JPH0450435A - エアターボラムジェット用水素加熱器 - Google Patents

エアターボラムジェット用水素加熱器

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JPH0450435A
JPH0450435A JP16240790A JP16240790A JPH0450435A JP H0450435 A JPH0450435 A JP H0450435A JP 16240790 A JP16240790 A JP 16240790A JP 16240790 A JP16240790 A JP 16240790A JP H0450435 A JPH0450435 A JP H0450435A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は宇宙往還機等に用いるエアターボラムジェット
用水素加熱器に関するものである。
[従来の技術] 第4図は一般的なエアターボラムジェットの構造の一例
を示すもので、図中2はプリクーラ、3は水素加熱部、
4は圧縮機、5は該圧縮機4の外周部にリング状に配設
され、図示しない駆動伝達機構を介して前記圧縮機4の
動翼13を駆動し得るタービン、6は燃焼室を示してい
る。
高圧に保持された極めて低温の液体水素7を図示しない
ポンプ等によりブリクーラ2に導き、エアターボラムジ
ェット1内に取り入れられた空気8の冷却に利用すると
ともに、液体水素7自体を昇温させて水素ガス7aとし
、更に燃焼室6後方におけるエンジンケーシング9に形
成した水素加熱部3に、前記水素がスフaを導いてエン
ジンダクト10内を流れる燃焼ガス11との熱交換によ
り水素ガス7aを高温高圧の水素ガス7bとする(プリ
クーラ2を有しないエンジンの場合には、図示しないポ
ンプ等により直接送られてきた液体水素7を水素加熱部
3で高温高圧の水素ガス7bとする)。
この高温高圧の水素ガス7bをタービン駆動ガス入口マ
ニホールド12に導き、その流れにより前記タービン5
を駆動する。タービン5が駆動されると、図示しない駆
動伝達機構により圧縮機4が駆動され、空気8を吸入、
圧縮して後方へ流す。これにより、圧縮機4により圧縮
された空気8と前記タービン5から排出された高温高圧
の水素ガス7bとが混合して燃焼室6で燃焼され、高温
高圧の燃焼ガス11となってエンジンダクト10内を後
方に流れ、エアターボラムジェット1の後部ノズル14
出口において膨張し、推力を発生するようになっている
しかし、宇宙往還機等のように、高性能・高出力を必要
とするものに、上記エアターボラムジェット1を採用す
るためには、タービン駆動ガス入口マニホールド12に
導く高温高圧の水素ガス7bを従来以上に高温化して導
いてやる必要があり、前述の従来構造のごとく、エンジ
ンケーシング9外周に形成した水素加熱部3により液体
水素7または水素ガス7aを加熱するのでは、熱伝達率
が小さく十分な加熱が得られない。そこで、斯かる問題
を解決するために、第5図に示すような、燃焼室6後方
におけるエンジンダクト10内に、エンジンケーシング
9を貫通して液体水素7または水素ガス7aをエンジン
ダクト10内に導く導入部26と、前記エンジンケーシ
ング9を貫通して高温高圧化した水素ガス7bをエンジ
ンダクト10長へ導く排出部27と、前記導入部2Bお
よび排出部27に連通し、且つ前記エンジンダクト10
周方向に形成された円形部28とから構成される水素加
熱管29を設け、前記円形部28外周を所要間隔を置い
て包囲するように輻射板30を設け、該輻射板30をエ
ンジンケーシング9に支持してなる水素加熱器が提案さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の水素加熱器は、近接した低温の導
入部2Bと高温の排出部27がエンジンケーシング9を
貫通するため、エンジンケーシング9の局部に高温部と
低温部が生じ、そこに応力が発生し、また、十分な加熱
を得るためには、多数の水素加熱管29を重ねてエンジ
ンダクト10長手方向に並べなければならず、圧力損失
を招き、水素加熱管29がエンジンダクト1θ内に占め
るスペースが長大化する等の問題がある。
本発明は、前述の実情に鑑み、宇宙往還機等に適用する
エアターボラムジェットに採用し得る熱交換効率の高い
エアターボラムジェット用水素加熱器を提供することに
よって、タービンに導く水素ガスを従来以上に高温化し
て、エンジン性能を大幅に向上させることを目的として
なしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、エアターボラムジェットの燃焼室後方のエン
ジンダクト内に、先端部を燃焼室側に向けた水素ヘッダ
をエンジンダクト長手方向に延設し、該水素ヘッダの先
端部にエンジンケーシングを貫通して液体水素または水
素ガスを導く水素導入管と、前記先端部内に在って前記
水素導入管に連通し、先端部内面に向け液体水素または
水素ガスを吐出する開口を有する前部水素ヘッダ室とを
設け、前記開口に連通し、水素ヘッダの先端部から後端
部まで水素ヘッダ外壁の内周に沿い水素ヘッダ長手方向
に延びる流路と、前記前部水素ヘッダ室後方の水素ヘッ
ダ中心部に在って前記流路に連通し、水素ガスを貯留す
る後部水素ヘッダ室とを設け、該後部水素ヘッダ室に沿
って水素ヘッダの長手方向に並べられ、且つ所要の曲率
を以て同じ方向に曲げられた複数の加熱管の縦列を、前
記後部水素へラダ室の周方向の複数箇所に等分に配設し
、前記加熱管を水素ヘッダ外壁とエンジンケーシングを
貫通してエンジンダクト外側に設けた水素排出部に連通
させた構成としている。
[作   用] 従って、本発明では、エンジンケーシングを貫通する水
素導入管を介して前部水素ヘッダ室に導かれ、該前部水
素ヘッダ室の開口から水素ヘッダ先端部内面に向け吐出
された液体水素または水素ガスは、エンジンダクト内を
流れる高温の燃焼ガスに曝されている水素ヘッダ先端部
を冷却するとともに、前記液体水素または水素ガスは、
水素ヘッダ外壁内周の流路に導かれ、ヘッダ外壁を冷却
して後部水素ヘッダ室に流入して一時的に貯留され、さ
らにまた、加熱管を通ってエンジンダクト外の水素排出
部に導かれる際に前記燃焼ガスとの熱交換をなし、極め
て高温高圧の水素ガスとなって水素排出部へ流出する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例であり、第4図
に示した従来例と略同様のエアターボラムジェットlに
おいて、燃焼室6後方のエンジンダクト10内に先端部
■7を前記燃焼室B側に向けた略砲弾形の水素ヘッダ1
5をエンジンダクトlO長手方向に延設し、前記水素ヘ
ッダ15の先端部17に、3方向からエンジンケーシン
グ9を貫通して液体水素または水素ガスを導く水素導入
管16と、前記水素ヘッダ15の先端部17内に在って
前記水素導入管16に連通し、且つ先端部17内面に対
して液体水素または水素ガスを吐出する開口18を有す
る前部水素ヘッダ室19とを設け、該前部水素ヘッダ室
19の外周と前記先端部17外壁内周との間で流路2■
を形成させ、前記前部水素ヘッダ室19後方の水素ヘッ
ダ15中心部に、前部水素ヘッダ室19の後面から水素
ヘッダ15の後端部20迄の間に水素ガスを一時的に貯
留する後部水素ヘッダ室23を延設し、該後部水素ヘッ
ダ室23外周と水素ヘッダ15外壁内周との間で該水素
ヘッダ15外壁に沿い水素ヘッダ15の後端部20に至
る流路22を形成させ、該流路22は前記流路21に連
通し、後部水素ヘッダ室23にも連通している。前記後
部水素ヘッダ室23に沿い水素ヘッダ15の長手方向に
並べられ、且つ所要の曲率を以て同じ方向に曲げられた
複数の加熱管25の縦列を、前記後部水素ヘッダ室23
の周囲の4箇所に等分に配設し、前記加熱管25を水素
ヘッダ15外壁とエンジンケーシング9を貫通してエン
ジンダクトIO外側に設けた水素排出部24に連通させ
ている。なお、加熱管25の曲率は加熱管25の必要長
さを基にして決定することが好ましい。
図示しないプリクーラからの水素ガス、或いはブリクー
ラを有しないエンジンの場合には図示しないポンプ等に
より直接送られてきた液体水素は、水素導入管16を介
して前部水素ヘッダ室19に導かれ、該前部水素ヘッダ
室19の開口18から水素ヘッダ15の先端部17内壁
に向けて吐出され、エンジンダクト10内を流れる高温
の燃焼ガスに曝された前記水素ヘッダ15の先端部17
壁面を冷却するとともに、前記液体水素または水素ガス
は、さらに、流路21を経て、水素ヘッダ15外壁に沿
って設けられた流路22に導かれ、該流路22を通過す
る間に水素ヘッダ15外壁を冷却して後部水素ヘッダ室
23に流入して一時的に貯留され、その後、加熱管25
を通ってエンジンダクトIO外側の水素排出部24に導
かれる際に、さらにまた、前記燃焼ガスと熱交換をなし
、極めて高温高圧の水素ガスとなって水素排出部24へ
流出し、図示していないタービンへ送られる。
前記によれば、エンジンダクト10内を流れる高温の燃
焼ガスの曝されて傷み易い水素へラダ15の先端部17
に低温の液体水素または水素ガスを吹き付け、該先端部
■7を強制的に冷却しているので、前記先端部17の損
耗を軽減することができ、更に加熱管25の曲りを調節
することにより熱交換によって取り込む熱量を任意に調
整することができる。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のエアターボラムジェット用
水素加熱器によれば、下記のごとき種々の優れた効果を
奏し得る。
■ エンジンダクト内に配設した水素ヘッダ、および加
熱管の全長全周面により、液体水素または水素ガスを介
してヘッダ外壁の温度を下げるよう冷却することができ
る。
(ID  加熱管の曲りを調節することにより熱交換に
よって取り込む熱量を任意に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエアターボラムジェット用水素加熱器
の一実施例図、第2図は第1図の実施例に関わる部分拡
大図、第3図は第2図の■−m矢視図、第4図は従来の
エアターボラムジェットの一例図、第5図は水素加熱管
による水素過熱器の一例を示す断面図である。 図中、1はエアターボラムジェット、6は燃焼室、9は
エンジンケーシング、10はエンジンダクト、15は水
素ヘッダ、16は水素導入管、17は先端部、18は開
口、19は前部水素ヘッダ室、20は後端部、21.2
2は流路、23は後部水素ヘッダ室、24は水素排出部
、25は加熱管を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)エアターボラムジェットの燃焼室後方のエンジンダ
    クト内に、先端部を燃焼室側に向けた水素ヘッダをエン
    ジンダクト長手方向に延設し、該水素ヘッダの先端部に
    エンジンケーシングを貫通して液体水素または水素ガス
    を導く水素導入管と、前記先端部内に在って前記水素導
    入管に連通し、先端部内面に向け液体水素または水素ガ
    スを吐出する開口を有する前部水素ヘッダ室とを設け、
    前記開口に連通し、水素ヘッダの先端部から後端部まで
    水素ヘッダ外壁の内周に沿い水素ヘッダ長手方向に延び
    る流路と、前記前部水素ヘッダ室後方の水素ヘッダ中心
    部に在って前記流路に連通し、水素ガスを貯留する後部
    水素ヘッダ室とを設け、該後部水素ヘッダ室に沿って水
    素ヘッダの長手方向に並べられ、且つ所要の曲率を以て
    同じ方向に曲げられた複数の加熱管の縦列を、前記後部
    水素ヘッダ室の周方向の複数箇所に等分に配設し、前記
    加熱管を水素ヘッダ外壁とエンジンケーシングを貫通し
    てエンジンダクト外側に設けた水素排出部に連通させた
    ことを特徴とするエアターボラムジェット用水素加熱器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114607525A (zh) * 2022-04-02 2022-06-10 中北大学 氢燃料旋转冲压喷气式涡扇发动机

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CN114607525A (zh) * 2022-04-02 2022-06-10 中北大学 氢燃料旋转冲压喷气式涡扇发动机

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