JPH0454011Y2 - - Google Patents

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JPH0454011Y2
JPH0454011Y2 JP10647688U JP10647688U JPH0454011Y2 JP H0454011 Y2 JPH0454011 Y2 JP H0454011Y2 JP 10647688 U JP10647688 U JP 10647688U JP 10647688 U JP10647688 U JP 10647688U JP H0454011 Y2 JPH0454011 Y2 JP H0454011Y2
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JP
Japan
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evaporator
lead wire
connection opening
sensing element
case
Prior art date
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JP10647688U
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JPH0226923U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用空調装置のエバポレータユニ
ツトに関し、特に温度センサを有するエバポレー
タユニツトに関する。
(従来の技術) 従来のエバポレータユニツトは、エバポレータ
が収納してあるエバポレータケースと、前記エバ
ポレータの温度を検出する感温素子と、この感温
素子により検出された温度に基づいて動作するサ
ーモスイツチと、このサーモスイツチ及び前記感
温素子を電気的に接続するリード線とを備えてい
る。エバポレータケースのヒータユニツト接続用
開口部は、ヒータユニツトのエバポレータユニツ
ト接続用開口部に接続される。
サーモスイツチは、エバポレータケースのヒー
タ側開口部近傍に取り付けてある。エバポレータ
ケースのヒータユニツト接続用開口部には挿入孔
が設けてあり、その挿入孔にリード線の一端部が
挿入してあり、エバポレータケースのヒータユニ
ツト接続用開口部の外周に沿つて溝が設けてあ
り、その溝にリード線の中間部が嵌め込んであ
る。挿入孔にはグロメツトが嵌め込んである。ま
た、リード線の一端は感温素子に接続してあり、
リード線の他端はサーモスイツチに接続してあ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、リード線の中間部がエバポレータケ
ースの溝から外れることがあり、エバポレータケ
ースのヒータユニツト接続用開口部とヒータケー
スのエバポレータユニツト接続用開口部とを接続
する際に、リード線がヒータケースのエバポレー
タユニツト接続用開口部に引つ掛かることがあつ
た。その結果、リード線が引つ張られて感温素子
の位置がずれたり、リード線が破損したりする。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、エバポレータケースのヒータユニツト接続用
開口部にヒータケースのエバポレータユニツト接
続用開口部を接続する際、リード線がヒータケー
スのエバポレータユニツト接続用開口部に引つ掛
かるのを防止し得るエバポレータユニツトを提供
することを主な目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するために本考案のエバポレ
ータユニツトは、エバポレータが収納してあるエ
バポレータケースと、前記エバポレータの温度を
検出する感温素子と、この感温素子により検出さ
れた温度に基づいて動作するサーモスイツチと、
このサーモスイツチ及び前記感温素子を電気的に
接続するリード線とを備えているエバポレータユ
ニツトにおいて、前記エバポレータケースのヒー
タユニツト接続用開口部の周囲にシール材が取り
付けてあり、このシール材と前記ヒータユニツト
接続用開口部とに前記リード線の中間部がはさま
れている。
(作用) リード線の中間部がエバポレータケースのヒー
タユニツト接続用開口部とシール材とにはさまれ
ており、リード線がシール材によつて常にヒータ
ユニツト接続用開口部に押しつけられて動かない
状態にあるので、リード線がヒータユニツト接続
用開口部から離れてしまうことがない。したがつ
て、エバポレータケースのヒータユニツト接続用
開口部にヒータケースのエバポレータ接続用開口
部を接続したとき、リード線がヒータケースのエ
バポレータユニツト接続用開口部に引つ掛かつて
引つ張られることはない。その結果、感温素子の
位置ずれやリード線の破損を防ぐことができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本実施例のエバポレータユニツトは、第1図に
示すように、エバポレータ1が収納してあるエバ
ポレータケース2と、エバポレータ1の温度を検
出する感温素子3と、この感温素子3により検出
された温度に基づいて動作するサーモスイツチ4
と、このサーモスイツチ4及び感温素子3を電気
的に接続するリード線5と、シール材6a,6b
(第2図a)とを備えている。
サーモスイツチ4は、第1図及び第2図aに示
すように、エバポレータケース2の外壁面に固定
してあり、ヒータユニツト接続用開口部7の下方
に位置している。
エバポレータケース2のヒータユニツト接続用
開口部7は、第2図a及びbに示すように、2つ
のL形部材7a,7bを環状に結合してなる。一
方のL形部材7aは、第2図bに示すように、他
方のL形部材7bに較べて長手方向が長い。図示
しないヒータケースのエバポレータユニツト接続
用開口部も、2つのL形部材を環状に結合してな
る。また、一方のL形部材が他方のL形部材より
も長手方向が長い点も同じである。エバポレータ
ケース2のヒータユニツト接続用開口部7にヒー
タケースのエバポレータユニツト接続用開口部を
接続したとき、ヒータユニツト接続用開口部7の
長い方のL形部材7aの接続面はエバポレータユ
ニツト接続用開口部の短い方のL形部材の接続面
に、ヒータユニツト接続用開口部7の短い方のL
形部材7bの接続面はエバポレータユニツト接続
用開口部の長い方のL形部材の接続面にそれぞれ
当接する。
シール材6a,6bは、長い方のL形部材7a
の内面、及び薄い方のL形部材7bの外面にそれ
ぞれ貼着してある。このシール材6a,6bとし
てはウレタン発泡材のような断熱材が用いられて
いる。
リード線5の中間部5aは、第2図aに示すよ
うに、短い方のL形部材7bとシール材6bとに
はさまれている。リード線5の一端部はL形部材
7bを貫通してヒータユニツト接続用開口部7の
中央側に垂れ下がつており(第2図a及びb)、
その垂れ下がつたリード線5の先端に感温素子3
が電気的に接続してある。更に、その感温素子3
はエバポレータ1の所定個所に配置してある。リ
ード線5の他端部はサーモスイツチ4に電気的に
接続してある。感温素子3は、エバポレータ2の
温度を検出し、リード線5を介して検出信号をサ
ーモスイツチ4に送出する。サーモスイツチ4は
その検出信号に基づいてスイツチング動作を行な
い、このスイツチング動作に応じてコンプレツサ
が制御される。
次に、本実施例の作用について述べる。
リード線5の中間部5aがヒータユニツト接続
用開口部7の一部を構成するL形部材7bとシー
ル材6bとにはさまれており、リード線5がシー
ル材6bによつて常にヒータユニツト接続用開口
部7の外面に押しつけられて動かない状態にある
ので、リード線5がヒータユニツト接続用開口部
7から離れてしまうことはない。その結果、エバ
ポレータケース1のヒータユニツト接続用開口部
7にヒータケースのエバポレータ接続用開口部を
接続したとしても、リード線5がヒータケースの
エバポレータ接続用開口部に引つ掛かつて引つ張
られることがないので、感温素子3の位置ずれや
リード線5の損傷が生じない。
また、シール材6bはL形部材7bの外面を覆
い、リード線5の中間部5aをはさんでいるの
で、L形部材7bのリード線挿入孔はシール材6
bにより塞がれる。その結果挿入孔に挿入するた
めのグロメツトも不要となる。
更に、シール材6a,6bの採用により、ヒー
タユニツト接続用開口部7とエバポレータユニツ
ト接続用開口部との接続部から、水等が漏れるの
を防ぐことができる。
なお、シール材6a,6bとしてウレタン発泡
材等の断熱材が用いられており、シール材6bが
断熱機能を発揮する。したがつて、エバポレータ
ケース2内の熱がリード線5を介して感温素子3
に伝わり、その感温素子3の温度検出機能が損な
われるようなことはない。すなわち、エバポレー
タケース2内の熱はリード線5にほとんど伝わら
ず、感温素子3はエバポレータケース2内の温度
に左右されずに、常にエバポレータ1の温度を正
確に検出することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のエバポレータユニ
ツトによれば、エバポレータが収納してあるエバ
ポレータケースと、前記エバポレータの温度を検
出する感温素子と、この感温素子により検出され
た温度に基づいて動作するサーモスイツチと、こ
のサーモスイツチ及び前記感温素子を電気的に接
続するリード線とを備えているエバポレータユニ
ツトにおいて、前記エバポレータケースのヒータ
ユニツト接続用開口部の周囲にシール材が取り付
けてあり、このシール材と前記ヒータユニツト接
続用開口部とに前記リード線の中間部がはさまれ
ていることを特徴とするので、エバポレータケー
スのヒータユニツト接続用開口部にヒータケース
のエバポレータユニツト接続用開口部を接続した
とき、リード線がヒータケースのエバポレータ接
続用開口部に引つ掛かつて引つ張られることがな
く、感温素子の位置ずれやリード線の破損を防ぐ
ことができる。
また、グロメツトが不要になるので、コストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るエバポレータ
ユニツトを示す側面図、第2図はエバポレータケ
ースのヒータユニツト接続用開口部を示し、第2
図aはその拡大正面図、第2図bは拡大斜視図で
ある。 1……エバポレータ、2……エバポレータケー
ス、3……感温素子、4……サーモスイツチ、5
……リード線、5a……リード線の中間部、6
a,6b……シール材、7……ヒータユニツト接
続用開口部、7a,7b……L形部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エバポレータが収納してあるエバポレータケー
    スと、前記エバポレータの温度を検出する感温素
    子と、この感温素子により検出された温度に基づ
    いて動作するサーモスイツチと、このサーモスイ
    ツチ及び前記感温素子を電気的に接続するリード
    線とを備えているエバポレータユニツトにおい
    て、前記エバポレータケースのヒータユニツト接
    続用開口部の周囲にシール材が取り付けてあり、
    このシール材と前記ヒータユニツト接続用開口部
    とに前記リード線の中間部がはさまれていること
    を特徴とするエバポレータユニツト。
JP10647688U 1988-08-11 1988-08-11 Expired JPH0454011Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10647688U JPH0454011Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10647688U JPH0454011Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226923U JPH0226923U (ja) 1990-02-21
JPH0454011Y2 true JPH0454011Y2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=31340025

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10647688U Expired JPH0454011Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

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JPH0226923U (ja) 1990-02-21

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