JPH0450528A - 防振構造 - Google Patents

防振構造

Info

Publication number
JPH0450528A
JPH0450528A JP15679390A JP15679390A JPH0450528A JP H0450528 A JPH0450528 A JP H0450528A JP 15679390 A JP15679390 A JP 15679390A JP 15679390 A JP15679390 A JP 15679390A JP H0450528 A JPH0450528 A JP H0450528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
absorbing material
vibration absorbing
base
gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15679390A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyasu Nakanishi
幹育 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SIEGEL KK
Original Assignee
SIEGEL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SIEGEL KK filed Critical SIEGEL KK
Priority to JP15679390A priority Critical patent/JPH0450528A/ja
Publication of JPH0450528A publication Critical patent/JPH0450528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的! 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えば精密機器等を乗せる台に適用され、精密
機器等への振動の伝達を防止するための防振構造に関す
る。
〈発明の背景〉 例えば電子はかり等の精密機器では、外部がらの振動に
より正確な計量ができなかったり、振動が精密機器の故
障の原因となったりすることがある。そこで従来は精密
機器の脚部材などにゴム等の振動吸収体を設けて振動の
伝達を防止しようとしていた。しかしながらこのような
構造では微小な振動を完全に吸収できるものではないた
め、より振動吸収作用の大きな防振構造の開発が望まれ
ていた。
(開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
シート状の吸振材が吸振作用の大きなことに着目し、こ
のシート状の吸振材に直接基台を支持させるようにした
防振構造の開発を試みたものである。
(発明の構成) く目的達成の手段〉 本出願に係る第一の発明たる防振構造は、吸振作用を要
求される一対の部材の間に介在するシート状の吸振材を
主体とし、前記部材の一方に吸振材をほぼ緊張状態下で
端部付近に接続させ、他方の部材を吸振材中間付近に接
続させたことを特徴として成るものである。
また本出願に係る第二の発明たる防振構造は、前記要件
に加えて前記吸振材は、不織布にゲルを含浸させて硬化
させたものであることを特徴として成るものである。
更に本出願に係る第三の発明たる防振構造は前記要件に
加えて前記吸振材は、シート状のゲルと伸縮性担持部材
とを組み合わせて成ることを特徴として成るものである
更にまた本出願に係る第四の発明たる防振構造は、前記
要件に加えて前記シート状のゲルには、内部に複数の気
泡が形成されていることを特徴として成るものである。
これら発明によって前記目的を達成しようとするもので
ある。
〈発明の作用) 本発明にあっては、シート状の吸振材の中間付近に吸振
作用を要求される部材を接続したから、シート状の吸振
材が引っ張り乃至剪断的に変形して振動を吸収する。
また吸振材として不織布にゲルを含浸させて硬化させた
もの適用すれば、ゲル自体も引っ張り乃至剪断的に変形
するため一層の振動吸収作用が得られる。
〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。第1図は本発明たる防振構造を有する防振装置1を適
用した状態を示すものであって、机り上に防振装置1を
置き、更にこの防振装置1の上に精密機器Mを置いた状
態を示すものである。防振装置1は固定枠2の上方に基
台3を設けて成る。尚、本実施例ではこれら固定枠2と
基台3との間での吸振作用が要求される。固定枠2は一
定の厚さ寸法を有する角板状の部材であり、その上面に
は一例として三カ所に吸振材5を支持する凹陥状の支持
部4が形成され、この支持部4の内部にはシート状の吸
振材5が緊張状態で設けられる。尚、吸振材5を設ける
箇所の構造は、要は吸振材5がたわむことができる空間
を下方に有していればよいのである。また本実施例では
基台3の水平調節をしやすくするため支持部4を三カ所
としたが 比較的重い精密機器Mを支持する場合には四
カ所以上としてもよい0次にシート状の吸振材5につい
て具体的に説明する。シート状の吸振材5は、−例とし
て基布となる不織布7の内部に形成されている空隙部分
にゲル状物質8を充填し硬化させたものを適用する。不
織布7は原則的には接着剤法、スパンレース法、スパン
ボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、ステ
ッチボンド法などの乾式法や、いわゆる紙を抄くように
して製造する湿式法のいずれの方法で製造されたものを
使用しても構わない。しかしながら、基布となる不織布
7自体も弾性に富むほうがシート状の吸振材5も弾性に
優れ吸振効果が上がること、かさ高な不織布のほうがゲ
ル状物質8を多量に含浸させることができ弾性を高める
ことができること、方向性のない方があらゆる振動を吸
収しやすいこと等を考慮すれば、吸振材50弾性にのみ
着目するならばメルトブロウン法により製造された不織
布を適用することがより好ましい。尚、このメルトブロ
ウン法は溶融した熱可塑性樹脂を多孔の口金をもつダイ
かも高温高速の空気流で糸状に吹き出し繊維状になった
樹脂をコンベア上に集積し ノーバインダーの自己接着
型極細繊維のウェブを形成するジェット紡糸法の一種で
あり、例えば株式会社トーネンタビルス製造のタビルス
がある。またゲル状物質8は一例としてシリコーンゲル
を適用する。このシリコーンゲルは、ジメチルシロキサ
ン成分単位からなるもので、次式[1]で使用されるジ
オルガノポリシロキサン(以下A成分という): RR’28 1 0− (R22810)。SiR’。
R・・・tl][ただし、Rはアルケニル基であり、R
1は脂肪族不飽和結合を有しない一価の炭化水素基であ
り、R2は一価の脂肪族炭化水素基(R2のうち少なく
とも50モル%はメチル基であり、アルケニル基を有す
る場合にはその含有率は10モル%以下である)であり
、■はこの成分の25°Cにおける粘度が100−10
0.000cStになるような数であるコと、25°C
における粘度が5000 cSt以下であり、1分子中
に少なくとも3個のSi原子に直接結合した水素原子を
有するオルガノハイドロジエンポリシロキサン(B成分
)とからなり、且つこの B成分中のSi原子に直接結
合している水素原子の合計量に対するA成分中に含まれ
るアルケニル基の合計量の比(モル比)が0.1〜2.
0になるように調整された混合物を硬化させることによ
り得られる付加反応型シリコーンコポリマーである。こ
のシリコーンゲルについてさらに詳しく説明すると、上
記A成分は直鎖状の分子構造を有し、分子の両末端にあ
るアルケニル基RがB成分中のSi原子に直接結合した
水素原子と付加して架橋構造を形成することができる化
合物である。この分子末端に存在するアルケニル基は、
低級アルケニル基であることが好ましく、反応性を考慮
するとビニル基が特に好ましい、また分子末端に存在す
るR1は、脂肪族不飽和結合を有しない一価の炭化水素
基であり、このような基の具体例としてはメチル基、プ
ロピル基及びヘキシル基等のようなアルキル基、フェニ
ル基並びにフロロアルキル基を挙げることができる。上
記111式においてR2は一価の脂肪族炭化水素であり
、このような基の具体的な例としては、メチル基、プロ
ピル基及びヘキシル基等のようなアルキル基並びにビニ
ル基のような低級アルケニル基を挙げることができる。
ただし、R2のうち少なくとも50モル%はメチル基で
あり、R2がアルケニル基である場合には、アルケニル
基は10モル%以下の量であることが好ましい、アルケ
ニル基の量が10モル%を越えると架橋密度が高くなり
過ぎて高粘度になりやすい、またnは、このA成分の2
5°Cにおける粘度が通常はioo〜100,000c
 S t 、好ましくは200〜20.0圓C8tの範
囲内になるように設定される。上記のB成分は、A成分
の架橋剤であり8i原子に直接結合した水素原子がへ成
分中のアルケニル基と付加してA成分を硬化させる。B
成分は上記のような作用を有していればよく、B成分と
しては直鎖状、分岐した鎖状、環状、あるいは網目状な
どの種々の分子構造のものが使用できる。また、B成分
中のSi原子には水素原子の他、有機基が結合しており
、この有機基は通常は一メチル基のような低級アルキル
基である。さらに、B成分の25°Cにおける粘度は通
常は50ロロaCt以下、好ましくは500c8を以下
である。このよりなり成分の例としては、分子両末端が
トリオルガノシロキサン基で封鎖されたオルガノハイド
ロジエンシロキサン、ジオルガノシロキサンとオルガノ
ハイドロジエンシロキサンとの共重合体、テトラオルガ
ノ元゛トラハイドロジエンシクロテトラシロキサン、H
R’2Si0172%位とS i O4/2単位とから
なる共重合体シロキサン、及びHR’2810 1/2
単位とR’38 i 0  l/2単位とS i O4
72単位とからなる共重合体シロキサンを挙げることが
できる。
ただし上記式においてR1は前記と同じ意味である。そ
して上記のB成分中の8iに直接結合している水素原子
の合計モル量に対するA成分中のアルケニル基の合計モ
ル量との比率が通常は0.1〜2.0、好ましくは0.
1〜1.0の範囲内になるようにA成分とB成分とを混
合して硬化させることにより製造される。この場合の硬
化反応は、通常は触媒を用いて行なわれる。
ここで使用される触媒としては、白金系触媒が好適であ
り、この例としては微粉砕元素状白金、塩化白金酸、酸
化白金、白金とオレフィンとの錯塩、白金アルコラード
及び塩化白金酸とビニルシロキ酸との錯塩を挙げること
ができる。このような錯塩はA成分とB成分との合計重
量に対して通常は0.1ppm(白金換算量、以下同様
)以上、好ましくは0.5ppm以上の量で使用される
。このような触媒の量の上限については特に制限はない
が、例えば触媒が液状である場合、あるいは溶液として
使用することができる場合には200ppm以下の量で
十分である。
上記のようなA成分、B成分及び触媒を混合し室温に放
置するか、あるいは加熱することにより硬化して本発明
で使用されるシリコーンゲルが生成する。このようにし
て得られたシリコーンゲルは、JIS K(K−220
7−1,9805[)g荷重)で測定した針入度が通常
5〜250度を有する。このようなシリコーンゲルの硬
度は、上記A成分の量をB成分中のSiに直接結合して
いる水素原子と架橋構造を形成することができる。また
他の方法として両末端がメチル基であるシリコーンオイ
ルを、得られるシリコーンゲルに対して5〜75重量%
の範囲内の量であらかじめ添加することにより調整する
ことができる。シリコーンゲルは上記のようにして調整
することもできるし、また市販されているものを使用す
ることもできる。本発明で使用することができる市販品
の例としては、CF3027、TOUGH−3TOlJ
GH−4TOUGH−5T。
UG)i−6(トート・ダウコーニングシリコーン社製
)やX32−902/cat 1300((S越化学工
業株式会社製)、F25O−121(日本二二カ株式会
社製)等を挙げることができる。
尚、上記のA成分、B成分及び触媒の他に5顔料、硬化
遅延剤、難燃剤 充填剤等をシリコーンゲルの特性を損
なわない範囲内で配合することもでき、また微小中空球
体のフィラーを混入してなるシリコーンゲルを用いても
よく このような材料に日本フィライト株式会社製造の
フィライト(登録商標)や同社販売のエクスパンセル(
登録商標)等が例示できる。尚5実施例では針入度を1
50程度に調整したものを用いた。
また防振材5はシート状のゲル状物質と伸縮性担持部材
とを組み合わせたものを適用してもよい、即ち、例えば
第6図に示すものは、シート状のゲル状物質8を中心と
し、その上下からこれを挟むようにして伸縮性担持部材
8aを設けたものである。伸縮性担持部材8aは具体的
にはストッキングを構成する素材などの伸縮性を有する
布地や伸縮性のある合成樹脂を薄膜化したものなどを適
用することができる。因みにこのような構造の吸振材5
では、伸縮性担持部材8aの存在により引き裂き強度が
強化される。
またこのような構造を有する吸振材5の製造方法を以下
示すと、第7図に示すように型枠8bに形成した凹陥部
8cに伸縮性担持部材8aを張っておき、その上がら凹
陥部8c内にゲル原液を流し込む。そして凹陥部8cと
嵌まり合う蓋体8dの下面側に伸縮性担持部材8aを張
ったものを、凹陥部8cに入れて押さえ込み、これを加
熱してゲル原液を硬化させるとともに伸縮性担持部材8
aと接合させ、その後これを取り出して適宜切断して吸
振材5とする。更にシート状のゲル状物質と伸縮性担持
部材とを組み合わせた上記の吸振材では、第6図(b)
に示すように内部に複数の気泡を形成したゲル状物質8
を適用することもできる。このように内部に複数の気泡
を形成したゲル状物質8を作る方法としては、前記方法
において、ゲル原液(@記A成分とB成分とを混合した
もの)1に対し食塩2の割合で混合したものを用いてゲ
ルを硬化させて吸振材5を製造する0次にこの吸振材5
を水に浸けて塩を溶出させることにより、塩の存在して
いた箇所を気孔化させることができる。尚、前記シート
状のゲル状物質と伸縮性担持部材とを組み合わせた吸振
材及びゲル状物質8の内部に複数の気泡を形成した吸振
材では針入度は60程度に調整した。また吸振材5は以
上の実施例の他、弾性のある不織布をそのまま適用した
り、シート状のゴムを適用することもできる0次にこの
ようなシート状の吸振材5には基台3が支持される。即
ち基台3は精密機器Mをのせる基板3aに対して、その
下面側であって固定枠2における支持部4に対応する位
置に三つの足部3bを設けて成るものであって足部3b
は第2図に示すように各支持部4における吸振材5の中
央部の受は部9に接続される。
尚、足部3bと受は部9との接続は、係上部材や接着剤
等を使用して積極的に足部3bを固定(、てもよいが、
実質的に横方向のずれが生じなければ足部3bを受は部
9に対して自由状態にしておくこともできる。
本発明たる防振構造を具えた防振装置1は以上のような
構造を有するものであるが、防振構造の主体をなす吸振
材5は以下のような種々の形態をとり得る。まず第3図
(a)に示すものは支持部4をドーナツ形の凹陥状に形
成し、この支持部4に対してリング状の吸振材5を張設
jまたものである。尚1このようなリング状の吸振材5
に基台3を支持させる場合には、基台3に環状の足部3
bを設け、この足部3bが吸振材5におけるリングの幅
のほぼ中央の位置にくるように吸振材5と接続したり、
第3図(a゛)に示すように基台3に例えば3本の足部
3bを形成してこの足部3bがそれぞれリング状の吸振
材5上に接続されるようにしてもよい。また第3図(b
)に示すものは吸振材5を帯状にしたものを張設し、そ
の中央部に基台3における足部3bを接続したものであ
る。更に第3図(c)に示tものは短冊形の吸振材5を
ほぼ車輪のスポーク状に重ね合わせて張設したものであ
り、また第3図(d)に示すものは、このようなスポー
ク状のものに更にリング状の吸振材5を併せ設けたもの
である。尚 第3図(b Hc Hd )にそれぞれ示
す吸振材5の構造では、それぞわ基台3における足部3
 b−7]’その中央部で接続され支持される。更にま
た第3図(e)に示すものは支持部4に対して上下2枚
の吸振材5を設けたものである。尚、この実施例では基
台3における足部3bが両方の吸振材5に支持されてい
るため吸振効果を一層高めることができる。またこのよ
うに吸振材5を二重に設けるものとしては第3図(f)
に示すように一つの支持部4に張設した吸振材5の上に
別の支持部4°を接続し、この支持部4゛に吸振材5゛
を設け、そこに基台3における足部3bを接続するよう
な構造とすることもできる。更にまた吸振材5にバネを
併用することによ・り一層の吸振効果を持たせるように
してもよい、このようなバネ併用型としては。
第3図(g)に示すように吸振材5のほぼ中央部下方に
バネ6を設けてもよいし、第3図(h)に示すように支
持部4と吸振材5との間にバネ6を介在させるような構
造としてもよい、更にまた第3図(i)に示すように吸
振材5の下方に密閉室6aを設けてエアクツションの効
果を併用する形式としてもよい、また以上のような種々
の吸振材5は、以下のような各種の支持方式と組み合わ
せることができる。即ちまず第4図(a)に示すものは
支持方式を逆にしたものであり、このものは支持部4に
吸振材5を設けたものを、吸振材5の下方から保持棒3
cを接続して支持し、保持棒3c側からの振動を吸収す
るようにしたものである。また第4図(b)に示すもの
は支持方式を縦形にしたものであり、このものは支持部
4に吸振材5を設けたものに対して、吸振材5の側方か
ら保持棒3cを吸振材5に接続して保持棒3c側からの
振動を吸収するようにしたものである。尚、この縦形の
支持方式では第4図(b゛)に示すように保持棒3c側
を固定せずに支持させるようにしてもよい。
次に本発明たる防振構造を精密機器の内部の構造として
適用した実施例について説明する。
例えば第5図に示すものは本発明たる防振構造をCDプ
レーヤーの機構部10に適用したものである。この機構
部10は、精密機器である光学系ブロック1】を搭載し
た基台12がシャシ13に取り付けられて成るものであ
り、本発明たる防振構造をこの基台12とシャシ】3と
の接続部14に適用したものである。即りまずシャシ1
3側の接続部14の構造について説明すると、第5図に
示すようにシャシ13には円筒状の支持部4が形成され
、この支持部4の中程にシート状の吸振材5を張設する
。一方2基台12には下面側に足部12aが形成され、
この足部12aが吸振材5の中央部に受は部9により固
定されている。因みに本発明たる防振構造を以上のまう
に機構部10に適用することにより、シャシ13が振動
した場合であっても その振動は吸振材5に吸収され精
密機器を搭載した基台12の振動が防止される。
(発明の効果) 本発明にあっては、固定枠2に設けたシート状の吸振材
5に基台3を直接支持させるから、固定枠2が微小な振
動をしてもその振動がシート状の吸振材5に吸収されて
基台3に伝わらない、従って、電子はかり等の精密機器
では、正確な計量を行なうことができるし、振動により
精密機器が故障するということも減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防振構造を適用した防振装置の使用状
態を示す斜視図、第2図は防振装置を拡大して示す縦断
面図、第3図は吸振材の形状または設置態様を異ならせ
た種々の実施例を示す説明図、第4図は吸振材の支持方
式の種々の実施例を示す骨格的断面図、第5図は本発明
の防振構造をCDプレーヤーの機構部に適用した実施例
を示す断面図、第6図は防振材の他の二種の実施例を示
す斜視図、第7図は同上製造方法を段階的に示す斜視図
である。 1;防振装置 2;固定枠 3;基台 3a;基板 3b;足部 3C;保持棒 4.4’;支持部 5.5’、吸振材 6;バネ 6a;密閉室 7;不織布 8;ゲル状物質 8a;伸縮性布地 8b;型枠 8c;凹陥部 8d;蓋体 9;受は部 0;機構部 1;光学系ブロック 2;基台 2a;足部 3;シャシ 4;接続部 5;保持部 D;机 M;精密機器 (C7) (b) (b′) 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸振作用を要求される一対の部材の間に介在する
    シート状の吸振材を主体とし、前記部材の一方に吸振材
    をほぼ緊張状態下で端部付近に接続させ、他方の部材を
    吸振材中間付近に接続させたことを特徴とする防振構造
  2. (2)前記吸振材は、不織布にゲルを含浸させて硬化さ
    せたものであることを特徴とする請求項1記載の防振構
    造。
  3. (3)前記吸振材は、シート状のゲルと伸縮性担持部材
    とを組み合わせて成ることを特徴とする請求項1記載の
    防振構造。
  4. (4)前記シート状のゲルには、内部に複数の気泡が形
    成されていることを特徴とする請求項3記載の防振構造
JP15679390A 1990-06-15 1990-06-15 防振構造 Pending JPH0450528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679390A JPH0450528A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 防振構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679390A JPH0450528A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 防振構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0450528A true JPH0450528A (ja) 1992-02-19

Family

ID=15635433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15679390A Pending JPH0450528A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 防振構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0450528A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125557A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 アンビック株式会社 粘弾性体
JP2020204363A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ部材およびアクチュエータ
JP2021025572A (ja) * 2019-08-02 2021-02-22 アンビック株式会社 粘弾性体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125557A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 アンビック株式会社 粘弾性体
JP2020204363A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ部材およびアクチュエータ
JP2021025572A (ja) * 2019-08-02 2021-02-22 アンビック株式会社 粘弾性体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4861804A (en) Compound type silicone gel material
US4989593A (en) Orthopedic cast
EP1928371B1 (en) Orthopedic cast system
IE920082A1 (en) Nonwoven material used as underlayer for a fabric covering seats intended for passenger transport
NO20023832D0 (no) Anvendelse av hydrofile (ko)polymerer i fornettbare vandige silikonemulsjoner
US4182649A (en) Polyurethane foam sheet and method
JPH0450528A (ja) 防振構造
US4495227A (en) Foamable silicone-containing composition for treatment of fabric materials
US6075112A (en) Curable silicone composition for vibration-isolating laminate
KR850002509A (ko) 유기섬유(Organic fibers)제 직물(Textile Materials)을 투침impregnating)시키는 방법
KR970028978A (ko) 마우스 패드
JP2967232B2 (ja) 精密機器等における防振構造
US6627705B2 (en) Vibration damping silicone composition
JP3099079B2 (ja) 防振構造を具えた係着構造
Lai et al. Preparation of cellular silicone elastomers using epoxide-functionalized silicones
JP2021025572A (ja) 粘弾性体
JP2863804B2 (ja) 多孔質性のシリコーンゲルを具えたインシュレータ
JP2010249224A (ja) 免震支承部材、及び免震層
JP7269023B2 (ja) 粘弾性体
JP2841088B2 (ja) シリコーンゲル製緩衝防振材とその製造方法
US5042465A (en) Method of immobilizing a body part with an orthopedic cast
JPH02258331A (ja) 制振材
JPH0413766A (ja) 複合型シリコーンゲル材とその製造方法
KR100466182B1 (ko) 방진부재
JPH01240568A (ja) 振動実験用模型