JPH04507165A - 同軸電気ケーブル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 同軸電気ケーブル構造 発明の背景 本発明はデータ信号送信用の同軸電気ケーブルに関する。

このケーブルは、絶縁体で被覆された金属の中心導体と、ジュート巻又は編組さ れた金属線シールドと、金属箔、又は金属ラミネート型ポリマーフィルム、又は 金属充填型ポリマーシールドと、保護用ポリマー被覆とを備えている。

最近において、デジタルデータの処理及び演算システム。

及びその他の電子機器は、小型化及び重量の軽量化が進んでおり、ますます公差 を縮めて製作され、物理的特性及び電気のあるシステムのいずれか一方と同等の 電気的特性及び物理的特性を備えながら、少なくともシステムの大きさ及び重量 のいずれか一方を小さくすること、あるいは少なくとも大きさと重量のいずれか 一方を維持しながら機械的特性及び電気的特性を改善することは、極めて重量と 大きさが重視されるような用途、又は好結果をもたらすべき適用に認められた用 途においては相当の利益をもたらす。一般的に、このタイプのケーブルは、絶縁 体で被覆された金属の中心導体と、この絶縁体を囲むジュート巻又は編組された 金属線シールドと、このジュート巻又は編組された線シールドを囲む導電性金属 箔、又は金属ラミネート型ポリマー、又は金属充填型ポリマーテープ巻シールド と、ポリマーの保護外部被覆とを備える。このタイプのケーブルにおいて、ジュ ート巻又は編組された金属線シールド処理は、一般的に、目的に合った電気的特 性を持つケーブルを供給するために絶縁体表面積の９０％から１００％の範囲で 中心導体を囲んで絶縁体に適用される。

発明の記述 本発明は、より小型で軽量な公知の同軸ケーブルに勝る長所を持ち、しかも大型 で重量のあるシステムと少なくとも同等の物理的特性及び電気的特性のいずれか 一方を備える同軸電気ケーブルを提供する。今まで一般的に利用されている高割 合の被覆表面積と比べると、高割合の被覆（９０％すなわを持つ公知のケーブル が、より低い密度の編組又はジュート巻された線、すなわち公知のケーブルにお いて線の分だけ低割合の被覆表面、と接する導電性箔と組み合わせたケーブルに よって得ることができる、といった従来と同等の良い電気的特性が見いだされた 。例えば多くの層は編組又はジュート巻された線間のエアギャップを備えている 。更に本発明のケーブルは、シールドに僅かな金属しか用いないので重量にお重 要な有益となる。

図面の簡単な説明 第１図は、シールド層の編組された金属線を具体化する本発明のケーブルの断面 図である。

第２図は、ケーブルの斜視図である。

第３図は、ジュート巻された金属線シールドを含むケープ本発明のケーブルの十 分な記述のために図面を参照すると、第１図は説明のために露出された各種の層 を用いてケーブルの断面形状を示す。金属の中心導体１は多孔質の絶縁材料２に 被覆されており、好ましくはこの絶縁材料が多孔質の膨張型ボリテ上うフルオロ エチレンで、米国特許第３．９５３．５６６号、第４．０９６．２２７号、第３ ．９６２．１５３号、及び第４．１８７．３９０号に絶縁材料及びそれらの製造 工程が十分に記述されて開示されている。他の絶縁材料が絶縁物２として用いら れるが、他の多孔質のポリマー絶縁体を使用すると、好ましい絶縁材料のような 良い電気的特性は期待できない。

金属の中心導体１は隣に、編組された線シールド３．又はジュート巻きされた金 属線シールド８によって遮蔽され、通常これらシールドは銀メッキまたは錫メッ キされた銅線から作られる。編組された線シールド３は標準的な線編組製造装置 によって、絶縁された中心導体に適用されるが、第２図に示すように線間のエア ギャップを施しである。従来技術のラッピング方法は、通常、この線によって絶 縁体表面の約９゜％の被覆となる。ケーブルが、編組された線シールド３．又は ジュート巻きされた線シールド８の周囲に導電性の（ｃｏｎｄｕｃｔｉｖｅ）金 属箔層、又は金属ラミネート型ポリマー層、又は金属充填型テープラッピング層 巻きとすると、絶縁体表面の約ｌＯ％から約５５％だけの被覆でよいことが判明 した。金属ラミネート型ポリマーテープ４は、金属層７とポリマー層６を含み、 アルミメッキされた銅ラミネート型ポリエステル。

又は多孔質の膨張型ポリテトラフルオロエチレン、又はポリエステルチーブとし てもよい。導電性金属箔は、金属層７及びポリマー層６の代わりに、ラミネート 型テープを使用してもよく、またこれに限らずアルミニウム、銅、銅合金箔を使 用してもよい。

複数のシールド層を被覆しながらケーブルの幾つかの物理テープラッピングされ 、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、フルオロポリマー、ウレタンゴム又は ゴムといった熱可塑性ポリｖ　−（ｔｈｅｒｍｏｐｌａｓｔｉｃ　ｐｏｌｙｍｅ ｒ　）で作られる。

図３は、絶縁体２と中心導体１とを囲み、一方金属充填型ポリマー９と被覆５と によって囲まれるジュート巻された線シールド８を備えるケーブルを示す。

下の表１は、単位長さ当たりの重量、及び長さに対する電気的特性について同一 長さ当たりでケーブルを比較している。全ての試料はシールド層を除いて同一条 件である。ケーブル工業において一般的に用いられる標準的方法により減衰。

静電容量、インダクタンスについて調査された全てのケーブルは当量特性を持っ ているが、中でも本発明のケーブルは標準的なケーブルより３７％も軽量とされ 、この当量特性の点で重量が重要である航空宇宙機器・〜の適用あるいはその他 への適用に利点であることが認められる。

減衰測定はネットワークアナライザＨＰ８７５３によって、静電容量測定はＬＣ ＲメータＨＰ４２６２Ａによって、インダクタンス測定はＬＣＲメータＨＰ４２ ６２Ａによって、重量測定はＮａｔｉ。

ｎａｌ　Ｃｏｎｔｏｌｓ、　Ｉｎｃの計量モデル３８００によって計測された。

これらの方法及び材料の種々の修正及び変更は、このあと付記される請求の範囲 に記述される範囲からはずれることなく、製作つまり本発明の利用が当業者にと って利益とされるはずである。

埋Ｈ騒己ル寵７１やＩ 平成３年１０月命日

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）導電性金属の中心導体を具備し、該中心導体が（ｂ）電気絶縁体と、 （ｃ）広幅で間隔された線を備える導電性シールドと、 （ｄ）巻かれた導電性金属シールドと、（ｅ）保護用ポリマー被覆と によって囲まれる電気用同軸ケーブル。
2. ２．前記電気絶縁体が多孔質のポリマー絶縁体である請求の範囲１に記載の同軸 電気ケーブル。
3. ３．前記多孔質の絶縁体が多孔質の膨張型ポリテトラフルオロエチレンである請 求の範囲２に記載の同軸電気ケーブル。
4. ４．前記金属シールドがジュート巻された金属線を具備する請求の範囲３に記載 の同軸電気ケーブル。
5. ５．前記シールドされた金属シールドが編組された金属線を具備する請求の範囲 ３に記載の同軸電気ケーブル。
6. ６．前記巻かれた金属シールドが導電性金属箔を具備する請求の範囲４または５ に記載の同軸電気ケーブル。
7. ７．前記巻かれた金属シールドが導電性金属ラミネート型ポリマーテープを具備 する請求の範囲４または５に記載の同軸電気ケーブル。
8. ８．前記巻かれた導電性シールドが銀の金属充填型ポリテトラフルオロエチレン を具備する請求の範囲４または５に記載の同軸電気ケーブル。
9. ９．前記巻かれたラッピング導電性シールドが炭素充填型ポリテトラフルオロエ チレンを具備する請求の範囲４または５に記載の同軸電気ケーブル。
10. １０．前記被覆が熱可塑性ポリマーを具備する請求の範囲１に記載の同軸電気ケ ーブル。
11. １１．前記被覆がポリエステルポリマーラッピング被覆を具備する請求の範囲１ に記載の同軸電気ケーブル。