JPH0450406A - 復水タービンのターニング方法 - Google Patents

復水タービンのターニング方法

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Publication number
JPH0450406A
JPH0450406A JP15713890A JP15713890A JPH0450406A JP H0450406 A JPH0450406 A JP H0450406A JP 15713890 A JP15713890 A JP 15713890A JP 15713890 A JP15713890 A JP 15713890A JP H0450406 A JPH0450406 A JP H0450406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
steam
rotor
vapor
packing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15713890A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Abe
安部 道雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP15713890A priority Critical patent/JPH0450406A/ja
Publication of JPH0450406A publication Critical patent/JPH0450406A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、復水タービンの起動、停止時にタービンロー
タを低速回転させる復水タービンのターニング方法に関
する。
〔従来の技術〕
復水器を備えた復水タービンの起動、停止時、高温に曝
されるタービンロータの局部加熱のために生じる曲りを
防止するためにタービンロータを低速回転、すなわちタ
ーニングする。このタービンロータのターニングは、従
来ターニング装置によりタービンロータにギヤ結合され
るターニングギヤを介して電動機により行なわれること
が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
復水タービンの起動時、タービンに蒸気を流入させるま
での数時間、また停止時タービンが冷却するまでの時間
、ターニング装置の電動機によりタービンをターニング
するが、電動機には電力が消費されるので、プラントロ
スが大きくプラント効率が低下するという問題があった
本発明の目的は、蒸気タービンの起動、停止時プラント
ロスを少なくする蒸気タービンのターニング方法を提供
することである。
〔tIINを解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明によれば複数の動翼
列を備えるタービンロータと、このロータを貫通させて
囲み、動翼列と複数段の翼段落を形成する複数の静翼列
を備えるタービンケーシングと、翼段落で仕事をした蒸
気が導かれる復水器とを備工、タービンロータがタービ
ンケーシングに貫通する個所に軸封蒸気が供給されて洩
れ蒸気が前記翼段落の途中の段に導かれるバッキングラ
ンドを有する復水タービンのタービンロータを起動、停
止時低速回転する復水タービンのターニング方法におい
て、復水器内を大気圧以下の圧力にし、パツキングラン
ドに供給する軸封蒸気の蒸気圧力を調節して前記パツキ
ングランドからの洩れ蒸気によりタービンロータを所定
の低速回転数で回転させるものとする。
〔作用〕
復水タービンのタービン内部を大気圧以下の圧力に保持
するこめに、タービンロータがタービンケーシングを貫
通する個所に設けられたパツキングランドに軸封蒸気を
供給して貫通部を蒸気によりシールして空気が入り込ま
ないようにし、この状態で復水器内を大気圧以下の圧力
にする。この場合タービンへの蒸気入口側のパツキング
ランドからの洩れ蒸気は復水タービンの複数段の翼段落
の途中の段落に導かれている。したがって供給する軸封
蒸気の蒸気圧力を調節することにより、バッキングラン
ドからの洩れ蒸気は供給された翼段落以降の翼段落にて
仕事をしてタービンロータを低速回転させる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例による復水タービンのターニン
グ方法を適用するときの復水タービンの系統図である。
第1図においてタービンロータ1は前部動翼列2、後部
動翼列3およびバランスピストン4を備えている。ター
ビンケーシング5は前部、後部動翼列2.3とそれぞれ
前部翼段落6と後部段落7とを形成する前部静翼列8と
後部静翼列9とを備えてタービンロータ1を貫通させて
タービンロータ1を囲んでいる。タービンロータlがタ
ービンケーシング5に貫通する蒸気入口側にはラビリン
スフィンからなるパツキングランド11と12とが、ま
た蒸気排気側にはラビリンスフィンからなるパツキング
ランド13と14とが設けられ、またバランスピストン
4とタービンケーシング5との間にはラビリンスフィン
からなるパツキングランド15が設けられている。
復水器17は後部属段落7から排気された排気蒸気を復
水にするとともに排気蒸気を所定の大気圧以下の圧力に
保持する。
釣合管16はパツキングランド12の出口部と後部属段
落7の入口部とを接続して設けられている。
軸封蒸気供給系20は蒸気供給源21からパツキングラ
ンド11と12との間およびパツキングランド13と1
4との間に接続して設けられ、蒸気供給源21からの軸
封蒸気を前記パツキングランドに供給する。
なお、軸封蒸気供給系20には蒸気圧力を制御する調節
弁22が設けられている。
調節器23は回転数検出ピックアップ24にて検出した
タービンロータの回転数と所定の目標回転数との偏差に
より調節弁22の開度を制御して軸封蒸気の蒸気圧力を
制御する。
このような構成により起動または停止時、復水器17を
図示しないエゼクタ−等により大気圧以下の所定圧力に
保持し、軸封蒸気供給系20により蒸気供給源21から
軸封蒸気をパツキングランド11と12の間およびパツ
キングランド13と14との間に供給する。供給された
軸封蒸気のパツキングランド11、14からの洩れ蒸気
は図示し、ないグランド蒸気復水器に流れ、一方パッキ
ングランド13からの洩れ蒸気は復水器17に流れる。
ここで、パツキングランド12からの洩れ蒸気は釣合管
16を経て後部属段落7に流入し、後部属段落7にて仕
事をして復水器17に流れる。したがって、供給する軸
封蒸気の圧力を調節することにより洩れ蒸気によりター
ビンロータ1を低速回転させることができる。
この際、回転数検出ピックアップ24により検出した回
転数と所定の低速回転数である目標回転数とを調節器2
3に人力し、検出回転数と目標回転数との偏差により調
節器23により調節弁22の開度をIJIしてパツキン
グランドに供給する軸封蒸気の圧力を制御することによ
り、この圧力制御された軸封蒸気によるパツキングラン
ド12からの漏れ蒸気は後部属段落7にて仕事をしてタ
ービンロータ1は所定の低速回転数で安定して低速回転
する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば復水タ
ービンの起動、停止時、復水器内を大気圧以下の圧力に
保持し、洩れ蒸気がタービンの翼段落の途中の段に導か
れるパツキングランドに供給する軸封蒸気をその蒸気圧
力を調節して前記パツキングランドに供給することによ
り、洩れ蒸気は流入した個所から下流の翼段落にて仕事
をしてタービンロータを低速回転させるので、従来のよ
うに電動機を使用する必要がな(なり、このためプラン
トロスが少なくなるという効果がある。また電動ターニ
ング装置を必要としないので、コストを低下することも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による復水タービンのターニン
グ方法を適用するときの復水タービンの系統図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)複数の動翼列を備えるタービンロータと、このロー
    タを貫通させて囲み、動翼列と複数段の翼段落を形成す
    る複数の静翼列を備えるタービンケーシングと、翼段落
    で仕事をした蒸気が導かれる復水器とを備え、タービン
    ロータがタービンケーシングに貫通する個所に軸封蒸気
    が供給されて洩れ蒸気が前記翼段落の途中の段に導かれ
    るパッキングランドを有する復水タービンのタービンロ
    ータを起動,停止時低速回転する復水タービンのターニ
    ング方法において、復水器内を大気圧以下の圧力にし、
    パッキングランドに供給する軸封蒸気の蒸気圧力を調節
    してパッキングランドからの洩れ蒸気によりタービンロ
    ータを所定の低速回転数で回転させることを特徴とする
    復水タービンのターニング方法。
JP15713890A 1990-06-15 1990-06-15 復水タービンのターニング方法 Pending JPH0450406A (ja)

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JP15713890A Pending JPH0450406A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 復水タービンのターニング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241536A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロータ変形防止方法およびロータ変形防止装置

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JP2012241536A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロータ変形防止方法およびロータ変形防止装置

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