JPH0452267Y2 - - Google Patents

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JPH0452267Y2
JPH0452267Y2 JP15565788U JP15565788U JPH0452267Y2 JP H0452267 Y2 JPH0452267 Y2 JP H0452267Y2 JP 15565788 U JP15565788 U JP 15565788U JP 15565788 U JP15565788 U JP 15565788U JP H0452267 Y2 JPH0452267 Y2 JP H0452267Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体中の塵芥を捕獲、移送する塵芥
除去装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、流体中の浮游物、塵芥等を連続的に捕
獲、除去する塵芥除去装置が開発され実用化され
ている。この種装置は例えば海水、河川水の取水
口、各種排水口、汚水浄化の前処理等の各種の施
設に用いられる。
そしてこの従来の塵芥除去装置の構造は、特公
昭54−23499号公報の「水流中の塵芥除去装置」
や特公昭56−23004号公報の「浮游物等を捕獲移
送できるコンベヤ」に示すように、中央部に中心
孔を有し、該中央部の一方に直方形板を設けかつ
他方に揺動突出片を設けるとともに、該直方形板
の先端に連結穴を設け、該揺動突出片の先端に突
出片を設けたフイルタープレートを具備し、該フ
イルタープレートの中心孔と他のフイルタープレ
ートの連結孔とをスペーサを介して互いに重合さ
せて多数の軸により無端状に連結するとともに、
上下に設けたスプロケツトに前記無端状のフイル
タープレートを係合張設し、上側のスプロケツト
を駆動装置によつて駆動して前記フイルタープレ
ートを回転させる構造となつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の塵芥除去装置に
あつては、フイルタープレートの中心孔と他のフ
イルタープレートの連結孔とをスペーサを介して
互いに重合させているので、該フイルタープレー
トの中心孔とスペーサの間の隙間と、他のフイル
タープレートの連結孔とスペーサの間の隙間に塵
芥等が入り込み、2つの面において磨耗が生じ
る。従つて磨耗量が多く、ガタが発生し易いとい
う問題点があつた。
またこのようなガタが生じた場合は、該フイル
タープレートとスペーサとを取り換える必要があ
るが、部品点数が多いためその取り換え工程が繁
雑になるという問題点もあつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであ
り、フイルタープレートとフイルタープレートの
間にガタが生じにくく、またたとえガタが生じて
もその部品の取り換えが容易な塵芥除去装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は塵芥除去装
置を、板状体の略中央部に中心孔を形成した中央
支持部と、該中央支持部の一端から突出しその先
端に略円板状であつてその中央部に連結孔を形成
した連結部を有する直方形板と、略平板状であつ
て前記中央支持部の前記直方形板と対向する他端
側から突出しその先端には上方に向かう略円弧状
の突出片が設けられた揺動片とを有するフイルタ
ープレートを具備し、前記フイルタープレートの
中央支持部と他のフイルタープレートの連結部と
を交互に重ね合せるとともに多数の連結軸により
無端帯状に連結し、該無端帯状のフイルタープレ
ート群の上部と下部を回転可能なスプロケツトに
係合張設し、さらに上部のスプロケツトを回転駆
動する構造の塵芥除去装置において、前記フイル
タープレートの中央支持部の厚みと連結部の厚み
を、重ね合せるフイルタープレート間に所望の間
隔が取れるような厚みに構成するとともに、フイ
ルタープレートの中央支持部と他のフイルタープ
レートの連結部を両者が直接接触するように重ね
合わせて構成した。
〔作用〕
上記の如く塵芥除去装置を構成することによ
り、従来のようにフイルタープレート間にスペー
サを介在しなくてもよいので、フイルタープレー
トとフイルタープレートの間の塵芥等が入り込む
面は1つになり、磨耗が生じにくく、ガタが発生
しにくい。
またこのようなガタが生じた場合であつても、
フイルタープレートだけを交換すればよいので、
スペーサの取り換え作業が不要となり、その取り
換え作業が容易となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案にかかる塵芥除去装置に用いる
フイルタープレート1を示す図であり、同図aは
平面図、同図bは側面図である。
このフイルタープレート1はその目的、用途に
応じて鋼板若しくは合成樹脂等で一体的に成形さ
れたものである。
同図に示すように、このフイルタープレート1
は、中央支持部11と、該中央支持部11の一端
から突出しその先端に連結部15を有する直方形
板13と、前記中央支持部11の前記直方形板1
3と対向する他端側から突出しその先端に突出片
19を有する揺動片17とを具備して構成されて
いる。
以下このフイルタープレート1の各部の詳細を
説明すると、板状体からなる中央支持部11の中
央部には円形の中心孔111が形成されている。
また該中央支持部11の両面上には該中央支持部
11から厚み方向に突出する突起113,115
が形成されている。この突起113,115は下
記する別のフイルタープレートの突出片19の背
面191に付いた塵芥等をかき落とす作用をなす
ものである。次に直方形板13は前記中央支持部
11の一端から突出しており、その先端には円板
状の連結部15が一体に取り付けられている。そ
してこの連結部15の中央部には円形の連結孔1
51が形成されている。この連結孔151の内径
は前記中央支持部11の内径と同一となつてい
る。また前記中央支持部11の厚みと連結部15
の厚みも同一となつている。
一方前記中央支持部11の前記直方形板13と
対向する他端側からは略平板状の揺動片17が突
出している。この揺動片17の中央支持部11か
ら延びる上縁17aは、前記直方形板13の下縁
13aと平行になるように構成されている。また
この揺動片17の先端にはその上縁17aから上
方に向かう略円弧状の突出片19が設けられてい
る。
また揺動片17の上縁17aは両面にテーパー
17b,17bを形成して刃型に成形されてい
る。さらに該上縁17aには、厚み方向に突出し
塵芥等を保持する保持片171,171が設けら
れている。
次にこのフイルタープレート1の組み立て方法
を説明する。
第2図は複数のフイルタープレート1を組み立
てて無端帯状のフイルタープレート群を作成する
方法を説明するための要部説明図であり、同図a
は側面図、同図bは平面図である。
同図に示すように、フイルタープレート群を作
成するには、フイルタープレート1の中央支持部
11と他のフイルタープレート1の連結部15と
を交互に多数直接重合させるとともに、該重合し
た中央支持部11の中心孔111と連結部15の
連結孔151に連結軸3を嵌入し、所望の幅で所
望の長さに組み付けた後に、その両端部を連結軸
3で連結して無端帯状に構成する。
ここでフイルタープレート1を組み合わせると
きに従来のようにスペーサを介在させないので、
2枚のフイルタープレート1,1間の接触面は1
面のみとなり、該面部分の磨耗が少なくなる。
第3図はこの無端帯状のフイルタープレート群
を組み付けた塵芥除去装置を示す図であり、同図
aは正面概略図(フイルタープレート群Aの右側
半分はカツトしてその裏面側を示している)、同
図bは側面概略図である。
同図に示すように、枠体5に形成した傾斜面の
上部には駆動軸51が回動自在に軸支されてお
り、その両端近傍にはスプロケツト515が固定
されている。そしてこの駆動軸51は該駆動軸5
1の一端部に固定したスプロケツト517を電動
機513等からなる駆動機構Cで回転することに
よつて回転される。
また枠体5の傾斜面の下部にはその両端近傍に
スプロケツト535が固定された回転軸53が回
転自在に軸支されている。
また駆動軸51近傍には同図bに示すように該
駆動軸51と平行に、スプロケツト555をその
両端に取り付けたガイド軸(図示せず)が枠体5
に回転自在に軸支されている。
そして無端帯状のフイルタープレート群Aはス
プロケツト515とスプロケツト555とスプロ
ケツト535に係合され張設されている。
なお同図に示す7は回転ブラシであり、前記駆
動軸51に連動して回転駆動するように構成され
ている。また同図bに示すように8はフイルター
プレート群Aの両端部に取り付けられるサイドプ
レートである。
この塵芥除去装置は、例えば海水、河川水の取
水溝や各種排水溝に設置される。
そして電動機513を駆動することによつて駆
動軸51が回転駆動され、フイルタープレート群
Aが同図bの矢印D方向に向かつて回転する。こ
れによつてフイルタープレート1の突出片19
(第1図参照)に捕獲された水流中の塵芥等は、
該塵芥除去装置の上部に向かつて搬送され、スプ
ロケツト515を越えてフイルタープレート群A
が反転する部分で落下し捕獲される。ここで落下
せずに該フイルタープレート1に貼り付いた塵芥
等も回転ブラシ7によつて掻き落とされる。
ところで、捕獲すべき塵芥等の種類によつて、
組み立てるフイルタープレート1の間隔を狭くし
たり広くしたりしなければならないが、第4図は
前記実施例に比べて該間隔を狭くしたときのフイ
ルタープレート1′の実施例を示す図である。
同図に示すように、この実施例においては、前
記第1図に示すフイルタープレート1に比べて中
央支持部11の厚みと連結部15の厚みを薄く構
成している。なお他の部分は第1図のフイルター
プレート1と略同一なので同一番号を付しその詳
細な説明は省略する。
そしてこのフイルタープレート1′を組み合わ
せた状態を第5図に示す。
同図に示すように、このフイルタープレート群
によれば、フイルタープレート1′,1′間の間隔
を狭くできる。
即ち中央支持部と連結部の厚みが異なる複数の
種類のフイルタープレートを予め多数製造してお
けば、従来のように厚みの異なる複数の種類のス
ペーサとフイルタープレートをいちいち組み合わ
せてフイルタープレート群を製造する必要がな
く、作業の効率化が図れる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案に係る塵芥
除去装置によれば、以下のような優れた効果を有
する。
従来のようにフイルタープレート間にスペー
サを介在しなくてもよいので、フイルタープレ
ートとフイルタープレートの間の塵芥等が入り
込む面は1つになり、磨耗が生じにくく、ガタ
が発生しにくい。
またこのようなガタが生じた場合であつて
も、フイルタープレートだけを交換すればよい
ので、スペーサの取り換え作業が不要となり、
その取り換え作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる塵芥除去装置に用いる
フイルタープレート1を示す図、第2図は複数の
フイルタープレート1を組み立てて無端帯状のフ
イルタープレート群を作成する方法を説明するた
めの要部説明図、第3図はこの無端帯状のフイル
タープレート群Aを組み付けた塵芥除去装置を示
す図、第4図はフイルタープレート1′の他の実
施例を示す図、第5図は複数のフイルタープレー
ト1′を組み立てて無端帯状のフイルタープレー
ト群を作成する方法を説明するための要部説明図
である。 図中、1,1′……フイルタープレート、11
……中央支持部、111……中心孔、13……直
方形板、13a……下縁、15……連結部、15
1……連結孔、17……揺動片、17a……上
縁、19……突出片、3……連結軸、515,5
35,555……スプロケツト、A……フイルタ
ープレート群、C……駆動機構、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状体の略中央部に中心孔を形成した中央支持
    部と、該中央支持部の一端から突出しその先端に
    略円板状であつてその中央部に連結孔を形成した
    連結部を有する直方形板と、略平板状であつて前
    記中央支持部の前記直方形板と対向する他端側か
    ら突出しその先端には上方に向かう略円弧状の突
    出片が設けられた揺動片とを有するフイルタープ
    レートを具備し、前記フイルタープレートの中央
    支持部と他のフイルタープレートの連結部とを交
    互に重ね合せるとともに多数の連結軸により無端
    帯状に連結し、該無端帯状のフイルタープレート
    群の上部と下部を回転可能なスプロケツトに係合
    張設し、さらに上部のスプロケツトを回転駆動す
    る構造の塵芥除去装置において、前記フイルター
    プレートの中央支持部の厚みと連結部の厚みを、
    重ね合せるフイルタープレート間に所望の間隔が
    取れるような厚みに構成するとともに、フイルタ
    ープレートの中央支持部と他のフイルタープレー
    トの連結部を両者が直接接触するように重ね合わ
    せたことを特徴とする塵芥除去装置。
JP15565788U 1988-11-29 1988-11-29 Expired JPH0452267Y2 (ja)

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JP15565788U JPH0452267Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JP15565788U JPH0452267Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JPH0278625U JPH0278625U (ja) 1990-06-18
JPH0452267Y2 true JPH0452267Y2 (ja) 1992-12-09

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ID=31433481

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JP15565788U Expired JPH0452267Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JP (1) JPH0452267Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053512A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 En-Tec Co Ltd フィルタープレートおよびこれを用いた塵芥除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053512A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 En-Tec Co Ltd フィルタープレートおよびこれを用いた塵芥除去装置

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Publication number Publication date
JPH0278625U (ja) 1990-06-18

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