JPH0451308Y2 - - Google Patents

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JPH0451308Y2
JPH0451308Y2 JP18530387U JP18530387U JPH0451308Y2 JP H0451308 Y2 JPH0451308 Y2 JP H0451308Y2 JP 18530387 U JP18530387 U JP 18530387U JP 18530387 U JP18530387 U JP 18530387U JP H0451308 Y2 JPH0451308 Y2 JP H0451308Y2
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air
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は喉音防止可能の室内通風装置の改良結
構に關するものである。
一般に室内通風装置(室内空気入替機)は近代
化住宅、ビル及びアパートビルの欠かせない設備
で、このような室内通風装置の取付けにより住宅
の密封した空間、例えばバスルーム、キツチン
グ、トイレツト等のような密封した空間にある混
濁した空気を室外に排出することができる;その
方式は先ず前記室内の密閉した空間の天井に一種
の室内通風装置を(室内空気入替機)装置してお
き、その室内通風装置に連設した空気導管をビル
またはデパートに設けてある共通風管に連通し
て、一旦室内通風装置のモーターが始動すると、
室内の濁つた空気を前記空気導管、共通導管を經
て室外に抽出し、室内空気を清める効果を得るこ
とができる。
所が前記の一般に習用されている通風装置(室
内空気入替機)及びその配置した空気導管の設計
不當により、常時厭な噪音を発生しており、この
ような噪音は屋内生活の静けさを渇望する近代人
から云えば、非常に煩わしい事である。然れど前
記噪音の発生は次の原因からなるのが主である: (1) 室内通風装置に内設したモーターは、その組
立製作時に嚴格な品質管理をしていないまたは
長期使用による摩耗によりモーターの軸受がゆ
るみ、若しくはモーターの囘転プロペラと軸心
の動レベルが妥當的に調整されていない爲に、
プロペラが囘転すると、すぐ機械的音響を発生
する。でも、このような機械性の音響は製造時
に嚴格な品質管理を実施し並びにパーツ材料を
改善して結構強度をプラスしておけば一応は免
除することができるので、此の點は本考案が解
決しようとするものではない。
(2) 一般習用の室内通風装置の空気導管配置の設
備不當により、気体動力學の原理にマツチしな
いので、常時同ビルの他のルームからシヨツク
ウエーブ(shock wave)「気鳴」及び「風鳴」
の響き聲が伝わつてくる、これは静けさを求め
〓る近代人にして見れば(特に國外の方は尚更
積極的に噪音汚染の改善に力を注いでいる)、
非常に煩わしい迷惑としか云えない。
本考案は即ち前記の室内通風装置からよく発生
する気鳴、風鳴等の噪音を解決するのを目標にし
て設計したもので、考案者は多年結構動力學及び
気体動力學の研究に従事した領域を基礎に、そし
てその探究した心得で以て、現存する室内通風装
置の欠點に改良をがえ、遂に一種の噪音防止可能
の室内通風装置の改良結構を考案し出したもので
あり、その改良結構により室内通風装置の気鳴及
び風鳴現象を改善し、並びに過日室外からの混濁
した汚臭空気が再び室内の密閉空間に逆入する欠
點を改善することができる。
本考案の特點は、室内通風装置の空気排出口に
一つの気流及び振動を改良するのに接續する彎曲
風管の出口喉部を設け、その出口喉部内に一つの
凹形逆止バルブを設け、内向きに通風装置の方向
に凹入り、それにより気流を排出するもので、こ
の出口喉部及び逆止バルブを經た後に流出拡大作
用をもたせ、並びに通風装置がストツプした時
に、逆に空氣が室内に流入するのを逆止できるよ
うにしたものである。前記の彎曲風管は空気入口
端から内向きに延伸して次第に拡がり、彎曲部を
經た後に再び次第に収縮して空気出口端に至る形
状をなし、これにより一つの気流受入転換装置に
して空気の排出を一つの直線流(Laminar
flow)したもので、空気の抵抗をしてこの形状
の風管で最小になるようにしたもので、空気の振
動により発生する噪音を改善できるようにしたも
のである。
審査官殿に本考案の結構、特點及びその功效を
より易く了解して貰える爲に、次の圖面により詳
細に説明する(付録圖は本考案の實施例である)。
第1圖及び第2圖で示すのは本考案の室内通風
装置の改良結構で、その室内通風装置10の空気
排出口11のところに、一つの出口喉部20を設
け、並びにその出口喉部20に一本の彎曲風管3
0を連接している。本考案の室内通風装置を室内
密封空間(例えばバスルーム、キツチング、トイ
レツト等)の天井に装置した時に、室内の濁つた
空気を出口喉部10、彎曲風管30を經て、並び
にビルまたはマンションに設けられている共通風
管を經て室外に抽出し、室内空気を清めると同時
に噪音防止の效果を得られるようにしたものであ
る。
第2圖をよく見れば分るように、本考案に設け
た出口喉部20は稍帽子形をなし、その帽縁は丁
度次の彎曲風管30を接續できるようになってい
る;前記の出口喉20の帽頂部位は一つの孔21
になるように開設され、それで室内通風装置10
の空気排出口11と互いに通じるようにしてい
る。第4圖でその孔21の形成を側面から見ると
傾斜状になつており、その傾斜状の孔21を利用
して逆止バルブが普段その自重により自然に押し
付けて孔を密封するようになつている。別途に前
記のその孔21の周縁にはめゴム輪22をスリー
ブし、このはめゴム輪22により次の逆止バルブ
23が孔21に押付けた時に、振動緩和作用をも
たせており、而して前記の孔21の上端壁売上
に、一つの何時でも空気を排出する爲に自由に揚
げられる逆止バルブ23を軸接ぎしており、その
逆止バルブ23の面積は丁度前記の孔21全體を
カバーできるよにしている。普段室内通風装置が
ストツプしている時、逆止バルブ23は自然に押
付けて併せてその自重により孔21全体に密閉カ
バーしている、故に室外から濁つた空気が室内の
密閉した空間に進入するのを逆止めしている、室
内通風装置をオンした時に排出空気は逆止バルブ
23を次上げ、約45°〜60°の傾斜角度を形成して
而して空気を排出する、即ち第5図で示す状況に
なる。
更に第2図及び第5図で示すのを見ると、本考
案の彎曲風管30は、延伸彎曲して兩端が開き口
になつた風管で、その中空気入口端31は出口喉
部20と緊密に接續しており、他端の空気出口端
32はビルまたはマンションに設けた共通風管と
互いに連接している;その彎曲風管30の形状は
空気入口端31から内向き延伸して次第に拡が
り、彎曲部33を經た後に更に空気出口端32ま
で次第に延伸収縮し、而もその中の彎曲部33の
ところのラジアル管徑は明らかに空気入口端31
及び空気出口端32のラジアル管徑よりも大き
く、この造形の彎曲風管30により、気流の受入
転換装置にして、気流の排出さ一直線流
(Laminar flow)にし、空気の抵抗をこの形状
の風管で最小にしており、空気の振動により発生
する噪音を改善している。
前記の逆止バルブ23は一枚の質の輕い薄片で
ある、その逆止バルブ23は凹形弧面設計になつ
ており、それは外向きに彎曲風管30の流出方向
に凸出しており、而して内向きに室内通風装置1
0の方向に凹入りて、気流を排出した後前記凹形
逆止バルブ23の円滑弧面まできた時に、この凹
形逆止バルブ23にして見れば、この気流の衝撃
力が最も小さく、風の抵抗も亦最小であるので流
線型設計にマツチしており、故に空気排出時に逆
止バルブに衝撃する爲に発生する風鳴及び気鳴の
現象を低減することができる。第5図で示すのを
参照すると、室内通風装置10始動後、排出空気
は先ず前記凹形逆止バルブ23を自然にくりあげ
る、この時に気流は逆止バルブ23から彎曲風管
30に進入する、この気流は一種の横波(transv
−erse wave)と見られて前進し、空気が本考案
の次第に拡がり、円滑に折り曲げ、次第に収縮し
た設計になつている彎曲風管30の管壁にぶつか
ると、気流は自然に一直線流を形成し、規則的に
彎曲風管の空気排出口32外に排出される、この
排出口は直線管または彎曲管に連接可能で、これ
は波(wave)自体が反射(Reflection)の性質
をもつからであり、故に波が本考案で造形した彎
曲風管30で前進していると、空気粒子が反射さ
れて戻る機会が最小であり、それ故に気流により
発生した風の抵抗も亦最小である、その結果空気
の振動も亦最小となり、それで彎曲風管30から
発生した噪音による風鳴、氣鳴りも最低にまで減
り、噪音防止の效果が得られるようになる。
第3図で示すように、一般習用の室内通風装置
10Aに設けてある逆止バルブ23Aは一平板
で、且つ孔21Aの形成も側面から観察すると平
直状になつているので、そこで空気が室外からそ
の平板状の逆止バルブ23Aに逆入すると、鄰り
の抽気フアンから逆入してきた空気粒子は動量を
もち、動量が相當程度集まり、且つ波は重合性質
(Superpasition)をもつので、そこで逆止バルブ
23Aを打撃してシヨツク(shock)を形成し、
振動を発生して音を出す、第4図及び第6図を見
ると、本考案の凹形逆止バルブ23は気体動力學
の設計にマツチしており、気流が室外から逆入す
ると、逆止バルブの凹形弧面設計と本考案の次第
に拡がり、円滑に彎曲し、次第に収縮するように
設計した彎曲風管30とにより、空気をして凹形
逆止バルブ23を流れ經た後に折返し、更に彎曲
風管30を經由する時に、丁度室外から彎曲風管
内に逆入した空気と混合し、進んで空気粒子の動
量を弱めることになるので、故に一般習用の逆止
バルブがよく振動及び噪音を発生するような欠點
をなくすことができる。別途に、第5図で示すよ
うに、本考案の室内通風装置が空気を排出する
と、逆止バルブ23裏面区域34で小渦巻を発生
する、但しその動量が非常に小さいので、故に振
動及び噪音の発生に対して別に影響がない。
以上述べたのを綜合して見ると、本考案は一種
の室内通風装置の改良結構であり、その結構は非
常に簡單ではあるが、但し、確かに一般習用の室
内通風装置の噪音を発生する欠點を改善でき、考
案の予期できる使用目的及び功效を達成すること
ができるので、明らかに進歩性を有し、新型考案
の要件にマツチしているので、審査官殿より登録
を賜わりますようお願いします。然れど本考案の
前記の説明及び図面は、只本考案の一具体的実施
例を表示するにすぎず、若しもその運用がよくな
れており、この技能と同じまたは類似した実施例
は、一切本考案の特許の範図内に含まれるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を室内通風装置と接合した外観
図。第2図は本考案を室内通風装置と組合わせた
結構図。第3図は一般習用の逆止バルブと空気流
動の表示図。第4図は本考案逆止バルブと空気流
動の表示図。第5図は本考案風管の室内通風装置
ON時の気流表示図。第6図は本考案風管の室内
通風装置OFF時の気流表示図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 噪音防止可能の室内通風装置の改良結構に係
    るもので、一つの室内通風装置の空気排出口の
    ところに、一つの改良した出口喉部とその出口
    喉部に接いだ彎曲風管を設けており、本考案の
    特徴は次のところにある: 前記の出口喉部は室内通風装置の空気排出口
    の位置と互いに対応したところに、一つの傾斜
    状をなす孔を設け、その孔の上端の壁売上に一
    つの空気を室外へ流出させ易い、そして室内へ
    流入しない凹形逆止バルブを軸繼ぎ、普段室内
    通風装置を開けない時は、逆止バルブはその自
    重により孔全体の上に密閉カバーしており; 前記の彎曲風管は空気入口端から内向きに延
    伸して次第に拡がり、彎曲部を經た後に延伸し
    て次第に空気出口端まで収縮する形状で、これ
    で以て一つの気流の受入転換装置にし、気流排
    出を一直線にして、空気の抵抗をしてこの形状
    の彎曲風管で最小となるようにし、空気が振動
    で発生する噪音を改善できるようにしたもので
    ある。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項で述べたよう
    な噪音防止可能の室内通風装置の改良結構で、
    その中、出口喉部内に設けてある凹部逆止バル
    ブはそれが凹形弧面設計をなして、外向きに彎
    曲風管の流出方向に凸出し、室内通風装置方向
    に内向きに凹入りしている形状に形成している
    のをその特徴とするもの。
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JP3752020B2 (ja) * 1996-07-04 2006-03-08 清水建設株式会社 吹出口とダクトとの接続構造および保持具ならびに吹出口
JP3854389B2 (ja) * 1997-10-01 2006-12-06 高砂熱学工業株式会社 吹出口装置

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