JPH0453638A - 自動車のドア取付け方法 - Google Patents
自動車のドア取付け方法Info
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- JPH0453638A JPH0453638A JP2163762A JP16376290A JPH0453638A JP H0453638 A JPH0453638 A JP H0453638A JP 2163762 A JP2163762 A JP 2163762A JP 16376290 A JP16376290 A JP 16376290A JP H0453638 A JPH0453638 A JP H0453638A
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- bolts
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車のドア取付は方法の改良に関する。
(従来の技術)
従来より、車体組付ラインで自動車のボディにドアを取
り付ける方法として、例えば特開昭63−17190号
公報に開示されているように、上下方向に所定間隔をあ
けて設けられた2個のヒンジのうち一方のヒンジに設け
られた基準ピンを1ボデイのヒンジ固定部に設けられた
基準孔に嵌合させ、次いで、ドアを上記基準ピンを自動
中心として所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位
置決めし、その後、上記両ヒンジをボディのヒンジ固定
部にボルトにより締結する方法が提案されている。
り付ける方法として、例えば特開昭63−17190号
公報に開示されているように、上下方向に所定間隔をあ
けて設けられた2個のヒンジのうち一方のヒンジに設け
られた基準ピンを1ボデイのヒンジ固定部に設けられた
基準孔に嵌合させ、次いで、ドアを上記基準ピンを自動
中心として所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位
置決めし、その後、上記両ヒンジをボディのヒンジ固定
部にボルトにより締結する方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記の提案例の方法では、基準ピンをヒンジ
に、基準孔をボディにそれぞれ設けなければならず、そ
の分だけ作業工程が増えてドア取付は効率が低下すると
いう問題があった。
に、基準孔をボディにそれぞれ設けなければならず、そ
の分だけ作業工程が増えてドア取付は効率が低下すると
いう問題があった。
また、上記の方法では、ロボットのアームに取り付けら
れたマテハン治具によりドアをクランプするようになさ
れていることから、上述の如く折角、ドアを正規の取付
は位置に位置決めした状態でボディに取り付けても、そ
の後、上記ドアをアンクランプすると、該ドアが自重に
より下がり、正規の取付は位置からずれるという問題が
あった。
れたマテハン治具によりドアをクランプするようになさ
れていることから、上述の如く折角、ドアを正規の取付
は位置に位置決めした状態でボディに取り付けても、そ
の後、上記ドアをアンクランプすると、該ドアが自重に
より下がり、正規の取付は位置からずれるという問題が
あった。
このような事態が起きるのは、ヒンジにその動きを許容
する隙間があり、これに起因してがた付きが生ずるから
である。
する隙間があり、これに起因してがた付きが生ずるから
である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、ヒンジを押圧もしくは引張って、ド
アをヒンジ締結用ボルトを回動中心として回動させるよ
うにすることにより、基準ピンおよび基準孔をなくし、
その分だけ作業工程を減らしてドア取付は効率を向上さ
せんとすることにある。また、ドア取付は後のアンクラ
ンプによるドアの自重による下がり現象をなくし、ドア
の取付は精度を向上させんとすることにある。
的とするところは、ヒンジを押圧もしくは引張って、ド
アをヒンジ締結用ボルトを回動中心として回動させるよ
うにすることにより、基準ピンおよび基準孔をなくし、
その分だけ作業工程を減らしてドア取付は効率を向上さ
せんとすることにある。また、ドア取付は後のアンクラ
ンプによるドアの自重による下がり現象をなくし、ドア
の取付は精度を向上させんとすることにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、自動
車のボディにドアを上下方向に所定間隔をあけて設けら
れた複数個のヒンジを介して取り付ける方法として、ま
ず、上記ボディのドア開口部に上記ドアを対応させて配
置する。次いで、上側もしくは下側のヒンジのヒンジ締
結用ボルトのうち少なくとも1本を他のボルトよりも強
めに予備締めする。その後、上記強めに予備締めしたボ
ルト側のヒンジと反対側のヒンジを押圧もしくは引張る
ことにより、上記ドアを上記強めに予備締めしたボルト
を回動中心として所定量だけ回動させて正規の取付は位
置に位置決めする。しかる後、上記全てのボルトを本締
めするようにしたことである。
車のボディにドアを上下方向に所定間隔をあけて設けら
れた複数個のヒンジを介して取り付ける方法として、ま
ず、上記ボディのドア開口部に上記ドアを対応させて配
置する。次いで、上側もしくは下側のヒンジのヒンジ締
結用ボルトのうち少なくとも1本を他のボルトよりも強
めに予備締めする。その後、上記強めに予備締めしたボ
ルト側のヒンジと反対側のヒンジを押圧もしくは引張る
ことにより、上記ドアを上記強めに予備締めしたボルト
を回動中心として所定量だけ回動させて正規の取付は位
置に位置決めする。しかる後、上記全てのボルトを本締
めするようにしたことである。
(作用)
上記の構成により、本発明方法では、自動車のボディの
ドア開口部にドアが対応して配置され、次いで、上側も
しくは下側のヒンジのヒンジ締結用ボルトのうち少なく
とも1本が他のボルトよりも強めに予備締めされ、その
後、上記強めに予備締めされたボルト側のヒンジと反対
側のヒンジが押圧もしくは引張られることにより、上記
ドアが上記強めに予備締めしたボルトを回動中心として
所定量だけ回動させられて正規の取付は位置に位置決め
され、しかる後、上記全てのボルトが本締めされる。
ドア開口部にドアが対応して配置され、次いで、上側も
しくは下側のヒンジのヒンジ締結用ボルトのうち少なく
とも1本が他のボルトよりも強めに予備締めされ、その
後、上記強めに予備締めされたボルト側のヒンジと反対
側のヒンジが押圧もしくは引張られることにより、上記
ドアが上記強めに予備締めしたボルトを回動中心として
所定量だけ回動させられて正規の取付は位置に位置決め
され、しかる後、上記全てのボルトが本締めされる。
このことから、ヒンジ締結用ボルトが位置決め用の基準
ピンの役割をもなし、よって該基準ピンおよび基準孔を
設ける必要がなくされ、その分だけ作業工程が少なくな
ってドア取付は効率が向上せしめられることとなる。
ピンの役割をもなし、よって該基準ピンおよび基準孔を
設ける必要がなくされ、その分だけ作業工程が少なくな
ってドア取付は効率が向上せしめられることとなる。
また、ドア位置決めに際し、ヒンジが抑圧もしくは引張
られて該ヒンジのがた付きがなくされ、よってドア取付
は後のドアの自重による下がり現象がなくなって、ドア
の取付は精度が向上せしめられることとなる。
られて該ヒンジのがた付きがなくされ、よってドア取付
は後のドアの自重による下がり現象がなくなって、ドア
の取付は精度が向上せしめられることとなる。
(実施fl)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は自動車の車体組立ライン上に設け
られたドア取付ステーションSを示す。
られたドア取付ステーションSを示す。
該ドア取付ステーションSに搬入されたボディBにドア
Dを取り付ける本発明の実施例に係るドア取付は方法を
説明するに、まず、ハンガー1に支持されたドアDが搬
送レール2に沿って上記ドア取付ステーションSに搬送
されてくると、ドア取付ロボット3が作動し、アーム3
a先端に取り付けられたマテハン治具4により上記ドア
Dをハンガー1から取り出す。
Dを取り付ける本発明の実施例に係るドア取付は方法を
説明するに、まず、ハンガー1に支持されたドアDが搬
送レール2に沿って上記ドア取付ステーションSに搬送
されてくると、ドア取付ロボット3が作動し、アーム3
a先端に取り付けられたマテハン治具4により上記ドア
Dをハンガー1から取り出す。
次いで、この取り出されたドアDを計測位置に移動させ
、該ドアDに予め設定された基準点(図示せず)を第1
および第2カメラ5.6で画像処理してその位置を求め
、この値をCPU等からなるコントローラ7に入力して
マテハン治具4に対するドアDの位置ずれを計測する。
、該ドアDに予め設定された基準点(図示せず)を第1
および第2カメラ5.6で画像処理してその位置を求め
、この値をCPU等からなるコントローラ7に入力して
マテハン治具4に対するドアDの位置ずれを計測する。
その後、3軸方向に移動するボルト締付装置8側に設け
られた第3カメラ9でボディB側のヒンジ取付用のボル
ト孔(図示せず)を基準点として画像処理してその位置
を求め、この値を上記コントローラ7に入力して正規の
作業姿勢に対す、るボディBの位置ずれを計測する。そ
して、該コントローラ7では、上記両針測値に基づきド
ア取付口ボット3の移動軌跡を修正し、この移動軌跡が
修正されたドア取付ロボット3により、上記ドアDをボ
ディBのドア開口部に対応させて配置する。
られた第3カメラ9でボディB側のヒンジ取付用のボル
ト孔(図示せず)を基準点として画像処理してその位置
を求め、この値を上記コントローラ7に入力して正規の
作業姿勢に対す、るボディBの位置ずれを計測する。そ
して、該コントローラ7では、上記両針測値に基づきド
ア取付口ボット3の移動軌跡を修正し、この移動軌跡が
修正されたドア取付ロボット3により、上記ドアDをボ
ディBのドア開口部に対応させて配置する。
また、ボルト締付装置8もコントローラ7の指令により
その後のボルト締めに備えて位置修正する。
その後のボルト締めに備えて位置修正する。
一方、上記ボルト締付装置8には、ボルト10(第3図
および第5図に表われる)がパーツフィーダ11からボ
ルト受渡装置12を経て供給される。その要領を第3図
ないし第5図に基づいて説明するに、まず、上記パーツ
フィーダ11からボルト10を供給通路13に圧送する
。このボルト10は、コイルスプリング14により上記
供給通路13を遮断するように回動付勢された規制片1
5によってボルト受渡装置12側への移動が阻止されて
いる。
および第5図に表われる)がパーツフィーダ11からボ
ルト受渡装置12を経て供給される。その要領を第3図
ないし第5図に基づいて説明するに、まず、上記パーツ
フィーダ11からボルト10を供給通路13に圧送する
。このボルト10は、コイルスプリング14により上記
供給通路13を遮断するように回動付勢された規制片1
5によってボルト受渡装置12側への移動が阻止されて
いる。
次いで、押出シリンダ16の伸張作動により、そのピス
トンロッド16a先端に連結されたロッド17を前進さ
せ、上記規制片15をコイルスプリング14のばね力に
抗して第3図時計回り方向に回動させて、上記ボルト1
0をボルト受渡装置12側に供給する。
トンロッド16a先端に連結されたロッド17を前進さ
せ、上記規制片15をコイルスプリング14のばね力に
抗して第3図時計回り方向に回動させて、上記ボルト1
0をボルト受渡装置12側に供給する。
つまり、該ボルト受渡装置12には、2つのボルト受台
17.17が第1移動シリンダ18の伸縮作動により2
条のガイドレール19.19に沿って水平移動するよう
に設けられ、その移動距離および両ボルト受台17.1
7の間隔は、ドアDの上側ヒンジ20と下側ヒンジ20
(共に第6図に表われる)との間隔に対応するようにな
されている。また、上記各ボルト受台17には、2つの
ボルト受は部17a、17aが設けられ、該両ボルト受
は部17a、17aの間隔は、上記各ヒンジ20に設け
られたボルト挿入孔20a、20aの間隔に対応するよ
うになされており、上記各ボルト受台17を第2移動シ
リンダ21の伸縮作動によって2条のガイドレール22
.22に沿って移動させることにより、ボルト10を1
つずつボルト受は部17aに供給するようになされてい
る。
17.17が第1移動シリンダ18の伸縮作動により2
条のガイドレール19.19に沿って水平移動するよう
に設けられ、その移動距離および両ボルト受台17.1
7の間隔は、ドアDの上側ヒンジ20と下側ヒンジ20
(共に第6図に表われる)との間隔に対応するようにな
されている。また、上記各ボルト受台17には、2つの
ボルト受は部17a、17aが設けられ、該両ボルト受
は部17a、17aの間隔は、上記各ヒンジ20に設け
られたボルト挿入孔20a、20aの間隔に対応するよ
うになされており、上記各ボルト受台17を第2移動シ
リンダ21の伸縮作動によって2条のガイドレール22
.22に沿って移動させることにより、ボルト10を1
つずつボルト受は部17aに供給するようになされてい
る。
さらに、上記の装置類は、第3移動シリンダ23の作動
により2条のガイドレール24に沿って上記パーツフィ
ーダ11側のボルト供給位置とボルト締付装置8側のボ
ルト受渡位置との間を水平移動するようになされている
。したがって、上記第1および第2移動シリンダ18.
21の伸縮作動により両ボルト受台17.17を水平移
動させ、ボルト供給位置で押出シリンダ16の伸張作動
により4つのボルト受は部17a、17a、・・・にボ
ルト10を供給するようになされている。
により2条のガイドレール24に沿って上記パーツフィ
ーダ11側のボルト供給位置とボルト締付装置8側のボ
ルト受渡位置との間を水平移動するようになされている
。したがって、上記第1および第2移動シリンダ18.
21の伸縮作動により両ボルト受台17.17を水平移
動させ、ボルト供給位置で押出シリンダ16の伸張作動
により4つのボルト受は部17a、17a、・・・にボ
ルト10を供給するようになされている。
その後、4本のボルト10,10.・・・が供給された
ボルト受台17.17を第3移動シリンダ23の作動に
よりボルト受渡位置に水平移動させて待機する。
ボルト受台17.17を第3移動シリンダ23の作動に
よりボルト受渡位置に水平移動させて待機する。
このように、ドアDのボディBドア開口部への配置とボ
ルト10のボルト受渡位置への供給が整うと、上記ボル
ト締付装置8を上下、左右および前後方向の3軸方向に
移動させてボルトランナ25をボルト受渡位置に移動さ
せた後、該ボルトランナ25を図示しない回転機構の作
動により鉛直面内で90°回転させ、上記4本のボルト
10゜10、・・・を受は取り、その後、上記ボルトラ
ンナ25を鉛直面内で90″逆方向に回転させて元の締
付作業姿勢をとる。
ルト10のボルト受渡位置への供給が整うと、上記ボル
ト締付装置8を上下、左右および前後方向の3軸方向に
移動させてボルトランナ25をボルト受渡位置に移動さ
せた後、該ボルトランナ25を図示しない回転機構の作
動により鉛直面内で90°回転させ、上記4本のボルト
10゜10、・・・を受は取り、その後、上記ボルトラ
ンナ25を鉛直面内で90″逆方向に回転させて元の締
付作業姿勢をとる。
しかる後、上記ボルト締付装置8を3軸方向に移動させ
てボルト締付体勢を整える。この際、ヒンジ押当部材2
6でヒンジ20,20をボディB側に押し付けるように
する。なお、27は上記各ヒンジ20の押付力を調整す
るためのダンパである。
てボルト締付体勢を整える。この際、ヒンジ押当部材2
6でヒンジ20,20をボディB側に押し付けるように
する。なお、27は上記各ヒンジ20の押付力を調整す
るためのダンパである。
次いで、上記ボルトランナ25の作動により4本のボル
ト10,10.・・・を予備線めする。この際、上側の
ヒンジ20の2本のボルト10.10を下側のヒンジ2
0のボルト10.10よりも強めに予備線めする。
ト10,10.・・・を予備線めする。この際、上側の
ヒンジ20の2本のボルト10.10を下側のヒンジ2
0のボルト10.10よりも強めに予備線めする。
その後、上記強めに予備線めしたボルト側の上側ヒンジ
20と反対側の下側ヒンジ20をヒンジ押し装置28で
押圧することにより、上記ドアDを上記強めに予備線め
した上側ヒンジ20のポル)10.10を回動中心とし
て所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位置決めす
る。
20と反対側の下側ヒンジ20をヒンジ押し装置28で
押圧することにより、上記ドアDを上記強めに予備線め
した上側ヒンジ20のポル)10.10を回動中心とし
て所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位置決めす
る。
具体的には、上記ドア取付ロボット3のマテハン治具4
に設けられた第4カメラ29で、ドアDに設けられたド
ア位置検出部としてのアウタハンドル基準孔30を画像
処理してその高さ位置の求め、この値を上記コントロー
ラ7に入力して正規の高さ位置に対する位置ずれを計測
する。そして、該コントローラ7で、この計測値と、上
記第3カメラ9で読み取ったボディB側のヒンジ取付用
のボルト孔の計測値とを比較し、その差が許容範囲内で
ある場合には、正規の姿勢で位置決めされたものとみな
して、上記全て(4本)のボルト10゜10、・・・を
本締めし、ボディBに対するドアDの取付作業を終了す
る一方、許容範囲内にない場合には、許容範囲内になる
までヒンジ押し装置28によるドアD押し量を調整した
後、全てのボルト10.10.・・・を本締めする。こ
の際、ドアDの高さ位置の計測値は、第7図のデータに
示すように、ドアDの開き量に応じて測定誤差が生ずる
。
に設けられた第4カメラ29で、ドアDに設けられたド
ア位置検出部としてのアウタハンドル基準孔30を画像
処理してその高さ位置の求め、この値を上記コントロー
ラ7に入力して正規の高さ位置に対する位置ずれを計測
する。そして、該コントローラ7で、この計測値と、上
記第3カメラ9で読み取ったボディB側のヒンジ取付用
のボルト孔の計測値とを比較し、その差が許容範囲内で
ある場合には、正規の姿勢で位置決めされたものとみな
して、上記全て(4本)のボルト10゜10、・・・を
本締めし、ボディBに対するドアDの取付作業を終了す
る一方、許容範囲内にない場合には、許容範囲内になる
までヒンジ押し装置28によるドアD押し量を調整した
後、全てのボルト10.10.・・・を本締めする。こ
の際、ドアDの高さ位置の計測値は、第7図のデータに
示すように、ドアDの開き量に応じて測定誤差が生ずる
。
このドアDの開き量は、第8図のデータに示すように、
アウタハンドル基準孔30の面積やその車体前後方向の
長さ(TL)を求めることによって測定することができ
る。したがって、まず、アウタハンドル基準孔30の高
さ位置を求める際に、その車体前後方向の長さ(TL)
および面積に関するパラメーターの少なくとも一方を検
出し、この検出されたパラメーターに基づきドアDの開
き量を第8のデータに基づき求め、次いで、アウタハン
ドル基準孔30の高さ位置の測定誤差を第7図のデータ
に基づき求め、この測定誤差でもって上記アウタハンド
ル基準孔30の高さ位置を補正するようにする。
アウタハンドル基準孔30の面積やその車体前後方向の
長さ(TL)を求めることによって測定することができ
る。したがって、まず、アウタハンドル基準孔30の高
さ位置を求める際に、その車体前後方向の長さ(TL)
および面積に関するパラメーターの少なくとも一方を検
出し、この検出されたパラメーターに基づきドアDの開
き量を第8のデータに基づき求め、次いで、アウタハン
ドル基準孔30の高さ位置の測定誤差を第7図のデータ
に基づき求め、この測定誤差でもって上記アウタハンド
ル基準孔30の高さ位置を補正するようにする。
このように、本実施例では、ドアDをボディBのドア開
口部に対応させて配置し、次いで、上側のヒンジ20の
ヒンジ締結用ボルト10.10を下側のヒンジ20のボ
ルト10.10よりも強めに予備線めし、その後、上記
下側のヒンジ20を押圧することにより、上記ドアDを
上側のヒンジ20のボルト10.10を回動中心として
所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位置決めし、
しかる後、上記全てのボルト10,10.・・・を本締
めする。
口部に対応させて配置し、次いで、上側のヒンジ20の
ヒンジ締結用ボルト10.10を下側のヒンジ20のボ
ルト10.10よりも強めに予備線めし、その後、上記
下側のヒンジ20を押圧することにより、上記ドアDを
上側のヒンジ20のボルト10.10を回動中心として
所定量だけ回動させて正規の取付は位置に位置決めし、
しかる後、上記全てのボルト10,10.・・・を本締
めする。
このことから、上記上側のヒンジ20のボルト10.1
0が位置決め用の基準ピンの役割をもなし、これにより
該基準ピンおよび基準孔を設けずに済み、その分だけ作
業工程を少なくできてドア取付は効率を向上させること
ができる。
0が位置決め用の基準ピンの役割をもなし、これにより
該基準ピンおよび基準孔を設けずに済み、その分だけ作
業工程を少なくできてドア取付は効率を向上させること
ができる。
また、上記実施例では、ドア位置決めに際し、下側のヒ
ンジ20を押圧することから、該ヒンジ20のがた付き
をなくし得、これによりドア取付は後のドアDの自重に
よる下がり現象をなくすることができて、ドアDの取付
は精度を向上させることができる。
ンジ20を押圧することから、該ヒンジ20のがた付き
をなくし得、これによりドア取付は後のドアDの自重に
よる下がり現象をなくすることができて、ドアDの取付
は精度を向上させることができる。
さらに、上記実施例では、ヒンジ押し装置t28により
ドアDの高さ位置を調整する際、ドアDの開き量を求め
、この開き量に応じたアウタハンドル基準孔30の高さ
位置の測定誤差を求め、この測定誤差でもって上記アウ
タハンドル基準孔30の高さ位置を補正するので、ドア
Dの開き量のばらつきに起因するアウタハンドル基準孔
30の高さ位置を有効に補正することができ、ドアDを
精度良く取り付けることができる。
ドアDの高さ位置を調整する際、ドアDの開き量を求め
、この開き量に応じたアウタハンドル基準孔30の高さ
位置の測定誤差を求め、この測定誤差でもって上記アウ
タハンドル基準孔30の高さ位置を補正するので、ドア
Dの開き量のばらつきに起因するアウタハンドル基準孔
30の高さ位置を有効に補正することができ、ドアDを
精度良く取り付けることができる。
なお、上記実施例では、上側のヒンジ20のヒンジ締結
用ボルト10.10を下側のヒンジ20のボルトよりも
強めに予備線めし、上記下側のヒンジ20を押圧するこ
とにより、ドアDを上側のヒンジ20のボルト10.1
0を回動中心として所定量だけ回動させて正規の取付は
位置に位置決めするようにしたが、これとは逆に下側の
ヒンジ20のヒンジ締結用ボルト10を上側のヒンジ2
0のボルトよりも強めに予備線めし、上記上側のヒンジ
20を押圧することにより、ドアDを下側のヒンジ20
のボルト10を回動中心として所定量だけ回動させて正
規の取付は位置に位置決めするようにしてもよい。さら
には、ドアDをヒンジ押し装置28で押すだけではなく
、引張ることによってドアDを下側のヒンジ20のボル
ト10を回動中心として回動させるようにしてもよい。
用ボルト10.10を下側のヒンジ20のボルトよりも
強めに予備線めし、上記下側のヒンジ20を押圧するこ
とにより、ドアDを上側のヒンジ20のボルト10.1
0を回動中心として所定量だけ回動させて正規の取付は
位置に位置決めするようにしたが、これとは逆に下側の
ヒンジ20のヒンジ締結用ボルト10を上側のヒンジ2
0のボルトよりも強めに予備線めし、上記上側のヒンジ
20を押圧することにより、ドアDを下側のヒンジ20
のボルト10を回動中心として所定量だけ回動させて正
規の取付は位置に位置決めするようにしてもよい。さら
には、ドアDをヒンジ押し装置28で押すだけではなく
、引張ることによってドアDを下側のヒンジ20のボル
ト10を回動中心として回動させるようにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明方法によれば、上側もしく
は下側のヒンジのヒンジ締結用ボルトのうち少なくとも
、1本を他のボルトよりも強めに予備線めした後、上記
強めに予備線めしたボルト側のヒンジと反対側のヒンジ
を押圧もしくは引張ることにより、上記ドアを上記強め
に予備線めしたボルトを回動中心として所定量だけ回動
させて正規の取付は位置に位置決めし、その後、上記全
てのボルトを本締めする。したがって、基準ビンおよび
基準孔を設けずに済み、その分だけ作業工程′を少なく
できてドア取付は効率を向上させることができる。また
、ドア取付は後のアンクランプによるドアの自重による
下がり現象をなくシ、ドアの取付は精度を向上させるこ
とができる。
は下側のヒンジのヒンジ締結用ボルトのうち少なくとも
、1本を他のボルトよりも強めに予備線めした後、上記
強めに予備線めしたボルト側のヒンジと反対側のヒンジ
を押圧もしくは引張ることにより、上記ドアを上記強め
に予備線めしたボルトを回動中心として所定量だけ回動
させて正規の取付は位置に位置決めし、その後、上記全
てのボルトを本締めする。したがって、基準ビンおよび
基準孔を設けずに済み、その分だけ作業工程′を少なく
できてドア取付は効率を向上させることができる。また
、ドア取付は後のアンクランプによるドアの自重による
下がり現象をなくシ、ドアの取付は精度を向上させるこ
とができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はドア取付ステー
ションの概略構成図、第2図は同斜視図、第3図はボル
ト受渡装置の平面図、第4図は同正面図、第5図はボル
ト締付装置の要部拡大平面図、第6図はドアの正面図、
第7図はアウタハンドル基準孔の高さ位置測定誤差とド
アの開き量との関係を示すデータ図、第8図はアウタハ
ンドル基準孔の車体前後方向の長さおよび面積とドアの
開き量との関係を示すデータ図である。 10・・・ボルト 20・・・ヒンジ B・・・ボディ D・・・ドア
ションの概略構成図、第2図は同斜視図、第3図はボル
ト受渡装置の平面図、第4図は同正面図、第5図はボル
ト締付装置の要部拡大平面図、第6図はドアの正面図、
第7図はアウタハンドル基準孔の高さ位置測定誤差とド
アの開き量との関係を示すデータ図、第8図はアウタハ
ンドル基準孔の車体前後方向の長さおよび面積とドアの
開き量との関係を示すデータ図である。 10・・・ボルト 20・・・ヒンジ B・・・ボディ D・・・ドア
Claims (1)
- (1)自動車のボディにドアを上下方向に所定間隔をあ
けて設けられた複数個のヒンジを介して取り付ける方法
であって、上記ボディのドア開口部に上記ドアを対応さ
せて配置し、次いで、上側もしくは下側のヒンジのヒン
ジ締結用ボルトのうち少なくとも1本を他のボルトより
も強めに予備締めし、その後、上記強めに予備締めした
ボルト側のヒンジと反対側のヒンジを押圧もしくは引張
ることにより、上記ドアを上記強めに予備締めしたボル
トを回動中心として所定量だけ回動させて正規の取付け
位置に位置決めし、しかる後、上記全てのボルトを本締
めすることを特徴とする自動車のドア取付け方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163762A JPH0453638A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 自動車のドア取付け方法 |
US07/716,975 US5203811A (en) | 1990-06-21 | 1991-06-18 | Method of positioning a door in an automobile body structure |
KR1019910010267A KR940007175B1 (ko) | 1990-06-21 | 1991-06-21 | 자동차의 문 부착방법 |
DE4120555A DE4120555A1 (de) | 1990-06-21 | 1991-06-21 | Verfahren zum montieren einer tuer in einer autokarosserie |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163762A JPH0453638A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 自動車のドア取付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453638A true JPH0453638A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15780226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2163762A Pending JPH0453638A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 自動車のドア取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453638A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010264855A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両のドアハンドリング治具および車両のドアハンドリング方法 |
WO2020170979A1 (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | マツダ株式会社 | ドア取付方法、およびそれに用いられるドア移動装置ならびに自重ダレ測定装置 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2163762A patent/JPH0453638A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010264855A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両のドアハンドリング治具および車両のドアハンドリング方法 |
WO2020170979A1 (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | マツダ株式会社 | ドア取付方法、およびそれに用いられるドア移動装置ならびに自重ダレ測定装置 |
US20220119057A1 (en) * | 2019-02-22 | 2022-04-21 | Mazda Motor Corporation | Door attachment method, and door moving device and sagging measurement device used therefor |
US11685454B2 (en) * | 2019-02-22 | 2023-06-27 | Mazda Motor Corporation | Door attachment method, and door moving device and sagging measurement device used therefor |
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