JPH0452790Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はグラス等の目印用具に関するものであ
り、特にキヤバレーや立食パーテイーのようなパ
ーテイー会場等に於いて自分のグラス等の目印と
して使用し、他人が自分のグラス等を間違つて使
用しないようにすることを目的としたグラス等の
目印用具であつて、発光することによつて会場内
に美しいフアンタジーをかもしだすことができ、
しかも使用後はブローチの様な簡易なアクセサリ
ーとして使用するそともでき、また、記念品とし
ての用途、例えば材質の良質なものとしてパーテ
イーの日付と主催者の名称を印字し、記念品とし
て持ち帰るようにしたもの等であつて、多くの実
用的価値を有するグラス等の目印用具に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、立食パーテイーのような広いパーテイー
会場等に於いては、自分が使用しているグラスを
テーブルに置いてその場所を離れることが度々あ
るが、例えば其処に自分のハンカチを置いたり、
ナフキン紙等を置いて分かりやすくするようにし
ていた。

〔考案が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記せるような従来の方法では
わざわざハンカチを取り出すのも煩わしく不便で
あり、またナフキン紙等では特別に目立つことも
なく、互いにグラス等を間違つて使用してしまう
ことがあつた。

〔問題点を解決するための手段〕

本考案のグラス等の目印用具は極めて簡単にグ
ラス等の縁部にセツトすることができ、着脱自在
であるから、グラスを換えた時でも容易に新しい
グラスにセツトしなおすことができ、美しい図柄
で、しかも発光させて目立ちやすくし、自分のグ
ラス等の目印とすることを目的として創案された
ものであり、セラミツク、耐腐食性処理を施した
金属、無毒性のプラスチツク材料等で構成された
目印用具本体の表面に、果物、昆虫、花等の図柄
を模した図柄等表示部と、文字を書き込むことの
できる文字等表示部とを一体的に成形し、該目印
用具本体の背面にグラス等の縁部に嵌着できるク
リツプを具備し、目印用具本体内に発光機能構成
部を収納して図柄等表示部の表面より発光させる
ように構成したことを特徴とし、且つ、該発光機
能構成部は、バツテリー、該バツテリーから接続
するリード線、該リード線に接続する発光ダイオ
ード、該発光ダイオードの光を導く光フアイバー
から構成され、該光フアイバーのクラツドを部分
的に除去した発光部より発光するように構成した
ことを特徴とするものである。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本考案の構成を説明する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は本
考案のグラス等の目印用具の正面図、第２図は背
面図、第３図は発光機能構成部の説明図、第４図
は発光部を構成する光フアイバーの断面図、第５
図は使用方法の説明図である。

目印用具本体１は、セラミツク、耐腐食性処理
を施した金属、または無毒性のプラスチツク材料
等で構成されており、その表面には果物、昆虫、
花等の図柄を模した図柄等表示部１１と、表示文
字１３を書き込むことのできる文字等表示部１２
とが一体的に形成されている。また、該目印用具
本体の背面には第２図に示すようにグラス２等の
縁部２１に嵌着できるクリツプ１４が取付けられ
ている。

また、目印用具本体１内には第３図に示すよう
な発光機能構成部８が収納されており、図柄等表
示部１１の表面より発光されるように構成されて
いる。該発光機能構成部８は、第３図に示すよう
にバツテリー３、該バツテリー３から接続するリ
ード線４，該リード線４に接続する発光ダイオー
ド５、該発光ダイオード５の光を導く光フアイバ
ー６から構成されている。光フアイバー６のクラ
ツド６３は第４図に示すように、部分的に除去さ
れており、発光ダイオード５から光フアイバー６
によつて導かれた光がその除去部より発光し、発
光部６１を形成している。実施例ではスイツチ７
を目印用具１の下部表面に配置してあるが、この
個所に限定されるものではく、目印用具本体１の
任意の個所に設けてもよい。該スイツチ７の操作
により発光ダイオード５が発光し光フアイバー６
を介して発光部６１より発光されるが、目印用具
本体内に点滅回路を収納し、該発光を点滅させる
ことも可能であることを付言する。

〔作用及び効果〕

本考案のグラス等の目印用具は以上説明したよ
うな構成であるので、グラス等の縁部に容易に着
脱自在であり、キヤバレーや立食パーテイーのよ
うな広いパーテイー会場等に於いて自分のグラス
等の目印として使用することができ、会場内の
人々が互いに自分のグラス等を間違つて使用しな
いようにすることができる。しかもその表面は図
柄にあわせた色の発光ダイオードからの発光によ
り会場内に美しいフアンタジーをかもしだすこと
ができる。また、予めデザインや材質を良好なも
ので構成しておけば、単なる使い捨ての使用方法
のみならず、使用後においてはブローチの様な簡
易なアクセサリーとして使用することもでき、
又、記念品としての用途、例えば材質を良質なも
のとしてパーテイーの日付と主催者の名称を印字
し、記念品として持ち帰るようにすることもでき
る。

使い捨てとしての使用方法では、プラスチツク
等の安価な材質で作成し、例えば立食パーテイー
のような広いパーテイー会場等に於いては、グル
ープ毎のマークを別に付してもよく、そのマーク
とテーブルのマークを一致させておく等の使用上
の工夫もできる。

更にまた、パーテイーの主催者等の宣伝、また
はその他の一般的な宣伝の媒体としての使い方と
して、スポンサーの所望のデザインと文字を付し
た本考案のグラス等の目印用具をパーテイー出席
者に提供して宣伝に供することもできる。

以上説明したように、本考案のグラス等の目印
用具は広い利用方法を有する実用的価値の高い考
案である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
本考案のグラス等の目印用具の正面図、第２図は
背面図、第３図は発光機能構成部の説明図、第４
図は発光部を構成する光フアイバーの断面図、第
５図は使用方法の説明図である。 １……目印用具本体、１１……図柄等表示部、
１２……文字等表示部、１３……表示文字、１４
……クリツプ、２……グラス、２１……縁部、３
……バツテリー、４……リード線、５……発光ダ
イオード、６……光フアイバー、６１……発光
部、６２……コアー、６３……クラツド、７……
スイツチ、８……発光機能構成部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) セラミツク、耐腐食性処理を施した金属、無
   毒性のプラスチツク材料等で構成された目印用
   具本体の表面に、果物、昆虫、花等の図柄を模
   した図柄等表示部と、文字を書き込むことので
   きる文字等表示部とを一体的に成形し、該目印
   用具本体の背面にグラス等の縁部に嵌着できる
   クリツプを具備し、目印用具本体内に発光機能
   構成部を収納して図柄等表示部の表面より発光
   させるように構成したことを特徴とするグラス
   等の目印用具。 (2) 発光機能構成部は、バツテリー、該バツテリ
   ーから接続するリード線、該リード線に接続す
   る発光ダイオード、該発光ダイオードの光を導
   く光フアイバーから構成され、該光フアイバー
   のクラツドを部分的に除去した発光部より発光
   するように構成したことを特徴とする実用新案
   登録請求の範囲第１項記載のグラス等の目印用
   具。