JPH0453793Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453793Y2 JPH0453793Y2 JP1988043075U JP4307588U JPH0453793Y2 JP H0453793 Y2 JPH0453793 Y2 JP H0453793Y2 JP 1988043075 U JP1988043075 U JP 1988043075U JP 4307588 U JP4307588 U JP 4307588U JP H0453793 Y2 JPH0453793 Y2 JP H0453793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- plate
- hole
- front side
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は棺に関するものである。
ロ 従来の技術
従来の棺は、単なる筐体であり、上部に蓋体を
するようにしてあり、最近のものは顔の見えるよ
うにガラス窓を設けたものが主体である。
するようにしてあり、最近のものは顔の見えるよ
うにガラス窓を設けたものが主体である。
ハ 解決すべき問題点
然して、棺に於る最大の問題点は臭気の発生を
防ぐ手段はなく単に香りによつて糊塗するしか道
はない点である。しかし夏期に於てはこの香りだ
けで臭気を防ぐことはできない。最近、この臭気
対策として腐敗の進行を阻止するべく、棺の内部
にドライアイス等の冷却剤を置くことが行われて
いるが、十分な効果を挙げるまでには至つていな
い。
防ぐ手段はなく単に香りによつて糊塗するしか道
はない点である。しかし夏期に於てはこの香りだ
けで臭気を防ぐことはできない。最近、この臭気
対策として腐敗の進行を阻止するべく、棺の内部
にドライアイス等の冷却剤を置くことが行われて
いるが、十分な効果を挙げるまでには至つていな
い。
ニ 問題点を解決するための手段
そこで本考案に於ては、冷却装置と連結して用
いることが出きるようになし、冷却装置によつて
腐敗の進行を阻止することができる棺を提案せん
とするもので筐体の前側板に通孔部を設け、該前
側板に沿つて被覆板を着脱自在に設置すると共
に、被覆板離脱時、前側板に冷却装置の送風器を
接離自在に係合させ、後側板に排気孔部を形成さ
せる一方、底部乃至左右側板に排気孔部と連通
し、前側板に開口した開口部とを結ぶ通路を形成
させたことを特徴とする。
いることが出きるようになし、冷却装置によつて
腐敗の進行を阻止することができる棺を提案せん
とするもので筐体の前側板に通孔部を設け、該前
側板に沿つて被覆板を着脱自在に設置すると共
に、被覆板離脱時、前側板に冷却装置の送風器を
接離自在に係合させ、後側板に排気孔部を形成さ
せる一方、底部乃至左右側板に排気孔部と連通
し、前側板に開口した開口部とを結ぶ通路を形成
させたことを特徴とする。
ホ 実施例
以下、本考案を示す一実施例について説明すれ
ば、1は筐体で、前側板2、後側板3、左右側板
4,5及び底板6、より構成され筐体7を着脱自
在に為すようにしてある。8は通孔部で前側板2
に設けられている。該通孔部8は多数の小孔を設
けてもよいし開口を形成させてもよい。9は被覆
板で、摺動部10に着脱自在に装着出きるように
なし、通孔部8を覆う様にしてある。後側板3は
二重に構成され、その内側板3aに設けた通孔1
1と外側板3bとの空隙により排気孔12を形成
してある。この場合、後側板3は一枚として、通
孔11を覆う様にパイプ等を設け排気孔12とし
てもよい。底板6も二重とし、適宜間隔を置いて
設け、通路13を形成してある。該通路13は一
方において前記排気孔12と連通し、他方におい
て前側板2に開口した開口部14に連通させてあ
る。該通路13もパイプ等を用いることが出来る
こと勿論である。15は脱臭材で通路13に設置
してある。16は冷却装置で従来公知の装置を用
いる。17はその冷却コイル等の冷却器、18は
送風器である。送風器18は通孔部8と連通さ
せ、冷却器17の下部に設けた開口19は前記開
口部14と連通するようにしてある。20は台で
冷却装置16を固定的に設けてある。21は台2
0に取付けた把手である。
ば、1は筐体で、前側板2、後側板3、左右側板
4,5及び底板6、より構成され筐体7を着脱自
在に為すようにしてある。8は通孔部で前側板2
に設けられている。該通孔部8は多数の小孔を設
けてもよいし開口を形成させてもよい。9は被覆
板で、摺動部10に着脱自在に装着出きるように
なし、通孔部8を覆う様にしてある。後側板3は
二重に構成され、その内側板3aに設けた通孔1
1と外側板3bとの空隙により排気孔12を形成
してある。この場合、後側板3は一枚として、通
孔11を覆う様にパイプ等を設け排気孔12とし
てもよい。底板6も二重とし、適宜間隔を置いて
設け、通路13を形成してある。該通路13は一
方において前記排気孔12と連通し、他方におい
て前側板2に開口した開口部14に連通させてあ
る。該通路13もパイプ等を用いることが出来る
こと勿論である。15は脱臭材で通路13に設置
してある。16は冷却装置で従来公知の装置を用
いる。17はその冷却コイル等の冷却器、18は
送風器である。送風器18は通孔部8と連通さ
せ、冷却器17の下部に設けた開口19は前記開
口部14と連通するようにしてある。20は台で
冷却装置16を固定的に設けてある。21は台2
0に取付けた把手である。
次いでその使用方法及び作動について説明すれ
ば、台20に筐体1を載置し、その通行部8に送
風器18を、開口部14に開口19を、夫々連通
する。そこで冷却装置16を運転し、冷風を送風
器18により送れば、冷風は通孔部8より筐体1
内に充満し冷却する。一方、通孔11より少しず
つ排気された排気は排気孔12より通路13を経
て脱臭材15により脱臭され開口部14、開口1
9を経て冷却器17に戻る。脱臭材15は冷却装
置16内に設けてもよい。出棺に際して被覆板9
を摺動部10に装着して通孔11及び開口部14
を被覆する。
ば、台20に筐体1を載置し、その通行部8に送
風器18を、開口部14に開口19を、夫々連通
する。そこで冷却装置16を運転し、冷風を送風
器18により送れば、冷風は通孔部8より筐体1
内に充満し冷却する。一方、通孔11より少しず
つ排気された排気は排気孔12より通路13を経
て脱臭材15により脱臭され開口部14、開口1
9を経て冷却器17に戻る。脱臭材15は冷却装
置16内に設けてもよい。出棺に際して被覆板9
を摺動部10に装着して通孔11及び開口部14
を被覆する。
ヘ 考案の作用及び効果
上記のごとき本考案によれば、筐体の前側板に
通孔部を設け、該前側板に沿つて被覆板を着脱自
在に設置すると共に、被覆板離脱時、前側板に冷
却装置の送風部を接離自在に係合させ、後側板に
排気孔部を形成させる一方、底部乃至左右側板に
排気孔部と連通し、前側板に開口した開口部とを
結ぶ通路を形成させたので、筐体内に送風可能に
し且つ通風自在に為し更に循環させるので、冷却
装置等に連結して使用することが出来、然ると
き、腐敗の進行を遅延させることができ、臭気の
発生を防ぐと共に臭気を外部に拡散するのを防ぐ
ことができる。又構造は送風とその循環ができる
ようにするだけであるので極めて簡単であり、使
用方法も簡単である等実用効果著大である。
通孔部を設け、該前側板に沿つて被覆板を着脱自
在に設置すると共に、被覆板離脱時、前側板に冷
却装置の送風部を接離自在に係合させ、後側板に
排気孔部を形成させる一方、底部乃至左右側板に
排気孔部と連通し、前側板に開口した開口部とを
結ぶ通路を形成させたので、筐体内に送風可能に
し且つ通風自在に為し更に循環させるので、冷却
装置等に連結して使用することが出来、然ると
き、腐敗の進行を遅延させることができ、臭気の
発生を防ぐと共に臭気を外部に拡散するのを防ぐ
ことができる。又構造は送風とその循環ができる
ようにするだけであるので極めて簡単であり、使
用方法も簡単である等実用効果著大である。
第1図は、本考案一実施例使用状態説明側面
図、第2図は同上一部拡大斜面図である。 1……筐体、2……前側板、3……後側板、
4,5……左右側板、6……底板、7……蓋体、
8……通孔部、9……被覆板、10……摺動部、
11……通孔、12……排気孔、13……通路、
14……開口部、15……脱臭材、16……冷却
装置、17……冷却器、18……送風器、19…
…開口、20……台、21……把手。
図、第2図は同上一部拡大斜面図である。 1……筐体、2……前側板、3……後側板、
4,5……左右側板、6……底板、7……蓋体、
8……通孔部、9……被覆板、10……摺動部、
11……通孔、12……排気孔、13……通路、
14……開口部、15……脱臭材、16……冷却
装置、17……冷却器、18……送風器、19…
…開口、20……台、21……把手。
Claims (1)
- 筐体の前側板に通孔部を設け、該前側板に沿つ
て被覆板を着脱自在に設置すると共に、被覆板離
脱時、前側板に冷却装置の送風器を接離自在に係
合させ、後側板に排気孔部を形成させる一方、底
部乃至左右側板に排気孔部と連通し、前側板に開
口した開口部とを結ぶ通路を形成させたことを特
徴とする棺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988043075U JPH0453793Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988043075U JPH0453793Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147824U JPH01147824U (ja) | 1989-10-12 |
JPH0453793Y2 true JPH0453793Y2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=31269476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988043075U Expired JPH0453793Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453793Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147499B2 (ja) * | 1971-12-29 | 1976-12-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147499U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-08 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988043075U patent/JPH0453793Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147499B2 (ja) * | 1971-12-29 | 1976-12-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01147824U (ja) | 1989-10-12 |