JPH045211A - グリーン等の防虫防菌剤並びにその製造方法 - Google Patents

グリーン等の防虫防菌剤並びにその製造方法

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JPH045211A
JPH045211A JP2101808A JP10180890A JPH045211A JP H045211 A JPH045211 A JP H045211A JP 2101808 A JP2101808 A JP 2101808A JP 10180890 A JP10180890 A JP 10180890A JP H045211 A JPH045211 A JP H045211A
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JP
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garlic
acid
insect repellent
insecticidal
phytic acid
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JP2101808A
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Isao Sakai
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はグリーン等の防虫防菌剤並びにその製造方法
に係り、特に人身に害になる農薬を使用しない防虫防菌
剤とその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来ゴルフ場のグリーンには芝生が植培されている。こ
の芝生の地中にミミズが繁殖するとそれを食べるために
モグラが集って来てグリーンが穴だらけになり、また芝
生の根を切られて芝が枯れるという難がある。
このため、グリーンにはミミズやバッタ等の防虫除虫薬
を定期的に散布している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように除虫薬を散布することは除虫効果がある
が、雨が降るとそれらの薬剤が雨水に溶けて流れ出し、
川に入るため農薬公害の問題を諾き起して、全国的な社
会問題となっている。 この発明はそれらの実情に鑑み
て、水に溶けてもその水を飲んだ人や家畜に薬害の生じ
ないグリーン等の防虫防菌剤並びにその製造方法を提供
することを目的として開発されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記課題を解決し、目的を達成するために次
のような手段を講じた。
(1)ニンニク成分を主成分とし、これにフィチン酸、
珪酸、水を混合したグリーン等の防虫防菌剤。
(2)フィチン酸と珪酸を溶解した水溶液中に二ンニク
球根を浸漬して、抽出液のメルカプタン濃度を減少させ
たグリーン等の防虫防菌剤の製造方法。
〔作用〕
上記のように構成されたこの発明においては次のような
作用を有している。
フィチン酸と珪酸を水の中に投入して溶解混合させた水
溶液の中にニンニク球根を浸漬(3〜4日間)しておく
と、浸透圧によってニンニクの成分が水溶液中に抽出さ
れる。ニンニク特有の臭気はニンニク球根に含まれてい
るニンニク油(&E化アリル類)がアルカリの作用を受
けて分解してメルカプタンを発生するためであるが、フ
ィチン酸は前記ニンニクのアミノ酸が酵素分解して発生
するアンモニアを中和し、メルカプタンの発生を抑止す
る。珪酸は硫化物を吸着してガス化させない作用をする
ので、ニンニク抽出液はニンニク臭が低下する。
しかしてニンニク抽出液をグリーンに散布するとニンニ
クの辛味成分(アリシン)が防虫防菌作用をする。また
フィチン酸は人体に無害であり植物の茎を形成するリン
酸の主成分となる物質なので芝の肥料となる。珪酸はキ
ノコ、その他植物に多く含まれている物質で、肥料とな
る。
〔実施例〕
この発明の詳細な説明する。
40kgの水(水道水)に40.のフィチン酸と10g
の珪酸ゾル(Sin2換算5〜25%)を溶解させ、こ
れにニンニク球根20kgを浸漬し、6日目にニンニク
球根を除去してグリーン等の防虫防菌剤を得た。
この防虫防菌剤をGC−H5で測定したところ不快臭で
あるメルカプタンは、わずかに2.5aplであった。
一般にニンニクを食べてニンニク臭いという口臭中のメ
ルカプタンは18.8ppm〜30ppmであるから、
はとんど臭いを感じられない。
この防虫防菌剤を1;10で水と混合し、噴霧器で畑地
上に散布した。この畑地面にミミズを5匹置いて土をか
けたところ、間もなくミミズは5匹とも地面に這い出し
て来てのたうった。また蟻を散布地に置いたところ急い
で逃げ出し散布地に2度と入って来る蟻はいなかった。
また畑地に麦粉を水で溶いて2ケ所に散布した。
その一方には防虫防菌剤を上から散布した。気温24.
3℃前後で3日目に防虫防菌剤を散布しなかった麦粉の
上に青カビが発生したが、防虫防菌剤を散布した方は1
00日目もカビは発生しなかった。
ニンニクの臭気と辛味の主成分はニンニク油であり、こ
のニンニク油の中には硫化アリル、二硫化アリル、二硫
化アリルプロピル、三硫化アリルが含まれている。これ
ら硫化アリル類はアルカリの作用を受けてジスルフィド
と二酸化イオウに分解される。
この二酸化イオウがメルカプタンの主成分である。
一方ニンニクに含まれているアミノ酸の一種であるアリ
インは酵素アリイナーゼの作用を受けてアリシン、アン
モニア、ピルビン酸に分解される。
このアリシン(キノパチン、アルカロイド)は辛い刺激
性をもち、殺菌作用がある。また浸透性があり、神経系
統に作用し、血管収縮作用溶血作用があり、ミミズ、昆
虫等の呼吸困難を招くので防虫効果がある。
次に第2実施例を説明する。
ニンニク球根20kgを擦りつぶし、これにフィチン酸
を50g添加し、これに水を40kg加えて撹拌混合し
た後、絹布の袋に収容し圧搾して搾汁液を得た。
該搾汁液をP遇して防虫防菌剤を得た。この防虫防菌剤
のメルカプタン濃度は5.2pp11であった。
この防虫防菌剤に40gの珪酸ゾルを添加撹拌して1時
間後にメルカプタン濃度を測定したところ3゜4apl
Mであった。
この珪酸を入れたものと入れない防虫防菌剤とを前記同
様にミミズ、蟻で防虫効果を試験したところ双方とも充
分な効果が得られた。
前記したようにニンニクの成分のうち、防虫防菌効果が
あるのはアリシンであり、このアリシンが生体細胞に強
い刺激を与えるためであるが、アリインが酵素分解して
アリシンになるときに、同時にアンモニアが生成され、
該アンモニアの作用でニンニク油が悪臭の主成分である
メルカプタンを発生させるがこの発明においてはフィチ
ン酸がアンモニアを中和しメルカプタンの発生を防止し
てニンニク臭を低減させることに特徴がある。
辛味成分、防虫防菌作用のあるアリシン(キノパチンC
2NH26N 204 、)は水に難溶であるため、芝
生に散布しても雨水で溶解しないから持続性があり、ま
た飲料水に含まれにくいし、もともとニンニクに含まれ
て食用されているものなので全く問題が生じない、珪酸
は前記防虫防菌剤に含まれているニンニクの他の成分が
(タンパク質)腐敗しても腐敗臭を吸収して消臭する作
用があるし、ニンニクの成分は植物性肥料として芝生の
生育に効果がある。
なお本願発明においては他の物質、例えば消毒剤(ヨウ
素、オゾン、その他)、栄養剤(乳酸、ビタミン剤)等
を添加することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明はニンニクを主成分とし
ているので、次のようなすぐれた効果がある。
(1)芝生に散布したとき、ニンニクの成分(タンパク
質)は、芝生の植物性肥料となる。
(2)ニンニクの辛味成分(アリシン)かミミズや昆虫
を近寄せないので防虫効果がある。
(3)アリシンが防菌作用をする。
(4)フィチン酸や珪酸がニンニクの臭気を減少させる
のでニンニク臭が感じられない。
(5)薬品公害のおそれがない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニンニク成分を主成分とし、これにフィチン酸、
    珪酸、水を混合したグリーン等の防虫防菌剤。
  2. (2)フィチン酸と珪酸を溶解混合した水溶液中にニン
    ニク球根を浸漬して抽出液のメルカプタン濃度を減少さ
    せたことを特徴とするグリーン等の防虫防菌剤の製造方
    法。
JP2101808A 1990-04-19 1990-04-19 グリーン等の防虫防菌剤並びにその製造方法 Pending JPH045211A (ja)

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