JPH04503739A - ダイアフラムシステム - Google Patents

ダイアフラムシステム

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JPH04503739A
JPH04503739A JP51030189A JP51030189A JPH04503739A JP H04503739 A JPH04503739 A JP H04503739A JP 51030189 A JP51030189 A JP 51030189A JP 51030189 A JP51030189 A JP 51030189A JP H04503739 A JPH04503739 A JP H04503739A
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JP51030189A
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クリューガー,ヘルムート
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アー エヌ テー ナッハリヒテンテヒニーク ゲゼルシャフトミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ダイアプラムシステム 本発明は、請求項1の上位概念に記載のダイアフラムシステムに関する。このよ うなシステムは、アメリカ合衆国特許出願第4,532,383号明細書から公 知である。また、ドイツ連邦共和国特許出願第3036 030号、ドイツ連邦 共和国特許出願公告第36 22 526号及び公開された国際特許出願(PC T)第8710 O275号明細書からも公知である。
本発明によるダイアフラムシステムは、音波変換器用の、特にあらゆる種類のス ピーカ用の、例えば球欠状放射器、又は圧力室システム、又はスピーカ円錐体も しくはスピーカプレートの中央部用の、ダイアプラムもしくはダイアフラム部材 のために使用される。しかし、このような使用時には不利な部分的振動が生じ、 それによって、放射された音波振動にひずみが生ぜしめられる。
本発明の課題は、放射された音波振動のひずみを、駆動装置の振動に対して減少 させるようなダイアフラムシステムを提供することにある。
上記課題は、請求項1に記載の特徴を有するダイアフラムシステムによ?て解決 される。また、本発明によるダイアフラムシステムの、さらに有利な構成は、請 求項2以下に記載した通りである。
本発明のダイアフラムシステムが基づいている計算及び実験によれば、ダイアプ ラムは、妨害的な部分振動をほぼ阻止できるという結果を伴った良好な機械的特 性を、本発明の寸法規定により与えられる。このような部分的振動を抑えるため には、曲げ強さと断面二次モーメントとの所定の大きさが、ダイアフラムの半径 方向内側から外側まで一定に、又はほぼ一定に維持されなければならない。
この場合有利には、ダイアフラムを補強するためのストラット又はフレームが設 けられていなくともよく、その代りに、中実な構成部材が設けられていてもよい 、しかし、このような構成部材には、フォーミングされた部材が含まれていても よい。
また、ダイアフラムの駆動装置を固定するための、ダイアフラム縁部における固 定m囲(請求項1)には、縁部リングが設けられていてもよい、その場合、この 縁部リングはダイアフラム縁部に設けられており、かつ不動に緊締されている。
そしてこれにより、ダイアプラムが軸方向に確実に案内される。しかしまた、上 記固定範囲は、上記ダイアフラムとスピーカの円錐形ダイアプラムとの結合li !囲であってもよい、その場合には、上!己ダイアフラムが円錐形ダイアフラム の内れている。
このような、ダイアフラムが円錐形ダイアフラムの中心に同軸的に橋渡されてい る構成では、ダイアフラムと円錐形ダイアフラムとの結合される固定範囲と、運 動装置とが、同じ半径方向座標値の所に位置している。
次に、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
Wi1図は、スピーカのための、第1実施例のダイアフラムシステムの直径方向 半部断面図、第2図は、スピーカの原則的な断面図、第3図は、第2実施例のダ イアフラムシステムの直径方向半部断面図である。
第1図の半径方向断面図には、円錐形ダイアフラムMの半部が示されている。こ の円錐形ダイアフラムMは、半径方向ガイドR1(必ずしも必要ではない)と、 ダイアフラム軸線1の方向に作用する電磁石的な駆動装置Eとを内縁部に有して いる。また、上記円錐形ダイアフラムMは、曲がりに<<、かつ環状で回転対称 的で円錐形に形成されている。さらに、上記運動装置Eは、ダイアフラムPと円 錐形ダイアフラムM両方のための駆動装置として役立っている。
ところで、ダイアフラム軸!11の方向で見た、円錐形ダイアフラムMの肉厚H は、半径方向塵11irに従って変化する。この半径方向座標rは、ダイアフラ ムPMの内縁部においてr=r、となり、円錐形ダイアフラムMの外縁部におい て最大値r=Rとなる。また、円錐形ダイアフラムMは、この外縁部で縁部リン グRrへ移行している。縁部リングR,rは曲げ弾性的で環状に形成されており 、かつ凸部の形状を剪しているが、複数の凸部を備えていてもよい。ダイアフラ ム軸線1の方向で見た、この縁部リングRrの肉厚Sも、上記円錐形ダイアフラ ムMの肉厚Hど同様に、間隔座標Sに従って、S=Oから始まって縁部リングR rの外縁部へ近づくにつれ、減少する。また、上記縁部リングRrは外縁部に環 状の突出部Fを有しており、突出部Fは、縁部リングRrと、間接的には円錐形 ダイアフラムMとを緊締している。
さて、上記円錐形ダイアフラムMの内縁部よりも内側には、回転対称的で曲がり にくいダイアフラムPが接着されているやこのダイアフラムPは、上記駆動装置 Eのために球欠状の振動体として、及び駆動装置Eをダストから保護する部材と して役立つ、そして、ダイアフラムPの肉厚りも半径方向塵IjIrに従って変 化する。この肉厚りは、ダイアフラム軸線1においてr=0で始まり、ダイアフ ラムPの縁部において限界値r=R0で終わフている。
半径方向座標rにおけるr=R,の点では、上記円錐形ダイアフラムMとダイア フラムPとが、詳しく示1所を固定範囲と呼ぶこととする。しかし、この固定範 囲の半径方向の寸法は、概略的な第1図においては無視できるほど小さくしか示 されていない、また、上記ダイアフラムPと円錐形ダイアフラムMとは、一体成 形されていてもよい、その場合、半径方向座標rにおけるr = Ro (X  = r / Ro = 1 )の点の周辺では、ダイアフラムの肉厚りと円錐形 ダイアフラムMの肉厚Hとの変化に関する、理論的な考察によって得られる値と 、実際に得られる値とが異なっている。なぜなら、r=R,における上記2つの 肉厚り及び肉厚I(は理論上極めて小さくなるが、このことは実際に実現不可能 であるからである。
さて、振動コイル形状の駆動装置Eによって駆動されるダイアフラムPは、ピス トン式振動体として作用する。そして、このダイアフラムの肉厚りは、r=Ro /2周辺の中心環状範囲では半径方向座標rが小さくなるにつれて増大する。従 って、肉厚りの最小値はr=Roで得られ、最大値はr;0(実際はこの点近く )で得られる。しかも、常に軸方向で見ると、肉厚りは、上記中心環状範囲から ダイアフラム縁部(r=R)へ向かって極めて急勾配に減少しており、その一方 で、ダイアプラム軸線1へ向かって極めて急勾配に増大している。また、上記肉 厚りの許容誤差は±5%であり、有利には公式り、、=C,(i −X、)m、  xllに従つ”C変化する。こQ場合、x=r/Ro、c一定数、m=0.  1.、.0. 4 、 n=−0,05,、、−0,2(有利には、m=0.2 .n=−0,1)である、さらに、最大値と最小値との間では、肉厚り自身と肉 厚りの増大量及び減少量(つまり微分商d h / d r )が一定であるか 、又は少なくとも部分的にほぼ一定(はとんど一定)である、このことは、r= 0.05R。
からr=R0周辺の固定範囲まで延びる範囲内では、いかなる場合にも当てはま る。なぜなら、肉厚りの変化について述べる際に、縁部の固定範囲が上述した理 由のために場合によっては除外されねばならないからである。また、これと同じ ことが、ダイアフラム軸線1の周りの狭い中心範囲、つまり肉厚りが理論的には 無限に増大するが実際にはそのようには増大できない範囲、についても通用する 。
ところで、上記定数C5ひいてはダイアフラムPの肉厚りの平均値は、安全性を 加算した経験値によって、もしくは計算又は実験によって、公知形式で決定され る。この場合、選択される材料の剛性と、その密度(比重)とが考慮されなけれ ばならない、なぜなら、音波変換器の下限濁液数は、運動する質量体によって左 右されるからである。それ故、肉厚をできるだけ小さくしようとする場合には、 疲れによる破断の危険性と、(例えばダイアフラムの変形による)ひずみ現象の 発生とを考慮して、最小肉厚を維持しなければならない。従って、肉厚りは従来 の経験に基づいて選定されなければならない、その結果、音波変換器の所定最大 負荷能力に依存した最大変位時にも、ダイアフラムには、疲れによる破断も許容 できないほどのひずみも生じない。
さて、上記ダイアフラムは、均質の、又はフォーミングされて滑らかな表面を備 えた材料から製作されていると有利である。しかし、ダイアフラムの製作に手間 と費用がかけられてもよいならば、サンドイッチ形状のダイアフラムが製作され てもよい。
第2図に断面されて概略的に示されたスピーカは、永久磁石的な環状磁石2を有 しており、環状磁石2は軟磁性の芯33と磁極プレート4とを備えている。そし て、この環状磁石2により形成された磁気回路のエアギャップ内で中空シリンダ Zの所には、ダイアフラムPのための駆動装置E′が配置されている。また、中 空シリンダZは半径方向ガイドRIによって案内されており、かつ円錐形ダイア フラムMを駆動している、さて、第2図では、円錐形ダイアフラムMはい粉ゆる N a w i−ダイアフラム(nicht abwi −ckelbare  Membran)として構成されている。このようなダイアフラムは、第1図と は異なって円錐形状に形成されていないが、第1図に相当する肉厚断面形状を有 している。つまり、このような円錐ダイアフラム形状は、指数ホーンに似ている 。
さらに、本発明による基本形状を備えたダイアフラムについての規定は、別の基 本形状、例えば鐘形に湾曲した形状を備えたダイアフラムについても利用される 。
また、第2図では、ダイアフラムPの駆動装置E′のための半径方向座標が、ダ イアフラムP縁部のための半径方向座標rとは重ならない、しかし、ダイアフラ ムPだけに注目して見ると、ダイアフラムPはその縁部において実際に円錐形ダ イアフラムMによって直接駆動されている。つまり、円錐形ダイアフラムMはダ イアフラムPのための“駆動装置”として作用している。
さらに、第2図においては、円錐形ダイアフラムMが外縁部の所で縁部リングR 2へ移行しており、縁部リングR1の突出部Fがスピーカバスケット5に固定さ れている。そして、スピーカバスケット5は上記磁極プレート4に結合されてい る。また、この図面による縁部リングR1についての記載は、第1図による縁部 リングR7についての北載に相当している。
さらに別のダイアフラムP′が第3図に断面されて示されているが、この肉厚り は第1図によるダイアフラムPの肉厚りと同様に変化する。しかし、このダイア フラムP′は、ロッド形の結合部材Gどこの結合部材Gに固定された本体にとか ら成るおもりによって、中心で負荷されている。また、本体にはセンタリングダ イアフラムZ′に結合されており、センタリングダイアフラムZ′の縁部は不動 の軸受りによって支承されている。このような結合部材Gと本体にと部分的には センタリングダイアフラムZ′とから成る質量体は、この質量体のためにダイア フラムPが中心に有していない質量体を代用している。従って、上記公式h=C ・ (i−X、)m、Xnに基づいた場合とは異なり、この倍の肉厚りは無限に は増大しない。
IGj 国際調査報告 国際調査報告 EP 8901142

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ダイアフラムシステムであって、中心を閉鎖されて回転対称的な、音波変換 器のダイアフラムが設けられており、ダイアフラムが、その縁部近くでは、駆動 装置のための環状の固定範囲によって駆動されており、ダイアフラム縁部(Ro )とダイアフラム軸線(1)との間の中心環状範囲では、ダイアフラム軸線(1 )の方向で見てこのダイアフラム軸線(1)に近づくにつれ増大する肉厚(h) を有しており、この肉厚(h)が、ダイアフラム縁部(Ro)における上記固定 範囲と、ダイアフラム軸線(1)を中心としたダイアフラム直径の5%よりも小 さな直径を有して延びる中心範囲との間では、一定又はほぼ一定となっておりか つ上記中心環状範囲から上記固定範囲までは極めて急勾配に減少している形式の ものにおいて、ダイアフラムの肉厚(h)が、中心環状範囲から中心範囲まで極 めて急勾配に増大していることを特徴とするダイアフラムシステム。 2.ダイアフラム半径部位(Ro)の20%〜70%の環状範囲に、肉厚(h) の変化転向点(W)が位置している、請求項1記載のダイアフラムシステム。 3.肉厚(h)の変化転向点(W)が、ダイアフラム半径部位(Ro)の30% 〜60%の範囲に位置している、請求項2記載のダイアフラムシステム。 4.ダイアフラム半径部位(Ro)の5%の範囲におけるダイアフラム(P)の 肉厚が、ダイアフラム半径部位(Ro)の95%の範囲におけるダイアフラム( P)の肉厚の約2倍になっているか、又はそれよりも大きくなっている、請求項 1から3までのいずれか1項記載のダイアフラムシステム5.ダイアフラム(P )の中心範囲に、このダイアフラム(P)とは異なる材料から製作されたおもり (G,K,Z)が配置されている,請求項1から4までのいずれか1項記載のダ イアフラムシステム。 6.中心範囲とセンタリングダイアフラム(Z′)との間の結合部材(G)が、 上記おもりの一部を成している、請求項5記載のダイアフラムシステム。 7.ダイアフラムの肉厚(h)が、 x=5%〜90%の範囲で 公式h=C・(1−X3)m・xnに従って変化しており、この場合、xはダイ アフラム半径部位(Ro)に対して規格化された、ダイアフラム軸線(1)に対 して垂直な半径方向座標であり、cは定数であり、hはダイアフラム軸線(1) の方向で見た肉厚であり、m=0.1・・・0.4であり、n=−0.05・・ ・−0.2であり、誤差の偏位は±5%まで許容されている、請求項1から6ま でのいずれか1項記載のダイアフラムシステム。 8.上記公式において、m=0.2,n=−0.1である、請求項7記載のダイ アフラムシステム。 9.ダイアフラム材料の密度及び/又は弾性率が、ダイアフラム軸線(1)に対 して垂直な半径方向座標(r)とは関係なく、半径方向座標(r)が、通常の製 作手段によって得られる程度は一定である、請求項1から8までのいずれか1項 記載のダイアフラムシステム。 10.ダイアフラム材料の密度が、芯範囲から二つの軸線方向(A,B)へ向か って増大する、請求項1から9までのいずれか1項記載のダイアフラムシステム 。 11.ダイアフラムが、均質又はほぼ均質の、特にフォーミングされた材料から 製作されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のダイアフラムシステ ム。 12.ダイアフラム(P)が、被覆する対象に関してのみ回転対称的に形成され ており、かつ2つの固定的な被覆層の間の、フォーミングされた、又はフレーム としての、又は蜂の巣状の芯によって構成されている、請求項1から10までの いずれか1項記載のダイアフラムシステム。 13.上記ダイアフラム(P)が、環状の第2のダイアフラム(M)の、ダイア フラム軸線(1)に近い範囲に橋渡されており、第2のダイアフラム(M)が、 第1のダイアフラム(P)のための駆動装置として構成されている、請求項1か ら12までのいずれか1項記載のダイアフラムシステム。
JP51030189A 1988-09-30 1989-09-28 ダイアフラムシステム Pending JPH04503739A (ja)

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