JPH04506702A - 縦軸線方向に延在する少なくともひとつの平らな外面をもつ長尺角柱型材の超音波試験方法および装置 - Google Patents

縦軸線方向に延在する少なくともひとつの平らな外面をもつ長尺角柱型材の超音波試験方法および装置

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JPH04506702A
JPH04506702A JP2504524A JP50452490A JPH04506702A JP H04506702 A JPH04506702 A JP H04506702A JP 2504524 A JP2504524 A JP 2504524A JP 50452490 A JP50452490 A JP 50452490A JP H04506702 A JPH04506702 A JP H04506702A
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カールバッハ、ベルンハルト
プロウゼ、ラインハルト
ウェーバー、ハインリッヒ
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クラウトクレーマー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称・縦軸線方向に延在する少なくともひとつの平らな外面をもつ長尺角 柱型材の超音波試験方法および装置 本発明は、特に棒材および管材など、縦軸線方向に延在する少なくとも1つの平 らな外面をもつ長尺角柱型材の超音波試験方法、ならびに同試験方法を実施する ための装置に関するものである。この方法において、試験すべき前記型材にはプ ローブ担持体内に取付けられた複数の超音波プローブからの超音波ビームが当て られる。この型材はプローブ担持体と相対的にその縦軸線方向に移動される。
ロータ内に取付けられた複数の回転超音波プローブにより長尺の回転対称な工作 物を試験する方法は公知である。しかし現状の技術水準における長尺角柱型材の 試験方法においては、被験型材とプローブ担持体間の単純な移動を採用している 。一般的に、この試験方法において実際に試験されるのは型材の全断面領域の一 部だけであり、殆どの場合、欠陥検出の確立が相対的に高いという理由で中心超 音波ビームにより型材の中心部分を走査している。しかしながら、この試験方法 では、型材の全断面領域(従って全体積)中に欠陥が存在しないことを保証する 満足な情報を得ることはできない。現状の技術水準における試験方法はまた、各 平外面に対して各々別個のプローブセットを必要とすることと、試験すべき型材 の形状や寸法が異なるごとに試験システムを全面的にセットアツプし直さなけれ ばならないことから、多大の費用と労力を必要としている。現状の技術水準にお いては、被験型材のタイプごとに各々特別な試験アセンブリをセットすることに よってこれを達成している。この方式は多大の費用と労力とを必要とする。
長尺角柱型材とは、長さが断面寸法に比べて遥かに大きく、断面積が全長にわた って一定モある物体を言う。実際においては被験型材の大半は正方形または六角 形の中実体であるが、ただし冒頭に述へた試験方法は、圧延加工型材、押出し加 工型材、プラスチック型材など、正方形や六角形以外の断面形状を有する管材お よび棒材なとの試験にも用いることかできる。
本発明のpJ題は、冒頭に述へたタイプの試験方法及び装置を対象として、試験 によってカバーすることがてきる体積パーセンテージを大幅に高め、型材のタイ プが変わるごとに装置と試験システムを再設定するために要する作業量を大幅に 少なくすることである。
この課題は、冒頭に述へた試験方法においては以下の改良をほどこすことによっ て達成される。即ち、型材の縦軸線を中心にして回転するロータにプローブ担持 体を取り付け、各超音波プローブを、各々が別個に横方向または好ましくは型材 の縦軸線とプローブの方向に対して直角な方向に変位し得るように、あるいはま た型材の縦軸線に対して平行な旋回軸を中心とする首振りによって各々別個に角 度位置を調節できるようにプローブ担持体に取り付け、各プローブの配置を、各 々の発生する走査ビームが(同時に又は一定時間を隔てて)隣接する複数の平外 面に当たって型材の体積内に複数の隣接走査ゾーンを形成するように調節し、各 プローブを、ロータと型材との成す角度を識別する手段によって各々別個にトリ ガーし、各プローブを、プローブ軸線と平外面との成す角度かり定められた範囲 、例えば90±5度以内に収まったときのみ作動状態になるようにする。
また冒頭に述べた試験装置においては、本発明の課題は以下の改良をほどこすこ とによって達成される。即ち、型材の縦軸線を中心にして回転するロータにプロ ーブ担持体を取り付け、各超音波プローブを、各々が別個に横方向または好まし くは型材の縦軸線とプローブの方向に対して直角な方向に変位し得るように、あ るいはまた型材の縦軸線と平行な旋回軸を中心とする首振りによって各々別個に 角度位置を調節できるようにプローブ担持体に取り付け、またロータと型材との 成す角度を識別する手段を設け、この識別手段を試験用電子装置のオン/オフ切 換えのための制御ユニットに接続する。
本発明の新たに改良された試験方法及び装置によれば、型材の各平外面に対して 十分な数の超音波プローブを配置することができる。ロータの各回転過程におい て、これσのプローブの中心超音波ビームの入射点は、平外面上に多数の個別点 から成る成る(見えない)点状パターンすなわち破線状パターンを描く。これら の点状または短い破線状の走査トラックは、特に縁部分において多少不均一に前 記平外面を横切っている。プローブの中心ビームは、平外面が出現するたびに( 即ち1回転ごとに1回))ひとつずつの走査パルスとして発生され、そのときに プローブの中心ビームは単一点を描く。但し一般的には平外面が出現するたびに 複数の走査パルスを発生させる。このパルスは略螺旋状の展開線に沿って走査す る複数の個別点から成る複数の短い略破線状の走査トラ・ツクを形成する。各回 転ごとに新たな点状パターンまたは破線状パターンか描かれ、各回転毎にプロー ブの正面に平外面が出現する。ただし、回転中に縦軸線方向の相対移動が行われ るから、1つのパターンと次のパターンとは位置がずれている。複数の個別意力 )ら成る各点状パターンあるいはVi線状パターンか平外面の後方における被験 型材体積内の試験ゾーンにそれぞれ対応する。型材を境界付けてし入る各平外面 に対して試験を実行することかできるため、断面が正方形や六角形をした通常の 型材の場合に型材全体の完全試験をすることができる。
回転対称形の被験体を試験する試験システムとして、本発明の試験方法および装 置におけるプローブは、型材の少なくとも1つの平外面が着目プローブに対して 特定の角度範囲内に収まったときにのみトリガーされる。つまりこのプローブの トリガーは、ロータと型材との成す角度を識別する手段と制御手段とによってな される。この制御手段は、型材の少なくとも1つの平外面と着目プローブとの成 す測定角度が予め定められた範囲内に収まりたときのみプローブを作動状態にす る。
本発明の試験方法および装置では超音波プローブの配置につし1て二つの異なる 方式を提供する。プローブは、横方向に変位可能に、および/またit角度位置 を調節可能にすることができる。
横方向に変位可能なプローブは、一般的にはロータ内で型材の縦軸線に沿って一 列に配列される。全てのプローブの中心ビームによって少なくとも1つの平外面 上に描かれる各点が外面全体を横切って可能な限り均等に分布するように、横方 向に変位可能なプローブを(一定の角度をつけて)段違し1状の位置に配置調整 する。横方向上変位可能なプローブをこのように配置すれば、プローブh<互し 1に平行になり、全プローブが同時に設定角度範囲に収まることになる。また、 プローブを各々相異なる径方向の線上に配置し、各プローブが各々相異なる時点 において、即ちロータの相異なる角度位置において設定角度範囲内に収まるよう に、各プローブを各々径方向の線に対して直角方向にずらすことも可能である。
角度位置が調節可能なプローブの場合は、通常は各プローブが各々ロータの相異 なる回転位置において設定角度範囲内に収まる。−例として、設定角度範囲を9 0度前後とすれば、少なくとも1つの平外面が特定の半径方向の線に対してほぼ 直角になれば当該半径方向の線上に位置しているプローブが作動する。プローブ がたとえば5度だけ首を振ると、ロータが初発位置から約5度隔たった別の回転 位置にきたときに90度条件が満たされる。しかしこのときはプローブの中心ビ ームはもはや平外面上の同じ点には当たらず、そこから横方向にずれた位置の点 に当たる。入射点あるいはドツトが走査すべき外面の幅全体に均等に分布するよ うに各プローブの角度位置を調節することができ、したがってこの場合もやはり 型材の全体積を試験することができる。
本発明のシステムの最大の利点の1つは、大型材の試験にも等しく適用すること ができる点にある。従って本発明のシステムはユニバーサルシステムである。
薄肉管の超音波試験用ロータはドイツ連邦共和国公開特許明細書第255706 2号によって公知であり、このシステムにおいては、超音波プローブの走査ビー ムがフィンに接近すれば超音波プローブの作動が遮断される。但しこの既知の試 験方法は木質的には管材および大型材用の変形試験方法であり、相違点はフィン がプローブに接近すれば試験が中断されるという点である。したがってこの既知 の試験方法では、フィン付き管が木質的に管状の回転対称の断面からなり、フィ ンが妨害物と見なし得るものであることが必須条件である。このような条件は通 常の長尺角柱型材では満たされない。従って、この既知の試験方法は係る型材に 対しては適用できない。
ロータと型材とが成す角度を測定するためには少なくとも1つの超音波プローブ が発生する超音波ビームの平外面からの鏡面反射を利用することが非常に望まし いことが確認された。そうすれば、着目プローブの中心ビームが平外面に対して 直角になζ時点を精密にめることができる。これは、ロータの角位置を測定する ことなく、精密な型材送り案内システムを必要とすることなく達成可能である。
1つのプローブの鏡面反射によって送り案内システムを必要とすることなく行う ことができる。1つのプローブの鏡面反射によって得られるエコー信号を別のプ ローブのトリガーに禾j用することかでき、また別法として、他のプローブに対 してそれら自身の鏡面反射を取り込むことによってそれら自身のプローブ位置を 識別し、これによって得られる信号をトリガーに用いることも可能である。プロ ーブのトリガー信号は鏡面反射信号から直接生成することができるが、この信号 を時間遅延させたり、成るいは各時点における被験型材を中心とするロータの各 回転角をめるためにコンピュータで38埋することも可能である。またこの方法 によって型材の長さを測定することも可能である。本発明の1つの好適な実施態 様としての装置においては、複数の時間ゲートを用い、反射エコーを第1(先行 )時間ゲート割当て、期待される欠陥エコー範囲をN2(後続)時間ゲートに割 当てるようにし、このシステム内において、同じ測定パルス(ショット)を鏡面 反射の識別と実測定の達成とに利用できるようにしている。したがってエコーの 鏡面反射を信号として取出すことは型材の試験にとって不利な条件にはならな但 し別の実施態様においては、前記ドイツ連邦共和国公開特許明細書第25570 62号で知られいる如く、別の手段によってロータと型材とが成す角度を測定す ることも可能である。これは、本質的には、回転角の角度エンコーダと送り案内 機構とを用いて被験型材の精密角度位置を測定することからなっている。この場 合、システムに接続された制御ユニットが個々のプローブと平外面との間の角度 が設定範囲内に収まったときにのみプローブを作動可能にさせる。
本発明においては、走査すべき外面に対して超音波ビームを直角に当てる超音波 プローブだけに限ることなく、広角プローブなどの角度付きプローブを使用する ことも可能である。また形状寸法の測定値には、特に走査する型材の重要な幅の 検証を含ませることもできる。その他の形状寸法データも検証し得るが、それら の測定は反射境界面が存在することを条件とする。
更に本発明による試験方法は、接続した試験装置がコンピュータの助けによって 任意の被験型材の形状寸法を自動的に識別できるように設計可能である。平外面 に対するプローブの中心ビームの直交位置は反射信号を用いて識別する。ロータ の他の角度位置に設けた他のプローブは、順次追加の鏡面信号を発生可能である 。ロータが1回転するごとに、たとえばO変位量で信号を発生するセンサも備え るならば、前述のようにして生成されるデータから型材の形状をめる事が可能に なる。超音波を発射した後の反射エコーか送られてくる時点も記録するならば、 走査する型材の寸法に関して最終結論を引き出すことも可能になる。この方法に よって正方形や六角形などの単純な輪郭を簡単に識別することができる。
ロータを用いて試験を行うことにより被験型材の体積試験が大幅に改善され、ま たプローブの利用効率が著しく高められ、即ち在来システムに比へて1プローブ または単位時間当たりの発生測定パルス数を大幅に多くすることができる。
本発明の更なる特徴と利点は残りの請求項といくつかの代表的な実施例について の以下の説明に明らかであり、これらは限定を意図するものと理解されるへきで はないが、添付の図面を参照して詳述することとする。これらの図面は以下の通 りである。
図1は、M@線方向に延在する少なくとも1つの平らな外面をもつ型材のための 回転試験装置の概略構造を示す断面図である。
図2は、図1のI I−1r線矢視断面図である。
図3は、図2と同じ矢視方向に見た横方向変位可能なプローブをもつ配置の模式 図である。
図4は図3のIV−IV矢視断面図に相当したプローブに対面している平外面の 平面図である。
図5は、角度位置が調節可能なプローブを示す図3と対応する模式図である。
図6は、図5に示すプローブに対面している平外面の平面図である。
図7は、直角走査ビームと直角プローブ位置で得られた代表的エコーの例を示す 線図である。
図1と2における本発明の代表的な実施態様は、六角形の中実断面を有する長尺 角柱型材22の形をした被験体が矢印24の方向に内部を通過するロータ20を 示している。ロータ20は被験型材22の縦軸線26を中心にして回転する。
このロータ′i0内には複数のプローブ28.30,32.3が設けられ、各プ ローブの中心ビームが被験型材22に狙いをつけている。ロータ20は、公知の 方式でプローブと型材22との音響接触を与えるために水で満たされたプローブ ・被験体接触チャンバ36を形成している。プローブ・被験体接触チャンバ36 は1つずつの左側および右側封止アセンブリ38によって両側でシールされ、こ れら左右の封止アセンブリは共に管状アセンブリであって、それぞれ両端部に実 際の封止体40を備えている。封止アセンブリ38は、型材22自身と同様に非 回転である。封止体40は型材22の形状に対応する開口を備えており、型材2 2は、封止状態を維持したまま封止アセンブリ38と相対的に矢印24の方向に 移動可能である。回転運動のシールは、封止アセンブリ38の外側シェルとロー タ20の対応する内側シェルとの間において確保される。
ロータ20の一部である各プローブ担持体44には2組のプローブ28.30お よび32.34が取り付けられている。これらのプローブ28〜34は図2にお ける面内においてプローブ担持体44内で横方向にずらすことができ、この図2 は各プローブ担持体44内のプローブ対の横方向の変位を示している。その結果 、各プローブ対の2つのプローブの中心ビーム46のひとつが横方向にずれ、図 2に示したように両者が互いに平行になる。この配置の全貌は、以下に説明する ように図3および4から明らかとなる。
図3は型材22の縦軸線26に沿って一列に配設された3つのプローブ28゜2 9.30を示している。プローブ2B、29.30は1つの面内において相対的 に変位しており、この面はロータ24の径方向の面、即ち型材22の縦軸線26 に対して直角である。個々のプローブ28.29.30は互いに平行であり、し たがってその中心ビーム46も互いに平行で、プローブの変位量だけ隔たってい る。これらのビームは型材22の平外面54に入射点48.50.52で当たフ ている。矢印56で示す方向へのロータ20の回転に応じて、平外面54に対す る中心ビーム46の角度が連続的に変化する。図3は、中心ビーム46が平外面 54に対して直角になった時点の状態を示している。図3における破線は、プロ ーブ30から発せられた測定パルス(ショット)に相当する被験型材22の断面 内の試験ゾーンのアウトラインを示している。
プローブis、29.30は、平外面54に対するその中心ビームの角度が設定 範囲(−例として90±5度)内に収まったときにトリガーされて超音波パルス を発生する。プローブ28〜30か発生する超音波の音場は一定の発散度を有し ており、プローブ28〜30が、矢印56で示す方向と逆の方向において図3に 示す位置の5度手前の位置にきたときに、平外面54から中心ビームの鏡面反射 エコーが得られる。このエコーを記録を可能にすへく、少なくとも1つのブロ− ブに常時信号を発生させ、鏡面反射信号を常時受けさせる。ただし欠陥記録エコ ーの評価は行わない。プローブが図3に示す位置の5度手前の位置に到達し、こ れが鏡面反射信号のレベルの上昇で確認されると、評価回路が直ちに作動してロ ータ20の次の10度の回転範囲内において型材の欠陥検査(または形状寸法の 検証)が行われる。プローブ28〜30から周期的に発生させた一連のショット により、一連の点が見えない入射点を3つのプローブ28〜30の間隔に等しい 間隔の破線ドツトとして平外面S4上に描くことになる。図4の左側部分には1 回転中、即ち平外面54が1回出現するときに得られる入射点48〜52を示し である。この面ばロータが回転するたびに再び出現し、型材22の直線送り運動 とロータ20の回転との複合運動によりて図4の右側部分に示すような入射点パ ターンが得られる。その結果、型材の完全な体積試験が行われることになり、こ の各入射点が図3に破線で示した試験ゾーンに対応する。プローブ28〜30の 横方向変位によって、型材22(本例では正方形断面型材)の縁部分も走査され ることが保証される。ロータ20 h)1回転するごとに2組のフ七−ブ28/ 29または29/30間のオフセット間隔に対応する距離だけ型材22か進むよ うに試験装置のセットアツプが行なわれる。これにより、図4の右側に示すよう に走査トラックが重なり合うことになる。
図5と6に示す実施例においては、2つのプローブ32と33が軸線58を中心 にして互いに独立して首振り可能である。図5に示す実施例において、2つのプ ローブ32と33は各々半径方向軸線から+7度および一7度隔たっている。
このため、入射点48.50は平外面54の中央には位置せず、図6に示すよう にその左右または上下に位置する。図6には、多数り入射点から成る短い破線状 の走査トラックが示されており、この走査トラックは、使用プローブ数が2つだ けであるこぎ以外は図4に示す走査トラックに対応している。
図5に示す瞬時状態においては2つのプローブ32と33の2つの中心ビーム4 6は平外面54に対して直角ではないが、ロータが矢印と56の方向にさらに回 転すれば、後方プローブ33の中心ビーム46か平外面54に対して直角になる 。前方プローブ32については、型材22を必要な角度の7度だけ回転(破線で 示す)すればこの状態になる。このことから、図4および6の点状パターンによ って示されるように、ロータ20の回転の最中に入射点が平外面54に沿って巡 ることが明らかである。
従来の管試験システムと比べた場合の本発明の試験システムの決定的相違点とし て、本発明の試験システムにおいてはプローブと平外面54とが成す角度か設定 範囲内に収まったときのみ試験電子系がスイッチ・オンされる。前述の実施例に おいては、複数若しくは少なくとも1つのプローブが常時作動して超音波パルス を発生している。ただしこのパルスは鏡面反射に関してのみ評価され、この鏡面 反射に対する信号が記録されると試験電子系が作動状態にされ、試験が行われる 。
図7は、成る完全ショットの発生に対する電気動作の順序を時間tの経過に沿っ た電圧Uの発生と共に示している。時点toにおいて送信パルス60が発生する 。時点t1と時点t2との間に設定されている時間ゲート62は鏡面反射の入射 の記録を可能とする。この時間ゲート62において、閾値64よりも高い例えば 信号66が記録されれば、着目プローブの角度が設定範囲内に収まっており、ま た鏡面反射に対して許容された発散開度内に収まっていることになる。鏡面反射 状態の時に信号66はまず閾値64を越えるところまで立ち上がり、その後、中 心ビームが平外面54に90度の角度になるところまで上昇し続けてから低下し 、最後には再び閾値64以下になる。試験は信号66か閾値64を越えている限 り行われる。この間に、欠陥検出時間ゲート68内に現われる信号が処理される 。信号66が閾値64より低下すると時間ゲート68内に現われる信号の処理が 不能となる。信号70は、図3と5に示すセットアツプにおける典型的な後面エ コーである。図7からは、平外面54の薄い表層ならびにそれと平行な後面部の 薄い表層は検査されないことがわかる。
上述のよグに鏡面反射を利用してプローブと型材22との間の相対的な角度を測 定する代わりに、先に述へたドイツ連邦共和国公開特許明細書第2557062 号に開示されているような適宜のアレンジによって、ロータ20の回転角を測定 することも可能である。その場合は、中心ビーム46と平外面54との間の角度 か設定範囲内に収まったときにプローブ28〜34が作動状態にされる。
ここに示された実施例においては、直角ビーム照射のプローブ28〜34だけを 示しているが、これは限定と理解すべきではない。例示したプローブに代えて角 度付きプローブ、アレイプローブ、広角ビームプローブおよび他のタイプのプロ ーブを使用することも可能である。本発明の試験方式は、特にSE、単一プロー ブ、多重プローブ動作など、任意のプローブ形式に適合する。
本発明の試験方法とこの方法に従って動作する装置によれば、型材22の体積を 100%試験することができる。通常の型材の断面の全領域を走査することが可 能である。測定可能な欠陥の最小サイズは平外面54上の入射点48〜52が如 何に狭いかにのみ依存する。
正方形断面の型材22の場合、4つの外面はすべて同し状態であり、上述の通り の試験は各外面に対して行われる。これは、六角形などの他の断面形状の型材の 場合も同じである。試験を達成する所要時間は縁の数に応じて増加する。その意 味において、丸管や丸棒などは縁の数が無限大である多角形体と考えることがで き、この場合は信号64は常に閾値64を越えており、試験は中断することなく 連続的に行われる。このことは、本発明の試験方法の実施のための装置が大型材 の試験にも等しく使用できることを意味している。
FIG、 1 FIG、3 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成03年09月18日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に棒材および管材など、縦軸線(26)方向に延在する少なくとも1つの 平らな外面(54)を有する長尺角柱型材(22)の欠陥の検出または寸法形状 の検証のために、プローブ担持体(44)に対して前記型材(22)をその縦軸 線方向に相対移動させつつ、前記プローブ担持体(44)に取り付けた複数の超 音波プローブから試験すべき前記型材(22)に超音波ビームを当てる超音波試 験方法であって、 前記プローブ担持体(44)を、前記型材(22)の前記縦軸線(26)を中心 にして回転する回転試験機のロータ(20)に取り付けることと、複数の前記プ ローブ(28)〜(34)を、各々が個々に横方向または好適には前記型材(2 2)の前記縦軸線(26)と前記プローブの方向に対して直角方向に変位できる ように、および/または前記型材(22)の前記縦軸線(26)と平行な旋回軸 (58)を中心とする首振りによって各々別個に角度位置を調節できるように前 記プローブ担持体(44)に取り付けることと、各プローブ(28)〜(34) から発生される中心ビーム(46)を同時に又は異なる時点に隣接の複数の前記 平外面(54)に当て、前記型材(22)の体積内に複数の隣接走査ゾーンが形 成されるように各プローブ(28)〜(34)の配置を調節することと、 各プローブ(28)〜(34)を、前記ロータ(20)と前記型材(22)との 成す角度を識別する手段によって各々別個に作動可能にすることと、前記試験を 、前記中心ビーム(46)と前記平外面(54)との成す角度が予め定められた 範囲、例えば90度±5度内に収まったときのみ行うこと、とを特徴とする超音 波試験方法。 2.前記ロータ(20)と前記平外面(54)との成す角度の識別を、少なくと も1つのプローブ(たとえばプローブ28)による前記平外面(54)からの鏡 面反射によって行なうことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記ロータ(20)の回転魚を測定することと、前記型材(22)のための 送り案内手段を装備することと、前記ロータ(20)の角度位置に基づいて前記 中心ビーム(46)の角度が予め定められた範囲内に収まっていることが検知さ れたときのみ前記試験を行うこととを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法 。 4.少なくとも1つの前記プローブから音響パルスを連続的且つ周期的に発生さ せることと、反射パルスを受信して鏡面反射信号のための時間ゲート(62)と 閾値(64)とによって評価することと、前記時間ゲート(62)内で前記閾値 (64)を越える鏡面反射信号が測定されたときのみ欠陥または寸法形状のため の前記試験を行うこととを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の方 法。 5.特に棒材および管材など、縦軸線(26)方向に延在する少なくとも1つの 平らな外面(54)を有する長尺角柱型材(22)の欠陥の検出または寸法形状 の検証のために請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の方法を実施するた め、プローブ担持体(44)に取り付けられ且つ試験すべき前記型材(22)の 方向に向けられた複数の超音波プローブ(28〜34)と、前記プローブ坦持体 (44)に対して前記型材(22)をその縦軸線方向に相対移動させる送り機構 とを備えた超音波試験装置であって、前記プローブ担持体(44)が前記型材( 22)の前記縦軸線(26)を中心にして回転するロータ(20)に取り付けら れていることと、前記プローブ(28〜34)の各々が、個々に横方向または好 ましくは前記型材(22)の前記縦軸線(26)と前記プローブの方向に対して 直角方向に変位可能に、および/または前記型材(22)の前記縦軸線(26) と平行な旋回軸(58)を中心とする首振りによって各々別個に角度位置を調節 可能に前記プローブ担持体(44)に取り付けられていることと、前記ロータ( 20)と前記型材(22)との成す角度を測定する手段が装備され、該手段が試 験装置電子系をオン・オフするための制御ユニットに接続されていることとを特 徴とする超音波試験装置。 6.少なくとも1つの前記プローブ(たとえばプローブ28)が音響パルスを連 続的且つ周期的に発生するものであることと、鏡面反射信号(66)のための時 間ゲート(62)が受信チャンネルに設定されていることと、 前記時間ゲート(62)内に現れる前記信号(66)を処理する閾値切換手段が 備えられていることと、 欠陥信号のための時間ゲート(68)が設定されていることと、前記鏡面反射信 号用時間ゲート(62)内に現れる前記鏡面反射信号(66)が予め定められた 前記閾値(64)を越えているときのみ欠陥の評価を行う手段が備えられている こととを特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置。
JP2504524A 1989-03-18 1990-03-17 縦軸線方向に延在する少なくともひとつの平らな外面をもつ長尺角柱型材の超音波試験方法および装置 Pending JPH04506702A (ja)

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