JPH04504072A - ロック注射器 - Google Patents

ロック注射器

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JPH04504072A JP2505482A JP50548290A JPH04504072A JP H04504072 A JPH04504072 A JP H04504072A JP 2505482 A JP2505482 A JP 2505482A JP 50548290 A JP50548290 A JP 50548290A JP H04504072 A JPH04504072 A JP H04504072A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ロック注射器 本発明は、自由に往復運動可能なモードと螺着モードとの間で選択的に作用する 注射器に対する方法及び装置に関するものである。より具体的には、本発明は、 注射器のプランジャに設けられ、作動させて注射器のプランジャの上に設けられ たねじを退却させ、プランジャが筒に関して自由に往復運動可能なモードとロッ クされ又は螺着モードとの双方で動くことが出来るようにしたトリガ装置を備え るロック注射器及びその使用方法に関するものである。
2、関連特許出願 ′ 本特許出願はジェレルド・L・フート(Jerrold L、 Foote)  、ダーラ・R・ギル(Darla R,G11l) 、7レツドーR−ランプロ ボウルス(Fred R,Lampropoulos)及びウィリアム・バディ ラffilljam Padilla)を発明者として1989年3月17日付 けで出願された米国特許出願第07/325.561号「ロック注射器」の一部 継続出願である。
3、発明の背景 医者が使用する最も基本的な道具の1つに注射器がある。恐らく針と共に使用し 薬剤を患者に注射する器具として最も良く知られているであろうが、該注射器は 又各種のその他の適用例でも有用であることが分かっている。例えば、注射器は 特幌血管移植手術を行なうのに有用である。
血管形成法は血管に生じる閉塞を軽減するための手術である。血管は時の経過と 共に、コレステロール塊が血管の壁に沿って付着することに起因し、その一部又 は完全に閉塞される。
コレステロール塊の付着が特に危険な箇所は冠状動脈内にある。冠状動脈は酸素 付与血液を心臓に供給する動脈である。一般に冠状動脈硬化症と称される冠状動 脈内にコレステロール塊が付着する結果、非常な胸の痛み一狭心症−を生じ、治 療しなかったならば最終的に心臓が停止する可能性がある。
冠状動脈形成法は先端にバルーンが付いたカテーテルを動脈内に挿入することに よりかかる閉塞した冠状動脈を開放する手順を含むものである。バルーンは通常 、鼠径部又は腕に切開部形成して挿入される。次に、カテーテルは切開により露 出された血管内に挿入し、冠状動脈内に進ませる。
X線に反応する染料を冠状動脈内に注射し、医者が動脈の閉塞部分内にカテーテ ルを正確に位置決めし得るようにする。カテーテルはバルーンを取り付けたカテ ーテル部分が動脈の閉塞部分に沿って位置決めされるまで動脈に沿って挿入する 。
流体をカテーテル内に注入してバルーンを拡張される。バルーンが拡張すると、 コレステロール塊は圧縮され、これにより狭小となった動脈を拡張させる。次に 医者はバルーンカテーテルから流体を吸引してバルーンを収縮させる。次いで、 バルーンカテーテルを患者から除去することが出来る。
注射器は流体をバルーンカテーテル内に導入するために有効な道具を提供するも のであることが分かっている。しかし、血管形成法の実施中、バルーン内の圧力 は慎重に制御しなければならないため、筒内に自由に押し込むことの出来るプラ ンジャを備える典型的な注射器はこの適用例には不十分である。
バルーン内の圧力が過大である場合、バルーンは破裂し、通常、緊急の外科手術 を行なって修復することを必要とする状況となる。バルーン内で達成される圧力 をより正確に制御する注射器を設計しようとする一部の従来技術の試みには、筒 に螺着可能に接続されるプランジャを備える注射器を提供するものがある。この ため、プランジャを筒内にゆっくりと進ませ、その結果、バルーンカテーテル内 への流体の導入をより完全に制御することが出来る。
かかる注射器の重大な欠点は、摺動可能な往復運動状態で自由にかつ迅速にプラ ンジャを筒に対して出し入れすることが出来ないことである。例えば、バルーン を収縮させる好適な方法は、プランジャを筒から迅速に引き出して負圧を形成し 、これにより流体をバルーンから排出し、バルーンカテーテル内の圧力を均衡さ せることである。プランジャの「ねじを緩める」ことにより該プランジャを注射 器の筒から徐々に引き出すためには非常な時間を必要とし、より重要なことは、 バルーンを収縮させる効果が低下する結果となることである。
自由又は自由に往復運動可能なモード及び螺着又は制限されたモードの双方にて 作用可能なプランジャ/部組立体を備える注射器を提供することが望ましいこと を認識し、かかる問題点を対象とする注射器が開発されている。かかる注射器の 殆どはプランジャのねじに選択的に係合及び非係合状態となるように作用させる ことの出来るねじ係合機構を注射器の筒の上に採用する。
かかるねじ係合機構が係合するとき、注射器は「ロック」されて、螺着モードと なり、このためプランジャが筒内で自由に摺動して往復運動することが阻止され る。このロック位置において、プランジャは回転させ、−徐々にねじを緩め筒内 に差し込み又は筒内に引き出すことにより筒内でのみ動かすことが出来る。
注射器の筒の上にねじ係合機構を採用する型式の注射器の重大な設計上の欠点は 、注射器が使用しずらいことである。この注射器を使用する場合、プランジャを 押すとき、注射器を安定状態に保持するように注意し、一方の手で筒を把持し、 もう一方の手でプランジャを押さなければならない。ねじ係合機構の位置及び作 用方向いかんにより、注射器を安定した位置に適正に保持すると同時に、ねじ係 合機構を制御することは困難である。
かかる注射器の別の欠点は、一部の従来技術の注射器がねじ係合機構を作用させ る前、注射器の筒を一定の方向に整列させなければならないことである。これに より、ユーザはねじ係合機構を作用させる前、先ず、注射器が適正に整列されて いることを確実にしなければならないため、注射器の使用はより難しいものとな る。
作用させたとき、プランジャを僅かに動かすねじ係合機構を備える一部の注射器 の設計には重大な結果を招く虞れのある欠点がある。プランジャのこの動きによ り、バルーン内の圧力は意図せずかつ危険性を生ずる虞れのある増大又は低下状 態となる。
バルーンを許容可能な限界値を越えて拡張させようとする場合、治療中の冠状動 脈はその弾性限度を越えて拡張される虞れがある。冠状動脈が破裂したならば、 直ちに緊急の外科手術を必要とし、その破裂の程度いかんにより、直ちにパイバ ス手術が必要とされることもある。
多くの従来技術の注射器は又バルーンカテーテル内に至るその全経路に沿ってル ーノに入り、バルーンが破裂したならば、その結果化じる血栓により患者の心臓 に重要な損傷を与え、患者は恐らく死亡するに至るであろう。
血管形成法は別にして、その他の治療法も又「ロック」注射器による利点が得ら れる。例えば、かか畢注射器は後で検査し、更に試験所で検査するため患者の組 織又は細胞標本を除去するバイオクシ−法にも有利に採用することが出来る。
かかる注射器をこのように利用し、標本を得るため患者に対しより重大な外科手 術を行なう必要性を回避することが出来る。針を注射器に取り付け、患者の体内 に挿入し、針の端部が標本を採取しようとする組織に接触するようにすることが 出来る。
次に、プランジャを注射器の筒から迅速に引き出し、注射器の筒内に負圧を形成 させる。この負圧の効果は標本組織を針内に吸引することである。ロック注射器 を利用することにより、医者はプランジャをこの退却位置にロックし、負圧を維 持して、医者がプランジャを所望の位置に保持する必要性を不要にすることを許 容する。
しかし、血管形成用注射器に関して上述した多くの問題点及び欠点は、依然バイ オクシ−に使用される注射器に存在する。
故に、当該技術分野で必要とされるのは、圧力流体を注入するために使用するこ とが出来、注射器の操作者が得られる圧力を相当程度に制御することを可能にす る方法及び装置である。
注射器が筒に関して選択的に自由に作用可能であり、「ロック」又は螺着モード にて作用し得る注射器に対する装置及び方法を提供することは、当該技術分野に おける一つの進歩を意味する。
又、注射器の筒の上に配置されたねじ係合機構の位置により、操作に不便でない かかる注射器に対する装置及び方法を提供することも当該技術分野の一つの進歩 であろう。
かかる装置及び方法が注射器と共に採用可能であり、注射器の筒の方向に関係な く、自由に往復運動するモードと螺着又は規制された作用モードとの間にて注射 器を作用させることが出来るようにすることも当該技術分野における更なる進歩 であろう。
又、注射器がプランジャの作用中、筒に関して動くことなく、自由な位置と螺着 位置との間で作用可能である注射器に対する方法及び装置を提供することは当該 技術分野における更なる進歩であろう。
注射器のユーザが注射器内に及び注射器により注入すべき流体の経路に沿って気 泡の存在を観察することを許容する注射器及び方法を提供することは当該技術分 野における更なる進歩であろう。
本発明の上記及びその他の特徴並びに利点は以下に開示しかつ請求の範囲に記載 したロック注射器により実現される。
発明の概要及び目的 本発明はロック注射器及びその使用方法に関するものである。該注射器は、注射 器をプランジャが筒内にて往復運動状態で自由に摺動し得る自由に往復運動可能 なモードとプランジャを筒と螺着係合させることにより、プランジャの往復運動 が制限されるロック又は螺着モードとの間で選択的に作用することを許容する新 規なプランジャ及び筒の組み合わせ体を備えている。ロック又は係合位置にて、 プランジャは該プランジャを回転させることで筒内に捩込み又は部外に引き出す ことが出来、これによりプランジャを筒に関して制御された状態でかつ徐々に往 復運動させることが出来る。更に、プランジャを回転させるためプランジャに力 が加えられなかった場合、プランジャはロックされ、プランジャは筒に関して全 く動かない。このように、ロック又は規制モードにて注射器を操作する者は注射 器により付与される圧力を正確に制御することが可能となる。
該注射器はプランジャの上に配置されたトリガより作動されるトリガ装置を備え ている。トリガのこの便宜な位置決めにより、医者は、ロック注射器が自由位置 又はロック位置にあるかどうかに関係なく、注射器を作用させるのに使用する手 と同一の手を使用して、トリガを容易に作用させてトリガ装置を作動させること が可能となる。
本発明の好適な実施例において、トリガ装置はプランジャのネック部に設けられ 、ねじ及び背骨部分に沿って配置された一連の溝を備えている。谷溝に対応する 傾斜路がプランジャのネック部の細長い溝に沿って配置されており、背骨部分が 溝内に着座し、各傾斜路は少なくとも一部がその対応する溝内に配置される。
トリガ装置を作動させると、溝は傾斜路に沿って伸長し、背骨部分及びこれによ りトリガ装置のねじ部分を筒の対応するねじとの係合状態から退却させる。この 退却位置において、プランジャは筒内で摺動可能に自由に往復連動することが出 来る。
傾斜路及び溝はねじの主たる歯の垂線に関する配置角度より小さい角度又はこれ と等しい垂線に関する鋭角な角度に配置されている。このため、トリが装置を作 動させ、溝が傾斜路に沿って摺動するとき、トリガ装置のねじはプランジャを筒 に関して動かす正味力を生じさせることなく、筒のねじから退却する。
注射器を血管形成用に設計する場合、該注射器には、又ここに引用して本明細書 の一部に含めた継続中の米国特許出願第324.938号により具体的に記載さ れているように、注射器により注入すべき流体に作用する圧力を測定する一体の 変換器手段を設けることが出来る。
注射器の筒及び先端は透明な材料にて形成することが望ましい。このようにすれ ば、注射器の操作者は注射器により注入する液体内に気泡が存在するか否かを目 視的に確認することが可能となる。
従って、本発明の主たる目的は、注射器の操作者が注射器を自由に往復運動可能 なモードにて選択的に作用させ、又は注射器を螺着可能な規制されたモードにて 作用させ、注射器により付与される圧力を正確に制御し得るようにする注射器を 提供することである。
本発明の別の目的は、プランジャを作用させるのに使用した手と同一の手を使用 して自由に往復運動可能なモードとロック又は螺着モードの何れかに選択的な操 作が可能である注射器及びその使用方法を提供することである。
又、本発明の1つの目的は、注射器のプランジャ上に配置されたトリガを有する トリガ機構を備え、これにより注射器の使用を容易にする注射器を提供すること である。
本発明の更に別の目的は、注射器の筒の方向に関係なく、ロック位置及び自由位 置との間で選択的に操作可能である注射器を提供することである。
本発明の更に別の目的は、筒に関して注射器を著しく往復運動させることなく、 作用させて注射器を規制された螺着モードから自由に往復運動可能なモードに変 換し、及びその逆に変換することの出来るトリガ装置を備えるロック注射器を提 供することである。
本発明の別の重要な目的は、透明材料から成り、注射器の操作者が注射器により 注入される流体の全経路を観察し、液体が気泡を包含しないことを確実にし得る 注射器を提供することである。
本発明のその他の目的及び利点は、以下の詳細な説明及び請求の範囲を読み、及 び添付図面を参照することにより、或は本発明を実施することにより、一層温ら かになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は本発明のロック注射器の現在の好適な実施例の斜視図、第2図は第1図 に図示した注射器の分解縦断面図、第3図はロック又は規制位置を示す本発明に よる注射器の縦断面図、第3図Aは第3図に図示した内側及び外側ねじの一部の 拡大図、第4図はトリガ装置が作動され、注射器が自由に往復運動可能な位置に ある第3図の注射器を示す縦断面図、 第5図は本発明によるハンドル及びトリガ装置を示す、プランジャの一部の好適 な実施例を備える別個の部品を示す縦断面図、第6図はトリガ装置の別の好適な 実施例及びプランジャのネック部を示す、プランジャの一部の断面図、 第7図は完全に退却した位置にあるトリガ装置の背骨部分を示す、第6図に示し たプランジャの一部の断面図、 第8図はトリガ装置の溝及び傾斜路の相互係合状態を示す、第7図の線8−8に 沿った切欠き断面斜視図である。
好適な実施例の詳細な説明 同様の部品は全体を通じて同様の参照符号で示した添付図面を以下に参照する。
先ず、第1図を参照すると、本発明の現在の好適な一実施例が図示されており、 全体として符号10で示しである。
該注射器10は筒12と、プランジャ14とを備えている。筒12はプランジャ 挿入端部と、導入端とを備えており、該導入端には先端16が設けられている。
管18の部片を先端16に取り付ける−とが出来る。導管18はルアコネクタの ような回転可能なコネクタに接続し、バルーンカテーテル(図示せず)に取り付 け、これにより筒12と血管形成法に使用されるバルーンカテーテルとの間を流 体連通させる導管を形成することが出来る。これとは別に、針を注射器の先端1 6に取り付け、これにより注射器をバイオプシー法又は制御された注入を必要と する法に使用することを可能にする。本発明のロック注射器には各種の適用例が 可能であり、該適用例によれば、適当な取り付は具を注射器の先端16に取り付 は得ることが理解されよう。
第1図を更に参照すると、プランジャ14はネック部19と、該ネック部19の 一端に設けられたハンドル20とを更に備えている。プランジャ14は自由に往 復運動可能なモード又は螺着可能な規制モードであるかを問わず、作用させて注 射器の作用モードを選択する手段を備える形態とする。かかる選択を行なうため の手段はトリガ装置22を利用するものである。以下に更に詳細に説明するよう に、トリガ装置22は作用させ、プランジャ14を筒12と螺着係合するように 選択的に位置決めし、又はプランジャ14が筒12内で摺動可能に自由に往復運 動するのを許容することが出来る。
次に、第2図を参照すると、筒12は先端16と反対側の筒12の端部に螺着可 能に接続されたキャップ36を更に備えている。キャップ36は注射器10の組 み立てを容易にするために設けられている。キャップ36は、又以下に更に詳細 に説明するように、プランジャ14の対応するねじに係合し得る内側ヘリカルね じ38のような内側規制手段を備えている。
プランジャ14は一端に球アダプタ42を有するカラー40を備える形態としで ある。カラー40の機能及び形態は1988年3J125日付けで出願された審 査継続中の米国特許出願第07/173.447号の使い捨て可能な制御注射器 に一層詳細に記載されている。当該技術分野で公知であるようなゴム球44を球 アダプタ42に取り付ける。
作用時、プランジャのカラー40は筒12内に配置された状態のままである。
カラー40を筒12内に保持する手段がプランジャ14に設けられる。この目的 上、現在、カラー40の端部にはディスク46を形成することが望ましい。プラ ンジャ14が筒12から摺動可能に退却すると、ディスク46はキャップ36の リップ48に係合しかつ当接し、プランジャ14がそれ以上退却しないようにす る。
注射器の筒12は筒12の内部と流体連通し、筒12内の流体圧力を測定する変 換器手段24を更に備えている。現在の好適な実施例において、変換器手段24 は第1図乃至第3図に図示するように、先端16付近にて筒12の端部に配置さ れている。
筒12内の圧力を効果的に測定するため、変換器手段24は理想的には筒12内 の流体と常に直接又は間接的に流体連通させる。プランジャ14を筒12内に挿 入し、変換器手段24と筒12との間の流体接触を阻止するため、プランジャ1 4にはストッパ26が形成されている(第1図参照)。
該ストッパ26はストッパ26の位置を越えてプランジャ14が筒12内に挿入 されるのを阻止する働きをする。プランジャが変換器手段24と筒12の内部の 流体との間の流体接触を妨害するのを阻止するその他の各種の手段を採用し得る ことが理解されよう。例えば、リッジを変換器手段24に隣接して筒12の内側 に沿って設けても同一の効果を得ることが出来よう。
次に、第2図を参照すると、変換器手段24は、例えば筒12の端部に一体に形 成されたハウジング30内に取り付けられる圧電抵抗型半導体集積回路チップ2 8を備えている。該変換器チップ28及び該チップに取り付けられた電気ケーブ ル31は、適当な成形化合物によりハウジングに固着され、組立体全体をハウジ ング30内に包み込む変換器カバー32が設けられる。小さい穴34が変換器チ ップ28と筒12の内側の流体との流体接触を許容する。上述のように、ストッ パ26は球44が穴34を覆う箇所までプランジャ14が筒12内に挿入される のを阻止する。
更に第2図を参照すると、トリガ装置22はプランジャ14に接続されたトリが 50を備えている。現在の好適な実施例において、トリガ50はハンドル20寄 りに配置され、ハンドル20を把持する手と同一の手を使用してトリガ50を作 用させ易(する。トリガ50は又プランジャ14に沿った各種の位置に配置し得 ることも理解されよう。
プランジャ14のトリガ装置22は、更に溝51の壁に沿って配置された一連の 傾斜路を有する伸長した長手方向溝51、及び各傾斜路52に対応する通路54 を有する背骨部分53を更に備えている。作用モードが自由な往復運動モード又 は螺着可能に規制されるモードであるかどうかを問わず、各傾斜路52が、注射 器10の作用中、対応する通路54と整列しかつ少な(とも一部が該通路54内 に配置されるように、該背骨部分53を溝51内に配置する。本発明の現在の好 適な実施例において、3又は4組の傾斜路及び通路が採用されているが、傾斜路 及び通路の数は主として設計上の問題に過ぎないことが理解されよう。傾斜路及 び通路の数を増加させる結果、プランジャの安定性に寄与し、トリガ装置22の 予期しない撓みを阻止し得ることが分かった。更に、この好適な実施例は背骨部 分53の上に配置された通路、及び溝51の壁の上に配置された傾斜路52を備 えるが、かかる通路54はネック部19の溝51の壁に沿って配置し、傾斜路5 2は背骨部分53に沿って配置してもよいことを理解すべきである。
トリが装置22の好適な実施例において、外側ねじ56はトリガ装置22の背骨 部分53の一側部に沿って形成される。該外側ねじ56はキャップ36内に配置 した内側ねじ38と螺着可能に係合し得るような形状にしである。第1図には、 外側ねじ56は非連続状、即ち歯のパターンが背骨部分53の周囲に沿って継続 せず、隣接する歯を相互に接続するようにしである。
トリガ装置22は外側ねじ56を偏倚させて内側ねじ38と係合させる手段と、 トリガ50を非作用位置に偏倚させる手段とを備える形態にしである。この機能 を実現する現在の1つの好適な機構は第2図に図示するように、トリガ50の切 欠き60とハンドル20に取り付けられた柱62との間で該柱62に着座するば ね58を使用することである。
柱62は該柱62に着座するばね58の端部の内側に嵌まる尖端64を備えてい る。該尖端64はばね58を柱62に対して位置決めし、ばね58が柱62に沿 って摺動するのを阻止するのを支援する。このように、柱62及び尖端64はト リガ50をハンドル20に関して適正に位置決めし、トリガ50がハンドル20 に関して横方向に動くのを阻止するのを支援する。
ロック注射器の作用は第3図、第3図A及び第4図に関して最も良く説明するこ とが出来る。第3図において、本発明によるロック注射器10はロック又は螺着 位置にある状態で示しである。「ロック」位置において、プランジャ14は外側 ねじ56及び内側ねじ38を係合させることにより筒12と螺着係合している。
かかる螺着係合により、筒12内におけるプランジャ14の摺動再抽な往復動作 が制限される。長手方向(略矢印Aの方向)に沿って注射器のハンドル20に付 与される力の結果、プランジャ14が筒12に関して動くことはない。このため 、注射器により分配される流体の背圧の力はプランジャ14を圧力により退却さ せず、又、プランジャ14が誤って過度に圧縮されることもない。
しかし、ロック又は規制位置において、プランジャ14はハンドル20を回転さ せることにより筒12に対して出入りすることが出来る。ねじ56.38のピッ チいかんにより、プランジャ14はハンドル20を回転させる毎に筒12内での 所定の長手方向への距離に移るヘリカル経路内を動く。このようにして、プラン ジャ14が回転することにより、ゴム球44は筒12内で徐々に長手方向に動き 、これにより注射器10により注入し又は吸引する材料に僅かな圧力差を生じさ せる。血管形成法のようなある適用例において、注射器10を使用して制御され た圧力を付与させるとき、所望の圧力にし、及び圧力を正確に制御するためには 、プランジャを僅かに長手方向に動かし、又は該プランジャを所定の挿入点まで 動かし得ることが必要である・ 第4図には、注射器10を自由に往復運動可能なモードに配置し得るように作装 置22をこのように作用させたとき、注射器のハンドル20に付与される長手方 向の力の結果、プランジャ14は筒12内で長手方向に向けて実質的に非規制状 態で摺動する。このように、注射器10が自由位置にある状態でプランジャ14 を筒12に関して迅速に動かすことが出来る。
ロック注射器を必要とする多くの適用例は又、該注射器がかかる自由位置にて作 用可能であることを必要とする。例えば、血管形成法を実施する場合、先ず、液 体に圧力を付与してバルーンを閉塞した血管内で拡張させる前に、バルーンカテ ーテルに液体を充填することが必要である。最初、バルーンカテーテルの充填は 、注射器が自由位置にある状態にて迅速かつ容易に行なうことが出来る。
又、血管形成法が終了し、バルーンを収縮させようとする場合、バルーンは注射 器10内に負圧を発生させ、この圧力が液体をバルーンカテーテル外に吸引し、 これによりバルーンを収縮させることにより、最も効率的に収縮させることが出 来る。注射器10内に負圧を発生させることは注射器10が自由位置にある状態 で効果的に行なうことが出来る。
第4図を更に参照すると、トリガ装置22は矢印Bの方向に向けてトリガ50に 力を付与することにより作動される。従来技術の型式の注射器と異なり、これは 医者が注射器プランジャ14を動かす手と同一の一方の手を使用して圧搾動作を することで有利に行なうことが出来る。医者はハンドル20を把持し、トリガ5 0を圧搾することにより、ハンドル20は矢印Bの方向に向けてトリガ50に力 を加え、及びこれと等しいが反対方向の力をハンドル20に付与することが出来 る。このようにして、プランジャ14を動かして筒12に出入りさせる正味力が プランジャ14に生じることはない。トリガ50に付与される力はばね58を圧 縮し、通路54を傾斜路52の上方を摺動させる。
トリガ装置22を構成する2つの主要な構成要素は第5図に別個に図示されてい る。第5図に図示するように、ネック部19はハンドル20に接続される一方、 背骨部分53は、ネック部19の長手方向長さに沿った形態とした溝51内に位 置するトリガ50に接続される。第3図及び第4図に図示するように組み立てた とき・通路54の各々は傾斜路52に係合する。
矢印Bの方向に向けてトリガ50に力を付与することにより、トリガ装置22を 作動させると、背骨部分53は通路54が傾斜路52に沿って移動される方向に 退却する。通路54が傾斜路52に沿って移動すると、背骨部分53の上に配置 された外側ねじ56は退却し、内側ねじ38と非係合状態となる。
外側ねじ56の退却方向は傾斜路52の角度によって決まる。例えば、傾斜路5 2の現在の好適な配置角度は第4図に図示するように、プランジャ14の横平面 に関して約45°である。このため、トリガ装置22を作動させたとき外側ねじ 56が退却すると、これらねじは矢印Bの方向に向けた長手方向に及び矢印Cの 方向に向けた横方向の双方に動く。
本発明による注射器のようなロック注射器が利用されるある適用例において、筒 12に関するプランジャ14の認識可能な動作を生じさせることなく、トリガ装 置22を作動させ、注射器をロックモードから自由モードに、又はその逆に自由 モードからロックモードに変換させ得るようにすることが望ましい。外側及び内 側角度が傾斜路52及び通路54の配置角度より大きく又は等しく、退却方向が ねじを相互に噛み合わさせない角度である場合、外側ねじ56が内側ねじ38と の係合状態から退却するとき、プランジャ14が筒12に関して動くを回避する ことが出来る。
第3図Aは第3図の内側ねじ38及び外側ねじ56の拡大図であり、歯の非対称 状態を示す。第3図Aから理解されるように、外側ねじ56の各歯は前縁72及 び後縁74とを備えている。又、内側ねじ38の歯は前縁76及び後縁78を備 えている。外側ねじ56の前縁72及び内側ねじ38の前縁76は歯が適正に噛 み合うのを許容し得るように相互に角度を付けて配置することが望ましい。この ことは外側ねじ56の後端74、及び内側ねじ38の後端78にも当て嵌まる。
好適な実施例において、後端74.78は傾斜路52及び通路54が垂線に関し て配置される急峻な角度と略同−の急峻な角度で垂線に関して配置される。この ように、外側ねじ56が係合位置から非係合位置まで動くとき、外側ねじ56の 歯は内側ねじ38の歯の後端78に接触せずに退却し、これによりプランジャま で動くとき、筒12内のプランジャ14には、動くとしても最小の動作が付与さ れる。顕著な動作の場合、注射器10により付与される圧力が著しく増大するが 、かかることは上述のようにロック注射器のある適用例には許容し得ないことで ある。
トリが装置22を作動させたとき、注射器10の筒12内の圧力が僅かに増加す ることがある適用例に許容し得る場合、各種の角度を組み合わせて利用すること が出来る。約45°の傾斜路角度が望ましいことが判明している。
ねじの前縁72.76は垂線から約2°の角度に配置することが望ましい(矢印 Cの方向に)。この2°の変位は、主として部品をプラスチックにて形成する場 合、製造工程中、部品をその金型から除去するのを支援するためである。
相当な背圧が注射器10の筒12内に蓄積したとき(血管形成法の場合、約20 気圧の圧力が蓄積することは稀ではない)、プランジャ14がラチェット動作を して後方に動くのを阻止するため、傾斜路52は筒12の先端方向に傾斜させで ある。しかし、その他の適用例の場合、傾斜路52の方向は逆にすることが望ま しい。例えば、ロック注射器10を主として又は専ら相当な負圧を発生されるた めに使用する場合、傾斜路52は先端16から傾斜させ、相当な負圧が発生した とき、プランジャ14がラチェット動作をして筒12内に入るのを阻止すること が出来る。
注射器10を自由に往復運動可能な位置から解放し、該注射器をロック又は規制 位置に戻すことが望ましい場合、トリが50に付与される力を解放する。ばね5 8の偏倚力の作用により、背骨部分53は傾斜路52まで移動し、外側ねじ56 を第3図に図示するように内側ねじ38との螺着係合位置に復帰させる。
トリガ50は注射器10のプランジャ14に取り付けられており、筒12に対す るハンドル20の回転方向に関係なく、トリガ装置22を作動させることが出来 る。トリガ装置22を作動させるためには、注射器10の操作者は一方の手で筒 12を把持し、他方の手でハンドル20を保持するだけでよい。これで、トリガ 50はハンドル20を保持する手で容易に作動させることが出来る。
第6図乃至第8図に図示した本発明の別の好適な実施例において、プランジャ1 4の強度及び安定性はトリガ装置22の機構内の空のスペース量を軽減すること により向上し、外側ねじ56の摩耗は退却量を増大させ、背骨部分53が溝51 内に完全退却するようにすることで軽減される。背骨部分53は対に配置された 通路54を備えており、対の各通路54は他方の通路54と横方向に整列し、こ れら通路は背骨部分53の長手方向に配置されかつ背骨部分53に沿って中心状 めされた支持ガゼツト66により分離される。支持ガゼツト66は第3図及び第 4図に図示した実施例に比べて背骨部分53の剛性及び強度を増す。従って、溝 51の各側部には、通路54と整列した傾斜路52が設けられる。゛傾斜路52 が引っ掛かり、背骨部分53が溝51に完全に退却するのを阻止する傾向を軽減 するため、傾斜路52は斜角を付した前縁67を備えている。背骨部分53の各 通路51は、背骨部分53を完全に退却させたとき、各傾斜路52の斜角を付し た前縁67と相補的となるウニシロ8を備えている。該ウェジ68は背骨部分5 3の容積を増し、背骨部分53を更に安定させる。又、溝51内における背骨部 分53の方向を維持するのを支援すると共に、傾斜路52に沿った背骨部分53 の退却を案内し、更に、プランジャ14の横方向安定性を増すため少なくとも1 つの突出アーム70が設けられている。
第7図には、*51内に完全に退却した背骨部分53が図示されており、外側ね じ56の上端縁はネック部19の上端縁を越えて伸長しない。このようにして、 プランジャ14が筒12内で自由に摺動可能に往復運動する間、外側ねじ56及 び内側ねじ38が減磨動作又は望まないラチェット動作を行なうことはない。か かる減磨動作及びラチェット動作により歯は摩耗し、破損する可能性がある。
第8図に図示するように、図示した好適な実施例はトリガ装置22の機構内の空 のスペース量を著しく軽減し、これによりプランジャ14の強度及び安定性を増 す。
当該技術分野の当業者は、本発明による注射器は各種の材料にて形成し得ること が理解されよう。しかし、現在、先端16を含む筒12は透明プラスチックのよ うな透明材料にて形成することが望ましい。このようにすれば、注射器の操作者 は筒12の円味に気泡が存在するか否かを目視的に確認することが可能となる。
本発明の装置及び方法は各種の形態の実施例に組み込むことが可能であり、ここ にはその幾つかのみを図示しかつ説明したものであることが理解されよう。本発 明はその精神又は基本的特徴から逸脱せずにその他の形態にて具体化することが 出来る。上述の実施例は全ての点で単に一例に過ぎず、限定的なものではなく、 故に本発明の範囲は上述の説明ではなく請求の範囲の記載により判断されるべき である。請求の範囲の均等物の意義及び範囲に属する全ての変更例は本発明の範 囲に包含されるものとする。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 3年 9月17日 口前

Claims (88)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ロック注射器にして、 内側規制手段を有する筒と、 前記筒内に少なくとも一部配置されるプランジャとを備え、前記筒が前記プラン ジャを往復運動可能な摺動係合状態に受け入れ、前記プランジャが、前記内側規 制手段に対応する外側規制手段であって、前記内側規制手段に係合し、これによ り前記筒内の前記プランジャの往復運動可能な摺動係合状態を規制し得る外側規 制手段と、 前記外側規制手段を作動させ、前記内側規制手段と係合及び非係合状態にするト リガ手段とを備え、これにより前記外側規制手段及び前記内側規制手段が係合位 置を維持する場合、前記筒内での前記プランジャの摺動係合状態を規制する一方 、前記外側規制手段及び前記内側規制手段が非係合位置を維持する場合、前記プ ランジャが前記筒内で摺動可能に自由に往復運動可能であるようにしたことを特 徴とするロック注射器。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前記内 側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外側規制手 段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置にすることを特徴 とするロック注射器。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記外側 規制手段に接続されたトリガを備え、前記トリガが第1の位置から第2の位置ま で動くことが出来、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前記第2の位置 が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2の位置まで動 いた場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との係合状態から 退却し、非係合位置となるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  4. 4.請求の範囲第3項に記載のロック注射器にして、前記トリガが所定の偏倚力 により前記第1の位置に付勢され、これにより、前記トリガを前記第1の位置か ら前記第2の位置まで動かしかつ前記トリガを前記第2の位置に維持するために は、前記偏倚力より大きい力を付与させることを必要とし、前記力が前記トリガ から除去された場合、前記トリかが偏倚力の下、前記第1の位置まで復帰するよ うにしたことを特徴とするロック注射器。
  5. 5.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記筒に 関する前記プランジャの回転方向に関係なく、作動され得ることを特徴とするロ ック注射器。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記内側規制手段が前記筒 内に配置された内側ねじを備え、前記外側規制手段が螺着係合状態に噛み合うこ との出来る前記プランジャ上に配置された外側ねじを構えることを特徴とするロ ック注射器。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載のロック注射器にして、前記外側ねじが非連続的で あることを特徴とするロック注射器。
  8. 8.請求の範囲第2項に記載のロック注射器にして、前記内側規制手段が前記筒 内に配置された内側ねじを備え、前記外側規制手段が螺着係合状態に係合可能で ある、前記プランジャ上に配置された外側ねじを備え、前記内側規制手段からの 前記外側規制手段の退却が内側ねじの歯により画成される角度より小さい角度又 は等しい角度にて行われ、これにより退却が前記筒内で前記プランジャを認識可 能な程度に動かすことなく行われるようにすることを特徴とするロック注射器。
  9. 9.請求の範囲第3項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が少なくと も1つの傾斜路及び少なくとも1つの通路を更に備え、前記傾斜路の各々が前記 通路の少なくとも1つと整列しかつ摺動可能に係合し、前記トリガが前記第1の 位置から前記第2の位置まで動くとき、前記傾斜路が前記通路内で摺動すること を特徴とするロック注射器。
  10. 10.請求の範囲第9項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が一対の 前記通路間に配置された少なくとも1つの支持ガゼットを更に備えることを特徴 とするロック注射器。
  11. 11.請求の範囲第9項に記載のロック注射器にして、前記傾斜路及び前記通路 が前記プランジャの横断面に対して急峻な角度に傾斜し、前記急峻な角度が前記 外側規制手段が前記内側規制手段から退却する角度を画成することを特徴とする ロック注射器。
  12. 12.請求の範囲第9項に記載のロック注射器にして、前記通路の少なくとも1 つに隣接する突出アームが前記傾斜路の1つと摺動可能に係合し、前記突出アー ムが前記傾斜路を案内し、前記通路内に摺動可能に係合させることを特徴とする ロック注射器。
  13. 13.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前記 トリガ手段に接続された背骨部分に沿って配置され、前記プランジャが細長い溝 を有するネック部分を更に備え、前記背骨部分が前記溝内に摺動可能な係合状態 に配置されることを特徴とするロック注射器。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記内側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外側規 制手段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置になるように することを特徴とするロック注射器。
  15. 15.請求の範囲第14項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 背骨部分に接続されたトリガを備え、前記トリガが第1の位置から第2の位置ま で動くことが出来、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前記第2の位置 が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2の位まで動い た場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との係合状態から退 却し非係合位置になるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  16. 16.請求の範囲第15項に記載のロック注射器にして、前記トリガが完全に作 動された場合、前記背骨部分が前記プランジャの前記ネック部分の前記溝内に完 全に退却され、前記外側規制手段の何れの部分も別記溝の外端縁を越えて突出し ないようにしたことを特徴とするロック注射器。
  17. 17.請求の範囲第16項に記載のロック注射器にして、少なくとも1つの通路 が前記背骨部分の上に配置される一方、少なくとも1つの傾斜路が前記プランジ ャの前記ネック部分の上に配置され、前記傾斜路の各々が前記通路の少なくとも 1つと整列しかつ摺動可能に係合し、前記トリガを前記第1の位置から前記第2 の位置まで動かしたとき、前記傾斜路が前記通路内を摺動ずることを特徴とする ロック注射器。
  18. 18.請求の範囲第17項に記載のロック注射器にして、複数の通路が前記背骨 部分上に配置され、前記通路が横方向に整列した対の形態とされ、各対が支持ガ ゼットにより分離され、前記支持ガゼットが前記背骨部分の安定性に寄与するよ うにしたことを特徴とするロック注射器。
  19. 19.請求の範囲第17項に記載のロック注射器にして、前記傾斜路の少なくと も1つが斜角を付した端縁を備える形態とし、前記傾斜路をその対応する通路内 で摺動可能に係合させ易いようにしたことを特徴とするロック注射器。
  20. 20.請求の範囲第19項に記載のロック注射器にして、前記背骨部分が前記通 路の1つに隣接する少なくとも1つのウェジを備える形態とし、前記ウェジが前 記傾斜路の前記斜角を付した端縁と略平面状に当接する状態で係合し得る形態で あるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  21. 21.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記プランジャが所定の 挿入点を越えて前記筒内に動くのを規制するストッパ手段を更に備えることを特 徴とするロック注射器。
  22. 22.請求の範囲第21項に記載のロック注射器にして、前記ストッパが前記プ ランジャの外面上に配置されることを特徴とするロック注射器。
  23. 23.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記筒に取り外し可能に 接続されたキャップを更に備えることを特徴とするロック注射器。
  24. 24.請求の範囲第23項に記載のロック注射器にして、前記プランジャがカラ ーを更に備え、前記キャツブが前記カラーに当接し、これにより前記プランジャ をその最大限度まで引き出した場合、前記プランジャが前記筒から完全に退却す るのを阻止することを特徴とするロック注射器。
  25. 25.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前記 内側規制手段と係合している場合、前記プランジャが前記筒内で回転動作のみ可 能であるようにすることを特徴とするロック注射器。
  26. 26.請求の範囲第25項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 筒内での前記プランジャの回転方向に関係なく、作動され得ることを特徴とする ロック注射器。
  27. 27.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前記 内側規制手段と係合した場合、前記プランジャから旋状の回転動作のみ可能であ るようにされ、これにより前記プランジャの挿入及び引き出しが前記プランジャ の回転により常に制御されるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  28. 28.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記筒がキャップを更に 備え、前記内側規制手段が前記キャップ内に配置されることを特徴とするロック 注射器。
  29. 29.請求の範囲第28項に記載のロック注射器にして、前記キャップが前記筒 から取り外し可能であることを特徴とするロック注射器。
  30. 30.請求の範囲第1項に記載のロック注射器にして、前記筒が透明であること を特徴とするロック注射器。
  31. 31.ロック注射器にして、 内側規制手段を有する筒と、 前記筒内の圧力を感知する圧力感知手段と、前記筒内に少なくとも一部配置され るプランジャとを備え、前記筒が前記ブランジャを往復運動可能な摺動係合状態 に受け入れ、前記プランジャが、前記内側規制手段に対応する外側規制手段であ って、前記内側規制手段に係合し、これにより前記筒内の前記プランジャの往復 運動可能な摺動係合状態を規制し得る外側規制手段と、 前記外側規制手段を作動させ、前記内側規制手段と係合及び非係合状態にするト リガ手段とを備え、これにより前記外側規制手段及び前記内側規制手段が係合位 置を維持する場合、前記筒内での前記プランジャの摺動係合状態を規制する一方 、前記外側規制手段及び前記内側規制手段が非係合位置を維持する場合、前記プ ランジャが前記筒内で摺動可能に自由に往復運動可能であるようにしたことを特 徴とするロック注射器。
  32. 32.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記筒がプランジャ挿 入端及び導入端を有し、前記圧力感知手段が前記導入端寄りに配置されることを 特徴とするロック注射器。
  33. 33.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記内側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外側規 制手段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置にすることを 特徴とするロック注射器。
  34. 34.請求の範囲第33項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 外側規制手段に接続されたトリガであって、第1の位置から第2の位置まで動く ことが出来るトリガを備え、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前記第 2の位置が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2の位 置まで動いた場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との係合 状態から退却して、非係合位置になるようにしたことを特徴とするロック注射器 。
  35. 35.請求の範囲第34項に記載のロック注射器にして、前記トリガが所定の偏 倚力により前記第1の位置に付勢され、これにより、前記トリガを前記第1の位 置から前記第2の位置まで動かしかつ前記トリガを前記第2の位置に維持するた めには、前記偏倚力より大きい力を付与させることを必要とし、前記力が前記ト リガから除去された場合、前記トリガが偏倚力の下、前記第1の位置まで復帰す るようにしたことを特徴とするロック注射器。
  36. 36.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 筒に関する前記プランジャの回転方向に関係なく、作動され得ることを特徴とす るロック注射器。
  37. 37.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記内側規制手段が前 記筒内に配置された内側ねじを備え、前記外側規制手段が螺着係合状態に噛み合 うことの出来る、前記プランジャ上に配置された外側ねじを備えることを特徴と するロック注射器。
  38. 38.請求の範囲第37項に記載のロック注射器にして、前記外側ねじが非連続 的であることを特徴とするロック注射器。
  39. 39.請求の範囲第33項に記載のロック注射器にして、前記内側規制手段が前 記筒内に配置された内側ねじを備え、前記外側規制手段が螺着係合状態に係合可 能である、前記プランジャ上に配置された外側ねじを備え、前記外側規制手段の 前記内側規制手段からの退却が内側ねじの歯により画成される角度より小さい角 度又は等しい角度にて行われ、これにより退却が前記筒内で前記プランジャを認 識可能な程度に動かすことなく行われるようにすることを特徴とするロック注射 器。
  40. 40.請求の範囲第34項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が少な くとも1つの傾斜路及び少なくとも1つの通路を更に備え、前記傾斜路の各々が 前記通路の少なくとも1つと整列しかつ摺動可能に係合し、前記トリガが前記第 1の位置から前記第2の位置まで動くとき、前記傾斜路が前記通路内で摺動ずる ことを特徴とするロック注射器。
  41. 41.請求の範囲第40項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が一対 の前記通路間に配置された少なくとも1つの支持ガゼットを更に備えることを特 徴とするロック注射器。
  42. 42.請求の範囲第40項に記載のロック注射器にして、前記傾斜路及び前記通 路が前記プランジャの横断面に対して急峻な角度に傾斜し、前記急峻な角度が前 記外側規制手段が前記内側規制手段から退却する角度を画成することを特徴とす るロック注射器。
  43. 43.請求の範囲第40項に記載のロック注射器にして、前記通路の少なくとも 1つに隣接する突出アームが前記傾斜路の1つと摺動可能に係合し、前記突出ア ームが前記傾斜路を案内し、前記通路内に摺動可能に係合させることを特徴とす るロック注射器。
  44. 44.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記トリガ手段に接続された背骨部分に沿って配置され、前記プランジャが細長い 溝を有するネック部分を更に備え、前記背骨部分が前記溝内に摺動可能な係合状 態に配置されることを特徴とするロック注射器。
  45. 45.請求の範囲第44項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記内側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外側規 制手段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置になるように することを特徴とするロック注射器。
  46. 46.請求の範囲第45項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 背骨部分に接続されたトリガを備え、前記トリガが第1の位置から第2の位置ま で動くことが出来、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前記第2の位置 が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2の位まで動い た場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との係合状態から退 却し、非係合位置になるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  47. 47.請求の範囲第46項に記載のロック注射器にして、前記トリガが完全に作 動された場合、前記背骨部分が前記プランジャの前記ネック部分の前記溝内に完 全に退却され、前記外側規制手段の何れの部分も前記溝の外端縁を越えて突出し ないようにしたことを特徴とするロック注射器。
  48. 48.請求の範囲第47項に記載のロック注射器にして、少なくとも1つの通路 が前記背骨部分の上に配置される一方、少なくとも1つの傾斜路が前記プランジ ャの前記ネック部分の上に配置され、前記傾斜路の各々が前記通路の少なくとも 1つと整列しかつ摺動可能に係合し、前記トリガを前記第1の位置から前記第2 の位置まで動かしたとき、前記傾斜路が前記通路内を摺動ずることを特徴とする ロック注射器。
  49. 49.請求の範囲第48項に記載のロック注射器にして、複数の通路が前記背骨 部分上に配置され、前記通路が横方向に整列した対の形態とされ、各対が支持ガ ゼットにより分離され、前記支持ガゼットが前記背骨部分の安定性に寄与するこ とを特徴とするロック注射器。
  50. 50.請求の範囲第48項に記載のロック注射器にして、前記傾斜路の少なくと も1つが斜角を付した端縁を備える形態とし、前記傾斜路をその対応する通路内 で摺動可能に係合させ易いようにしたことを特徴とするロック注射器。
  51. 51.請求の範囲第50項に記載のロック注射器にして、前記背骨部分が前記通 路の1つに隣接する少なくとも1つのウェジを備える形態とし、前記ウェジが前 記傾斜路の前記斜角を付した端縁と略平面状に当接する状態で係合し得る形態で あるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  52. 52.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記プランジャが所定 の挿入点を越えて前記筒内に動くのを規制するストッパ手段を更に備えることを 特徴とするロック注射器。
  53. 53.請求の範囲第52項に記載のロック注射器にして、前記ストッパが前記プ ランジャの外面上に配置されることを特徴とするロック注射器。
  54. 54.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記筒に取り外し可能 に接続されたキャップを更に備えることを特徴とするロック注射器。
  55. 55.請求の範囲第54項に記載のロック注射器にして、前記プランジャがカラ ーを更に備え、前記キャップが前記カラーに当接し、これにより前記プランジャ をその最大限度まで引き出した場合、前記プランジャが前記筒から完全に退却す るのを阻止することを特徴とするロック注射器。
  56. 56.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記内側規制手段と係合している場合、前記プランジャが前記筒内で回転動作のみ 可能であるようにすることを特徴とするロック注射器。
  57. 57.請求の範囲第56項に記載のロック注射器にして、前記トリガ手段が前記 筒内での前記プランジャの回転方向に関係なく、作動され得ることを特徴とする ロック注射器。
  58. 58.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記外側規制手段が前 記内側規制手段と係合した場合、前記プランジャから旋状の回転動作のみ可能で あるようにされ、これにより前記プランジャの挿入及び引き出しが前記プランジ ャの回転により常に制御されるようにしたことを特徴とするロック注射器。
  59. 59.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記筒がキャップを更 に備え、前記内側規制手段が前記キャップ内に配置されることを特徴とするロッ ク注射器。
  60. 60.請求の範囲第59項に記載のロック注射器にして、前記キャップが前記筒 から取り外し可能であることを特徴とするロック注射器。
  61. 61.請求の範囲第31項に記載のロック注射器にして、前記筒が透明であるこ とを特徴とするロック注射器。
  62. 62.バルーンカテーテルを拡張及収縮させる血管形成用注射器にして、内側規 制手段を有する筒であって、プランジャ挿入端及び導入端を有する筒を備え、バ ルーンカテーテルが管を介して前記筒の導入端に接続可能であり、バルーンカテ ーテルが前記筒の内味と流体連通するようにし、更に、前記筒内の内味の圧力を 感知する圧力感知手段と、前記筒内に少なくとも一部配置されるプランジャとを 備え、前記筒が前記プランジャを往復連動可能な摺動係合状態に受け入れ、前記 プランジャが、前記内側規制手段に対応する外側規制手段であって、前記内側規 制手段に係合し、これにより前記筒内の前記プランジャの往復運動可能な摺動係 合状態を規制し得る外側規制手段と、 前記外側規制手段を作動させ、前記内側規制手段と係合及び非係合状態にするト リガ手段とを備え、これにより前記外側規制手段及び前記内側規制手段が係合位 置を維持する場合、前記筒内での前記プランジャの摺動係合状態を規制する一方 、前記外側規制手段及び前記内側規制手段が非係合位置を維持する場合、前記プ ランジャが前記筒内で摺動可能に自由に往復運動可能であるようにしたことを特 徴とする血管形成用注射器。
  63. 63.請求の範囲第62項に記載の血管形成用注射器にして、前記外側規制手段 が前記内側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外 側規制手段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置にするこ とを特徴とする血管形成用注射器。
  64. 64.請求の範囲第63項に記載の血管形成用注射器にして、前記トリガ手段が 前記外側規制手段に接続されたトリガであって、第1の位置から第2の位置まで 動くことが出来るトリガを備え、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前 記第2の位置が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2 の位置まで動いた場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との 係合状態から退却して、非係合位置になるようにしたことを特徴とする血管形成 用注射器。
  65. 65.請求の範囲第64項に記載の血管形成用注射器にして、前記トリガが所定 の偏倚力により前記第1の位置に付勢され、これにより、前記トリガを前記第1 の位置から前記第2の位置まで動かしかつ前記トリガを前記第2の位置に維持す るためには、前記偏倚力より大きい力を付与させることを必要とし、前記力が前 記トリガから除去された場合、前記トリガが偏倚力の下、前記第1の位置まで復 帰するようにしたことを特徴とする血管形成用注射器。
  66. 66.請求の範囲第62項に記載の血管形成用注射器にして、前記外側規制手段 が前記トリガ手段に接続された背骨部分に沿って配置され、前記プランジャが細 長い溝を有するネック部分を更に備え、前記背骨部分が前記溝内に摺動可能な係 合状態に配置されることを特徴とする血管形成用注射器。
  67. 67.請求の範囲第66項に記載の血管形成用注射器にして、前記外側規制手段 が前記内側規制手段との係合状態から退却可能であり、前記トリガ手段が前記外 側規制手段を前記内側規制手段との係合状態から退却させ、非係合位置になるよ うにすることを特徴とする血管形成用注射器。
  68. 68.請求の範囲第67項に記載の血管形成用注射器にして、前記トリガ手段が 前記背骨部分に接続されたトリガを備え、前記トリガが第1の位置から第2の位 置まで動くことが出来、前記第1の位置が係合位置に対応する一方、前記第2の 位置が非係合位置に対応し、前記トリガが前記第1の位置から前記第2の位まで 動いた場合、該動作により前記外側規制手段が前記内側規制手段との係合状態か ら退却し、非係合位置になるようにしたことを特徴とする血管形成用注射器。
  69. 69.請求の範囲第68項に記載の血管形成用注射器にして、前記トリガが完全 に作動された場合、前記背骨部分が前記プランジャの前記ネック部分の前記溝内 に完全に退却され、前記外側規制手段の何れの部分も前記溝の外端縁を越えて突 出しないようにしたことを特徴とする血管形成用注射器。
  70. 70.請求の範囲第69項に記載の血管形成用注射器にして、少なくとも1つの 通路が前記背骨部分の上に配置される一方、少なくとも1つの傾斜路が前記プラ ンジャの前記ネック部分の上に配置され、前記傾斜路の各々が前記通路の少なく とも1つと整列しかつ摺動可能に係合し、前記トリガを前記第1の位置から前記 第2の位置まで動かしたとき、前記傾斜路が前記通路内を摺動ずることを特徴と する血管形成用注射器。
  71. 71.請求の範囲第70項に記載の血管形成用注射器にして、複数の通路が前記 背骨部分上に配置され、前記通路が横方向に整列した対の形態とされ、各対が支 持ガゼットにより分離され、前記支持ガゼットが前記背骨部分の安定性に寄与す ることを特徴とする血管形成用注射器。
  72. 72.請求の範囲第62項に記載の血管形成用注射器にして、前記プランジャが 所定の挿入点を越えて前記筒内に動くのを規制するストッパ手段を更に備え、前 記圧力感知手段が前記プランジャにより前記筒の内味と圧力連通するのを妨害す るのを阻止することを特徴とする血管形成用注射器。
  73. 73.請求の範囲第62項に記載の血管形成用注射器にして、前記外側規制手段 が前記内側規制手段と連通する場合、前記プランジャから旋状の回転動作のみ可 能であるように規制され、これにより前記プランジャの挿入及び引き出しが前記 プランジャの回転により制御され、前記筒内の圧力の僅かな増大及び低下を制御 することを許容し、これによりバルーンカテーテルのバルーンの拡張及び収縮を 制御することを特徴とする血管形成用注射器。
  74. 74.請求の範囲第73項に記載の血管形成用注射器にして、前記トリガ手段が 前記筒内の別記プランジャの回転方向に関係なく作動され、これにより前記プラ ンジャを引き出しバルーンを急速に収縮させることを可能にすることを特徴とす る血管形成用注射器。
  75. 75.請求の範囲第62項に記載の血管形成用注射器にして、前記筒が透明であ ることを特徴とする血管形成注射器。
  76. 76.筒及びプランジャを備え、前記プランジャが少なくとも一部筒内に配置さ れた注射器を自由に往復連動可能なモードと規制モードとの間で選択的に作用さ せる方法にして、 プランジャ上に配置された外側規制手段を筒内の内側規制手段と係合させること により注射器を規制モードに配置し、筒内のプランジャの往復運動が規制される ようにする段階と、 トリガ手段に力を付与することにより、トリガ手段を作動させ、これによりトリ ガ手段が前記力に応答して動き、外側規制手段が内側規制手段を非係合状態にさ せ、プランジャが筒内で自由に摺動可能に往復運動可能であるようにする段階と 、 トリガ手段に付与される力を解放し、これによりトリガ手段が力の除去に応答し て動き、外側規制手段が内側規制手段に係合し、プランジャが筒内で自由に摺動 可能に往復運動するのが阻止されるようにする段階とを備えることを特徴とする 方法。
  77. 77.請求の範囲第76項に記載の方法にして、トリガ手段が係合位置に偏倚さ れ、トリガ手段を作動させるためには偏倚力より大きい力を付与させることを必 要とし、これにより外側規制手段が非係合位置まで動かし得るようにしたことを 特徴とする方法。
  78. 78.請求の範囲第76項に記載の方法にして、プランジャが規制作用モードに ある場合、プランジャが回転可能であり、前記プランジャを回転させる付加的な 段階を備えることを特徴とする方法。
  79. 79.請求の範囲第78項に記載の方法にして、プランジャが回転されたとき、 ら旋状経路に沿って移動し、これにより筒内へのプランジャの挿入程度を変化さ せ、筒内へのプランジャの挿入程度を調節する付加的な段階を備えることを特徴 とする方法。
  80. 80.請求の範囲第79項に記載の方法にして、筒内の内味の圧力を感知する圧 力感知手段を作動させ、所望の圧力が得られるまでプランジャを回転させる段階 を更に備えることを特徴とする方法。
  81. 81.請求の範囲第78項に記載の方法にして、前記トリガ手段が筒に関するブ ランジャの回転方向に関係なく、作動させることが出来るようにし、トリガ手段 に力を付与することによりトリガ手段を作動させる付加的な段階を備え、これに よりトリガ手段が前記力に応答して動き、外側規制手段が内側規制手段を非係合 状態にさせ、プランジャが筒内で自由に摺動可能に往復運動可能であるようにす ることを特徴とする方法。
  82. 82.バルーンカテーテル、及び圧力感知手段に流体連通状態に接続された筒と 、少なくとも一部筒内に配置されたプランジャとを備える血管形成用注射器を自 由に往復運動可能なモードと規制モードとの間にて選択的に作用させる方法にし て、プランジャ上に配置された外側規制手段を筒内の内側規制手段と係合させる ことにより注射器を規制モードにし、筒内のプランジャの往復運動動作が回転動 作にのみ制限されるようにする段階と、 トリガ手段に力を付与することにより、トリガ手段を作動させ、これによりトリ ガ手段が前記力に応答して動き、外側規制手段が内側規制手段と非係合状態とな り、プランジャが筒内で自由に摺動可能に往復運動可能であるようにする段階と 、 トリガ手段に付与する力を解放し、これによりトリガ手段が力の除去に応答して 動き、外側規制手段が内側規制手段に係合し、プランジャが筒内で自由に摺動可 能に往復運動するのが阻止されるようにする段階とを備えることを特徴とする方 法。
  83. 83.請求の範囲第82項に記載の方法にして、トリガ手段が係合位置に偏倚さ れ、トリガ手段を作動させるためには、偏倚力より大きい力を付与させることを 必要とし、これにより外側規制手段を非係合位置まで動かし得るようにしたこと を特徴とする方法。
  84. 84.請求の範囲第82項に記載の方法にして、プランジャが回転された場合、 ら旋状経路に沿って移動し、これにより筒内へのプランジャの挿入程度を変化さ せ、筒内へのプランジャの挿入程度を調節し、これによりバルーンカテーテルの バルーンの拡張を調節する段階を備えることを特徴とする方法。
  85. 85.請求の範囲第84項に記載の方法にして、筒内の内味の圧力を感知する圧 力感知手段を作動させ、バルーンカテーテルのバルーンを所望の程度まで拡張さ せ得るまでプランジャを回転させる段階を更に備えることを特徴とする方法。
  86. 86.請求の範囲第84項に記載の方法にして、前記トリガ手段が筒に関するプ ランジャの回転方向に関係なく作動させることが出来、トリガ手段に力を付与す ることによりトリガ手段を作動させる付加的な段階を備え、これによりトリガ手 段が前記力に応答して動き、外側規制手段が内側規制手段を非係合状態にさせ、 プランジャが筒内で自由に揺動可能に往復運動可能であるようにしたことを特徴 とする方法。
  87. 87.請求の範囲第86項に記載の方法にして、プランジャをき急速に引き出し 、バルーンカテーテルのバルーンを急速に収縮させる更なる段階を備えることを 特徴とする方法。
  88. 88.組織採取針に接続された注射器及びプランジャを備え、前記プランジャが 少なくとも一部筒内に配置された注射器を自由に往復運動可能なモードと規制モ ードとの間にて選択的に作用させ、分析用の組織を採取する方法にして、プラン ジャを筒内に完全に挿入された状態に位置決めする段階と、プランジャ上に配置 された外側規制手段を筒内の内側規制手段に係合させることにより注射器を規制 モードに配置し、筒内でのプランジャの往復運動動作が規制されるようにする段 階と、 分析しようとする組織内に針を挿入する段階と、トリガ手段に力を付与させるこ とにより、トリガ手段を作動させ、これによりトリガ手段が該力に応答して動き 、外側規制手段が内側規制手段と非係合状態となり、プランジャが筒内で自由に 摺動可能に往復運動可能であるようにする段階と、 プランジャをその完全に挿入した位置から急速に引き出し、これにより筒内に負 圧を発生させ、組織を針内に吸引する段階と、トリガ手段に付与される力を解放 し、これによりトリガ手段が該力の除去に応答して動き、外側規制手段が内側規 制手段に係合し、プランジャが筒内で自由に摺動可能に往復運動するのを阻止さ れ、針内に組織を取り込む段階とを備えることを特徴とする方法。
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