JPH04504106A - 表面レセプター活性のクラスimhc調節 - Google Patents

表面レセプター活性のクラスimhc調節

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JPH04504106A JP1507300A JP50730089A JPH04504106A JP H04504106 A JPH04504106 A JP H04504106A JP 1507300 A JP1507300 A JP 1507300A JP 50730089 A JP50730089 A JP 50730089A JP H04504106 A JPH04504106 A JP H04504106A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 表面レセプター活性のクラスIMHC8li節艮歪分! 本発明の分野は表面膜応答の調節(modulation)に関する。
1五 主要組織適合複合体(+major histocospatibility  complex。
MHC)クラス1抗原は検査した実質的にすべてのタイプのを椎動物細胞上に発 現する。これらの高多形性トランスメンプラン糖たん0賞は短い細胞質C末端尾 部、トランスメンブラン領域、および3つのドメインα1、α2およびα3を含 む細胞外N末端配列とからなる45KDO長饋を有する。α1−およびαオード メインは免疫学的多形質すべてを含み、膜基部α、は12KDβ8ミクログロブ リンと非共有的に会合している。
MHCクラス1抗原は、種々の多形MHC111抗原、即ち、H−2に、−Dま たは−L(マウス)あるいはHLA−A、−Bまたは−C(ヒト)の優先的利用 を含む細胞障害性T−リンパ球(CTL)のターゲット細胞の作用項目(レパー トリ−)の制限において、例えば、ウィルス悪染細胞の乾乾において本質的な役 割を果す、殆んどの場合、注目はT細胞活性の制限におけるMHCクラス1抗原 の役割に向けられている。しかしながら、鳥人かの著者は以下に述べる上記抗原 のより広範な役割を示唆している。
閏」し1跋 MHCクラス1抗原の生物学的機能の再検討には、0hno+ rmm−uno l Rev、 (197?) 主1: 59−69 ;およびSis+onse n+Pro AIter (1985)■:151−176を参照されたい、イ ンシュリンレセプターの説明については、Cuatrecasas+」工注、C hem (1972) 1」LL: 1980−1991 ;Kasuga等、 −」旦、(1982)1エユ: 10392−10399 ; にasuga等 、1bid、(1983) 主i工: 10973−10980を参照されたい 、クラス1抗原とインシュリンレセプターが相互作用する示唆については、01 sson、 In Ce1l Fusion: Gene Transfer  and Transfor−ニ(1983)134D:85−92を参照された い。レセプターmRNA内の制限領域の逆相補体をリガンドDNA配列内で同定 しているレセプターとその特異的リガンド間の関係はBos を等、−敗旦り一 勤ユL−ム徂し−シュエ」L旦」ヨ(1984)82:上11主? ・” Bo st等、Biochem、 Bio h s、 Res、 Commun。
(1985) 1JLJL: 1373−1380において記載されている。M HC産生物とインシュリンレセプター間の反応を支持する他の証拠は、Febl n+an等、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA(198 5) JLJL: 8634−8637 ;Ph1lips等、皿。
(1986)■:3474 3478; Due等、1bid、 (1986) 83:6007−6011;およびSalwson等、J Immunolou −(1986)上主ユ1293−2298において見い出し得る。
ある種のクラス1産生物と特定の腫瘍の転移増強間の相関に関する示唆は−al lich等、Nature(1985)iユj:301−305;Katzav 等、Tnt、 J、Cancer(1984) 1エ:47−415;01ss on、 Cancer Rev、(1986) 3 : 91 114 ;およ びGoodene−等、5cience (1985) 1ユ■: 777−7 83において見い出し得る。
生玉生血旦 細胞表面レセプターの活性を調節するための方法および組成物が提供される。こ れらの方法はMHCクラス1抗原の細胞産生物の上方または下方調整を用いるか あるいは細胞レセプターまたはMHCクラス1抗原に非共有的に結合してMHC クラス1抗原と細胞レセプター間の複合体化に影響を与えるかクラス1抗原の作 用を模倣するアゴニストまたはアンタゴニスト物質を用いる。これらの方法およ び組成物は診断および治療に用い得る。
の 雪 の− 細胞表面レセプターの応答を細胞表面レセプターとMHCクラス1抗原間の反応 を変化させることよって調整する方法および組成物が提供される。その変形は表 面でのクラス1抗原産生または濃度の上方または下方調整の結果としてあり得、 アゴニストまたはアンタゴニストを用いてクラス1抗原のレセプターへの非共有 結合を模倣するかあるいはそのような結合を抑制し得る。クラス1抗原−レセプ ター反応の調節は細胞膜レセプターに伴う広範囲の状態を診断し治療するのに使 用できる。
ヒトMHCクラスl抗原はHLA−A、B、C,Q、およびT1である。細胞レ セプターの調節において特に興味あるのはHLA−Bおよび一〇抗原とりわけα 1およびα2 ドメインであり、さらにもっと興味あるのはα1−ドメインであ る。α、およびα2の多形質類域中に含まれ、アミノ酸50からアミノ酸90特 にアミノ酸55から90 (通常は60から90特に65から90)またはアミ ノ酸90から120特に90から116の範囲にあるアミノ酸配列は特に興味が ある。これら興味あるアミノ酸配列は通常α1 ドメインのC末端およびα2  ドメインのN末端中にある。領域60〜85、特に、65〜85または70〜8 5は特に興味あることが見い出されている。
83から85のアミノ酸は特に有意であり得ることが見い出されている。MHC クラスIDおよびKの両方またはアナログHLA−BまたはCにおいては、該配 列はRYYである。特に興味あるペプチドはこの配列を含むであろうしまた配列 のいずれかの側に少なくとも約20個、通常は少なくとも約15個好ましくは約 10個以下のアミノ酸を含み得、好ましくはN−末端側で少なくとも5個のアミ ノ酸を有し、より好ましくはC末端側では約5個以上のアミノ酸を有しない。2 個のチロシンの存在はインシュリンレセプターにおいて特に望ましい。
望ましいのは、アミノ酸の総数は上記の配列において20個を越えないこと、好 ましくは約18個を越えないことより好ましくは約15個を越えないことである 。
また、およそアミノ酸30〜アミノflI45特に32〜40の領域、特に、少 なくとも4個のアミノ酸より通常は少なくとも約6個のアミノ酸好ましくは少な くとも約8個のアミノ酸のオリゴペプチドであってその配列が1個の中性アミノ 酸特に少なくとも5個の炭素原子の中性アミノ酸で分離された酸性アミノ酸と塩 基性アミノ酸を含む4量体を含み、酸性または塩基性アミノ酸の1つが中性アミ ノ酸により隣接されているものも興味がある。介在中性アミノ酸が芳香族または 脂肪族炭化水素アミノ酸、例えば、グリシンまたはフェニルアラニンである場合 特に興味ある。
多数の表面膜たん白質は信号の形質導入によって含まれ、広範囲のリガンド用の レセプターとして機能する。殆んどの場合、レセプターはそのレセプターを形質 導入のために活性化するリガンドによって限定されるか、またはリガンドをエン ドサイト−シスするように作用する。これらのレセプターには内分泌、バラ分泌 および自己分泌系のレセプター、アドレナリン系レセプター、リポプロティンレ セプター、オピエートレセプター、およびステロイドレセプターがある。これら のレセプターには、アシアログリコプロティン、インシュリン、ソマトスタチン 、ソマトトロピン;成長ホルモン、血小板由来増殖因子、インシュリン様増殖因 子、表皮増殖因子、α−形質転換性増殖因子、神経成長因子、繊維芽細胞増殖因 子、ソマトメジン、バソプレッシン、プロスタグランジン、好酸球走化性因子、 アセチルコリン、チロキシン(T S H)、エピネフリンのような成長因子; トンドルフィン、エンケファリンおよびグイノルフィン;ニューロテンシン、オ キシトシン、トランスフェリン、物質ps 1−.2−.3−および4−等のリ ンホカイン; GM−CFS、M−CFS、E−CFS等のコロニー刺激因子; 低密度リボたん白質のようなリボたん白質;エストロゲン、アンドロゲン、グル ココルチコイド、コルチコステロイド等のストロイドの各々用の表面たん白質レ セプターがある。特に興味あるのは細胞質中に環化され、即ち、インターナイゼ ーシッンされ次いでプラズマ膜表面に戻されるレセプターである。これらのレセ プターの例にはインシュリン、EGFSLDL、)ランスフェリン、インターロ イキンおよびアシアログリコプロティン用のレセプターがある。
MHCクラス1抗原活性化の調節は種々の方法で達成できる。
表面でのMHC抗原分子の数はクラス1抗原産生を活性化または抑制する化合物 を用いることによって増減することができる。これらの化合物にはインターフェ ロン、ジメチルスルホキシド(DMSO) 、テトラデシルホルビルアセテ−1 −(TPA) 、およびレチノイン酸がある。また、クラス1抗原とレセプター 間の反応を抑制するα1−またはα2 ドメイン特にα1−ドメインに対する抗 体を用いることによっても複合体形成を調節できる。ポリクローナルまたはモノ クローナル抗体、特にモノクローナル抗体も使用できる。また、抗イデオタイブ 抗体産生用の免疫原として用いるα、−ドメインに対して特異的なモノクローナ ル抗体も使用でき、上記抗イデオタイブ抗体はモノクローナル抗体が結合するク ラスl抗原エピトープのコンホメーシツンを模倣するであろう。即ち、抗イデオ タイブは代替クラス1抗原として機能し得かつ自己免疫をブロックするよう作用 し得る。全抗体を用いる必要はなく、可変領域、またはFabまたはF(ab’ )z、Fab’等のような大きいフラグメントで十分である。
抗体は通常の方法に従って調製し得る。特に、クラス1抗原を免疫原として用い 、適当な宿主を利にはマウスに注入して免疫応答を開始させ得る。1回以上のブ ースター注入を2週間またはそれ以上の間隔で用い得る。最後の注入の2〜3日 後に、動物宿主を殺し、ひ臓を単離し、Bリンパ球を不死化させ得る。不死化、 有利にはミエローマ細胞と融合させ、次いで、ハイブリドーマを選定し、限定希 釈条件下で所望の特性を有する抗体を産生ずる/’tイブリドーマをスクリーニ ングするには種々の方法が存在する。
即ち、現状においては、クラス1抗原をスクリーニングに使用でき、抗イデオタ イプの場合には、興味あるドメインに対する抗体を用い得る。
抗体を用いる代りに、レセプターとの結合におけるクラス1抗原の部位またはク ラス1抗原に結合するレセプターの部位を模倣し得るオリゴペプチドを使用でき る。即ち、クラス1抗原の結合ドメインまたはその活性フラグメントの配列と実 質的に一致する配列を有するオリゴペプチドを調製することにより、クラス1抗 原の存在を、このオリゴペプチドの使用によりレセプターの活性化に置換え得る 。配列の修正により、例えば、通常1〜3個、より普通には1〜2個のアミノ酸 が含まれる配列の置換、欠落または挿入により、上記ペプチドのレセプターに対 する改良された結合性を得ることができる。
非維持性置換(non−conservativa 5ubstitution )とは極性および/またはサイズに関して実質的に異なる置換を意味し、次の表 の各列は何が維持性の置換かを示している。
l−一人 中性 脂肪族 非極性 極性 オキシまたはチオ S、T、C,M アミド N・Q 芳香族 F、 W、 H,Y 荷電型 酸性 D、 E 塩基性 K、 R ()はそのアミノ酸を同じ列の他のアミノ酸の置換物としては通常使用しないで あろうことを示す。
レセプターに結合する上記ペプチドはレセプター活性を向上させることが見い出 された。理論に拘束することは望まないけれども、上記ペプチドはレセプターの 中和を抑制することによって含まれるようである。この方法において、リガンド −レセプター複合体の寿命を延長させ、リガンドのレセプターへの結合の結果と して向上した活性を観察する。さらに、結合アフィニテイを改善し得るアロステ リンク効果、ペプチドがレセプターの活性化をもたらして信号の細胞質への形質 導入を与えるような活性化効果、または結果の総計がレセプターに結合するペプ チドまたはMHCの不存在に比して高められた効果であるような他の効果のよう な上記ペプチドの上記以外の効果も存在し得る。
種々の病状において、疾患は表面での特定のレセプターの存在の減少またはリガ ンドに対する低いアフィニティーの結果である。
この状況において、クラス1MMC抗原の濃度を減少させるかあるいはレセプタ ーの活性化を可能にする適切な濃度で上記ペプチドを用いる。糖尿病、グレーゲ ス病、関節炎、強直性を椎炎、ライチル病、疼痛、無痛覚症、ウィルス疾患等の 症状は不適切なレセプター応答に伴い得る。
一方、他の状況においては、レセプター応答を消失させたい場合、レセプター結 合性を下方調整することを所望し得る。そのような病状の例は新形成、関節炎、 紅斑性狼癒等であり、増殖を促進する増殖因子または他の分泌型因子に対する応 答または他の望ましくない応答を低減することが望ましい、この場合、ターゲッ ト細胞を表面でのクラス1抗原の個体群を増大させ薬物で処理できるであろう。
本発明のペプチドはレセプターの1つの活性に異なる活性と別個に影響を与える 6例えば、インシュリンレセプターにおいては、グルコース取込みは促進される けれども、チロシンキナーゼ活性は消失する。即ち、本発明のペプチドは複数の 活性を有するレセプターを選択的に修正し得る。
表面でのMHCクラスl抗原個体群を変化させる代りに、レセプターと複合体化 するクラス1抗原の有効濃度を低減し得る。表面でのかつ適切な状況でのウィル ス感染減損クラスl抗原もこの目的に使用できることに注目されたい、前述した ように、クラス1抗原減損(depletion)はまた複合化部位またはその 近くでクラス1抗原に結合してレセプターとの複合体化を抑制するかまたは複合 化部位またはその近くでレセプターと結合してクラス1抗原との複合体化を抑制 する抗体またはオリゴペプチドを用いて達成できる。これらの化合物は特にクラ ス1抗原、とりわけ、HLA−Bまたは−C抗原(マウスH−2LまたはD)中 のα1−ドメイン中の多形質配列に匹敵する配列を用いて調製できる。
特に興味あるのは下記の配列の1つの少な(とも1部を含むオリゴペプチドであ り、これらのオリゴペプチドは活性配列として、少なくとも6個のアミノ酸、通 常は少なくとも8個のアミノ酸、より普通には少なくとも12個のアミノ酸でか つ40個以下のアミノ酸通常は30個以下のアミノ酸より好ましくは25個以下 のアミノ酸を含み、好ましくは、約8〜約25個のアミノ酸、より好ましくは約 8〜20個のアミノ酸を含む、5個までより通常は約3個までの置換または欠落 を上記の配列中でなし得、その変化は活性配列中のアミノ酸の数の約20数量% 以下通常は約10数量%以下であろうことを理解されたい、また、下記の配列は 連続的にあるいは約20個以下のアミノ酸より通常は約10個以下のアミノ酸の ブリッジにより一緒に結合させ得る。さらにまた、配列がオーバーランプする場 合、オーバーランピング配列は繰返さないでむしろ非オーバーラッピング配列を 適切な配列で結合することが望まれる。
上記オリゴペプチドは下記の配列中に含まれる配列と同じまたは実質的に同じで ある少なくとも6個のアミノ酸を有するであろう。
1、D Taa” F V RF D S Daa”aa”2、 F V RF  D S Daa”aa” S P Raa”3. Waa”EQaa”aa” G P EYW4、Waa”aa″″aath3Taa”aa”aah1Kaa h9aa”aa”Q5、Waa”aa”aa”aa”aa”aahhaa”Ka a’″aa70aa7Iaa72aa73aa aa aa aa aa aa  aa aa aa aa aa aa6、 EQaa”aa”RVaa”aa ”Raa”aa”aa”RYY上記上記各台いて、 aa3zは4〜6個の炭素原子の任意の中性脂肪族アミノ酸、特に、N、 Q、  V、I、またはしてあり、とりわけ、QまたはLであり;a a 46は2〜 5個通常2〜4個の炭素原子の荷電型または非荷電型の通常非極性または酸性の 脂肪族アミノ酸、特に、G、A、P。
DまたはEであり、とりわけ、AまたはDであり;a a 41は2〜5個通常 3〜5個の炭素原子の荷電型または非荷電型の脂肪族アミノ酸、特に、G、 A 、P、S、 T、 DまたはEであり、とりわけ、A、TまたはEであり;a  a 44はP、 NまたはQ、特に、PまたはQであり;a a 45は任意の 脂肪族アミノ酸、特に、G、A、S、T、M、K。
RまたはEであり、とりわけ、G、 EまたはKであり;a a S 2は4〜 6個の炭素原子の中性脂肪族アミノ酸、特に、■。
1、L、またはMであり、とりわけ、■またはIであり;a a 5 Sは任意 の荷電型アミノ酸、特に、K、R,DまたはEであり、とりわけ、KまたはEで あり; a a S &は荷電型アミノ酸特にり、 E、KまたはRであり、とりわけ、 EまたはKであり; a a & +はDまたはEであり; a a blはに、R,GまたはA特にRまたはGであり;a a 63は4〜 6個の炭素原子の塩基性以外の任意の脂肪族アミン酸、特に、D、 E、I、L 、 V、 NまたはQ、とりわけ、E、 NまたはQであり; a a h 4はS、TまたはM、特に、Tであり;a a h Sは4〜6個 の炭素原子の任意の極性または塩基性アミノ酸、特に、N、Q、KまたはR9と りわけ、Qであり;a a & &は4〜6個の炭素原子の任意の脂肪族アミノ 酸、特に、L。
1、 V、 K、 R,NまたはQlとりわけ、K、IまたはNであり;aa6 ?は任意の中性脂肪族または芳香族アミノ酸、特に、G、A。
L、 V、I、 S、 T、 M、 C,F、 Y、 NまたはQ、とりわけ、 C,S、YまたはMであり; a a h IはKまたはR特にKであり;a a 6 ?は任意の脂肪族の中 性または酸性アミノ酸、特に、D、E。
G、 A、 S、 TまたはM、とりわけ、AまたはTであり;a a ? G は3〜6個通常4〜6個の炭素数の中性、極性または塩基性の(酸性以外の)任 意の脂肪族アミノ酸、特に、N、 Q、 K。
R,SまたはT、とりわけ、N、 QまたはKであり;aa’Jよ2〜5個の炭 素原子の塩基性以外の任意の脂肪族アミノ酸、特に、G、A、S、T、Dまたは E、とりわけ、AまたはTであり; aa7zはNまたはQ特にQであり; aa73はS、 T、F、 Y、 HまたはW、特に、Tであり;a a 14 はり、 E、F、 Y、 HまたはW9特に、YまたはDであり;a a ?  5はKまたはR2特に、Rであり;a a ? kは4〜6個の炭素原子の塩基 性以外の脂肪族アミノ酸、特に、D、E、 V、Iまたはり、とりわけ、Eまた は■であり;a a 71は3〜6個の炭素原子の極性脂肪族アミノ酸、特に、 N。
Q、S、 T、 ’DまたはE、とりわけ、N、DまたはSであり;a a ?  11は3〜6個の炭素原子の非極性脂肪族アミノ酸、特に、A。
P、 V、Iまたはり、とりわけ、してあり;a a ’r 9はKまたはR2 特に、Rであり;a a fi Oは3〜6個通常4〜6個の炭素原子の中性脂 肪族アミノ酸、特に、S、 T、 N、 Q、1. Vまたはり、とりわけ、N 、 Tまたは■であり; a a II +は脂肪族非極性アミノ酸、特に、G、A、L、IまたはV。
とりわけ、AまたはLであり; a’a II tは2〜6個通常5〜6個の炭素原子の酸性以外の脂肪族アミノ 酸、特に、K、 R,G、 A、L、IまたはV、とりわけ、LまたはRであり ; a a a 3は2〜6個の炭素原子の酸性以外の脂肪族アミノ酸、特に、K、  R,G、 A、 L、Iまたは■、とりわけ、GまたはRであり;、asa− ssは芳香族アミノ酸、特に、F、Y、HまたはW、とりわけ、Yである。
好ましくは、上記の配列において、置換、欠落または挿入としての3個以上の変 異は通常存在しないであろう。
特に興味あるのは下記の配列に含まれる少なくとも6個通常は少なくとも8個の アミノ酸のアミノ酸配列である。
WD/ E Raa”TQ/ Raa”aa67Kaa69aa”aa”QT  / Waa”RV / Eaa”L Raa”L / A L / RG/ R Y Y式中: a a 63はE、lまたはNであり;a a & &は1. NまたはK特に Iであり:a a 67はA、C,S、 MまたはY、特に、YまたはCであり ;a a 69はG、 A、 TまたはP、特に、AまたはTであり;a a  76はQ、 NまたはKであり;a a ? IはA、EまたはTであり;a  a ? 4はり、FまたはY、特に、DまたはYであり;a a 1(lはN、  SまたはDであり;aa”°はI、NまたはTである。
2個のアミノ酸を特定の部位で必要とする場合、いずれかのアミノ酸を交換でき るように使用し得る。3個までのアミノ酸を維持性または非維持性変化に供し得 、0〜2個のアミノ酸の欠落または1〜2個のアミノ酸の挿入があり得る。
上記のオリゴペプチドは種々の方法で調製でき、非野性タイプの隣接領域に融合 たん白質として結合させ、結合基により結合させ、あるいはシスチン(ジスルフ ィド)またはペプチド結合により直接共有結合させる。上記のオリゴペプチドは NまたはC末端の単一アミノ酸にまたはアミノ酸連鎖に結合させ得る。融合ペプ チドは延長させて有利な結合部位、例えば、システィンまたはりシンを与え、安 定性を高め、特定のレセプターへ結合し、精製を容易にし、物理特性、例えば、 溶解性、荷電性等を変化させ、コンホメーションを変える等ができる。上記オリ ゴペプチドはNまたはC末端性あるいは中部的であり得る。
上記オリゴペプチドは他のペプチドに種々の目的で結合させ得る。上記オリゴペ プチドはマレイミド安息香酸、メチルジチオ酢酸、メルカプト安息香酸、S−ピ リジルジチオプロピオネート等のような種々の2官能性試剤を介して結合させ得 る。上記オリゴペプチドはたん白質に結合させて抗体産生用の免疫原を調製でき る。上記オリゴペプチドは、特に細胞内開裂性結合により、部位特異性作用のた めの抗体に結合させ得る。上記オリゴペプチドはペプチドに結合させて、部位特 異性作用のための安定性を高めてさらなる生理学的活性等を与え得る。接合技術 としては、例えば、米国特許第3,817.837号、第3,853,914号 、第3,850.752号、第3,905,654号、第4,156,081号 、第4,069.105号、および第4.043,989号を参照されたい、こ れら米国特許の記載は参考として本明細書に引用する。
上記のオリゴペプチドはベシクル、例えば、リポソームの内空(ルーメン)中に 含有させることによって変形でき、これらのベシクルは特定の細胞または組織に 特異性のりガントまたはレセプターに結合し得る。
上記オリゴペプチドはリガンドとして使用して診断薬として特定のレセプターの 存在を測定できる。即ち、細胞を、インタクトまたは溶解物として、上記オリゴ ペプチドに結合する1種以上のレセプターの個体群としてスクリーニングできる 。上記オリゴペプチドは検出可能な信号を与える標識、例えば、ラジオアイソト ープ、蛍光体、酵素、粒子、化学発光体等で直接または間接的に標識できる。即 ち、組織、例えば、生検体、血液等からの細胞をインビトロまたはインビボで上 記オリゴペプチドに結合するレセプターの存在について検査し得る。さらに゛、 種々の細胞のMHCクラス1抗原の結合パターンも試験し得る。MHCクラス1 抗原とレセプター間の不適切な複合体化の結果としての病状を検査できる。多く のプロトコールが公知であり、開発され、特許および科学文献に記載されている 。商業的に入手できるアッセイにはEL ISA、EMIT、SLF rA、R IA等がある。
上記のオリゴペプチドは種々の方法で使用できる。治療においては、上記のオリ ゴペプチドは、非経口的に、例えば、特定の部位、例えば、皮下、服腔内または 静脈内注射によって投与できる。
調製物は、通常、脱イオン水、食塩水、水性エタノール、エタノール、リン酸緩 衝溶液等のような生理学上許容し得る媒質を含むであろう。バッファー、安定剤 、他のたん白質または殺菌剤等の他の添加剤も含有させ得る。調製方法は調製物 の目的、レセプター活性を調整するのに用いる特定の方式、目的とする治療等に よって変化するであろう、調製物はカプセル、リポソーム、時間遅延コーティン グ、ビルを含み得、あるいは連続投与用のポンプ中で調製し得る。広範囲の治療 方式、変動する応答または異なる病状等の故に、活性成分の濃度に有用な制限は ない、これらは公知の方法によって経験的決定できる0例えば、” Harri son ’ 51Prfnciples of Internal Medic ine”、第11版、 Braunwald等編集、McGraw旧11 Bo ok社、−s−ヨーク、1987を参照されたい。
本発明のオリゴペプチドは合成、組換え技術等の通常の方法によって調製できる 0例えば、Maniatis等、Mo1ecular Cloning :a  1aboratory @anual、 CS HLaboratory、 C o1d Spring Harbor。
New York+ 1982 ;ベックマンモデル990ペプチドシンセサイ ザーまたは他の市販のシンセサイザーの使用を参照されたい。
以下の実施例は例示として提示するもので限定のためではない。
皇−肢 化学変異誘発によるマウス胸腺腫由来の変異体系RIE(ParisおよびSe idman+皿(1982)1工: 661−669;A11en等、Proc  Natl Acad Sci U 3人(1986) iiニア447−74 51)は、R1と対照的に、RIB中のR2−ミクログロブリン(β2m)遺伝 子内に誘起された病変による原体(オリジン)のC58株の親H2”ハブロタイ ブ抗原を発現しない。
RIEマウス胸腺腫細胞および種々のRIE移入体への特異的インシュリン結合 性を測定した。結合はGavin等、J、Bio+。
Chew、(1973) X1jL: 2202−2207、およびDue等、 肛硅虹虹姐凰(1985)2工:749−755に記載されているようにして行 った。
すべての細胞を15%仔牛血清(Fe2)および指示された種々の添加剤を含む RPMl 1640(Alien等、前出(1986) )中で培養した。イン シュリン結合アッセイ前に、細胞を10%FC3を含むRPMI−1640中に 2X10’細胞/−の濃度で種付し、3日後に採取し、生存度をトリパン染料排 除により〉95%と確認し、次いで、インシュリン結合性のためのアッセイバッ ファー中に7.5X10’細胞/+dの濃度で再懸濁させた。
50PMの最後濃度でのl!J標識ヒトインシュリン(A14位置で標識したも の、ダンマークのノボ社より入手)を加え、細胞を振盪水浴中で18℃、90分 間インキュベートした。2−の水冷アッセイバッファーをインキュベーシヨンの 終りに加え、細胞を300gで5分間、100gで10分間遠心し、ベレット中 の1!J−インシュリンの量をT−カウンターで計数した。非特異結合は104 M標識インシュリンの存在下での12s!−インシュリンの量とみなし、特異的 インシュリン結合はI!J−インシュリンの非標識インシュリン有りおよび無し での結合の差として計算した。〈1%の特異結合は、スカッチャード(Sca  tchard)プロットおよび細胞数に関連しての特異結合を考慮して非特異で あるとみなした。
スカッチャードブロットは系R1、RIB、RIB/β2m、RI E/D’  、RI E/β2m/に’ 、RI E/βz M / D ’ −RI E/ β2m/D’Δ、およびRIE/β2m/D’ −(1+2)において3X10 ’細胞/サンプルで行い、各ポイントは重複または三重複サンプルを示した。ス カッチャードブロフトを各試験において3〜10回繰返した。R1およびRI  E/β2m/D’のみが妥当な量のインシュリンレセプター(IR)を示した。
観察したカーブは、高アフィニティIRに加え、これらの細胞ががなりの量のイ ンシュリンに対して低アフィニティを有するレセプターも有していることを示し ており、これは、ある程度、IGF−1のレセプターのような他のインシュリン 結合性レセプターの移入および/または共発現の間接的効果に基づき得る(Re chlerおよびHe5sley、 In Pot e tide Hormo ne Rece ters (edB、 1. Po5ner) 、227−2 97 、Marcel Dekker+ NeIIYork(1985))。
RIネズミ胸腺腫細胞は、インシュリンアッセイにおいてしばしば使用されかつ 例外的に多量の非官能性IRを有するニブスティン−バールウィルス形質転換系 であるヒトIM−9細胞系と対照的に、他のリンパ球細胞集団に匹敵するIR細 胞表面密度を有する。従って、R1/RIE系においてはサンプル当り比較的高 量の細胞を用いることが必要である。細胞数に関しての特異的インシュリン結合 性の滴定は特異的インシュリン結合に対する最適の細胞数/サンプルは7X10 ’細胞であることを示している(すべてのスカッチャードブロフトでの使用には 実際的でない)。
R1とRIE/β2 m / K ’の各カーブはこれら2つの系が有意量の夏 Rを発現しなかったことを示している。
R1、RIEおよびRIE移入体中のインシュリンレセプターmRNAを次のよ うにして測定した。全RNAを各細胞がらChirgwin等、Biochem is江1(1979)上i : 5294−5299におけるようにして単離し 、ポリA″RNAをManiatfs等、Mo1ecular C1onin  A Laborator Manual C3HLabo−ratory+ C o1d Spring Harbor、 New York、(1982)にお けるようにして選択した。ノーサンプロット分析において、5μgのポリA0選 択マウス肝IIm RN Aを1.0%アガロース−ホルムアルデヒドゲル(C hurch およびG11bert、Proc、 Natl。
脇り凪、壜;A(1984)jlJ−:1991 1995)上で分画し、ゼー タ−プローブナイロン膜(バイオラッドラボラトリーズ社、リッチモンド、カル ホルニア州)上でプロットした。
インシュリンレセプター特異性配列をインシュリンレセプターcDNAプレカー サーから推定したアミノ酸732−741を示す合成りNAオリゴヌクレオチド によるハイブリッド形成によって検出した(Ullrich等、Nature  (1985) flz:’yss−761)、ハイブリッド形成および洗浄条件 はChurchおよびG11bert、前出(1984)に従ったが、ハイブリ ッド形成と洗浄は45℃であった。およそ1μgでかつ1:10希釈のマウス肝 臓からのポリA′″選択mRNAと適当な細胞系を上記のゼータ−プローブ膜上 に落し上記のようにしてハイブリッド形成させた。
ノーサンプロット分析における分子量マーカーはベセスタリサーチラボラトリー ズ社(ベセスタ、メリーランド州)から購入した。
マウス肝臓からの4.8kbの主要種をヒトインシュリンレセプターオリゴヌク レオチドにハイブリッド形成させた。この種は、また、[111rich等、前 出(1985)により、放射能標識クローン化ヒトインシュリンレセプターcD NA配列を含むヒト胎盤mRNAにおいても見い出されている。
Dゞα1とインシュリンレセプター間の逆相補性を次のようにして測定した。マ ウスMHCクラスIDXおよびKK遺伝子の逆(3’−5’)補体をDNA5I S(ヒタチ社(日本)、およびインテリジエネティソクス社(カルホルニア州バ ロアルト))コンピュータープログラムを用いて核酸およびたん白質配列につい てスクリーニングした。75%のアミノ酸相同性がKKα1aa34−41の逆 補体とヒトインシュリンレセプターシグナルペプチドaa14−22との間で見 い出された。DKまたはKKとヒトインシュリン、エストロゲン、表皮増殖因子 またはインターロイキン−2の各レセプターとの間の見い出された相同性はすべ て上記より低かった(く50%)。DKαlとIR間の相同性の程度はBost 等、Biochem、 Bio h s、 Res、 Commun、 (19 85) 128:1373−1380により有意であるとみなされた相同性の限 界内である。
第 3 図 N末端 C末端 DKaa 34−41 −−− Arg Phe Asp Ser Asp A la Glu Asn −−−5′3′ DKnt 100−125−−− GCGCTTCGACAGCGACGCG  GAG AAT −−−↓ 逆(3’ −5’ ) 相補体からの Arg Glu Ala Val Ala Ala Pro L eu推定ペプチド インシュリン レセプター −−−Arg Gay Ala Ala Ala  Ala Pro Leu −−−シグナル配列 aa −22〜−14 DKα1の逆補体とヒトIR間の正しい相同性を示さない2個のアミアミノ酸は 第3塩基コドン中の不整合である。正しい相同性は2個の・で示され、一方、第 3塩基不整合は1個の・で示される。バイオネットシーンバンク中での4000 の入手可能な配列を走査することによっては、推定ペプチドまたはそのDNA等 個物間に有意の相同性は検出されなかった。
種々の細胞系の表面たん白質を蛍光標識モノクローナル抗体とFAC3を用いて スクリーニングした。
表−−1 蛍光活性化詞唾最拐1(FAC3)分析RRE、、、″″にH−’ mの FITC分子数/細胞 x l Q−3m°−細胞系 H−2特異性 KKが  K” Kゝ が Dl β2+1ゝβシ(、v’to−tyb@体 ” (2B −8−6) (11,4) (20−8−4) (15−5−5) (28−1 4−8)R1750505<10 435 16 <10 175RIE 25  <10 <10 <10 <10 <10 <10RIE/β2+s 290  80 15 90 1522580RIE/D’ 145 30 <10 3 0 570 <10 <10RIE/β2m/D’ 370 115 10 1 70 1240 a390RIE/β’;!s/に’ 400 215 410  260 <10 510 425RIE/β211/Dβ 345 170  10 320 250 200 105RIE/ Dゝ −(1+2) 190  70 <10 50 825 <10 <10RIE/β2m/Db−(1+ 2) 350 105 10 130 880 210 160表」Jυ支医 a モノクローナル抗体は従来から開示されている(Ozato等、k飢扛り虹 紅抜n (1982)i土:113−1203.染色においては、10&個の細 胞を1ag抗体/−と4℃、1時間インキュベートし、リン酸緩衝液(PBS) で2回洗浄し、さらに1時間、4℃でフルオレスセインイソチオシアネート(F  I TC)接合ウサギ抗マウスポリクローナル抗体(ダンマークのDAKD社 より購入)とインキュベートした。細胞をPBS中で2回洗浄し分析した。FI TC接合二次抗体とインキュベートした細胞は陰性コントロールとして機能した 。−次蛍光尺度上の〉15チヤネル数のシフトを有意とみなし;すべでのサンプ ルを対数および一次蛍光尺度の両方で測定した。細胞当りの結合FITC分子の 絶対数は以前から開示されているようにして推定した(Due等、前出、(19 85))、留意すべきなのは、同じ一次抗原を用いた場合、FACSデータを比 較して異なるH−2分子の相対割合を推定することのみが正当であり得るという ことである。 ” b H−2の発現をすべての細胞系において二次試薬としての1!J標識プロテ インAによる固相ラジオイムノアツセイ(RIA)と上述のFAC3の両方によ り測定した。要約すれば、RIAアッセイ(Weiss等、Nature (1 984) l]」ノロ5O−655)は、5X10’細胞(96ウエルマイクロ タイタープレート)を50μlのイーグルの最小必須培地(MEM)+ 10% FC3中で塗抹することによって行った。
次いで、MEM+10%FC3中の50μlの希釈抗体を加えた。 1151− プロティンAを100. OOOcpmに加え(Amers−ham ) 、4 ℃で16時間インキュベートした。細胞をベレット化L、ベックマンガンマーカ ウンターで計数する前にMEM+10%FC3で3回洗浄した。すべてのサンプ ルを2回行い、すべてのサンプルの5%以下の変化を計数した。
c R1、RIE系、H−2におよびH−2D遺伝子、並びに移入手順は従来よ り詳細に開示されている(Alien等、Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA (1986) 83 ニア447 −7451;Goodenow等、5cience (1982) J=上i:  677−679)。
各表示は次のとおりである: RI E/β2msβ2ゝで移入したちの;RI E/に’ 、に’で移入したもの、 RI E/β2m/にゝ、β2mとKbで 移入したもの、 RI E/β2m/D’、β2mとDゝで移入したもの、ただ し、Db細胞表面抗原はDbに対するモノクローナル抗体で下方調節した。 R I E/β2m/D’ −(1+2) 、β2mと細胞表面上にα3−ドメイン を発現するのみの端部切取りDゝ遺伝子とで移入したちの:RIE/D’ −( 1+2) 、α槍−ドメインを発現するのみの端部切取りDゝで移入したもの。
腺癌細胞系L T 85 (Callahan等、J、 Im+nuno1.  (1983)471−474)は起源株の特性を示すH−2抗原のかなりの細胞 表面発現を欠如する。インターフェロン−α(I FN−α)処理はH−2KK 、H−2DKの両方の細胞表面密度を有意に増大させかつインシュリンの特異的 結合性を同時に増大させる。また、紫外線誘起線繊肉腫L R335(Dayn es等、Trans 1antation(1977)2主:343−348) は、RIEまたはLT85と異なり、IFNで誘起させぬ限り、無視し得るH− 2DKを含む起源株に対して内因性のかなりの量のH−2KK抗原を発現する。
表2に示すように、IFN処理はH−2DK発現とインシュリン結合性の両方を 著しく増大させ、試験した他の陽性細胞系のレヘルに達する。これらの結果はR LB移入体についての研究:M HCD wI域末端へのIR発現マツプの調整 から引き出された結論を支持している。
MHCクラスlおよびインシュリンレセプター発現に゛しるイン −フェロンの t H−,1゛ −1 細胞系 インターフェロン K K p K 特異的インシュリン几 −−−− 七ム χ LT85 なし 3,370 1.030 2.0+ 19.170 6,50 0 3.2LR335なし 16,230 1.000 <1.0+ 28.7 70 6,639 2.1a 表1で述べたようなラジオイムノア、セイで測定 、結果はcps 15 x 10’細胞として示す。
b インターフェロン処理はα−インターフェロンで行った。
第3ハブロタイブ中のインシュリンレセプターの調製をマツピングするために、 BALB/C349胸腺l系の幾つかのクラス1変異体(Joseph等、J、  Imw+uno1. (1986)上37 : 4016−4020)をイン シュリン結合性について試験した。表3に示すように、H−2に/H−2D陽性 変異体はH−2に陰性変異体に対して有意のホルモン結合性を示し、0分子がレ セプターの細胞表面発現を支持していることを示唆した。H−2DゝとH−2L ’間の相同性はH−2L座もまたIRと相互作用を発揮することを示唆している 。
表−一」− 2種の異なるハブロタイブの6種のマウス細胞系中でのMHC−ス ゝ ゛イン シュ1ンレセ −のMHCクラス1発現b (細胞系)1 3LL/G2 3LL/G4 28 33 36 29a すべての細胞系は何 かに記載されている(Olssen およびForehhammer、 Pro c、 Natl、 Acad、 Sci、 U S A (1984)81:3 389−3393;Joseph等、J、 Immunol、(1986)13 7:4016−4020)。28.33.36および29と番号付した系は、そ れぞれ、以前はS49.1、S49.2、S49.3およびS49.4と表示さ れていた。
b 前述したようなモノクローナル抗体によるRIA(表1参照)によりて測定 、また、データはcpm15X10’細胞として示した。
MHC−ス■ペブの 力 ・ び 11EI RIE及びRIEI−ランスフエクタント以外の全ての細胞系は、2mMのグル タミン、50U/−のペニシリン、50ag/−のペニシリン、50ag/−の ストレプトマイシン、1.0%の非必須アミノ酸、1mMのピルビン酸ナトリウ ム及び10%のウシ胎児血清(Hyclone)を追加した最小必須培地(Mf !M、 Gibco)中で成長し、RIE及びRIEI−ランスフェクタントは RP M I (Gibco)及び上記で加えたものの中で成長する。下記の細 胞系が本研究に使用される:H−2’起源のP815−マウス肥満細胞腫(al as t−ocytoma) ; H−2”起源であるが、H−2’遺伝子(A lien etal、、 (1986) )でトランスフェクシ四ンされたRI E及び関連トランスフエフタントーマウスリンパ腫;2種の関連する個体からの 、ヒトリンパ芽球系#1及び# 2 Epstein−Barrウィルス形質転 換リンパ球、なお、#2は■型糖尿病である1H−2に起源のLR335−UV 誘導マウス線維肉腫。
主土至1級合 ホルモン結合分析は、Freychet Diab旦虹」凰(1976)上lユ 、i):85−100及びFreychet等、 Endocrinolou− (1977”J 1jLL: 115−121を基礎として、変更を加えて行わ れる。全ての反応は、96ウエルの丸底マイクロタイタープレート(Dynat ech Labs+ VA )中、膜タンパク質のインターナリゼーシヲン及び 続いての減成を防ぐために、0.5%ウシ胎児血清アルブミン(シグマフラクシ ョン■)及び0.1%のナトリウムアジドを含むM E M (Gibco)中 、200μβの容量で実施される。
0.1%のナトリウムアジドはインシュリン結合を変化させない。
細胞は、細胞のタイプに依存してlXl0’〜i x i o”で再懸濁され、 適当な場合には、100μg/−のペプチドの存在下、4℃で1時間ブレインキ ュベーションされる。特定のインシュリン結合は、トレーサーとして+tsl− インシュリン(Amersham。
2000Ci/mmole、370kBq/l OμCi )を用いて50−1 00pMで測定する。インキュベーションは、20°で90分間行う。
その後、細胞を氷冷したMEM中、3回洗浄して未結合インシュリンを除去し、 ペレットを100μlに再懸濁し、ベックマンガンマーカウンターで計測する。
非特定インシュリン結合は、100μg/dの非標識ブタインシュリン(Sig ma)の存在下で測定される。特定のEGF結合は、トレーサーとして”J−E GF(Amersham、 150 μci/mg)を用い、同様の方法で測定 され、冷却競合剤として非標識マウス顎下腺EGF (Sigma)がlμg/ yd用いられる。
級−果 MHCクラス■ペプチドを と る促進されたインシュリン持金 細胞表面へのH−2/IR相互作用を調べるために、H−2L’タンパク質のα 1 ドメイン 、 aa8+−8’に対応するペプチドを合成した。配列は、E −R−1−T−Q−1−A−に−G−Q−E−Q−W−F−R−V−N−L−R −T−L−L−G−Y−Yであった。
このペプチドを量を増加して培地中の細胞に加えると、合成りラス■類似物は、 投与量に依存する形で、P815肥満細胞腫細胞へのホルモン結合を顕著に促進 させる。該ペプチドは少なくともマグニチュードの点でレセプターの活性を促進 させることができるが、T−cellレセプターからの配列又はMHCクラスI I配列を表す同じサイズのペプチドは、P815へのホルモン結合のレベルを増 加できない。さらに、71位のグルタミンがなく、他はL’61−85と同一の 合成されたH−2L’ペプチドも、インシュリン結合に影響を与えることができ ず、レセプターに対する本発明のペプチドの非常に優れた特性を示唆する。
いくつかの他のタイプの細胞、例えば新たに単離されたマウスの肺臓を、L″ペ プチドインシュリン結合の促進について試験した。(第4表参照)ヒト起源及び マウス起源の細胞の双方ともインシュリン結合促進の程度がL4ペプチドにより 変化することを示した。B A L B / c肺臓細胞への誘導の大きさは該 ペプチドのiv vivoでの効果を裏付ける。
第 4 表 L6ペプチドの細胞のタイプ/ホルモンレセプターに対する効果 cpm”s■−インシュリン (%結合/遊離)ペプチドによる 増 細胞のタイプ/系 起源 ホルモン L6ベブチド ペプチド未添加 加の相対 値BALB10 肺臓 マウス インシュリン 2.803 163 150( 6,0) (,04) p815肥満細胞腫 マウス インシュリン 1,223 95 13.3(2 ,0) (,15) リ ンパ芽球系#l ヒ ト インシュリン 5,905 3,743 1.6 (13) (8,0) リ ンパ芽球系#2 ヒ ト インシュリン 2,409 1,306 1.7 (5,0) (3,0) LR335線維肉腫 マウス インシュリン 2,394 2.543 0(3 ,8) (4,1) クラスH−2L’ペプチドの存在下及び不存在での種々のタイプの細胞へのイン シュリンの結合全ての細胞系は上記に記載されている。細胞を、L′ペプチドを 伴って、又は伴わずに、プレインキユベーシッンした。aath′−I′及び特 定の125■−インシュリン結合を、上記の方法により測定した。L4ペプチド の代わりに、2つの非りラス■ペプチド、マウスのT細胞レセプター及びマウス のクラスIIペプチドを使用すると、ペプチドを加えないのと同様の結果となっ た。結果は、1251−インシュリンの結合cps及び結合/遊@+zslイン シュリンのカウント%により表した。
さらに、上皮増殖因子(EGF)結合が線維肉腫発現EGFレセプター上で測定 される場合には何ら効果が見られず、前記ペプチドのインシュリンレセプターと の相互作用における特異性がさらに示された。
さらにインシュリン結合の研究が、クラスI/IR複合体の異なる表面発現特性 を有する一連の関連細胞についてなされた。
RT E、RI E+B2M+Dbに対するインシュリン結合レベルを、L1ペ プチドの存在下及び不存在下を試験した。H−2L’ペプチドはD’ )ランス フェクタントに見出されるIRを単独でも増加することができ、RIE及びRI  E+B2M+D’のいずれも適当なL4ペプチドにより誘導されるインシュリ ン結合の促進を示すことができなかった。
第 5 表 RIE、RIB+β! M+Dゝ、RIE+β1 M+にゝへのインシュリン結 合に対するL4ペプチドの効果c p m l t S i−インシュリン ( %B/F)細胞系 止ゴ旦 Σ因10 RIE752 (1,0) 393 (1,0)RIE+βz M+D’ 93 5 (2,0) 471 (1,0)RIE+βtM+に’ 478(1,0)  432(1,0)ペプチドで誘導されたホルモン結合は認められなかったので 、前記の見解に一致して、H−2に’)ランスフェクタントが細胞表面IRを欠 くことが明らかになった。従って、これらのデータにより、D末端生成物が細胞 表面へのレセプターの移動を制御することが確認される。
他の研究を、DI+抗原の61−85断片を用いて、並びに多くの対照用ペプチ ドを用いて行われた。インシュリン活性は二つのファクター、即ちチロシンキナ ーゼ活性及びグルコース消費に分二つのMHCクラスI誘導ペプチド、DK−( 61−85)及びKK−(61−85)は、双方ともMHCクラス■分子(Kl ein。
Natural H45tory of the major histoco mpattbility comlex(Wiley、 New York)) のα1のドメインの同じ領域からのものである。いずれのペプチドもAppli ed Biosystems、 Inc、、 (FosterCity、 CA )により合成され、質量スペクトルにより品質がコントロールされている。
いくつかの実験のために、DX −(61−85)及びKK−(61−85)ペ プチドを、純同位元素Na ’ ” I (Amershata)及びヨードビ ーズ(Pierce)を用いて、20分間インキュベーションし、その後逆相H PLCにより、C11lカラム(Becktman)で、30〜50%の直線勾 配の5mM)リフルオロ酢酸(TFA)中のCHxCNで精製することにより、 ヨウ化した。最初に溶離したIZSl−で標識したペプチドを、50%のCH3 CN/ 5 mMTFA中、4℃で貯蔵した。標識したペプチドはこれらの条件 下で、少なくとも3か月間安定であった。
対照用ペプチド:ACTH−(1−24)(ヒト) 、CCK−33(ブタ)、 グイノルフィンA(ブタ)、β−エンドルフィン−(1−27) (ラクダ)、 グルカゴン(ヒト)、及びプロソマトスタチン−(1−32) (ブタ)は全て Pen1nsula Laborator−ies+ Be1mont+ CA から購入した。インシュリン(ブタ)のA−鎖及びB−鎖及びグルカゴン−(1 −21)(ヒト)はNovo Ind−ustry、 Denmarkから得た 。ACTH−(1−24)を通常の対照用ペプチドとして使用した。
′1インシュ■ンレセブ − 精製ヒトIR及びクローン化された細胞質キナーゼドメイン(IRKD)は、E llis et al、(1988) n皿紐■62 :1634 39;Ro th et al、(1986)J、Biol、Chen+。
261 罎3753−57に記載されている。簡潔に言えば、ヒトIRを、胎盤 からイムノアフィニティカラムにより、モノクローナル抗体及び[Rの小麦胚芽 凝集素への結合を用いて精製した。
生成物は、各々−130kDaの二つの重鎮と各々−90kDaの二つの軽鎖を 有する四量体であった。
ロジンキナーゼ゛ 細胞質のクローン化I RKDを、IR配列から構築しく Ebena等(19 85) Ce11.40 : 747−758 ; Ullrich等(198 5)■胆阻1工主: 756−761) 、バキュロウィルス発現ベクターを用 いて、昆虫の細胞に発現した。ドメインは、溶解性(Mr −48kDa )で あり、キナーゼ活性はin vitroで本質的に発現する。IRKDをイムノ アフィニティクロマトグラフィにより均質になるまで精製した。
精製したIR及びI RKDのキナーゼ活性及びインシュリンの作用の測定方法 は、別に記載されている(Roth et al、(1986)前掲書)。簡潔 に言えば、5.0μ!の精製されたIRを5. OAl j!のインシュリン( 最終濃度1.0μM)と混合し、そして緩衝液(50mM HEPES、pH7 ,6,150mM NaC1,0,1%のTritonX 100 )を加えて 、最終容量を20p1とした。ペプチドを使用した場合は、5.0μlに添加し 、緩衝液を加えることにより、容量を20μiに合わせ、混合物をインキュベー ジタンした(1時間、4℃)、インキュベージタンの後、2.5μC1の32P 標識A T P (3000Ci/+wmol、 r−標識; Amersha m)、50mMのHBPES%pH7,6,150mMのNaCf、0110% のTritonX 100.37.54Mの非標@ATP、15mMのMgC1 ,、及び6mMのM n CIt tを含む溶液10pHを添加して最終容量を 30μlにした。その後、混合物を24℃で30分間インキュベージテンした。
インキュベーションの後、15μlのサンプル緩衝液を添加し、サンプルを5分 間煮沸し、そして10%5DS−PAGEに一晩かけた。ゲルを乾燥し、5〜1 0時間の暴露時間でオートラジオダラムを行った。定量的試験のため、IRのβ −サブユニットバンド及びTRKDハンドを切り出し、シンナレーションカウン ターで乾燥計測した(Cerenkov) *基質としてポリ−((Glu、  Tyr) ; 4 : 1) (Stgma)を用いて、基質リン酸化を行った 。基質を最終濃度が1.0mg/dとなるまで添加し、上記のようにリン酸化の 分析を行った。定量的試験のため、インシュリンレセプターバンドのすぐ下の全 レーンを2O−kDaマーカーまで切り出し、計測するか、又は基質をTCAで 沈澱させた。後者の場合、5μiのサンプルを3MMの祇(latman)に点 うち、氷冷した10%TCA中で30分間洗浄し、5%TCA中で10分間煮沸 し、その後蒸留水で2回、エタノールで2回洗浄し、最後に乾燥させ、計測した 。
工l之五ユヱ益金 ブタのモノヨウ化(+gsl)−インシュリン(↑yrA14でヨウ化、190 0 2000Ci/a++mol)を、N0VOIndustry及びAmer ishamから得た。非標識ブタインシュリン(NOVO)を10mMのHCI に1mMの濃度で溶解し、直ちに−2(lで貯蔵した。
インシュリンの精製されたレセプターへの結合のためのプレートアッセーは、M organ and Roth (1985) E’ndocrinology 116.1224−1226に記載されている。簡潔に言えば、20mMのNa HCOz、pH9,6中の50μlのアフィニティ精製ウサギ抗マウスIgG  (Jackson Immuno Re5earch Lab、、 Inc、、  WestGrove、PA)(40μg/d)を、96ウエルボリ塩化ビニル (P V C)プレートに添加した。プレートをインキュベーションしく17〜 20時間、4℃) 、50mM HEPES、pH7,8中で3回洗浄し、1° 50mMのNaCj!、0.1%のTriton X −100,0,05%の BSA及び2X10−”Mのモノクローナル抗体(Amac、 [nc、Jes tbrook、 ME)を添加した。インキュベーション(1時間、24℃)の 後、プレートを洗浄し、インシュリン結合を測定した。
結合の測定のため、ItJ−インシュリン(3X 10−10 M)を増加した 量の非標識インシュリンと共に添加し、そしてインキュベーションを行い(90 分、24℃)、洗浄し、そして遊離の及び結合した+1%(−標識インシュリン の量を測定した。結合インシュリンは、IRを0.1MのMCIを用いてプレー トから溶離し、γ−カウンタ内で測定することにより調べた。データの分析のた め、非特定結合は、10−”Mの非標識インシュリンの存在下で結合した量とし て定めた。
慧−来 基質(ポリ−(E、 Y) )リン酸化及びIRオートリン酸化のN方に対t4 DK −(61−85)の影響を、IRチロシンキナーゼ活性が10−&Mイン シェリンで誘導されるペプチド濃度の関数として、調べた0両方ともμMD”  −(61−85)の濃度で強く抑制された。ベースのrR活性(インシュリン未 添加)はDK −(61−85)及びKx−(61−85) により24〜40 冗抑制された。オートリン酸化に対するKK−(61−85)の効果はD” − (61−85)より著しく弱く、K”−(61−85)及びDK−(61−85 )についてのEC,、値〔95%コンフィデンス間隔〕は、各々、4.0) M  (2,2−7,2) M及び1、2) M (0,3−2,2) M)であり 、基質リン酸化について違いは見られなかった。IRチロシンキナーゼの基質と なる対照用ペプチド(例えばACTH−(1−24)はなかった。
HPLC及びItJ−標識D”−(61−85) 、KK−(61−85) 、 ACTH−(1−24)又はグイノルフィンAについて試験したところ、実験期 間中、0.1)M以上の濃度で、重大な枯渇(分解又は吸収)は見られながった 。最大にオートリン酸化され及び32p−標識されたIRを氷上、10)Mペプ チドとともにブレインキュベーションし、続いて500)M冷却ATPと共に0 〜60分間室温でインキュベーションすることにより示されるように、DK−( 61−85)ペプチドは、IRKDリン酸化に影響を与えない。
DK−(61−85)はインシュリンのIRへの結合に何の効果も有しない。I Rオートリン酸化のEC,。は、約3X10−”MインシュリンDEARI:こ れはほぼ、Ka (2,8x 1o −”M)に相当する。DK−(61−85 )は10)Mで全てのインシュリン濃度におけるオートリン酸化を抑制する。
IR及びIRKDを活性比較のために使用する場合、DK−(61−85) 、 3)Mはインシュリン誘導IRオートリン酸化を抑制するが、インシュリンレセ プターキナーゼドメインリン酸化は抑制しない。IRはインシュリンの不存在下 では、重要な基質にはならない。IRはインシュリンが添加されると、I RK Dの重要な基質となる。この見解は、ペプチドのIRオートリン酸化に対する抑 制効果により容易になる。これは、IRリン酸化がIRのチロシンキナーゼに自 体より媒介されるIRリン酸化及びIRKDにより媒介されるリン酸化が検出し にくいからである。
次の研究において、ラット脂肪細胞におけるグルコース消費が行われた。脂肪細 胞は、絶食していない雄ラットの副翠丸脂肪褥(1,2−1,6g脂肪/ラット )から、コラゲナーゼ切断により得られる。緩衝液は、5%のBSAを含むKR Hであり、プラスチック管のみが使用され。切断物は、濾過され(25μり、洗 浄され、細胞容量の約4倍に再懸濁される(脂肪比量管により計算される)。ア リコートを、2%の四酸化オスミウムで染色し、濾過し、そして塩溶液で希釈し た後、Coulter countingのために除去した。50μEの脂肪細 胞懸濁液をプレインキュベーション混合物:300pl(D緩衝液、50ttl l(Dインシs’)ン(80μM)又は緩衝液;50μlの試験溶液(10X) 又は緩衝液に添加し、ソシて30分間、37℃で、浸透水浴中でインキュベーシ ョンした。細胞のないブランクは、バックグラウンド測定のために用いられる。
D−Cl4C)−グルコースを続イテ添加しく約10 ’ dpm/サンプル) 、60分間インキュベーションを続けた。インキュベーションは、400μlの サンプルをシリコン油の最上層に積層し、続いて300秒ミクロツユ−ジスピン 行い、そして脂肪細胞(油の最上層の細胞の薄い層があり、緩衝液は油の下にあ る)をLSバイアルにシンチレーシッン流体と共に採り入れることにより終わら せた。グルコース濃度は、約300nM (ip、a。
295*Cf /mmol)であつた。
グルコース消費における30μMDK −(61−85)中のインシュリン濃度 の増加効果を調べた。インシュリンは、グルコース消費を最大に誘導し、そして 基礎となる消費の約8〜11倍増加させた。D” −(61−85)の追加によ り、最大消費は基礎となる上記最大インシュリン刺激のグルコース消費の14〜 18倍まで増加した。インシュリンの濃度を低くすると(血漿レベル及びそれ以 下)、30μMD” −(61−85)がグルコース消費を1モル等量のインシ ュリンと同じか又はそれ以上に増加させる。
DK−(61−85)の最大効果は、15μMで得られた。特定のペプチドバッ チにより増加び程度が変化し、ペプチドのインシュリン効果は約20%〜100 %の範囲で変動しうろことが見出された。
種々のD” −(61−85)断片を、特定のペブチダーゼ:61−68断片及 び69−85断片を与えるendo K、78−85断片を与えるendo E 、61−84断片を与えるCPYで酵素的に切断し、そしてさらに、出発断片を ヨウ化する。ヨウ化は末端チロシンに起こると予想される。各々の断片をHPL Cにより精製した後(95%以上)、生物学的活性について試験し、細胞に最終 濃度30μMで添加した。出発断片を100としたときの活性%の平均値上SE として報告される結果は下記のとおりである二 (61−68)19±22、( 69−85)87±2、(78−85)15±3、(61−84)19±3:ヨ ウ化断片9±10゜ ラット全体のD” −(61−85)の効果を調べた。ラット(100−300 g)の血中グルコースレベルに対するDに−(61−85) (2,5mg/k g)及びインシュリン(μg/kg)を調べた。動物にベンドパルビタールで麻 酔をかけた後、ペプチド及びインシュリンを静脈注射により投与した。全ての動 物は実験前16−20時間絶食した。各測定は、42のラットから得られた結果 をベースとして行った。4つの処理スケジュールにおいて同じラットを使用した 。スケジュールは、対照群、ペプチド単独、インシュリン単独、及びインシュリ ンとペプチドである。対照群は、測定が行われた240分以上、血中グルコース における重大な変化を示さなかった。ペプチド群は、約20分で、血中グルコー スがもとの値の約65%に落ち込み、その後、ゆっくり上がり、約90分でほぼ もとの値まで上昇し、その後、はぼ同じ値を維持した。同じ結果がインシュリン の注射においても見られた。しかしながら、インシュリン及びペプチドが一緒に 注射されると、グルコースは約20分間以内に、もとの値の約55%まで降下し 、その後ゆっくり上昇し、195分間゛でもとの値のほぼ85%になり、その後 約240分間で約90%に上昇した。T=0からT−240までの対照群の曲線 と実験の曲線の間の領域の計算により、インシュリン及びペプチドの領域はイン シュリン又はペプチド単独のものより著しく大きく、インシュリン又はペプチド 単独のものに比べて延長された血糖低下期間が示される。
ペプチド媒介グルコースについて、主要な標的器官を調べるために、種々の器官 のグルコース消費をオリゴペプチド静脈注射の関数として分析した。ペプチド媒 介グルコース消費のための主要な標的器官は、骨格筋、肝臓、及び腎臓であり、 器官の大きさも考慮に入れた。これらの器官のいくつかはインシュリン注射では 影響を受けないことは注目すべきことである。使用した方法は、インシュリン及 びペプチド注射60分後の14C2−デオキシグルコースの注射と、その後30 分、即ちペプチド注射後90分に測定される14Cの器官含有量である。
上記のデータに基づき、Dに−(61−85)ペプチドが、インシュリンの存在 下及び不存在下の両方で、細胞性グルコース消費量を促進するという結論に達し うる。ペプチド効果は、インシュリンの刺激により増加する。最大のペプチド効 果はペプチド濃度10−20μMで達しうる。ペプチドは、最大のインシュリン 刺激により誘導されるより著しく高いグルコース消費の促進を引き起こすe i n vitroでの効果は、細胞及びペプチドのインキュベーションの20分後 に最大である。2.5mg/kgのDK−(61−85)のペプチドの静脈注射 により、全動物の血中グルコースの減少が起こる。インシュリンがペプチドと共 に注射されると、これは促進される。ペプチドにより誘導されるグルコース消費 は、特に、骨格筋、肝臓及び腎臓で顕著であるが、ペプチドは、血嶺インシュリ ンの値を増加することはない。
シグナルトランスダクションに影響する膜表面レセプターが、インシュリンレセ プターに例示されるように、MHCクラス■抗原、マウスのH−2D及び−L並 びにヒトのHLA−B及び−Cにより変動することが明らかである。広い範囲の 生物学的過程が、in vitro 及びin viν0で、適当なりラスI抗 原と膜表面レセプターの間の相互作用の促進及び減少に認められる種々の技術に より、調節されうる。
本明細書で言及した全ての出版物及び特許出願は、本発明が主張する技術の当業 者の技術水準に示唆される。全ての出版物と特許出願は本明細書において参考文 献として挿入され、各々の個々の出版物及び特許出願が特別に及び個々に参考文 献として記載されているのと同じ意味を表す。
前期の発明は、理解の明確化の目的のための説明及び例示として詳細に記載され ているが、一定の変化及び変更が、添付の請求の範囲の範囲内で行われうろこと は明らかである。
平成 年 月 日

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主要組織適合性複合体ヒトクラスIHLA−B又は−C抗原又は他の哺乳 類の同等のものと、(2)細胞上の表面レセプターとの間の結合複合体又は機能 的に同等のものとの結合複合体の数を、前記表面上の前記抗原の数を変えること により、又は前記抗原若しくはレセプターに結合することができる成分を添加し て結合複合体の生成を模倣するか又は抑制することにより調整し、これにより前 記レセプターの応答を調整することを含む哺乳類の細胞の表面レセプターの応答 の調節方法。
  2. (2)前記の調整が、前記抗原の結合部位と似ているオリゴペプチドを前記表面 レセプターと結合させ、前記の機能的に同等の複合体を形成することである請求 の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記の調整が、前記細胞を、前記細胞上の前記抗原の数に影響を及ぼす薬 剤に接触させることである請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)前記の調整が、抗体を前記抗原又は表面レセプターの一方に結合させて、 前記複合体の形成を抑制することである請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)前記の調整が、オリゴペプチドを前記抗原に結合させて前記複合体の形成 を抑制することである請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)前記レセプターがそのリガンドヘの結合の後にインターナリゼーションさ れる請求の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)(1)主要組織適合性複合体ヒトクラスIHLA−B又は−C抗原と、( 2)細胞上の内分泌系表面レセプターとの間の結合複合体又は機能的に同等の結 合複合体の数を、前記表面上の前記抗原の数を変えることにより、又は前記抗原 若しくはレセプターに結合することができる成分を添加して結合複合体の生成を 模倣するか又は抑制することにより調整し、これにより前記レセプターの応答を 調整することを含むヒト細胞の内分泌系表面レセプター応答を調節する方法。
  8. (8)前記調整が、HLA−B又は−C抗原のα1ドメインのアミノ酸配列と実 質的に同じアミノ酸配列を有する少なくとも6アミノ酸のオリゴペプチドを前記 表面レセプターに結合することである請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)前記の配列が、アミノ酸55〜90のアミノ酸配列の配列内にある請求の 範囲第8項記載の方法。
  10. (10)前記オリゴペプチドの前記アミノ酸配列が前記抗原のアミノ酸配列と同 一であり、少なくとも約8アミノ酸であり、配列RYYを含む請求の範囲第8項 記載の方法。
  11. (11)(1)主要組織適合性複合体ヒトクラスIHLA−B又は−C抗原又は 他の哺乳類の同等のものと、(2)細胞上のインシュリンレセプターとの間の結 合複合体又は機能的に同等の結合複合体の数を、前記表面上の前記抗原の数を変 えることにより、又は前記抗原若しくはレセプターに結合することができる成分 を添加して結合複合体の生成を模倣するか又は抑制することにより調整し、これ により前記レセプターの応答を調整することを含む哺乳類の細胞のインシュリン レセプター応答を調節する方法。
  12. (12)前記調整が、前記インシュリンレセプターを、前記抗原のa′ードメイ ンの配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有する、少なくとも約8アミノ酸のオ リゴペプチドと接触させることにより行われる請求の範囲第11項記載の方法。
  13. (13)前記配列が、アミノ酸55〜90のアミノ酸配列の配列内にあり、配列 RYYを含む請求の範囲第12項記載の方法。
  14. (14)前記アミノ酸配列が、アミノ酸61〜85の配列である請求の範囲第1 3項記載の方法。
  15. (15)主要組織適合性複合体ヒトクラスIHLA−B又は−C抗原又は他の哺 乳類の同等のもののα′−ドメインの配列であって、実質的に下記の配列単位の 一つの範囲内のもの由来の配列からなるものを含む少なくとも8アミノ酸のオリ ゴペプチド。 (a)DTaa32FVRFDSDaa40aa41(b)FVRFDSDaa 40aa41SPRaa45(c)Waa52EQaa55aa56GPEYW (d)Waa61aa62aa63Taa55aa66aa67Kaa68aa 70aa71Q(e)Waa61aa62aa63aa64aa65aa66a a67Kaa69aa70aa71aa72aa73aa74aa75aa76 aa77aa78aa79aa80aa81aa82aa83aa85aa86 (F)EQaa73aa74RVaa77aa78Raa80aa81aa82 RYY配列中、aa32は、任意の炭素原子数4ないし6の中性脂肪族アミノ酸 であり、 aa40はG,A,D又はE、 aa41はG,A,D又はE、 aa44はP,N,又はQ、 aa45は任意の脂肪族アミノ酸、 aa52はV,1,L又はM、 aa55は任意の荷電脂肪族アミノ酸、aa56は荷電アミノ酸、 aa61はD又はE、 aa62はK,R,G又はA、 aa63は炭素原子数4ないし6の塩基性のもの以外の任意の脂肪族アミノ酸、 aa64はS,T又はM、 aa65は炭素原子数4ないし6の任意の極性又は塩基性アミノ酸、 aa66は任意の炭素原子数4ないし6の脂肪族アミノ酸、aa67は任意の中 性脂肪族又は芳香族アミノ酸、aa68はK又はR aa69は任意の脂肪族中性アミノ酸、aa70は炭素原子数3ないし6の酸性 のもの以外の任意の脂肪族アミノ酸、 aa71は塩基性のもの以外の任意の脂肪族アミノ酸、aa72はN又はQ、 aa73はS,T,F,Y,H又はW、aa74はD,E,F,Y,H又はW、 aa75はK又はR、 aa76は炭素原子数4ないし6の塩基性のもの以外の脂肪族アミノ酸、 aa77は炭素原子数3ないし6の極性脂肪族アミノ酸、aa78は炭素原子数 5ないし6の中性脂肪族アミノ酸、aa79はK又はR、 aa80は炭素原子数3ないし6の中性脂肪族アミノ酸、aa81は中性脂肪族 の非極性アミノ酸、aa82は酸性のもの以外の脂肪族アミノ酸、aa83は酸 性のもの以外の脂肪族アミノ酸、aa84及び85は芳香族アミノ酸であり、た だし3つより多いアミノ酸の突然変異、例えば欠失、挿入又は置換は存在しない 。
  16. (16)前記オリゴペプチド配列が下記の単位の範囲内の由来である請求の範囲 第15項記載のオリゴペプチド。 WD/ERaa63TQ/Raa66aa67Kaa69aa70aa71QT /Waa74RV/Eaa77LRaa80L/AL/RG/RYY。 配列中、aa/aaはいずれかのアミノ酸が存在しうることを意味する。
  17. (17)少なくとも1つのアミノ酸に共有結合した請求の範囲第15項記載のオ リゴペプチドを含み、前記アミノ酸が野性種のアミノ酸以外のものであるペプチ ド抱合体。
  18. (18)前記少なくとも1つのアミノ酸が脊椎動物の宿主の免疫応答を刺激する ことができる免疫原性ポリペプチドである請求の範囲第17項記載のペプチド抱 合体。
  19. (19)MHCクラス1抗原依存レセプターを含むと考えられるサンプルを請求 の範囲第16項記載のペプチド抱合体と結合させ、そして 前記ペプチド抱合体と前記レセプターとの複合体の存在を検出することを含む、 細胞表面又は溶解物の少なくとも一部に存在するMHCクラス1抗原依存レセプ ターの存在の検出方法。
  20. (20)MHCクラス1抗原依存レセプターを含むと考えられるサンプルを請求 の範囲第15項記載のオリゴペプチドと結合させ、そして 前記オリゴペプチドと前記レセプターとの複合体の存在を検出することを含む、 細胞表面又は溶解物の少なくとも一部に存在するMHCクラス1抗原依存レセプ ターの存在の検出方法。
  21. (21)直接又は間接に検出されうるシグナルを提供することができる標識に結 合した請求の範囲第15項記載のオリゴペプチド。
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