JPH04505324A - 9α―ヒドロキシ―19,11β―橋かけステロイド、その製造およびこれを含有する調剤学的調製剤 - Google Patents

9α―ヒドロキシ―19,11β―橋かけステロイド、その製造およびこれを含有する調剤学的調製剤

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JPH04505324A
JPH04505324A JP2507695A JP50769590A JPH04505324A JP H04505324 A JPH04505324 A JP H04505324A JP 2507695 A JP2507695 A JP 2507695A JP 50769590 A JP50769590 A JP 50769590A JP H04505324 A JPH04505324 A JP H04505324A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 9α−ヒドロキシ−19,11β−柵か5けステロイド、その製造およびこれを 含有する詞剤竺的詞製剤本発明は、特許請求の範囲において記載した対象、つま り新規9α−ヒドロキシ−19,11β−橋かけステロイド、その製造、この化 合物を含有する一剤学的調製剤、医薬品を製造するためのその用途、ならびにこ のために必要な新規中間体に関する。
本発明による9α−ヒドロキシ−19,11β−橋かけステロイドは、一般式1 : R1はメチル基またはエチル基を表し、R:は水素原子、塩素原子、C1〜C4 アルキル基を表し、 BおよびGは、同じまたは興なり、それぞれ水素原子C3〜C4アルキル基、ま たは−緒になって炭素原子6および7どの間でのj[2の結合を表し、Bおよび R”は−緒になってメチレン基またはエチレン基を表し、 で示される環の基を表し、 その際、R1は、式Iにおいて記載したものをあられし、 Wから出発する点線は、場合により存在する二重結合を表し、 WはCH,−1CH−1CM、 C)(!−またはCHCH。
−基を表し、 R%/R’は、−OR’/−CiiiC−υ−OR’/−(CHり−−CH!− R’−OR’/−CH−CH(CHI)、−CHI−R督特表平4−50532 4 (6) −OR”/−H −OR” / −(CH2) k−CBt C−Uその際、R”は水素原子また は1〜4個の炭素原子を有するアシル基を表し、 Uは水素原子、アルキル基もしくはアシル基中でそれぞれ1〜4個の炭素原子を 有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アシルオキ シアルキル基またはハロゲン原子を表し、R1は水素原子、ヒドロキシ基、それ ぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、0−アルキル基または0−アシル 基を表し、 R1は水素原子、ヒドロキシ基またはシアニド基、1〜4個の炭jl!原子を有 するO−アルキル基または〇−アシル基を表し。
R10は水素原子、それぞれ1−10個の炭素原子を有するアルキル基またはア シル基を表し。
mは0.1.2または3を表し、 kは0、lまたは2を表し、 その際、 R4およびR41は、同じまたは異なり、それぞれ水素原子、シアニド基、−O R”−1−5(0)、RI’−1−N (0) 1lRIIR”−1−0−8O ,RI3−1−P(0)(OR”)x、−5rR14s*たは一8nR”s基を 表し、その際、kは0.1寥たは2の数をを表し、nはOまたはlの数を表し、 R1’は水素原子または01〜C,アルキル基を表し、HasはR”、シアニド 基または01〜C1,アシル基を表し、 R”はペルフルオロ化したC3〜C4アルキル基を表し、R”は01〜C4アル キル基を表し、または8口およびR1!は、−N (0) 、R” R”基にお いてNを組込んで5または6Jの複素還を形成し、その際、環中でなお他のへテ ロ原子N、0*たはSを含有してもよく、 YおよびY′は、同じまたは興なり、それぞれ直接結合、20個までの炭素原子 を有する直鎖または分枝鎖の、場合により二重または三重結合を有するアルキレ ン基、これは場合により1種以上のオキソ−101〜C3゜アシルオキシ−1− OR”−1−3(0)kR”−および/*たi!−N (0)、R”R”基によ り置換されていてもよく、場合により置換されたアリーレン基を表し、または R’−YおよびR”−Y’は、−緒になって場合により置換された飽和または不 飽和のまたは芳書族の0〜2個の酸素原子、硫黄原子および/またはN Rl  1基を有する5または6員環の基を表し、ただしR11がC1〜C,アルキル基 を表す場合にkおよびnは0より大きいものとし、 11Aは、次の式: その際、MおよびNは一緒になって第二の結合を表し、または Mは水素原子を表し、およびNはヒドロキシ基を表し、その際、B、 R’、G 、 R1,DおよびEは、水素原子を表し、 および又は酸素原子、2個の水素原子またはヒドロキシイミノ原子団N−OHを 表し。
R3およびDは、同じまたは異なり、それぞれ水素原子、ニトリル基またはC1 〜C4アルキル基または一緒になってメチレン基またはエチレン基を表し、Eは 水素原子、01〜C4アルキル基を表し、DおよびEは一緒になって、炭素原子 1および2の間の第二の結合を表し、 または−緒になって、メチレン基を表し、または b) または C) を表し、その際、RI 1は水素原子またはC1〜C8アルキル基を表すコなら びに場合によりそれと酸との調剤学的に認容性の付加塩によって表される。
Y−R’−HおよびY′は1位でオキソ基で置換されたエチレン基およびR4′ −Ht”ある場合、Y’ −R4/としてアセチル基が存在し、これは本発明の 範囲内で重要な役割をはたす。
フェニル環の置換の場合、単置換は3位、4位または5位にあるのが有利であり 、二置換は、縮合した第2の環、たとえばシクロヘキセン環、ビロール環、フリ ル環、ビロリン環、1,3−ジオキサシクロペンテン環、ピラゾリン環、ジデヒ ドロモルホリン環、ジデヒドロピペリジン環、ジデヒドロピペラジン環、ジデヒ ドロビラン環、ピリミジン環、ピリジン環、ピラジン環、1,4−ジオキサシク ロヘキセン環を形成して4位および5位または3位および4位にあるのが有利で ある。
特表平4−505324 (7) R1オヨヒR”−t、t、<i*R”、R”、 B%GオヨT7Dがアルキル基 である場合、これはR1の場合lまたは2個、R”の場合1〜8個、その他は1 〜4個の炭素原子を有し、その際、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ ピル基、ブチル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基が有利である。
R”はアシル基である場合、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリ ル基およびベンゾイル基が有利である。
R”およびR′2が一緒になって璽素原子を組込んで複索環の5員または6員環 を表し、これはN−およびCM子以外になお付加的に1個の0−またはS原子を 含有してもよく、たとえばビロール環、とロリジン環、ピペリジン環、ピペラジ ン環、モルホリン環、オキサ環およびチアゾリジン環ならびにチアジアゾリジン 環が挙げられる。
一般式1のR暴およびR′ならびにR7、R3、R−、R10およびUに含まれ るアルキル基、アルコキシ基ならびにアシルオキシ基は、それぞれ1〜4個の炭 素原子を含有し、この場合、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基 、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、インプロポキシ基、ホルミル基、ア セチル基、プロピオニル基およびインプロピオニル基が有利である。
R6中のアルケニル基のうち、E−またはZ配置に存在することができるプロペ ニル基およびブテニル基が有利であり、つまりR′が−0M軍CH−(CHz  )、CH,−R’である場合、kは有利にOまたは1を表す。
一般式Iの新規化合物は、本発明により請求項13による方法によって製造され る。
同様に、本発明の対象である一般式11:R1はメチル基またはエチル基を表し 、1は1または2の数を表し、 Kはケタールまたはチオケタールの形でブロックされたケト基を表し、 Halは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、R4a、R” ”、Y’ およびYtBは、シアニド基を除いて、R4、R4′、 YおよびY′と同様の ものを表し、この場合、場合により存在するヒドロキシ基、メルカプト基、アミ ノ基、オキソ基および/または113Mアセチレン基は保護されている〕の中間 体の製造のため、欧州特許出願公開ji02ss428号明細書に記載された式 )Ila: [式中、R1およびKは前記したものを表し、Hal′は塩素原子または臭素原 子を表すコの化合物から出発するか、または lIr1mに欧州特許出願公開第0283428号明細書に記載された手順によ り得られた一般式l11b:[式中、Ri8+、ylll、R4aおよびYaな らびにK、]およびR1はすでに前記したものを表す]の化合物から出発する。
一般式111aもしくはllTbの化合物において、一般に、さらに圧路させる 前にフェニル環の2位にある塩素原子を、たとえば倒8a)、b)に記載したよ うな条件下で臭素原子(またはヨウ素原子)に交換することができる。
次の工程において、一般式111aまたはI)Ibの化合物を、たとえばJ、  Org、 Chew、、 38. No、 12゜5、2267 (1973) またはJ、 Org、 Chew、、 44. No、 8゜S、 1351  (1979) に記載した手順によりたとえば過酸を用いた反応により、9.1 1−二重結合のエポキシ化により、一般式11の化合物に変換する。エポキシ化 剤としてm−クロロ通安息香酸を用いるのが有利である。
場合により19−フェニル環において存在する官能基の保護の後、一般式IIの 新規化合物は環化される。
Kにより包括されるヒドロキシ保護基、メルカプト保護基およびケト保護基は、 酸性の媒体中で容易に分割可能な基、たとえばメトキシメチル基、エトキシメチ ル基、テトラヒドロピラニル墓、エチレンジオキシケタール晶、エチレンジチオ ケタール基または2.2−ジメチルトリメチレンジオキシケタール基である。
19−フェニル環に存在する1または複数のヒドロキシ基は、塩基性で除去でき る基、たとえばメトキシ基により保護される。これはたとえばナトリウムチオフ ェルレートを用いた反応により再度分割することができる。アミノ基または第3 級アセチル基(たとえばトリメチルシリル基およびt−ブチルジメチルシリル基 )のための保護基は、たとえば当業者には同様に公知で特表平4−505324  (8) あり、所望の反応手順によっても文献により公知の方法によっても分割すること ができる[5ynthesis 1980゜627、J、Org、Chew、4 6 (1986) 2280コ 。
式IIから同様に本発明の対象である一般式IVb:[式中、R1、Kおよび] ならびL R” a、 Y ’ ”、Raaおよびyaは前記したものを表す] の新規の9α−ヒドロキシ−19,11β−ステロイドへの反応は、反応種とし てアリールアニオンを介して行われ、これは一般式IIの化合物の19−フェニ ル環中でのオルト−塩素原子、臭素原子(またはヨウ素原子)のMe4イオン、 M g X”イオン、Cu’イオンまたはCuX◆イオン(Me’swアルカリ イオン、X−Cl、Br。
■)とのハロゲン−金属交換により得ることができる。
ハロゲン−金属交換およびそれに引続く一般式IVbの化合物への環化を行うた めに、たとえば不活性溶剤、たとえばジエチルエーテル中のn−ブチルリチウム (例1b参照)、t−ブチルリチウムまたは金属性リチウムが使用される。
この場合、6員環(11−C原子へ閉環)が生じ、5員環C9−0M子への閉環 )が生じないのは意想外であったに追いない0票似の場合には、もっばら5員環 の形成が観察された(J、 Org、 Chew、、 43. No、 19゜ 5、3800 (1978)およびBaldwin−Regeln in J、  Chew。
Soc、、 Chew、 Commun、 734 (1976)参照)。
こうして得られた環化生成物を、一般式lに記載の最終的に所望の最終生成物へ 変換することは、文献に公知の方法と同様に(たとえば、 J、 Fr1ed、  J、A、 Edwards、 ”Organic Reactions in  5teroid Chemistry”。
Van No5trand Re1nhold Company 1972.  Vol、l and 2;”↑erpenoids and 5teroids ”、 5pecialist Partodical Report、 The  Chemical 5ociety、 London、 Vol、 1−12 参照): まず最初に、 a)C−17ヒドロキシ基を酸化し、引続き、b)19,11β−フェニレン環 中の場合により保護基を有するヒドロキシ基から、この保護基を取去り、所望の 場合に、ヒドロキシ化合物から相応するペルフルオロアルキルスルホネート(C ,〜C,)を製造することができ、場合によりペルフルオロアルキルスルホネー トを直接かまたはペルフルオロアルキルスルホネート脱離基をスズトリアルキル 基と交換することにより相応するスズトリアルキル化合物を介して、場合により さらに反応させることにより19,11β−フェニレン環中に所望の置換モデル を有する化合物に変換するか、 またはまずb)次いでa)を笑施し、その後、C)環りを、所望の方法で、公知 の方法で官能性にし、こうして得られた生成物に、3−オキソ基を放出する二と ができる脱水剤を作用させて、4(5)−二重結合を形成させると同時に水を分 割し、その際、所望の場合に、3−オキソ基の放出および水の分割が順々に行わ れ、引続き、場合により中間で放出される19゜11β−フェニレン環中におよ び/またはZ中に含まれる官能基を新たに保護した後、ステロイド骨格の環Aお よびBに所望の官能基を導入するか、またはd)こうして得られた生成物を、3 −オキソ基を放出することができる脱水剤を作用させ、4(5)−二重結合を形 成させると同時に水を分割し、所望の官能基をステロイド骨格の項八およびBに 導入し、引続き3−オキソ基を保護した後、環りを所望の方法で官能性にするか 、 または工程a)およびb)を工程C)またはd)の後に実施し、こうして得られ た生成物を、場合により保護基を取去り、所望の場合に、19,11β−フェニ レン環中に場合により含まれるヒドロキシ基、メルカプト基および/またはアミ ノ基をアルキル化するかまたはアシル化し、場合によりアリール置換基中にシア ニド基を導入し、場合によりアリール置換基中に場合により含まれるアミノ基お よび/またはスルフィド基を酸化し、場合によりヒドロキシルアミン−ヒドロク ロリドを用いて、Xがヒドロキシイミノ原子団N〜OHを表す一般式Iの生成物 に変換させ、ならびに場合により調剤学的に認容性の酸付加塩を製造する。
この反応工程の経過において、中間体に、たとえばZ中に含まれる官能基に対し て、引続く環AおよびBの官能性化の際に、または引続く環りの形成の際に3− ケト基に対して、中間で新に保護基を導入する必要がある。
はとんど全ての最終生成物の製造に必要な17β−ヒドロキシ基の酸化は、公知 の方法で、たとえばオツペナウアー酸化によりまたはクロム酸試薬(ジョーンズ 試薬またはクロム酸ピリジン)を用いて実施する。
同時の水分割下でおよび4(5)−二重結合の形成下で3−ケト官能基の放出は 、酸または酸性イオン交換体を用いて処理することにより行う。この酸性処理は 公知の方法で、相応する5α−ヒドロキシ−3−ケタールを水と混合可能な溶剤 、たとえばメタノール、エタノールまたはアセトンに溶し、この溶液に触媒員の 鉱酸またはスルホン酸、たとえばam、硫酸、ホスホン酸、過塩素酸またはp− トルエンスルホン酸、または有機酸、たとえば酢酸を、存在する保護基が取去ら れかつ場合により水が分割するまで作用させること特表平4−505324 ( 9) により行われる。0〜100℃の温度で進行するこの反応は、酸性イオン交換体 を用いて行ってもよい、この反応の進行は分析方法、たとえば取出した試料の薄 層クロマトグラフィーにより追跡することができる。
一般に、反応工程中での保護基の放出および水分側は、相応する5α−ヒドロキ シ−3−ケタールもしくは5−エン−3−ケタールを強酸媒体中で1例1i)に 記載したと同様に、一定時間反応させることにより行った。しかし、本発明によ ると、まず相応する5α−ヒドロキシ−3−ケタールを、中程度の酸性媒体中で 、場合により0℃以下の温度で短時間処理することにより相応する5α−ヒドロ キシ−3−ケト化合物が得られ、場合により例8示したように単離することによ り、2つの別々の反応工程中で保護基の除去および水分側を実施することが同様 に良好に可能となる。この5α−ヒドロキシ−3−ケト化合物を、次に水を分割 させながら酸をさらに作用させることにより3−ケト−4−エン化合物に変換さ れる。
水分側なしでの保護基の選択的除去は、多くの場合、0℃以下で短時間に反応さ せる際に、強酸性媒体(たとえば4N MCI)中で行われる。
本発明の特別な利点は、19−フェニル基に導入することができる置換基の広い 帯域幅にある(M、 Pereyre、 J、−P、 Quintard、 A 、 Rahm、 Tin in Organic 5ynthesis; Bu tterborths、 1987) 、さらに、最終生成物において存在する 置換基R’−Y−もしくはR” −Y′−は、一般式)Tlbの化合物を介して 直接導入することができる(欧州特許出願公開第0283428号明細書参照) 。
本発明のもう一つの実施態様を用いて、環化の直後に、すなわち環A、Bおよび Dの構造決定の前、それと同時またはその直後にこの置換基を導入することによ り、19,11β−フェニレン基中の置換基を広い範囲にわたり変化させること ができる。これに対して、式IVb中の19,11β−フェニレン基中に存在し かつ保護された1個以上のヒドロキシ基から保護基を取去り、この遊離OH化合 物からペルフルオロアルキルスルホン酸無水物(アルキル−*C+〜C,)を用 いた反応により公知方法[P、 J、 Stang、 M、 Hanack a nd L。
R,5ubra11anian、 5ynthesis 85 (1982)] により相応するペルフルオロアルキルスルホネート化合物が製造される。
この場合、遷移金属触媒反応(有利にPd’)においてペルフルオロスルホネー ト放出基が、本質的にほぼ同時に置換されながら、所望の置換基またはこの前駆 体により追出されるように進行する(J、 E、 McMurryand S、  Mohanraj、 Tertahedron Letters、 24.  No、 27゜No、 27.3.2723−2726.1983; X、 L u und J、 Zhu、 Conmunications、 S、 726 −727,1987; Q、 −Y、 Chen undZ、 −Y、 Yan g、 Tetrahedron Letters 27. No、 10.3. 1171−1174. 1986; S、Cacchi、P、G、C1atti ni、E、Marera und G、0rtar、Tetrahedron  Letters、27.No、33.5.3931−3934,1986; A 、M、Echavarren und J、K。
5tille、J、Am、Chew、Sac、1987. 109. S、54 78−5486)か、またはペルフルオロアルキルスルホネート化合物から、中 間体を介在させておよび遷移金属により接触させ、相応するトリオルガニルスタ ニル化合物、有利にトリーn−アルキルスタニル化合物を製造する[J、 K、  5tile、^ngew、 Chert、 98 (1986)、 S、 5 04−519]、これは引続き、ハロゲン置換された、有利に臭素置換されたか またはヨウ素置換された炭素環式(例6c参照)または複素連成fff族化合物 (例3C参照)[Y、 Azuma、 H,Mitoh、 Com+munic ations、 S、 564−565゜1986; T、 J、 Ba1le y、 Tetrahedron Letters、 27. No。
37、 S、 44074410.1986] (これは、場合によりなお他の 置換基を有していてもよい)を用いて反応させる;19.11β−7エニレン基 は、所望の置換基もしくは所望の置換基の前駆体を有している。この前駆体は、 有機化学の通常の方法により最終的に所望の化合物に継続処理することができる 。
19フエニル環が2個の保護されたヒドロキシ基を有する場合、まず一方の(最 初の)ヒドロキシの保護基だけを選択的に除去し、遊離ヒドロキシ基を官能性に し、引続き場合により、N2のヒドロキシ基の保護基を分割し、このヒドロキシ 基を、場合により最初のヒドロキシ基に存在する官能基と反応させることにより 変成する。
3.4−二重結合の他に、1.2および/または6゜7−二重結合の導入は、公 知の方法により、脱水素剤、たとえば二酸化セレン、クロロアニル、タリウムト リアセテート、またはジクロロジシアノベンゾキノン(DDQ)を用いてもしく はアリル−またはジェノールエーテル臭素化および引続く臭化水素分割により行 われる[J、 Fr1ed、 J、 A、 Edwards、 Organic  Reacti。
ns in 5teroid Chemistry、 Van No5tran d Re1nhold Company 1972. S、 265−374. 1: Tetrahedron 42. (1986)2971コ 。
このアリル臭素化は、たとえば、N−ブロモスクシンイミド、N−ブロモアセト アミド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインまたはジブロモテト ラクロロエタンを用いて、ラジカル形成剤、たとえば過酸化ジベンゾイルの存在 で、溶剤中で行われる。
溶剤として、非プロトン性溶剤、たとえばジオキサンおよび#i素化した炭化水 素、たとえば四塩化炭素、クロロホルムまたはテトラクロロエチレンが挙げられ る。
この反応は、0℃〜溶液の沸点で行われる。
ジエノールエーテル臭素化は、たとえばステロイズ(Steroids ]、  233)中の手順と同様に実施される。
Δ6−二重結合の形成下での臭化水素分割は、6−ブロモ化合物を塩基性物質、 たとえば臭化リチウムお特表平4−505324 (1Q) よび炭酸リチウムと共に、または臭化リチウムと炭酸カルシウムと共に、非プロ トン性溶剤、たとえばジメチルホルムアミド中で、50ないし120’Cの温度 で加熱して行われる。HBr分割のもう一つの方法は、6−ブロモ化合物をコリ ジンまたはルチジン中で加熱することである。
飽和埋入からめ発し、たとえば、臭素化により2゜4−ジブロモ−3−ケトンに し、ジブロミドのたとえばジメチルホルムアミド中での炭酸リチウムまたは炭酸 カルシウムおよび臭化リチウムを用いた脱臭化水素により二重結合を1,2−お よび4,5位置に同時に導入することができる。
6−メチレン基の導入は、たとえば3−アミノ−3(4)、5 (6)−ジエン 誘導体から出発し、アルコール性溶液中でホルマリンと反応させることにより( Helv、 Chin、 Acta、 56 (1973) 2396) 6  a−ヒドロキシメチル基にし、引続き、たとえばジオキサン/水中で塩酸を用い る酸性水分割させることにょろり行うか、または、3−アルコキシ−3(4)、  5 (6)−ジエン誘導体から出発して、米国特許第4544555号明細書 に記載された方法と同様に行うか、または、3−オキソ−4(5)−エン誘導体 から直接出発し、5ynzbesIs (1982) 34の手順と同様に行う ことができる。
6−メチレン化合物を6.6−エチレン化合物にメチレン化することは、ジメチ ルスルホキソニウムメチリドを用いて行う、このため、6−メチレン−ステロイ ドは、鉱油中の水素化ナトリウムおよびジメチルスルホキシドを用いたトリメチ ルスルホキソニウムヨーシトの懸濁液に、またはジメチルスルホキシド中のトリ メチルスルホキソニウムヨーシトおよび水素化ナトリウムの溶液に添加される。
この反応は、20〜40℃で15〜60分の後に完了する(J、 A!1. C hew、 Soc。
84(1962) 866:欧州特許!0150157号明細書)。
2−メチレン基の導入はA、 J、 Manson und Wood [:J 。
Org、 Cbera、 32 (1967) 3434コの方法またはそこに 引用された方法と同様に行われる。
2−メチレン化合物を2.2−エチレン化合物にメチレン化することは、6−メ チレン化合物のメチレン化と同様に行うCCherg、 Ber、 9g(19 65) 1470参照コ。
2位で千ノーもしくはジアルキル化した化合物は、たとえばり、 Nedele c、 Tetrahedron 30 (1974) 3263の方法と同様に 得ることができる。
1位もしくは7位でアルキル化された化合物は、公知の方法(J、 Fr1ed 、 J、A、 E4wards: Organic Reactions in  5teroid Chemistry、 Van No5trand Rer nholdCompany 1972゜5eite 75−82,2;およびJ 、 Am、 Chew。
Soc、 99(1977) 1673)により相応するエノンに1.4−もし くは1.6−付加により得ることができる。
6位でアルキル化された化合物は、たとえば相応する5α、6α−エポキシドの 開裂および継続反応により得ることができる(J、 Fr1ecl、 J、 A 、 Edwards: Organic Reaction in 5tero id Chemistry、 Van No5trandReinhold C ompany 1972.5eite 82−86.2) 。
1α、2α−16α、7α−16β、7β−メチレン化合物または1α、2α− メチレン構造要素の、双方の6,7−メチレン構造要素との組合せは、ジアゾメ タンまたはジメチルスルホキソニウムメチリドの相応するエノンへの付加により 、もしくは相応するアリルアルコールのシモンズースミス反応(J、 Fr1e d、 J。
A、 Edwards: Reactions in 5teroid Che mistry、 VanNostrand Re1nold Company  1972.5eite 100−126; Rev、 Soc、 Quim、  Mex、 (1969) 171A: Cherl、 Ber、 101(19 68) 935; Chew、 Her、 99 (1966) 1118:  Zeitschr。
f、 Naturf、 +9b (1964) 944)により得ることができ る。
2および3位に環生成したイソオキサゾール環の製造は、2−ヒドロキシメチレ ン化合物の合成[5teroids 6 (+962) +78; J、 Ar ber、 Chert、 Soc、 83 (1961) 1478]およびヒ ドロキシルアミンとの反応を介して行う [J、Med、 Cben、 6 ( 1963) l] 。
[2,3−d]エノンキサゾールも、2−シアノ−ステロイドの合成のために良 好な出発材料である[J。
Med、Che!1.6 (1963) 1コ 。
2および3位に環生成したピラゾール環の製造は、2−ヒドロキシメチレン−3 −オキソーエダクトとR日置換ヒドラジンとの反応により行う(米国特許jI3 704295号明細書)。
ステロイド骨格のC−6にクロロ−もしくはメチル置換基を導入することは、た とえばドイツ連邦共和国特許出願公告第1158966号、米国特許第4544 555号および米国特許114196203号明細書に記載された方法により相 応する6、7−エポキシドもしくは6−メチレン誘導体を介して行うか、ならび に酸性条件下で6−クロロ−3,5−ジェノールエーテルのジクロロジシアノベ ンゾキノン(DDQ)を用いた酸化により行うCベルギー国特許@621197 号明細書(1962)コ。
オキソ基の除去により、一般式I (ただし、Xは2つの水素原子を表す)の最 終生成物にすることは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開j128054 90号FIA細書に記載された手順により、チオケタール化し、引続き還元分割 することにより行うことができる。
D−ホモステロイド骨格を有するエダクトは、たとえばAu5tralian  J、 Chem、 8 (1955)、 519およびOrganic Rea ctions in 5teroid Che+++1stry” Vol 2 .388に開示された手順と同様に、ティフッ−転位により得ることもできる。
必要な17α−アミノメチル−17β−ヒドロキシ化合物は、たとえばアンモニ アを用いた17.20−スピロエポキシドの開裂を介してま特表平4−5053 24 (11) たはアセチル化した17β−ヒドロキシ−17α−シアノ化合物のリチウムアル ミニウム還元によって得ることができる。このスピロエポキシドは、相応する1 7−ケトンをジメチルホルムアミド中でジメチルスルホニウムメチリドを用いて 反応させることにより得られる[Journal f、 prakt、 Che mie 314 (1972)、 667−668コ、アセチル化したシアンヒ ドリンは、シアン化水素の相応する17−ケトンとの付加、および引続き公知手 段(たとえば、Au5tralian J、 Chew、 8 (1955L5 19)によるアセチル化により得ることができる。
不飽和のD環を有するエダクトは、たとえば17−ケトンの相応する二ノール化 合物の変成したサエグサー酸化(Tetrahedron 42 (1986)  2971)により得ることができる。たとえばトリメチルシリルエノールエー テルは、17−ケトンをテトラヒドロフラン中でリチウムジイソプロピルアミド を用いて相応するエルレートに変換し、トリメチルクロロシランにより捕捉する ことにより製造することができる(S)+nthesis 1183゜1)。
置換基R″およびR6の導入は、たとえばC−17−ヒドロキシ基のオツペナア ウアー酸化により得られた17−ケトンの核性付加によるC−17−側鎖形成の 通常の方法により、および継続反応じ丁erpeno】dsand 5tero ids″、 5pecialist Periodical Report、  TheChemical 5ociety、 London、 Vat、 1− 12)により行う。
R6としての置換基−CミC−U[式中、Uは前記したものを表すコの導入は、 一般式MC4iiiC−1J’[式中、Uはアルキン保護基、たとえばトリメチ ルシリル基またはτ−ブチルジメチルシリル基を表すが、Uが1〜4個の0厘子 を有するアルキル基を表す場合には、U′自体が基Uであるコで示される化合物 を用いて行う。
有機金属化合物はその場で(in 5itu)生成することができ、17−ケト ンを用いて反応させることもできる。たとえば、17−ケトンに、適当な溶剤中 で、アセチレンおよびアルカリ金属、たとえばカリウム、ナトリウムまたはリチ ウムを、アルコールの存在でまたはアンモニアの存在で作用させることができる 。このアルカリ金属はたとえばメチルリチウムまたはブチルリチウムの形で作用 させてもよい。溶剤として、特にジアルキルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ オキサン、ベンゼンおよびトルエンが適当である。
3−ヒドロキシプロピン、−プロペンもしくは−プロペンを17位に導入するこ とは、17−ケトンと、プロパルギルアルコール(3−ヒドロキシプロピン)の ジアニオン、たとえばその場で(in 5itu)産生じたプロパルギルアルコ ールのニカリウム塩との反応により17α−(3−ヒドロキシプロブ−1−イニ ル)−17β−とドロキシ誘導体にするかまたは3−ヒドロキシプロピンの金属 誘導体、たとえばl−リチウム−3−(テトラヒドロビラン−2′−イルオキシ )−プロブ−1−イン−1−イドとの反応により17−[3−(テトラヒドロビ ラン−2′−イルオキシ)−プロブ−1−イニルツー1フβ−ヒドロキシ誘導体 にし、これを引続き水素化して17−(3−ヒドロキシプロピル−もしくはヒド ロキシプロペニル)17β−ヒドロキシ化合物にするこができる。これは、たと えば溶剤、たとえばメタノール、エタノール、プロパツール、テトラヒドロフラ ン(THF)または酢酸エステル中で、貴金属触媒、たとえば白金またはパラジ ウムを添加しながら、室温でかつ常圧で水素化することにより行う。
相同のヒドロキシアルキン基、ヒドロキシアルケン基およびヒドロキシアルカン 基の導入は、相応する方法で、プロパルギルアルコールの同族体を用いて行う。
ヒドロキシプロペニル基中にZ配置の二重結合を有する化合物は、アセチレン性 三重結合を失活した貴金属触媒を用いて水素化することにより生じる(J、 F r1ed、 J、 A、 Edwards: Organic Reactio ns in SteroidChemistry、 Van No5trand  Co+mpany 1972.5eize 134;und H,O,Mou se: Modern 5ynthetic Reactions 1972、 5eite 19) 、失活した貴金属触媒として、たとえばアミンの存在での 硫酸バリウム上の10%のパラジウム、または酢酸鉛(1■)の添加下での炭酸 カルシラム上での5%パラジウムが挙げられる。この水素化は当量の水素の吸収 の後で中断される。
ヒドロキシプロペニル基中でE配置の二重結合を有する化合物は公知方法でアセ チレン性に三重結合の還元により生じる。この文献中で、アルキンのトランスオ レフィンへの一連の変換法が記載されている、たとえば液体アンモニア中でのナ トリウムを用いた還元(J、Am、 Chew、 Sac、 63 (+941 ) 216) 、液体アンモニア中でのナトリウムアミドを用いた還元(J、  Chew。
Sac、 1955.3558) 、低分子アミン中テノリチウムを用いた還元 (J、 A、 Chew、 Soc、 77 (1955) 3378)、ホウ 素を用いた還元(J、 Ars、 Chem、 Soc、 93’(1971) 3395 und 94 (1972) 6560) 、ジイソブチルアルミニ ウムヒドリドおよびメチルリチウムを用いた還元(J。
Am、 Chem、 Sac、 89 (1967) 5085)および特にリ チウムアルミニウムヒドリド/アルコラード(J、 Am、 Che!1. S oc、 89 (1967) 4245)が記載されている。もう一つの方法は 、水またはジメチルホルムアミドの存在で、弱酸性媒体中で、硫酸クロム(II )を用いた三重結合の還元(J、 Am、 Chew、 Soc、 86 (1 964) 4358)ならびに、一般に酸化段階の変化での遷移金属化合物の作 用による還元である。
ヒドロキシアルケンの導入は、相応する金属化したヒドロキシアルケニル化合物 の付加により、たとえば1−リチウム−3−(テトラヒドロビラン−2′ −イ 特表平4−505324 (12) ルオキシ)プロブ−1(E)−xン(J、 Org、 Ohem。
402265)または1−リチウム−3−(テトラヒドロピラン−21−イルオ キシ)−プロブ−1(Z)−エン(Synthesis 19g1.999)に より直接行うことができる。同族体はこの種と同様に導入することができる。
17位に3−ヒドロキシプロパンを導入することは、同様に、17−ケトンを3 −ハロゲンプロパツールの金属誘導体を用いて17−(3−ヒドロキシプロピル )−17β−ヒドロキシ化合物もしくは末端のヒドロキシ基が保護された化合物 へ直接反応させることにより行われ、その際、このヒドロキシ基は金属化工程で 、アルコラードとして(Tetrahedron 1.etters ]’11 7s、 3013)または保護した官能基として(J、 Org、 Chew、  3V’。
1947)存在する。保護基としてたとえばエトキシエチル基、テトラヒドロピ ラニル基およびメトキシメチル基が挙げられる。
R’/R’が次の式: を表す一般式1の最終生成物が所望の場合、17−(3−ヒドロキシプロピル) −化合物を公知の方法で、たとえばジョーンズ試薬、軟マンガン鉱、ピリジニウ ムジクロメート、ピリジニウムクロロクロメート、クロム酸−ビリジンまたはフ ェチゾン試薬(Fetizon−Reagenz)炭酸銀/セライト(Comp t、 rend、 267 [+968]900)を用いて酸化する。
R’/R’が次の式: を表す一般式Iの最終生成物の製造は、相応する17−(3−ヒドロキシプロブ −1−(Z)−二重ルー17−β−ヒドロキシーエダクトの閉環反応により行う 。
R’/R’が一緒になって次の式: を表す場合、前記したジヒドロフラン化合物を触媒により水素化させるか、また は相応する17−(3−ヒドロキシプロピル)−17β−ヒドロキシ化合物番環 化させる。
17−シアンメチル側鎖の構成は、公知方法で、17−ケトンから、たとえば1 7−スピロエポキシドを介して、およびZ、 Chew、 18 (1978)  259−260によりHCNを用いたスピロエポキシドの分割により行われる 。
17−ヒドロキシアセチル側鎖の導入も、公知の方法で、たとえばJ、 Org 、 Chew、 47 (1982)、 2993−2995、 Chern、  Ber、 113 (1984)、 ’+184もしくは米国特許第4600 538号明細書に記載された方法により行われる。
次の原子団: の導入のため、トシルメチルイソシアニド(Chew、 Ind、 19722 13>を用いて17−ケトンを17−ニトリル化合物(Tetrahedron  31(1975)、2151)に変換し、これをメチルリチウムまたはメチル マグネシウムプロミドを用いて17−アセチル化合物に変換し、これをテトラヒ ドロフラン中でに−t−ブチレートを用いてエノール化し、ヨウ化メチルと反応 させて所望の17α−メチル−17β−アシル原子団を提供する。ニトリルへの メチル付加および引続くアルキル化の順序は、逆に実施してもよい。
Z中、もしくは19,11β−フェニレン環中に存在する遊離ヒドロキシ−もし くはヒドロキシ−、メルカプト−および/またはアミノ基は、公知方法でアルキ ル化するか、またはアシル化することができる。
19.11β−フェニレン環中に含まれるスルフィドおよび/またはジアルキル アミンは、適当な酸化剤(たとえば過酸化水素もしくは過酸)により所望のスル ホキシド(nIllll)、N−オキシド(n=1)[たとえば、Kontak te (Darmstadt) 1986.3. S、 12参照コもしくはス ルホン(n=2)に変換することができる。
ジアルキルアミン−置換基を19,11β−フェニレン環中に有する化合物は、 たとえばOrg、 Reactions 7.198 (1953)、 K、  L Bentley、 Tecbmiques of Organic Che rnistry 11.773 (1963)および)Iouben4ey1. 5/4.151 (+960)に記載された手順と同様に、非プロトン性溶剤、 たとえばジオキサン、ペンゾールまたはトルエン中で、高めた温度(ブラウンに よるアミン分解)でブロモシアンを用いた反応により、裏好な収率で、相応する (N−シアン−N−アルカリアミノアリール)誘導体に変換することができる。
これは最終生成物におけるR”の最終的に所望のものに応じて、公知の方法で還 元させて相応するジアルキルアミン化合物(たとえばトルエン中でジイソブチル アルミニウムヒドリドを用いてN−ホルミル−N−アルキルアミノフェノ・−ル 中間体にして、引続き水素化アルミニウムリチウムを用いる)もしくはN−H− N−アルキル化合物にする(たとえば水素化アルミニウムリチウムまたは液体ア ンモニア中でリチウムを用いる)、この後者は、引続き所望の場合に文献に公知 の方法によりアシル化し、場合により、引続き公知方特表千4−505324  (13) 法で、たとえば水素化アルミニウムリチウムを用いて新規のジアルキルアミン誘 導体に還元する(ドイツ連邦共和国特許113623038号明細書参照)。
Xが酸素原子を表す一般式lの得られた化合物は、所望の場合に、−20〜+4 0℃の温度でjlI3級アミシアミンでヒドロキシルアミンヒドロクロリドと反 応させることによりオキシム(Xがヒドロキシイミノ原子団N OH1を表し、 その際、ヒドロキシ基はシン−またはアンチ位置にあってもよい)に変換するこ とができる。適当な第3級塩基は、たとえばトリメチルアミン、トリエチルアミ ン、とリジン、N、N−ジメチルアミノピリジン、1,5−ジアザビシクロ[4 ゜3.0コノネン−5(DBN)および1,5−ジアザビシクロ[5,4,0’ lウンデセン−5(DBU)であり、その際ピリジンが有利である。
一般式1の新規の化合物ならびに調剤学的に認容性の酸とそれとの付加塩は有効 な医薬である。これはゲスターゲンレセブターに対して強い親和性を有し、抗ゲ スターゲン、抗グルココルチコイドおよび抗ミネラルコルチコイド特性に関して 意想外に広い範囲を有する。この重要な生物学的有効性は医療目的に利用するこ とができる。
この種の優れた抗ゲスターゲン活性を有する作用物質は、流産の誘発のために適 している、それというのもこの物質は妊娠の維持に必要なプロゲステロンをレセ プターから追出すためである。従って、これは性交後の受精率の制御のためのそ の用途に関して有効でありかつ重要である。
この物質はホルモン性の不規則に対して、月経開始のため、分娩誘導のためおよ び子宮内膜様増殖の治療のために使用してもよい、さらに、この物質はホルモン 依存性のガンの治療のために使用することができる。
一般式Iの化合物の抗ゲスターゲン作用の測定のために、代表して、欧州特許出 願公開第0283428号明細書、12頁に記載されたラット堕胎テストの9α 、17β−ジヒドロキシ−17−(プロブ−1−イニル)−11β、] 9−  [4−(3−ピリジル)−〇−フェニレン]−4−アンドロステン−3−オ、ン を用いて実施した: 投与s、 c、 I!胎数/処理数 mg/動物/d −) 病理学的着床位置 対照 ベンジルベンゾ ニート/ヒマシ油 0/4 本発明による一般式1の化合物ならびに調剤学的に認容性の酸とそれとの付加塩 は、抗グルココルチコイド活性を有し、従って、コルチコイド誘因性障害(緑内 障)の治療のための医薬として、ならびにグルココルチコイドを用いた長期治療 の際に生じる副作用(クッシング症候群)に対抗するための医薬として使用する ことができる。従って、この物質はグルココルチコイドの過分泌に関して起因す る障害、特に脂肪過多症、動脈硬化症、高血圧症、骨粗露症、II尿病、ならび に不眠症に対抗することができる。
抗ミネラルコルチコイド特性を有する本発明による一般式Iの化合物ならびに調 剤学的に認容性の酸とそれとの付加塩は過アルドステロン症が関与している疾患 状態の治療のために使用することができる。
従って、本発明は、調剤学的に認容性の、つまり、使用した投与量において毒性 でない一般式Iの化合物、ならびに調剤学的に認容性の酸とそれとの付加塩を主 体として、場合により常用の助剤および担持剤と一緒に有する医薬にも関する。
本発明による化合物およびその塩は、調剤学の公知の方法により、腸管、経皮、 腸管外または局所適用のための調剤学的調製剤に加工することができる。この化 合物は、錠剤、糖衣錠剤、ゲルカプセル剤、顆粒剤、坐刑、植込剤、注射可能な 無菌の水溶液または油性溶液、懸濁液またはエマルション、軟膏、クリームおよ びゲルの形に加工することができる。
この場合、この作用物質は、調剤学において常用の助剤、たとえばアラビアゴム 、タルク、デンプン、マンニット、メチルセルロース、ラクトース、界面活性剤 、たとえばTweens□Q またはMyrj’[F]、ステアリン酸マグネシ ウム、水性または非水性担持剤、パラフィン誘導体、湿潤剤、分散剤、乳化剤、 保存剤および味覚調整のための芳瞥剤、(たとえば精油)と混合することができ る。
従って、本発明は、作用物質として少くとも1つの特表千4−505324 ( 14) 本発明による化合物または調剤学的に認容性の酸とそれとの付加塩を含有する調 剤学的調製剤でもある。
本発明による生成物と酸との付加塩として、得にヒドロクロリドおよびメタンス ルホネートが挙げられる。
この投与単位は作用物質的1〜100mgを含有する。
本発明による化合物の投与は、ヒトの場合、1日あたり約1〜1000 m g である。
次に、本発明による化合物を実施例につきさらに詳説する。
例1 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−エチル−〇−7エニレン)  −17−(プロプ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オンa)19− (2−ブロモ−5−メトキシフェニル)−3,3−(2,2−ジメチルトリメチ レンジオキシ)−9α、12α−エポキシアントロスタン−5α、17β−ジオ ール メチレンクロリド0.81中の19−(2−ブロモ−5−メトキシフェニル)− 3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−9,11−アンドロステ ン−5α、17β−ジオール47.6g (82,6mmol)の溶液に、室温 で順番に0.5Mの炭酸水素ナトリウム水溶液225m1および67%のm−ク ロロベルベンゾエート22.6gを添加した。引続き、この反応混合物を1.5 時間後攪拌した。後処理のために水相を分離し、これを少量のメチレンクロリド で抽出し、有機相を合わせた。これを順番に飽和チオ硫酸ナトリウム溶液、5% 苛性ソーダ液および水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。
粗製生成物(47,4g)の純度は、次のb)の反応に対して十分であった。特 性調査のために、この粗製生成物400mgを、酢酸エチル/ヘキサンからなる 混合物を用いてシリカゲルでクロマトグラフィーにかけた。19−(2−ブロモ −5−メトキシフェニル)−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ )−9α、11α−エポキシアントロスタン−5α、17β−ジオール357  m gが得られた。
b) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−( 4−メトキシ−〇−フェニレン)−アントロスタン−5α、9α、17β−トリ オール 無水ジエチルエーテル350m1に溶した19−(2−ブロモ−5−メトキシフ ェニル)−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−9α。
11α−エポキシアントロスタン−5α、17β−ジオール41.4g (70 mmol)を、室温で保護ガス下で0.8工−テル性メチルマグネシウムヨーシ ト溶液435m1に添加した。30分間後攪拌した後、この反応混合物に1.6 Mのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン)825mlを添加し、−晩中後攪拌し た。
引続きこれを注意深く氷冷した飽和塩化アンモニウム溶液に注ぎ、有機相を分離 し、水相を酢酸エチルで後抽出した。この有機相を合わせ、飽和食塩水で洗浄し 、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。この粗製生物(37,2g)を 酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマトグラフィー にかけ、白色のフオームとして目的化合物31.3gが得られた。融点M254 〜255℃(酢酸エチル)c) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2 −ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−(4−メトキシ−〇−フェ ニレン)アントロスタン−17−オン ピリジン120m1およびメチレンクロリド875m1からなる混合物に0℃で 少しずつ二酸化クロム35゜Igを添加した。引続き、メチレンクロリド100 m1に溶した3、3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、 19−(4−メトキシ−〇−フェニレン)−アントロスタン−5α、9α、17 β−トリオール30gを同じ温度でゆっくりと滴加し、この反応混合物を水浴温 度でさらに1.5時間後攪拌した。攪拌を終了した後、固体成分が沈澱し、上澄 相をデカントして除去し、沈澱物をメチレンクロリドで数回よく洗浄した0合わ せた有機相を、0.5Mの水酸化カリウム溶液で洗浄することにより残留した無 機成分を除去し、水で中性に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮した 。この残分を酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いてシリカゲルのクロマ トグラフィーにより目的化合物26.7gが白色フオームとして単離された。
d) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−11β、19−(4−ヒドロキシ−〇−フェニレン)−アントロスタ ン−17−オン 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ )−11β、19−(4−メトキシ−0−フェニレン)−アントロスタン−17 −オン25.5g (50mmo l)を無水ジメチルホルムアミド250m1 !:’11し、保護ガス下でナトリウムチオメチレート14gを添加した。不活 性ガス雰囲気下でこの反応混合物を3時間加熱還流させ、引続き室温に冷却し、 次いで氷水41に注いだ、この反応混合物が白色固体として凝集するまで後攪拌 した。引続き、吸引濾過し、多量の水で洗浄し、真空中で乾燥特表千4−505 324 (15) した、目的化合物22.6gが粗製生成物として得られ、この純度は後続する反 応にとって十分であった。
e) 5α、、′9α−ジヒドロキシー3.3− (2,2−ジメチルトリメチ レンジオキシ)−11β、19−(4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ− 〇−)二重しン)−アントロスタン−17−オン5α、9α−ジヒドロキシ−3 ,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−(4−ヒト ロキシー〇−フェニレン)−アントロスタン−17−オン21.85g (44 mmol)を無水メチレンクロリド675m1に溶し、4−ジメチルアミノピリ ジン29.8gを添加した。保護ガス下で、この溶液を引続き一70℃に冷却し 、無水メチレンクロリド60m1中に博したトリフルオロメタンスルホン酸無水 物9.7mlをゆっくりと滴加することにより添加した。30分間後攪拌した後 、この反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、有機相を分離し、水 相をメチレンクロリドで数回抽出した0合わせた有機相を飽和塩化ナトリウム水 溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。残分を、酢酸エチ ル/ヘキサンからなる混合物を用いてクロマトグラフィーにかけることにより、 目的化合物23.1gが白色フオームとして得られた。
f) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−11β、19−(4−ビニル−〇−)二重しン)−アントロスタン− 17−オン 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ )−11β、19−(4−トリフルオロメタンスルホニルオキシー〇−フェニレ ン)−アントロスタン−17−オン4gを無水ジメチルホルムアミド64m1に 溶し、塩化リチウム542mg、テトラキストリフェニルパラジウム0.37g およびトリブチルビニルスズ2.34m1を添加した。引続き、この反応混合物 を1.5時間110℃で保護ガス下で攪拌し、次いで室温に冷却した。セライト で濾過し、フィルター残分を酢酸エチルで洗浄した後、有機相を飽和塩化ナトリ ウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。二の残分を酢 酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーに かけると、目的化合物2゜96gが白色フオームとして生じた。
g) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−11β、19−(4−エチル−〇−フェニレン)−アントロスタン− 17−オン 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ )−11β、19−(4−ビニル−〇−)二重しン)−アントロスタン−17− オン1.5gを無水テトラヒドロフラン15m1l二溶し、ピリジン1.5ml を添加した後、硫酸バリウム上のパラジウム150mg(10%)を触媒として 用いて常圧で水素化した。当量の水素を吸収した後、この反応混合物をセライト を介して吸引濾過し、この濾過残分を酢酸エステルで後洗浄し、濾液を真空中で 濃縮した。酢酸エチルからこの粗製生成物を晶出させると、目的化合物1.26 gが得られた。
h) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19〜( 4−エチル−〇−フェニレン)−17−(プロプ−1−イニル)−アントロスタ ン−5α、9α、17β−トリオール 無水テトラヒドロフラン30m1を0℃でプロピンで飽和した。引続き、この溶 液に1.6Mのブチルリチウム溶液3.7ml (ヘキサン)の溶液に、大きく 温度上昇させずにゆつ(りと滴加した。15分間後攪拌した後、無水テトラヒド ロフラン6mlに溶した5αl 9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメ チルトリメチレンジオキシ)−11β、19−(4−エチル−〇−)二重しン) −アントロスタン−17−オン300mgの溶液を、反応混合物に水浴冷却でゆ フ(りと滴加し、これを−晩中後攪拌した。その後、この反応混合物を水に注ぎ 、水槽を酢酸エチルで抽圧し、有機相を塩化ナトリウム溶液で洗浄した。硫酸ナ トリウムで乾燥し、有機相を真空中で濃縮した後、残分を酸化アルミニウム(中 性、段III)のクロマトグラフィーにかけた。目的化合物295mgが白色フ オームとして得られた。
i) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−エチル−〇−)ユニ しン)−17−(プロブ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オン3.3 − (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−(4−エチル −〇−)ユニしン)−17(プロブ−1−イニル)−アントロスタン−5α。
9α、17β−トリオール280mgをアセトン20m1に溶し、4N塩酸0. 1mlを添加した。40℃で3時間攪拌した後、この反応混合物を飽和炭酸水素 ナトリウム溶液に注ぎ、水相をメチレンクロリドで抽出した。合わせた有機相を 飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した 。
残分を酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いたシリカゲルのクロマトグラ フィーにより、目的化合物234mgが白色フオームとして得られた。融点!1 55〜160℃(ヘキサン/メチレンクロリド)例2 特表平4−505324 (1B) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−ビニル−〇−フェニレン) −17−(プロブ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オンa) 3.3 − (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−(4−ビニル −〇−フェニレン)−17−(プロブ−1−イニル)−アントロスタン−5α、 9α、17β−トリオール 例1h)に記載した手順と同様に、f)で製造したケト化合物1gを相応する1 7−プロピニル化合物に変換した。上記の化合物0.97gが白色フオームとし て得られた。
b) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−ビニル−〇−)ユニ しン) −17−(プロブ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オン例1 i)に記載した手順と同様に、d)で製造したプロピニル化合物0.9gを反応 させた。目的化合物660mgが白色フオームとして得られた。
融点=171〜175℃(ジイソプロピルエーテル/メチレンクロリド) 例3 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フ ェニレン]−17−(プロブ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オ〉a ) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオ キシ)−11β、19−(4−トリーn−ブチルスタニル−0−フェニレン)− アントロスタン−17−オン 例1e)で製造したトリフレート2.6gを無水ジオキサン41m1に溶し、保 護ガス下で、ヘキサ−n−ブチルスズ6.2m1.塩化リチウム521mg、お よびテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム190mgを添加した。引続 き、この反応混合物を100℃に加熱し、1時間後攪拌し、室温に冷却し、真空 で濃縮した。残分を酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いてシリカゲルの クロマトグラフィーにかけた。上記の化合物2.75gが白色フオームとして得 られた。
b) 5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フエニレンコーアンド ロスタンー17−オン a)で製造したスズオルガニル2.7gを無水トルエン41m1に溶し、テトラ キストリフェニルホスフィンパラジウム190mgおよび3−ブロモピリジン4 mlを添加した。引続きこの反応混合物を17時間110℃で加熱し、室温に冷 却し、真空中で濃縮した。
この残分を、酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマ トグラフィーにかけた。上記の化合物1.47gが白色フオームとして得られた 。
c) 3.3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−  [4−(3−ビリジルーローフェニレン]−17−(プロブ−1−イニル)− アントロスタン−5α、9α、17β−トリオール例1h)に記載した手順と同 様に、b)で製造したケト化合物4QOmgを相応する17−プロピニル化合物 に変換した。上記の化合物402mgが白色フオームとして得られた。
d) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−C4−(3−ピリジル)− 〇−フェニレン〕−17−(プロブ−1−イニル)−4−アンドロステン−3− オン 例1i)に記載した手順と同様に、C)で製造したプロピニル化合物380mg を反応させた。目的化合@288mgが白色フオームとして得られた。
融点−203〜205℃(ジイソプロピルエーテル)例4 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−メトキシ−0−フェニレン )−4−アンドロステン−3−オン 例1i)に記載した手順と同様に、例1b)で製造したヒドロキシ化合物0.5 gを反応させた。目的化合物306mgが白色フオームとして得られた。融点− 175〜177℃(酢酸エチル) 例5 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−ヒドロキシ−〇−)ユニし ン)−4−アンドロステン−3−オン a) 3.3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19− (4−ヒドロキシ−〇−フェニレン)−アントロスタン−5α、9α、17β− トリオール 例1d)に記載した手順と同様に、例1b)で製造したメトキシ化合物2.5g を反応させた。酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロ マトグラフィーにより、フェノール2.15gが白色フオームとして得られた。
b) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−(4−ヒドロキシ−〇−フ ェニレン)−4−アンドロステン−3−オン 例14)に記載した手順と同様に、a)で製造したフェノール750 m gを 反応させた。@的化合物39特表千4−505324 (17) 4mgが白色フオームとして得られた。
融点−146〜148℃(酢酸エチル)例6 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−[4−(4−シアノフェニル)− 0−フェニレンツー4−アンドロステン−3−オン a) 3.3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19− (4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−〇−フェニレン)−アントロスタ ン−5α、9α、17β−トリオール 例1e)に記載した手順と同様に、例5a)で製造したフェノール1.25gを 反応させた。酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマ トグラフィーによりトリフレート1.3gが白色フオームとして得られた。
b’) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19− (4−トリーn−ブチルスタニル−〇−フェニレン)−アントロスタン−5α、 9α、17β−トリオール 例3m)に記載した手順と同様に、a)で製造したトリフレート1.25gを反 応させた。酢酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマト グラフィーによりスズオルガニル1.53gが白色フオームとして得られた。
c) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19−  [4−(4−シアノフェニル)−〇−フェニレンコーアンドロスタンー5αl  9α。
17β−トリオール 例3b)に記載した手順と同様に、b)で製造したスズオルガニル1.5gを、 4−ブロモベンゾニトリル4gと反応させた。酢酸エチル/ヘキサンからなる混 合物を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーによりカップリング生成物0.7 3gが白色フオームとして得られた。
d) 9α、17β−ジヒドロキシ−11β、19−[4−(4−シアノフェニ ル)−o−フェニレンツーアンドロスエン−3−オン 例14)に記載した手順と同様に、C)で製造したベンゾニトリル700mgを 反応させた。目的化合物512mgが白色フオームとして得られた。
融点−186〜190℃(ジイソプロピルエーテル)例7 11β、19−(4−ジメチルアミノ−〇−)ユニしン)−9α、17β−ジヒ ドロキシ−17−(プロプ−1−イニル)−4−アンドロステン−3−オンa) 19−(3−ジメチルアミノフェニル)−3゜3−(2,2−ジメチルトリメチ レンジオキシ)−9(l l)−アンドロステン−5α、17β−ジオール19 −(2−クロロ−5−ジメチルアミノフェニル)−3,3−(2,2−ジメチル トリメチレンジオキシ)−9(11)−アンドロステン−5α、17β−ジオー ル10gを保護ガス下でメタノール500m1中に装入し、アンモニウムホルミ ネート5.8g炭素上の(10%)パラジウム2.5.gを順番に添加した。室 温で18時間後攪拌した後、この反応混合物をセライトで濾過し、濾液を真空中 で1縮し、残分をメチレンクロリドに収容した。この有機相を水で洗浄し、硫酸 ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮した。粗製生成物の純度は次の反応のために十 分であった。この物質を完全に特性調査するために、ヘキサン/酢酸エチルから なる混合物を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーにかけた。上記の化合物7 3mgが白色フオームとして単離した。
b) 19− (2−ブロモー5−ジメチルアミノフェニル)−3,3−(2, 2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−9(11)−アンドロステン−5α、1 7β−ジオール a)で製造した粗製生成物9gを0℃でメチレンクロリド450m1中に装入し 、トリメチルアミン3゜1mlおよびN−ブロモスクシンイミド3.78gを順 番に添加した。水浴温度で488時間後攪拌た後、飽和チオ硫酸ナトリウム溶液 を添加し、この水相をメチレンクロリドで抽出した9合わせた有機相を水で洗浄 し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。
残分を、ヘキサン/酢酸エチルからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマトグ ラフィーにかけた。上との化合物9.7gが白色フオームとして得られた。
c)N−(4−ブロモ−3−[9α、11α−エポキシ−5α、17β−ジヒド ロキシ−3,3−(2゜2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−アントロスタン −19−イルクーフェニル)−N、N−ジメチルアミノオキシド 無水メチレンクロリド160m1中のb)で製造したプロミド8.2gの溶液に 、0.5M炭酸水素ナトリウム溶液100m1およびm−クロロベルベンゾエー ト18.2gを順番に添加した。引続き、この反応混合物を室温で1時間後攪拌 し1次いで5%の苛性ソーダ液を添加し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾 燥し、真空で濃縮した。こうして得られた粗製生成物(9,1g)を次の反応に 直接使用した。
特表平4−505324 (19) d) 11β、19−(4−ジメチルアミノ−0−)工二しン)−3,3−42 ,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−アントロスタン−5α、9α、17β −トリオール 例1c)に記載された手順と同様に、C)で得られた粗製生成物9.1gをIM のエーテル性メチルマグネシウムヨーシト溶液140m1および1.6Mのn− プチルリチウム溶液(ヘキサン)360mlと反応させた。ヘキサン/酢酸エチ ルからなる混合物を使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより上記の化合 物3.54gが白色フオームとして単離した。
’H−NMR(CD、C1,) [δ] ppH: 7.1g (IH,d、J 雪9.5)1z);6゜59(1M、dd、J−9,5およびJ1112)1z ) ;6.39(IH,d、 J1t2Hz) ;5゜87 (IH,s) ; 5.36 (1)1. s);3.68 (1)1. n) :3.65−3. 35 (4H,m) ;3゜15 (1)1. d、 J、−17,5Hz)  ;2.94(IH,m) ;2.87 (6H,s) ;2.75(IH。
d、 J、−17,5Hz) :1.02(3H,s) ;0.96 (3M、  s) ;0.22(3H,5)e) 11β、19−(4−ジメチルアミノ− 0−フェニレン)−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−5α 、9α−ジヒドロキシ−アントロスタン−17−オン N−クロロスクシンイミド700mgを0℃で無水メチレンクロリド70m1中 に装入した。ジメチルスルフィド0.49m1を添加した後、この混合物を30 分間後攪拌した。引続き、無水メチレンクロリド35m1に溶したd)で製造し た17−ヒドロキシ化合物3.5gをゆっくりと添加した。水分の遮断下に1゜ 5時間後攪拌した後、トリエチルアミン0.91m1を反応混合物に添加した0 次いで、これを水に注ぎ、水相をメチレンクロリドで抽出し、有機相を飽和塩化 ナトリウム溶液で洗浄した。引続き、これを硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で 濃縮した。残分をヘキサン/酢酸エチルからなる混合物を用いるシリカゲルのク ロマトグラフィーにかけることにより、前記ケトン2゜98gが白色フオームと して得られた。
f) 11β、19−(4−ジメチルア、ミノ−〇−)ユニしン)−3,3−( 2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−17−(プロプ−1−イニル)−ア ントロスタン−5α、9α、17β−トリオール例1h)に記載された手順と同 様に、e)で製造したケト化合物0.5gを相応する17−プロピニル化合物に 変換した。上記の化合物473mgが白色フオームとして単離した。
g)11β、19−(4−ジメチルアミノ−〇−)ユニしン)−9α、17β− ジヒドロキシ−17−(プロブ−1−イニル)−4−アントロスタン−3−オン  例11)に記載された手順と同様に、g)で製造した17−プロピニル化合物 450mgを目的化合物に変換した。上記の化合物212mgが白色フオームと して単離した。
’H−NMR(CDzCIz) CδE ppm: 7.23(IH,d、J− 9,5Hz):6.63 (IH,dd、 J−9,5およびJ、 −2Hz)  ;6.42(IH,d、 J+ −2Hz) :5.99 (1)1. s) ;3.4 (IH,d、 J、!17.5Hz) ;3.13 (II、 m)  ;2.93 (6H,s);2.86(1)1.d、Jzg17.5Hz); 1.9(’38.s);0.4(3H,s)例8 11β、19−(4−エチル−O−フェニレン)−5α、9α−ジヒドロキジア ンドロスタン−3,17−ジオン 例1g)で製造したケト化合物500mgを70%の酢酸10m1中で目的化合 物に反応させた(約60分間攪拌)、生じた反応混合物を水で希釈し、水相をメ チレンクロリドで抽出した1合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液およ び食塩溶液で順番に洗浄し、引続き硫酸ナトリウムで乾燥した。真空中で濃縮し た後、残分をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけた。目的化合物212mg が白色フオームとして単離した。
融点:155〜160℃(酢酸エチル)例9 9α、17β−ジヒドロキシ−17−メチル−11β、19−[4−(3−ピリ ジル)−o−フェニレン]−アンドロステン−3−オン a) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−17−メチル−1 1β、19−[4−(3−ピリジル)−0−フェニレンツーアンドロスタンー5 α、9α、17β−トリオール 無水テトラヒドロフラン15m1に溶した5α、9α−ジヒドロキシ−3,3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−11β、19− [4−(3−ピ リジル)−〇−フェニレンコーアンドロスタンー17−オン1.1gを、0℃で ゆっくりと、ジエチルエーテル中の1.6Mのメチルリチウム溶液17.2ml に添加した。引続き、この反応混合物を氷冷した飽和塩化アンモニウム溶液に注 ぎ、水相を酢酸エステルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し 、真空中で濃縮した後、残分をメタノール/酢酸エチルからなる混合物を用いる シリカゲルのクロマトグラフィーにかけた。出発材料135mgが再生し、上記 の化合物875mgが白色フオームとして得られた。
b) 9α、17β−ジヒドロキシ−17−メチル−11β、19− C4−( 3−ピリジル)−o−7二重特表平4−505324 (19) レン]−4−アンドロステンー3−オン例1i)に記載された手順と同様に、a )で製造したメチル化合物800mgを反応させた。目的化合物535mgが白 色フオームとして得られた。
’)I−NMR(CD、C1,) [δコ ppm: 8.5)(IH,dd、 J+!51(zおよびJ、lIo、5Hz);7.88(l)l、d brei t、J−8,5Hz)7.28−7.55(5H。
!l) ;6.02(IH,s);3.54 (IH,d、 JII17.5H z) ;3.23 (IH,d breit J−5)1z);2.99(LH ,d J−17,5Hz);1.3(3H,s);0.4(3H,s)[α コ  !0.! + 4 5 ° (C)! Cl s ; c −0、505)例 10 9α、17β−ジヒドロキシ−17−(3−ヒドロキシプロブ−1−イニル)− 11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フ二重しン]−4−アンドロステ ン−3−オン a) 3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−17−(3−ヒド ロキシプロプ−1−イニル)−11β、19− [:4− (3−ピリジル)− 〇−フ二重しン]−アントロスタン−5α、9α、17β−トリオール 無水テトラヒドロフラン100m1中に、保護ガス下で0℃でプロパルギルアル コール5.5mlおよび5α、9α−ジヒドロキシ−3,3−(2,2−ジメチ ルトリメチレンジオキシ)−11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フェ ニレン]−アントロスタン−17−オン3.8gを装入し、引続きカリウムメチ レート15.7gを添加し、この反応混合物をゆっくりと室温に加熱しながら一 晩中後攪拌した。引続き、水冷した飽和塩化アンモニウム溶液に注ぎ、水相を酢 酸エステルで抽出した0合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃 縮した後、残分をメタノール/酢酸エチルからなる混合物を用いるシリカゲルの クロマトグラフィーにかけた。出発材料260mgが再生され、上記の化合物4 .09gが白色フオームとして得られた。
b) 9α、17β−ジヒドロキシ−17−(3−ヒドロキシプロブ−1−イニ ル)−11β、19−[4−(3−ピリジル)−0−フェニレンツー4−アンド ロステン−3−オン 例1i)に記載された手順と同様に、a)で製造したヒドロキシプロピニル化合 物4gを反応させた。結晶質の目的化合物が酢酸エチルから得られた。
融点:206〜208℃(酢酸エチル)[α コ ” 5m+57 ° (CH Cl x ; c −0、505)例11 9α、17β−ジヒドロキシ−17−(3−ヒドロキシプロプ−1−(Z)−イ ニル)−11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フ二重しン]−4−アン ドロステン−3−オン 9α、17β−ジヒドロキシ−lツー(3−ヒドロキシプロプ−1−イニル)− 11β、19−[4−(3−ピリジル)−〇−フエニレンコー4−アンドロステ ン−3−オン1.7gをテトラヒドロフラン17m1およびエタノール17m1 からなる混合物に博し、ピリジン1.7mlを添加し、触媒として硫酸バリウム 上のパラジウム(10%)170mgを使用しながら常圧で水素化した。当量の 水素を吸収した後、この反応混合物をセライト7濾過し、この濾過残分を酢酸エ チルで後洗浄し、濾液を真空中で濃縮した。残分をエタノールから再結晶させた 。Il的化合物1.3gが得られた。
融点:255〜257℃(エタノール)[al”o−+92° (CHClm; c−0,505)例12 2’ 、5’−ジヒドロ−11β、19−[4−(3−ビリジル)−〇−フェニ レン】−9α−ヒドロキシ−スピロ−[アトロスト−4−工ン−17β、2′− フラン]−3−オン 0℃で94,17β−ジヒドロキシ−17−(3−ヒドロキシプロブ−1−(Z )−イニル)−11β。
19− [4−(3−ピリジル)−〇−フェニレンツー4−アンドロステン−3 −オン1.5gを無水ジメチルホルムアミド50m1中に装入し、トリメチルア ミン4.3mlを添加した。メタンスルホン酸クロリド0.6mlを添加した後 、この反応混合物を0℃で2時間後攪拌した。引続き、飽和炭酸水素ナトリウム 溶液に注ぎ、水相をメチレンクロリドで抽出した1合わせた有機相を飽和塩化ナ トリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。残分を酢 酸エチル/ヘキサンからなる混合物を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーに かけ、目的化合物1.15gが得られた。
’)I−NMR(CDxC]z) Cδ] ppm: 8.85(IH,s b reit);8.58(IH,m) +7.88(1)!、 n) ;7.3− 7.55 (5M、 m) ;6.03 (IN、 s) :5.87−5.9 7 (2H,m) ;4.55−4.7 (2H,rn) ;3.54(IN、  d ll!17.5Hz) :0゜45 (3H,s) 例13 19α、17β−ジヒドロキシ−17−(エチニル)−11β、19− [4− (3−ピリジル)−o−フェニレン]−4−アンドロステン−3−オンa) 3 .3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−17−(エチニル)−11 β、19−[4−特表千4−505324 (2G) (3−ピリジル)−0−フェニレンツーアンドロスタン−5α、9α、17β− トリオール 例1h)に記載された手順と同様に、例3c)で製造したケトン2gをエチニル 化合物に変換した。上記の化合物1.98gが白色フオームとして得られた。
b) 9α、17β−ジヒドロキシ−17−(エチニル)−11β、l 9−  [4−(3−ピリジル)−〇−フ二重しンツー4−アンドロステン−3−オン例 1i)に記載された手順と同様に、a)で得られたエチニル化合物1.9gを反 応させた。結晶貿の目的化合物1.28gが酢酸エチルから得られた。
融点:240〜242℃(酢酸エチル)〔α]!0D賦+92° (CHCl  s : c冨0.505)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 R1はメチル基またはエチル基を表し、R2は水素原子、塩素原子、C1〜C4 アルキル基を表し、 BおよびGは同じまたは異なり、それぞれ水素原子、C1〜C4アルキル基、ま たは一緒に炭素原子6および7の間の第2の結合を表し、 BおよびR2は一緒になって、メチレン基またはエチレン基を表し、 Zは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ その際、 R1は一般式Iにおいて挙げられたものを表し、 Wから出発する点線は場合により存在する二重結合を表し、 R6/R6は−OR7/−C≡C−U ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ −OR7/−(CH2)■−CH2−R■−OR7/−CH=CH(CH2)k −CH2−R6−OR10/−H −OR10/−(CH2)k−C≡C−U▲数式、化学式、表等があります▼▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 その際、R7は水素原子または1〜4個の炭素原子を有するアシル基を表し、U は水素原子、アルキル基またはアシル基においてそれぞれ1〜4個の炭素原子を 有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アシルオキ シアルキル基またはハロゲン原子を表し、 R1は水素原子、ヒドロキシ基、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキル 基、O−アルキル基またはO−アシル基を表し、 R4は水素原子、ヒドロキシ基またはシアニド基、1〜4個の炭素原子を有する O−アルキル基またはO−アシル基を表し、 R10は水素原子、それぞれ1〜10個の炭素原子を有するアルキル基またはア シル基を表し、mは0、1、2または3を表し、 kは0、1または2を表し、 その際、R4およびR4′は同じまたは異なり、それぞれ水素原子、シアニド基 、−OR11−、−S(O)kR11−、−N(O)aR11R12−、−O− SO2R12−、−P(O)(OR14)2、SiR143またはSnR143 基を表し、その際、kは0、1または2の数を表し、nは0または1の数を表し 、 R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、R12はR11、シアニ ド基、またはC1〜C10アシル基を表し、 R13はベルフルオロ化したC1〜C4アルキル基を表し、R14はC1〜C4 アルキル基を表し、またはR11およびR12は、−N(O)aR11R12基 において、Nを組込んで5または6員の複素環を形成し、その際、環中でなお他 のヘテロ原子N、OまたはSを含有してもよく、 YおよびY′は、同じまたは異なり、それぞれ直接結合、20個までの炭素原子 を有する直鎖または分枝鎖の、場合により二重または三重結合を有するアルキレ ン基、これは場合により1種以上のオキソ−、C1〜C10アシルオキシ−、− OR11−、−S(O)kR11−および/または−N(O)aR11R12基 により置換されていてもよい、場合により置換されたアリーレン基を表し、また は R4−YおよびR4′Y′は、一緒になって場合により置換された飽和または不 飽和のまたは芳香族の0〜2個の酸素原子、硫黄原子および/またはNR11基 を有する5または6員環の基を表し、ただしR11がC1〜C4アルキル基を表 す場合にkおよびnは0より大きいものとし、 環Aは、次の式: a) ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し その際、MおよびNは一緒になって第二の結合を表し、または Mは水素原子を表し、およびNはヒドロキシ基を表し、その際、B、R3、G、 R3、DおよびEは、水素原子を表し、 およびXは酸素原子、2個の水素原子またはヒドロキシイミノ原子団N〜OHを 表し、 R3およびDは、同じまたは異なり、それぞれ水素原子、ニトリル基またはC1 〜C4アルキル基または一緒になってメチレン基またはエチレン基を表し、Eは 水素原子、C1〜C4アルキル基を表し、DおよびEは一緒になって、炭素原子 1および2の間の第二の結合を表し、 または一緒になって、メチレン基を表し、または b) ▲数式、化学式、表等があります▼ または c) ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、その際、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表す]で示さ れる9α−ヒドロキシ−19,11β−橋かけステロイドならびに場合によりそ れと酸との調剤学的に認容性の付加塩。
  2. 2.R2、BおよびGがそれぞれ水素原子を表す請求項1記載の化合物。
  3. 3.BおよびGは一緒になって二重結合を表し、R2は本素原子を表す請求項1 記載の化合物。
  4. 4.YおよびY′はそれぞれ直接結合を表し、R4およびR4′はそれぞれ水素 原子を表す請求項1記載の化合物。
  5. 5.YおよびY′はそれぞれ直接結合を表し、R4は水素原子を表し、R4′は 2個のC1〜C4アルキル基で置換された窒素原子を表す請求項1記載の化合物 。
  6. 6.YおよびY′はそれぞれ直接結合を表し、R4は水素原子を表し、R4′は C1〜C4アルコキシ基を表す請求項1記載の化合物。
  7. 7.Yは直接結合を表し、R4およびR4′はそれぞれ水素原子を表し、Y′は オキソ基またはOR11基により置換されている直鎖または分枝鎖の、場合によ り二重結合および/または三重結合を有する20個までの炭素原子を有するアル キレン基を表し、その際、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表す 請求項1記載の化合物。
  8. 8.R4−YおよびR4′−Y′は一緒になって、0〜2個の酸素原子、硫黄原 子および/またはNR11基を有する飽和、不飽和または芳香族の5または6員 環の基を表し、その際、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表す請 求項1記載の化合物。
  9. 9.Y′−R4′は水素原子を表し、Y−R4はエチル基、ビニル基、イソプロ ピル基、イソペンチル基、ブロプ−1(Z)−エニル基、ブロプ−1(E)−エ ニル基、ブロプ−2−エニル基、エチニル基、プロピニル基、ブロプ−2−イニ ル基、メトキシ基、チオメチル基、チオエチル基、1−ヒドロキシエチル基また はジエトキシホスホリル基、置換または非置換の、炭素環式または複素還式アリ ール基を表す請求項1記載の化合物。
  10. 10.アリール基がフェニル基、ナフチル基、2−メトキシフェニル基、3−メ トキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−トリル基、3−トリル基、4 −トリル基、2−ジメチルアミノ基、3−ジメチルアミノ基、4−ジメチルアミ ノ基、フリル−2−基、フリル−3−基、チエニル−2−基、チエニル−3−基 、ピリジル−2−基、ピリジル−3−基、ピリジル−4−基、ピリミジニル基、 チアゾリル基、イミダゾリル基を表す請求項9記載の化合物。
  11. 11.一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、 Rjはメチル基またはエチル基を表し、1は1または2の数を表し、 Kはケタールまたはチオケタールの形でブロックされたケト基を表し、 Halは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、R4a、R4′a、Ya およびY′aは、シアニド基を除いて、R4、R4′、YおよびY′と同様のも のを表し、この場合、場合により存在するヒドロキシ基、メルカブト基、アミノ 基、オキソ基および/または第3縁アセチレン基は保護されている]で示される 化合物。
  12. 12.一般式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[式中、R1はメチル基またはエチ ル基を表し、1は1または2の数を表し、 Kはケタールまたはチオケタールの形でブロックされたケト基を表し、 Halは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、R4a、R4′a、Ya およびY′aは、シアニド基を除いて、R4、R4′、YおよびY′と同様のも のを表し、この場合、場合により存在するヒドロキシ基、メルカブト基、アミノ 基、オキソ基および/または第3級アセチレン基は保護されていおり、ならびに 、QはR5を表し、SはR4または一緒にケト酸素原子を表す]で示される9α −ヒドロキシ−19,11β−橋かけステロイド。
  13. 13.一般式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 R1はメチル基またはエチル基を表し、R2は水素原子、塩素原子、C1〜C4 アルキル基を表し、 BおよびGは同じまたは異なり、それぞれ水素原子、C1〜C4アルキル基、ま たは一緒に炭素原子6および7の間の第2の結合を表し、 BおよびR2は一緒になって、メチレン基またはエチレン基を表し、 Zは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ その際、R1は一般式Iにおいて挙げられたものを表し、 Wから出発する点線は場合により存在する二重結合を表し、 R6/R6は−OR7/−C≡C−U ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ −OR7/−(CH2)m−CH2−R4−OR7/−CH=CH(CH2)k −CH2−R4−OR10/−H −OR10/−(CH2)k−C≡C−U▲数式、化学式、表等があります▼▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 その際、R7は水素原子または1〜4個の炭素原子を有するアシル基を表し、U は水素原子、アルキル基またはアシル基においてそれぞれ1〜4個の炭素原子を 有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アシルオキ シアルキル基またはハロゲン原子を表し、 R4は水素原子、ヒドロキシ基、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキル 基、O−アルキル基またはO−アシル基を表し、 R9は水素原子、ヒドロキシ基またはシアニド基、1〜4個の炭素原子を有する O−アルキル基またはO−アシル基を表し、 R10は水素原子、それぞれ1〜10個の炭素原子を有するアルキル基またはア シル基を表し、mは0、1、2または3を表し、 kは0、1または2を表し、 その際、R4およびR4′は同じまたは異なり、それぞれ水素原子、シアニド基 、−OR11−、−S(O)kR11−、−N(O)kR11R12−、−O− SO2R13−、−P(O)(OR14)2、SiR143またはSnR143 基を表し、その際、kは0、1または2の数を表し、nは0または1の数を表し 、 R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、R12はR11、シアニ ド基、またはC1〜C10アシル基を表し、 R13はベルフルオロ化したC1〜C4アルキル基を表しR14はC1〜C4ア ルキル基を表し、またはR11およびR12は、−N(O)aR11R12基に おいて、Nを組込んで5または6員の複素還式基を形成し、その際、環中でなお 他のヘテロ原子N、OまたはSを含有してもよく、 YおよびY′は、同じまたは異なり、それぞれ直接結合、20個までの炭素原子 を有する直鎖または分枝鎖の、場合により二重または三重結合を有するアルキレ ン基、これは場合により1種以上のオキソ−、C1〜C10アシルオキシ−、− OR11−、−S(O)kR11−および/または−N(O)kR11R12基 により置換されていてもよい、場合により置換されたアリーレン基を表し、また は R4−YおよびR4′Y′は、一緒になって場合により置換された飽和または不 飽和のまたは芳香族の0〜2個の酸素原子、硫黄原子および/またはNR11基 を有する5または6員環の基を表し、ただしR11がC1〜C4アルキル基を表 す場合にkおよびnは0より大きいものとし、 環Aは、次の式: a) ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、 その際、MおよびNは一緒になって第二の結合を表し、または Mは水素原子を表し、およびNはヒドロキシ基を表し、その際、B、R2、G、 R2、DおよびEは、水素原子を表し、 およびXは酸素原子、2個の水素原子またはヒドロキシイミノ原子団N〜OHを 表し、 R2およびDは、同じまたは異なり、それぞれ水素原子、ニトリル基またはC1 〜C4アルキル基または一緒になってメチレン基またはエチレン基を表し、Eは 水素原子、C1〜C4アルキル基を表し、DおよびEは一緒になって、炭素原子 1および2の間の第二の結合を表し、 または一緒になって、メチレン基を表し、または b) ▲数式、化学式、表等があります▼ または c) ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、その際、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表す]で示さ れる化合物ならびに場合によりそれと酸との調剤学的に認容性の付加塩の製造方 法において、一般式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、R1はメチル基またはエ チル基を表し、1は1または2の数を表し、 Kはケタールまたはチオケタールの形でブロックされたケト基を表し、 Halは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、R4a、R4′a、Ya およびY′aは、シアニド基を除いて、R4、R4′、YおよびY′と同様のも のを表し、この場合、場合により存在するヒドロキシ基、メルカブト基、アミノ 基、オキソ基および/または第3級アセチレン基は保護されている化合物をエポ キシ化して、一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1、I、K、Hal、R 4a、Ya、R4′a、Y′aは、式Iと同様のものを表す]で示される化合物 にし、次に、このエポキシ化した化合物IIを環化して、一般式IVa: ▲数式、化学式、表等があります▼(IVa)〔式中、R4a,R4′a、Ya およびY′aは、シアニド基を除いて、R4、R4′、Yお上びY′と同様のも のを表し、この場合、場合により存在するヒドロキシ基、メルカブト基、アミノ 基、オキソ基および/または第3級アセチレン基は保護されており、ならびに、 Qはもっばらβ−ヒドロキシ基を表し、Sはもっばらα−水素原子を表す〕で示 される中間体にし、および、次に、 a)C−17ヒドロキシ基を場合により、酸化し、引続き、 b)19,11β−フェニレン環にある場合により保護基を有するヒドロキシ基 から、この保護基を取去り、所望の場合に、ヒドロキシ化合物から相応するベル フルオロアルキルスルホネート(C1〜C4)を製造することができ、場合によ りベルフルオロアルキルスルホネートは直接かまたはベルフルオロアルキルスル ホネート脱離基をスズトリアルキル基と交換することにより相応するスズトリア ルキル化合物を介して、場合によりさらに反応させることにより19,11β− フェニレン環中に所望の置換モデルを有する化合物に変換するか、 またはまずb)次いでa)を実施し、その後、c)環Dを、所望の方法で、公知 の方法で官能性にし、こうして得られた生成物に、3−オキソ基を放出すること ができる脱水剤を作用させて、4(5)−二重結合を形成させると同時に水を分 割し、その際、所望の場合に、3−オキソ基の放出および水の分割が順々に行わ れ、引続き、場合により中間で放出される19,11β−フェニレン環中におよ び/またはZ中に含まれる官能基を新たに保護した後、ステロイド骨格の環Aお よびBに所望の官能基を導入するか、またはd)こうして得られた生成物を、3 −オキソ基を放出することができる脱水剤を作用させ、4(5)−二重結合を形 成させると同時に水を分割し、所望の官能基をステロイド骨格の環AおよびBに 導入し、引続き3−オキソ基を保護した後、環Dを所望の方法で官能性にするか 、 または工程a)およびb)を工程c)またはd)の後に実施し、こうして得られ た生成物を、場合により保護基を取去り、所望の場合に、19,11α−フェニ レン環中に場合により含まれるヒドロキシ基、メルカブト基および/またはアミ ノ基をアルキル化するがまたはアシル化し、場合によりアリール置換基中にシア ニド基を導入し、場合によりアリール置換基中に場合により含まれるアミノ基お よび/またはスルフィド基を酸化し、場合によりヒドロキシルアミン−ヒドロク ロリドを用いて、Xがヒドロキシイミノ原子団N〜OHを表す一般式Iの生成物 に変換させ、ならびに場合により調剤学的に認容性の酸付加塩を製造することを 特徴とする一般式Iの化合物ならびにその調剤学的に認容性の酸とそれとの付加 塩の製造方法。
  14. 14.請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物を含有することを特徴 とする調剤学的調製剤。
  15. 15.医薬品を製造するための請求項1から12までのいずれか1項記載の化合 物の用途。
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