JPH0453451Y2 - - Google Patents

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JPH0453451Y2
JPH0453451Y2 JP1987089574U JP8957487U JPH0453451Y2 JP H0453451 Y2 JPH0453451 Y2 JP H0453451Y2 JP 1987089574 U JP1987089574 U JP 1987089574U JP 8957487 U JP8957487 U JP 8957487U JP H0453451 Y2 JPH0453451 Y2 JP H0453451Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は各種多面体並びにそれら多面体の増殖
結合による各種形態の立体物を形成するための立
体形成部材に関する。
「従来の技術」 従来、実願昭61−105142号及び実願昭62−
19271号明細書に示す如く、外周に複数のアーム
を放射状に設けるジヨイントを用い、骨体或いは
面体を適宜接続させ、無限に増殖可能な立体物を
形成する技術が当出願人により考案された。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、ジヨイントのアームを骨体の両
端或いは面体の頂点部に嵌入する場合、一方向に
嵌入操作でもつて相互に接続していたため、アー
ムが容易に抜ける欠点があり、組立て途中或いは
組立て後少しの外力で容易に骨体或いは面体が分
離すると共に、増殖もある程度で限定され、比較
的小さい立体物しか形成し得ず、またその被立体
物は強度的にも低いものとなつていた。
「問題点を解決するための手段」 然るに本考案は、ジヨイントの外側に突出形成
する連結用アームを、ボーンの両端部及び面体の
各頂点部に形成するアーム固着受部に係合連結さ
せて、これらボーン及び面体を複数組合せての各
種形態の立体物を形成する構造において、前記ア
ーム固着受部は、アームを挿入する水平通路と、
該水平通路の挿入終端でこの直交一側に開放する
通路開放口と、前記水平通路の通路開放口に設け
る抜止め段部とを備えると共に、前記段部には挿
入されるアーム先端の係合部を開放口に案内する
変換ガイド面と、アームの係合部基端を圧入係合
するアーム係合部を形成したものである。
「作用」 而して本考案によれば、ジヨイントにボーン及
び面体の連結操作時に、アーム係合溝にアームを
圧入係合させることによつて、アームの引抜き方
向に対する外力には段部で係合部を規制して、水
平通路よりアームが抜け出るのを防止して、これ
らの確実な一体連結を極めて簡単な手段によつて
容易に可能にできるもので、特にこのようなボー
ンや面体を多数組合せて各種形態の立体物を形成
するものにおいては、有効なものである。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部の拡大説明図、第2図乃至第3
図は立体物を形成する部品の斜視説明図で、図中
1,2は立体形成用ジヨイントであり、一方のメ
インジヨイント1はリング状のジヨイント本体1
aを有し、もう一方のサブジヨイント2は半円板
状のジヨイント本体2aを有し、前記ジヨイント
本体1a外周には6本のアーム3を放射状に等間
隔に一体形成する一方、前記ジヨイント本体2a
外周左右及び中央に3本の前記アーム3を放射状
に一体形成している。また前記アーム3は中間部
から基端側を先端側より若干大径に形成すると共
に、その先端側に球形の係合部4を一体形成して
いる。さらに前記ジヨイント本体1a外周に一対
の係合溝5,5を対向状に形成すると共に、その
内径を対向する係合溝5部のジヨイント本体1a
外径と略同一に形成し、第6図に示す如く2つの
メインジヨイント1,1を十字状に結合可能に構
成している。さらにまたジヨイント本体2aに上
下2枚の円板状の支持台6,7を一体形成するも
ので、上側の支持台6上面中央に前記ジヨイント
本体2aを立設形成すると共に、その上側の支持
台6下面中央に設ける円筒部8を介し下側の支持
台7上面中央を一体連結し、また下側の支持台7
に扇状の切欠き部9を設けている。そして前記円
筒部8外周に摺接させる円弧面10を前記ジヨイ
ント本体1a内孔に対向状に突出形成する軸受片
11,11先端に形成し、下側の支持台7切欠き
端部をジヨイント本体1a内径一側から他側に臨
ませ、この状態でサブジヨイント2を回転するこ
とにより、第7図に示す如く上下の支持台6,7
間にジヨイント本体1aを嵌合し、円筒部8を中
心にして回転自在にメインジヨイント1をサブジ
ヨイント2に結合可能に構成している。これらジ
ヨイント1,2は一定以上の剛性を保有すう弾性
材で形成し、アーム3の角度が変化でき、各ジヨ
イント本体1a,2aがねじれ変形できるように
構成している。なお、ジヨイント本体2aのねじ
れ変化不足を補うスリツト6aを上側の支持台6
との接合端部に設けている。
第4図中12は被立体物の骨格に相当する立体
形成要素であるボーンであり、数種の長さに統一
規格されている。前記ボーン12の両端には前記
アーム3を着脱自在に嵌合固定するアーム固着受
部13を形成し、中央一側面にはボーン12を同
一平面で直交させるかまぼこ型の溝14を形成す
ると共に、前記アーム固着受部13と溝14間に
は補強リブ15を有する貫通孔16を上下方向に
形成している。
前記アーム固着受部13は第1図にも示す如
く、前記ボーン12の端部からこの軸方向にアー
ム3の基端まで嵌入する水平通路17と、この通
路17の終端をボーン12下面に貫通させる垂直
通路18を形成し、またアーム3と係合部4との
括れに係合する抜止め用段部19を前記水平通路
17の折曲部に対向状に設けると共に、嵌入時に
アーム3を上方に湾曲させて係合部4を水平通路
17の開放上面20からボーン12外側に露呈さ
せる嵌入方向変換ガイド面21を前記段部19に
形成し、水平通路17にアーム3を嵌入した後、
ガイド面21によりボーン12外側に露呈させた
係合部4を嵌入方向と直交する方向で前記水平通
路17に押込むことにより、段部19とアーム3
及び係合部4の係合固定を図る一方、ボーン12
外側より垂直通路18を介し係合部4を水平通路
17上方に押出すことによりその係合を解除する
ように構成している。
第5図中22は被立体物の面に相当する立体形
成要素である面体であり、第9図にも示す如く面
体22の各辺両側に切欠き部23を介してL形の
フツク24を一体形成し、被立体物の各面を構成
するボーン12内側に前記フツク24を介し面体
22を嵌着支持すると共に、面体22の各頂点部
にボーン12と同様構成のアーム固着受部25を
外方に向けて一体形成し、面体22の中心部に向
つて水平通路17に前記アーム3を嵌入して固定
し、また面体22の中心部に人力により打抜き可
能な円形の肉薄部26を形成し、ボルト・ナツト
などを介し2枚の面体22,22を回転自在に重
合接続可能に構成している。
なお、前記ボーン12及び面体22のアーム固
着受部13,25に設ける段部19のアーム係合
部は、第9図の略3角形状の各頂点部のアーム固
着受部25にも示される如く、左右平行状に対向
立設させる2つの段部19内側面で形成され、前
記アーム3と係合部4との括れ部がこの上方より
これら段部19内側面間に圧入されるとき、その
係合保持を図るように構成したものである。
上記のように形成した単体のジヨイント1及び
2或いはこれらを一体係合したジヨイント1,1
〜1,2とボーン12、面体22を各種組合せ連
結することによつて各種形態の立体物を形成する
ものである。
例えば第10図に示す如く、正4面体27を形
成する場合、同一長さの6本のボーン22をそれ
ぞれ4個の単体ジヨイント1或いは2或いは4組
の結合ジヨイント1,1或いは1,2を介し三角
形状に連結させることにより、骨格構造の正4面
体14が形成され、また三角形状の4枚の面体2
2を4個の単体ジヨイント1或いは2、或いは4
組の結合ジヨイント1,1或いは1,2を介し接
合する各頂点部を連結することにより、面分割可
能な正4面体27が形成され、さらに骨格構造の
正4面体27に面体22を組合せることも行え
る。なおジヨイント1.2.1,1.1,2の使
用形態はボーン12、面体22の運結態様によつ
て構築者が適宜選択すればよい。
上記正4面体27と同様に、正n面体、n面
体、n角柱を形成できると共に、これら同一の多
面体同志を連結させたり或いは別個の多面体を相
互に結合させることにより、規則的、不規則的な
立体物が無限に増殖するこができる。
これは本来、多面体の種類によつて各辺の角度
が異なる場合や、各頂点間や頂点と中心との距離
が微妙に異なる場合でもジヨイント1,2の弾性
により、各アーム3の角度が変化でき、しかもジ
ヨイント本体1a,2aが過状にねじれることが
できるため、各所で生ずる歪が分散吸収されるた
めである。
そして本実施例の応用例としては、例えば増殖
玩具、教材、モビール、インテリア具、並びにあ
る程度の強度が要求される室内家具、テントの骨
格、魚網などが容易に形成できる他、花、割れ物
などの包装、園芸用温室の骨格も形成でき応用範
囲は極めて広い。
なお、本発明は三角形を基本構造として立体物
を形成しているもので、その場合アーム3の本数
は6本が最も有効であるが、第11図及び第12
図に示す如くアーム3が5本或いは8本のジヨイ
ント28,29或いは3本、4本(図示省略)で
も同じである。上記同様に面体22も三角形を基
本構造とするため三角形状を実施例に示したが、
これを曲面或いは球面に形成することにより、筒
体や球の形成も可能である。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、ジヨ
イント1,2の外側に突出形成する連結用アーム
3を、ボーン12の両端部及び面体22の各頂点
部に形成するアーム固着受部13,25に係合連
結させて、これらボーン12及び面体22を複数
組合せて各種形態の立体物を形成する構造におい
て、前記アーム固着受部13,25は、アーム3
を挿入する水平通路17と、該水平通路17の挿
入終端でこの直交一側に開放する通路開放口20
と、前記水平通路17の通路開放口20に設ける
抜止め段部19とを備えると共に、前記段部19
には挿入されるアーム3先端の係合部4を開放口
20に案内する変換ガイド面21と、アーム3の
係合部4基端を圧入係合するアーム係合部を形成
したもので、ジヨイント1,2とボーン12及び
面体22と連結操作を容易に行うことができると
共に、この連結合体後にあつてはアーム3の引抜
き方向の外力に対しては前記段部19でもつてこ
の引抜きが規制されて、アーム3が離脱すること
がない確実な連結が可能となるもので、特にこれ
らボーン12や面体22を多数組合せ各種形態の
立体物を形成するものにおいては増殖性を良好に
向上させることができると共に、比較的大きい立
体物でも確実に形成でき、また強度的にも秀れ、
従来に比べ応用範囲の拡大を図ることができる等
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の拡大説明図、第2図はメインジ
ヨイントの斜視図、第3図はサブジヨイントの斜
視図、第4図はボーンの斜視図、第5図は面体の
斜視図、第6図及び第7図はジヨイントの結合状
態図、第8図はボーンの断面側面図、第9図は面
体の裏面図、第10図は組立て図、第11図及び
第12図はジヨイントの変形図である。 1……ジヨイント、2……ジヨイント、3……
アーム、4……係台部、12……ボーン、13,
25……アーム固着受部、17……水平通路、1
9……段部、20……開放口、21……ガイド
面、22……面体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヨイント1,2の外側に突出形成する連結用
    アーム3を、ボーン12の両端部及び面体22の
    各頂点部に形成するアーム固着受部13,25に
    係合連結させて、これらボーン12及び面体22
    を複数組合せての各種形態の立体物を形成する構
    造において、前記アーム固着受部13,25は、
    アーム3を挿入する水平通路17と、該水平通路
    17の挿入終端でこの直交一側に開放する通路開
    放口20と、前記水平通路17の通路開放口20
    に設ける抜止め段部19とを備えると共に、前記
    段部19には挿入されるアーム3先端の係合部4
    を開放口20に案内する変換ガイド面21と、ア
    ーム3の係合部4基端を圧入係合するアーム係合
    部を形成したことを特徴とする立体形成部材。
JP1987089574U 1987-06-10 1987-06-10 Expired JPH0453451Y2 (ja)

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JP1987089574U JPH0453451Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS63198810U JPS63198810U (ja) 1988-12-21
JPH0453451Y2 true JPH0453451Y2 (ja) 1992-12-16

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JPS5817462B2 (ja) * 1974-09-11 1983-04-07 昭和電工株式会社 ピリジンカルボンサンアミド ノ セイゾウホウ

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