JPH0452811A - 精密除振台 - Google Patents

精密除振台

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JPH0452811A
JPH0452811A JP15706690A JP15706690A JPH0452811A JP H0452811 A JPH0452811 A JP H0452811A JP 15706690 A JP15706690 A JP 15706690A JP 15706690 A JP15706690 A JP 15706690A JP H0452811 A JPH0452811 A JP H0452811A
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vibration
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electronic circuit
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Koichi Karasawa
唐沢 好一
Teruhisa Tamagawa
玉川 輝久
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は精密除振台に係り、特にゲインと位相の制御を
それぞれ独立に可能にした精密除振台に関する。
[従来の技術] 電子ビームを応用した電子顕微鏡、ホログラフィ−装置
、ステッパー等のLSI製造装置等の精密機器は除振台
上に搭載して使用されている。
この除振台としては、基礎または床である設置面からの
振動を減衰すると共に、精密機器自身の自励や除振台定
盤の固有振動等による振動を減衰するよう、定盤のX軸
、Y軸、Z軸方向の各運動成分をそれぞれ検知して、各
方向の運動成分に対応して逆位相に能動制動子を作動さ
せ、能動的に除振する能動除振台が使用されるようにな
っている(米国特許第4796873号、特開昭61−
224015号公報)。
この能動除振台においては、第7図に示されるように、
精密機器8を搭載した定盤5を、設置面9から、粘性制
動子7および空気ばねのような弾性ばね6から成る受動
制動子で支持すると共に、定盤5に取り付けられたセン
サ30により定盤5の振動を検知し、このセンサ30の
信号を、電子回路10により処理して、定盤5に生じた
振動と逆位相の振動を加振するよう能動制御手段40を
作動させ、速やかな除振を行なっている。
[発明が解決すべき課題] ところで、従来の除振台では、除振台の定盤5の共振周
波数fがf=80Hz、除振台の空気ばねの共振周波数
fかf=2.5Hz近傍のとき(第4図)、センサ30
により検知された信号を、アンプとローパスフィルタか
ら成る電子回路10により処理して、定盤5に生じた振
動と逆位相の振動を加振するよう能動制御手段40を作
動させ、速やかな除振を行ないたいが、ローパスフィル
タにより第5図に示されるように定盤5の共振周波数f
=80Hz以上の振動を取除こうとすると、除振台の空
気ばねの共振周波数f=2.5HzのゲインGも第6図
に示されるように下がり、逆位相の振動を加振するフィ
ードバック制御ができなくなるという難点があった。
これを解決するために、第8図に示すように電子回路1
0に進み遅れ回路(lag 1ead回路)を用いて、
f=80Hz近傍のゲインGを下げる方法もある。
この電子回路10の進み遅れ回路(lag 1ead回
路)は、2個のオペアンプ25.26と、4個の抵抗R
11、R12、R61、R6□と、2個のコンデンサC
1、C2とから構成されている。この進み遅れ回路(l
ag 1ead回路)ではゲインを変えると位相も変化
し、位相を変えるとゲインも同時に変化してしまい、能
動制御の調整が非常に煩瑣となり、経験に頼らざるをえ
なかった。
[発明の目的コ 本発明は上記の点を解決するためになされたもので、ゲ
インと位相の制御をそれぞれ独立に可能にした精密除振
台を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明による精密除振台
は、定盤と、定盤の振動を検出するセンサと、センサの
信号を処理し定盤の振動を制御する信号を出力する電子
回路と、電子回路の出力信号により定盤の振動を能動制
御する能動制御手段とを備え、電子回路が、センサで検
出された振動をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、A/D変換手段で変換されたデジタル信号を入力さ
れ、信号の周波数帯域に応じて選択的に振動と逆位相の
デジタル信号を出力するマイクロコンピュータと、マイ
クロコンピュータから人力された逆位相のデジタル信号
をアナログ信号に変換して出力するD/A変換手段とか
ら成るものである。
[実施例] 以下、本発明による精密除振台の好ましい実施例を図面
を用いて詳述する。
第1図に示されるように、本発明による精密除振台は、
粘性制動子7と空気ばねのような弾性ばね6に支持され
る定盤5と、定盤5の振動を検出するセンサ3と、セン
サ3の出力波形を検出する波形発生器2と、センサ3の
出力信号をデジタル信号化してフーリエ変換し、そのデ
ータに基づいてアナログ信号を出力させる電子回路1と
、電子回路1の出力信号により駆動されて定盤5の振動
を能動制御する能動制御手段4とを備えている。
第2図に示されるように、電子回路1は位相・ゲイン補
正回路であり、センサ3が検出した振動をデジタル信号
に変換するA/D変換手段12と、A/D変換手段12
で変換されたデジタル信号を入力され、信号の周波数帯
域に応じて選択的に振動と逆位相のデジタル信号を出力
するマイクロコンピュータ11と、マイクロコンピュー
タ11がら入力された逆位相のデジタル信号をアナログ
信号に変換して出力するD/A変換手段13とから成る
。マイクロコンピュータ11は、予め測定して成る後述
するオーブンループにおいて、公知のFFT(高速フー
リエ変換)回路と、この回路から得られ、ネガティブフ
ィードバック制御理論に基づいた所定の約50’等のフ
ェーズゲインおよび−5dB以上等ゲインマージンを出
力するとともに、後述の角スペクトラムの応答ゲインお
よび応答位相の表を形成するCPUI 1 aを具備し
ている。
センサ3としては、公知の加速度センサもしくは速度セ
ンサが、能動制御手段4としては、公知のサーボ弁と空
圧シリンダ、電気・空圧比例弁と空圧シリンダ、VCM
 (ボイスコイルモータ)、LDM(リニアドライブモ
ータ)、積層圧電素子、超磁歪材等が好適である。
[発明の作用] つぎに、以上のように構成された精密除振台の動作を説
明する。
先ず、本発明による精密除振台における定盤5→センサ
3−電子回路1→VCM4のループの伝達関数(ループ
ゲイン)をオープンループで予め測定しておく。
センサ3の出力信号は、端子1aから電子回路1に入力
される。入力信号の振動波形を第1図に示される波形発
生器2に表示させる。また、入力信号は、A/D変換手
段12によってアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、マイクロコンピュータ11のインターフェイスli
eに入り、CPUI 1aにより、第3図の時間ΔTの
間において上述のFF7回路によりフーリエ変換される
このフーリエ変換はRAMI l bに記憶されている
プログラムにより実行される。なお、電子回路1にRA
Mを使用して説明したが、ROMを使用できることは言
うまでもない。
A/D変換手段12によって、センサ3の出力を、第3
図に示される時間τの間サンプリングする。得られたデ
ジタルデータ(Sl、s2、s3、・・・)から、CP
UI 1 aにより、下表の応答ゲインおよび応答位相
を形成する。
各スペクトラムの、応答ゲインと応答位相との関係は、
D/A変換手段13のバッファメモリ13aにμsec
単位で一時的に蓄積される。
D/A変換手段本体13bにおいてデジタル信号からア
ナログ信号に変換され、信号の周波数帯域に応じて選択
的に、振動と逆位相のアナログ波形の出力信号が端子1
bから能動制御手段4に送られ、能動制御手段4は定盤
5を逆位相に能動制御する。
この精密除振台では、定盤5を制御するにあたり、任意
のアナログ波形が出力されるので、ゲインと位相のそれ
ぞれが独立して制御され、能動制御の調整が非常に容易
となる利点がある。
[発明の効果コ 以上の実施例からも明らかなように、本発明による精密
除振台は、定盤と、定盤の振動を検出するセンサと、セ
ンサの信号を処理し定盤の振動を制御する信号を出力す
る電子回路と、電子回路の出力信号により定盤の振動を
能動制御する能動制御手段とを備え、電子回路が、セン
サが検出した振動をデジタル信号に変換するA/D変換
手段と、A/D変換手段で変換されたデジタル信号を入
力され、信号の周波数帯域に応じて選択的に振動と逆位
相のデジタル信号を出力するマイクロコンピュータと、
マイクロコンピュータから入力された逆位相のデジタル
信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換手段
とから成るので、ゲインと位相のそれぞれを独立に制御
可能な能動除振台となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による精密除振台の構成を説明するブロ
ック図、第2図は本発明による精密除振台の電子回路を
説明する回路図、第3図はセンサの出力信号のサンプリ
ングの説明図、第4図、第5図、第6図は精密除振台の
フィードバック制御を説明″する周波数特性図、第7図
は従来の精密除振台の構成を説明するブロック図、第8
図はその電子回路を説明する回路図である。 1・・・電子回路 11・・・マイクロコンピュータ 11a・CPU 12・・・A/D変換手段 13・・・D/A変換手段 2・・・波形発生器 3・・・センサ 4・・・能動制御部手段 5・・・定盤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  定盤と、前記定盤の振動を検出するセンサと、前記セ
    ンサの信号を処理し前記定盤の振動を制御する信号を出
    力する電子回路と、前記電子回路の出力信号により前記
    定盤の振動を能動制御する能動制御手段とを備え、 前記電子回路が、前記センサで検出された前記振動をデ
    ジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変
    換手段で変換された前記デジタル信号を入力され、前記
    信号の周波数帯域に応じて選択的に前記振動と逆位相の
    デジタル信号を出力するマイクロコンピュータと、前記
    マイクロコンピュータから入力された前記逆位相のデジ
    タル信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換
    手段とから成ることを特徴とする精密除振台。
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