JPH0453561A - ソフトコンタクトレンズ消毒器 - Google Patents

ソフトコンタクトレンズ消毒器

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Publication number
JPH0453561A
JPH0453561A JP2161873A JP16187390A JPH0453561A JP H0453561 A JPH0453561 A JP H0453561A JP 2161873 A JP2161873 A JP 2161873A JP 16187390 A JP16187390 A JP 16187390A JP H0453561 A JPH0453561 A JP H0453561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generator
heating
sterilizer
heating element
reaction water
Prior art date
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Pending
Application number
JP2161873A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Fujii
敏彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Fuel Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Fuel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinagawa Fuel Co Ltd filed Critical Shinagawa Fuel Co Ltd
Priority to JP2161873A priority Critical patent/JPH0453561A/ja
Publication of JPH0453561A publication Critical patent/JPH0453561A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、携帯用ソフトコンタクトレンズ消毒器に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ソフト
コンタクトレンズの使用に際しては、レンズを定期的に
消毒する必要がある。
現在市販されている加熱式のソフトコンタクトレンズ消
毒器はいずれも電気式ヒーターを利用しているためAC
電源を使用しなければならず、旅行等で携帯するのには
不便である。
また、海外では電圧やコンセント形状が異なるため、ソ
フトコンタクトレンズ消毒器を使用するには特別なアダ
プタが必要であった。
一方、欧米では電気を使用しないコールド滅菌法も使用
されているが、電気式ヒーターを利用した煮沸消毒法と
比較すると消毒作用の信頼性に欠ける。
従って、本発明の目的は、電気を使用しない簡単で且つ
携帯に便利なソフトコンタクトレンズ消毒器を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のソフトコンタクトレンズ消毒器は、酸化カルシ
ウム(Cab)と水との化学反応、即ち、CaO+ H
20= Ca(OH)2+15.2Kcalにより生ず
る反応熱を利用したものである。
かかる反応自体は周知であるが、酸化カルシウムと水と
を如何に接触させるかが問題となる。
ソフトコンタクトレンズを消毒するにはレンズに隣接す
る加熱板を100〜120°Cにしなければならず、そ
のためには加熱板付近の酸化カルシウムを出来るだけ蒸
気で吸収させる必要かある。
そのため、反応水と酸化カルシウムとの接触は、加熱板
から最も遠いところ、即ち、発熱室ケース底部で行う必
要がある。また、酸化カルシウムの充填層を厚くしすぎ
ると加熱板への熱伝導が不十分になるので、充填層の厚
さを一定値以下にしなければならない。
そこで、本発明では、発熱体をパック詰めして発熱体層
の厚さが偏らないようにした。
また、発熱体パックの上面と側面をプラスチックフィル
ムで形成した。これにより、プラスチックフィルムが加
熱時に熱で軟化し或いは溶けるので、発熱体の膨張の妨
げとならず加熱を阻害しない。
さらに、発熱体パックの下面を吸水シートで形成した。
これにより、反応水を吸水シートを介して四方へ速やか
に拡散させ、また、水を広い面積で水膜として反応させ
ることでより高温を得ることが可能になった。
発熱体をパック詰めすることにより、パック詰めしない
場合と比較して、温度が5〜10℃上昇し、また、吸水
シートを使用することにより、使用しない場合と比較し
て、温度が10〜20°C上昇することが実験によりそ
れぞれ検証された。
本発明により、発熱部と、該発熱部で発生された熱によ
ってソフトコンタクトレンズを加熱消毒する消毒室とを
有するソフトコンタクトレンズ消毒器において、上記発
熱部は、加熱容器と、該加熱容器の底部に取り付けられ
ていて、内部に反応水を収容するための反応水封入容器
とを含み、該反応水封入容器は、内部に押し棒が取り付
けられ、容器上面の押し棒が当たる個所は、仕切り膜で
形成されており、加熱容器の内部に配置されていて、発
熱体を収容するための発熱体パックをさらに含み、該発
熱体パックは、上面及び側面がプラスチックフィルムで
、下面が吸水シートで形成されており、発熱体パックの
厚さは、加熱容器の上面と発熱体パックの上面との間に
一定の空間があるようなものであることを特徴とするソ
フトコンタクトレンズ消毒器が提供される。
〔実施例〕
次に、添付した図面を参照して本発明の詳細な説明する
第1図及び第2図に示されているように、本発明のソフ
トコンタクトレンズ消毒器lは、発熱部10と、消毒室
20とに大別される。
発熱部10は、加熱容器11と、加熱容器11の下面に
設けられた反応水封入容器12と、発熱体パック13に
収容された発熱体14とからなる。
発熱体パック13は、加熱容器IIO中に収容されてい
るが、第2図から分かるように、加熱容器11の上面と
発熱体パック13の上面との間には一定の間隔がある。
反応水封入容器12は全体としてダイヤフラム板で作ら
れており、容器内に反応水15が収容されている。容器
12の内部には、第2図に示すように、押し棒16が取
り付けられており、反応水封入容器上面の押し棒16が
当たる個所は1、仕切り膜17で形成されている。これ
により、押し棒16を指で強く押して仕切り膜17を破
り、反応水封入容器内の反応水15を流出させることが
できる。
発熱体パック13に収容されている発熱体14は、Ca
O(酸化カルシウム)を主成分として、熱を均一かつ安
定なものにするために、無機塩類、シリカサンド等を含
んでいる。また、長期保存中の吸湿を防ぐため、適量の
シリカゲルが混入されている。第3図に示されているよ
うに、発熱体パック13の上面及び側面はプラスチック
フィルムで形成されているが、発熱体パックの下面は、
発熱体と反応水との接触を一定にするために、例えば和
紙、パルプ不織布、或いは吸水性ポリマーをシート状に
加工したもののような吸水シート18で形成されている
一方、消毒室20には、消毒すべきソフトコンタクトレ
ンズを収容するレンズケース21が置かれている。消毒
室20は、好適には、カバー22で覆われている。
第4a図及び第4b図には、本発明の変形例が示されて
いる。このうち、第4a図には、発熱体パック13のか
わりに、発熱体14の上層にエアクツション材31を用
いた例が示されている。第4b図には、発熱体14の下
層に吸水性弾性体32を用いた例が示されている。吸水
性弾性体としては、脱脂綿或いはこれを吸水性のシート
で包装したものや、シリカ・アルミナファイバをマット
状に成形したものが好適である。
次に、本発明の消毒器の使用について説明する。
本発明の消毒器の使用に際しては、消毒器1を逆さにし
、反応水封入容器12の中央部を指で押して仕切膜17
を破る。すると、反応水15が容器12から流出し、発
熱体パック13の下面の吸水シート18を介して発熱体
14の四方に速やかに吸収される。5〜10秒の後、消
毒器を元に戻して暫くすると、発熱体14は水と反応し
て発熱を開始する。
反応水は、容器12から流出した直後は、発熱体14の
下部分でだけ吸収される。発熱反応が始まると高温の蒸
気が発生するが、発熱体14の未だ反応していない上部
分がこの高温蒸気を吸収するので、さらに高い温度が得
られる。この際、発熱体14は膨張し続けて、ついには
加熱容器11の頂板に接触するようになる。
これにより、加熱容器の頂板は100℃以上の高温に加
熱される。この熱は熱伝導によりレンズケース21に伝
えられ、レンズケース21の中の保存液に浸したコンタ
クトレンズが加熱消毒される。消毒は、最高65〜10
0℃で行われ、60℃以上の温度が約20分以上維持さ
れる。消毒に要する時間は通常60分程度である。
次に、本発明のソフトコンタクトレンズ消毒器の効果を
実験により検証した結果について言及する。
実験に使用した消毒器はステンレス製の完全密閉容器で
あり、47X77X20mmの寸法を有する。発熱体と
して19.0gの酸化カルシウムを使用し、反応水の量
は6.3mlである。酸化カルシウムと反応水封入容器
との間に挿入される吸水性ポリマーシートの寸法は、4
2X70x0,8醒である。また、レンズケースの中に
は各々、1.3mlの生理食塩水が入っている。
実験は上述の消毒器の使用方法にしたがって行い、レン
ズケース中の保存液の温度を測定した。
以上の実験の結果を第5図に示す。第5図において、縦
軸はレンズケース中の保存液の温度(℃)横軸は経過時
間(分)をあられす。第5図から分かるように、保存液
は80℃以上に上昇することが分かった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明により電気式ヒーターを用
いることなしにソフトコンタクトレンズの消毒が可能で
あるので、旅行時等の携帯に非常に便利となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のソフトコンタクトレンズ消毒器の外観
図、第2図はソフトコンタクトレンズ消毒器の断面図、
第3図は発熱体パックの拡大図、第4a図及び第4b図
はソフトコンタクトレンズ消毒器の発熱部の変形例を示
す図、第5図は本発明のソフトコンタクトレンズ消毒器
の実験結果を示す図である。 1・・ソフトコンタクトレンズ消毒器、10・・発熱部
、    11・・加熱容器、12・・反応水封入容器
、 13・・発熱体パック、14・・発熱体、15・・反応
水、   IB・・押し棒、17・・仕切り膜、   
18・・吸水シート、20・・消毒室、   21・・
レンズケース、22・・カバー 第2図 第1図 第3図 第4a図 第4b図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱部と、該発熱部で発生された熱によってソフ
    トコンタクトレンズを加熱消毒する消毒室とを有するソ
    フトコンタクトレンズ消毒器において、 上記発熱部は、加熱容器と、該加熱容器の底部に取り付
    けられていて、内部に反応水を収容するための反応水封
    入容器とを含み、該反応水封入容器は、内部に押し棒が
    取り付けられ、容器上面の押し棒が当たる個所は、仕切
    り膜で形成されており、加熱容器の内部に配置されてい
    て、発熱体を収容するための発熱体パックをさらに含み
    、該発熱体パックは、上面及び側面がプラスチックフィ
    ルムで、下面が吸水シートで形成されており、発熱体パ
    ックの厚さは、加熱容器の上面と発熱体パックの上面と
    の間に一定の空間があるようなものであることを特徴と
    するソフトコンタクトレンズ消毒器。
  2. (2)発熱体の主成分は酸化カルシウムであることを特
    徴とする請求項(1)に記載の消毒器。
JP2161873A 1990-06-20 1990-06-20 ソフトコンタクトレンズ消毒器 Pending JPH0453561A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6948490B2 (en) * 2001-04-24 2005-09-27 Thermotic Developments Limited Steam generator
US7833474B2 (en) 2001-10-23 2010-11-16 Medtronic Minimed, Inc. Sterile device and method for producing same

Cited By (3)

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US7833474B2 (en) 2001-10-23 2010-11-16 Medtronic Minimed, Inc. Sterile device and method for producing same
US8133435B2 (en) 2001-10-23 2012-03-13 Medtronic Minimed, Inc. Sterile device and method for producing same

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