JPH04506682A - 不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不飽和ポリエステル樹脂組成物 本発明はランプ反射鏡の製造に適した新規組成物に関し、その対象は特に新規不 飽和ポリエステル樹脂組成物で、それは、スポットライト、濃霧ランプ又は、自 動車両の可動ヘッドランプ用のランプ反射鏡の製造に適合する。

防縮剤、グラスファイバー及び成形品取出し剤（ａｇｅｎｔ　ｄｅ　ｄｅｍｏｕ ｌａｄｅ）を含む成形可能な不飽和ポリエステル樹脂組成物によりランプ反射鏡 の皿の形に本体を製造することは知られている。これまでランプ反射鏡の製造に 用いられた既知防縮剤は、最もしばしばポリビニルアルコール、ポリウレタン、 そしてより真実には、ポリエチレン又はポリスチレンよりなる。成形品取出し剤 に関してはステアリン酸亜鉛又はステアリン酸カルシウム、リチウム、バリウム 又はマグネ７ウムが最もしばしばこれまで提案されて来た。

出願人会社は、これまで、用いられた防縮剤が、時とともに充分に完全なままで ある表面を有する反射鏡を得、又、欠点のない光学性質を維持することは不可能 であることを見出した。これらに関して出願人会社はこれまで用いられた成形品 取出し剤は、高強度バルブの使用及び空気力学及び美学に関係するパラボラの容 量の減少により反射鏡の使用中に出合う高温に剤の蒸気が反射表面に凝縮し、反 射表面を曇らせることを見出した。この成形品取出し剤の蒸発は反射鏡重量のロ スとして観察される。

従って、重量の最小ロスを示し、時とともに欠点のない光学性質を保つ反応鏡の 開発が必要であることが判る。

本発明は、スチレン中の不飽和ポリエステル樹脂、充填剤、グラスファイバー、 防縮剤及び成形品取出し剤を含む換言すればランプ反射鏡の製造に適した新規成 形用不飽和ポリエステル樹脂組成物に関し、成形品取出し剤がモンタン酸のカル シウム塩よりなることを特徴とする。

本発明の別の特徴によれば、本発明の組成物中に使用される防縮剤は、分子量が 約１００，０００以上のメチルメタアクリレートポリマー（ＰＭＭＡ）よりなる 。

このような組成物を使用することによりこれまで知られている全ての欠点を示さ ない反射鏡が得られること見出した。

本発明によれば、本発明の組成物に用いた成形品取出し剤はモンタン酸カルシウ ムよりなる。本発明の組成物に用いるモンタン酸カルシウムは、Ｃ２４、Ｃ２６ 、Ｃ３０％　Ｃ３２及びＣ２ｇ脂肪酸カットの式Ｃ２８Ｈ５７ＣＯＯＨのモンタ ン酸が優勢なカルシウム塩である。この塩は亜炭から抽出される天然生成物、モ ンタンロウから製造される。

この塩はモンタンロウを、例えば熱硫酸−クロム酸混合物で酸化することにより 製造される。得られる酸化生成物（脂肪酸類）は次いでカルシウムで中和する。

本発明の記載中、用語「モンタン酸カルシウム」は、従って、数多くの酸の塩、 Ｃ２ｇモンタン酸の塩が優勢な、の混合物に相当するものをいう。分析により、 モンタン酸カルシウムの名の下に販売される商業生成物は約５％のカルシウムと 重量で約３までの遊離酸類を含む。

本発明による成形品取出し剤の使用によりこれまで知られている成形品取出し剤 に見られる縮合現象を実質的に除去することが可能となることが見出され、これ は最終的に反射鏡の重量の最小ロスとして見られる。本発明による成形品取出し 剤は不飽和ポリエステル樹脂の、及びポリエステル樹脂に使用されるスチレンの 重量の約１ないし８％重量の量で用いられる。

本発明の別の特性により、本発明の組成物に使用される防縮剤は、１００、００ １上で好ましくは１３０．０００までの分子量を有するメチルメタアクリレート ポリマー（ＰＭＭＡ）よりなる。本発明による組成物中、モンタン酸カルシウム とこのＰＭＭＡの使用によりランプ反射鏡の重量のロスに関しては最良の結果が 得られることが判った。

既知の手段で、防縮剤はスチレンを添加したポリエステル樹脂の重量に対し約１ ０と２０重量％の間の量で用いる。

既知の手段で、本発明のランプ反射鏡は、成形可能不飽和ポリエステル樹脂組成 物を使用することにより得られる。「ノ＜ルクモウルディングコンパウンドＪ（ ＢＭＣ）と呼ばれるこれらの組成物は、重合触媒として有機過酸化物、充填剤、 例えば炭酸カルシウム、約１０ないし３０重量％のグラスファイバー、本発明の モンタン酸カルシウムよりなる成形品取出し剤及び防縮剤を添加した、スチレン 中の不飽和ポリエステル樹脂よりなる。

混合物を製造後、成形可能な組成物を適当な形の型に導入する。

次いで型を閉じ、加熱して組成物を重合化する。

成形はこの分野で知られている全ての技術、圧縮、移転、注入／圧縮及び注出成 形を用いることにより実施できる。成形の間、型は約１３０ないし１８０℃の温 度及び約３０ないし１００バールの圧力で多くとも２分間保つ。

成形品取出し後、次いで反射鏡はヘッドランプが得られるようにアルミニウム処 理する。このアルミニウム処理は好ましくは、ポリエステル、エポキシ又はアク リル樹脂よりなるワニスで反射鏡を下塗する。

以下の実施例は本発明を説明する、量は重量部で示す。

実施例１（比較） 「対照」組成物は以下の成分から調製する。不飽和ポリエステル樹脂（以下の特 性を有するっ密度１−１１ｇ／ｃｗ３、粘度２５°Ｃ：２０ｄＰａＳ、固体含量 ＝６７％）：はクレイ・バレイ・ニス・エイより商標ノルソデインとして販売。

重量部 一不飽和ポリエステル樹脂のスチレン中に溶けた　６０溶液 一ポリウレタンＣＭＷ約８０００．固体含量６５％）よりなる防縮剤のスチレン 中に溶けた溶液　２゜−熱可塑性ゴム、固体含量３０％のスチレン中に溶けた溶 液　２〇 −ターンヤリイブチルバーオクタエート　２−炭酸カルシウム　２４〇 −有機黒着色剤　１〇 −グラスファイバー（長さ６ｍｍ）　６０−ステアリン酸カルシウム　６ 実施例２ 他の比較は以下の生成物から調製する。

一実施例１の不飽和ポリエステル樹脂のスチレン中に溶けた溶液　６０ −４０％溶液としてＰＭＭＡ（商標アルチュライトＰ２７７９の下にアルチュラ ーより販売）４〇−ターシャリ−ブチルパーオクタエート　２−パラーヘンゾキ ノン　０．０２ ＝炭酸カルシウム　２４〇 −「モンタン酸カルシウム」カルシウム含量５１％、遊離脂肪酸・３％、水分１ ０５°Ｃで２％　４ 本製品は商標スタビナーの下にＭＴ−キミーより販売−有機黒着色剤　１〇 −グラスファイバー（長さ６ｍｍ）　６０実施例１及び２の組成物は、ランプ反 射鏡を製造するだめの型に１５０°Ｃで注出成形する、表１は最終生成物に行な った測定結果を要約する。

表１ 実施例３ 実施例２を繰り返すが、モンタン酸カルシウムをステアリン酸カルシウムて置き 換える。

実施例４ 実施例３を繰り返すが、４０及び２０部のポリビニルアルコールの代りに２０重 量部のＰＭＭＡを用いる。

以下の表２は、成形により得たヘッドランプパラボラで得た結果を要約する。

表２ 実施例５ないし７ 実施例１を繰り返すか、ステアリン酸カルシウムを種々の成形品取出し剤で置き 換える。表３は、成形により製造したヘッドランプパラボラについて得た結果を 要約する。

表３ １７　モンタン酸カルシウム　、　０．１７％　、ｏ、６ｏ％要約書 成型品取出し剤を含む不飽和ポリエステル樹脂成形組成物。成形品取出し剤はモ ンタン酸カルシウム塩よりなる。ランプ反射鏡の製造への応用。

国Ｐｐ、調査報告 ”””””””　”両””　”　ＰＣＴ／ＦＲ９１１００２５０国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．スチレン中の不飽和ポリエステル、充填剤、グラスファイバー、防縮剤及び 成形品取出し剤を含む成形しうる不飽和ポリエステル樹脂組成物であって、成形 品取出し剤がモンタン酸のカルシウム塩よりなることを特徴とする。
2. ２．防縮剤が１０００，０００以上の分子量を有するメチルメタアクリレートポ リマーであることを特徴とする請求項１の組成物。
3. ３．使用するモンタン酸カルシウムがＣ２６、Ｃ３０、Ｃ３２及びＣ２８脂肪酸 カットのカルシウム塩、その内で式Ｃ２８Ｈ５７ＣＯＯＨのモンタン酸が優勢で あることを特徴とする請求項１及び２の一項の組成物。
4. ４．モンタン酸のカルシウム塩を、不飽和ポリエステル樹脂及び、スチレンの重 量に関し１ないし８重量％の量で用いることを特徴とする請求項１ないし３の一 項の組成物。
5. ５．防縮剤を、不飽和ポリエステル樹脂及びスチレンの重量に関し、１０ないし ２０重量％の量で使用することを特徴とする請求項１ないし４の一項の組成物。
6. ６．不飽和ポリエステル樹脂の成形品取出し剤としてモンタン酸のカルシウム塩 の使用。
7. ７．請求項１ないし５項の一項の成形しうる組成物から得られるランプ反射鏡。