JPH04503834A - 空気噴射式テクスチャード加工機 - Google Patents

空気噴射式テクスチャード加工機

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JPH04503834A
JPH04503834A JP2504630A JP50463090A JPH04503834A JP H04503834 A JPH04503834 A JP H04503834A JP 2504630 A JP2504630 A JP 2504630A JP 50463090 A JP50463090 A JP 50463090A JP H04503834 A JPH04503834 A JP H04503834A
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    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/16Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics using jets or streams of turbulent gases, e.g. air, steam

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 空気噴射式テクスチャード加工機 本発明は、給糸機構、加熱ビン等の機素が設けられている作業板組を備えた、多 数本のモノフィラメントを加工するための空気噴射式テクスチャード加工機を基 礎としている。
本発明は、機枠内に固定して内蔵されたケーシング内に空気噴射ノズルを備えた 空気噴射式テクスチャード加工加工ユニットを有する、多数のモノフィラメント を加工するための空気噴射式テクスチャード加工機にも関する。
このような空気噴射式テクスチャード加工機はヨーロッパ特許第2,028,9 45号から公知である。
空気噴射式テクスチャード加工機は、合成物質を基礎とした滑らかなかつ立体構 造を有していないフィラメントをその熱可塑性を利用して恒常的に捲縮を与える のに使用さ、れる、多数の原糸は異なった供給部から供給される飾り糸でテクス チャード加工糸に加工される。その際、糸は給糸機構を経て空気噴射ノズルに供 給される。給糸機構は一般に、色々な交換可能な歯付きベルトプーリに基づいて 選択可能な異なった回転数で作動される。給糸機構以外に部分的に加熱ビンも設 けられており、従って糸は必要に応じて本来のテクスチャード加工以前に冷間延 伸以外に熱間延伸される。テクスチャード加工後、糸は巻取られる以前に、もう 一度延伸され、固定され、捲縮され、亜美化される。
上記の加工工程は給糸機構のための公知の様式の多数のケーシングを備えた機械 、或いは給糸機構、加熱ビン等をフロント板組に備えているいわゆるr仮組構造 による機械jにより行われる。
公知の空気噴射式テクスチャード加工機はいわゆるf vi組構造による機械J であり、この板組構造による機械にあっては作業員のための作業野は前面にあり 、この前面から給糸機構、加熱ビン等が突出しており、それらの端面が作業員の 方向を指向している。必要とする給糸機構および加熱ビンもまた個々に板組上に 設けられている。この構造の欠点は、多数本の糸を一本に糸にテクスチャード加 工しなければならない場合、構造単位が大きくなることである。
これに伴いこのような空気噴射式テクスチャード加工機の操作も困難となる。
更に、糸通しの際作業員は個々の給糸機構に腕を前方に真っ直ぐ伸ばした方向に 対して横方向で手および腕を曲げて巻付けなければならない。このような作業は 人間工学的な観点から極めて負担のかかる運動である。更に歯付きベルトブーり を交換しようとする際、多数の作業ユニットを遮断しなければならないだけでな く、作業員はこの作業を実施するために空気噴射式テクスチャード加工機を後方 へと入込まなければならない、これに加えて、給糸機構のためのトラバース装置 を設置するには多大な装置のための経費を要してのみ可能である。
本発明の根底をなす課題は、装置全体が展望がきく構造を備えかつ操作および作 業が行い易い、冒頭に記載した様式の空気噴射式テクスチャード加工機を提供す ることである。
この課題は本発明により、作業板組が機枠内において側壁を形成し、この側壁か ら機素、特に給糸機構および加熱ビンが機枠の内部空域内に指向しているように 構成されていることによって解決される。
この課題は、空気噴射式テクスチャード加工ノズルが摺動可能に設けられている ことによっても解決される。
従って本発明による空気噴射式テクスチャード加工機は、その構造に基づいて作 業板組に設けられている給糸機構と加熱ビン並びに他の機業が作業員によりいか なる時でも見通することが可能であるばかりでなく、作業板組の上記のような配 設により、多数の空気噴射式テクスチャード加工機をそれらの背壁を互いに背中 合わせして据えつけることができる、と言う本質的な利点を有している。本発明 による多数の空気噴射式テクスチャード加工機の場所を取らない単純な構造が可 能であり、かつ重要なユニットを必要に応じてその都度の空気噴射式テクスチャ ード加工機により一緒に利用することが可能である。本発明による空気噴射式テ クスチャード加工機をそれらの背壁で互いに背中合わせして設置し、他の空気噴 射式テクスチャード加工機を更に側方で直に連ねて設置した際、更に個々の空気 噴射式テクスチャード加工機の見通しのきく操作、管理および監視が可能となる 。作業板組に設けられている機素に容易に接近することができ、また歯付きベル トおよび歯付きベルトプーリの交換も機械の作業側から行うことができる。本発 明による空気噴射式テクスチャード加工機の一つを改造しようとする際或いは手 入れを行うおうと際或いはボビン交換を行うために停止させる際は、直に境を接 している空気噴射式テクスチャード加工機を作動し続けることが可能である。こ れにより、異なるテクスチャード加工糸を製造する際に本発明による機械の作業 における高い自在性が得られ、かつ機械の良好な利用が保証される。
本発明による空気噴射式テクスチャード加工機を少なくとも二つの設置する場合 、機械を互いに直に並列することが可能であるばかりでなく、機械を欠点なく前 方および後方の作業位置が得られるように設けることも可能である。
本発明による他の構成により給糸機構は少なくとも二つの給糸ローラを備えてお り、これらの給糸ローラは異なる速度で作動し、かつ同軸状態で設けられている 。
この構成の利点は、異なる作業工程段を実施するために作業板組の小さな面に多 数の給糸機構を設けることが可能であることである。糸走行状態の見通しが改善 され、かつ個々の位1を容易に見通すことが可能となる。
従来の様式の二つの給糸機構を新しい構造上の構成を有する一つの給糸機構で置 き換えるられるので、作業板組はその構成が全く見通しがきくような構造となり 、かつ使用に応じて作業板組が他の給糸機構、加熱ピンおよび保持部のような付 加的な機素を問題なく収容することが可能となり、しかもこの場合隣接している 機素はその機能が阻害されることがなく、作業板組上の機素の見通しのきく配設 が妨げられない。
更に、作業板組にトラバース装置、テクスチャード加工糸を巻取るための手段お よび駆動機構がを利に設けられる。
この構成の利点は、簡単な構造的な手段により個々の給糸機構に、乗越えローラ および軸平行にかつ給糸機構に沿って駆動i構により摺動可能な、−緒に回転す る中間ローラを設けることができることである。これらの手段により糸は正確に 案内されるばかりでなく、糸の給糸機構の表面内への走入が妨げられることがな い。本発明による給糸機構は僅かな保守を必要とするに過ぎない。
糸をテクスチャード加工糸に加工するすべての加工段を作業板組上に設けること により、本発明による空気噴射式テクスチャード加工機により既存の装置構成の 拡大も簡単に可能になる。装置を側方で閉じている遮蔽板は作業板組で置き換え られ、機枠で拡張される。この構成は、空気噴射式テクスチャード加工機の各々 がそれらの独自の電気的な駆動機構を備えていることにより極めて容易に可能で ある。
乗越えローラと回転する中間ローラとを備えているトラバース装置は、多数の空 気噴射式テクスチャード加工機に関して、一つの駆動機構により作動されること も可能である。
更に本発明による空気噴射式テクスチャード加工機は背側において機枠により固 定されている面で他方の本発明による空気噴射式テクスチャード加工機の相応す る面に境を接している。
この構成は、二つの直径方向の作業面が得られると言う利点を存している。背壁 領域内を走る導管は両方の機械により利用可能である。歯付きベルトプーリへの 接近は少しも妨げられることがない。
本発明による優れた構成により作業板組の背側に歯付きベルトプーリが設けられ ており、これらの歯付きベルトプーリが軸を介して多数の機素と、特に歯付きベ ルトを介して互いに共働することにより、作業員により簡単な操作により個々の 給糸機構相互の変速比を調べ加減することが可能でとなる。歯付きベルトプーリ を交換する際、これらの歯付きベルトプーリの配設および給糸機構の配設も検分 することができる。
本発明による優れた構成により、機枠は前面に垂直方向に指向していてかつ前方 が開いている側方担持体を備えている。
この構成は、機枠がこれらの側方担持体により安定 されかつ耐ねじれ剛性が与 えられるばかりでなく、これらの側方担持体を糸走行路として利用することがで きると言う利点が得られる。クリールを経て頭部から来る糸は保護された状態で 糸走行路内を通り個々の給糸機構内に供給され、この様子は常に見通すことがで きる。
本発明による他の構成により、空気噴射式テクスチャード加工機の下方にはそれ ぞれ二つの走行ローラと一つのトラバース装置およびそれぞれ一つの加熱ピンと を備えた三つの給糸機構が設けられており、空気噴射式テクスチャード加工機の 上方にはテクスチャード加工糸を対流形加熱装置および/または巻取り手段に供 給する他の給糸機構が設けられている。
この配設の利点は、本発明による空気噴射式テクスチャード加工機が構造高さに 関してもコンパクトに構成することが可能であることである。クリールから空気 噴射式テクスチャード加工機に走る糸は常に、糸の糸通しが踏み台を必要とする ことなく手で行うことができる高さで案内される。これは、糸を加工するために 多数の給糸機構を必要とする場合にも可能である。何故なら、本発明による給糸 機構が公知技術による公知の二つの給糸機構で置き換えることが可能であるから である。
本発明による他の構成により、給糸機構は同軸状態で設けられかつ別個に駆動可 能な三つの走行ローラを備えている。給糸機構は加熱要素に対して間隔をもって 設けられている。
この構成の利点は、テクスチャード加工糸を冷間延伸する傍らこの糸の安定化を 行い得ることである。テクスチャードの軸によって展開される面から導出されな ければならない。
本発明の優れた構成により、側方担持体間において空気噴射式テクスチャードユ ニットと操作盤、スイッチ盤および監視盤が設けられている。
この構成の利点は、本発明による空気噴射式テクスチャード加工機を二つの作業 領域に分割することが可能なことである。空気噴射式テクスチャードユニットと 操作盤、スイッチ盤および監視盤の下方において個々の糸が処理され、案内され 、空気噴射式テクスチャードユニットと操作盤、スイッチ盤および監視盤の上方 においてテクスチャード加工糸は走過する。このような構成は全体を見通すこと のできるように機械を構成するのに寄与する。
本発明による他の構成により、機枠組は作業通路を備えており、この作業通路内 に水導管、空気導管、吸気導管および亜美剤供給部が案内されている。
この構成の利点は、本発明による空気噴射式テクスチャード加工機がその背壁で 互いに背中合わせに設けられている場合、これらの導管類を共通して利用するこ とが可能であることである。多数の空気噴射式テクスチャード加工機から成る設 備の構造は単純であり、かつ不必要な経費を要することがない。
本発明による優れた構成により、空気噴射式テクスチャード加工ノズルはケーシ ング内において摺動可能に設けられている。ケーシングは開口の縁部に断面がU −形の切通しを有している。
この構成の利点は、空気噴射式テクスチャード加工ノズルを、糸を機械に導入す る際に、ケーシングから引出すことが可能である点にある。経験上そう容易に行 うことができず困難な狭い空域内でのズル内への糸の導入は極めて容易になる。
糸が空気噴射式テクスチャード加工ノズルを通過してしまった後でも糸を作業空 域内押戻すことが可能である。その際個々の糸は上方が開いている切通し内に挿 入され、この切通しは個々の糸を互いに間隔をおいて確実にかつ配列して空気噴 射式テクスチャード加工ノズルに供給する。個々の糸相互の間隔はそれぞれの給 糸機構の直線状の糸走行に相当する。
上記のように、本発明による空気噴射式テクスチャード加工機は、多数本の糸を 空気噴射によりテクスチャード加工された或いは空気渦流により処理された一本 の糸に加工する技術分野に於ける機械に課せられた広範囲な要件の全てに適応す る0本発明による空気噴射式テクスチャード加工機により、多数の側方で互いに 並列して設けられている作業およびこれの作業面に対して直径方向で多数の作業 面を構成することが可能である。個々の空気噴射式テクスチャード加工機は本発 明による給糸機構によりコンパクトに構成することができ、従って糸を各位置に おいて付加的な補助手段を使用することなく手で案内することが可能である。こ れに加えて糸を各加重和において十分に見ることができる。空気噴射式テクスチ ャード加工ユニットは具合よい作業高さに設けられており、歯付きベルトプーリ は作業員の作業位置から交換可能である。
他の利点は、上記の記載および添付した図面に図示した実施例から得られる。上 記の特徴および以下に詳しく述べる特徴も本発明により同様にしてそれぞれ単独 で或いは互いに任意に組合わせて使用することが可能である0本発明による構成 は上記の列挙に止まることなく、多くの例示可能な特徴を有している。
以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は四つの本発明による空気噴射式テクスチャード加工機の立体的に例示し た図である。
第2図は本発明による空気噴射式テクスチャード加工機の側方担持体を存する部 分と色々な機素を備えた作業板組の正面図である。
第3図は第1図の切断線III−IIIに沿った側面図である。
第4図は本発明による空気噴射式テクスチャード加工機の本発明による給糸機構 の概略構造を示す図である。
第5図は本発明による空気噴射式テクスチャード加 工機の空気噴射式テクスチ ャード加工ユニットを著しく概略して示した側面図である。
個々の図面は本発明の対象物を部分的に著しく概略して示しており、従って寸法 通り表されていない0個々の図面の対象物は、構造をより明瞭に示すために、部 分的に互いに相応して著しく拡大されて示されている。
第1図には、参照符号lで本発明による空気噴射式テクスチャード加工機が例示 されている。この空気噴射式テクスチャード加工機1は積み木箱様式にまとめら れており、四つの作業面を有している。これらの作業面のうち二つの作業面は前 方向に整向されており、二つの作業面−第1図では認めることができない−は後 方向に整向されている。
個々の空気噴射式テクスチャード加工機1は機枠2を備えている。この機枠2は 、これが作業面方向に側方担持体3によって区画されるように、設けられている 。側方担持体3は特にU−字形の形材たら成り、手前が開いている。これらの側 方担持体は空気噴射式テクスチャード加工機1の糸走行路4として働く、第1図 には図示しなかったクリールから頭部を経て来る糸5は上記の糸走行路4内を案 内される。糸5は矢印方向6で作業高さで空気噴射式テクスチャード加工機1に 到達し、糸走行路4内で適当な保持手段により下方へと案内される。
本発明による空気噴射式テクスチャード加工機1は側壁として作業@組7を備え ており、この作業板組に糸5を加工するために必要な機素が固定されている。
糸5は糸走行路8,9.10を経て機素が存在している作業板組7の表面に供給 され、これらの機素は糸5を捉える。糸走行路8,9,1.0は糸走行路4をそ れぞれ相応する高さで作業板組7と結合している。第1図には図面を見易くする ために作業板組7上の糸案内部は示さなかった。
作業板組7上には加熱ビン15,16.17に隣接して給糸機構12.13.1 4が設けられている。これらの給糸機構12,13,14も加熱可能である。ト ラバース装置19は矢印20の方向で給糸機構に対して軸平行に−特にセラミッ ク材から成る一乗越えローラおよび一緒に回転する中間ローラとを案内している 。中間ローラの軸は乗越えローラの軸に対して湾曲、しかも中間ローラ上を走る 糸5がこの中間ローラの端面を越えて走らないように湾曲されている。
糸5は給糸機構12.13.14により送られ、冷間延伸される。加熱ビン15 ,16.17との組合わせにより糸5の熱間延伸も行われる。糸5として給糸機 構12.13.14を経て多数本の原糸と飾り糸が案内される。第1図に例示し たように、糸走行路4内には三本の糸5が案内されており、この場合糸5のうち の一本が作業板組7に原糸として、他方の二本糸5は飾り糸として作業板組7に 供給される。これらの三本の糸5は、給糸機構12,13゜14および必要に応 じて加熱ビン15.!6.17を通過した後、空気噴射式テクスチャード加工ユ ニット22に供給される。この空気噴射式テクスチャード加工ユニット22は操 作盤、スイッチ盤および監視盤23の傍らで垂直指向している機枠2の側方担持 体3間に設けられている。空気噴射式テクスチャード加工ユニット22内におい て糸5は一本の糸にテクスチャード加工される。このテクスチャード加工された 糸は空気噴射式テクスチャード加工ユニット22から出て次の給糸機構25に供 給され、この給糸機構を経てこのテクスチャード加工された糸は冷間延伸される か、或いは図示していない相当する加熱ビンで熱間延伸されるか、或いはトラバ ース装置19上で相応する乗越えローラおよび一緒に回動する中間ローラが所属 している給糸機構25を経てテクスチャード加工された糸5は対流式加熱装置2 8に供給される。上記の給糸機構25の領域内でテクスチャード加工された糸は 固定され、けん縮および/または延伸される。上記の処理の後、テクスチャード 加工された糸は巻取り装置30に供給される。この巻取り装置30は公知の構造 を有する機素であり、第1図には詳しく図示しなかった。
給糸機構25に所属している乗越えローラおよび一緒に回転する中間ローラはト ラバース装置19の一部分であり、残りの給糸機構12.13.14の乗越えロ ーラおよび一緒に回転する中間ローラと同様に本発明による空気噴射式テクスチ ャード加工機1が駆動されることにより矢印20の方向で運動する。
個々の空気噴射式テクスチャード加工機1の背壁間には作業通路31が延在して おり、この作業通路内を個々の空気噴射式テクスチャード加工機1のための共通 の導管が案内されている。空気噴射式テクスチャード加工機1は調節ねじ32を 介して整向される。まとめて設置された空気噴射式テクスチャード加工機1のう ち二つは片側に遮蔽板33(illえている。この遮蔽板は必要に応じて作業板 組7と交換可能である。既に多数の空気噴射式テクスチャード加工機1から成る 設備を他の機枠2を連ねて任意に増設することが可能である。この設備の第1図 では見ることのできない側壁に空気噴射式テクスチャード加工機1の各々のトラ バース装置19を運動させるトラバース装置19のための駆動機構が設けられて いる。
第一2図は一つの側壁3と共に示した空気噴射式テクスチャード加工機1の正面 図の部分領域を示している。
糸5は上方から来て糸走行路4内を下方へと走り、矢印方向で糸走行路8,9. 10を通り給糸機構12.13゜14に供給される。これらの給糸機構12.1 3.14は異なって速度で回動される二つの給糸ローラ12’、12’、13’ 、13’、14’、14’を有している。糸5は矢印20の方向で往復摺動する トラバース装置19により案内され、給糸機構12.13.14に供給される。
糸5はこのトラバース装置19上で不動の乗越えローラ内および一緒に回動する 中間ローラ上を走る。中間ローラの軸は乗越えローラの軸に対して湾曲している 。一本の糸或いは多数本の糸5は案内されて遅い速度を有する走行ローラ12′ から早い速度を有する走行ローラ12#上へと移行されることにより、給糸機構 12.13.14により冷間延伸される。この冷間延伸に加えて、加熱ビン15 ,16.17と給糸機構12.13.14とを組合わせて戸5を熱間延伸するこ とが可能である糸5は給糸機構12.13114から空気噴射式テクスチャード 加工ユニット22内に案内され、この空気噴射式テクスチャード加工ユニット2 2内で糸は加湿装置35を通過する。糸5はこの加湿装置35から空気噴射式テ クスチャード加工ノズル36を経て案内され、この空気噴射式テクスチャード加 工ノズル内で糸は圧縮空気、特にP=10バールの圧力を有する圧搾空気で処理 される。テクスチャード加工された糸38は空気噴射式テクスチャード加工ノズ ル36を去り、公知の保持手段により給糸機構25に供給される。この給糸機構 25は第2図において例えば、異なる速度で駆動される三つの給糸ローラ25’ 、25“、25”を有するように構成されている。この給糸機構25には乗越え ローラおよび一緒に回動する中間ローラとが所属しており、これらのローラはト ラバース装置19を介して給糸機構12,1.3゜]4の乗越えローラおよび一 緒に回動する中間ローラと同じ運動経過を辿る。給糸機構25の代わりに、それ ぞれ二つの走行ローラを備えた二つの給糸機構を使用することも可能である。更 に、給糸機構25の領域内に加熱ビンを設けることも可能である。給糸機構25 は給糸機構12,13.14と同様に加熱することが可能である。テクスチャー ド加工された糸38は給糸機構25から対流式加熱装置28内に案内される。こ のテクスチャード加工された糸38はこの対流式加熱装置2日内で固定され、場 合によっては給糸ローラ25’、25’、25”の一つが速度を増大して回動さ れることによりによりけん縮される。テクスチャード加工された糸38は給糸機 構25により冷間延伸或いは熱間延伸処理される。テクスチャード加工されたか つ処理された糸3日は公知の手段を経て巻取り装置30に供給される。
給糸機構12.13,14.25は電気的な駆動機構40によって駆動される。
この駆動機構40の駆動軸は作業板組7の他方の側へと突出している。モータ4 0’ もしくは駆動機構は矢印20方向でのトラバース装置19の運動経過を制 御する。
第3図は第1図の切断線III−IIIに沿った空気噴射式テクスチャード加工 機1の断面を示している1両側の作業面42.43は図面において矢印で示され ている。第3図は空気噴射式テクスチャード加工機1の二つの作業板組7を示し ている。糸5は矢印方向で保持手段を介して側方担持体の糸走行路4供給される 。糸5はこの糸走行路4を経て給糸機構12.13.14の位置内に入る。それ ぞれ適当な乗越えローラおよび一緒に回動する中間ローラとを備えたトラバース 装置19を介して、糸5は給糸機構12.13.14に供給され、必要に応じて 加熱ビン15゜16.17にも供給される。糸5は給糸機構12,13゜工4を 経た後、加湿装置35と空気噴射式テクスチャード加工ノズル36とを備えた空 気噴射式テクスチャード加工ユニット22を通過する。
空気噴射式テクスチャード加工ユニット22は導管を介して水導管44、空気導 管45および吸気導管46と結合されている。水導管44、空気導管45および 吸気導管46は二つの空気噴射式テクスチャード加工機lの背壁間に延在してい る作業通路31内を案内されている。作業通路31内の導管は図面において左方 向に並びに右方向に整向されている空気噴射式テクスチャード加工機1によって 利用される。
空気噴射式テクスチャード加工ユニット22内でテクスチャード加工された糸は 乗越えローラおよび/または一緒に回動する中間ローラとが所属している給糸機 構25に供給される。給糸機構25の代わりに、二つの本発明による給糸機構を 設けて使用することも可能である。給糸機構25に隣接して加熱ビンを設けるこ とが可能である。テクスチャード加工された糸は給糸機構25を経て対流式加熱 装置2日に供給される。給糸機構25の領域内においても、テクスチャード加工 された糸の冷間延伸もしくは熱間延伸が行われる。テクスチャード加工された糸 38は給糸機構25から巻取り装置30に供給される。空気噴射式テクスチャー ド加工機1はそれぞれモータ40により駆動される。
第4図は本発明による給糸機構12の概略構造を示している。給糸機構13.1 4.25はこの給糸機構12と同様に構成されている。この給糸機構12は作業 板組7に解離可能な結合要素で固定されている。軸受4B、49上に中空軸50 が軸受されている。この中空軸50は歯付きベルトプーリ51と結合されている 。歯付きベルトプーリ51が回動すると、走行ローラ12′も回動する。軸受5 3゜54上に給糸機構12の軸55が軸受されている。この軸55は歯付きベル トプーリ56と共に回動するように結合されている。歯付きベルトプーリ56が 回動すると、走行ローラ12″も回動する。第4図から、走行ローラ12′。
12”が異なる回転数で駆動可能であることが容易に認められる。しかし、給糸 機構12の構造上の構成は例示したに過ぎず、三つの走行ローラを備えた給糸機 構の類憤の構造も可能である。
第5図は空気噴射式テクスチャード加工ユニット22の著しく概略した形で図で 示した側面図である。ケーシング58は加温装置35を収容しており、この加湿 装置は水−導管44に接続されている。ケーシング58内には空気噴射式テクス チャード加工ノズル36も設けられており、この空気噴射式テクスチャード加工 ノズルは図面の破線で示した位置に摺動可能である。ケーシング58から引出さ れているテクスチャード加工の36の状態にあって糸5は容易にこのテクスチャ ード加工ノズル36内に導入される。
ケーシング58内の開口を介して吸気導管46と排水導管(図面では示されてい ない)が接続されている。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成3年9月20日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.給糸機構(12,13,14,25)、加熱ピン(15,16,17)等の ような機素が設けられている作業板組(7)を備えた多数本のモノフィラメント 加工するための空気噴射式テクスチャード加工機において、作業板組(7)が機 枠(2)内において側壁を形成しており、この側壁から機素、特に給糸機構(1 2,13,14,25)と加熱ピン(15,16,17)が機枠(2)の空域内 に指向するように設けられていることを特徴とする、空気噴射式テクスチャード 加工機。
  2. 2.給糸機構(12,13,14,25)が異なった速度で駆動されかつ同軸状 に設けられている少なくとも二つの走行ローラ(12′,12′′,13′,1 3′′,14′,14′′,25′,25′′)を備えていることを特徴とする 請求の範囲1記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  3. 3.作業板組(7)にトラバース装置(19)、テクスチャード加工された糸( 38)を巻取るための手段および駆動機構(40,40′)が設けられているこ とを特徴とする請求の範囲1或いは2に記載の空気噴射式テクスチャード加工機 。
  4. 4.この空気噴射式テクスチャード加工機が背面から機枠(2)により展開形成 される面を介して他方の空気噴射式テクスチャード加工機(1)の相応する面に 背中合わせに設けられていることを特徴とする請求の範囲1から3までのいずれ か一つに記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  5. 5.作業板組(7)の後側において歯付きベルトプーリ(51,56)設けられ ており、これらの歯付きベルトプーリが軸を介して機素と、特に歯付きベルトを 介して互いに共働するように構成されていることを特徴とする請求の範囲1から 4までのいずれか一つに記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  6. 6.機枠(2)が前側に垂直方向に指向していてかつ前方が開いている二つの側 方担持体(3)を備えていることを特徴とする請求の範囲1から5までのいずれ か一つに記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  7. 7.それぞれ二つの走行ローラ(12′,12′′,13′,13′,14′, 14′′)と一つのトラバース装置(19)およびそれぞれ一つの加熱ピン(1 5,16,17)とを備えた特に三つの給糸機構(12,13,14)が空気噴 射式テクスチャード加工ノズル(36)の下方に設けられており、この空気噴射 式テクスチャード加工ノズル(36)の上方にはテクスチヤード加工された糸( 38)を対流式加熱装置(28)および/または巻取る手段に供給する少なくと も一つの他の給糸機構(25)が設けられていることを特徴とする請求の範囲1 から6までのいずれか一つに記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  8. 8.給糸機構(25)が同軸状態に設けられていてかつ別個に駆動可能な三つの 走行ローラ(25′,25′′,25′′′)を備えていることを特徴とする請 求の範囲7記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  9. 9.給糸機構(25)が加熱要素にから離して設けられていることを特徴とする 請求の範囲8記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  10. 10.側方担持体(3)間に空気噴射式テクスチャード加工ノズル(22)と操 作盤、スイッチ盤および監視盤(23)が内蔵されていることを特徴とする請求 の範囲6から9のいずれか一つに記載の空気噴射式テクスチャード加工機。
  11. 11.機枠(2)が作業通路(31)を備えており、この作業通路内を特に水導 管(44)、空気導管(45)、吸気導管(46)および亜美剤供給部が案内さ れていることを特徴とする請求の範囲6から9のいずれか一つに記載の空気噴射 式テクスチャード加工機。
  12. 12.機枠(2)内に固定して内蔵されているケーシング(58)内において空 気噴射式テクスチャード加工ノズル(36)を備えた空気噴射式テクスチャード 加工ユニット(22)を備えた多数本のモノフィラメントを加工するための空気 噴射式テクスチャード加工機において、空気噴射式テクスチャード加工ノズル( 36)が摺動可能に設けられていることを特徴とする、上記空気噴射式テクスチ ャード加工機。
  13. 13.ケーシング(58)が開口の縁部において断面がU−字形の切通しを備え ていることを特徴とする請求の範囲12記載の空気噴射式テクスチャード加工機 。
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