JPH04503289A - ビデオカメラとビデオレコーダを備えた装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオカメラとビデオレコーダを備えた装置本発明は、請求項１の上位概念によ る装置を前提としている０画像のぶれを除去するための運動検出器を備えたビデ オカメラは、例えばドイツ連邦共和国特許第３６３４４１４号公報により公知で ある。

この種のカメラの場合、運動検出器例えばジャイレータによりカメラの動きにお ける加速度が測定される、所定の値を上回る加速度は、例えば衝突または振動の 形態である、意図せざるカメラの動きとして記録される。これにより識別信号が 形成される。この識別信号は、著しい加速そのものにより生じた画像のぶれを除 去するように、ターゲット上に画像信号を形成するための偏向動作を制御する。

この解決手段は、カメラ自体における構造的かつ電子的手法に関して著しく複雑 な構成を必要とする。このことは、携帯可能なビデオカメラはできるかぎり小型 にかつ軽量に構成すべきであるが故に不都合である。°。

したがって本発明の課題は、ビデオカメラとは全く独立して作動しかつ位置固定 されている装置内に組み込み可能であってしかも再生時に補正調整を可逆的に得 る自由度を残すようにした、画像のぶれを除去するための手段を備えた装置を提 供することにある。

この課題は、請求項１に記載の発明により解決される０本発明の有利な実施例が 請求項２以下に記載されている。

本発明は以下の認識および配慮に基づく、記録動作時のカメラの動きは、一般的 に２つの運動成分を含んでいる。ｊｌｌの運動成分は、例えば旋回運動のように 操作者が要求するカメラの動きである。この運動成分は一般的に滑らかな（連続 的な）比較的緩慢な運動である。第２の運動成分は、衝突、振動あるいはカメラ 使用者の手ぶれにより引き起こされる、操作者の望んでいない動きである。この 成分は栗ｌの成分と比べて著しく急速であって例えば衝撃的である。通常、この 第２の成分により画像中に不所望なぶれが生じる。したがってカメラに配属され た運動検出器により、カメラのその都度の動きが検出される。しかし検出器によ り形成される、運動を表わす識別信号はカメラ内で利用されるのではなく、まず ビデオレコーダにおいてビデオ信号といっしょに記録される。したがって記録さ れた信号は、記録全体の各瞬間にいかなる運動をカメラが行ったかという情報を 含む。再生時に識別信号は特別な回路において、所望のものであり補正の必要の ない第１の運動成分と、再生時にその影響を排除すべき第２の運動成分とに分析 される。そして第２の運動成分に基づく識別信号は、画像のぶれを低減させるよ うにビデオ信号を制御する目的で再生時に利用される本発明による解決手段は、 カメラそのものについては著しく僅かな構成しか必要としない、という利点を有 する。何故ならば識別信号はカメラ自体においては利用されないからである。こ れに対して画像のぶれを低減させるようなビデオ信号の処理は、記録された信号 を再生する際に行なわれる。つまり一般的に位置固定されている装置において行 なわれる。これにより、ぶれを低減させるようなビデオ信号の上記の後処理を、 時間尺度を変化させて、例えば著しく緩慢にされた速度で行なうことができる、 という利点が生じる。ビデオ信号を緩慢に後処理し補正するためのこの種の方法 は、ドイツ連邦共和国特許第３６１８２３６号公報に詳細に記載されている。記 録全体の本来の時間よりも著しく長い時間にわたるこの種のも理は、位置固定さ れている装置によって問題なく行なうことができる。

時間尺度を変化させて行なわれるこの種の処理により回路が実質的に簡単化され 、かつビデオ信号地理における効果を高めることができる。しかも後処理のパラ メータは何回ものテスト作動により実験的にめることができ、その際、このテス ト作動によっても記録そのものは変化されない。

次に本発明を図面に基づき説明する。

第１図は本発明の基本動作を示す図である。

第２図は藁１図の動作を説明するためのターゲットを示す図である。

第３図は再生回路の基本回路図である。

第４図は運動に関する経過／時間を示す図である。

第１図にはビデオカメラｌが示されており、このビデオカメラは線路２にビデオ 信号Ｖを送出する。このビデオ信号Ｖはビデオレコーダ３の入力端子６へ導かれ 、このレコーダ３により記録される。カメラｌに付加的に運動検出器（加速度セ ンサ）４が配属されており、この検出器はカメラの動きの速度および加速度を、 ターゲット平面のＸ方向およびｙ方向に関する成分として検出する。運動検出器 ４はカメラの動きを表わす識別信号Ｋを線路５に送出する。この識別信号にはレ コーダ３の別の入力端子７へ導かれ、同様にレコーダ３により記録される。識別 信号には主として１０Ｈｚまでのオーダの低周波成分を有しており、例えば音声 信号よりも低い領域において、斜めトラックにより書き込まれる形式のビデオテ ープの長手方向トラック上に記録することができる。したがってレコーダにより 画像内容を表わすビデオ信号Ｖと、瞬時ごとにビデオカメラｌの動きを表わす識 別信号にとが記録される。

第２図にはカメラｌのターゲットＴが示されており、このターゲットはカメラｌ により捕捉された画像によって完全に照射される。さらにビデオ信号Ｖを形成す る目的で、ターゲット全体が走査される。したがってビデオ信号Ｖは、点Ｐ１か ら点Ｐ２までのターゲットＴのすべての画像内容を表わす、ターゲットＴ全体の 上記のビデオ信号Ｖは第１図にしたがって記録される。

しかしこのようにして記録された信号を再生する際には、まず点Ｐ３と点Ｐ４の 間の画像部分Ｂの信号が評価される。対物レンズとターゲットとを備えた装置全 体は、画像部分Ｂが再生のために要求される画像部分と一致するように、つまり 画像部分Ｂの外側の周辺領域の画像部分は再生されないように構成されているカ メラ１が衝突運動を受けたりあるいは振動運動を受けたりした場合、ターゲット Ｔ全体においてカメラぶれを意味するずらされた画像が結像される。しかしこの ようなぶれが生じても、所望の画像部分Ｂそのものは依然としてターゲットＴの 範囲内にあるとことが前提とされており、これは点Ｐ５と点Ｐ６の間のずらされ た画像部分Ｂｖにより表わされている。つまりターゲット全体のビデオ信号が記 録されているので、たとえぶれが生じてもそれ自体所望のずらされた画像部分Ｂ ｖを利用できる。そもそも再生の際には点Ｐ３と点Ｐ４の間の画像部分Ｂのビデ オ信号だけが評価され、他方、識別信号Ｋによりぶれが示されたときには、存在 するすべてのビデオ信号Ｖのうち点Ｐ５と点Ｐ６の間の画像部分Ｂｖに対するビ デオ信号が評価されるように動作する。つまりこのようにして、記録されたビデ オ信号Ｖを再生する際にぶれを除去することができる。

第３図には、第２図による補正を実施するための装置の基本構成に示されている 。ターゲットＴ全体のビデオ信号Ｖは遅延段８を介して補正装置９へ導かれ、他 方ではこの補正装置へ識別信号Ｋが導かれる。遅延段８を設けたことにより、補 正装置９において“以後の画像信号”に関するビデオカメラの運動の時間経過が わかるようになる。このことにより識別信号Ｋによって、適時のビデオ信号の修 正あるいは時間的に先行してのビデオ信号の修正が可能となる。つまり補正装置 ９内では画像部分Ｂに対するビデオ信号Ｖだけが評価され、ＢとＴの枠との間の 周辺領域のためのビデオ信号は除外され、さらに必要に応じて、評価される画像 部分が＠２図のＢからＢｙへずらされる。これにより補正装置９の出力側におけ る端子１０には、画像部分Ｂだけを表わす修正されたビデオ信号Ｖｍが生じる。

しかしこの場合ぶれを除去する意味で、識別信号ＫによりターゲットＴ内におい て位置がＢからＢｖへずらされているかもしれないのである。

第４図にはカメラ１の運動Ｓが時間ｔに対して示されている。この運動は直線１ １に相応する第１の成分を有しており、これは所望の緩慢な旋回運動を表してい る。この運動成分は検出器４によっては評価されず、あるいは識別信号にの範囲 内では補正装置９において考慮されないままである。運動成分１１には成分１２ が重畳されている。この成分１２は比較的高い周波数成分を有しており、振動ま たは揺動の形態の、カメラの不所望な急速な運動を表わしている。補正装置９に おいて、この比較的高い周波数成分Ｉ２はすべての識別信号にの範囲内で検出さ れ、前述のように第２図、３にしたがってビデオ信号Ｖを修正するために利用さ れる。

識別信号にの評価は有利には１つのプロセッサ内で行なわれる。このプロセッサ は第４図による曲線経過ｓ＝ｆ　（ｔ）を分析し、所望の旋回運動を表わす成分 １１による緩慢ななめらか経過と、不所望な急速な運動を表わす成分１２による 急速な経過とを区別する。

Ｆｉｇ、４ 国際調査報告 □１□−ＰＣＴ／ＥＰ　９０／ＧＯ＋７５ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ鉗Ｅ　ｌ’１ｌＴＥ ＲＮＡＴＩＯＮ＾Ｌ　５ＥＡＲ（ＨＲＥＰＯＲＴＯＮ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮ ＡＬ　ＰＡＴＥＮＴ　ＡＰＰＬＩＣＡ丁１ＯＮ　ＮＯ６ＥＰ　９０００１７６

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．ビデオカメラ（１）と該カメラにより形成されるビデオ信号（Ｖ）を記録す るためのビデオレコーダ（３）とを備え、前記カメラに配属された連動検出器（ ４）がカメラの動きを表わす識別信号（Ｋ）を形成する形式の装置において、 識別信号（Ｋ）をビデオ信号（Ｖ）とともにレコーダ（３）において記録するよ うにし、ふれが除去されるようにビデオ信号（Ｖ）を修正するために、再生時に 補正装置（９）において前記識別信号を用いるようにしたことを特徴とする、ビ デオカメラと該カメラにより形成されるビデオ信号を記録するためのビデオレコ ーダとを備えた装置。
2. ２．カメラ（１）のターゲット（Ｔ）が、面像再生に用いられる画像部分（Ｂ） よりも大きくされている請求項１記載の装置。
3. ３．ターゲット（Ｔ）全体を走査することにより得られたビデオ信号（Ｖ）を記 録するようにし、画像を再生するためには画像部分（Ｂ）に配属されたビデオ信 号だけを用いるようにした請求項２記載の装置。
4. ４．記録された部分に対する、デイスプレイに表示される画像部分（Ｂ）の相対 的な位置を、再生時に識別信号（Ｋ）により制御できるようにした、請求項３記 載の装置。
5. ５．ビデオ信号（Ｖ）が遅延段（８）を介して補正装置（９）へ導かれるように した、請求項１記載の装置。
6. ６．運動検出器（４）がジャイレータにより構成されている請求項１記載の装置 。
7. ７．レコーダにおいて識別信号（Ｋ）が音声信号とともに記録されるようにした 請求項１記載の装置。
8. ８．斜めトラックにより記録されるレコーダにおいて識別信号がテープの長手方 向トラックに記録されるようにした請求項７記載の装置。
9. ９．衝突連動または衝撃運動のようにカメラ（１）の好ましくない急速な動きに 対してのみ、識別信号（Ｋ）の形成、記録および／または評価を補正装置（９） において行なうようにした請求項１記載の装置。
10. １０．補正装置（９）が１つのプロセッサであるようにし、該プロセッサにおい て、ビデオ信号（Ｖ）の持続時間よりも長い拡大された期間中、ビデオ信号（Ｖ ）が緩慢化されるようにした請求項１記載の装置。