JPH0450813A - 眼鏡レンズ - Google Patents
眼鏡レンズInfo
- Publication number
- JPH0450813A JPH0450813A JP15648390A JP15648390A JPH0450813A JP H0450813 A JPH0450813 A JP H0450813A JP 15648390 A JP15648390 A JP 15648390A JP 15648390 A JP15648390 A JP 15648390A JP H0450813 A JPH0450813 A JP H0450813A
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- JP
- Japan
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- hoe
- lens
- optical element
- light
- spectacle lens
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000004075 alteration Effects 0.000 abstract description 19
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 10
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Landscapes
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、眼鏡レンズに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
眼鏡レンズは、第8図に示した如く、単レンズlから構
成されていた。しかし、単レンズは可視域のスペクトル
に対して色収差を発生する。
眼鏡レンズは、第8図に示した如く、単レンズlから構
成されていた。しかし、単レンズは可視域のスペクトル
に対して色収差を発生する。
この顕著な現われが、眼鏡を着用してノートなどの白い
紙の端を見ると、境界が微かに色づいて見えることであ
る。これは、眼鏡着用者に対して疲労をもたらす。
紙の端を見ると、境界が微かに色づいて見えることであ
る。これは、眼鏡着用者に対して疲労をもたらす。
一方、従来から、色消しレンズが知られている。
これは、例えば第9図に示した如く、クラウン系のガラ
スレンズ2とフリント系のガラスレンズ3とを接合する
ことにより構成されるのが一般的である。そして、色収
差を補正するには、次式(1)が成り立つ必要がある。
スレンズ2とフリント系のガラスレンズ3とを接合する
ことにより構成されるのが一般的である。そして、色収
差を補正するには、次式(1)が成り立つ必要がある。
但し、Yは各レンズでの近軸マージナル光線の光線高、
Pは各レンズの屈折力、■はアツベ数である。眼鏡レン
ズを例にとると、2枚接合レンズでは上式(1)は、 となる。
Pは各レンズの屈折力、■はアツベ数である。眼鏡レン
ズを例にとると、2枚接合レンズでは上式(1)は、 となる。
ところが、光学ガラスのアツベ数は正の値をとるので、
上式(2)より構成レンズ2,3の一方が負で他方が正
の屈折力を持たなければならないことが分かる。このた
め、光学ガラスだけを使用して設計された色消し接合レ
ンズは、構成レンズ2゜3の何れか一方の屈折力が大き
くなり、球面収差等が発生し易いという欠点があった。
上式(2)より構成レンズ2,3の一方が負で他方が正
の屈折力を持たなければならないことが分かる。このた
め、光学ガラスだけを使用して設計された色消し接合レ
ンズは、構成レンズ2゜3の何れか一方の屈折力が大き
くなり、球面収差等が発生し易いという欠点があった。
又、このようにして構成された色消しレンズは、往々に
して厚みが厚く且つ重量かあるという欠点かあり、眼鏡
レンズには適していない。
して厚みが厚く且つ重量かあるという欠点かあり、眼鏡
レンズには適していない。
本発明は、上記問題点に鑑み、色収差及び一般の光線収
差か良好に補正されていると共に、厚みか薄く且つ軽量
な眼鏡レンズを提供することを目的としている。
差か良好に補正されていると共に、厚みか薄く且つ軽量
な眼鏡レンズを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用]本発明による眼
鏡1ノンズは、ホログラフインク光学素子(以下HOE
という)を屈折型光学素子に形成して成ることを特徴と
している。
鏡1ノンズは、ホログラフインク光学素子(以下HOE
という)を屈折型光学素子に形成して成ることを特徴と
している。
即ち、ガラスだけを使用した色消し接合レンズのもつ欠
点は、HOEを通常のガラスレンズと併用することで解
決できる。
点は、HOEを通常のガラスレンズと併用することで解
決できる。
HOEは、例えば第1図に示した如く、透明基板11上
に形成された感光層12に所定のパターンを感光させて
形成し、このパターンによる光の回折を利用して特定の
波面を再生するものである。
に形成された感光層12に所定のパターンを感光させて
形成し、このパターンによる光の回折を利用して特定の
波面を再生するものである。
即ち、第1図では感光層12からR,たけ隔たった点○
(物体位置)から発散するコヒーレントな球面波と、感
光層12からd+R,(dは基板llの厚さ、R1は基
板j1の後面と後述の点1までの距離)たけ隔たった点
■ (結像位置)に収束するコヒーレントな球面波とを
感光層I2に、照射し、それらの干渉パターンを記録す
る状態か示されている。このように形成されたパターン
から成るHOE13に該HOE 13を作る時使ったの
と同じ波長の点○から発する球面波を入射させると、H
OE l 3で点Iに集束される球面波に変換されるた
め、レンズとして作用する( Bennet著の論文A
pp1. Opt、 15 P542(1976)参照
)。
(物体位置)から発散するコヒーレントな球面波と、感
光層12からd+R,(dは基板llの厚さ、R1は基
板j1の後面と後述の点1までの距離)たけ隔たった点
■ (結像位置)に収束するコヒーレントな球面波とを
感光層I2に、照射し、それらの干渉パターンを記録す
る状態か示されている。このように形成されたパターン
から成るHOE13に該HOE 13を作る時使ったの
と同じ波長の点○から発する球面波を入射させると、H
OE l 3で点Iに集束される球面波に変換されるた
め、レンズとして作用する( Bennet著の論文A
pp1. Opt、 15 P542(1976)参照
)。
ここで、HOE l 3の屈折力をφとすると、・・・
・(3) の関係が成り立つ。但し、nは透明基板11の屈折率で
ある。又、λ。は再生時の波長、λ1はHOE13作成
時の波長である。
・(3) の関係が成り立つ。但し、nは透明基板11の屈折率で
ある。又、λ。は再生時の波長、λ1はHOE13作成
時の波長である。
そして、HOE 13の分散v、、lHは、可視光ノス
ペクトルに対して、 λ。
ペクトルに対して、 λ。
VaH= =−3,452−−−−(4)
λ、−λ。
λ、−λ。
となり、HOE 13の材質によらず一定の値を示す。
但し、λ4.λ1.λ6は、夫々d、F、C線の波長で
ある。又、この値が負であるので、ガラス1ノンズと組
み合わせることで、正負向れが一方の屈折力をもつ光学
部品だけで良好に色収差の補正を行なうことができる眼
鏡Iノンズが得られる。
ある。又、この値が負であるので、ガラス1ノンズと組
み合わせることで、正負向れが一方の屈折力をもつ光学
部品だけで良好に色収差の補正を行なうことができる眼
鏡Iノンズが得られる。
又、その結果、厚みが薄くて軽量な眼鏡レンズが得られ
る。
る。
以下、図示した実施例に基つき本発明の詳細な説明する
。
。
第2図は本発明による眼鏡レンズの第1実施例を示して
おり、これは平凹のガラスレンズ14の平面にHOE1
3を形成して成るものである。上記(2)式より、この
ような光学系では、HOE13の屈折力が全系の5%程
度になるように設定すると良好に色収差が補正できる。
おり、これは平凹のガラスレンズ14の平面にHOE1
3を形成して成るものである。上記(2)式より、この
ような光学系では、HOE13の屈折力が全系の5%程
度になるように設定すると良好に色収差が補正できる。
又、その結果、厚みが薄くて軽量な眼鏡レンズか得られ
る。
る。
第3図は第2実施例を示しており、これはメニスカスレ
ンズ15の一方の面にHOE13か形成されている。こ
の配置をとることにより、色収差並びに光線収差的にも
良好に補正された眼鏡レンズを実現することが可能であ
る。
ンズ15の一方の面にHOE13か形成されている。こ
の配置をとることにより、色収差並びに光線収差的にも
良好に補正された眼鏡レンズを実現することが可能であ
る。
第4図は第3実施例を示しており、これはメニスカスレ
ンズ15の一方の面にHOE13’が形成されている。
ンズ15の一方の面にHOE13’が形成されている。
このHOE 13は、製作時に非球面効果を持つように
、照射光束を調整するか、HOE13’のパターンを調
整して該パターンを作成したものである。このことによ
り、球面レンズの効果をもつものより更に収差が良好に
補正された眼鏡レンズを実現できる。又、この構成は、
乱視用のレンズである非点収差のあるレンズを形成する
のに適用できる。即ち、非点収差光をHOE13′作成
時に用いることにより、任意の量の非点収差を正確に発
生させることが可能である。
、照射光束を調整するか、HOE13’のパターンを調
整して該パターンを作成したものである。このことによ
り、球面レンズの効果をもつものより更に収差が良好に
補正された眼鏡レンズを実現できる。又、この構成は、
乱視用のレンズである非点収差のあるレンズを形成する
のに適用できる。即ち、非点収差光をHOE13′作成
時に用いることにより、任意の量の非点収差を正確に発
生させることが可能である。
次に数値例を以下に示す。
数値例
第5図は本数値例の構成を示す図であって、そのデータ
は以下の通りである。
は以下の通りである。
f −−50,0(−2デイオプター)。
λE = 546.07(nm)。
El (0,O)、fa1=−■
E2 (0,0) 、 fa+=−1,05xlO
’φp”5.0 r 、 = 1088.12735 d、 =1.5000 n、 =1.51825
ν、 =63.9r 2=217.62547 d2=0.0000 r 、 = 217.62547 d+ =16.0000 n2 =1 ν2
=”r+=■(瞳) 但し、fは焦点距離、λ、は二つの干渉性光源の波長、
Elは第1の干渉性光源のX−Y座標。
’φp”5.0 r 、 = 1088.12735 d、 =1.5000 n、 =1.51825
ν、 =63.9r 2=217.62547 d2=0.0000 r 、 = 217.62547 d+ =16.0000 n2 =1 ν2
=”r+=■(瞳) 但し、fは焦点距離、λ、は二つの干渉性光源の波長、
Elは第1の干渉性光源のX−Y座標。
E2は第2の干渉性光源のX−Y座標+fElは第1の
干渉性光源の焦点距離(例えば第1図のR。
干渉性光源の焦点距離(例えば第1図のR。
)、f5□は第2の干渉性光源の焦点距離(例えば第1
図のd+R,)、 φ、は入射瞳の直径。
図のd+R,)、 φ、は入射瞳の直径。
r、は第1面の曲率半径、dlは第1面と第1+1面と
の間の面間隔、n、は第1面と第1士1面の間の媒質の
屈折率、ν は第1面と第1−1面の間の媒質のアツベ
数である。
の間の面間隔、n、は第1面と第1士1面の間の媒質の
屈折率、ν は第1面と第1−1面の間の媒質のアツベ
数である。
第6図は本数値例の横収差曲線図、第7図は本数値例か
らHOEを除いた場合の横収差曲線図である。両図の比
較から本数値例の横収差か良好に補正されていることか
わかる。
らHOEを除いた場合の横収差曲線図である。両図の比
較から本数値例の横収差か良好に補正されていることか
わかる。
上述の如く、本発明による眼鏡レンズは、色収差及び一
般の光線収差が良好に補正されていると共に、厚みが薄
く且つ軽量であるという実用上重要な利点を有している
。
般の光線収差が良好に補正されていると共に、厚みが薄
く且つ軽量であるという実用上重要な利点を有している
。
第1図はHOEの原理を示す図、第2図は本発明による
眼鏡レンズの第1実施例の断面図、第3図及び第4図は
夫々第2及び第3実施例の断面図、第5図は一数値例の
構成を示す図、第6図は上記数値例の横収差曲線図、第
7図は上記数値例からHOEを除いた場合の横収差曲線
図、第8図は従来の眼鏡レンズの断面図、第9図は従来
の色消しレンズの断面図である。 11・・・・透明基板、12・・・・感光層、13,1
3′・・・・HOE、14・・・・ガラスレンズ、15
・・・・メニスカスレンズ。 矛3図 矛4 図 第5図 万−フ人しンス” ?itJヒ J。 第6図 1−7図
眼鏡レンズの第1実施例の断面図、第3図及び第4図は
夫々第2及び第3実施例の断面図、第5図は一数値例の
構成を示す図、第6図は上記数値例の横収差曲線図、第
7図は上記数値例からHOEを除いた場合の横収差曲線
図、第8図は従来の眼鏡レンズの断面図、第9図は従来
の色消しレンズの断面図である。 11・・・・透明基板、12・・・・感光層、13,1
3′・・・・HOE、14・・・・ガラスレンズ、15
・・・・メニスカスレンズ。 矛3図 矛4 図 第5図 万−フ人しンス” ?itJヒ J。 第6図 1−7図
Claims (1)
- ホログラフィック光学素子を屈折型光学素子に形成して
成る眼鏡レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15648390A JPH0450813A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼鏡レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15648390A JPH0450813A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼鏡レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450813A true JPH0450813A (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15628748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15648390A Pending JPH0450813A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼鏡レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0587297A2 (en) * | 1992-08-07 | 1994-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image-information optical system, apparatus and method |
US6070980A (en) * | 1997-04-08 | 2000-06-06 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Spectacle lens |
JP2021528686A (ja) * | 2018-06-20 | 2021-10-21 | エシロール・アンテルナシオナル | レンズ要素 |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP15648390A patent/JPH0450813A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0587297A2 (en) * | 1992-08-07 | 1994-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image-information optical system, apparatus and method |
EP0587297A3 (en) * | 1992-08-07 | 1994-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Image-information optical system, apparatus and method |
US5644413A (en) * | 1992-08-07 | 1997-07-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical head for adjusting a positional relation between the information medium and the optical head |
US6070980A (en) * | 1997-04-08 | 2000-06-06 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Spectacle lens |
JP2021528686A (ja) * | 2018-06-20 | 2021-10-21 | エシロール・アンテルナシオナル | レンズ要素 |
US12013597B2 (en) | 2018-06-20 | 2024-06-18 | Essilor International | Lens element |
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