JPH04505115A - 変形可能な壁を有するリザーバの中に収容されたいかなるタイプの製品をも排出するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 釦　る−ザーバの　に　された いか　るタイ　の　′　か　の 本発明の本質的な主題は、変形可能な壁を有する容器の中に収容されたいかな　 、る製品をも分配するための装置である。

かなり昔に、変形可能な壁を有する容器を形成するチューブが既に市場に提供さ れており、このチューブは、該チューブの壁に加えられる圧力の効果によってオ リフィスを介して分配することのできるペースト等のいかなる製品をも収容する ことができる。

しかしながら、そのような分配装置は、チューブに加えられる圧力が常に不ぞろ いのものであり、またあまりにも多くの制約を有するチューブの壁が損傷するこ とがしばしばであり、場合によっては破裂して製品の漏洩を生ずることさえもあ るという不都合がある。

また、容器の壁の外側の押しボタン等の機械的な手段に圧力を加えることによっ て分配することのできるいかなる製品をも収容することができる容器も周知であ る。

しかしながら、そのような外部の機械的な手段は多くの不都合を示さないわけで はない、事実そのような手段は、容器の嵩を増大させ、極めて多くの場合にその 美観を損なわせ、特に、常に信頼性があるとは限らないシール装置を設けること を必要とする。また、そのようなシール装置は、容器のコストを増大させ、また 製品の分配を制御する機械的な手段の停止を生ずることがある。

従って本発明の目的は、流体密の問題を生ずることがなく、また加える圧力にし たがって適応された常に信頼性がありかつ正確な態様でいかなる製品をも排出す ることを可能とする装置を提供することによって、特に上述した不都合を解消す ることである。

上記目的のために、本発明は、変形可能な壁を有する容器の中に収容されたいか なる製品をも分配すると共に、閉止するようになされかつ上記製品の排出を可能 とするオリフィスが設けられた本体の一部を形成する装置であって、上記容器の 中に収容されかつこの容器の変形可能な壁に加えられる外部圧力により操作可能 であって製品の分配を制御するための手段を備えることを特徴とする上記装置を 提供することをその主題とする。

従って、容器の変形可能な壁に外部から加えられる圧力が、容器の内側に収容さ れると共に容器の壁に両方から加えられる圧力に非常に厳密に対応して所定量の 製品を積極的かつ信頼性をもって排出することを可能とする制御手段の働きによ り、製品を排出させることが理解される。

実施例の第１の形態によれば、上述の制御手段は扇型の部材を備えており、該扇 型の部材は、上記容器の中で上記本体と一体のサポート上に枢動可能に支持され ており、また、上記扇型の部材は、上記オリフィスを閉止することのできる弁を 作動させるロッドと協働する。

ここにおいて、扇型の部材は、上記ロッドに推力あるいは引っ張り力を加えるこ とにより、少なくとも１つの戻しバネの力に抗して作動することに注意する必要 がある。

本装置の他の特性によれば、上記扇型の部材は略平行な２つのフランジから形成 され、これらフランジの間に上記ロッドの一端部が配設される。

実施例の他の形態によれば、上述の制御手段は、上記本体の軸線に直交して上記 容器の内側に配設されて上記本体に固定されたビニオンとかみ合う押しボタンに より構成されており、上記と二オン自身も、上述のオリフィスを遮断することの できる弁を作動させるロッドにより支持された歯とかみ合っている。

実施例の更に別の形態によれば、上述の制御手段は、ヨークすなわちＵ字形状の 可動部材により構成され、該可動部材のベース部分は上記容器の壁に略平行であ り、また上記可動部材の脚部は凹陥されていて、上記脚部の間を通るロッドの端 部と協働して上記オリフィスを閉止することができる弁を作動させる傾斜部を形 成する。

ここにおいて、上記Ｕ字形状の部材は、上記本体に固定されたサポートにおいて 、上記脚部を上記本体の軸線に直交させた状態で摺動することに注意する必要が ある。

上述の実施例の形態におけるサポートを上記オリフィス及び弁を備えて成るヘッ ドに固定し、該ヘッドの中で上記ロッドを摺動させるのが好ましい、サポートを ヘッドに固定することにより、上記装置の組み立ての際に、この装置の種々の部 品を容易に組み立てることを可能とする利点がある。

上記弁にブラシを形成する針毛を設け、このブラシを上記オリフィスから突出さ せてオリフィスを介して分配された製品を人体の皮膚あるいは爪等のいかなる表 面にも塗布することができるようにするのが好都合である。

しかしながら、本発明の効果及び特性は、単なる例として与えた添付の図面を参 照する以下の詳細な記載からより良く理解されよう、これら図面において、図１ は、推力により作動する本発明の原理による装置の第１の実施例を軸方向に切断 した概略図であり、 図２は１図１の線■−■に沿う断面図であり、図３は、引っ張り力により作動す る本発明の装置の第２の実施例を軸方向に切断した概略図であり、 図４は、本発明の原理による装置の更に別の実施例を軸方向に切断した部分的な 概略図であり、 図５は、本発明の分配装置の更に別の実施例が開位置にあって製品を分配してい る状態を軸方向に切断して示す斜視図である。

添付の図面を参照すると、本発明の分配装置は基本的に、例えば美容製品等のい かなる製品をも収容するように意図された容器２を形成する本体ｌを備えており 、上記本体は、多かれ少なかれ可撓性を有し、変形可能であって１弾性的な壁３ を備えており、この壁に対して矢印Ｆに沿って外的な手動操作による圧力を加え てケーシング２の中に収容されている製品の排出を制御するための手段４を作動 させることができる。

本体ｌには、製品を排出するためのオリフィス６が設けられたヘッド５が設けら れており、このヘッド５は、ネジ止め、かしめ、あるいはこれら両方の要素を単 一の部片に成形する等の適宜な手段によって、容器２の壁３に連結されている。

図１及び図３に示す例示的な実施例によれば、制御手段４は、容器２の中でヘッ ド５に固定されたサポート８上に枢動可能に設けられた扇型の部材７により構成 されている。より厳密に言えば、扇型の部材７は、符号９において小さなビンに よってサポート８に対して枢動可能に装着されている。この扇型の部材７は、図 ３の実施例の場合には、２つのフランジ７ａにより形成することができ、これら フランジの間には後に説明する機能を有するスペースが残されている。

部材７は、ヘッド５に摺動可能に装着されかつ弁１１を支持するロッド１１と協 働し、上記弁は、上記ロッドの一端に固定されていてオリフィス６を閉止するこ とができる。

弁Ｉｔは、ケーシング２の中に収容されている製品を塗布するためのブラシを形 成する針毛１２を備えることができる。弁１１に固定されるブラシを用いる代わ りに１本発明の範囲から逸脱することなく、図１に示すように弁１１あるいはヘ ッド５に固定される芯を申し分なく用いることができる。

図１の実施例においては、ロッドｌＯの弁１１とは反対側に位置する端部は扇型 の部材７に支持されている。

図１を参照するとよ（分かるように、容器２の壁３に矢印Ｆに沿って横方向の圧 力を加えることにより部材７を揺動してロッドｌＯに推力を与え、これにより、 弁をその座１４から離脱させてケーシング２の中に収容されている製品の所定量 を排出させることができる。ここで、ロッドｌＯの推力は戻しバネ１５の圧縮力 に抗して与えられることに注意する必要がある。

上記構成により、矢印Ｆとは反対方向に横方向の圧力を解放することにより、扇 型の部材７は再びその図１に示す位置を取り、この状態において弁１１は座１４ に押し付けられた状態を維持し、その結果オリフィス６を閉止する。

特に図示はしていないが、ヘッド５に取り付けるようになされた取り外し可能な プラグを設けることができる。

図３に示す実施例は図１に示す実施例とほぼ同一であるが、この実施例において は、容器２の側壁３に外的な圧力を加えることによって推力を与えるのではなく 、弁１１を支持するロッドｌＯにバネ１５の力に抗して引っ張り力を与える点が 興なっている。

より厳密に言えば、部材Ｔのフランジ７ａの間のスペースに収容されたロッドｌ Ｏの端部１６は、これらフランジの間に保持された小さなビン１７を支持してフ ランジ７ａの頂部の一方が、小さなビン１７を拘留するような鼻型の部分１３を 備えているのが分かる。

図３を参照すると、ロッド１０には、引っ張りの際にこのロッドのストロークを 制限しこれによりオリフィス６を通って排出される製品の所定量を計量すること のできる停止部１８が設けられているのが分かる。より１１！密に言えば、この 停止部１８は、ロッドｌＯの引っ張り力が作用すると、ヘッド５を容器２に接続 するためのベース部分１９と協働するが、このベース部分は、製品を通過させる ための開口２０と、ロッド１０が案内されて摺動することを可能とする軸受２１ とを備えている。ここにおいて、停止部１８は、この停止部が開口２ｏを閉止す ると、上記開口を通って排出される製品の排出量を制御する手段としてのＳ能を 好都合に果たすことに注意する必要がある。

図４に示す代替的な実施例によれば、ケーシング２の中に収容されている製品の 排出を制御するための手段４は基本的に、この容器の中で本体１の軸線に直交し て配設される押しボタンを備えており、この押しボタンは、上記本体に固定され ると共に弁１１を作動させるロッドｌＯにより支持された歯２４とかみ合うビニ オン２３とかみ合っている。勿論このと二オンと歯のギア比を適宜な態様で選択 してロッドｌＯのストロークを調節することができる。

押しボタン２２と、これもまたヘッド５に適宜に装着されているロッド１ｏを案 内するための要素が符号２５で概略的に示されているが、以前の実施例のように ロッドｌＯにより支持された弁１１がヘッド５の中に収容されかつバネ１５によ り常時偏椅されていることは理解されよう。

その作用は、上述の説明に単純に従うものである。

矢印Ｆに沿って容器２の壁３に推力を与えることにより押しボタン２２が作動さ れ、この押しボタンは、ビニオン２３を介して戻しバネ１５の力に抗してロッド １０を下方に動かし、これにより、図４において良く分かるように弁１１がそこ れによりビニオン２３を反対方向に回転させて押しボタン２２を容器２の内壁付 近の位置に戻し、これにより装置は、矢印Ｆに従って容器の側壁を再び押圧する ことにより製品の新しい排出を行う準備が整う。

図５に示す実施例によれば、ロッド１０を作動させるための手段４は本質的に、 ヨークすなわちＵ字形状の可動部材２６を備えており、この可動部材のベース部 分２７は容器２の壁３にほぼ平行であり、また可動部材の両方の脚部２Ｂは各々 、弁１１を支持する端部とは反対鋼のロッドｌＯの端部に固定された小さなりロ スビン３１と協働する傾斜ｌ５３０を形成する凹所２９を備えている。

Ｕ字形状の部材２６は、その脚部２８を本体ｌの軸線に直交させた状態でサポー ト８の中に摺動可能に設けられており、上記サポートは多角形のスリーブの形状 を呈しており、この多角形のスリーブを貫通して１部材２６を摺動可能に収容す ると共にこれを案内する細長い横方向の開口３２が形成されている。

図５に示す実施例の作用を以下に簡単に説明する。

図５に示すように、矢印Ｆに従って容器２の可撓性を有し変形可能な壁２３に外 的な圧力を加えることにより、部材２６が横方向に動き、傾斜部３０の作用によ りロッドｌＯが戻しバネ１５の力に抗して移動し、これにより、弁１１がその座 １４から離脱しである量の製品がヘッド５のオリフィス６を介して分配され矢印 Ｆに従って圧力を解放すると、バネ１５の力の作用により小さなビン３１が傾斜 部３０に沿って下方に動き、これにより弁ｌｌがオリフィス６を閉止するが、Ｕ 字形状の部材のベース部分２７は容器２の壁３が変形する時にその壁３に従うこ とは理解されよう、このようにして、装置は製品を新しく排出及び／又は塗布す るための準備が調う。

勿論本発明は、単なる例示として説明しかつ図示した実施例に限定されるもので は全くない。

従って、装置の本体を構成する材料、及び容器の内側の制御機構の種々の部材を 構成する材料は、ポリエチレン等の適宜な組成物とすることができるが、この点 に関しては合成樹脂材料が好ましいことは理解されよう、同様に、扇型の部材の 形状も容器の中に収容される製品の粘性に応じてどのような形状及び適宜な部品 とすることができる。この部材は、ある量の製品を分配するために容器の外側に 圧力を加えている時に容器の内壁に接触する部分をいかなる適宜な形状とするこ ともできる。

ここにおいて、図３、図４及び図５に示す如きある実施例においては、ロッドｌ Ｏが後退すると、ブラシ、芯あるいはこれらと同様なものにより構成される塗布 端がヘッド５の内側を穿刺することができることに注意する必要がある。これに より、塗布端に製品を含浸させるという効果が奏功される。また１本発明の装置 は、マニキュア液等の粘性を有する液体を排出するのに特に遺していることに注 意する必要がある。この点に関して１本体ｌの変形可能で弾性を有する壁を構成 する材料として、マニキュア液の組成に用いられている溶媒に適合性を有しまた 上記溶媒の蒸気に対して非透過性を有する、例えば「セラーＲＢ　（ＳＥＬＡＲ ＲＢ）Ｊの商標名で知られていてボン市（ドイツ連邦共和国）のカウテツクスペ ルケ（ＫＡＵＴＥＸ　ＷＥＲＫＥ）社から入手可能な、複合プラスチック材料を 用いることができる。

本発明が単なる例示として示して説明しかつ図示した実施例に全く限定されるも のではないことを理解する必要がある。

本発明は、説明した手段の技術的な均等物、及び本発明の趣旨に従って実施され た場合のこれら均等物の組み合わせを含むものである。

〜 補正書の翻訳文提出書 （特許渋茶１８４条の８）

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．変形可能な壁（３）を有し、閉止可能であると共に製品の排出を許容するオ リフィス（６）が設けられた本体（Ｉ）の一部を形成する容器（２）の中に収容 されたいがなる製品をも排出するための装置であって、前記容器（２）の中に収 容されていて該容器の変形可能な壁に加えられる外的な圧力（Ｆ）により作用可 能である前記製品の排出を制御するための手段（４）を備える装置において、前 記制御手段は扇型の部材（７）から成り、該扇型の部材は前記容器（２）の中で 前記本体（１）に固定されたサポート（８）上で枢動可能（９）に設けられ、ま た前記扇型の部材は、前記オリフィス（６）を閉止することができる弁（１１） を作動させるロッド（１０）と協働することを特徴とする装置。
2. ２．請求項１の装置において、前記扇型の部材（７）は、推力又は引っ張り力に よって少なくとも１つの戻しパネ（１５）の力に抗して前記ロッド（１０）に作 用することを特徴とする装置。
3. ３．請求項１又は２の装置において、前記扇型の部材（７）がほぼ平行な２つの フランジ（７ａ）から形成され、これらフランジの間に前記ロッド（１０）の一 端部が配設されることを特徴とする装置。
4. ４．変形可能な壁（３）を有し、閉止可能であると共に製品の排出を許容するオ リフィス（６）が設けられた本体（１）の一部を形成する容器（２）の中に収容 されたいかなる製品をも分配するための装置であって、前記容器（２）の中に収 容されていて該容器の変形可能な壁に加えられる外的な圧力（Ｆ）により作用可 能である前記製品の排出を制御するための手段（４）を備える装置において、前 記制御手段が、前記本体（１）の軸線に直交した状態で前記容器（２）の中に配 設されると共に前記本体に固定されたビニオン（２３）にかみ合う押しボタン（ ２２）により構成され、前記ビニオン自身も、前記オリフィス（６）を閉止する ことのできる弁（１１）を作動させるロッド（１０）により支持された歯（２４ ）とがみ合っていることを特徴とする装置。
5. ５．変形可能な壁（３）を有し、閉止可能であると共に製品の排出を許容するオ リフィス（６）が設けられた本体（１）の一部を形成する容器（２）の中に収容 されたいかなる製品をも排出するための装置であって，前記容器（２）の中に収 容されていて該容器の変形可能な壁に加えられる外的な圧力（Ｆ）により作用可 能である前記製品の排出を制御するための手段（４）を備える装置において、前 記制御手段が、ヨークあるいはＵ字形状の可動部材（２６）により構成され、該 可動部材のベース部分は前記容器（２）の壁（３）にほぼ平行であり、また前記 可動部材の脚部（２８）は凹陷されていて傾斜部（３０）を形成し、該傾斜部が 、前記脚部の間を通過すると共に前記オリフィス（６）を閉止することのできる 弁（１１）を作動させるロッド（１０）の端部と協働することを特徴とする装置 。
6. ６．請求項５の装置において、前記Ｕ字形状の部材（２６）が、その脚部（２８ ）を前記本体（１）の軸線に直交させた状態で、前記本体（１）に固定されたサ ポート（８）の中で摺動することを特徴とする装置。
7. ７．請求項１乃至６のいずれがの装置において、前記サポート（８）は，前記オ リフィス（６）及び前記弁（１１）を備えるヘッド（５）に固定され、前記ヘッ ドの中で前記ロッド（１０）が摺動することを特徴とする装置。
8. ８．請求項１乃至７のいずれかの装置において、前記弁は、前記オリフィス（６ ）から突出するブラシ（１２）を形成する針毛を備えることを特徴とする装置。