で、
素子32は電路27の端子19a側と電路30と
の間および電路29の端子19b側と電路30と
の間にそれぞれ2個づつ接続されている。安全保
持器19はこのように構成されていて各部の電気
的特性は前記本質安全防爆規定に則つて設定され
ている。したがつてこのような安全保持器19を
使用した第3図の電磁流量計25においては、電
極4,4に連なる各電路に何らかの原因によつて
過大電流が流れようとしてもこの電流は電流制限
素子26,28によつて所定値以下に制限され、
また電極4,4に発生する電圧信号を信号処理部
13に導く各電路とアースとの間に何らかの原因
によつて過大電圧が発生しようとしても、この電
圧は電圧制限素子32によつて所定値以下に制限
される結果、信号用ケーブル18がかかわる前述
の流量測定系統の本質安全防爆性が確保される。
換言すれば、この場合、たとえば貫流管1内に露
出している電極4,4が爆発性ガス22の雰囲気
中にあつても爆発が発生する恐れはない。また電
磁流量計25においては、励磁巻線3およびこれ
に励磁電流を供給する電路は、検出部ケース6と
電線管24とからなる一連の空所に、前記防爆指
針にしたがつて耐圧防爆性を有するように設置さ
れているから、励磁巻線3に連なる電路に起因し
て危険場所23に爆発が発生するということもな
い。
電磁流量計25は上述のように構成されている
から測定部7を危険場所23に設置して流量測定
を行うことができるが、この場合測定部7と変換
部16とが分離されているので、信号用ケーブル
18および励磁用ケーブル12を、危険場所23
に設置されている測定部7と計器室21に設置さ
れている変換部16との間に長く引きまわす必要
があり、このためこのような流量計25には設置
工事が面倒であるという問題があるほか、信号用
ケーブル18で検出信号の減衰や擾乱が発生し易
いので測定誤差が生じ勝ちであるという問題があ
り、また変換部16や安全保持器19によつて計
器室21の空間が占有されるので、多数の電磁流
量計を設置する必要がある場合、このような変換
部や安全保持器のために計器室21の空間の利用
効率が低下するという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述したような従来の防爆構造電磁
流量計における問題を解消して、設置工事が容易
でかつ検出信号の減衰や擾乱による測定誤差の生
じることが少なく、また計器室21の空間使用効
率が変換部16等によつて損なわれることがない
うえ、事故によつて電磁流量計の容器を流れる恐
れのある地絡電流に対しても防爆性が確保された
防爆構造電磁流量計を提供することを目的とす
る。
〔考案の要点〕
本考案は、上述の目的を達成するために、検出
部容器と変換部容器とこれら両容器を連通させる
筒状結合体とからなる耐圧防爆構造筐体と;測定
流体を貫流させる貫流管と;貫流管を流れる測定
流体に交叉する磁束を発生させる励磁巻線と;貫
流管における測定流体の流速に応じた検出信号を
出力する対向電極と;励磁巻線に励磁電流を供給
する励磁電流供給部と;前記検出信号を処理して
測定流体の流量に相当した流量信号を出力する信
号処理部と;前記検出信号を導く電路の電圧およ
び電流を制限する本質安全防爆構造形成用安全保
持器と;で防爆構造電磁流量計を構成し、この電
磁流量計において、励磁巻線は検出部容器に収納
し、励磁電流供給部と信号処理部とは変換部容器
に収納し、安全保持器は耐圧防爆構造筐体に収納
し、さらに筒状結合体には検出部容器と変換部容
器との間の導電性をしや断する絶縁体を設けたも
ので、このように構成することによつて、従来の
電磁流量計におけるような測定部と変換部とを接
続する信号用ケーブルや励磁用ケーブルを不要と
し、この結果設置工事が容易でかつ検出信号の減
衰や擾乱にもとづく測定誤差の生じることが少な
く、また計器室の空間を変換部等で占有すること
のない防爆構造電磁流量計が得られるようにした
ものであり、そのうえ、電気回路の事故等によつ
て耐圧防爆構造筐体に地絡電流が流れようとして
も、前記絶縁体によつて該地絡電流がしや断され
るようにして防爆性が確保される防爆構造電磁流
量計が得られるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例34の大部分を縦断
した側面図で、本図は第3図で示した測定管7か
ら端子箱8を除いた構成の、貫流管1と励磁巻線
3と電極4と検出部容器6と後述のアースリング
62とからなる測定部61が、測定流体2が流れ
る円管路33に取り付けられた状態を示してい
る。ただしここで検出部容器6は、貫流管1とそ
の両端部の各々に取り付けられたリング状側板3
5と円筒状外被5とでリング状空間36が形成さ
れるように構成され、励磁巻線3はこの空間36
に納められている。検出部容器6を構成する各部
は金属製である。
第2図は第1図に示した電磁流量計34の一部
縦断正面図で、次に第1図および第2図を用いて
この流量計34の構成を説明する。37は励磁巻
線3が巻回された鉄心、38は貫流管1の内面か
ら側板35の外面にかけて設けた絶縁被覆で、円
環板状に形成された金属製アースリング62は、
その一面が側板35の外面に設けられた絶縁被覆
38に当接するようにして、図示していない締結
手段によつて金属製側板35に導電的に固定され
ている。100は励磁巻線3と鉄心37とを収容
した空間36に充填した樹脂である。39,39
は円管路33の途中を切断して該管路の各開口端
に設けたフランジで、測定部61は貫流管1を測
定流体2が流れるように、ボルトおよびナツトか
らなる締結部材40でフランジ39,39間にガ
スケツト63,63を介して挟みつけられて固定
されている。検出部容器6の接地端子6aはこの
場合外被5の外面に設けられ、該容器6はこの端
子6aを介して接地されている。容器6とアース
リング62とは上述したようにして電気的に接続
されているので、測定流体2は端子6aを介して
接地されていることになる。41は測定部61の
側方に突出するように一端を外被5に熔接した円
管状連結体で、連結体41は外被5に熔接された
金属製基部41aと、突出端を形成する金属製係
合部41cと、基部41aと係合部41cとが両
端にろう付けされたセラミツク製絶縁体41b
と、で構成され、係合部41cには外方に突出す
るつば状部42が中間に設けられている。連結体
41の内部には、外被5に設けた貫通孔を通して
検出部容器6内から励磁巻線3に連なる、第3図
の励磁用ケーブル12に対応する電線43、およ
び電極4に連なる、第3図の信号用ケーブル18
に対応する電線44が引き出され、さらにこの引
き出された電線44の端部には安全保持器19が
接地されてこの安全保持器19は係合部41c内
に取り付けられている。第3図に示した接続部材
9に連なる信号ケーブル18中の電線に対応する
電線も、図示していないが、一端が貫流管1の外
面に導電的に固定された後他端が検出部容器6内
から連結体41内に引き出され、この他端は第3
図の場合と同様に安全保持器19に接続されてい
る。
第1図および第2図においては、変換部容器1
5は、第1図における右端近傍において内側にリ
ング状に突出するつば状部46が設けられた円筒
状本体部45と、該本体部45の第1図における
右側および左側の各開口端をねじ込んで塞ぐよう
にした、それぞれ有底円筒状に形成されたカバー
47,48とで構成され、本体部45にはさらに
下方に突出するように円筒体49が設けられ、ま
た側方に突出するように2個の円筒状ケーブル引
込口50,51が設けられている。つば状部46
には、その開口部をカバー47の側から気密に塞
ぐように、端子台52がOリング53を介してと
り付けられ、端子台52には、ケーブル引込口5
0を通して導入される、第3図に示した電源11
と変換部16とを結ぶ電線に対応するケーブルが
接続される端子54、およびケーブル引込口51
を通して導入される、第3図に示した受信器17
と変換部16とを結ぶ電線に対応するケーブルが
接続される端子55、がそれぞれ気密に貫設され
ている。ケーブル引込口50,51内に引き込ま
れる前述のケーブルは各引込口に接続される電線
管内を通つて引き込まれるよう各引込口50,5
1が構成され、この場合、電線管接続が前述の防
爆規定における耐圧防爆性能を満足するように各
ケーブル引込口50,51が構成されている。励
磁電流供給部10および信号処理部13はいずれ
もつば状部46とカバー48との間の本体部45
内に収納されている。
変換部容器15の本体部45は、円筒体49の
内面段差部がつば状部42に当接するまで円筒体
49内に連結体41の係合部41cを嵌挿した
後、ねじ56で円筒体49と係合部41cとを固
定することによつて、測定部61に固定的に結合
されている。57は円筒体49の円筒面状内面と
これに接する係合部41cの円筒面状外面との間
の気密を確保するようにしたOリングである。本
体部45にはその内部と円筒体49内とを連通さ
せる貫通孔58が設けられ、連結体41内に配置
された励磁巻線3に連なる電線43は、安全保持
器19の側方を通つた後貫通孔58を通つて励磁
電流供給部10に接続され、連結体41内に配置
された電極4に連なる電線44は、安全保持器1
9を介して貫通孔58に導かれた後該貫通孔58
を通つて信号処理部13に接続されている。64
は上述した連結体41と円筒体49とねじ56と
Oリング57とからなる結合体で、59はこの結
合体64と検出部容器6と変換部容器15とから
なる筐体である。カバー47,48およびねじ5
6の部分にはそれぞれ錠締め構造が設けられ、筐
体59は全体として前述した防爆規定の耐圧防爆
構造を満足するように構成されている。
第1図および第2図に図示した電磁流量計34
は上述のように構成されているので、爆発性ガス
または蒸気が存在する危険場所に設置して流量測
定を行うことが可能で、このような電磁流量計3
4では、第3図に示した信号用ケーブル18や励
磁用ケーブル12が不要であるから、設置工事が
容易であり、かつ測定部61で検出された測定流
体2の流速に応じた検出信号が信号処理部13に
至るまでの間に減衰したり外部から雑音が侵入し
て擾乱が生じたりすることが少ないから測定誤差
が生じ難い。またこのような流量計34は、変換
部容器15と励磁電流供給部10と信号処理部1
3と端子台52とからなる変換部60と、測定部
61と、が連結体41を介して一体化され、安全
保持器19はこのように一体化された電磁流量計
34の筐体59内に収納されているから、第3図
に示したように変換部や安全保持器が計器室に設
置される必要がなく、このため計器室が広く使え
る利点がある。さらにまた電磁流量計34におい
ては、第3図に示した交流電源11から動作エネ
ルギーが供給されるが、何らかの故障原因によつ
て電源11等から変換部容器15、連結体41、
検出部容器6、接地端子6aを順次通る地絡電流
が流れようとしても、この地絡電流は絶縁体41
bによつてしや断されてしまう。絶縁体41bが
設けられていないと、接地端子6aに連なる接地
点の接地抵抗のために前述の地絡電流が流れるこ
とによつて前記端子6aの電位が上昇し、この電
位上昇は該端子6aから貫流管1、第4図の電路
30および電圧制限素子32を順次介して伝播し
て遂に電極4に達し、この結果電極4の電位が防
爆上危険な状態になる恐れがあるが、電磁流量計
34では絶縁体41bが設けられているのでこの
ような事態は生じない。すなわちこのような流量
計34は前述したような地絡電流に対しても防爆
性が確保された防爆構造電磁流量計である。
なお上述の実施例においては絶縁体41bを連
結体41に設けたが、本考案は絶縁体41bのこ
のような配置に限定されるものではなく、該絶縁
体を円筒体49に設けて、あるいは該絶縁体を連
結体41と円筒体49との間に設けて、あるいは
該絶縁体を連結体41または円筒体49の基部に
設けて、筐体59を流れる恐れのある地絡電流を
しや断するようにしてもよいものである。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案においては、検出部容
器と変換部容器とこれら両容器を連通させる筒状
結合体とからなる耐圧防爆構造筐体と;測定流体
を貫流させる貫流管と;貫流管を流れる測定流体
に交叉する磁束を発生させる励磁巻線と;貫流管
における測定流体の流速に応じた検出信号を出力
する対向電極と;励磁巻線に励磁電流を供給する
励磁電流供給部と;前記検出信号を処理して測定
流体の流量に相当した流量信号を出力する信号処
理部と;前記検出信号を導く電路の電圧および電
流を制限する本質安全防爆構造形成用安全保持器
と;で防爆構造電磁流量計を構成し、この電磁流
量計において、励磁巻線は検出部容器に収納し、
励磁電流供給部と信号処理部とは変換部容器に収
納し、安全保持器は耐圧防爆構造筐体に収納し、
さらに筒状結合体には検出部容器と変換部容器と
の間の導電性をしや断する絶縁体を設けたので、
このように構成することによつて、従来の電磁流
量計におけるような測定部と変換部とを接続する
信号用ケーブルや励磁用ケーブルが不要となる結
果、設置工事が容易でかつ検出信号の減衰や擾乱
にもとづく測定誤差の生じることが少なく、また
計器室の空間を変換部等で占有することのない防
爆構造電磁流量計が得られる効果があり、そのう
え、電気回路の事故等によつて耐圧防爆構造筐体
に地絡電流が流れようとしても、前記絶縁体によ
つて該地絡電流がしや断されるようにして防爆性
が確保される防爆構造電磁流量計が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部縦断側面図、
第2図は第1図の電磁流量計の一部縦断正面図、
第3図は従来の防爆構造電磁流量計の構成図、第
4図は第1図ないし第3図における安全保持器の
構成図である。 1……貫流管、2……測定流体、3……励磁巻
線、4……対向電極、6……検出部容器、7,6
1……測定部、10……励磁電流供給部、13…
…信号処理部、14……流量信号、15……変換
部容器、16,60……変換部、19……安全保
持器、23……危険場所、25,34……電磁流
量計、27,29,30……電路、41b……絶
縁体、59……筐体、64……結合体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検出部容器と変換部容器と前記両容器を連通さ
    せる筒状結合体とからなる耐圧防爆構造筐体と;
    測定流体を貫流させる貫流管と;前記貫流管を流
    れる前記測定流体に交又する磁束を発生させる励
    磁巻線と;前記貫流管における前記測定流体の流
    速に応じた検出信号を出力する対向電極と;前記
    励磁巻線に励磁電流を供給する励磁電流供給部
    と;前記検出信号を処理して前記測定流体の流量
    に相当した流量信号を出力する信号処理部と;前
    記検出信号を導く電路の電圧および電流を制限す
    る本質安全防爆構造形成用安全保持器と;を備
    え、前記励磁巻線は前記検出部容器に収納され、
    かつ前記励磁電流供給部と前記信号処理部とは前
    記変換部容器に収納され、かつ前記安全保持器は
    前記耐圧防爆構造筐体に収納され、かつ前記筒状
    結合体には前記検出部容器と前記変換部容器との
    間の導電性をしや断する絶縁体が設けられている
    ことを特徴とする防爆構造電磁流量計。
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