JP3577168B2 - ドアフレームの組付自動調整装置 - Google Patents

ドアフレームの組付自動調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ドアにおけるドアフレームの組付自動調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアフレームの組付調整をドアガラスの建付に例にすると、図5で示すように、幅方向Wはガラス2を上昇させてガラス受駒3の当りを見ながらドアパネル1の下部のアジャストボルト7を調整し、高さ方向Hはガラス2をガラス受駒3に当て、図6で示すように、ボデー4に固定し、ガラス2に取り付けた当接部材6が当接するアップストッパ5により位置決めを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の手段では、受駒3の位置はドアをボデーに合わせながらシム等で調整して狙い位置を出しており、ドアフレームの建付調整の自動化が要望されていた。
【0004】
本発明の目的は、ドアフレームの建付をセンサにより補正量を測定,計算し、ドアフレームを自動で微調整して組み付けるようにしたドアフレームの組付自動調整装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、ドアパネルの前後方向を把持し、下側を支持するドアパネル位置決め駒と、送り移動機構により立面内でX−Y軸線方向に調整可能に案内された調整用固定ベースと、前記調整用固定ベースの立面内でX−Y軸線方向に移動可能に案内され、かつスプリングによりX−Y軸線方向に付勢されたロック機構を備えているフリーベースと、前記フリーベースに取り付けられ、ドアフレームを把持する受駒を備えた平行ハンドと、前記調整用固定ベースに前記平行ハンドの受駒と同位置線上に配設され、ドアフレームの幅方向寸法と高さ方向寸法を検測するセンサとからなり、ドアフレームを仮締めしたドアパネルを前記ドアパネル位置決め駒により位置決めし、前記平行ハンドによりドアフレームを把持してフリーベースをロックし、センサでドアフレームの幅方向寸法と高さ方向寸法を検測して正寸の公差内に入るよう前記調整用固定ベースを自動調整するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、10は基台、11は前記基台10上に配置されているローラコンベアである。このローラコンベア11はドアパネル1を後述する本発明装置の前まで搬送する物である。
【0007】
本発明装置は次のような構成である。図1で示すように、前記搬送ローラ11に接する下部ベース12にドアパネル1の下側を支持する位置決め駒16と、前記下部ベース12両側にコラム13a,13bが立設され、このコラム13a,13bにシリンダ14a,14bによって進退作動し、ドアパネル1の前後方向を把持する位置決め駒15a,15bとが設けられている。
【0008】
前記下部ベース12上にはドアフレーム8をベルトライン部の前後のア位置とイ位置において仮締めしたドアパネル1が前記位置決め駒15a,15b,16で位置決めセットされ、後述するセンサ20による検側装置がドアフレーム8の検測部まで前進するものである。
【0009】
そこで前記検測部には基台10のローラコンベア11とは別個の壁体17が立設されており、この壁体17に送り移動機構により立面内でX−Y軸線方向に調整可能に案内された調整用固定ベース18が設けられている。
【0010】
さらに詳しく説明すると、図2及び図3で示すように、壁体17に支持体21が固設され、この支持体21にX軸線方向のLMガイド22bとY軸線方向のLMガイド22aを介して調整用固定ベース18が案内されており、サーボモータ23bと送りねじ軸24bとによるX軸線方向の送り移動機構と、サーボモータ23aと送りねじ軸24aとによるY軸線方向の送り移動機構とによって調整用固定ベース18が立面内でX−Y軸線方向に調整されるようになっている。
【0011】
また、前記調整用固定ベース18の立面内でX−Y軸線方向に移動可能なフリーベース25が案内されている。このフリーベース25も調整用固定ベース18の立面に設けたX軸線方向のLMガイド26bとY軸線方向のLMガイド26aを介して案内され、フリーベース25の周囲の4面に設けたスプリング27a,27bにより常に中立位置に付勢されており、所要の位置でロックレバー30の操作によりロックされるようになっている。
【0012】
前記フリーベース25には連結部材28を介して平行ハンド19が取り付けられている。この平行ハンド19は図2で理解できるように、左右一対の把持プレート19a,19bが駆動装置19eによって開閉可能に設けられ、前記左右一対の把持プレート19a,19bの対向面にドアフレーム8を把持するゴム等の弾性材よりなる受駒19c,19dが固設されている。
【0013】
さらに、図1で示すように、調整用固定ベース18にはドアフレームの寸法を検測するセンサ20が前記平行ハンド19の受駒19c,19dと同位置線上に配置されている。このセンサ20は図4で示すように、ドアフレーム8の幅方向Wの寸法を検測するセンサ20aと高さ方向Hの寸法を検測するセンサー20bとによって構成されている。そして、これらのセンサ20で検測された寸法が表示灯29により表示されるようになっている。
【0014】
上記本発明装置によるドアフレーム8の調整手順は、前述の通り下部ベース12上にドアフレーム8がベルトライン部の前後のア位置とイ位置において仮締めしたドアパネル1を前記位置決め駒15a,15b,16で位置決めセットし、ローラコンベア11を介して基台10上を滑動させ検測装置の前まで搬送されたドアパネル1のドアフレーム8に対し平行ハンド19の受駒19c,19dとセンサ20が前進してきて調整を行う。
【0015】
前記検測部においては、平行ハンド19によりドアフレーム8を把持してロックレバー30によりフリーベース25をロックする。
【0016】
前記フリーベース25をロックした状態でセンサ20aではドアフレーム8の幅方向Wの寸法を検測し、センサ20bでは高さ方向Hの寸法を検測し正寸の公差内に入るよう調整用固定ベース18をサーボモータ23bと送りねじ軸24bとによるX軸線方向の送り移動機構と、サーボモータ23aと送りねじ軸24aとによるY軸線方向の送り移動機構とによってX−Y軸線方向に調整し、これにより平行ハンド19により把持されているドアフレーム8を正規の寸法位置に自動調整する。
【0017】
前記自動調整された後で仮締めしていたドアフレーム8を本締めして組み付けを完了する。
【0018】
尚、ドアフレーム8の正寸はマスタモデルによって予め入力しておき0点補正を行うものである。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、ドアパネルに仮締めしたドアフレームの建付をセンサにて補正量を測定,計算して平行ハンドの受駒を調整用固定ベースの調整によりドアフレームの幅方向及び高さ方向を自動で微調整を可能する利点を有している。また、平行ハンドの受駒はドアフレームを把持するだけであり、センサで検測するため、フロント、リヤドアのように類似形状のものは共用化が可能である利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体を示す側面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図1のb矢視図
【図4】センサとドアフレームとの配置関係を示す説明図
【図5】従来の位置決め手法を示す説明図
【図6】従来のアップストッパ構造の断面図
【符号の説明】
10 基台
11 ローラコンベア
12 下部ベース
13a コラム
13b コラム
14a シリンダ
14b シリンダ
15a 位置決め駒
16 位置決め駒
17 壁体
18 調整用固定ベース
19 平行ハンド
19c 受駒
19d 受駒
20 センサ
21 支持体
22a LMガイド
22b LMガイド
23a サーボモータ
23b サーボモータ
24a 送りねじ
24b 送りねじ
25 フリーベース
26a LMガイド
26b LMガイド
27a スプリング
27b スプリング
30 ロックレバー

Claims (1)

  1. ドアパネルの前後方向を把持し、下側を支持するドアパネル位置決め駒と、
    送り移動機構により立面内でX−Y軸線方向に調整可能に案内された調整用固定ベースと、
    前記調整用固定ベースの立面内でX−Y軸線方向に移動可能に案内され、かつスプリングによりX−Y軸線方向に付勢されたロック機構を備えているフリーベースと、
    前記フリーベースに取り付けられ、ドアフレームを把持する受駒を備えた平行ハンドと、
    前記調整用固定ベースに前記平行ハンドの受駒と同位置線上に配設され、ドアフレームの幅方向寸法と高さ方向寸法を検測するセンサとからなり、
    ドアフレームを仮締めしたドアパネルを前記ドアパネル位置決め駒により位置決めし、前記平行ハンドによりドアフレームを把持してフリーベースをロックし、センサでドアフレームの幅方向寸法と高さ方向寸法を検測して正寸の公差内に入るよう前記調整用固定ベースを自動調整するようにしたことを特徴とするドアフレームの組付自動調整装置。
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