JPH0450576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450576Y2 JPH0450576Y2 JP16867385U JP16867385U JPH0450576Y2 JP H0450576 Y2 JPH0450576 Y2 JP H0450576Y2 JP 16867385 U JP16867385 U JP 16867385U JP 16867385 U JP16867385 U JP 16867385U JP H0450576 Y2 JPH0450576 Y2 JP H0450576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- rotor
- tension arm
- bearing
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 6
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はテープレコーダーなどのテープ走行装
置において、テープの弛みを吸収するとともに、
テープの長手方向の振動やテープ走行速度の変化
を吸収するためのテンシヨンアーム装置に関する
ものである。
置において、テープの弛みを吸収するとともに、
テープの長手方向の振動やテープ走行速度の変化
を吸収するためのテンシヨンアーム装置に関する
ものである。
一般にこの種のテンシヨンアーム装置に要求さ
れる性能としては、テープの走行経路にあつて、
テープの弛みを吸収するだけのストロークとダン
ピング効果を有する必要がある。
れる性能としては、テープの走行経路にあつて、
テープの弛みを吸収するだけのストロークとダン
ピング効果を有する必要がある。
従来のテンシヨンアーム装置のダンピング効果
を得る構成としては、テンシヨンアームのアーム
を支える軸と、その軸受の間に粘性の高いグリー
スを充填していた。
を得る構成としては、テンシヨンアームのアーム
を支える軸と、その軸受の間に粘性の高いグリー
スを充填していた。
しかしながら、このような構造にあつては、グ
リースが、温度によつて粘性が変化するため、極
端な低温や高温では、予定していたテンシヨンア
ームの性能が得られないという問題点があつた。
リースが、温度によつて粘性が変化するため、極
端な低温や高温では、予定していたテンシヨンア
ームの性能が得られないという問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたものであつて、広い温度範囲でダンピング
効果の変らないテンシヨンアーム装置を得る事を
目的とする。
されたものであつて、広い温度範囲でダンピング
効果の変らないテンシヨンアーム装置を得る事を
目的とする。
本考案はかかる目的を達成するため、先端にテ
ープガイドが取り付けられ基端が回動可能な回動
軸に支持されたテンシヨンアームと、前記回動軸
の軸受とから成り、前記軸受はケースとこのケー
スの内周面との間に間隙をおいて嵌挿された前記
回動軸に延設されたローターとから構成され、前
記間隙にはダンパー材を充填するとともに、前記
ローターは前記ケースより熱膨脹率の高い材料を
用いたものである。
ープガイドが取り付けられ基端が回動可能な回動
軸に支持されたテンシヨンアームと、前記回動軸
の軸受とから成り、前記軸受はケースとこのケー
スの内周面との間に間隙をおいて嵌挿された前記
回動軸に延設されたローターとから構成され、前
記間隙にはダンパー材を充填するとともに、前記
ローターは前記ケースより熱膨脹率の高い材料を
用いたものである。
第1図および第2図は本考案の一実施例であ
る。テンシヨンアーム1はその基端が回動可能な
回動軸2に支持され、先端にはテープ3を案内す
るテープガイド4が取り付けられており、引つ張
りバネ10により一方向に抑制されている。5は
パネルベース11に取り付けられた前記回動軸2
の軸受である。この軸受5は、外側のケース6と
このケース6の内周面との間に間隙8をおいて嵌
挿された前記回動軸2に延設したローター7とか
ら構成されている。またケース6とローター7の
間隙8にはダンパー材9が充填されている。
る。テンシヨンアーム1はその基端が回動可能な
回動軸2に支持され、先端にはテープ3を案内す
るテープガイド4が取り付けられており、引つ張
りバネ10により一方向に抑制されている。5は
パネルベース11に取り付けられた前記回動軸2
の軸受である。この軸受5は、外側のケース6と
このケース6の内周面との間に間隙8をおいて嵌
挿された前記回動軸2に延設したローター7とか
ら構成されている。またケース6とローター7の
間隙8にはダンパー材9が充填されている。
このダンパー材9としては十分安定した粘性が
あり、化学的に安定な例えばシリコングリース等
が適している。そしてローター7はケース6より
熱膨脹率の高い材料、例えばアルミニウムを用
い、他方ケース6には真鍮を用いる。
あり、化学的に安定な例えばシリコングリース等
が適している。そしてローター7はケース6より
熱膨脹率の高い材料、例えばアルミニウムを用
い、他方ケース6には真鍮を用いる。
次にその作用を述べれば、常温より低い温度の
時はダンバー材9の粘性は高くなる。しかし、ケ
ース6よりローター7の熱膨脹率が高いために間
隙8が開き、ダンパー材9の粘性が高くなつて
も、アーム1のダンピング効果は変化しないよう
にする事ができる。
時はダンバー材9の粘性は高くなる。しかし、ケ
ース6よりローター7の熱膨脹率が高いために間
隙8が開き、ダンパー材9の粘性が高くなつて
も、アーム1のダンピング効果は変化しないよう
にする事ができる。
一方常温より高い温度のときはダンパー材9の
粘性が低くなるが、間隙8も狭くなるため、アー
ム1のダンピング効果は変化しない。
粘性が低くなるが、間隙8も狭くなるため、アー
ム1のダンピング効果は変化しない。
なお、ダンパー材9はシリコングリースに限ら
ず適度の粘性があれば他の材料でも代替可能であ
りケース6およびローター7の材料についてもア
ルミニウム及び真鍮の組み合わせに限らず、ケー
ス6の材料の熱膨脹率がローター7の熱膨脹率よ
り低ければ良い。
ず適度の粘性があれば他の材料でも代替可能であ
りケース6およびローター7の材料についてもア
ルミニウム及び真鍮の組み合わせに限らず、ケー
ス6の材料の熱膨脹率がローター7の熱膨脹率よ
り低ければ良い。
以上説明してきたように、本考案によれば、広
い温度範囲でダンピング効果の変わらないテンシ
ヨンアーム装置が得られるものである。
い温度範囲でダンピング効果の変わらないテンシ
ヨンアーム装置が得られるものである。
第1図は本考案テンシヨンアーム装置の一部切
欠正面図、第2図はその平面図である。 1……テンシヨンアーム、2……回動軸、4…
…テープガイド、5……軸受、6……ケース、7
……ローター、8……間隙、9……ダンパー材。
欠正面図、第2図はその平面図である。 1……テンシヨンアーム、2……回動軸、4…
…テープガイド、5……軸受、6……ケース、7
……ローター、8……間隙、9……ダンパー材。
Claims (1)
- 先端にテープガイドが取り付けられ基端が回動
可能な回動軸に支持されたテンシヨンアームと、
前記回動軸の軸受とから成り、前記軸受はケース
とこのケースの内周面との間に間隙をおいて嵌挿
された前記回動軸に延設されたローターとから構
成され、前記間隙にはダンパー材を充填するとと
もに、前記ローターは前記ケースより熱膨脹率の
高い材料を用いたことを特徴とするテンシヨンア
ーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16867385U JPH0450576Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16867385U JPH0450576Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277443U JPS6277443U (ja) | 1987-05-18 |
JPH0450576Y2 true JPH0450576Y2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31101763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16867385U Expired JPH0450576Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450576Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP16867385U patent/JPH0450576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6277443U (ja) | 1987-05-18 |
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