JPH04503764A - 男性用尿失禁防止装置及びその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 男性用尿失禁防止装置及びその方法 技術分野 本発明は、外用の男性用尿失禁防止装置およびその失禁防止方法に関するもので ある。特に、本発明は、腹部のペニスシャフトに沿った尿道を塞ぐのに十分は圧 力を加えて、失禁男性の不随意の尿の漏れを防止する装置および方法に関するも のである。

発明の背景 外用のペニス器具を用いて男性尿失禁を治療する多種類の装置および方法がある 。スプリングで力を加える外用ペニス装置が、２つの文献で述べられている。尿 失禁：外用の装置による制御、物理治療およびリハビリテーションの公文書、１ ９７３年８月号、Ｖｏ　Ｉ。

５４、ｐｐ、３７６−３７８、および、男性尿失禁の処置に対する外用装置、Ｊ 、バイオメカニックス、１９７２年、　Ｖｏｌ、５．　Ｉ）ｐ、２５７−２６０ 参照。

少なくとも、４つの装置が現在販売されている。１）カニングムクランブ　−バ ードホーム　へルスケア部門、Ｃ，Ｒ，Ｂａｒｄ。

■ｎＣ１，バークレーハイツ、ＮＪ　０７９２２；２）ボウムルッカークランブ 　−グリーンワルド　サージカルＣｏ。

、Ｉｎｃ、、ｌＮ４６４０５、レイク　ステーション、デカルブ通り、２６８８ 　； ３）ベノーイング　クランプ　−コーケンＣｏ、、Ｌｔｄ；日本国、東京、 ４）タック　コンチネンス　カフ　−ＩＮ　４７４６０、スペンサー、サウス　 メイン通り１２７、ア　クック　グループ　カンパニー、ＶＰ　Ｉｏ 公知の特許として、４，１０２，３４２；３，８６６．６１１；３．２０３．４ ２１＋３．１５５，０９６；３．１４７，７５４；２．７５６，７５３；２，６ １８，２７０；２，５３３，９２４　；および１，７２８，３２２、がある。

外用のペニス器具を用いた男性用尿失禁を治療する多くの現存の装置および方法 には、幾つかの不都合があった。一つの典型的な問題は、これらの装置はしばし ばペニスシャフトへの血液の供給を制限する傾向にあり、そのために、使用者に 不快感を覚えさせたり、極端な場合には組織の死滅を招くことであった。これは 、一つには、それらの装置の多くは、比較的平坦で、狭く、かつ固い２つの部材 の間でペニスシャフトを拘束しているからである。

また、多くの現存する装置が有する別の問題は、ヒンジ軸がペニスシャフトの軸 に平行に向けられていることである。これにより、たいていはペニスシャフト上 に不均一な圧力領域が生じる。特に、ヒンジ軸に平行な方向に配された装置では 、ヒンジに最も近い位置の組織上に象徴的に圧力が加わる。

さらに、多くの現存装置の別の問題は、装置からペニスシャフトに作用する力に 張力か影響を及ぼすので、張力調整に敏感であるということである。したがって 、使用者が不注意に装置をきつくして、ペニスへの血液供給か制限される可能性 がある。

多くの現存装置は、大きくて扱いにく（、使用者が人から見えないようにするの は困難であった。ペニスシャフトに装置を取り付けるために使用するスナップ、 ポック、留め金具、非弾性テープなとは、不快なものであり、いらいらさせる原 因でもあった。

加えて、現存装置の価格は一般に非常に高く、一定期間の使用後、または汚くな ったときに、使い捨て出来ないものであった。汚れによるこれらの装置の交換を 怠ると、体の衛生および患者の安全の低下を招来する。

本発明は、従来技術の上記およびその他の問題を解決するものである。

発明の概要 本発明は、曲面を有する背部アーム部材と、曲面を有する腹部アーム部材とを備 えたクレードル部材を含む外用の男性用失禁防止装置に関するものである。上記 背部と腹部のアーム部材は互いに同軸上に配置され、これら背部と腹部のアーム 部材の中間に開口部が形成されている。上記腹部アーム部材は、これに一体に圧 力パッドを備えている。上記クレードル部材は、上記背部と腹部のアーム部材を 連結するヒンジを一体に備え、上記クレードル部材は背部と腹部のアーム部材の 軸配列に垂直な軸回りにヒンジされ、それによって、背部と腹部のアーム部材の 曲面が互いに対向し、上記背部と腹部のアーム部の対向する曲面間に形成された キャビティに上記圧力パッドが突出する折り畳み状態に上記クレードル部材を折 り畳むことができる。ストラップアセンブリは、上記クレードル部材を折り畳み 状態で解放可能に保持すべく使用されている。

本発明の外用の男性用失禁防止装置は、背部と腹部のアーム部材の中に、ペニス シャフトの円筒外形が落ち着く湾曲部を具体化している。これにより、本発明で ペニスシャフトに加わる力は放射状に作用し、ペニスシャフト中で拘束された血 液の流れが局部に止まるのを防止する。背部と腹部のアーム部材は、閉塞バンド と呼ばれる圧力バノドにより加えられる力が、尿道から尿が漏れるのを防止する のには十分であるけれども、ペニスシャフト上への背部および腹部のアーム部材 の接触領域かある程度増加することによってペニスシャフトに加わる全圧力が減 少する、大きさ、形状にしである。

本発明は、背部と腹部のアーム部材の整列を助けると共に、ペニスシャフト上に 圧力の不均一な領域か発生するのを防止する、ペニスシャフトの軸と背部および 腹部のアーム部材の軸配列とに垂直なヒンジ軸を有する。

本発明の実施例は、本質的に、ペニスシャフトに加わる圧力量が制限され、装置 装着時におけるペニスシャフトの大きさの変化に順応する柔軟性が付与されてい る。ペニスシャフトの大きさの変化に順応する能力は、主として、装置をペニス シャフトに取り付ける弾性ストラップアセンブリを使用したことによるものであ る。

実施例では、装置に一体の尿道閉塞パッド（圧力パッド）は、尿道に加わる圧力 を、背部と腹部のアーム部材によりペニスシャフトに加わる圧力以上の一定値に 制限している。これは、閉塞パッドが腹部アーム部材の凹状面から突出する大き さを制限することにより成し遂げられている。加えて、この特徴により、ペニス シャフトへの血液供給を制限する可能性が減少し、ペニスシャフトへの装置の正 しい装着を保証するためにストラップアセンブリに加える力が相当減少する。

本発明の実施例は、背部と腹部のアーム部材の外縁に沿ってフランジを有し、そ のフランジ間の接触を越えて装置が締まるのを防止している。これにより、ペニ スシャフトおよび尿道に加わる最大圧力が制限されている。

本発明の実施例では、背部と腹部のアーム部材、ヒンジ、および圧力パッドは、 製造コストを低減させるために１個の構成体で作られているので、一定期間の使 用後、または装置が汚くなったときに廃棄、交換することができ、それにより体 の衛生や患者の安全性が改善される結果となる。

また、本発明の実施例の別の利点は、現存装置よりもコンパクトで人から見えな いようにすることができる、ことである。

本発明の実施例は、閉ざされたセルの化学的に架橋したポリエチレン発泡体に融 合された半剛性のポリオレフィン表面被覆物で作られた合成材料で製作されてい る。実施例では、上記合成材料は必要な輪郭に熱形成された後、正確な外形寸法 に打抜きされる。実施例では、本発明は、その形状を普通に保持するのに十分な 大きさであるが、多少の弾力性と柔軟性を有する。

本発明の実施例の別の利点は、使用者の快適性を高め、またペニスシャフトが径 を増加または減少するにつれて背部と腹部のアーム゛部材の分離状態が変化でき るように弾性ストラップを使用していることである。

本発明を特徴づける新型製品の上記および種々の他の利点および特徴は、これに 添付された請求の範囲中、およびその一部を構成する特徴部分に示されている。

しかしながら、本発明および使用による利点や目的を更に理解するために、添付 の図面と説明内容の主要部分に参照符号が付けてあり、それら図面等に本発明の 好適な実施例が図示され記載されている。

図において、同一参照符号は全図面中間一部分を示し、図１は、本発明の原理に よる外用の男性用失禁防止装置の一実施例の斜視図である。

図２は、図１に示す実施例の平面図である。

図３は、図２における３−３線に沿った断面図である。

図４は、ペニス上への図１に示す装置の配置を図示した斜視図である。

図５は、ペニス上で折り畳まれた使用状態にある図１に示す装置を図示した斜視 図である。

図６は、背部と腹部のアーム部材の間の最小間隔を図示した図５中の６−６線に 沿った断面図である。

図７は、装置の凹面を使用者と反対側に向けて装置をペニス上に配置する別方法 を図示した、図４と同様の図である。

図８は、図７に示す方法でペニス上に挿入後に折り畳まれた使用状態の装置を示 す、図５と同様の図である。

実施例 図は本発明の原理による外用の男性用失禁防止装置の実施例を示し、上記装置は 符号２０で表示されている。その装置２０は、１個のクレードル部材２２とスト ラップアセンブリ２４を備えている。

上記クレードル部材２２は、同軸上に背部アーム部材２６と腹部アーム部材２８ を備えている。上記背部と腹部のアーム部材２６，２８は、両側部に沿って延在 する軸方向に延びるフランジ２７を備えた曲面２５を有する。ペニスシャフトを 受ける大きさに形成された開口部２９は、背部と腹部のアーム部材２６．２８の 中間に形成されている。腹部アーム部材２８は、底壁部３１と曲線状の側壁部２ ９を有し、圧力パッドと呼ばれる尿道閉塞パッド３０を一体に備えている。上記 クレードル部材２２は、背部と腹部のアーム部材２６゜２８を連結するヒンジ３ ２を一体に備えている。上記クレードル部材２２は、背部と腹部のアーム部材２ ６，２８、およびそれに載置されるペニスシャフトの長手方間の軸に垂直な軸回 りにヒンジされている。

上記クレードル部材２２は半剛性の樹脂被覆層３４と柔軟な発泡層３６を有する 。上記樹脂屑３４は曲面２５の凸側に配置され、発泡層３６は曲面２５の凹側に 配置されている。実施例では、クレードル部材２２は、閉ざされたセルの化学的 に架橋したポリエチレン発泡体に融合されたポリオレフィン表面被覆物からなる 合成物で被覆されたポレックス（ＶＯＬＥＸ：米国登録商標）の押出成形品で作 られている。上記ボレソクスは、ＭＡＯ１８４３、ローレンス、シェパード通り １００、セキスイアメリカのポルチック事業部から利用に供されている。その材 料は、必要な外形に熱形成された後、正確な外形寸法に打抜きされる。ペニスシ ャフトの異なる径に適した異なるサイズのクレードル部材２２を作るのが好まし い。

クレードル部材２２は、別材料、および公知の製造技術を用いても作ることがで きる。限定的ではないが、例えば、発泡パッドを別に取り付けた熱形成されたポ リスチレン、および、発泡パッドを別に又は一体に取り付けた射出または射出成 形されたプラスチックおよび／または非プラスチック、が含まれる。

図示する実施例では、ストラップアセンブリ２４は、弾性の裏張り材料５０とル ープ材料５２を有する弾性ストラップ４０を備えている。上記弾性ストラップ４ ０は、超音波溶接によりエンド部４４の直前でストラップ４２に取り付けられて いる。ストラップ４２は、圧力に敏感な接着層４６により、背部アーム部材２６ の凸側に取り付けられている。ストラップ４２は、弾性ストラップ４０のループ 材料５２に対して解除可能な接着具としてホック材料を備えている。

本発明の一実施例では、弾性ストラップ４０は、伸縮性のある−切れのベルスト レッチ（ＶＥＬ−ＳＴＲＥＴＣＨ：米国登録商標）ループテープで、ストラップ ４２はベルクロ（ＶＥＬＣＲＯ：米国登録商標）ホックテープである。伸縮性の ループテープは、背後のストラップ外形の中でホックテープに超音波溶接される 。弾性ストラップ４０は、背部と腹部のアーム部材２６．２８がペニスシャフト の大きさが増加するにつれて互いに離れるようにしであるので、ペニスシャフト の大きさの変化に順応する。したがって、ペニスシャフトの大きさが減少すると 、弾性ストラップ４０の背部と腹部のアーム部材２６．２８を互いに引き寄せる 。

ストラップアセンブリは、限定的ではないが、非弾性ループテープ、弾性ウェブ 、発泡テープ、および弾性または布材料を有する別の材料を用いて作ることもで きる。閉鎖方法は、限定的ではないが、スナップ、ホック、留め金具、および圧 着具か含まれる。

実施例において、一体のヒンジ３２は膨らんだアーチ５３によってクレードル部 材２２に形成されており、ここでヒンジ動作を生じる。上記ヒンジは、表面被覆 物３４と、これに結合された発泡層３６の熱形成時に、必要な外形に形成するの が良い。

図４−６において、ペニスシャフト６０上に配置した外用の男性失禁装置２０が 図４に示してあり、ペニスシャフト６０上で折り畳まれた使用状態が図５に示し である。使用の際には、使用者はクレードル部材２２を手５８で握り、使用者の 体に同いている背部と腹部のアーチ部材の凹側面からペニスシャフト６０を開口 部２９に挿入する。装置２２は、ペニスシャフト６０の基部に配置され、背部ア ーチ部材２６がペニスシャフト６０の背面に接触し、腹部アーチ部材２８がペニ スシャツ）１３０の腹面に接触するように折り畳まれる。次に、ストラップアセ ンブリ２４の弾性ストラップ４０が、腹部アーム部材２８の回りに巻き付けられ 、背部アーム部材２６上のストラップ４２に接着される。弾性ストラップ４０は 、ペニスシャツ）６０上の位置に装置２０を確実に保持するのに十分な力以下で 付けられる。クレードル部材２２をペニスシャフト６０に折り畳まれた状態で配 置したとき、背部と腹部のアーム部材２６．２８のフランジ２７は、互いに分離 している。

図６に示すように、装置がペニスシャフト６０上で折り畳まれた使用状態にあっ ては、尿道閉鎖バッド３０は尿道６２の近くに位置し、不随意の尿の漏れを防止 するために尿道を塞ぐのに十分な力を与えている。

小便をしたり、または装置２０を取り除くには、背部アーム部材２６上のテープ ４２から弾性ストラップ４０を外すことにより、クレードル部材２２が非折り畳 み状態となり、ペニスシャフト６０から外すことができる。

図７と図８は、ペニスシャフト６０上に装置を配置する別の方法を示す。この方 法では、概略図７に示すように、背部と腹部のアーム部材２６．２８の凹側を使 用者の体と反対側に位置させ、装置２０がペニスシャフト６０上に挿入される。

次に、クレードル部材２２は、図８に示すように、ヒンジ３２をペニスシャフト ６０の基部に近付け、背部と腹部のアーム部材２６．２８をベニスシャフト６０ の末端に向けて伸ばし、使用位置に折り畳まれる。

以上の説明で、本発明の構造および機能の詳細と共に本発明の多くの特徴および 利点を述べたが、上記説明は図示する例に限るもので、添付の請求の範囲で表さ れている用語の広く一般的意味で示される最大限の範囲まで、本発明の原理の範 囲内において、細部、特に各部の形状、大きさ、および配置に関する事項を変更 することができる。

国際調査報告 １Ｒ１ｊｌ＋ｔｉｌｉ６ｅａｌ　Ａｅ９１１ｗ＋ｉＭ　ＭＬ　ＰＣＴ／ＵＳ　９ ０１０１４８０国際調査報告 ＰＣＴ／ＬＩＳ　９０１０１４８０ ＳＡ　３５６５９

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．ａ）曲面を有する脊部アーム部材と、曲面を有する腹部アーム部材とを備え たクレードル部材であって、上記背部と腹部のアーム部材が互いに同軸上に位置 し、上記背部と腹部のアーム部材の中間に開口部が形成され、上記腹部アーム部 材が圧力パッドを一体に有し、上記クレードル部材が上記背部と腹部のアーム部 材を連結するヒンジを一体に有し、上記クレードル部材が上記背部と腹部のアー ム部材の軸配列に垂直な軸でヒンジされ、これにより、上記背部と腹部のアーム 部材の対向する曲面間に形成されるキャビティ内に上記圧力パッドが突出した状 態で上記背部と腹部のアーム部材の曲面が相対向する折り畳み状態に折り畳むこ とができるようにしたクレードル部材と、 ｂ）上記クレードル部材を折り畳み状態で解放可能に保持するストラップセンブ リと、からなる外用の男性用失禁防止装置。
2. ２．上記ストラップアセンブリが、上記クレードル部材に一端直前が取り付けら れた一切れの弾性テープと、上記クレードル部材に取り付けられたホック材料に 解放可能に取り付けできるループ材料とを有する請求項１の装置。
3. ３．上記クレードル部材が、閉ざされたセルの化学的に架橋したポリエチレン発 泡体に融合されたポリオレフィン表面被覆物からなる請求項１の装置。
4. ４．上記クレードル部材が、熱形成された後打抜きされたものである請求項３の 装置。
5. ５．上記クレードル部材が、底部の発泡層に取り付けられた上部の半剛性樹脂層 を有する請求項１の装置。
6. ６．上記背部と腹部のアーム部材が、それらのエッジ部に沿って、これら背部と 腹部のアーム部材によりペニスシャフトに加わる力を制限するフランジ手段を備 えている請求項１の装置。
7. ７．上記ストラップアセンブリが、上記背部と腹部のアーム部材を折り畳み状態 に保持する弾性部材を有し、この弾性部材が、ペニスシャフト径の増加、減少に 伴う上記背部と腹部のアーム部材の可変的な分離を可能とした請求項６の装置。
8. ８．上記ヒンジが、上記クレードル部材にアーチ状に形成されている請求項１の 装置。
9. ９．上記クレードル部材が１個の構成体で作られている請求項１の装置。
10. １０．ペニスシャフトを受ける開口部、背部と腹部の部材、および尿道閉塞パッ ドを有する外用ペニス装置を使用し、ａ）ペニスシャフト上に上記装置を挿入し 、ｂ）上記尿道閉塞パッドが尿道を閉鎖するように、上記装置をペニスシャフト に垂直な軸で折り畳まれた使用状態にヒンジし、ｃ）弾性ストラップアセンブリ を用いてペニスシャフト上に上記装置を解放可能に取り付ける、男性の尿失禁制 御方法。
11. １１．ａ）ペニスシャフト上に配置するクレードル手段であって、このクレード ル手段が、このクレードル手段の長手方向の軸に沿って背部アーム部材と腹部ア ーム部材を互いに同軸上に有し、上記クレードル手段が上記背部と腹部のアーム 部材の中間に開口部を有し、上記クレードル手段が非折り畳み状態と、上記背部 と腹部のアーム部材が相対向する折り畳み状態との間で折り畳みできるように、 上記クレードル手段が、このクレードル手段の長手方向の軸に垂直な軸回りにヒ ンジされているクレードル手段と、ｂ）上記クレードル手段を折り畳み状態に保 持するために、上記背部と腹部のアーム部材を解放可能に連結する弾性ストラッ プ手段と、 からなる外用の男性用失禁防止装置。