JPH04502771A - キラルな有機金属複合体およびその使用 - Google Patents

キラルな有機金属複合体およびその使用

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JPH04502771A
JPH04502771A JP2514853A JP51485390A JPH04502771A JP H04502771 A JPH04502771 A JP H04502771A JP 2514853 A JP2514853 A JP 2514853A JP 51485390 A JP51485390 A JP 51485390A JP H04502771 A JPH04502771 A JP H04502771A
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デイビス,スティーブン グラハム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラルt 金 ム および の 本発明は、プロキラルなカルボニル含有化合物を非対称水素添加して対応するヒ ドロキシル含有化合物の単一エナンチオマとする新規なキラルな有機金属複合体 に関する。この種のヒドロキシル化合物は、票剤、農業化学物質および他のファ インゲミカルの製造において工業的に使用される。
プロキラルなケトンのキラルなアルコールへの酵素的変換は、ニコチンアミド補 酵素NADHおよびHADPHによって媒介され得る。大半の場合、この変換は 、キラルなアルコールの好適なエナンチオマに対して高度に立体選択的であるの みならず、補酵素について触媒的でもある。その結果、従来技術においては、モ デルアナログを使用することによりこの変換を模倣することに大きな興味が持た れていた0例えば、バイオ・インオーガニック・ケミストリー第1巻の講演ノー ) (1986)スプリンガー・ベルラーグでは、モデルアナログとして種々の キラルな1.4−ジヒドロキシピリジンを使用することが記載されている。しか しながら、この種の方法は、これらは化学量論的にのみ示されているという点で 欠点があり、これらを触媒的にしようとする試みは成功していない。
報告された僅かの反応は非キラルなモデルアナログに限られ、更に非常に遅く不 十分でさえある(例えば、テトラヘドロン・レター19784815. Nou v J Chin 19848719および19859389を参照することが できる)。
キラルな有機金属助剤により修飾されたN−置換−1,4−ジヒドロキシピリジ ンに基ずくモデルアナログの新規な一群をこの度突き止めたが、この構成員は、 ケトン、ギ酸アシルまたはアロイルのようなプロキラルなカルボニル含有化合物 の非対称水素添加に有効な試薬である。
本発明によれば、次の一般式(I)を有する化合物が提供ただし式中、 (i)Opは弐Cs (R’ ) s (式中、R1基は独立に水素、メチルま たはエチルまたはインデニルリガンドである)を有するシクロペンタジェニルリ ガンドであり、(ii)Zは式X (R’ ) 2 (Y) (式中、Xはリン 、ヒ素またはアンチモンから選択され、R4基は独立にアリールまたはアロキシ であり、Yは−R’ 、−NHR’ および−OR’(式中、R5はヒドロカル ビル基である))から選択され、(iii) R基は独立に水素、ハロゲンまた はCI〜C,アルキルであり、 (iv)R’は水素、C0〜C6アルキル、ベンジルおよび−CO□R’ (式 中、R4は01〜C6アルキルである)から選択され、 (v)R’は水素、CI”’−C、oアルキル、フェニルおよびベンジルから選 択され、 (vi)BはRまなはCOY (式中、Yは−NHR)、−OR’および−SR ’ (式中、R7はヒドロカルビル基である)から選択される)である。
式(I>の化合物はキラルであり、非対称水素添加の目的のためには、2つの可 能なエナンチオマの1のみを用いるのが好適である。よって、本発明の1つの! I!様では、実質的に光学的に純粋な形態の一般式(I)の化合物の単一エナン チオマが提供される。実質的に光学的に純粋な形態という用語により、与えられ た化合物の2つの可能なエナンチオマの1つが全サンプルの少なくとも95モル %を構成することを意図シクロペンタジェニル(CsHs)、ペンタメチルシク ロペンタジェニル(Cs (CHs ) s ) 、モノメチルシクロペンタジ ェニル(CI H4(CH)))t−たはインデニルから選択するのが好適であ る。シクロペンタジェニルはeta−5に結合し、すなわち鉄原子に対して対面 する。リガンドZは、適切にはXがリンであり、R4基がフェニル、フェノキシ 、C1〜C6アルキル置換フエニルおよびC1〜C6アルキル置換フエノキシか ら選択されるものである。双方のR基がフェニルまたは独立にC0〜C4アルキ ル置換フエニルであれば好適である。
Zに結合した残余基Yは、好ましくは式−R5および−OR’ (式中、R5は ヒドロカルビル基である)を有する。
R5基の1つの好適な種類は、CI〜C2゜アルキルまたはアルコキシ基である 。他の種類は、フェニル、フェノキシ、C2〜C6アルキル置換フエニルまたは C1〜C,アルキル置換フェノキシ基により与えられる。Zの最も好適な例は、 トリフェニルホスフィン、ジフェニルシクロへキシルホスフィン、トリフェニル ホスファイトおよびジフェニルシクロへキシルホスファイトである。
式(1)の化合物の特に好適なサブクラスでは、リガンドZはそれ自体キシルで ある。この種のリガンドにキシル性を導入する最も適切な方法は、Y基をキシル とするものである。
好適なキシルなY基は、R5がキシル中心を含有するものであり、Yが−oRs であッテ、−0R5が式HORSの対応するキシルなアルコールから誘導される ものが特に好適である。−OR’を誘導し得る好適なキシルなアルコールには、 天然に存在するキシルなアルコール、例えばメントール、ボルネオール等のエナ ンチオマが包含される。
リガンドZがキシルである場合、式(1)の対応する化合物の合成には2つの可 能なエナンチオマの1のみを使用するのか好適である。
この化合物に結合する他の基については、ヘテロ環部分のR基は好適には水素ま たはメチルとする。最も好適には全てのR基を水素とする R2基は、好ましく は水素、メチル、エチル、フェニルおよびベンジルから選択する。RIは、好ま しくは水素、C1〜C4アルキル、ベンジルおよび−Co2R’ (式中、R6 は01〜C,アルキルまたはフェニルである)から選択する。
基Bの一部を形成し得るヒドロカルビル基R7については、これを原則として全 ゆる基とし得るが、好ましくは1以上のキシル中心を有するものとする。:?! 切な基には、C1〜C3゜アルキルまたはヒドロカルビル基またはアリール基に より置換されその誘導体、例えばフェニル、−OH、ハロゲン、−CN、−OR 等が包含される R7基の好適な種類は、キシル中心がY中の窒素、酸素または イオウ原子に隣接するものである。この種のR7基の1つの種類は、式−C(P h)(R’ )2 (式中、R8基は水素、−0H1−CI、−Br、−CN、 −ORおよびC+ 〜C4アルキルまたはヒドロキシアルキルであるが、ただし これらは同一ではない)を有する。
この種のR7基の他の好適な種類は、COYがβ−ヒドロキシ−カルボキシアミ ド基を構成するよう選択するものである。適切なR7基の例には、 −(C(R’ )HCH(R”)(OH)(式中、R9はC1〜C6アルキル、 フェニルまたはCO2R” (式中、R11は01〜C6アルキルである)であ り、R”は水素、C3〜C6アルキルまたはフェニルである)が包含される。
式(I)の化合物(式中、R1はC3〜C6アルキルまたはベンジルであり、B はRである)は、適切には式(IF)の対応する化合物(式中、Q−は例えはハ ライドのようなアニオンである)を還元することにより調製する:式(I[)の 化合物に対する非常に適切な種類の還元剤は、弐M2 S 2o −(式中、M は好適にはナトリウムまたはカリウムである)のアルカリ金属ジチオナイトであ る。還元は適切には室温以下で行い、例えばアルゴン、窒素等のような不活性雰 囲気とし、水性ジチオナイトとジクロロメタンおよび/またはメタノールのよう な溶剤とを使用する2相系とする。
式(I)の化合物を調製する他の方法は、次の式:の対応する化合物を電子試薬 により処理することからなる。
典型的な電子試薬には、アルコール、例えばメタノールが包含され、化学種(こ の場合、R’ =H1式CIC02R’またはB rCO2R’ (R’ =C O2R’ )のハロホルメートエステルおよび式(R’ O)、SO□のスルフ ェートまたは式R’ B r *たはR’ I (R’ =C,〜C,アルキル またはベンジル)のハライド)の生成を図る。この種の反応は、好ましくは適切 な溶剤、例えばTHF中で、室温以下にて不活性雰囲気中で行う。
式(Ir)の化合物は、式R’ Qの四級化剤を用いて次の式:の化合物を四級 化することにより適切には調製する。適切な四級化剤には、式R’Qのヨウ化物 または臭化物またはスルホン酸のR1エステルが包含される。
R2が水素以外である式(I[>の化合物は、適切には次のの化合物のパラ選択 的アルキル化により調製する。典型的なアルキル化/アリール化試薬は、式R2 ,8(式中、Bは族IA、I[AまたはIA金金属あり、nは特定の使用する金 属の酸化状態に対応する整数である)を有するものである0例には、メチルリチ ウム、n−ブチルリチウム、フェニルリチウム、トリメチルアルミニウム等が包 含される。
式(IV)および(V)の化合物は、アニオンCpFe(Co)z−の塩から2 工程で調製することができる。第1工程では、次の式 または のピリジン誘導体により処理する(式中、VはC1またはBrである)0次の式 間圧力水銀アークランプからの紫外線を使用して行うことができる。
また、式(IV)および(V)の化合物は、式CpFe (CO)Z−のアニオ ンと式(TV)または(■)の化合物とを反応させることにより調製することが できる。アニオンCpFe (Co)Z−は、対応するカルボニルハライドCp Fe (Co)H−およびリガンドZから調製することができる。
BがCOYである一般式(I)の化合物は、適切には対応する前駆体を光分解す ることにより調製するが。
リガンド2の存在下とする。典型的には、この光分解は、不活性乾燥溶剤中で紫 外線照射により行う、この種の前駆体はそれ自体対応するピリジン前駆体の四級 化および続く還元により調製することができる: 典型的な四級化剤には、式R’ItたはR’Brのヨウ化物または臭化物誘導体 が包含されるが、四級化した材料の還元は、例えばアルカリ金属ジチオナイトを 用いることにより行うことができる。
ピリジン前駆体(XII)は、適切にはアニオン[CpFe (Co)2 ”J ’″から調製し、(a)次の式:の置換ピリジンにより処理して(式中、X基は 独立にハロゲン(例えばCI、BrまたはI)である)次の中間体を生成し、 (b)その後−酸化炭素により中間体(X IV )をカルボニル化することに より、式R’NH2のアミンまたは弐R70Hのアルコールまたは式R’SHの チオールの存在下とし、パラジウム触媒の存在下とする0両者の工程は、適切に は乾燥溶剤(例えばTHF)中で行う、工程(a)は適切には室温以下で行うが 、工程(b)は−酸化炭素の過圧下に昇温下で行う。
BがCOYである式(I)の化合物は、式CpFe (Co)Z−のアニオンか ら調製することもでき、一連の類似する反応によるが、この場合は光酸化工程は 必要としない、標準的な技術を使用して対応するハロゲン化物CpFe(Co) ZHからアニオンを調製することができ、る。
式(I>の化合物は、ケトン、アシルまたはアロイルホルメートのようなプロキ シルなカルボニル含有化合物の非対称還元の有効な試薬であることを突き止めた 。
本発明のB様によれば、ヒドロキシ基に結合した炭素原子においてキシルである ヒドロキシ含有化合物の単一エナンチオマを調製するに際し、カルボニル基にお いてプロキシルなカルボニル含有化合物を、キシルな鉄化合物が酸化される条件 下で25℃以下の温度で前記式<I)を有するキシルな鉄化合物の単一エナンチ オマにより還元することからなる方法が提供される。
前記特定した方法の第1の態様では、プロキシルなカルボニル含有化合物は、ル イス酸の存在下に単一液相中にてキシルな鉄化合物により処理する。好適なルイ ス酸はマグネシウムまたは亜鉛塩、例えば過塩素酸マグネシウムである。この方 法は適切には、ニトリル溶剤、好ましくはC,〜C6アルキルニトリルまたはベ ンゾニトリル溶剤中で行う、最も好適なのはアセトニトリルである。他の極性溶 剤、例えばジクロロメタン、THF等も使用することができる。
反応は、適切には不活性雰囲気、例えばアルゴン、窒素等の下、25℃以下の温 度、好ましくは0℃〜25℃の範囲で行う、使用する全ての化合物が実質的に乾 燥していることが好ましい。
如何なる理論にも拘泥することを望むものではないが、処理工程の際にプロキシ ルなカルボニル含有化合物がキシルな鉄化合物により還元され、これは次に化学 量論的に酸化されて次の一般式: を有するキシルな化合物の単一エナンチオマとなる(式中、Q−はアニオンであ る)と考えられる。
式(II)のキラルな化合物は生成物混合物から分離され、アルカリ金属ジチオ ナイト塩、例えばカリウムまたはナトリウム塩のような還元剤を使用する還元に より式(1)の化合物に再変換される。したがって第1の態様の方法は循環的に 操作することができ、容易に調製し得る安価な材料であるルイス酸およびジチオ ナイトのみが消費される。
本発明の第2の態様では、プロキラルなカルボニル含有化合物は、水相と非混和 性の有機相とからなる2相系を使用し、式(I)のキラルな鉄化合物により処理 する。この系では、プロキラルなカルボニル含有化合物の非対称水素添加は有機 相中で生起し、式(II)のキラルな鉄化合物の還元は水相中で生起する。
非温和性有機相については、これは好ましくはハロゲン化有機化合物、例えばジ クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等、またはアセトニトリルのようなニ トリルとする。
使用する水相は、アルカリ金属ジチオネートのような適当な還元剤の溶液とする 。水相は適切には緩衝させて、例えば6〜7(25℃)の範囲のPHとする。
有機相は、必要に応じて前記したようにマグネシウムまたは亜鉛を含有し得る。
しかしながら、これはこの方法に不可欠なものではなく、マグネシウムまたは亜 鉛が存在しなくても有機相中で水素添加が起こり得ることが認められた。
第2の態様の方法は、適切には25°C以下、好ましくはO℃〜25°Cの温度 で不活性雰囲気中で行う。
本発明の態様の方法は、例えばケトン、アシルまたはアロイルホルメートのよう な全ゆるブロキシルなカルボニル含有化合物に適用することができるが、次の式 :%式% (式中、R]2はC1〜C1゜アルキルまたはフェニルであり、R”は01〜C 10アルキル、フェニルまたは水素である)によるアシルまなはアロイルホルメ ートの還元に特に適切である。この種の方法では、キラル性は印を付けた炭素に おいて生成する。好適なR”およびR”基は、01〜C,アルキルまたはフェニ ルである。
以下の例によりこの発明をここに説明する。
X鳳 全ての反応および精製は、標準的な真空ラインおよびシュレンクチューブ技術を 使用し、窒素雰囲気下で行った。全ての溶剤の除去は、減圧下で行った。(TH F)はナトリウムベンゾフェノンゲチルにより乾燥し蒸留した。ジクロロメタン はカルシウム水和物により蒸留した。ヘキサンは、67〜70℃の範囲で沸騰す る両分を意図する。メチルリチウム(1,4M、ジエチルエーテル中、低ハロゲ ン化物含量)およびn−ブチルリチウム(1,6M、ヘキサン中)はアルドリッ チにより供給されたものを使用しな、フェニルリチウム(0,35M、ジエチル エーテル中)は、標準的な文献的方法によりリチウムワイヤおよびブロモベンゼ ンから調製した。 i、r、スペクトルはジクロロメタン中でベルキンーエルマ 297装置により記録した。プロトンn、1.r、スペクトルは300.138 Hzでプル力W H300分光光度計により記録し、残余のプロトン溶媒を参照 し、(CHI )−S Lからのデルタpanとして記録した化学シフトによっ た。カーボン13n、 n、 r、スペクトルは、溶媒としてCD CI 3お よび内部標準を使用し62.908Hzでプル力A M 250スペクトロメー タにより記録し、(CH3)A S iからのデルタppIとして記録した。リ ン31n、1.r、スペクトルは、溶媒としてCD Cl sを使用し101. 268H2て゛プル力A M 250スペクトロメータにより記録し、D20中 のトリエチルホスフェートの外部標準からのデルタppHとして記録した。マス スペクトルは、EIおよびFD技術を使用し、V、G、ミクロマスZAB2F装 置により記録した。
割土■ユ [fn’ −C2)1 s )Fe(CO) 2 Co−3−ピリジン] (■ ;R=H)の調製 文献的方法により調製し新たに蒸留した塩化ニコチニル(21,27g、150 .21lol)を20分間かけてTHE (50nl)中の溶液として一78゛ CでTHF (4001)中のun!′−C2Hs )Fe(CO) 2 ]  −Na+の撹拌溶! (24,00g、67.8nnolのシクロペンタジェニ ルジカルボニル鉄二量体から調製)に対して添加した。混合物を一78℃で2時 間攪拌した後、周囲温度に加温し、−夜攪拌した。溶剤を除去し、ジクロロメタ ン(5001ml>を添加し、得られた溶液をセライトを介してろ過した。粗製 生成物を濃縮し、アルミナ(等級工)によりクロマトグラフを行い、紫/赤色の シクロペンタジェニルジカルボニル鉄二量体が最初に溶出しく1:1ヘキサンジ エチルエーテル)、その後黄色の所望の生成物(酢酸エチル)を得た。溶剤を除 去し、黄色結晶固体として所望の生成物(24,47g、72%)を得た。ジク ロロメタン/シクロヘキサンからの再結晶により分析的に純粋なサンプルを得た (実測: C55,4; H3,1; N 4.8.CI3H* FeNOsは C55,16,H3,20; No、 95%を要する);2100vs (C −0)、196Svs (C−0)、 1600s crw−’ (C−0);  ’Hn、e、r、 (C6D6) 9D09 (1)i、bs、2−H)、C49(IH,bピ、3J)ll)l 3.7 ) 1=、6−H)、7.54 (1H1ご;。
3:yH7,9Hz、4;にH2,OHz、4−H)、6.70 (IH,d( % 7.9. 4.〕H:、5−H)、4.0ム (5H,s、C3H3);  13CC’H) n、rz、r、 213.30 (s、C−0)。
150.50 (s、6−C)、147.29 (s、2−C)、l&s、07  (s、3−C)、13241 (s、4−C)。
123.31 (s、5−C)、 66.23 (s、 C3H3)、工128 3 (H”)、 255 (+<−26)K族■ユ [(n’ −C,HS )Fe(Co)(PPh 3 ) C0−3−ピリジン :I (V;R=H,Z=PPh 、 )の調製 シクロヘキサン(140II>中のトリフェニルホスフィン(3,70g、14 .1nnol)の溶液中の微細に粉砕した実施例1の生成物(2,66g、9. 4 nIIol)の懸濁物を、パフビア125−W中間圧力水銀アークランプを 使用して石英浸漬装置中で内部的に照射した。 ir (2100および196 5CT!−’におけるカルボニルストレッチの消失)により反応を監視し、72 時間後に反応を停止した0反応容器の壁を被覆したオレンジ色の沈殿物である生 成物をろ過により分離し、シクロヘキサンにより洗浄した後、CH2Cl□に溶 解し、アルミナ(等級V)を介してろ過した。溶剤を除去し、残渣をヘキサン/ CH−C12から結晶化してオレンジ色の結晶固体として所望の生成物(3,9 4g、81%)を得た(実測: C69,4,H4,8; N 2.7. P  5.8 。
CsoH1JeNOt PはC69,65; H4,68,N 2.71. P  5.99%を要する)・ v、 rnax。
j940vs (C−0)、JS80s erc−’ (C−0); lHr、 、z、r、(CDご!3) B、46.(IH,cid。
”hA”7 F、Z、 J)!1(1,6Hz、6−H)、8.20 (IF、 、d、 JH31,s Hz。
2−H)、 7.50−7.28 (lsH,m、 Ph)、 7.23 (1 M、 t−、J聞7.9 FZ、 jHHl、9)!z、ムー)り、 7.12  (lH,dd、 J<、4 7.9. 4.8 ki=、5−H)、4.59  (5!’、、と。
3jpH1,3H@、 C3H3); 13C(lH) r、、c、r、220 .43 Cti、 2Jp(31,6H:。
C″O)、149.46 (S、6−C)、147.30 (s、2−C)、1 46.61 (S、C−3)、lHS、BS (ピ。
K臣且ユ 2の生成、 ・ −薬および・轡 試案との1.゛、の区旦二盈工土I アルキルまたはアリールリチウム(Q、9 nnol、メチルリチウムの場合は 5.81ol)を、−78℃でTHF(5011>中の実施例2の生成物(30 0mg、0.58nno I )に添加し深い赤色の溶液を得た。混合物を一7 8℃で1時間撹拌した(メチルリチウムを使用した場合、混合物を一40℃に加 温し、更に2時間撹拌した後−78℃に再冷却した)、メタノール(1111) 、クロロホルメート(3,2anal、メチルリチウムを使用した場合は6.4  wIIol) 、!たはジメチル硫酸(0,25nl、2.64nnol、メ チルリチウムを使用した場合は0.75i 1.7.92n11o I )をそ の後滴下添加してオレンジ色の溶液を得た。メタノールおよびクロロホルメート 反応物については、混合物を一78℃で更に0.5時間攪拌し、室温に加温し、 溶剤を除去した。ジメチル硫酸については、混合物を加温して2時間周囲温度と し、1時間攪拌し、飽和NaHCOs (20nl)を添加した。その後得られ た混合物を2時間撹拌し、有機層を分離し、水層をジクロロメタン(2X30n l)により洗浄し、合せた有機物を濃縮した。それぞれの反応物から得られたオ レンジ色の油をジクロロメタン(3xlO1)により抽出し、アルミナ(等級V )を介してろ過した。 ’ Hn、n、r、 (300MHz ) スヘクトロ スコビーにより粗製生成物複合体を分析した。生成物複合体をアルミナ(等級V 、生成物D−F)により精製し、1:1ジクロロメタンジエチルエーテルにより 溶出しくジエチルエーテルにより溶出しな(G−J)および(に、L)、ジクロ ロメタンにより溶出した全ゆる未反応複合体)、ジクロロメタン−ヘキサンによ り結晶化した。製造した生成物を表に示す。
3の 応で 遺した サンプル 使用した 民尺羞 L基量 求核試案/ 1隻ヱx1 血塗」L仁!上 血塗」L仁り上 A Heti z=pph 3.、R=H(Y)につきFt 2 =HeB P hLi 2=PPh s 、R=H(Y)eつきR2=PhCnBuLi z= pph s 、R=H(V)につきR”=nBu化遣J血塗L上 血塗JL仁り よ り メタノール 生成物A (夏)につきR1=HE メタノール 生成物B  (璽)につきR’ =HF メタノール 生成物C(1)につ)R1=HG C lCO2He 生成物A (1)につきR’ =CO2HeHClCO2He  生成物B fl)につきR” =CO2HeI ClCO2He 生成物C(1 )につきR’ =CO2HeJ ClC0□ph 生成物A +1)につきR1 =C0□phK (Hem)2SO2生成物A (1)につきR’=HeL ( Hem)2SO□ 生成物B(1)につきR’=He寒l自Iユ (R5) −[(n’−C2Hs )Fe(CO)PPh、 )co−:3−  (N−メチル−1,4−ジヒドロピリジン)コの調製 ヨウ化メチル(41)をジクロロメタン(60nl)中の実施例2の生成物(1 ,368g、2.65inol )のオレンジ色の溶液に添加した0周囲温度で 18時間攪拌して赤色の溶液が得られた。
溶剤を除去し、オレンジル茶色の無定形固体として(R3)−[(n’−C2H s )Fe(CO)(PPh s )CO−3−(!H,s、2−H)、ム、7 4 (5H,ピ、3J+oH1,0)!:、C3)i5)、4.40 (3H, s、CHB);亡532(カチオンのM+)。
ピリジニウム複合体をメタノール(20nl)およびジクロロメタン(801) の混合物に溶解し、ナトリウムジチオナイト(85%、5.(log、24.4 1信101)および炭酸水素ナトリウム<3.0Hg、35.711raol) の蒸留水中(60111>の溶液に添加した。得られた2相混合物を暗所で16 時間激しく攪拌した。有機層を分離し、水相をジクロロメタン(2X3011+ ) C;より2回洗浄し、合せた有機物を濃縮した。アルミナ(等級V>t:よ るクロマトグラフィにより、ジクロロメタンC;よる溶出C;際して、オレンジ 色の固体として所望の生成物(1,204g、85%)が得られた。エタノール −ヘキサンからの結晶化に際して赤色針状物が得られ、これは1等量のエタノー ルを含有していた(実測C68,7; H5,75: N 2.2; P 5. 3゜CslH2sFeNOi P +CHs CH20HはC68,40; H 5,91; N 2.42゜P 5.35%を要する)、ジクロロメタン−n− へブタンからの結晶化により、オレンジ色固体として純粋な1.4−ジヒドロピ リジンが得られたく実測C69,84,H5,59,N 2.81 。
CslH2sFeNO□Pは、C69,81; H5,29; H2,63X)  82.63%を要する)。
v 19osvs (Co)、+740+1133.46 (d、 2jt+( 9,3Hz、 Ph Corzh。)+ 129.43 (s、 6−C)、  129.39 (s、 oh r、、c、:、72.38;亡5三3(に−〉K隻■二 (R)−(”))−F(n’ −Ct H,)Fe(CO)(PPh 2(0− (L)−メンチル)CO−3−ヒ!Jジン] (V : R=H,Z=PPh  2(0−(L)−メンf−ン))の調製 ジクロロメタン(70nl)中の実施例1の生成物(3,6g、12.7110 1)およびジフェニルホスフィン酸([)−メンチルエステル(6,0g、16 m11o l、文献的方法により調製)の溶液を、ハフビア125−W中間圧力 水銀アークランプを使用して内部的に照射した。i「(実施例2参照)により反 応を監視し、5時間後に照射を停止した0反応混合物をその後濃縮し、アルミナ (等級V)によりクロマトグラフを行い、未反応ホスフィン酸エステルをヘキサ ンにより溶出した。ジエチルエーテルによる溶出に際して、所望の生成物の(R )−および(S)−ジアステレオ異性体の1=1混合物が得られた( 4.12  g、54%)。
実施例1の未反応生成物(1,58g、44%)はその後ジクロロメタンにより 溶出した。
ジアステレオ異性体の混合物をジクロロメタン/ヘキサン(重量により約1=5 )中に溶解し、(R)−(”)−ジアステレオJ1[ヲ−20℃で結晶化させた (0.86g、11%d、e、、31pNHRにより150 : 1より良好) 、実測=[α] 844 ”+204.5 、[α コ sys ””154. 9 、[α ] ss* 27+142.5 (CO,07、C6H4)、分析 C68,4,H6,5,N 2.31. P 5.19 。
罠1■互 (R)−(+))−[(n’−C2Hs )Fe(Co)(PPh 2 (0− (L)−メンチlし)CO−3−(ヨウ化トメチルピリジニウム] (IF:R 2=)(、R=H,R’ =CH3、Q=I 、およびZ=PPh 2 (0− (L)−メンチル))の調製 0.632 g (0,106nnol)の実施例5の生成物を151のジクロ ロメタンに溶解した。ヨードメタン(21)をその後添加し、混合物を室温で1 8時間撹拌した。溶剤を除去して乾燥し、所望の生成物(0,781g、100 %)を得た。実測:[α ] s−b ”+353.9、[α ] st−”+ 250.9、[α ] sa、 ”÷233.0 (C0,05アセトン)分析 C56,75,H5,71,’N 1.77 。
X1■ユ (R)−(−)−[(n ’ −C,Hs )Fe(CO)(PPh 2(0− (L)−メ:yチtN−3−(N−メチル−1,4−ジヒドロピリジンコ (i :R’=H1R=H,R’ =CH,、およびZ = PPh 2 (0−(L )−メンチル)の調製 ジクロロメタン(30nl)中の実施例6の生成物(0,721g、1 、03 rino + )の溶液を0.25Mリン酸緩衝液(301、pH=7)中のナ トリウムジチオナイト(85%、2.5g、12.2no+ol )の溶液に添 加した。その後混合物を暗所で36時間攪拌し、その後有機層を分離した。水層 をジクロロメタン(2x3011)により洗浄し、その後有機物を合せて濃縮し た。ジクロロメタン中の粗製生成物の溶液を、等級Vアルミナの短い栓を介して ろ過し、所望の生成物(0,461g、73%)を得た。実測[α] s−6” −129,9、[α] !711 ”−107,3、[α] 511923−1 03.9 (C0112アセトン)。
K1至上 a、13の生成ノによるエチルベンゾイルホルメートの非吐艷1j 乾燥アセトニトリル(31)中のエチルベンゾイルホルメート(0,0289g 、0.1621nol)の溶液に対し実施例3の生成物< 0.0902 g、 0.169 nnol)を添加後、過塩素酸マグネシウム(II ) (0,0 323g、0.145111al)を加え、4大分子篩を行った。窒素下に周囲 温度暗所で溶液を攪拌し、反応物をガスクロマトグラフィに供した。エチルベゾ イルホルメートは最初に溶出し、その後がエチルマンプレートであった。標準サ ンプルとの比較により決定した。21時間後、エチルマンプレートの収率は45 %以上上がらなかった。溶剤を注意深く真空下で除去した。ジエチルエーテル( 3X3111)により残渣を抽出した。ラジアルクロマトグラフィ(11111 厚シリカゲルプレート)は未反応エチルベンゾイルホルメート(20%ジエチル エーテル/ヘキサンによる溶出の際)を与え、次いでエチルマンプレート(40 %ジエチルエーテル/ヘキサンによる溶出の際)(8,711g、29%)が得 られ、これはガスクロマトグラフィにより純粋であった。
’Hn、rn、r、 7.47−7.30 (SH,r=、!’h)、5.iフ (IH,s、C二OH)、4.32−4.12 (2H,m、QC)12cH3 ,3,63(IH,bs、COO旦)、1.23同様の反応において、過塩素酸 マグネシウム(IF)に代えて1等量の臭化亜鉛<I[>の存在下で行い、ガス クロマトグラフィにより決定したエチルマンプレートの収率は35%であジクロ ロメタン(21)中のエチルベンゾイルホルメート(0,1106g、0.62 1 nrool)および実施例3の生成物(0,0123g 、 0.019  +11’1Ol)の溶液に、0.25M水性リン酸緩衝液(pH7,2,5it )中のナトリウムジチオナイト(85%、0.430 g、2.10niol) の水溶液を添加した。窒素下に暗所で周囲温度にて混合物を激しく攪拌した。2 0時間後、(ガスクロマトグラフィにより決定した)エチルマンプレートの収率 は75%であり、これは25の触媒サイクルに対応した。
水層を除去した後0゜25Mリン酸緩衝液(pH7,2,5it)中のナトリウ ムジチオナイト(85%、0.450 g、2.2011110 l )の新鮮 な溶液を添加すると、23時間後にエチルマンプレートの収率が90%に増加し た。 0.25Mリン酸緩衝液(pH7,2,51)中のナトリウムジチオナイ ト(85%、0.397 g、1.94nlol)の新鮮な溶液により水層の2 回目の置換を行い、エチルベンゾイルホルメート(0,0843g、0.474  nnol)を添加した。更に24時間後、エチルマンプレートの収率は85% となり、これは63の触媒サイクルに対応した。
反双週 ナトリウムジ オナイトによるエチルベンゾホルメート還−の試み ジクロロメタン(311>中のエチルベンゾホルメート(0,0627g、0. 352 nnol)の溶液に、0.25M水性リン酸緩衝液(pH7,21)中 のナトリウムジチオナイト(0,346g、1.69nnol)の水溶液を添加 した。窒素下で周囲温度にて混合物を激しく攪拌した。ガスクロマトグラフィに よる反応の監視は、エチルベンゾホルメートのエチルマンプレートへの極めて遅 い還元を示した。96時間後、エチルマンプレートの収率は25%であった。
エチルベンゾイルホルメートの1対称還元寒遣1fflJ9ユニ」。
0.71の乾燥アセトニトリル中のエチルベンゾホルメート<0.2 nnol )の溶液に、式(I>の適切な化合物(0,205nnol)および過塩素酸マ グネシウム(0゜2n+nol)を添加した。
窒素下で暗所で20°Cで1.5〜24時間混合物を撹拌した。その後反応混合 物を水滴により冷却し、真空下に溶剤を除去しな。
粗製固体をジクロロメタン中に取り、シリカゲルカラムに供した。10%EtO ^C/ヘキサン混合物による溶出により純粋なエチルマンプレートが得られた。
ナトリウムジチオネートによる残渣の処理により、式(1)の適切な化合物が得 られ(90%)、これは再結晶またはカラムクロマトグラフィにより精製し得た 。エチルマンプレートの収率と共に式(I)の化合物を表1に示す。
嚢」2 実施例 式(I) 時間 生成した 化学 光学の化合物 (時間) エチルマ ンプレート 収率 収率2の構造 (%) (% 9 RR−(Ia) 24 R6890105R−(Ia) 24 S 75  7811 RR3−(Ib) 1.5 R75782、Wd粋ナエチルマンテレ ーーg)九子朕尤灰ルエT J 7/I (k対する[α] o ”=−104 ° (c=0.5 、エタノール)、Sエナンチオマに対する[αコo”=+9 4° (c=0.5 、エタノール)および対応するモシャーエステル誘導体の NMR解析に基すく。
裏1叢上l二上1 下記に示す式(I)の適切な化合物を使用して実施例1〜3の生成物につき繰り 返した。以下の結果が得られた。
表2 実施例 式(I) 時間 生成した 化学 光学の化合物 (時間) エチルマ ンプレート 収率 収率の構造 (%)(%) (前記2 $11上 12 (RR)−(−)−(Ic) 21 R8515(16)13 (SS) −(十)−(Jc) 8 s 64 16(18)14 (SR)−(+)4r d) 12 S 84 97(99)15 (RS)−(−)−(Id) 8  R8297,5i6(RRS)l−)−(Ie) 1.5 R7597,817  (SSR)−(−)−(Ie) 3 S 78 97(98)[(n’ C2 Hs )Fe(Co) 2 ]−]5−ブoモ=コチ/4のN製 式<I)の化合物を調製する際の中間体であるこの化合物は、メチル−3−ブロ モニコチン酸から3工程で調製した。
a、3−ブロモニコチン酸の調製 メタノール(3001)および水(300nl)の混合物中のメチル−3−ブロ モニコチン酸(165g、0.764モル)の激しく温で12時間攪拌し、濃塩 酸により酸性として約2〜3のpHとし白色沈殿を得た。その後スラリーをろ過 し、水で洗浄した後にエタノールを使用し、真空ポンプにより一夜乾燥し、白色 固体として対応する酸(140,6g、91.5%)を得た。酢酸からの結晶化 により白色固体として分析的に純粋な生成物が得られた;詣、p、174〜17 5℃。
のスラリーにトリエチルアミン(140nl、1.00モル)を添加し、得られ た混合物を室温で1時間攪拌した。その後ビボロイルクロリド(100nl、4 .75モル)を不均一溶液に添加し、16時間攪拌した。その後得られたスラリ ーを真空下にろ過し、ろ逸物をベンゼン(751、X4)により洗浄し、合せた 有機−物を濃縮して灰色−白色固体として所望の生成物(191g、95%)を 得た。ジクロロメタン/ヘキサン<1:4)の混合物からの結晶化により白色固 体として分析的に純粋な生成物が得られた;n、p、172〜173℃。
C−’ [(n’ C2Hs )Fe(Co) 2コー5−ブロモニコチノイル の調製 一78℃のテトラヒドロフラン(1200+11)中のシクロペンタジェニル鉄 ジカルボニルアニオン(226nnol)の撹拌溶液に、15分かけてテトラヒ ドロフラン(500ml)中のtert−ブチリック−3−ブロモニコチン酸( 60,0g、210 nnol)の溶液を添加した0反応混合物を一78℃で3 時間攪拌し、室温に加温して一夜攪拌した。得られたスラリーを真空下にセライ トによりろ過し、ジクロロメタン(1001x 4 )により洗浄し、合せた有 機物を濃縮して茶色の固体を得て、ジクロロメタン/酢酸エチル(1:1)の混 合物から一20℃でこれを結晶化し、これにより黄色針状物(68g、89%) として所望の生成物を得た。
艮東叢1盈 [(n’ −ct Hs )Fe(CO) (PPhz)]−]1−メチルー5 − (N−αメチルベンジルカルバモイル)−1,4−ジヒドロニコチノイル( 前記化合物I(a))の(RR)−(−)−および5R−(+)−ジアステレオ マの調製 実施例10の生成物から3工程でこれらの生成物を調製した。
a、(R)−[(n’ −Cx Hs )Fe(CO) 2] −5−(N−α −メチルベンジルカルバモイル)ニコチノイルの調製テトラビトロフラン(18 il)中に実施例10の生成物(5,0g、13.8nnol) 、塩化パラジ ウム(I)(98110,0,0411IIO1)、トリフェニルホスフィン( 2891にl、O,01llnno I )および(R)−(−)−α−メチル ベンジルアミンの混合物を含有するフィッシャーボータボトルを5気圧COの下 にシールし、100℃で7.5時間攪拌した.黒色の溶液を:Ia縮した後、シ リカゲルによりジクロロメタン中で残渣のカラムクロマトグラフィを行い(酢酸 エチル/ヘキサン、1:1による溶出)、回収した出発材料(300mg、6% )を得て、更に酢酸エチルにより溶出し、黄色無定形固体として所望の生成物( 5.132 g、86.5%)を得た。
b.(R)−[(n’ CiHs)Fe(CO)2]−1−メチル−5− (N −(Z−メチルベンジルカルバモイル)−1.4−ジヒドロニコチノイルの調製 ジクロロメタン(501)中の前記調製した生成物(1.65g、3、84nn ol)の溶液にヨードメタン( 10il )を添加し、溶液を20時時間中か に還流した.溶剤を除去して乾燥し、黄色無定形固体として対応するピリジニウ ム塩(2.19g、100%)を得た.ピリジニウム塩(2.19g、3.84 nIlol )をメタノール<20il)およびジクロロメタン( 80n l  )の混合物に溶解し、蒸留水( 60n l )中のナトリウムジチオナイト (85%、5g、28、74 nnol)および炭酸水素ナトリウム(3.0  g、35. 7mnol )の溶液に添加し、暗所で6時間激しく撹拌した.有 機層を分離し、水層をジクロロメタン(2x30nl)により洗浄し、硫酸マグ ネシウム上で乾燥し、合せた有機物を:a縮して黄色同体として所望の生成物( 1.64g、94%)を得た。
c.(RR)−(−)− [(n’−C2Hs )Fe(CO) (PPh3) コー1ーメチル−5− (N−α−メチルベンジルカルバモイル)−1.4−ジ ヒドロニコチノイルおよび(SR)−(+) [ (n’ C 2 H s ) Fe(Co)(PPh3)]−]1ーメチルー5−トα−メチルベンジルカルバ モイル)−1.4−ジヒドロニコチノイルの調製シクロヘキサン(220nl) およびテトラヒドロフラン(1501)の混合物中の前記調製した生成物( 3 . 70 g、8.29nIlol)およびトリフェニルホスフィン(3.25 g、12.43 +inol)の溶液を、ハフビア125−W中間圧力水銀アー クラングを使用し石英浸漬装置中で内部的に照射した. ” Hn.n.r.ス ペクトロスコピー( 4. 42DDIlのC s H sシグナルの存在)に より反応を監視し、4時間後に照射を停止した.溶剤を濃縮した後アルミナ(等 級V)により粗製油のカラムクロマトグラフィを行い(ジエチルエーテル/メタ ノール4%により溶出)、ジアステレオマの1:1混合物(3.6 g、63% )を得た.更にアルミナ(等級V)により注意深くカラムクロマトグラフィを行 い(ジエチルエーテル/メタノール4%により溶出)、赤色結晶固体としてRR  (800 u、15%)、SR形態(600mg、11%)および両者の混合 物(60011Q、11%)を得た。
泣笠豊ヱニl RRジアステレオマ [α]。”= −547(c O.055CH2 CL  )SRジアステレオマ [α]。”=+14Hc 0.054CH2CI□)K 族凰lユ [(n’ −C. Hs )Fe(Co) (PPh3)コー1ーメチル−5−  (1−ヒドロキシメチルイソプロピルカルボニル)−1.4−ジヒドロニコチ ノイlしの(RS)−(−)−およびSS−(”)−ジアステレオマの調製実施 例18の生成物から3工程でこれらの生成物を調製した。
a.(S)− [fn’ −C2 Hs )Fe(Co) 2 コー5−(1− ヒドロキシメチルイソ10ピルカルバモイル)ニコチノイルの調製テトラヒドロ フラン(13nl)中に実施例10の生成物(s.o g、13.8nnol)  、塩化パラジウム(II)(122ng、0、0511nol) 、トリフェ ニルホスフィン<302 11(J、0.10nnol)およびL−バリノール (1.SOg、14.56nnol )を含有するフィッシャーボータボトルを 5気圧COの下にシールし、100℃で2時間撹拌した.黒色の溶液を濃縮した 後、シリカゲルによりジクロロメタン中で残渣のカラムクロマトグラフィを行い (ジエチルエーテルによる溶出)、回収した出発材料(1,5g、30%)を得 て、更にジエチルエーテル/メタノール(10%)により溶出し、黄色無定形固 体として所望の生成物(3,4g、60%)を得た。
b、(S)−[(n’ −C,Hl)Fe(CO) 2 ]−]1−メチルー5 −1−ヒドロキシメチルイソプロピルカルバモイル)−1,4−ジヒドロニコチ ノイルの調製 ジクロロメタン(1001)中の前記調製した生成物(5,62g、13.61 1nol)の溶液にヨードメタン(201+>を添加し、溶液を24時時間中か に還流した。溶剤を除去して乾燥し、黄色無定形固体として対応するピリジニウ ム塩(7,54g、100%)を得た。
ピリジニウム塩(7,54g、13.6n11ol)をメタノール(20n I  )およびジクロロメタン(100nl)の混合物に溶解し、蒸留水< 80n  I )中のナトリウムジチオナイト(85%、7.5g、43.1011mo f)および炭酸水素ナトリウム(5,0g、59.50■01)の溶液に添加し 、暗所で2時間激しく攪拌した。有機層を分離し、水層をジクロロメタン(2x 3011)により洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、合せた有機物を濃縮し た。
真空下で乾燥し、黄色無定形固体として所望の生成物(5,4g、94%〉を得 た。
c、(R3)−(−)−[(n’−C2H,)Fe(Co) (PPh3)]− ]1−ytチルー5−1−ヒドロキシメチルイソプロピルカルバモイル) −1 ,4−ジヒドo 二〇チノイルおよび°5S−(+)−[(n’ −C2R5) Fe(CO) [PPh3)]−]1−メチルー5−1−ヒドロキシメチルイソ プロピルカルバモイル)−1,4−ジヒドロニコチノイルの調製シクロヘキサン (270nl)およびテトラヒドロフラン(250nl)の混合物中の前記調製 した生成物(5,4g、12.621nol)およびトリフェニルホスフィン( 4,95g、16.92 nnol)の溶液を、パノと7125− W中間圧力 水銀アークランプを使用し石英浸漬装置中で内部的に照射した。1Hn、 i、  r、スペクトロスコピー(4,42ngnのC5Hsシグナルの存在)により 反応を監視し、7.5時間後に照射を停止した。
溶剤を濃縮した後アルミナ(等級V)により粗製油のカラムクロマトグラフィを 行い(ジエチルエーテル/メタノール4%により溶出)、所望のジアステレオマ のl:l混合物(4,1g、49%)を得た。更にアルミナ(等級V)により注 意深くカラムクロマトグラフィを行い(ジエチルエーテル/メタノール4%によ り溶出)、R3形態(1,4g、17%)、SS形態(1,1g、13%)およ び両者の混合物(1,5g、18RSジアステレオマ: [α]。”=−394 fc 0.069CH,CI□)SRジアステレオマ: [a ] o 22= +394(c 0.055CH2CI2 )国際調査報告 一剛拳憶側噂lll−^静−シ組−N−PCT/GB 90101674

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の一般式(I)を有する化合物:▲数式、化学式、表等があります▼(I )ただし式中、 (i)Cpは式C5(R3)5(式中、R3基は独立に水素、メチルまたはエチ ルまたはインデニルリガンドである)を有するシクロペンタジエニルリガンドで あり、(ii)Zは式X(R4)2(Y)(式中、Xはリン、ヒ素またはアンチ モンから選択され、R4基は独立にアリールまたはアロキシであり、Yは−R5 、−NHR5および−OR5(式中、R5はヒドロカルビル基である)から選択 される)を有するリガンドであり、 (iii)R基は独立に水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルであり、 (iv)R1は水素、C1〜C6アルキル、ベンジルおよび−CO2R6(式中 、R6はC1〜C6アルキルである)から選択され、 (v)R2は水素、C1〜C10アルキル、フエニルおよびベンジルから選択さ れ、 (vi)BはRまたはCOY(式中、Yは−NHR7、−OR7および−SR7 (式中、R7はヒドロカルビル基である)から選択される)である。
  2. 2.Zが式P(R4)2Yのホスフィンである請求項1記載の化合物。
  3. 3.Yがキラルな−OR5基である請求項2記載の化合物。
  4. 4.Rが水素であり、R2が水素、メチル、エチル、フェニルおよびベンジルか ら選択される請求項1記載の化合物。
  5. 5.R1が水素、C1〜C4アルキル、ベンジルおよび−C02R6(式中、R 6はC1〜C4アルキルまたはフェニルである)から選択される請求項4記載の 化合物。
  6. 6.BがCOYであり、R7がキラルである請求項1記載の化合物。
  7. 7.R7が、基Y中で窒素、酸素またはイオウ原子に隣接するキラル中心を有す る請求項6記載の化合物。
  8. 8.R7が式−C(Ph)(R8)2(式中Phはフェニルであり、R8基は水 素、−OH、−Cl、−Br、−CN、−ORおよびC1〜C6アルキルまたは ヒドロキシアルキル(ただしこれらは同一ではない))を有する基である請求項 7記載の化合物。
  9. 9.R7が式−(C(R9)HCH(R10)(OH)(式中、R9はC1〜C 6アルキル、フェニルまたはCO2R11(式中、R11はC1〜C6アルキル である)であり、R10は水素、C1〜C6アルキルまたはフェニルである)を 有する基である請求項6記載の化合物。
  10. 10.実質的に光学的に純粋な形態の請求項1記載の一般式(I)を有する化合 物の単一エナンチオマ。
  11. 11.ヒドロキシル基に結合した炭素原子においてキラルなヒドロキシル含有化 合物の単一エナンチオマを調製するに際し、カルボニル基においてプロキラルな カルボニル含有化合物を請求項1記載の一般式(I)を有する化合物の単一エナ ンチオマによって還元することからなり、一般式(I)の化合物が酸化される条 件下で25℃以下の温度とする単一エナンチオマの詞製方法。
  12. 12.請求項1記載の一般式(I)の化合物が、BがCOYでありR7がキラル であるものである請求項11記載の方法。
  13. 13.カルボニル化合物が式R12COCO2R13のアシルまたはアロイルホ ルメート(式中、R12はCI〜C10アルキルまたはフェニルであり、R13 はC1〜C10アルキルである)である請求項11記載の方法。
  14. 14.次の一般式を有するピリジン誘導体:▲数式、化学式、表等があります▼ (II)(式中、R、R2およびBは請求項1記載の通りである)。
  15. 15.次の一般式を有する四級化したピリジン誘導体:▲数式、化学式、表等が あります▼(III)(式中、R、R1、R2およびBは請求項1記載の通りで あり、Q−はアニオンである)。
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