JPH0450540Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450540Y2 JPH0450540Y2 JP1987151180U JP15118087U JPH0450540Y2 JP H0450540 Y2 JPH0450540 Y2 JP H0450540Y2 JP 1987151180 U JP1987151180 U JP 1987151180U JP 15118087 U JP15118087 U JP 15118087U JP H0450540 Y2 JPH0450540 Y2 JP H0450540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- current
- container
- shield member
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 108091027981 Response element Proteins 0.000 claims description 5
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 13
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 229910000828 alnico Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は導体に流れる電流の有無又はレベル等
を検出するための電流検出装置に関する。
を検出するための電流検出装置に関する。
リードリレーやホール素子等の磁気応答素子に
よつて電流の有無、レベル等を測定することは既
に知られている。
よつて電流の有無、レベル等を測定することは既
に知られている。
しかし、導体に流れる簡単な構成で容易に検出
することができる装置は存在しない。また、複数
の導体が並置されている場合に、隣りの導体の電
流に基づく磁束の影響を容易に阻止するシールド
装置も存在しない。
することができる装置は存在しない。また、複数
の導体が並置されている場合に、隣りの導体の電
流に基づく磁束の影響を容易に阻止するシールド
装置も存在しない。
そこで、本考案の目的は、導体の電流を正確且
つ容易に検出することができる電流検出装置を提
供することにある。
つ容易に検出することができる電流検出装置を提
供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、電流が流
れる長手の導体を囲むように形成され且つギヤツ
プを有している磁性体板と、前記ギヤツプの磁束
が作用するように配置された磁気応答素子と、前
記磁性体板及び前記磁気応答素子を収容し、前記
導体に取り付けられている容器と、3つの面を有
するコ字状に形成され、前記容器を囲むように配
置され、前記3つの面の内の対向する2つの面に
貫通孔が形成され、前記貫通孔に前記導体が挿通
され、且つ前記導体に取り付けられているシール
ド部材とから成る電流検出装置に係わるものであ
る。
れる長手の導体を囲むように形成され且つギヤツ
プを有している磁性体板と、前記ギヤツプの磁束
が作用するように配置された磁気応答素子と、前
記磁性体板及び前記磁気応答素子を収容し、前記
導体に取り付けられている容器と、3つの面を有
するコ字状に形成され、前記容器を囲むように配
置され、前記3つの面の内の対向する2つの面に
貫通孔が形成され、前記貫通孔に前記導体が挿通
され、且つ前記導体に取り付けられているシール
ド部材とから成る電流検出装置に係わるものであ
る。
[作用及び効果]
本考案は次の作用効果を有する。
(イ) 導体を囲むように磁性体板を配置し、この磁
性体板のギヤツプの磁束が作用するように磁気
応答素子を配置したので、感度の良い電流検出
が可能になる。
性体板のギヤツプの磁束が作用するように磁気
応答素子を配置したので、感度の良い電流検出
が可能になる。
(ロ) シールド部材をコ字状に形成し、このコ字状
を形成する3つの面の内の2つに貫通孔を設
け、ここに導体を挿通させたので、少ないスペ
ースにシールド部材を配置することが可能にな
り、且つシールド部材を導体に対して安定的に
取り付けることが可能になる。
を形成する3つの面の内の2つに貫通孔を設
け、ここに導体を挿通させたので、少ないスペ
ースにシールド部材を配置することが可能にな
り、且つシールド部材を導体に対して安定的に
取り付けることが可能になる。
次に、本考案の実施例に係わる電流検出装置を
第1図〜第6図に基づいて説明する。電流が流れ
る平板状導体1に直接に電流検出器2が固着され
ている。電流検出器2は、第3図に示す如くリー
ドリレー3とこれを収容する容器4とから成る。
第1図〜第6図に基づいて説明する。電流が流れ
る平板状導体1に直接に電流検出器2が固着され
ている。電流検出器2は、第3図に示す如くリー
ドリレー3とこれを収容する容器4とから成る。
容器4の内部には、第5図に示す如く、リード
リレー3の外にこれを外部に接続するための一対
の端子5,6が収容され、且つ導体1を貫通させ
る孔7を囲むように斜線を付して示す磁性体板8
が収容されている。鉄板から成る磁性体板8は導
体1の電流に基づいて生じる磁束をリードリレー
3に効果的に作用させるものであつて、リードリ
レー3の近くにギヤツプ9を有する。磁性体板8
を通る磁束はギヤツプ9にリードリレー3に作用
する。合成樹脂容器4は一対の半体4a,4bを
嵌合することによつて構成されている。
リレー3の外にこれを外部に接続するための一対
の端子5,6が収容され、且つ導体1を貫通させ
る孔7を囲むように斜線を付して示す磁性体板8
が収容されている。鉄板から成る磁性体板8は導
体1の電流に基づいて生じる磁束をリードリレー
3に効果的に作用させるものであつて、リードリ
レー3の近くにギヤツプ9を有する。磁性体板8
を通る磁束はギヤツプ9にリードリレー3に作用
する。合成樹脂容器4は一対の半体4a,4bを
嵌合することによつて構成されている。
容器4を導体1に取り付けるために一対の取付
部10,11が容器4の本体部から翼状に突出す
るように設けられ、この取付部10,11はU字
状切欠部12,13を有している。一方の取付部
10はネジ14によつて導体1に固定されてい
る。即ち第1図に示す如く導体1のネジ孔15に
ネジ14が螺合されている。もう一方の取付部1
1はネジ17によつて固着されている。このネジ
17はスペーサ16と取付部11の切欠部13と
導体1の貫通孔19を通つてシールド部材18の
ネジ孔20に螺合されている。
部10,11が容器4の本体部から翼状に突出す
るように設けられ、この取付部10,11はU字
状切欠部12,13を有している。一方の取付部
10はネジ14によつて導体1に固定されてい
る。即ち第1図に示す如く導体1のネジ孔15に
ネジ14が螺合されている。もう一方の取付部1
1はネジ17によつて固着されている。このネジ
17はスペーサ16と取付部11の切欠部13と
導体1の貫通孔19を通つてシールド部材18の
ネジ孔20に螺合されている。
シールド部材18は、電流検出器2を電磁シー
ルドするためのものであり、第6図から明らかな
ように、上面部21、下面部22、側面部23と
を有し、字状に形成されている。この上面部2
1と下面部22には導体1を挿通するための貫通
孔24,25が設けられ、側面部23にはネジ孔
20が設けられている。
ルドするためのものであり、第6図から明らかな
ように、上面部21、下面部22、側面部23と
を有し、字状に形成されている。この上面部2
1と下面部22には導体1を挿通するための貫通
孔24,25が設けられ、側面部23にはネジ孔
20が設けられている。
この電流検出装置において、導体1に所定値以
上の電流が流れると、リードリレー3の接点がオ
ン状態になり、電流検出信号が得られる。
上の電流が流れると、リードリレー3の接点がオ
ン状態になり、電流検出信号が得られる。
本実施例は次の利点を有する。
(1) 字状のシールド部材18を配設したので、
第1図に示す導体1に隣接する導体1aに電流
が流れることによつて生じる磁束の影響をリー
ドリレー3が受けにくくなる。
第1図に示す導体1に隣接する導体1aに電流
が流れることによつて生じる磁束の影響をリー
ドリレー3が受けにくくなる。
(2) 電流検出器2は導体1に直接に固着する構造
であるので、取り付けのスペースが少なくてす
む。
であるので、取り付けのスペースが少なくてす
む。
(3) シールド部材18も導体1に取り付ける構造
であるので、取り付けのスペースが少なくてす
み、且つ容易に取り付けることができる。
であるので、取り付けのスペースが少なくてす
み、且つ容易に取り付けることができる。
(4) 容器4の中に導体1を囲むように磁性板を環
状に配置し、このギヤツプ9に隣接してリード
リレー3を配置したので、導体1に流れる電流
による磁束をリードリレー3に効果的に作用さ
せることができる。
状に配置し、このギヤツプ9に隣接してリード
リレー3を配置したので、導体1に流れる電流
による磁束をリードリレー3に効果的に作用さ
せることができる。
(5) 電流検出器2はネジ17を介してシールド部
材18に連結されてはいるが、容器4はシール
ド部材18に接していないので、シールド部材
18からのストレスが電流検出器2に加わるこ
とが少ない。
材18に連結されてはいるが、容器4はシール
ド部材18に接していないので、シールド部材
18からのストレスが電流検出器2に加わるこ
とが少ない。
(6) スペーサ16を介してネジ17で締付固定し
ているので、ネジ17による固定で電流検出器
2に加わるストレスを軽減することができる。
ているので、ネジ17による固定で電流検出器
2に加わるストレスを軽減することができる。
(7) 電流検出器2に孔7を設け、字状シールド
部材18にも貫通孔24,25を設け、ここに
導体1を挿通するように構成したので、導体1
に対する安定的な取り付けを容易に達成するこ
とができる。
部材18にも貫通孔24,25を設け、ここに
導体1を挿通するように構成したので、導体1
に対する安定的な取り付けを容易に達成するこ
とができる。
本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えば、リードリレ
ー3の代りにホール素子等の磁電変換素子を容器
4に内蔵させる構造にしてもよい。また、ネジ1
4もシールド部材23に螺合するようにしてもよ
い。また、磁性板8及びシールド部材18を鉄板
とせずに、パーマロイ、アルニコ等の磁性体で形
成してもよい。
く、変形可能なものである。例えば、リードリレ
ー3の代りにホール素子等の磁電変換素子を容器
4に内蔵させる構造にしてもよい。また、ネジ1
4もシールド部材23に螺合するようにしてもよ
い。また、磁性板8及びシールド部材18を鉄板
とせずに、パーマロイ、アルニコ等の磁性体で形
成してもよい。
第1図は本考案の実施例に係わる電流検出装置
を示す正面図、第2図は第1図の電流検出装置の
左側面図、第3図は第1図の電流検出器の平面
図、第4図は第1図の電流検出器の斜視図、第5
図は電流検出器の容器の半体を取り外して内部を
示す平面図、第6図はシールド部材の斜視図であ
る。 1……導体、2……電流検出器、3……リード
リレー、4……容器、8……磁性板、18……シ
ールド部材。
を示す正面図、第2図は第1図の電流検出装置の
左側面図、第3図は第1図の電流検出器の平面
図、第4図は第1図の電流検出器の斜視図、第5
図は電流検出器の容器の半体を取り外して内部を
示す平面図、第6図はシールド部材の斜視図であ
る。 1……導体、2……電流検出器、3……リード
リレー、4……容器、8……磁性板、18……シ
ールド部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電流が流れる長手の導体を囲むように形成され
且つギヤツプを有している磁性体板と、 前記ギヤツプの磁束が作用するように配置され
た磁気応答素子と、 前記磁性体板及び前記磁気応答素子を収容し、
前記導体に取り付けられている容器と、 3つの面を有するコ字状に形成され、前記容器
を囲むように配置され、前記3つの面の内の対向
する2つの面に貫通孔が形成され、前記貫通孔に
前記導体が挿通され、且つ前記導体に取り付けら
れているシールド部材と から成る電流検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987151180U JPH0450540Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987151180U JPH0450540Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455459U JPS6455459U (ja) | 1989-04-05 |
JPH0450540Y2 true JPH0450540Y2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=31424994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987151180U Expired JPH0450540Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450540Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5731363B2 (ja) * | 2011-11-28 | 2015-06-10 | 株式会社豊田自動織機 | 電流検出装置 |
WO2016203781A1 (ja) * | 2015-06-15 | 2016-12-22 | 株式会社村田製作所 | 電流センサ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495674A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5982867U (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-04 | 三菱電機株式会社 | 電流測定装置 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP1987151180U patent/JPH0450540Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495674A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455459U (ja) | 1989-04-05 |
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