JPH0450237Y2 - - Google Patents

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JPH0450237Y2
JPH0450237Y2 JP18084387U JP18084387U JPH0450237Y2 JP H0450237 Y2 JPH0450237 Y2 JP H0450237Y2 JP 18084387 U JP18084387 U JP 18084387U JP 18084387 U JP18084387 U JP 18084387U JP H0450237 Y2 JPH0450237 Y2 JP H0450237Y2
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JP
Japan
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recess
underwater vehicle
bodies
flanges
coupling
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JP18084387U
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JPH0183697U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水中航走体において、結合および
分離を必要とする2つの被結合体を結合する水中
航走体における結合装置に関する。
従来技術およびその問題点 水中航走体において、結合および分離を必要と
する2つの被結合体を結合する従来の結合装置
は、被結合体の外面より外側に突出する部分があ
り、このため、水中航走体の流体抵抗が大きくな
るという問題があつた。
この考案は、上記問題を解消した水中航走体に
おける結合装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による水中航走体における結合装置
は、水中航走体における横断面円形の2つの被結
合体を結合する装置であつて、各被結合体の結合
端部に、被結合体の外形より径が小さい円筒面が
設けられ、円筒面の先端に外向フランジが形成さ
れており、両被結合体のフランジ同志が突き合わ
されて両被結合体間に形成される外方開口の環状
凹所に全体が嵌め込まれかつ円周面に両フランジ
が嵌入しうる環状溝を有する結合リングを備え、
結合リングは1/4周分の2つの1/4分割体がヒンジ
ピンにより連結されてなる2つの1/2周分の1/2分
割体からなり、両1/2分割体の対応する端部同志
が、1/2分割体内に配された遠隔作動可能な爆発
ボルトによつてそれぞれ連結されていることを特
徴とする。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の実施例につ
いて説明する。
水中航走体1は、横断面円形の航走体本体2
と、本体2の前端に、結合リング4によつて分離
可能に結合されたドーム形の離合体3とを備えて
いる。離合体3の後端部の外径は、本体2の外径
と等しい。
本体2の前端部には、本体2の外径より径が小
さくかつ先端に外向きフランジ5aを有する円筒
状結合部5が形成されている。離合体3の後端部
には、離合体3の後端部の外径より径が小さくか
つ先端に外向きフランジ6aを有する円筒状結合
部6が形成されている。そして、両結合部5,6
のフランジ5a,6a同志が突き合わされてい
る。
結合リング4は、両結合部5,6のフランジ5
a,6a同志が突き合わされることにより本体2
と離合体3との間に形成された外方開口の環状凹
所7内に全体が嵌め込まれている。結合リング4
は、互いに爆発ボルト22により連結された2つ
の1/2周分の1/2分割体8,9からなる。各1/2分
割体8,9は、ヒンジピン10により連結された
2つの1/4周分の1/4分割体11,12からなる。
各1/4分割体11,12の内周面には、長さ方
向にのびた溝13が形成されており、この溝13
に、突き合わされた両フランジ5a,6aが嵌入
されている。各1/4分割体11,12の横断面は、
凹所7の横断面とほぼ同形となつている。また、
各1/4分割体11,12の溝13の底面には、長
さ方向に間隔をおいて、径方向にのびた横断面円
形のプランジヤ案内凹所14が形成されている。
各1/4分割体11,12の外周面の各プランジヤ
案内凹所14に対する位置には、プランジヤ案内
凹所14に連通するプランジヤロツド挿通孔14
aがあけられている。また、各1/4分割体11,
12には、端とプランジヤ案内凹所14との間位
置および両プランジヤ案内凹所14の間位置に、
軽量化のための切除部15が形成されている。
各プランジヤ案内凹所14内には、プランジヤ
16が摺動自在に配されている。プランジヤロツ
ド16aの外端部は、プランジヤロツド挿通孔1
4aに挿通されている。プランジヤ16と凹所1
4底面との間には、凹所14底面に対してプラン
ジヤ16を常に凹所14開口側に向かつて付勢す
る圧縮コイルばね17が設けられている。
結合リング4を水中航走体1に装着する前にお
いては、第2図に鎖線で示すように、プランジヤ
16がばね17の付勢力に抗して凹所14底面側
に移動せしめられ、挿通孔14aから外方に突出
したプランジヤロツド16aの外端部にあけられ
た孔にピン18が通されて、ばね17が圧縮され
た状態に保持されている。そして、結合リング4
が水中航走体1に装着された後にピン18がプラ
ンジヤロツド16aの孔から抜かれることによ
り、第2図に実線で示すように、プランジヤ16
は、ばね17の付勢力によつて両結合部5,6の
フランジ5a,6aの外端を押圧した状態に保持
される。
各1/2分割体8,9の一端部(1/4分割体11の
一端部)には、外方開口の爆発ボルト収納凹所1
9が形成されている。凹所19と各1/2分割体8,
9の上記一端との間の壁にはボルト挿通孔20が
あけられている。凹所19の底壁には、凹所19
に連通するスリツト状孔21があけられている。
凹所19には、ねじ部22aがボルト挿通孔2
0を貫通するように、爆発ボルト22が収納され
ている。爆発ボルト22には、水中航走体2内か
らその全面を貫通して引き出されかつ結合部5,
6からなる凹所7底壁にあけられた防水ケーブル
挿通孔23およびスリツト状孔21を通つて凹所
19内に導かれた防水ケーブル24が防水コネク
タ25を介して接続されている。
各1/2分割体8,9の他端部((1/4分割体12
の一端部)には、ねじ孔26が形成されている。
そして、両1/2分割体8,9は、爆発ボルト22
が設けられた端部とねじ孔16が形成された端部
とが突き合わされ、爆発ボルト22がねじ孔26
にめじ込まれることにより、連結されている。各
1/2分割体8,9の凹所19の開口は、両1/2分割
体8,9が連結された後に1/2分割体8,9にね
じ止められた蓋27によつて閉鎖されている。
水中航走体1が水中を航走しているときに、本
体2内に搭載されたコントローラ(図示略)から
爆発ボルト22に、ケーブル24およびコネクタ
25介して駆動信号が送られると、爆発ボルト2
2が爆発して切断され、両1/2分割体8,9の連
結が解除され、両1/2分割体8,9が凹所7から
外れる。この際、ばね17の付勢力によつて両結
合部5,6のフランジ5a,6aの外端を押圧し
ていたプランジヤ16によつて、両1/2分割体8,
9の結合部5,6からの分離が促進される。両1/
2分割体8,9が凹所7から外れると、本体2か
ら離合体3が切り離される。
仮に、何らかの原因によつて、2つの爆発ボル
ト22のうち、一方しか作動されなかつたとして
も、一方の爆発ボルト22が作動されることによ
つて連結が解除された2つの1/4分割体11,1
2がヒンジピン10を中心として開いて結合部
5,6から分離するので、これに伴つて、非作動
の爆発ボルト22によつて連結状態にある他の2
つの1/4分割体11,12も結合部5,6から分
離する。
考案の効果 この考案による水中航走体における結合装置で
は、水中航走体における横断面円形の2つの被結
合体を結合する装置であつて、各被結合体の結合
端部に、被結合体の外形より径が小さい円筒面が
設けられ、円筒面の先端に外向フランジが形成さ
れており、両被結合体のフランジ同志が突き合わ
されて両被結合体間に形成される外方開口の環状
凹所に全体が嵌め込まれかつ内周面に両フランジ
が嵌入しうる環状溝を有する結合リングを備え、
結合リングは1/4周分の2つの1/4分割体がヒンジ
ピンにより連結されてなる2つの1/2周分の1/2分
割体からなり、両1/2分割体の対応する端部同志
が、1/2分割体内に配された遠隔作動可能な爆発
ボルトによつてそれぞれ連結されているから、遠
隔操作によつて爆発ボルトを作動させることによ
つて、結合リングを1/2分割体ごとに分解でき、
これによつて両被結合体を分離させることができ
る。
また、結合リングは、両被結合体のフランジ同
志が突き合わされて両被結合体間に形成される外
方開口の環状凹所に全体が嵌め込まれ、爆発ボル
トは、1/2分割体内部に配されているので、結合
リングおよび爆発ボルトが環状凹所内にあり、水
中航走体に対する流体抵抗が大きくなるといつた
ことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示し、第1図は全
体斜視図、第2図は横断面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の−
線に沿う矢視図である。 1……水中航走体、2……航走体本体、3……
離合体、4……結合リング、5,6……結合部、
5a,6a……フランジ5a,6a、7……環状
凹所、8,9……1/2分割体8,9、10……ヒ
ンジピン、11,12……1/4分割体、13……
溝、22……爆発ボルト、26……ねじ孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水中航走体における横断面円形の2つの被結合
    体を結合する装置であつて、 各被結合体の結合端部に、被結合体の外形より
    径が小さい円筒面が設けられ、円筒面の先端に外
    向フランジが形成されており、 両被結合体のフランジ同志が突き合わされて両
    被結合体間に形成される外方開口の環状凹所に全
    体が嵌め込まれかつ内周面に両フランジが嵌入し
    うる環状溝を有する結合リングを備え、 結合リングは1/4周分の2つの1/4分割体がヒン
    ジピンにより連結されてなる2つの1/2周分の1/2
    分割体からなり、 両1/2分割体の対応する端部同志が、1/2分割体
    内に配された遠隔作動可能な爆発ボルトによつて
    それぞれ連結されている水中航走体における結合
    装置。
JP18084387U 1987-11-26 1987-11-26 Expired JPH0450237Y2 (ja)

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JP18084387U JPH0450237Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JP18084387U JPH0450237Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Publications (2)

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JPH0183697U JPH0183697U (ja) 1989-06-02
JPH0450237Y2 true JPH0450237Y2 (ja) 1992-11-26

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JP18084387U Expired JPH0450237Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522387Y2 (ja) * 1990-11-28 1997-01-16 株式会社石川製作所 水中航走体用展開翼の時限解除装置

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JPH0183697U (ja) 1989-06-02

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