JPH0451575A - 太陽電池およびその製造方法 - Google Patents
太陽電池およびその製造方法Info
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- JPH0451575A JPH0451575A JP2159698A JP15969890A JPH0451575A JP H0451575 A JPH0451575 A JP H0451575A JP 2159698 A JP2159698 A JP 2159698A JP 15969890 A JP15969890 A JP 15969890A JP H0451575 A JPH0451575 A JP H0451575A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/544—Solar cells from Group III-V materials
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1
本発明は、高効率の太陽電池の構造に関するものであり
、低コストで作業性のすぐれた太陽電池およびその製造
方法を提供することを目的とする。
、低コストで作業性のすぐれた太陽電池およびその製造
方法を提供することを目的とする。
[従来の技術]
高効率の太陽電池を得るためには、バンドキャップ(禁
制帯幅)の異なる(すなわち、吸収する光の波長の違う
)半導体よりなる太陽電池を積層することにより、幅広
い光を吸収でき、光電変換効率を向上させることができ
る。異なるバンドキャップを有する半導体を用いた2つ
の太陽電池を積層した場合、35%以上の変換効率が得
られるという計算結果があるが、それぞれのセル(太陽
電池を構成する1つの単位)よりどのように出力をとり
だすかによって、得られる効率に差が生じる。以下に端
子のとりだし方と得られる変換効率の関係を示す。
制帯幅)の異なる(すなわち、吸収する光の波長の違う
)半導体よりなる太陽電池を積層することにより、幅広
い光を吸収でき、光電変換効率を向上させることができ
る。異なるバンドキャップを有する半導体を用いた2つ
の太陽電池を積層した場合、35%以上の変換効率が得
られるという計算結果があるが、それぞれのセル(太陽
電池を構成する1つの単位)よりどのように出力をとり
だすかによって、得られる効率に差が生じる。以下に端
子のとりだし方と得られる変換効率の関係を示す。
■2端子型
上部セル、下部セルをトンネル接合によって結び、上部
セルの表面と下部セルの裏面より出力を取り出す構造で
ある。2つのセルが直列に接合されるため、上・下部セ
ルに流れる電流が等しくなる。したがって、上・下部セ
ルで作り出される電流が等しくない場合には、変換効率
の損失が生じる。
セルの表面と下部セルの裏面より出力を取り出す構造で
ある。2つのセルが直列に接合されるため、上・下部セ
ルに流れる電流が等しくなる。したがって、上・下部セ
ルで作り出される電流が等しくない場合には、変換効率
の損失が生じる。
■3端子型
上部セル裏面と下部セル表面の間を金属によって接続し
、そこから第3の端子を取り呂す。上部セルの表面、下
部セルの裏面からの端子と合わせ3本の端子を取り出す
構造である。この場合、上部セルの裏面と下部セルの表
面の電極部を兼用しているため、それぞれの負荷を独立
に変化させられないため、それぞれの電圧差が等しくな
ければ変換効率の損失を生じる。
、そこから第3の端子を取り呂す。上部セルの表面、下
部セルの裏面からの端子と合わせ3本の端子を取り出す
構造である。この場合、上部セルの裏面と下部セルの表
面の電極部を兼用しているため、それぞれの負荷を独立
に変化させられないため、それぞれの電圧差が等しくな
ければ変換効率の損失を生じる。
■4端子型
上部セル、下部セルよりそれぞれ2端子ずつ取り出した
計4本の端子を取り出す構造である。上下のセルは独立
に動作するため変換効率は単純に上下のセルの変換効率
の和になる。
計4本の端子を取り出す構造である。上下のセルは独立
に動作するため変換効率は単純に上下のセルの変換効率
の和になる。
第3図に、2端子型、3端子型、4端子型の構造の太陽
電池について、変換効率と上部セルのバンドギャップと
の関係の計算結果を示す。(T、J。
電池について、変換効率と上部セルのバンドギャップと
の関係の計算結果を示す。(T、J。
Coutts、J、DoMeakin;Current
Topics in Phot。
Topics in Phot。
voltaics、Vol、3.pp213(+988
) )これは、下部セルとして、バンドギャップが1,
34eVである■nP半導体を用いた場合についての計
算である。
) )これは、下部セルとして、バンドギャップが1,
34eVである■nP半導体を用いた場合についての計
算である。
同図より、2端子型、3端子型では、それぞれ電流、電
圧に制約が加わるため、4端子型と比較して、上部セル
として選べるバンドギャップの自由度が小さくなってお
り、高い効率を得るのが非常に困難になっている。
圧に制約が加わるため、4端子型と比較して、上部セル
として選べるバンドギャップの自由度が小さくなってお
り、高い効率を得るのが非常に困難になっている。
上記に述べたように、構造上の限定が少ないため、4端
子型太陽電池では、比較的簡単に優れた変換効率が得ら
れる。
子型太陽電池では、比較的簡単に優れた変換効率が得ら
れる。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、従来の4端子型太陽電池では、第4図に示すよ
うにGaAs半導体からなる上部セルlを透明接着剤3
を用いて、1ncuse、半導体からなる下部セル4と
接着した構造になっている。(N、P。
うにGaAs半導体からなる上部セルlを透明接着剤3
を用いて、1ncuse、半導体からなる下部セル4と
接着した構造になっている。(N、P。
Kim、R,M、Mickelsen、J、E、Ave
ry;20th Photovolt、aic 5p
ec、 Conf、、pp457(1988))このた
め以下に示すような欠点があった。
ry;20th Photovolt、aic 5p
ec、 Conf、、pp457(1988))このた
め以下に示すような欠点があった。
(i)上部セルの厚さを10μ程度と薄くし、下部セル
と張り合わせなくてはならない。10μm以上の厚さが
あった場合、光電変換に寄与しない部分での光吸収が大
きくなり、下部セルの変換効率が低下してしまう。この
ため、上部セルの機械的強度が非常に弱く、作業性の低
下、セルの信頼性の低下につながる。
と張り合わせなくてはならない。10μm以上の厚さが
あった場合、光電変換に寄与しない部分での光吸収が大
きくなり、下部セルの変換効率が低下してしまう。この
ため、上部セルの機械的強度が非常に弱く、作業性の低
下、セルの信頼性の低下につながる。
(11)上部セルと下部セルを張りつける工程で、上部
セルの表面電極4、裏面電極5と下部セル表面電極6を
光入射方向に対して一直線上に配置することが必要とな
る。このように配置されない場合、入射面のうち光起電
力に関与しない面積が大きくなるため、変換効率が低下
する。また、電極幅が数十μmであるため、張り合わせ
時の上・下セルのアライメントは非常に困難である。こ
のため、張り合わせによる変換効率の低下、バラツキが
大きくなる。
セルの表面電極4、裏面電極5と下部セル表面電極6を
光入射方向に対して一直線上に配置することが必要とな
る。このように配置されない場合、入射面のうち光起電
力に関与しない面積が大きくなるため、変換効率が低下
する。また、電極幅が数十μmであるため、張り合わせ
時の上・下セルのアライメントは非常に困難である。こ
のため、張り合わせによる変換効率の低下、バラツキが
大きくなる。
本発明は上記の欠点を除去したもので、本発明の目的は
、安定して作製できる4端子型高効率太陽電池の構造と
その製造方法を提供することにある。
、安定して作製できる4端子型高効率太陽電池の構造と
その製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明による太
陽電池は、第1の半導体物質からなり、2つの異なる導
電型層からなる第1(1)P/N接合層; 該第1(1
)P/N接合層の一方の主面上に設けられ、所定幅の開
口を有し、実質的に絶縁性である高抵抗層: 該開口に
設けられ、前記第1(1)P/N接合層の一方の導電型
層とオーミック接合する第1の電極; 前記高抵抗層上
に設けられ、前記第1の半導体物質よりもバンドギャッ
プの大きい第2の半導体物質からなり、2つの異なる導
電型層からなる第2(1)P/N接合層;前記第1の電
極上に設けられた第1の絶縁物層:該第1の絶縁物層上
に設けられ、前記第2(1)P/N接合層の一方の導電
型層とオーミック接合する第2の電極; 該第2(1)
P/N接合層の他方の導電型層とオーミック接合する第
3の電極;および 前記第1(1)P/N接合層の他方
の導電型層とオーミック接合する第4の電極;を含むも
のである。
陽電池は、第1の半導体物質からなり、2つの異なる導
電型層からなる第1(1)P/N接合層; 該第1(1
)P/N接合層の一方の主面上に設けられ、所定幅の開
口を有し、実質的に絶縁性である高抵抗層: 該開口に
設けられ、前記第1(1)P/N接合層の一方の導電型
層とオーミック接合する第1の電極; 前記高抵抗層上
に設けられ、前記第1の半導体物質よりもバンドギャッ
プの大きい第2の半導体物質からなり、2つの異なる導
電型層からなる第2(1)P/N接合層;前記第1の電
極上に設けられた第1の絶縁物層:該第1の絶縁物層上
に設けられ、前記第2(1)P/N接合層の一方の導電
型層とオーミック接合する第2の電極; 該第2(1)
P/N接合層の他方の導電型層とオーミック接合する第
3の電極;および 前記第1(1)P/N接合層の他方
の導電型層とオーミック接合する第4の電極;を含むも
のである。
また、本発明による製造方法は、第1の半導体物質から
なり、2つの異なる導電型層からなる第1(1)P/N
接合層を形成する第1の工程; 該第1(1)P/N接
合層の一方の主面上に、実質的に絶縁性である高抵抗層
を形成する第2の工程; 該高抵抗層上に、前記第1の
半導体物質よりもバンドギャップの大きい第2の半導体
物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第2(1
)P/N接合層を形成する第3の工程; 所定領域の前
記第1(1)P/N接合層および前記高抵抗層を除去す
ることで開口を形成する第4の工程; 該開口の底部に
、前記第1(1)P/N接合の一方の導電型層とオーミ
ック接合する第1の電極を形成する第5の工程; 該第
1の電極上に第1の絶縁物層を形成する第6の工程;
該第1の絶縁物層上に、前記第2(1)P/N接合層の
一方の導電型層とオーミック接合する第2の電極を形成
する第7の工程; 該第2(1)P/N接合層の他方の
導電型層とオーミック接合する第3の電極を形成する第
8の工程;および 前記第1(1)P/N接合の他方の
導電型層とオーミック接合する第4の電極を形成する第
9の工程;を含むものである。
なり、2つの異なる導電型層からなる第1(1)P/N
接合層を形成する第1の工程; 該第1(1)P/N接
合層の一方の主面上に、実質的に絶縁性である高抵抗層
を形成する第2の工程; 該高抵抗層上に、前記第1の
半導体物質よりもバンドギャップの大きい第2の半導体
物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第2(1
)P/N接合層を形成する第3の工程; 所定領域の前
記第1(1)P/N接合層および前記高抵抗層を除去す
ることで開口を形成する第4の工程; 該開口の底部に
、前記第1(1)P/N接合の一方の導電型層とオーミ
ック接合する第1の電極を形成する第5の工程; 該第
1の電極上に第1の絶縁物層を形成する第6の工程;
該第1の絶縁物層上に、前記第2(1)P/N接合層の
一方の導電型層とオーミック接合する第2の電極を形成
する第7の工程; 該第2(1)P/N接合層の他方の
導電型層とオーミック接合する第3の電極を形成する第
8の工程;および 前記第1(1)P/N接合の他方の
導電型層とオーミック接合する第4の電極を形成する第
9の工程;を含むものである。
本発明は、下部セル(第1(1)P/N接合層)に上部
セル(第2(1)P/N接合層)を、実質的に絶縁性で
ある高抵抗層を介して積層し、上部セルの上から穴を開
け、上部セルの下側の電極(第2の電極)と下部セルの
上側の電極(第3の電極)を形成し、それぞれの電極よ
り起電力を取り出すものである。したがって、4端子型
の構造の太陽電池を製造する際に上下のセルを張つける
作業が必要なく、作業性のよいプロセスで製造でき、低
コスト化が可能となる。
セル(第2(1)P/N接合層)を、実質的に絶縁性で
ある高抵抗層を介して積層し、上部セルの上から穴を開
け、上部セルの下側の電極(第2の電極)と下部セルの
上側の電極(第3の電極)を形成し、それぞれの電極よ
り起電力を取り出すものである。したがって、4端子型
の構造の太陽電池を製造する際に上下のセルを張つける
作業が必要なく、作業性のよいプロセスで製造でき、低
コスト化が可能となる。
[実施例]
以下、実施例により詳細に説明する。
まず、製造方法を工程に従って、第1の実施例を示した
第1図を用いて説明する。第1図(a)〜(f)は断面
図、第1図(g)は平面図を示している。
第1図を用いて説明する。第1図(a)〜(f)は断面
図、第1図(g)は平面図を示している。
第1の工程;第1図(a)に示すように、P型のシリコ
ン単結晶ウェハ10(厚さ:200μm)の表面にリン
を気相拡散することでn+S i層J1 (厚さ:0,
2μm程度)を形成して、pSiSi2F6/N接合を
形成する。こ(1)P/N接合が下部セルを構成する。
ン単結晶ウェハ10(厚さ:200μm)の表面にリン
を気相拡散することでn+S i層J1 (厚さ:0,
2μm程度)を形成して、pSiSi2F6/N接合を
形成する。こ(1)P/N接合が下部セルを構成する。
また、シリコン単結晶ウェハの裏面は、オーミック電極
の形成のために、はう素を気相拡散してp+S i層1
3(厚さ=0.2μm程度)を形成する。
の形成のために、はう素を気相拡散してp+S i層1
3(厚さ=0.2μm程度)を形成する。
第2の工程; n+S i層11上に超格子バッファ層
14をMOCVD法により作成し、その超格子バッファ
層14上にクロライドCVD法により高抵抗の1−In
GaPnGaP主153pm、ドープ濃度:1OE15
以下)を形成する。この1−InGaPnGaP主15
セルと下部セルを電気的に分離している。また、超格子
バッファ層14は、シリコンとI no 4sGao
s5Pとの格子不整合による格子歪を緩和するために設
けられ、n+si層11側からGaP/I no 7G
ao3P/I no45Gao5bPの組成で構成され
ている。
14をMOCVD法により作成し、その超格子バッファ
層14上にクロライドCVD法により高抵抗の1−In
GaPnGaP主153pm、ドープ濃度:1OE15
以下)を形成する。この1−InGaPnGaP主15
セルと下部セルを電気的に分離している。また、超格子
バッファ層14は、シリコンとI no 4sGao
s5Pとの格子不整合による格子歪を緩和するために設
けられ、n+si層11側からGaP/I no 7G
ao3P/I no45Gao5bPの組成で構成され
ている。
第3の工程;1−1nGaP層15の形成に引き続き、
上部セルを構成する。亜鉛ドープP型のp+InGaP
層16(厚さ:2pm、ドープ濃度:10E18程度)
、亜鉛ドープP型のpInGaPInGaP主17μm
、ドープ濃度=10E16〜17)および硫黄ドープN
型のn+InGaPMt18(厚さ:0.2μm以下、
ドープ濃度:10E18程度)を順次クロライドCV
D法により作成する。以上の工程により第1図(b)に
示す基板が作成される。
上部セルを構成する。亜鉛ドープP型のp+InGaP
層16(厚さ:2pm、ドープ濃度:10E18程度)
、亜鉛ドープP型のpInGaPInGaP主17μm
、ドープ濃度=10E16〜17)および硫黄ドープN
型のn+InGaPMt18(厚さ:0.2μm以下、
ドープ濃度:10E18程度)を順次クロライドCV
D法により作成する。以上の工程により第1図(b)に
示す基板が作成される。
第4の工程;n+InGaP層18の上に層目8m幅の
開口を有する第1のレジスト膜(図示せず)を形成し、
このレジスト膜をマスクとして、n+InGaP層18
、p 層目8aP層17、p+InGaP層16.1−
InGaPnGaP主15格子バッファ層14をエツチ
ングして第1図(C)、に示すような開口19を形成す
る。なお、このエツチングは異方性ドライエツチングに
より行う。
開口を有する第1のレジスト膜(図示せず)を形成し、
このレジスト膜をマスクとして、n+InGaP層18
、p 層目8aP層17、p+InGaP層16.1−
InGaPnGaP主15格子バッファ層14をエツチ
ングして第1図(C)、に示すような開口19を形成す
る。なお、このエツチングは異方性ドライエツチングに
より行う。
第5の工程;開口19の底部に露出したn+31層11
とオーミック接合する第1の電極20(厚さ:2μm)
を真空蒸着により形成する。この電極は、Ti−Ag合
金からなり、下部セルの表面電極となる。
とオーミック接合する第1の電極20(厚さ:2μm)
を真空蒸着により形成する。この電極は、Ti−Ag合
金からなり、下部セルの表面電極となる。
第6の工程;開口19の第1の電極20上を覆う、よう
に、S i O,からなる絶縁物層21 (厚さ:2μ
m)をスパッタにより形成する。次に、第1のレジスト
膜を除去することで、開口19以外に形成された第1の
電極用の金属層および絶縁物層を同時に除去する。この
ようにして、第1図(d)に示す構造を形成する。
に、S i O,からなる絶縁物層21 (厚さ:2μ
m)をスパッタにより形成する。次に、第1のレジスト
膜を除去することで、開口19以外に形成された第1の
電極用の金属層および絶縁物層を同時に除去する。この
ようにして、第1図(d)に示す構造を形成する。
第7の工程;n+InGaP層18の上に層目89を包
含する30μm幅の開口を有する第2のレジスト膜(図
示せず)を形成する。このレジスト膜をマスクとして、
n+InGaP層18、pI層目8PInGaP主17
一部分のp+InGaP層16をエツチング液によりウ
ェットエツチングして、絶縁物層21より上の開口19
の開口幅を広げる。次に、第1図(e)に示すように、
絶縁物層21上にp+InGaP層16とオーミック接
合する第2の電極22(厚さ:2μm)を真空蒸着によ
り形成する。この電極は、Zn −Ag合金からなり、
上部セルの裏面電極となる。
含する30μm幅の開口を有する第2のレジスト膜(図
示せず)を形成する。このレジスト膜をマスクとして、
n+InGaP層18、pI層目8PInGaP主17
一部分のp+InGaP層16をエツチング液によりウ
ェットエツチングして、絶縁物層21より上の開口19
の開口幅を広げる。次に、第1図(e)に示すように、
絶縁物層21上にp+InGaP層16とオーミック接
合する第2の電極22(厚さ:2μm)を真空蒸着によ
り形成する。この電極は、Zn −Ag合金からなり、
上部セルの裏面電極となる。
第8の工程;開口19以外に開口部(開口幅=20μm
)を有する第3のレジスト膜(図示せず)をn+InG
aP層18の上に層目8、n+InGaPMllとオー
ミック接合する第3の電極23X厚さ=1μm)を真空
蒸着により形成する。
)を有する第3のレジスト膜(図示せず)をn+InG
aP層18の上に層目8、n+InGaPMllとオー
ミック接合する第3の電極23X厚さ=1μm)を真空
蒸着により形成する。
この電極は、Ti−Ag合金からなり、上部セルの表面
電極となる。その後、第3のレジスト層を除去する。
電極となる。その後、第3のレジスト層を除去する。
第9の工程:第1図(f)に示すように、シリコン単結
晶基板10の裏面全面にp+S i層13とオーミック
接合する第4の電極24(厚さ21μm)を真空蒸着に
より形成する。この電極は、Al金属からなり、下部セ
ルの裏面電極となる。
晶基板10の裏面全面にp+S i層13とオーミック
接合する第4の電極24(厚さ21μm)を真空蒸着に
より形成する。この電極は、Al金属からなり、下部セ
ルの裏面電極となる。
以上の工程により作成した第1の実施例の平面構造を第
1図(g)に示す。1つの太陽電池の大きさは、2cm
角であり、入射面である表面上に開口19と上部セルの
表面電柵である第3の電極23が2mm間隔て交互に設
けられている。第3の電極23、開口19に設けられた
第1の電極および第2の電極はそれぞれがコンタクト部
25.26.27に接続されており、電圧を取り出すこ
とができる。なお、第1図(a)〜(f)の断面図は、
第1図(g)の平面図中のA−A″部分対応している。
1図(g)に示す。1つの太陽電池の大きさは、2cm
角であり、入射面である表面上に開口19と上部セルの
表面電柵である第3の電極23が2mm間隔て交互に設
けられている。第3の電極23、開口19に設けられた
第1の電極および第2の電極はそれぞれがコンタクト部
25.26.27に接続されており、電圧を取り出すこ
とができる。なお、第1図(a)〜(f)の断面図は、
第1図(g)の平面図中のA−A″部分対応している。
第1の実施例によれば、高い効率の4端子型太陽電池を
高い歩留まりで作成することができる。
高い歩留まりで作成することができる。
加えて、下部セルと上部セル間に超格子バッファ層を設
けたので、上・下部セルの半導体材料の選択が格子定数
が整合するものに限られることなく、変換効率を向上さ
せることができる。
けたので、上・下部セルの半導体材料の選択が格子定数
が整合するものに限られることなく、変換効率を向上さ
せることができる。
次に、第2の実施例を第2図に示す。第2図(a)は断
面図を、第2図(b)は平面図を示している。なお、第
2図(a)の断面図は、第1図(b)の平面図中のA−
A’部分に対応している。
面図を、第2図(b)は平面図を示している。なお、第
2図(a)の断面図は、第1図(b)の平面図中のA−
A’部分に対応している。
第2の実施例の製造工程は、第1の実施例の第7の工程
までは同一である。第7の工程において、第2の電極2
2を形成した後に、次の第8の工程として、第2の電極
22を覆うように開口19内に第2の絶縁物層28を作
成する。そして、。+InGaP層18とP層ミック接
合する第3の電極23′ をこの絶縁物層28の上に形
成する。
までは同一である。第7の工程において、第2の電極2
2を形成した後に、次の第8の工程として、第2の電極
22を覆うように開口19内に第2の絶縁物層28を作
成する。そして、。+InGaP層18とP層ミック接
合する第3の電極23′ をこの絶縁物層28の上に形
成する。
このように構成することで、受光面中、電極が作成され
ている面積を少なくすることができ、変換効率をより向
上させることができる。
ている面積を少なくすることができ、変換効率をより向
上させることができる。
なお、上部セルおよび下部セルを構成する半導体材料は
本実施例に限定されるものではなく、受光スペクトルに
対応して最大の変換効率が得られるように設計を変更す
ることは可能である。また、用いられる半導体材料に応
じて、オーミック接合を形成する電極材料も適宜変更可
能である。
本実施例に限定されるものではなく、受光スペクトルに
対応して最大の変換効率が得られるように設計を変更す
ることは可能である。また、用いられる半導体材料に応
じて、オーミック接合を形成する電極材料も適宜変更可
能である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明による太陽電池は、第1の
半導体物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第
1(1)P/N接合層; 該第1(1)P/N接合層の
一方の主面上に設けられ、所定幅の開口を有し、実質的
に絶縁性である高抵抗層; 該開口に設けられ、前記第
1(1)P/N接合層の一方の導電型層とオーミック接
合する第1の電極前記高抵抗層上に設けられ、前記第1
の半導体物質よりもバンドギャップの大きい第2の半導
体物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第2(
1)P/N接合層; 前記第1の電極上に設けられた第
1の絶縁物層; 該第1の絶縁物層上に設けられ、前記
第2(1)P/N接合層の一方の導電型層とオーミック
接合する第2の電極; 該第2(1)P/N接合層の他
方の導電型層とオーミック接合する第3の電極;および
前記第1(1)P/N接合層の他方の導電型層とオー
ミック接合する第4の電極;を含むものである。
半導体物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第
1(1)P/N接合層; 該第1(1)P/N接合層の
一方の主面上に設けられ、所定幅の開口を有し、実質的
に絶縁性である高抵抗層; 該開口に設けられ、前記第
1(1)P/N接合層の一方の導電型層とオーミック接
合する第1の電極前記高抵抗層上に設けられ、前記第1
の半導体物質よりもバンドギャップの大きい第2の半導
体物質からなり、2つの異なる導電型層からなる第2(
1)P/N接合層; 前記第1の電極上に設けられた第
1の絶縁物層; 該第1の絶縁物層上に設けられ、前記
第2(1)P/N接合層の一方の導電型層とオーミック
接合する第2の電極; 該第2(1)P/N接合層の他
方の導電型層とオーミック接合する第3の電極;および
前記第1(1)P/N接合層の他方の導電型層とオー
ミック接合する第4の電極;を含むものである。
したがって、2つ(1)P/N接合層が電気的に分離さ
れており、かつ、少なくとも2つの電極を同一の位置に
作成することができるため、高い変換効率を得ることが
できる。同時に、こわれやすい2つ(1)P/N接合層
を高い精度で張りあわせる必要がないため、製造コスト
の低減が可能となる。
れており、かつ、少なくとも2つの電極を同一の位置に
作成することができるため、高い変換効率を得ることが
できる。同時に、こわれやすい2つ(1)P/N接合層
を高い精度で張りあわせる必要がないため、製造コスト
の低減が可能となる。
第1図(a)〜(g)は、本発明の第1の実施例を説明
するための断面図および平面図、第2図(a)(b)は
、本発明の第2の実施例を説明するための断面図および
平面図、第3図は、変換効率と上部セルのバンドギャッ
プとの関係を示す図、 第4図は、従来技術による太陽電池の構造を示す断面図
である。 図において、 10・・・ウェハ、 11・・・n+S i層、
12−pSi層 13−p+si層、14・・・超
格子バッファ層、 15・−1−InGaP層、 ] 6− p +I n G a P層、17・−pr
nGaP層、 18−−−n+InGaP層、 19・・・開口、 2o・・・第1の電極、2
1・・・絶縁物層、 22・・・第2の電極、23
・・・第3の電極、 24・・・第4の電極。 第 図 第 図 第1図 /21 第 図 1/
するための断面図および平面図、第2図(a)(b)は
、本発明の第2の実施例を説明するための断面図および
平面図、第3図は、変換効率と上部セルのバンドギャッ
プとの関係を示す図、 第4図は、従来技術による太陽電池の構造を示す断面図
である。 図において、 10・・・ウェハ、 11・・・n+S i層、
12−pSi層 13−p+si層、14・・・超
格子バッファ層、 15・−1−InGaP層、 ] 6− p +I n G a P層、17・−pr
nGaP層、 18−−−n+InGaP層、 19・・・開口、 2o・・・第1の電極、2
1・・・絶縁物層、 22・・・第2の電極、23
・・・第3の電極、 24・・・第4の電極。 第 図 第 図 第1図 /21 第 図 1/
Claims (3)
- (1)第1の半導体物質からなり、2つの異なる導電型
層からなる第1のP/N接合層; 該第1のP/N接合層の一方の主面上に設けられ、所定
幅の開口を有し、実質的に絶縁性である高抵抗層; 該開口に設けられ、前記第1のP/N接合層の一方の導
電型層とオーミック接合する第1の電極;前記高抵抗層
上に設けられ、前記第1の半導体物質よりもバンドギャ
ップの大きい第2の半導体物質からなり、2つの異なる
導電型層からなる第2のP/N接合層; 前記第1の電極上に設けられた第1の絶縁物層;該第1
の絶縁物層上に設けられ、前記第2のP/N接合層の一
方の導電型層とオーミック接合する第2の電極; 該第2のP/N接合層の他方の導電型層とオーミック接
合する第3の電極;および 前記第1のP/N接合層の他方の導電型層とオーミック
接合する第4の電極; を含むことを特徴とする太陽電池。 - (2)前記第2の電極上に設けられた第2の絶縁物層を
含み、 該第2の絶縁物層上に前記第3の電極が設けられている
ことを特徴とする第1項記載の太陽電池。 - (3)第1の半導体物質からなり、2つの異なる導電型
層からなる第1のP/N接合層を形成する第1の工程; 該第1(1)P/N接合層の一方の主面上に、実質的に
絶縁性である高抵抗層を形成する第2の工程;該高抵抗
層上に、前記第1の半導体物質よりもバンドギャップの
大きい第2の半導体物質からなり、2つの異なる導電型
層からなる第2のP/N接合層を形成する第3の工程; 所定領域の前記第1のP/N接合層および前記高抵抗層
を除去することで開口を形成する第4の工程; 該開口の底部に、前記第1のP/N接合の一方の導電型
層とオーミック接合する第1の電極を形成する第5の工
程; 該第1の電極上に第1の絶縁物層を形成する第6の工程
; 該第1の絶縁物層上に、前記第2のP/N接合層の一方
の導電型層とオーミック接合する第2の電極を形成する
第7の工程; 該第2のP/N接合層の他方の導電型層とオーミック接
合する第3の電極を形成する第8の工程および 前記第1のP/N接合の他方の導電型層とオーミック接
合する第4の電極を形成する第9の工程を含むことを特
徴とする太陽電池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159698A JPH0451575A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 太陽電池およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159698A JPH0451575A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 太陽電池およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451575A true JPH0451575A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15699363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2159698A Pending JPH0451575A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 太陽電池およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451575A (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2159698A patent/JPH0451575A/ja active Pending
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