JPH04504535A - スラブのような平らな金属製品を圧力鋳造するモールド - Google Patents

スラブのような平らな金属製品を圧力鋳造するモールド

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JPH04504535A
JPH04504535A JP2502036A JP50203690A JPH04504535A JP H04504535 A JPH04504535 A JP H04504535A JP 2502036 A JP2502036 A JP 2502036A JP 50203690 A JP50203690 A JP 50203690A JP H04504535 A JPH04504535 A JP H04504535A
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JP2502036A
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ヴァタン,ロベール・アンドレ
クールビエ,ミシェル・フランソワ
シャランコン,ジャン―ピエール・レオ
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クルーゾ・ロアール・アンデュストリー
クレシム
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D7/00Casting ingots, e.g. from ferrous metals
    • B22D7/06Ingot moulds or their manufacture
    • B22D7/08Divided ingot moulds

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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スラブのようt らt を ゛ るモールド本発明は、圧延によってシートに変 形される意図を有している鋼スラブのような大きな厚さ及びかなりの長ざの平ら な%を圧力鋳造するモールドに関する。
鋳造すべき金属を含んでいる取瓶を容器内に入れて、その容器がそれ力)ら容器 の上部縁に漏れないように当てられたカバーによって閉じられることより成って いる鋳造方法が公知であり、長い問使用されている。容器のカバーが耐火性のチ ューブを保持しており、その下部が金属を満たした取瓶内に浸漬され、そしてそ の上部が、開口に連絡しており、この開口が、モールド内で金属を鋳造する摺動 口に接続する手段を備えた容器のカバーを通過している。
取瓶を含む容器より成っており、その閉鎖カバーを備えているこの組立体は、下 部に充填口を具備しているモールドの下の鋳造位置に置くことができる。モール ドに充填するためのこの口は、取瓶にカバーを接続する装置に一致され、そして 漏れないように接触され、それ力)ら圧縮差タリ熔器内に搬送されて、金属を耐 火性チューブ内に上昇させ、それからモールドが完全に満たされるまで、・モー ルド内部に上昇せレカる。
取瓶内に搬送される力′ス圧力の調節によって、金属を鋳造し、モールドに充填 する条件が完全に制御され、これが、非常に満足すべき均一な品質の鋳造を達成 可能にする。
例えば、米国特許第3.888.453号、及び米国特許第3.590.904 号に記載されたこの圧力鋳造方法は、形状部片の製造のみならず、スラブ、ブル ーム、ビレット及び円管のような半製品の鋳造に適用できる。
スラブ、即ち長い長さ及びかなりの厚ざの平らな鋼製品の場合、この厚さに対し て例えば60mmと400mmとの間又はそれ以上にすることが可能であり、長 さ10m程度又はそれ以上そして幅3m又はそれ以上に達するスラブを鋳造可能 にする非常に大きな寸法のモールドか使用される。
ある場合には、鋳造されるべぎ等級の特性、製造されるべきトン数及び製品の厚 さ及び幅に関する製品の大きさによって、この鋳造方法は、スラブの連続鋳造方 法に代えるのが有利であることがある。
スラブの圧力鋳造に使用されるモートは、水平軸線の周りに旋回するように取付 けられた支持、傾斜フレームを具備し、従ってモールドは、鋳造作業を開始する 前に、水平面に対してほんの僅か傾斜することができる。フレームのこの旋回れ を制御することが可能である。
このモールドは主に、平行に且つ互に対向して配置された大きな寸法の2つの側 壁を具備し、グラファイトブロックで内張すされている内面が、モールドの表面 を形成し、この表面が、スラブの2つの大きな面を規定するなめに溶融金属に打 隋虻Vる。
この側壁は、それ等の成形面に垂直方向に、即ち成形製品の厚さに対応するモー ルドの横方向に可動であるようにフレームに取付けられる。
の間に挿入されたスペーサによって提供される。
はモールド内で鋳造できるスラブの最大長さに対応するこのフレームの全長に亘 って、固定される。
第2のスペーサ、又は上部スペーサは、サスペンション装置によって下部スペー サ上のある高さに、且つ平行位置に保たれる。上部スペーサの位置が、モールド 内の鋳造スラブの幅を決定する。この上部スペーサは、前部端、即ち鋳造容器の 上方に配置されたモールド部分の方に配置された前部端で90度曲番ヂられてい る部分を具備する。
前部スペーサは、下部及び上部スペーサの前部端の近くで、下部及び上部スペー サに垂直である配置にモールドの前部に固定されている。前部スペーサの下部端 は、下部スペーサの前部端のすぐ廁に配置されており、モールドを満たすための 口は、通路オリフィスがこれ等の2つのスペーサの間に残っているスペースと連 絡するように配置されている。前部スペーサは、このスペーサに対して90度に 方向づけされた上部スペーサのヘッドと共に、鋳造の終りにヘッダーの充填を行 なうモールドの上部に連絡しているスペースを形成するように上方に延びている 。
モールドの後部に配置されており、長さがスラブの幅に対応している第4のスペ ーサが、上部スペーサと下部スペーサとの間に挿入されており、且つ鋳造スラブ の長さを調節するようにこれ等の2つのスペーサ間を変位できる。
鋳造位置では、モールドは、その前部が鋳造取瓶の方向に下降するように傾けら れるので、充填口と、鋳造取瓶の出口オリフィスどの間に接続を形成するよう位 置づけされるスペーサ組立体に接触する側壁の各々に横のクランプ力を加えるこ とにより提供される。
側壁は金属支持体より成っており、その上に、壁の内部成形面を形成するグラフ ァイトブロックか固定される。
モールドの充填中、及び金属の固化中に、壁の各点において、2つの側壁間に加 えられる横の力は、本質的に可変であるから、いくらかのフレキシビリティを有 し、且つ側壁の異なる領域に加えられる力のある適応を可能にする利用可能なり ランプ手段を有する必要がある。これ等の壁は、特に、金属の圧力差及びスペー サの種々の領域の膨張差を吸収しなければならない。
更に、側壁をスペーサに対してクランプするには、金属の漏れを防ぐなめ及び完 全な製品品質を保証するため、全鋳造作業中有効に行なわれなければならない。
このモールドはまた、横方向に、一方向に又は他の方向に側壁を変位する手段を 具備していて、モールドの開閉を保証するようにしなければならない。
側壁を、グラファイトプロッタの支持体より成っている側壁の外面の側で、長さ がモールドの側壁の長さよりも長いビームより成っている極めて堅固な長手方向 の構造要素に接続することが提案されてきた。これ等の偵歴は、いくらかの弾性 を有し、且つ例えば側壁の表面上のいくつかの点に配置されたばね上に支えられ たロッドより成る連結手段によってビームに接続される。これ等の弾性連結手段 は、壁によって受ける横の応力と膨張差との間の差を吸収することが可能である 。
側壁のクランプは、側壁の長手方向の端のいづれかの側に配置されたビームの対 向する端の間に挿入されたねしジヤツキのような装置によって保証される。
互に平行に、且つ横方向に、側壁のいづれかの側に配置されたビームは、ねじジ ヤツキと共にクランプフレームを形成し、これが横のクランプ力を、弾性連結装 置によって側壁に伝える。
長さが実質的にモールド壁の長さよりも長けれは゛ならないこれ等のビームは、 非常に長く(例えば14m)そしてねじジヤツキの応力を加える点がビームの端 にあるので、これ等のビームはクランプ中に極めて高い曲げモーメントを受ける 。
クランプを効果的にするなめに、従って、ビームは非常に高い剛性及び非常に大 きな慣性モーメントを有する必要があり、従ってこれ等のビームはかなりの大き さ及び質量の要素を形成する。
更に、モールドを開閉するため、モールドのフレーム上を横方向に移動するよう に取付けられるビームは、完全に独立した方法で、一方向に及び他の方向にそれ 等の横の変位を可能にする手段を具備していなければならない。
従って、このデザインは極めて重く、複雑であり且つ高価な構造となる。
モー4レドの構造を軽くし、且つ簡単にするために、壁の横のクランプ力を、側 壁の外部を形成しているグラファイトブロックの支持体に直接加え、そしてモー ルドを開閉するため、壁の横の変位を提供できる流体ジヤツキによってこれ等の 横のクランプ力を加えることが提案されてきた。
しかし乍ら、この解決方法は、側壁の下部縁に沿って配置され、且つモールドの フレームとこの壁との間に挿入された非常に多くのジヤツキ、並びに側壁の上部 に配置され、且つこれ等の壁間の連結を保証する非常に多くのジヤツキの使用を 必要とする。
ジヤツキ組立体は、流体回路を経て並列に供給され、ジヤツキの各々は、バルブ によって回路に接続される。
クランプ及び装置の作動中、ジヤツキの各々は、実際に、それが固定されている 領域の壁土の横の応力に左右される圧力を受ける。これ等の横の力は2特に、グ ラファイト壁のW5脹及びモールドの構造に左右される。
ジヤツキの各々の圧力は、このジヤツキの負荷状態に左右され、そして制御でき ない。従って、個々のバルブは次々に開きがちであり、バルブが開いているジヤ ツキのし〜しにおける応力は、他のジヤツキ上に伝幡し、その弁がまたj獣に開 く。この状態は、クランプ装置の「突然の」開放を生ずる。
流体ジヤツキにより側壁をクランプし、変位するこの装置は、多数のジヤツキを 必要とし、且つこれ等のジヤツキの流体の供給及び制御がモールドの種々の部分 に固定した多くの流体バイブ及び゛多くの弁を必要とするという事実により極め て複雑て゛ある欠点を有している。また液圧流体の漏れの危険、鋳造領域におけ るこれ等の流体による汚染の危険があり、そして設備の複雑さがこの設備の保守 中に、非常に解決が難しljJを生じている。
更に、上記に説明したように、この複雑さは、特に開放のとき、非常に信顆性が あり、且つ非常に均一である設備の作動によって相殺されない。
更に、そのような設備で゛は、壁を変位しクランプする機構が同じ要素から成っ ており、それが多少、モールドの開閉を簡単化している。
このモールドはまた、ねじジヤツキを経てビーム端に接続された極めて堅固なビ ームがクランプに使用されるときよりも軽い構造を有している。しかし乍ら、2 つのクランプ装置のみが使用されるとき、良好な均衡のどれなりランプが、満足 すべき且つ簡単な方法で達成されることに注目しなければならない。非常に多く のクランプジヤツキが使用されるとき、この条件は満たされない。
更に、モールドの全構造はかなり軽量化されるけれども、液圧ジヤツキを経て直 接側壁に加えられるクランプの場合に、これ等の壁のグラファイトブロック支持 体は、堅固なビームに弾性的に固定されている対応する壁支持体に比べて多少補 強されなければならない。
従って、本発明は、モールドを支持し、傾斜するフレームと、2つの平行な側壁 であって、それ等の内部対向面を経て、スラブ面を形成するため鋳造金属に接触 するように意図されており、そしてそれ等の成形面に垂直な横方向にフレーム上 を可動であるように取付けられており、且つ横方向に変位しクランプする手段に 関連すけされている2つの平行な使[&、製品か鋳造されるスペースを限定する ため側壁間に挿入されたスペーサとを具備し、その製品に対して横の力がクラン プされ、その側面が、支持体に並置され、且つ固定されており、そして弾性結合 手段によって、それ等の側壁の変位及びクランプのため、側壁の実質的に全長に 亘って配置された剛性のビームに接続され、且つフレームに対して横に可動でび クランプの双方を行ない、且つ作動が非常に有効であり、簡単であって、均衡の とれたクランプを保証する手段と、モールドフレームの構造要素内のクランプ応 力の制限装置とを具備するようになっている、スラブのような非常に厚さの厚い 、かなりの長さの平たい金属製品を圧力鋳造するモールドを提案するのが目的で ある。
この目的のため、モールドのフレームは、フレームの長手方向の端部から実質的 に離れている領域に配置された少くとも1つの剛性の横の構造要素を具備し、し て、フレームの横の要素の端部支持部によって保持された少くとも1つの複動で 、ジヤツキによって成形壁の双方の変位を行ない、それ等の壁を近接させ又は分 離し、そして成形中、これ等の壁をスペーサに対してクランプするようになって おり、このビームが出来る限り小さい曲げモーメントを有し、そしてクランプ力 が、モールドフレームの横の構造要素によって制限されるようになっている。
本発明を容易に理解させるために、添付図面を参照して、本発明によるスラブ鋳 造のためのモールドのいくつかの実施態様の非限定の実施例について説明する。
図1は、スラブの圧力鋳造設備組立体の部分断面立面概略図である。
図2は、モールドの側壁部分及びこの壁に接触するスペーサの斜視図である。
図3は、本発明によるモールドの支持及び傾斜フレームの斜視図である。
図4は、モールドの2つの側壁を示している、図5の4−4に沿った垂直平面の 断面図であり、これ等の壁の一方は閉じた位置にあり、そして他方の壁は開いた 位置にある。
図5は、図4の5による平面図である。
図6Aは、本発明によるモールドの垂直平面の半部断面図であり、その対応する 側壁は開いた位置にある。
図6Bは、本発明によるモールドの垂直平面の半部断面図であり、その対応する 側壁は、閉じな位1にあり、且つその最大摩耗状態にある。
図7は、図6Aの細部7の拡大部分断面図である。
図8は、本発明及び他の実施杯様によるモールドの側壁の図9の8−8を通る概 略的断面図である。
図9は、図8の9による平面図である。
図1は、製鋼所の地上lに固定されており、容器4の支持及び変位を行なうキャ リッジ3のための走行レール2と、スラブの鋳造及び成形のためのモールド6の 支持柱5とを具備している圧力鋳造設備の組立体を示している。
容器4は、取瓶支持体7と、閉鎖カバー8とを具備し、この閉鎖カバー8はそれ が容器本体4上に閉じた位置にあるとき実質的に垂直に配置された耐火性材料の チューブ9を取付けられている。溶融鋼11を含んでいる取瓶10は容器4内の 支持体7上に静置している。耐火性材料のチューブ9は溶融金属11内に浸漬さ れており、その開放下部端は取瓶lOの底部の僅か上方に位置づけされている。
チューブ9の上部端は装置12のレベルでカバー8を通過しており、この装置1 2がモールド6を充填するための開口とチューブ9との閏の漏れのない接合を保 証可能にしている。
設備13は、約lバールと8バールとの間の圧力であって、且つ鋳型中極めて正 確に調節できる空気を取瓶4(sic)内に搬送するのを可能にしている。
図1は、上昇した位置のモールド6を示している。モールド6の傾斜位置が溶叩 11の鋳造を可能にする。この位置では、閉止スライドを備えており、モールド に充填するための口14が、チューブ9の上部端の通路のレベルにおいて容器4 のカバー8の上部端に位置づけされた装置12に対して漏れのないように適用さ れている。
モールド6に充填するための口14は、モールドの最下部に位置つ°けされてお り、そのフレーム1!47)C平面に対して僅かに傾斜していれはよい。容器4 の上方に位置つけされたモールドの長手方向の端がモールドの前部部分として示 されている。
モールドのフレーム15が以下に説明するこのモールドの構造要素を支持し、且 つモールドの傾斜した鋳造位置と、鋳造口14が容器カバー8に固定されている 装置12から離れている引っ込んだ位置との間にこのモールドを傾ける。モール ドの引っ込んだ、又は上昇した位置では、例えばスラブ鋳造の終りに、容器4は 、新モールドの下の鋳造位置にもたらすため、ある四よ容器4内に鋼を充填した 新取瓶ど取瓶10の収攬えを可能G:、する製鋼所の領域にもならすため、容器 4のキャリッジ3によって変位できる。
モールド6を傾けるため、フレーム15は支持柱5の1つの水平軸17の周りに 関節式に連結されて取付けられている。
開部接合軸17に対して後方に、モールドの長さに従って配置されたジヤツキ1 8が、第2の柱5とフレーム15の部分との間に挿入されている。
図1及び図2を参照して、モールドの全体的構造を説明する、モールドの空洞は 、図1で判るスペーサ20.21.22及び23によってスラブの厚さに相当す る4つの面と、前部が図2に示されている壁25のような側壁によってスラブの 2つの大きな面に相当する2つの側面とで敷されている。モールドの内部空洞2 4は、圧縮空気が設備3を経て取瓶4(sic)の内側に搬送されるとき漸次溶 融鋼11で満たされる、この溶融金属は耐火性のチューブ9内を通り、充填口1 2を経てモールド内に侵入する。モールドが前方に傾斜されるに従って、モール ド内の鋳造金属の層は、モールドの前部から後部に減少する高さを有している。
サスペンション装置27に固定した上部スペーサ20は、スラブの上部縁を限定 するよう意図された長手方向の部分20aと、長手方向の部分20aに対して9 0度に配置されており、且つ上方に向けられている前部部分20bとを具備して いる。前部スペーサ22は、上部スペーサ20の上部部分20bに対向して配置 された上部部分と、前部部分20bと境を接している立上り28とを具備し、金 属がモールドの後部端のモールドの最高部分を満たすとき、鋳造の終りに前記立 上り28内に鋳造金属11が侵入する。立上り28はモールドの空洞を収縮が行 なわれるヘラグーに連絡している。
下部スペーサ21はフレーム15によって支持されており、且つ鋳造スラブの長 手方向に対応するその長手方向に従って配置されている。
後部スペーサ23は、フレーム15の後部によって保持されている長手方向変位 装置29に連結されている。スペーサ23は、上部スペーサ20と下部スペーサ 21との間に挿入されており、そしてスラブの幅を決定する。スペーサ20゜2 1.22.及び23はすべて同じ厚さを有し、そしてスラブの厚さに対応して成 形空洞の幅を固定すること力河能である。
図2で明らかなように、20.21.22のようなスペーサに対して適用されて いるモールド6の側壁25は(側壁25の前部のみが図2に示されている)、サ ポート30と、サポート30内に固定した非常に厚いグラファイトブロックより 成っている内部ライニング31とを具備し、サポート30のC形状断面がブロッ ク31のハウジングを提供している。ブロック31の完全平面の内面32は、ス ペーサの両側でスペーサに接触して、これ等のスペーサと共に、スラブ鋳造のた めの空洞を提供する。漸次、モールドを満たす溶融金属に接触する面32は従っ て、スラブの大きな面に対する成形面を形成する。
下部スペーサ21の前部端は、丸い形状とカットアウトとを有し、且つ前部スペ ーサ22の下部分と共に、モールド空洞内の金属のための通路スペースを提供し ている。モールドの充填口24は、溶融金属のためのこの通路スペースの延長内 に配置されている。
図2はまた、立上り28が壁25のグラファイトブロックの内面320部分によ り横で荒定されているのを示している。
側壁25のためのライニングを形成しているグラファイトブロック31は、モー ルドの長さに従って実質的に互に等間隔に配置されているチャンネル33を穿孔 されている。チャンネル33は、スプレー水によってグラファイトブロックを冷 却する装置を収容可能にする。
スペーサ20の両側に配置された壁25は、モールドのフレーム15上の横方向 に、即ち、スペーサの厚さ及びスラブを鋳造する空洞の方向に対応するそれ等の 成形面に垂直な方向に可動であるように取付けられる。
図3乃至図7を参照して説明する、支持、案内、及び変位手段、並びにクランプ 手段は、壁25の各々に関連づけられている。
図3はモールドのフレーム15を示しており、その形状及び構造が、側壁25の 変位及びクランプ装置の取付及び実施を可能にしており、この装置は前に説明し た従来技術による装置の欠点を有していない。
図3はモールドのフレーム15を示しており、これは長手方向の部材35を具備 し、その上面がモールドの下部スペーサ21を収容可能にしている。長手方向の 部材35は、小さいビームと金属シートのカットアウトより成っており、溶接に よって組立てられていて、大きな剛性の構造体を与えている。スペーサを収容す る長手方向部材35の上部部分は支持面を有し、その位置は、モールドの長さに 従って配置された下部スペーサに正しく位置づけするために極めて精密に調節さ れる、そして前記上部部分はその下部壁を規定している。
本発明によれば、フレーム15は、C又はUの形状の2つの横の構造要素36及 び37を具備し、上方に向いたそれ等の端部36a、36b、37a、37bが 、モールドの側壁25を変位し、クランアする手段のためのサポートを形成して いる。
支持部分36a、36b、37a、37bは、フレーム15の中央の長手方向部 材35に平行である支持長手方向部材上にそれ等の下部部分を連結される。支持 長手方向部材38a及び38bは、フレーム組立体の剛性を改良し、且つ長手方 向部材38a及び38bのレベルにおいて横に配置された支持柱上に鋳造位置に 静置するモールドの安定性を改善可能にする支持面を提供可能にする。
横の要素36及び37は、金属シートの溶接によって、中央の長手方向部材35 と同じ方法で形成され、且つ丈なそれ等の横の要素36及び37を、モールドの クランプ応力を支持する構造要素に形成可能にする大きな剛性を有している。
C形状の横の要素36及び37は、この長手方向部材35の端から実質的に離れ でいる領域において中央の長手方向部材35上に固定される。
実際に、図示し説明する本発明の実施態様では、要素36は、長手方向部材35 の前部端から前部要素37を離している距離よりも実質的に大きい、長手方向部 材35の後音鴻功)ちの距離に配置されている。
図1で明らかなように、フレーム15の後部部分は、後部スペーサ23の長手方 向の変位のための装置29を収容し、一方モールドの前部スペーサ22は、フレ ーム15の前部部分のレベルに、あるいはその僅か前方に配置されている。全モ ールド、そして詳細には、その側壁25は従って、上記の実施態様の場合には、 長手方向の部材35の位置に対して前方にオフセットされている。
従って、C形状構造要素36及び37の位置は、これ等の要素の端に配置された 支持部分36a、36b、37a、37bが実質的に側壁25の端から離れてい る側壁25の領域のレベルに、長手方向に配置されるように選択される。
図3に示された全フレームは、側壁25を横方向で支持し、案内可能にし、且つ これ等の側壁の変位及びクランプのための装置の応力に耐え、そして補償するの を可能にするクレードルを形成する。
図4及び図5は、側壁25がグラファイトブロック31の支持体30によって横 に配置された長手方向のビーム40に接続されており、且つ壁25が互に平行で あるように位置つ′けされるようにフレーム15の長さに従って対向しているの を示している。
ビーム40はそれ等の下部において、ローラー42を具備しているキャリッジ4 1上に固定されており、これ等のローラー42は、支持レール43と、横の垂直 部分の37のような構造要素の内部に固定された上部支持プレート44とより成 っている軌道上を横の方向に転動することによって変位することができる。
横の構造要素37に関連した支持、案内、変位及びクランプ手段のみについて説 明したけれども、要素36が、図5から明らかなように、同等の手段を具備して いることは全く明らかである。
壁25の変位及びクランプ手段は、4つの流体ジヤツキ45より成っており、そ の各々は、C形状の横の構造要素36又は37の1つの上部支持端を形成してい る支持部分36a、36b、37a、37b上に固定されている。要素36及び 37のこれ等の端部及び支持部分は、カバーの形状を有しており、その各々の中 に、ジヤツキ45の本体が固定されている。ジヤツキ45のロッド45′の各各 は、横の構造要素36又は37のレベルにおいて対応するビーム40に連結され ている。
図5で明らかなように、ビーム40は壁25の支持体30の長さよりも僅かに短 い長さを有している。
壁25の支持体30は、いくつかの数の点で接合装置46によってビーム40に 連結されている、これについては図6A及び6Bを参照して以下に詳細に説明す る。
横の構造要素36及び37は、実質的にそれ等の端から離れている壁25の領域 に配置されている。従ってジヤツキ45のロッドは、それ等自身ビーム40の長 手方向の端から離れている領域においてビーム40に連結されている。
図5に示した実施態様では、ジヤツキ45のロッド45′の接合点と、最も近い ビーム40の長手方向の端との距離は、実質的にビームの全長の25%に等しい 。
従って、ねじジヤツキによってビームの端にクランプされている従来技術の装置 に比べて、一方ではモールドの側壁の長さに比べてビームの全長が減少され、そ して他方においてこれ等のビーム上へのクランプ応力の付加点が、側壁がスペー サに対してクランプされるとき、ビームの曲げモーメントを出来るだけ小さくに 平行な配置に、即ち長手方向に、これ等の端部36aと37aどの間に配置され た第1のねじれ棒48aを保持している。
同様に、ねじれ棒48bは、その端部を横の構造要素36及び37の外方端部3 6b及び37bによって保持され、且つビーム40及び対応する側壁25に平行 に長手方向に配置されている。
ねじれ棒48a及び48bの端の各々に、2つの関節式に連結した接合棒組立体 がビーム40とねじれ棒との連結を可能にしている。
ごの組立体の各々は第1のレバー50を具備し、このレバー50は対応するねし れ棒48に堅固に固定され、且つ関節式にその他端を、接合棒51に連結されて おり、この接合棒51は、一方において軸52aによりレバー50の端に連結さ れ、そして他方においてビーム40上に軸52bによって連結されている。軸( sic)48a、52.52a及び52bの周りのレバー50及び接合棒51の 組立体の関節式連結は、ジヤツキ45がビーム40及び対応する壁25を、図4 の左に示したその完全に開いた位置と、図4の右に示したその閉じた位置との間 に変位するとき、レバー50を関節式連結部48aの周りに回転可能にする。こ の変位は、ビーム40の全長の約50%に等しい距離に互に離れて配置されたこ のビームの接合領域において対応するビーム40に接続したジヤツキ45のロッ ド45′の引っ込みによって達成される。
この変位中、ねじれ棒48の端に堅固に固定された2つの接合棒50は、対応す るビーム40に関連した2つのジヤツキ45が、このビームを、それがモールド の理論的長手方向に完全に平行であるように変位すれば、絶対的に等しい角度だ け回転する。
ジヤツキ45が、例えは壁をその閉じる位置にもたらすなめに、対応するビーム 40及び壁25(sic)を低圧力を供給して変位すれば、対応するねじれ棒4 8は、いかなる大きなねじりも受けず、且つビーム40がモールドの理論的長ム 40及びビーム40と、対応する側壁25の支持体30との閏の弾性接合装置4 6によって、モールドの側壁をクランプするため高圧力を供給される。
高圧力をジヤツキ45に供給することによるクランプ応力は、25mm程度の距 離を超えて側壁を変位する終り部分のとき加えられ、そしてスラブかモールドか ら除去されるまで、スラブの全鋳造及び冷却作業中維持される。
高圧力を供給されたジヤツキ45によりビーム40に加えられた応力は、ビーム 40の理論的長手方向に対してビーム40のある不整合を吸収する棒48のいく らかのねじりを生ずることができ、一方モールドの各側及び゛その面の各に対す るジヤツキのクランプ応力の等しい分布を保証することができる。
これは、鋳造中クランプ応力の均一な分布を可能にしながら、これ等m力椅れ等 の理論的方向に厳密に平行を保つように壁の変位を保証する。
図6A及び6Bは、より詳細に、変位の構成及び図4に概略的に示したクランプ 装置を示している。
図6Aでは、側壁25はその完全に開いた位置で示されており、対応する支持ビ ーム40は、モールドの軸線54の外側の方に最も離れた側方位置にある。
この位置は、新しい遣の完全6に対応しており、そのブラフアイドブロック31 の厚さはその最大である。
他方において、図6Bは、閉じた位置の壁25を示しており、対応する支持ビー ム40は、鋳造モールドの軸線54に最も近い側方位置にある。それからジヤツ キ45のロッド45′は、その最高節回まで引っ込む。
この位置は側壁25の閉じている位置に相当し、そのグラファイトブロック31 の内部層はその泗プfi毛直に達している。
スラブの連続鋳造中、グラファイトブロック31はいくらか摩耗を受け、そして それ等の成形面は、冷却チャンネルを超えて残っているグラファイトの厚さが限 界値に達するようなときまで修理することができる。
図6Bでは、側壁25は、下部スペーサ21に対するそのクランプ位置で示され ている。破線は、鋳造されるスラブの横断面に対応している成形空洞の断面55 を示している。
図6Aはまた、上部スペーサ20のサスペンション及び位置づけのための装置2 7を示しており、スペーサ20は、図示の設備の場合、ビーム40の上部部分に よって保持されている。
図6A及び6Bで明らかなように、壁25は、それ等の支持体30及びビーム4 0内に設けたハウジング56内に置かれた弾性装置46によって対応するビーム 40に接続されている。
普通の設計の装置46の各々は、対応する壁25の支持体30の外面上に支持さ れ、且つビーム40のハウジング56の軸線に従って配置されたロッド57を具 備している。螺旋は′ね58が、ロッド57の周りに[司)耶シヘウジング56 内に配置されている。ばね58は、ロッド57の支持面と、ロッド57が通過し ている環状支持プレート59との間に挿入されており、ロッド57のねじのつい た端部はロッキング及び調節ナツトを収容している。
これが、ビーム40と対応する壁25との閏の弾性結合を形成し、ジヤツキ45 によってビーム40に加えられるクランプ力は、弾性装置46によって壁25に 伝えられる。これは、この壁及びモールド構造体が受ける膨張による側壁の異な る領域のクランプ応力に自動的に適合する。
ジヤツキ45の領域において、ビーム40はハウジング毛0を具備し、その各各 の中に対応するジヤツキ45の本体の一部分が、図6Aに示したように、最も引 っ込んだ位置のとぎ侵入できる。
図7を参照して説明すると、ジヤツキ45のスラスト及びけい引要素のこの可能 性及び配置が、横の方向における側壁の変位及びクランプ装置の全体の大きさを 減少することが可能である。
図6A、6B及び7て・明らかなように、ジヤツキ45の本体は、モルトの外側 の方に配置されており、且つ対応する横の要素37の対応する端部37a又は3 7b上に固定された部分45aと、モールドの内側の方に向いており、且つジヤ ツキが完全に引っ込んだ位置にあるとき、ビーム40の対応するハウジング60 内に侵入することができる部分45bとを具備している。
図7で明らかなように、横の要素37の支持端によって保持されているジヤツキ 本体の部分45aによって液圧流体を供給される。
ジヤツキのロット62は、モールドの内側の方に向いたその前部端に、空洞63 を具備し、この中に端部にピボット66及び67を備えたスラスト要素64が取 付けられている。ピボット67はロッド6に取付けたピボットベアリング68内 に収容されている。
ピボット66は、環状部片71によってビーム40上に固定されており、且つビ ーム40とジヤツキ45との間の結合を保証しているプレート70に取付けなピ ボットベアリング69内に収容されている。
穴65がスラスト要素64を通り軸線方向に通過し、そしてこの穴内に、端にベ アリングストップ73及び74を具備しているけい引ロッド72が取付けられて いる。ストップ73は、結合プレート70の開ロア5内に侵入しているロッドの 一端に結合されており、そしてベアリングストップ74は、ロッド62の支持面 76によって閉じられた空洞63の部分内にある。
ジヤツキ45のロッド62の変位が、ロッド62の内側端において、且つプレー ト70に対してピボットするように取付けられたスラスト要素64によって、ス ラストの方向に、ビーム40に取付けた結合プレート70に伝えられることは明 らかである。
モールドのクランプに必要なスラストは、従って、しっかりした部片64を経て 伝えられ、そのピボット取付部が、ジヤツキの軸線とビーム40の変位方向との 間のいかなる不整合をも吸収可能にする。
更に、けい引の方向、即ち本体の内側へのジヤツキのロッドの引っ込み方向、そ して開口の方向にビーム40に関連した側壁の変位の方向に、そのけい引力はロ ッド72によって簡単に伝えられ、そのストップ73及び74は、それぞれプレ ート70及びロッド62のストップ部片76に接触する。大きな力を必要としな いモールドの開放は、比較的小さい直径を有し、且つクランプされない壁の変位 軸線に対してけい引軸線の不整合のある、又はないロッドを経て伝えることがで きる。
図6Aに示したように、開放の方向の壁の変位の終りに、ジヤツキ45の本体端 部45bは、対応するビーム40の開口60内に侵入する。前述のスラスト及び けい引ロッドのこの配置及び設計は、横の方向のジヤツキ45の全体の大きさを 最小にすることが可能である。
スペーサ上の側壁内面を経て、モールド支持体の側壁にクランプ応力を加えると き、C形状の横の要素36及び37の支持端に固定したジヤツキ45によって加 えられる応力は、互に対向して配置されたジヤツキの対の各々のレベルにおいて クラン7応力を制限するこれ等の要素によって吸収される。
更に、前述のように、ビーム40の長さによって、これ等のビームの端から離れ ている位置に配置された領域のジヤツキの配置は、クランプのときビームが受け る曲げモーメントを最小にすること力河能である。従って、これ等のビーム、従 って全モールドの全体の大きさ及び重量をかなり減少すること力河能である。
ビーム端部においてねじジヤツキによってクランプされるビームを使用する公知 の技法の場合のように、良い均衡のどれな(isostatic )クランプが 達成され、本発明による装置の追加の利点は、クランプ中にビームに加えられる 曲げモーメントの最適化ニ司連している。従って、特にビームの構造を軽くする ことによって、モールドの全質量をかなり減少することが可能となる。
更に、互に対向して配置された側壁のフレームは、それ等の不整合のとき、互に 完全に関係なぐ独立しており、ジヤツキのようなりラン1又は変位手段は、これ 等のフレーム間に挿入されない。
従って、本装置は、モールドの側壁を変位し、クランプするのに1つの機構のみ を必要とする利点を提供する。
クランプ中に、側壁に加えられる応力は、ジヤツキの液圧制御によって簡単に同 期化てきる。側壁が応力に適合している弾性装置により接続されているビームに 応力を加える少数のジヤツキによってクランプ及びクランプ外しが達成されるの で、モールドのクランプ及びクランプ外しがまた完全に制御される。
図8及び9は、本発明による応力鋳造モールドの他の実施態様を概略的に示して いる。
一方において図8及び9、他方において図4及び5の対応する要素は、同じ参照 番号を有している。
モールドを支持し、傾斜するフレームは、2つのC形状の横の要素36及び37 を具備している図3に示したフレームと実質的に同じである。
上記のように、モールドの側壁25は、弾性装置46によってビーム40上に固 定されており、そしてビーム40は、キャリッジ41によって、フレームの要素 37上を横方向に可動であるように取付けられている。
しかし乍ら、図8及び9に示した他の実施態様では、ビーム40による壁25の クランプは、図4及び5に示した実施態様の場合のような4つの液圧ジヤツキ4 5の代りに2つの液圧ジヤツキ75によって行なわれる。
ジヤツキ75は、C形状の横の構造要素36及び37の下方、装置のフレームの 下部部分に配置されている。
ジヤツキ75は、2つの作動ロッド76を具備し、この作動ロッド76は各々、 C形状の横の要素37の支持端37aのレベルにおいて水平軸上にピボットする ように取付けられたレバー77に関節式に連結されている。
ジヤツキ75のロッド76に対向するレバー77の端部は、対応するビーム40 に固定したスラストロッド78に関節式に連結されている。
ロッド76の引っ込み方向へのジヤツキ75の供給が、相互の方への壁25の変 位、従ってクランプ効果を生ずる。
図4及び5に示した実施5様と異なり、ジヤツキ75によるビーム40の変位、 従ってそれに接続されている壁25の変位は、互に独立してはいない。
従って、相互に対する壁の独立した変位のために、モールドのフレーム15の部 分と対応するビームとの間に挿入された追加の変位ジヤツキ80を設ける必要が ある。
ねじれ棒81は、2つのジヤツキ80の変位を同期化し、且つビーム40を平行 に保つのを可能にする。
モールドを閉じた後、ジヤツキ75によってクランプを行なうことができる;こ の2・ジヤツキ装置は、この場合に、壁の変位及びそれ等の壁のクランプのため の独立のジヤツキを設ける必要があることを除き、図4及び5を参照して説明し た4・ジヤツキ装置と同じ利点を有している。
本発明は上述の実施態様に限定されない。
従って、フレームが、フレームの中央部分の近くに配置されたC形状又はC形状 の横の構造要素のみを具備するモールドを設計可能である。
この場合に、壁の各々に対して1つの変位及びクランプジヤツキのみを使用する ことが可能であり、その応力は側壁の中氾祈<に加えられる。しかし乍ら、この 配置は、壁が接続されているビームの曲げモーメントを最小することに関して説 明した配置よりもはるかに好ましくない。しかし乍ら、この配置は、クランプ手 段が、モールドの長手方向の端部の外側のビーム端の間に挿入されている従来技 術による配置に対して、曲げモーメントをi#J1にすることに関してより好ま しい。
横の構造要素が、ジヤツキのようなスラスト手段のための支持面を、モルトのフ レーム側部の各々の上に設けるのを可能にするので、この横の構造要素はC又は U以外の形状を有することができることは自明である。
すべての場合に、横の支持面を具備しているこれ等の横の構造要素は、支持体に 関連したスラスト手段がこれ等の壁の端から比較的離れている領域においてモー ルドの側壁に横の力を加えることができるように、長手方向に配置されなければ ならない。
実際には、これ等の支持体は、側壁の端部外側に配置され、その長さは側壁の全 長の約少くとも20%である。
本実施態様は、側壁の全長の60%以下であるこの壁の中央領域の少くとも1又 は2つのジヤツキのモールド側壁の装置によって代表されている。
ジヤツキは、スラスト及びけい引ジヤツキの各々の全横の大きさを減少する利点 を有している上述の方法と異なる方法で取付けることができることは自明である 。
同様に、壁の変位を同期化する装置は、既述のねじれ棒と異なる形式で作ること ができる。
最後に、本発明によるモールドは、製品の長さ、幅及び厚さに関して、この製品 の寸法に関係なく、スラブのようないかなる平らな製品の圧力鋳造に対しても使 用できる。
手続補正書(j5炙 1.事件の表示 PCT/FR90100026 平成 2年特許願第502036号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 クルージ・ロアール・アンデュストリー住 所 東京都千代田区大手町 二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話3270−6641〜6646 6、補正の対象 (1)出願人の代表音名を記載した国内書面(2)委任状及び翻訳文 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.モールド(6)を支持し、そして傾斜するフレーム(15)と、スラブの面 を形成するために、内部対向面(32)上で、鋳造金属に接触するようになって いる2つの平行な側壁(25)とを具備し、前記側壁(25)が、それ等の成形 面(32)に垂直に横方向にフレーム(15)上に可動であるように取付けられ ており、且つ横方向に変位及びクランプする手段(45,75,80)、並びに 製品が鋳造されるスペースを規定するため側壁間に挿入されたスペーサ(20, 21,22,23)に関連づけられており、前記製品に対して側壁(25)がク ランプされ、前記側壁(25)が、それ等の変位及びクランプのため、弾性結合 手段によって、剛性なビーム(40)に接続されており、前記剛性なビーム(4 0)が側壁(25)の実質的に全長に亘つて配置されていて、且つフレーム(1 5)に対して横に移動可能であるように取付けられているようになっている、ス ラブのような非常に厚い、かなりの長さの平たい金属製品を圧力鋳造するモール ドにおいて、 モールド(6)のフレーム(15)が、フレーム(15)の長手方向の端から実 質的に離れている領域に配置された少くとも1つの剛性な横の構造要素(36, 37)を具備し、前記要素(36,37)が2つの端部支持部(36a,36b ,37a,37b)を具備し、それ等の間に横の成形壁の支持ビーム(40)か 配置されており、そして壁の横の変位及びクランプのための手段(45)が、壁 (25)の各々に対して、フレーム(15)の横の要素(36,37)の端部支 持部(36a,36b,37a,37b)によって保持された少くとも1つの複 動ジャッキ(45)より成っており、前記ジャッキの可動部分(45′)が、ビ ーム(40)の長手方向の端から実質的に離れている領域において対応する成形 壁(25)のビーム(40)に接続されており、単にジャッキ(45)のみによ って、成形中に、成形壁(25)を接近させ、あるいは分離するための生成壁( 25)の変位及びスペーサ(20,21,22,23)に対するこれ等の壁のク ランプの双方を行なうようになっており、ビーム(40)が出来る限り小さい曲 げモーメントを有し、そしてクランプ応力が、モールド(6)のフレーム(15 )の横の構造要素(36,37)によって制限されることを特徴とするモールド 。 2.モールドの支持フレーム(15)が、モールドの長手方向に従って配置され た長手方向部材(35)と、2つの横の構造要素(36,37)とを具備し、前 記横の構造要素(36,37)の端部支持面(36a,36b,37a,37b )が各々変位及びクランプジャッキ(45)を保持している請求項1の鋳造モー ルド。 3.横の構造要素(36,37)が、2つの分岐部を具備しているC又はU形状 を有しており、前記分岐部の端部が、端部支持部(36a,36b,37a,3 7b)を形成している請求項1及び2のいづれか1つの項の鋳造モールド。 4.横の構造要素が、モールドの側壁の中央領域に対向して配置されたフレーム の中央領域に置かれており、この中央領域が、実質的に側壁の全長の60%に等 しい長さを有している請求項1〜3のいづれか1つの項の鋳造モールド。 5.横の構造要素(36,37)の各々が、側壁(25)の全長の約25%に等 しい壁の最も近し長手方向の端からある距離に配置されているモールドの側壁の 領域に対向して配置された領域にフレーム上に配置されている請求項2の鋳造モ ールド。 6.ビーム(40)と側壁(25)との間の弾性結合手段が、ビーム(40)の ハウジング(56)内に配置されている螺旋ばね(58)より成っており、且つ ビーム(40)の支持面と側壁(25)上の支持部片との間に挿入されている請 求項1〜5のいづれか1つの項の鋳造モールド。 7.ねじれ棒(48a,48b)が、モールドの長手方向に、且つこのモールド の各側部に、互に対向している端部支持部(36a,37a,36b,37b) の間に配置されており、ビーム(40)の各々が、ねじり棒の端部近くの2つの レバー/接合棒組立体(50,51)によってモールドの同じ側部に配置された ねじり棒に接続されており、レバー及び接合棒(50,51)は、長手方向の軸 (52a)の周りに一緒に関節式に連結されており、レバー(50)がねじり棒 に堅固に接続され、そして接合棒(51)がビーム(40)に関節式に連結され ていて、ジャッキ(45)の作動によるその変位中に、ビーム(40)を平行に 保つようになっている請求項2の鋳造モールド。 8.ねじり棒の剛性が、ビーム(40)の変位中、ビーム(40)を平行に保つ のに十分であり、ジャッキ(45)が、低圧力を供給されて、ねじり棒がモール ドのクランプ中にのみ変形を受け、ジャッキ(45)のクランプ圧力を維持しな がらビーム(40)のいかなる不整合をも吸収するために、ジャッキ(45)が 高圧力を供給される請求項7の鋳造モールド。 9.変位及びクランプジャッキ(45)の本体が、横の構造要素(37)の端部 支持部(37a,37b)に対して内側の方に突出する部分(45b)を具備し 、そして対応する壁の開放の位置にジャッキ本体のこの突出部分を収容するため に、対応するビーム(40)が、ジャッキ(45)の突出部分(45b)のそれ 等に対応する位置に1又はそれ以上のハウジング(60)を具備している請求項 1〜8のいづれか1つの項の鋳造モールド。 10.ジャッキ(45)が、スラスト要素(64)をピボットするように取付け られているスラスト及びけい引ロッド(45′,62)を具備し、前記スラスト 要素(64)が中心穴を具備し、その中にけい引ロッド(72)が取付けられて いて、ジャッキのスラストが要素(64)によって伝えられ、そしてその引っ込 みがスラスト要素(64)の穴内に自由に取付けられたロッド(72)によるけ し別によって行なわれる請求項1〜9のいづれか1つの項の鋳造モールド。 11.モールド(6)を支持し、そして傾斜するフレーム(15)と、スラブの 面を形成するために、内部対向面(32)上で、鋳造金属に接触するようになっ ている2つの平行な側壁(25)とを具備し、前記側壁(25)が、それ等の成 形面(32)に垂直に横方向にフレーム(15)上に可動であるように取付けら れており、且つ横方向に変位及びクランプする手段(75,80)、並びに製品 が鋳造されるスペースに境を接するため側壁(25)の間に挿入されたスペーサ (20,21,22,23)に関連づけられており、前記製品に対して側壁(2 5)がクランプされ、前記側壁(25)が、それ等の変位及びクランプのため、 弾性結合手段(46)によって、剛性なビーム(40)に接続されており、前記 剛性なビーム(40)が側壁(25)の実質的に全長に亘って配置されていて、 且つフレームに対して横に移動可能であるように取付けられているようになって いる、スラブのような非常に厚い、かなりの長さの平たい金属製品を圧力鋳造す るモールドにおいて、 モールド(6)のフレーム(15)が、フレーム(15)の長手方向の端から実 質的に離れている領域に配置された少くとも1つの剛性な横の構造要素を具備し 、前記要素が2つの端部支持部を具備し、それ等の間に横の成形壁(25)の支 持ビーム(40)が配置されており、そして壁(25)をクランプする手段が、 フレーム(15)の横の構造要素(36,37)の下に配置された少くとも1つ のジャッキ(75)より成っており、且つ各々が横の構造要素(37)の端部支 持部(37a,37b)上にピボットするように取付けられているレバー(77 )の端に関節式に連結されている2つのロッドを具備し、ジャッキ(76)のロ ッド上の関節式連結部と反対のレバーの端が、ビーム(40)の1つに接続され ているロッド(78)に関節式に連結されていることを特徴とするモールド。 12.側壁(25)が、支持体(30)に並置され、且つ固定されている大きな 厚さのグラファイトブロック(31)より成っている請求項1〜11のいづれか 1つの項の鋳造モールド。
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