JPH045184A - 自動車用アンテナ内蔵型スポイラー - Google Patents

自動車用アンテナ内蔵型スポイラー

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JPH045184A
JPH045184A JP10713790A JP10713790A JPH045184A JP H045184 A JPH045184 A JP H045184A JP 10713790 A JP10713790 A JP 10713790A JP 10713790 A JP10713790 A JP 10713790A JP H045184 A JPH045184 A JP H045184A
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JP
Japan
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antenna
spoiler
section
built
automobile
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Application number
JP10713790A
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English (en)
Inventor
Kunitaka Arimura
國孝 有村
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Arimura Giken KK
Original Assignee
Arimura Giken KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車対地上あるいは車対車等の車外移動体通信
に用いて好適の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車で用いられる移動体通信/ステムには、公
共業務的通信、自動車電話、ポケットベル、コードレス
電話をはじめとしてMCA (マルチ・チャンネル・ア
クセス)システムやパーソナル無線(コンビニエンス・
ラジオ・)オーン、テレターミナル)等の通信システム
かあり、これらにはそれぞれ異なった周波数帯、すなわ
ち60,150゜400および8HMHz帯か使用され
ている。また、これら通信システム以外にAM放送(5
25−1605KEz)、FM放送(76〜90MH7
)、 VHFTV放送(90〜22211111z) 
、U HF T V放送(470〜770MH2)等の
テレビ・ラジオ放送かあり、さらに、陸上移動用新シス
テム開発予定周波数帯として1〜3 G112帯か割り
当てられている。異なった周波数帯ては別個のアンテナ
か必要となるので、これらの自動車用通信システムには
用途に応して個別のアンテナが使用されており、自動車
の車体からバラバラに突出した状態で装備されている。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、自動車にアンテナを整備する場合、単一のア
ンテナでも車外に装備し車外から長く突出した状態では
、安全性・空気抵抗・風切音J二対して不利であり、ま
た、複数の周波数帯を使用する自動車通信システムでは
、異なる周波数ごとに別個のアンテナを必要とするので
多数のアンテナを車外に突出した状態で装備する必要か
あり、そのために車のデザインを害したり、あるいはア
ンテナの設置に多くの時間と手数を要したりする等の問
題点かあった。また、アンテナを車体内部に内蔵しよう
とする場合、MW用アンテナでは実効高か高いので大き
な設置空間か必要となり、他の数種のアンテナと統合的
に内蔵するのは困難であるという問題点があった。
本発明は、これらの問題点を解決しようとするもので、
自動車の車体外面に装着されるスポイラ−を利用するこ
とにより、単一のアンテナでも安全性・空気抵抗・風切
音に対して有利な状態で搭載し、また、数種のアンテナ
を必要とする場合にはこれらを統合的にスポイラ−に搭
載することにより、アンテナ設置の簡略化をはかり、か
つ、車体本体のデザインを活かせるようにするとともに
、実効高か高いMW用アンテナの他の数種のアンテナと
の統合的内蔵を可能にした、自動車用アンテナ内蔵型ス
ポイラ−を提供することを目的とじている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の自動車用アコナナ
内蔵型スポイラ−は、車体の外面にストラット部を介し
てスポイラー部を装着された自動車用スポイラ−におい
て、同スポイラ−に内蔵されたアンテナ部と、同アンテ
ナ部に上記ストラット部を通って接続された給電部とが
設けられ、上記アンテナ部の一部が上記スポイラー部か
ら外部に突出して設けられていることを特徴としている
また、本発明の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−は、
車体の外面に複数のストラット部を介して単一のスポイ
ラー部を装着された自動車用スポイラ−において、同ス
ポイラ−に内蔵された複数のアンテナ部か設けられ、同
アンテナ部の一部か上記スポイラー部から外部に突出し
て設けられるとともに、これらのアンテナ部にそれぞれ
対応する給電部か上記複数のストラット部に配設されて
いることを特徴としている。
さらに、本発明の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−は
、車体の外面に複数のストラット部を介して単一のスポ
イラ−を装着された自動車用スポイラ−1こおいて、同
スポイラ−に内蔵されたアンテナ部か設けられ、同アン
テナ部の一部か上記スポイラー部から外部に突出して設
けられるとともに、上記アンテナ部のための給電部およ
び整合部か、上記複数のストラ・/ト部に個別に配設さ
れていることを特徴としている。
〔作  用〕
本発明の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−では、その
スポイラー部に内蔵されたアンテナ部か、軍対地上ある
いは車対車の通信システムとして作用し、また、スポイ
ラー部を保持するストラット部に内蔵された給電部や整
合部か、それぞれ上記アンテナのだめの給電作用および
整合作用を行なう。そして、アンテナ部の一部かスポイ
ラー部から外部に突出するようtこ設けられるので、こ
れによりアンテナの実効高を高くして、MW帯の送受信
も支障なく行なわれる。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の実施例としての自動車用アン
テナ内蔵型スポイラ−について説明する。
第1〜16区は本発明の第1実施例を示すもので、第1
図はスポイラ−が取付けられた自動車の後部外観図、第
2a図はスポイラー部およびストラット部の模式的斜視
図、第2b図は上記スポイラ−の中央縦断面形状の一例
を示す断面図、第2c図は上記スポイラ−の中央横断面
形状の一例を示す断面図、第3a、3b図はいずれも自
動車用アンテナ内蔵型スポイラ−の−例を示す模式的外
観図、第4a、4b、4C図はいずれも自動車用アンテ
ナ内蔵型スポイラ−の−例を示す側面図、第5a、5b
、Sc図はいずれも上記スポイラ−に内蔵されるモノポ
ール付アンテナの例を示す斜視図、第6.7図はいずれ
も上記スポイラ−に内蔵される折り曲げ型モノポールア
ンテナの例を示す斜視図、第Ha、Bb図は上記スポイ
ラ−!=内蔵さJするタイポールアンテナの例を示す斜
視図、第9a、9b、9c、10.If図はいずれも上
記スポイラ−に内蔵されるアンテナの例を示す斜視図、
笥12図は上記スポイラ−に内蔵される対数周期アンテ
ナの例を示す斜視図、第13図は対数周期アンテナを4
方向に配列して上記スポイラ−へ内蔵される枠型ループ
アンテナの例を示す斜視図、第14図は垂直偏波用対数
周期型グイボール列アンテナをストラット部に内蔵した
場合の上記スポイラ−の横断面図、第15図はダイポー
ル列による広帯域アンテナを内蔵しI;場合の上記スポ
イラ−の横断面図、第16図はスポイラー部に内蔵され
たアンテナ部にモノポールを接続する方法を示す説明図
である。
この第1実施例では、第1図に示すように、自動車の車
体3の後部外面において、スポイラー部1か又トラット
部2を介して装着されるようにして構成された自動車用
スポイラ−において、所要のアンテナか搭載されるよう
になっている。なお、第1図中の符号6′は、アンテナ
部の一部としてのモノポールを示す。本実施例のスポイ
ラ−は第2a図および第2b図に示すように、スポイラ
ー部lヲ3 ツ(7)区mA o、 B o、 Col
こ分割されていて、これら3つの区画A o 、 B 
a 、 Coの内部には、MwやVHFやUHF等の周
波数帯で送受信を行なう3種類のアンテナ部が配設され
る。例えば、スポイラー部1のA。区画にはMW用アン
テナ部が内蔵され、Bo区画にはUHF用アンテナ部か
内蔵され、co区画にはVHF用アンテナ部が内蔵され
る。
そして、スポイラー部1は3本のストラット部2て支持
され車体3に固定されているか、これら3本のストラッ
ト部2はアンテナの周波数区分帯として分割されたスポ
イラー部lの3つの区画A o 、 B o 、 Co
にそれぞれ1本ずつ対応するように設けられている。ま
j;、ストラット部2の内部には上記アンテナ部のだめ
の給電部か設けられており、この給電部によってそれぞ
れのアンテナ部に電力を供給することになる。
本発明では、特に上記アンテナ部は、その一部が後述の
ようにスポイラー部1から外部に突出しているか、さら
にアンテナ部をストラット部2の内部に延在するように
設けられてもよい。また、スポイラー部1の横断面形状
は、第2C図に示すように、自動車の走行中に押下刃が
働く適宜の形状に設定できる。
なお、この実施例では、スポイラー部lを3つの区画に
分割し、異なる周波数帯で送受信を行なう3種類のアン
テナ部を内蔵しているか、スポイラー部1を4つあるい
は5つの区画に分割し、4あるいは5種類のアンテナ部
を内蔵することも可能である。
第3a図は、実際にスポイラー部にアンテナ部を内蔵し
た場合の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−の−例を示
しているが、この例においてはスポイラー部1の分割さ
れた3つの区画A。、B、、C8にそれぞれA。および
C6区画にはMW帯用あるいはV HF帯層のモノポー
ル付アンテナのアンテナ部かアンテナの一部であるモノ
ポール6′をスポイラー部1から外部に突出するように
設けられ、Bo区画にはスポイラー部1から外部にアン
テナの一部を突出させる必要がない、例えばUHF帯用
帯用のアンテナ部が配設されている。また、第3b図に
示す自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−では、B。区画
にのみスポイラー部1から外部にモノポール6′を突出
させるモノポール付アンテナのアンテナ部を設け、Ao
および00区画にはスポイラー部1に内蔵可能なアンテ
ナ部を配設している。
第4g、4b、4crllJは、第3 a 、 3 b
図に示す自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−の側面図で
あるが、これらに示すように、アンテナの一部であるモ
ノポール6′はスポイラー部1から外部へ自由に方向を
変えて突出され、さらに、複数のモノポール6′を突出
させる場合も両モノポール6′は互いに自由に方向を変
えることができる。
なお、スポイラー部1から外部にアンテナの一部である
モノポール6′を突出するように設けられているモノポ
ール付アンテナのアンテナ部は、分割されたA。、 B
 o 、 Co区画のすへての区画に配列することが可
能であり、その数も規定されない。
スポイラー部1を4つあるいは5つに分割した場合も同
様である。
また、スポイラー部1には、通信システムの目的に合わ
せたアンテナが搭載される。
次に、上述のスポイラー部lに搭載されるアンテナの例
をいくつか説明する。
MW帯あるいはVHF帯の比較的低い周波数帯、すなわ
ち、AM放送あるいはFM放送等で使用されるアンテナ
としては、第5a、5b、Sc図に示すものや第6.7
図に示すものがある。
これらはいずれもモノポール付アンテナであり、アンテ
ナの一部であるモノポール6′はスポイラー部1から外
部に突出して設けられている。
第5a図に示すアンテナは金属板4からなるアンテナ部
と同金属板4に配設されたモノポール6′と同金属板4
に接続された給電部5がもなり、アンテナ部としての金
属板4はスポイラー部1に内蔵され、アンテナ部の一部
であるモノポール6′はスポイラー部1から外部へ突出
し、給電部5はスポイラー部1を車体3の外面に支持す
るストラット部2に内蔵されている。
給電部5は外部導体5aと内部導体5bとで構成され、
通常は給電部5として同軸ケーブルが用いられるが、外
部導体5aを強固な金属製筒状体としてストラット部2
の補強材を兼ねさせるようにしてもよい。
このように構成されたアンテナでは、金属板4は頂点装
荷(トップローディング)の形で利用され、この金属板
4と車体3との間に生ずる変位電流によって放射が得ら
れる。
第5b図に示すアンテナでは、分割された金属板4.4
と給電部5の内部導体5bとが針金状の導体6で結合さ
れているが、アンテナ部としての金属板4および導体6
はスポイラー部lに内蔵され、アンテナ部の一部である
モノポール6′はスポイラー部1から外部へ突出し、給
電部5はストラット部2に内蔵されて、その作用は第5
a図のアンテナの場合とほぼ同様に行なわれる。また、
第5b図については、アンテナは左右対称構造を成して
いるか、片側部分のみを給電したり、複数の周波数帯に
対応する場合には、図示のようにインタフタンスしゃキ
ャパシタンスCを介して、複数のアンテナを非対称的に
整合かとれるように配列することも可能である。
また、第5c図に示すアンテナにおいては、第5a図の
金属板4を利用し、かつその両側を、折り曲げ部を介し
そのままあるいは実行的な長さを短縮する目的でLC回
路を介して車体3に短絡して、反共振形のスロットアン
テナを構成する形で整合をとるようになっており、これ
により放射効率を向上させることができる。なお、金属
板4は、スポイラー部1に内蔵され、モノポール6′は
スポイラー部lから外部へ突出し、折り曲げ部および給
電部5はそれぞれ別個のストラット部2に内蔵される。
第6.7図に示すアンテナはいずれも線状構造の折り曲
は型モノポールアンテナである。
第6図の折り曲げ型モノボールアンテナは、アンテナ部
としての導体6と導体6に接続される給電部5とがら構
成されており、導体6の部分かスポイラー部1の内部に
配設され、導体6の一部である導体6′の部分かスポイ
ラー部lから外部へ突出し、給電部5はストランド部2
の内部に配設されている。外部導体5aは車のシャーシ
にグランドされている。これらのモノポールアンテナは
導体6が変形された形状であるが、この形状は、これら
のモノボールアンテナが限られた大きさのスポイラー部
1の内部に搭載されるために、モノボールアンテナの実
効的な長さを短縮する折り曲げ型構造となっている。特
に、第7図の折り曲げ型モノポールアンテナの形状はア
ンテナ高を低くする形状であり、これらの形状は、モノ
ボールアンテナの先端部では電界が強いので電荷を蓄積
する容量体を先端に置けはアンテナ高は低くして良いと
いう原理に基づいて設計されている。
また、VHF帯の比較的高い周波数帯のアンテナとして
、第8aJb図に示すダイポールアンテナや第9a、9
b、9c、10,11図に示すアンテナを使用すること
も可能である。
第8a図に示すダイポールアンテナは、全体として〜′
字型を呈する一対の斜行型金属棒状導体6.6からなる
アンテナ部と各導体6の基端部分に逆相て給電される給
電部5とがらなり、同軸で給電する場合にはバルン(整
合器)を用いる必要がある。アンテナ部としての導体6
がスポイラー部lの内部jこ配設され、給電部5はスト
ラット部2の内部ノニ配設されている。また、スポイラ
ー部からダイポールアンテナの一部としてのモノポール
6″が突出した構造を成している。このようにモノポー
ル6′をそなえたアンテナと共に、〆8b図に示すよう
に、モノポールをもにないダイポールアンテナをスポイ
ラー部に内蔵して設けることも可能である。
第9a、9b、9c、1G、11図に示すアンテナも、
スポイラ−に、前述のモノポール付アンテナと併設され
るもので、それぞれ第5a、5b、5c、 6 、7図
に示すアンテナに対応し、いずれもモノボール6′が付
いていない構造になっている。そして、各アンテナ部は
スポイラー部l内部に配設され、給電部5はストラット
部2に配設されている。また、第9a。
9b、9cおよび第10,11図に示すものは、左右対
称構造を成しているが、第5b図に示すアンテナの例と
同様に、片側部分のみに給電したり、複数の周波数帯に
対応する場合には複数のアンテナを非対称的に整合がと
れるように配列することも可能である。
UHF帯の400および800MHz帯に使用されるア
ンテナは、基本的にVHF帯で使用されるアンテナと同
様のものが用いられるが、周波数帯域が広いので、帯域
特性の点で第12図のような対数周期アンテナの利用も
可能である。
第12図は線状構造の対数周期アンテナを示しており、
このアンテナはスポイラー部lに内蔵される屈曲線状の
導体6で形成された対数周期型のアンテナ部と、この導
体の基端部分に内部導体5bを接続される給電部5とが
ら構成されている。そして、その給電部5はスポイラー
部1を車体3の外面に支持するストラット部2に内蔵さ
れており、このようにして、図示しないモノポール付ア
ンテナと共に、スポイラ−に併設されるものである。
前述のMW帯やVHF帯のアンテナと共にスポイラ−に
併設されるUHF帯の1〜3 GHz帯に使用されるア
ンテナとしては、第13図や笥14.Is図に示すもの
かある。
第13図のアンテナは水平偏波の放射が得られるもので
あるが、広い周波数帯域をカバーするために対数周期ア
ンテナを4方向に配列し枠型ループアンテナを構成して
いる。枠型ループアンテナは屈曲線状導体6で形成され
た4個の対数周期型アンテナ部と各対数周期型アンテナ
部における導体60基端部分に接続される給電部5とが
ら構成され、対数周期型アンテナ部はスポイラー部1に
内蔵され、給電部5はストラット部2に内蔵されている
。また、直交する素子に90°位相の差をつけた給電を
行ない、組合せを適当にすると円偏波を得ることもでき
る。
また、垂直偏波の放射が得られるアンテナとしては第1
4図やM15図!=示すようなものがある。
第14図のアンテナは、例えは800Mh〜3GHzの
周波数帯をカバーする対数型のダイポール列をスポイラ
ー部1の内部またはストラット部2の内部に配設し、こ
れにストラット部2の内部の給電部5を接続したもので
ある。この対数周期型ダイポ−ル列アンテナはダイポー
ルが対数周期的に配列され、給電部5には平行給電方式
の印加手段8が設けられている。
また、第15図のアンテナは、スポイラ−slの内部ま
たはストラット部2の内部にグイボール列による広帯域
アンテナ部を配設し、これにストラット部2の内部の給
電部5を接続したものである。
各素子アンテナの長さは、例えばg[lOM]llz〜
3 GH2の周波数帯をカバーするためにlloflM
Hzの1/4波長(lOcm)から3GH2の1/4波
長(=2.SCm)まで順次変化しており、これによっ
てROOMHx〜3 G[lzの広帯域をカバーできる
構造になっている。
第16図は、スポイラー部に内蔵されたアンテナ部にモ
ノボールを接続する手段を示す説明図である。図に示す
ように、スポイラー部内部に配設されるアンテナ部aと
アンテナ部aの一部でありスポイラー部1から突出して
設けられているモノポール6′とは別個の構造となって
おり、相互にネジ止め手段すで組み立てるようにして接
続することができる。このようにして、スポイラー部l
の内部にアンテナ部aを配設しアンテナ部aの一部であ
るモノポール6′をスポイラー部1から外部に突出して
設けるよう番こして、自動車用アンテナ内蔵型スポイラ
−を構成することが可能となる。
上述の第1〜16図に示した実施例では、給電部はスト
ラット部の内部に配設されているが、スポイラ−の外部
に給電用コ洋りタあるいは同軸ケーブルを設けて給電す
ることも可能である。
上述の第1〜16図に示した実施例では、次のような利
点を有する。自動車移動体通信に使用されるアンテナを
自動車のスポイラー部およびストランド部に内蔵してい
るので、安全性・空気抵抗・風切音に対して有利になる
。また、自動車移動体通信に使用される、MW帯、VH
F帯およびUHF帯等の複数の周波数帯のアンテナを統
合的に自動車のスポイラー部およびストラット部に配設
することができるので、従来使用されていた各種車外通
信用の個別アンテナの装備か不必要となるほか、アンテ
ナの配置か容易になり、また、車体のデザインを損ねる
心配がなくなる。さらに、アンテナ部の一部をスポイラ
ー部から外部へ突出させることにより、実効高の高いM
W用アンテナを設けることができ、このようなアンテナ
と、他のVHF帯用帯層HF帯用0数種のアンテナとの
統合的内蔵が可能になる。
第17a、17b、17c図は本発明の第2実施例を示
すもので、第17aはスポイラー部およびストラット部
の中央縦断面図であり、第17b、17c図はその部分
拡大図である。
この第2実施例の場合も、前述の第1実施例の場合と同
様に、スポイラー部からアンテナ部の一部としての図示
しないモノボールが外部へ突出するように設けられるが
、前述の第1実施例と異なる点は、第17a図に示すよ
うにストラット部2を数本増やし、これらのストラット
部2に、スポイラー部お1よびストラット部2に搭載さ
れている各種アンテナに対応する整合部(第17b図の
符号IQ。
第17c図の符号11参照)を配設することである。
これらの整合部10,11には各種アンテナに対応して
キャパンタンスC,インダクタンスLあるいはキャパン
タンスおよびインダクタンスの直列共振回路あるいは並
列共振回路等か用いられ、インピタンスや伝送モードの
調整を可能にしている。
第17b図で使用されている整合部IOはキャパ/タン
スおよびインダクタンスの直列共振回路であり、第17
c図で使用されている整合部11はキャパンタンスおよ
びインダクタンスの並列共振回路である。
このような構成のアンテナでは、前述の第1実施例だけ
では得られなかった微調整が得られるほか、1個の給電
部で複数の周波数に対するアンテナ素子への励振や整合
がとれる利点かあり、さらに、アンテナと線路あるいは
線路と送・受信機のインピーダンスか整合するため伝送
損か減少し伝送能率か増加するので、伝送を最も効果的
に行なわせることが可能となる。
第18図は上述の第2実施例の多目的例としての第3実
施例を示すスポイラー部およびストランド部の横断面の
部分拡大図である。
この第3実施例か第1.2実施例と異なる点は、1つの
アンテナについて複数の整合部I+を配設し、それぞれ
の整合部11を各ストラット部2に内蔵することである
。このときに用いられる整合部11として、図示の例で
はキャパンタンスC1,C2、C3およびインダクタン
スL、、L2.L3の並列共振回路か用いられているか
、目的によって直列共振回路等を用いることも可能であ
る。
このようなインダクタンスとキャパンタンスとを適宜に
組合わせたアンテナでは、複数の周波数で強制的に反共
振状態を得ることが可能となる。
すなわち、給電部5の近くに接続されている並列共振回
路II、11’は、低い周波数では反共振となり高い周
波数では整合用の値をとるように、また、給電部から離
れて接続されている並列共振回路II″では低い周波数
で整合をとるように設計されている。  このように構
成されたアンテナでは、1つのアンテナて2種類の周波
数の共振状態が得られるので、スポイラー部内部に搭載
されるアンテナσ〕種類を減少させることができ、製造
の容易化および低価格化が可能となる。その他の作用効
果は前述の各実施例と同様である。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明の自動車用アンテナ内蔵
型スポイラ−によれは、送・受信可能な数種のアンテナ
部か自動車のスポイラー部の内部tこ配設され、同スポ
イラー部を自動車の車体に支持・固定するストラット部
の内部に上記アンテナ部のための給電部や整合部が配設
されるので、安全性・空気抵抗・風切音に対して有利に
なり、数種のアンテナが自動車のスポイラ−内部に統合
的に搭載されるようになって、同アンテナの設置が容易
になり、車体本体のデザインを活かすことができる。
特に本発明の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−では、
アンテナ部の一部がスポイラー部がら外部に突出して設
けられるので、実効布を高くすることができ、これによ
り、vHF帯用アンテナやUHF帯用アンテナのみなら
す、MW帯用アンテナもスポイラ−7こ統合的Iこ内蔵
させうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜16図は本発明の第1実施例を示すもので、第1
図はスポイラ−か取付けられた自動車の後部外観図、第
2a図はスポイラー部およびストラット部の模式的斜視
図、第2b図は上記スポイラ−の中央縦断面形状の一例
を示す断面図、第2c図は上記スポイラ−の中央横断面
形状の一例を示す断面図、第33.3b図はいずれも自
動車用アンテナ内蔵型スポイラ−の−例を示す模式的外
観図、第4a輪4c図はいずれも自動車用アンテナ内蔵
型スポイラ−の−例を示す側面図、第5a、5b、Sc
図はいずれも上記スポイラ−に内蔵されるモノポール付
アンテナの例を示す斜視図、第6.7図はいずれも上記
スポイラ−に内蔵される折り曲げ型モノポールアンテナ
の例を示す斜視図、第8aJb図は上記スポイラ−に内
蔵されるダイポールアンテナの例を示す斜視図、第9a
、9b、9c、In、11図はいずれも上記スポイラ−
Zこ内蔵されるアンテナの例を示す斜視図、第12図は
上記スポイラ−に内蔵される対数周期アンテナの例を示
す斜視図、第13図は対数周期アンテナを4方向に配列
して上記スポイラ−へ内蔵される枠型ループアンテナの
例を示す斜視図、第14図は垂直偏波用対数周期型ダイ
ポール列アンテナをストラット部に内蔵した場合の上記
スポイラ−の横断面図、第15図はダイポール列Jこよ
る広帯域アンテナを内蔵した場合の上記スポイラ−の横
断面図、第16図はスポイラー部に内蔵されたアンテナ
部にモノポールを接続する手段を示す説明図であり、第
17a、17b、17c図は本発明の第2実施例として
の自動車用アンテナ内蔵型スポイラ−を示すもので、第
17a図はそのスポイラ−のスポイラ部およびストラッ
ト部の中央縦断面図、第17b図は上記スポイラ−に内
蔵されるアンテナの模式図、第17c図は上記アンテナ
の他の例を示す模式図であり、第18図は本発明の第3
実施例としての自動車アンテナ内蔵型スポイラ−におけ
るアンテナの模式図である。 1・・・スポイラー部、2・・・ストラット部、3・・
・自動車の本体、4・・・アンテナ部としての金属板、
5・・・給電部、53・・・給電部の外部導体、5b・
・・給電部の内部導体、6・・導体、6′・・・モノポ
ール、7・・・対数周期型ダイポール列アンテナ部、8
・・・平行給電方式の印加手段、9・・・ダイポール、
10・・・キャノ(シタンスおよびインダクタンスの直
列共振回路としての整合部、II、I!’、11”・・
・キャ/くシタンスおよびインダクタンスの並列共振回
路としての整合部、12・・・電界の方向、A o 、
 B o 、Co・・・区画、C,Co−C8・・・キ
ャパシタンス、L、Lo〜L3・・・インダクタンス。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 同    安  達  功 第 図 C。 第 b 図 第 C 図 第 図 第4b 図 兇 C 図 第 C 図 第 図 第 a 図 第 b 図 第 図 第 図 第 b 図 第 1゜ 図 第 図 第 図 第 b 図 第 C 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 7a 図 第17b 図 第 7c 図 第18  図 rl 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿 1 事件の表示 平成 2年 特 許 願 第107137号2 発明の
名称 自動車用アンテナ内蔵型スポイラ− 補正をする者 事件との関係 郵便番号 住所 名称

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体の外面にストラット部を介してスポイラー部
    を装着された自動車用スポイラーにおいて、同スポイラ
    ーに内蔵されたアンテナ部と、同アンテナ部に上記スト
    ラット部を通って接続された給電部とが設けられ、上記
    アンテナ部の一部が上記スポイラー部から外部に突出し
    て設けられていることを特徴とする、自動車用アンテナ
    内蔵型スポイラー。
  2. (2)車体の外面に複数のストラット部を介して単一の
    スポイラー部を装着された自動車用スポイラーにおいて
    、同スポイラーに内蔵された複数のアンテナ部が設けら
    れ、同アンテナ部の一部が上記スポイラー部から外部に
    突出して設けられるとともに、これらのアンテナ部にそ
    れぞれ対応する給電部が上記複数のストラット部に配設
    されていることを特徴とする、自動車用アンテナ内蔵型
    スポイラー。
  3. (3)車体の外面に複数のストラット部を介して単一の
    スポイラー部を装着された自動車用アンテナ内蔵型スポ
    イラーにおいて、同スポイラーに内蔵されたアンテナ部
    が設けられ、同アンテナ部の一部が上記スポイラー部か
    ら外部に突出して設けられるとともに、上記アンテナ部
    のための給電部および整合部か、上記複数のストラット
    部に配設されていることを特徴とする、自動車用アンテ
    ナ内蔵型スポイラー。
JP10713790A 1990-04-23 1990-04-23 自動車用アンテナ内蔵型スポイラー Pending JPH045184A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7264277B2 (en) 2004-01-22 2007-09-04 Honda Motor Co., Ltd. Gaseous fuel vehicle rear structure
JP2008068667A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Nissan Motor Co Ltd 車体のエンジンコンパートメント構造
JP2009076962A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 車載用テレビアンテナ及びその取付方法
JP2015026971A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 小島プレス工業株式会社 車載用アンテナ
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