JPH04504900A - 可撓性材料から成る液体容器の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可撓性材料から成る液体容器の制御装置本発明は、可撓性材料から成る液体容器 の制御装置、特に、人工肛門バッグ（バンデージ）の液位を制御する装置に関す るものである。多くの人工肛門患者にとっての問題点は、人工肛門バッグが過度 に満杯となり、緩むことであり、しかもこれが睡眠中の夜間に生じ易いため、人 工肛門バッグを制御することが出来ないことである。人工肛門バッグが緩むこと に起因して、その中身の一部が流出し、不都合を生じることがある。従って、人 工肛門バッグを空けるべき液位になったことを１又はその他の方法にて表示し得 る効果的でかつ信顆性の高い装置の開発が非富に要望されている。しかし、本発 明は、例えば注入バッグが空になったことを警報する手段のようなその他の接続 器具に適用することも可能である。

可撓性材料から成る容器に液体が充填されるのに伴い、該容器の壁に加わる圧力 は増大するが、米国特許第３．５４６．９４４号によれば、この圧力を感知する 装置が既に提案されている。上記刊行物によれば、部材が容器壁の折り部分上に 設けられかつ該折り部分の両側にて壁に接続される。容器内の圧力が所定の値に 達すると、この部材は破断し、折り部分が容器内の圧力によって外方に延伸する 。しかし、該部材も又弾性的であり、該部材が延伸しているとき、非延伸目盛り 上の伸びを示す。しかし、かかる装置を使用することによって得られる警報、又 はより正確には表示は、人工肛門バッグが睡眠中、過度に満杯になったこと、又 は該人工肛門バッグが直接の目視観察状態にないことを示す警報としては適当で ない。

本発明による制御装置は公知の方法にて、その両端を容器壁に固定状態に接続し 得るようにし、容器壁の延伸可能な部材の上方を伸長するエラストマ一部材を備 えており、特に、人工肛門バングに伴う問題点を解決するため、該装置は請求の 範囲の第１項に記載した特徴を備えるものである。

以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の装置のセンサを形成する部分の平面図、第２図は不作動状態に あるセンサの側面図、第３図は作動状態にあるセンサの対応する側面図、第４図 はセンサの一部を形成し得る接続された弾性的な抵抗要素を有する弾性的な箔ス トリップの平面図、 第５図は警報装置に接続したセンサを取り付けた容器の側面図、第６図はセンサ が容器と一体化された実施例の第５図と同様の側面図、第７図は第６図の線Ａ− Ａに沿った部分断面図である。

−第１図乃至第３図のセンサは電気抵抗要素のような形態となり得るように混合 させた炭素粉末を有するエラストマー（例えばシリコンゴム）にて形成すること が出来、又は第４図によれば、その上に取り付は又は埋め込んだ電気抵抗要素１ ０を有する延伸可能な箔１１にて形成することが出来るストリップ１ｏを備えて おり、該電気要素は炭素粉末を有する上述のエラストマーの構造とする。抵抗要 素１０は該要素が弾性的に延伸することによって変化する電気抵抗値を有してい る。抵抗要素の両端は、ストリップ１０よりも短く、可撓性ではあるが非弾性的 なバンド１３の両端に固定した電気接点１２に接続され、このため、センサは、 それ単独のとき、第２図に示した状態、即ち、バンド１３は退却した（非延伸状 態の）ストリップ１０の上方に円弧を形成する。ストリップの幅を広げて円形の 板１４を形成する該ストリップ１０の下側の両端には、自己接着性の糊１５を塗 布し、保護テープで覆うことが望ましい。

ストリップ１０又は該ストリップに取り付けられた抵抗要素１ｏは、非弾性的な バンド１３により許容される限り延伸することが出来、このためセンサは第３図 に示した状態にあり、この状態のとき、抵抗要素はバンド１３により決まる伸び 率、従って所定の電気抵抗値を有しており、センサは可撓性のプラスチックバッ グから成る第５図の人工肛門容器１６に取り付けることが出来る。センサを取り 付は及び解放したとき、該センサは第２図の状態に復帰し、人工肛門バッグの壁 に単一の折り部分又は折り重ね或は皺状部分１７が形成される。導管１８が接点 １２に接続されており、センサをそれぞれ音響的又は視覚的警報手段２０，２１ を有する警報箱１９に接続する。該警報箱には、上記の警報手段に置換、又は補 充する手段を設けることが出来、かかる手段は振動の形態による警報を発し、こ の振動は警報箱から人工肛門患者の皮膚に向けられる。警報箱内には、バンド１ ３が伸長したとき、センサ要素の抵抗値が所定の値、望ましくは、上述の抵抗値 いる。

人工肛門バッグが満たされるとき、液位の上昇に伴ってその壁の内圧が増大し、 次に、折り部分又は折り重ね部分が伸長すると、これと同時に抵抗要素１０は延 伸し、その抵抗値が変化する。人工肛門バッグが略満杯になると、抵抗値は上記 所定の値となり、警報箱が警報を発し、人工肛門バッグを装用する者は該バッグ を交換すべき時期に来ていることを知らされる。警報箱は衣服の下の人工肛門患 者の身体の適当な位置、又はその他の適当な箇所或は衣類の上に取り付は得るよ うな構造とすることが出来る。

人工肛門バッグを形成する材料が延伸可能又は伸長可能である場合、人工肛門バ ッグは折り部分又は折り重ね或は皺状部分を備える必要はない。

上述の実施例において、センサは人工肛門患者自身が標準型式の人工肛門バッグ に取り付ける必要がある。第６図又は第７図において、該センサは人工肛門バッ グに恒久的に取り付けられており、バッグのメーカがバッグと共に供給するよう になっている。例えば、第６図及び第７図に図示した抵抗要素１０はその両端が 折り部分又は延伸可能な部分１７の上方にある状態でバッグの壁に直接取り付け ることが出来る。次に、融着によりバッグ壁と膣壁の外層１３′　との間に接点 １２を埋め込むことが出来、該外層は第１図乃至第５図の実施例におけるバンド １３に代えて使用されるものである。抵抗要素は外層１３′と容器壁との間に配 置され、又は別の方法にて、容器壁と一体化させ、容器壁土に又は壁内に配置さ れる。この場合、ユーザは警報箱を人工肛門バッグに接続するだけでよい。

上述の装置は同様の方法にて、注入装置が空になったことを警報する手段として 使用することが出来る。センナはパッケージの下方部分に取り付け、注入バッグ が空になったとき退却する。このため、この場合のセンサは、該センサが退却し た状態のときの抵抗値にて警報手段を作動させ得るように設けられる。注入中、 センサはバンド１３により設定される所定の最初の状態がら不断に退却し、注入 バッグの中身が尽きたとき、警報を発動させる抵抗値に達したことを確実に知る ことが可能となる。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．容器壁の伸長可能な部分（１７）の上方を伸長し得るよう両端にて容器壁に 固定状態に取り付け得るようにした弾性的部材（１０）を備える、可撓性材料か ら成る流体容器（１６）、特に人工肛門バッグの液位を制御する制御装置にして 、前記弾性的部材が前記部材を延伸させることにより変化する電気抵抗値を有す る弾性的抵抗要素（１０）を備え、前記部材が抵抗要素の抵抗値の変化に応答し て、警報手段（１９）を接続させる手段（１２）を備えることを特徴とする制御 装置。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の制御装置にして、前記抵抗要素（１０）が延伸可 能な箔（１１）の内部又はその上に配置されることを特徴とする制御装置。
3. ３．請求の範囲第１項又は第２項に記載の制御装置にして、前記抵抗要素（１０ ）又は箔（１１）が容器（１６）に取り付けるための自己接着性被覆（１５）を 備えることを特徴とする制御装置。
4. ４．請求の範囲第１項に記載の制御装置にして、前記延伸可能な部分が容器壁の 折り部分又は折り重ね或は皺状部分を備えることを特徴とする制御装置。
5. ５．請求の範囲第１項に記載の制御装置にして、前記抵抗要素（１０）が容器壁 と一体化されることを特徴とする制御装置。