JPH04502264A - 内視鏡検査法を容易にする方法 - Google Patents

内視鏡検査法を容易にする方法

Info

Publication number
JPH04502264A
JPH04502264A JP90501399A JP50139990A JPH04502264A JP H04502264 A JPH04502264 A JP H04502264A JP 90501399 A JP90501399 A JP 90501399A JP 50139990 A JP50139990 A JP 50139990A JP H04502264 A JPH04502264 A JP H04502264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
tube
port
lumen
colon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP90501399A
Other languages
English (en)
Inventor
ブランコ,アーネスト・イー
ミックス,トーマス・ダブリュー
ロスコーセン,ノーマン
ヘルナンデツ,マリア・エル
ヴィネヤード,ゴードン・シー
Original Assignee
メリックス・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メリックス・コーポレーション filed Critical メリックス・コーポレーション
Publication of JPH04502264A publication Critical patent/JPH04502264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00147Holding or positioning arrangements
    • A61B1/00151Holding or positioning arrangements using everted tubes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/31Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the rectum, e.g. proctoscopes, sigmoidoscopes, colonoscopes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内視鏡検査法を容易にする方法 発明の背景 本発明は、内視鏡検査法に関する。
結腸ガンは米国において最も一般的な内蔵器官の病気である。略合での結腸ガン は初期の良性のポリープに起因するものであり、殆どの結腸ガンはこれらポリー プを検圧し、それが良性であるうちに除去することにより防止出来ることが実施 されている。
大腸の病気が疑われる場合に一般に行われる診断方法は、内視鏡検査法であり、 この方法において、一般に結腸内視鏡として公知である細長い可撓性の光フアイ バ内視鏡によって結腸の内側を検査する。
経肛門内視鏡検斎に使用される内視鏡は、一般に十分に長く、肛門から結腸内に 挿入したとき、結腸の全長に沿って伸長し、その近位端(体の中心に近いほうの 端、すなわち内側端)が百膓内に到達する可撓性管を備える器具である。結腸内 視鏡は、長さ1.82874m (6フイート)で、約12.7mm (1/2 インチ)程度の小さい径を有している。近位端の先端部分、即ち、長さ約1.8 2874m (6フイート)の近位端部分は、典型的にその他端(遠位端、すな わち体の中心がら還いほうの端)にて制御装置を操作することにより操作可能で ある。遠位端には、照射及び視覚的観察のための光源及び光ファイバ、潅流、吸 引及びポリープの除去といった外科手術を行°うための器具が設けられている。
内視鏡検査法に一般に採用されている方法は、先ず、結腸内視鏡を肛門を通じて 結腸内の所望の程度まで近位端方向に挿入し、その経路に沿って通常の検査のみ を行い、次に、結腸をより完全に検査する間に結腸内視鏡を遠位端方向に引き出 し、バイオプシー(生体組織検査)を行い、又は場合に応じてポリープを除去す る。結腸全体を検査するためには、結腸内視鏡は肛門及び肛門管を通じて直腸ま で挿入し、S状結腸の湾曲部を経て下行結腸内に進め、下行結腸がら結腸の左側 湾曲部(左結腸曲)を経て横行結腸まで進め、さらに横行結腸から結腸の右側湾 曲部(左結腸曲)を経てよ行結腸内に進め、さらに盲腸まで進める。この挿入は 、結腸内視鏡の遠位端が、肛門付近の身体外側の箇所にて結腸内視鏡を(遠位端 にて)把持して内方に押し込む(先端にて)間に、適正な方向を向くように結腸 内視鏡を操作することによって行われる。結腸内視鏡は、十分に剛性であり、数 ポンドもの大きい力が加えられた場合でさえ、屈曲することなく挿入することが 出来る。
結腸内視鏡の先端を結腸内に進めることは困難なことであり、S状結腸の湾曲部 及び左結腸曲における結腸の鋭角な屈曲部分を通じて器具を挿入することは特に 困難なことである。器具をこれら湾曲部分に挿入したならば、S状結腸は膨張し 、結腸壁土に結腸内視鏡が圧力を加えた場合、器具が既に通過した結腸部分は延 伸する傾向にあり、内視鏡の先端は更に結腸内へは進まない。特に、内視鏡を結 腸内で動かすことによって結腸が傷付き又は敏感になった場合、結腸壁の筋肉の 弛緩動作によって、結腸はこれら湾曲部を通じて挿入する間に結腸内視鏡の周囲 に収縮し、その結果、結腸をより詳しく検査し、バイオプシーを行い、又は必要 に応じてポリープを除去する間、結腸が縦方向に拡大する傾向が一層顕著となる 。結腸の周辺の筋肉組織を弛緩させるための筋肉弛緩剤はかかる屈曲による収縮 を阻止し得るものであるが、かかる弛緩剤は、又長手方向の結腸の筋肉組織をも 弛緩させ、結腸内視鏡の先端が近位端方向に進まずに、結腸を更に縦方向に延伸 させる結果となる。
器具を挿入することは患者にとって不快であり、結腸内視鏡を挿入する医者は、 ある程度、患者の苦痛に基づいて、器具が誤って挿入されたことを知る手段とす る。極めて痛みを伴う場合、麻酔を利用することが出来るが、この麻酔は医者が 患者の反応を利用するという利点を失わせ、更に、麻酔後の回復術を必要とする 。
更に、この方法では、ある程度経験のある医者が行う場合でさえ、挿入中、結腸 内視鏡の先端により結腸に穴を開ける相当な虞れがある。一部の医者は、注意及 び技術によって実際上、かかる穴を開ける虞れは無くすことが出来るが、結腸内 視鏡法の診断に起因する相当な複雑さが伴う。
器具を引き抜く間に行われる結腸自体の検査は、典型的には約10分位しか要し ないが、該器具を挿入することは困難であり、及び医者は患者の損傷の可能性が 少ないように注意しなければならないため、この結腸内視鏡を挿入するためには 典型的に50分程度の時間を要する。結腸内視鏡が既に通過した結腸部分(特に S状結腸湾曲部又は左結腸曲)は結腸内視鏡上に緊密に収縮し、それ以上の進入 を阻止するため、又は患者がそれ以上耐えることが出来ず、或は患者が自身の危 険性を虞れ、又はその他何らかの理由により、この挿入は、先端が盲腸の遥か手 前の箇所で停止されることが非常に多い。その結果、先端が到達した最遠方箇所 よりも近位端寄りの結腸部分は検査されないため、診断は不完全となる。
結腸壁に対して概ね不動状態に止まる可撓性管を結腸内に外転させることにより 結腸内壁の検査を支援することが公知である。医療用器具のような物は、外転管 の外転が進むのに伴って該外転管により大腸内に引き込まれる可能性がある。
発明の概要 本発明の全体的特徴において、可撓性のライナの少なくとも一部は大腸内で第2 の管内に第1の管を形成誓るように配置され、該第1の管は、大腸内に横たわる 内腔を画成しかつ身体外から肛門を通じてアクセス可能である遠位端を有する。
その後、器具は該内腔の先端まで進める。
好適な実施例は次のような特徴を備えている。可撓性のライナは外転によって配 置される。該ライナの一端は折り重ねられ、環状折り重なり部分に沿って接続さ れた第1及び第2の管を形成する。該環状折り重なり部分は肛門内に挿入される 。第1の管と第2の管との間に包み込まれるスペースは、インチ2当たり4.5 359 kg (10ボンド)以上でない、特に望ましくはインチ2当たり1. 36077 kg (3ポンド)以下の低圧にて加圧する。第1及び第2の管は 器具を内腔内に挿入する前に相互に圧潰させる。これら管は、第1の管と第2の 管との間に包み込まれたスペース内の圧力を低下させることにより圧潰させる。
器具の近位端先端は内腔を通りかつ配置した可撓性のライナの基端を越えて伸長 する。
好適な実施例は次のような特徴を備えている。管間のスペースは、外転中、振動 法により加圧することが出来、内側ライナの後続部分はまとめられた格納装置か ら引き出される。ライナの一部分を引き出すことは、内側ライナに対して間欠的 な力を機械的に付与し、該ライナを格納装置から自由にすることにより支援され る。この間欠的に付与される機械的力に従って圧力が変化して加えられる。具体 的には、圧力は機械的力が付与されているときは低下する。ライナの格納装置は 内側通路、及び該ライナを支持する外壁を備え、力は格納装置の通路を介して挿 入される道具により機械的に付与される。ある実施例において、この力はバルー ンをライナの壁に対して膨張させることにより機械的に加えられる。
他の一般的な特徴として、該ライナは次のような材料からなる。すなわち、肉厚 対組の比と零歪み弾性率との積が1.81436 kg (4,0ポンド)7イ ンチ2以下、望ましくは0.45359 kg (1,0ポンド)7インチ2で あり、肉厚対組の比と100%歪み弾性率との積が0.226795 kg ( 0,5ボンド)7インチ2以上、望ましくは0゜90718 kg (2,0ポ ンド)7インチ2以上である材料からなる。
好適な実施例において、ライナは、ポリウレタン又はラテックスを備え、該ライ ナは大腸内に完全に挿入されたとき、S状結腸湾曲部分を越えて近位端寄りに達 するのに少なくとも十分上長さとし、望ましくは少なくとも30.48cm ( 12インチ)の長さとする。該ライナは大腸内に完全に挿入されたとき、左結腸 曲の先に達するのに少なくとも十分な長さとし、望ましくは少なくとも76.2 cm (30インチ)の長さとする。遠位端ポートは器具の先端を受け入れ得る ような形状及び寸法とし、該遠位端ボートは外転中、密封される。
本発明の更に全体的な特徴において、ライナの両端は遠位端ボート及び近位端ポ ートに取り付1すられ、ライナの一部分はこれらポート間のスペース内にまとめ られ、ライナはこれらポート間に内腔を画成し、この内腔内に横たわりかつポー ト間に位置する剛性なガイド管が器具に対する妨害無しの通路を提供する。
好適な実施例において、ライナの一部は、ガイド管の外壁に沿ってまとめられか つ支持され、該層は@線状でありかつ双方のポートと同一線上にある。ライナに 接触し、ライナをガイド管から引き出すのを支援する機構がガイド管の一端付近 に配置されている。該機構は、その外面がライナに接触するローラと、該ローラ に対する支持体であって、ライナをガイド管から引き出すとき、ローラが回転す るのを許容する一方、ライナを反対方向に動かしつつあるとき、ローラの回転に 抵抗する構造体を有する支持体とを備えることが出来る。該ガイド管は内側通路 と、ライナを支持する外壁とを備え、力は格納装置の内腔を介して進められる道 具により機械的に付与される。その他の実施例において、かかる力はバルーンを ライナの壁に対して膨張させることにより機械的に付与される。
本発明の別の全体的な特徴において、管は遠位端ボートから遠位端方向に伸長し 、遠位端ボートに取り付けられたライナの端部は該層の上にて外転されかつ該層 に沿ってれまとめられ、ライナの集められた部分が管に沿って摺動しかつ該層か ら釈放されることを許容すると同時に、ライナは加圧装置により近位端ポートに 取り付けられた端部付近から始まって外転される。
好適な実施例において、外転されたライナを選択的に減圧するための手段が設け られる。壁付き通路は、遠位端ボートに接続され、遠位端ボートから患者の肛門 の括約筋までの距離を架橋する。
ライナは結腸内視鏡を進めるための通路を形成し、器具の挿入がより簡単で安全 かつ痛みの少ない状態で衿われるようにし、挿入中、麻酔を利用する必要性を軽 減し、挿入中、結腸の延伸、結腸への突き創り、及び結腸の拡張傾向を軽減する 。本発明は、器具の挿入に要する時間を著しく短縮し、該方法のコストを削減し かつ診断及び予防手段としてのその利用性を向上させることが出来る。可撓性の 管は低圧の流体圧力を使用して挿入し、ライナを内腔を通じて安全かつ静かに配 置することを可能にする。ライナが配置されたならば、内視鏡をライナ内腔内に て摺動させ、ライナの内壁のみが接触し、ライナの全長に沿って結腸壁に接触し ないようにすることが出来る。ライナの内側管及び外側管はライナの配置及び結 腸内視鏡の挿入中、相互の上方を自由に摺動することが出来、進める器具の動き を結腸壁から更に絶縁することが出来る。
その他の利点及び特徴は好適な実施例に関する以下の説明及び請求の範囲から明 らかになるであろう。
第1図はライナの配置装置の斜視図、 第2図及び第3図は可撓性管の2つの挿入段階を示す第1図の線2−2に沿った 断面図、 第3図は結腸内視鏡及び外壁を断面図で示したガイド管から外転管の送り出しを 支援するローラ構造体の背面図、 第5図は結腸内視鏡及び外壁を断面図で示す典型的なローラ及びその支持体の正 面図、 第6図及び第7図は典型的なローラ及びその支持体の2つの位置を示す側面断面 図、 第8図及び第9図は別のライナ配置装置の断面図、第10図は可撓性管を完全に 外転させたときの第9図と同様の断面図、第11図はライナの配置装置の斜視図 、第12図及び第13図は2つの使用段階におけるライナの配置具の断面図、第 14図及び第15図は2つの使用段階における別のライナの配置支援装!の断面 図、 第16図は結腸内視鏡を配置装置に着脱可能にクランプ止めするクランプの断面 図、 第17図は別の位置決め装置の一部切り欠いた断面図である。
構造及び使用・ 第1図、第2図及び第3図を参照すると、ライナの配置装置10は、円筒壁14 により画成され、前壁15、後壁16により閉じられた滅菌処理した使い捨て容 器12を備えている。前壁15のボート18は外部ノズル20内に開口し、後壁 16のボート22は内側フランジ24により囲繞されている。剛性なガイド管2 6が後部フランジ24に固定されかつ該後部フランジ24から前側ポート18に 向けて前方に伸長し、背面ポート22、剛性なガイド管26及び前側ポート18 が概ね軸方向に整列されるように方向法めされる。容器10は、チャンバ32を 包み込み、該チャンバ32内には後壁16の流体ボート44を介して容器10の 外側のリザーバ(図示せず)から流体を圧送することが出来る。
径約19.05mm (3/4インチ)及び長さ約203.2cm (80イン チ)の大人の結腸内視鏡用(外転したとき、結腸ライナとしても機能する)の肉 厚の薄い可撓性のエラストマー管(及び例えば、S状結腸用の長さ約91.44 cm (36インチ))は、概ね次のように結腸内に配置する用意が整う。可撓 性管50の一端52を後側フランジ24上に取り付ける。最初、管50の主要部 分54をガイド管26上にまとめることにより管50の主要部分54(第2図) をチャンバ32内に格納する。管50の他端56は前側ボート18及びノズル2 0を通じて進め、回転させて内側を外側にし、ノズル20の自由端21上に強固 に取り付ける。導入管62の一端60は管の端部56の上方を摺動し、管の端部 56が導入管62の端部60とノズル20の端部21との間に緊密に保持される 。導入管62は、例えば十分に剛性で、肛門を通じて直腸括約筋の先まで挿入す ることが出来るが、十分に柔軟であり、肛門又は直腸の組織を傷付けることがな く、又は患者に不快な感じを与えることがない、例えばポリマーのような材料に て形成する。導入管62は管の端部56から患者の肛門括約筋までの距離を架橋 する。
これで、導入管62を患者の肛門管(図示せず)内に挿入され、次のようにして 可撓性管50の結腸内への外転は次のようにして行う。容器10には、後方流体 入口ボート44を通じて流体をチャンバ32内に導入することにより流体を充填 する。流体がチャンバ32を充填すると、管50が外方に膨張し、ノズル20か ら出て導入管62を通り、環状の外転縁部70にて外転され始める。管50が外 転され始めると、縁部70は結腸内で近位端寄りに前方に進め、間もなく外側ラ イナ管72を形成し、管の後端部分74として、管50の格納部分54をガイド 管26及びチャンバ32から前側ボート18、ノズル20、導入管62及び外側 ライナ管72を通じて連続的に押し出す。外転法の性質により、外側ライナ管7 2と結腸内壁との間には摺動が殆ど又は全く生じない。管の後端部分74をガイ ド管26から引き出すのに伴い、ガイド管26の端部28の正面の管部分は管の 後端部分と外側の既に外転させた外側ライナ管72との間の流体の圧力によりそ れ自体上に圧縮される一方、管50の格納部分54は格納支持体26に対して押 し付けられ、これによりそれ自体の上に圧潰されるのを阻止する。
第17図を参照すると、好適な実施例において、ガイド管26(長さ31.75  cm(12゜5インチ)X径17.4752mm (0,688インチ))は 、その一端が背面ボート成形品222に支持される。成形品222はガイド管2 6の外壁に係合するようにテーパーが付けられたテーパー付き先端224を有し ている。クランプスリーブ226が該テーパー付き端部224上に圧力嵌めされ 、ライナ(図示せず)の一端を適所に保持する。ノズル成形品220の外側の外 W14(長さ33.655 c m(13,25インチ)、径38.1mm ( 1,5インチ))の他端は、ガイド管26の近位端228を越えて後方に伸長し 、円筒状通路230を残し、該円筒状通路230を通って、ライナが外転中に、 自由に通過することが出来るようにする円筒状の後端部分226を備えている。
通路230は十分に小さく、う、イナの挿入を妨害する可能性のあるライナのよ じれ又は折り重なり部分の通過を阻止する。部分226の内壁の径14.605 mm (0,875インチ)である。第2のクランプスリーブ232がライナの 他端をノズル220上に保持する。
第17図に図示するように、螺動ポンプ31が可撓性管35を介してリザーノく 33からチャンバ32内に、及び流体ボート44を通じてカプラー39内に流体 を圧送する。圧力計37がポンプ31と流体ボート44との間に配置され、外転 圧力をモニタする。
チャンバ内の外転流体の圧力が格納されたライナをガイド管に押し付ける結果、 管の後端部分のガイド管からの引き出しに抵抗Tる摩擦抵抗力が生じる。この圧 力が増大すると、かかる抵抗力も又増大する。格納された管54をガイド管26 から引き出すのを支援するため、結腸内視鏡88は背面ポート22を通じてガイ ド管26内のスペース36内に挿入しかつ前方に動かし、その近位端89が管5 0の後端部分74の内腔内に進み、圧潰させた管の壁に接触するようにする。
全体として、ライナの内腔表面は結腸内視鏡の表面に対して小さい摩擦率を有し 、そのため、結腸内視鏡は配置したライナ内を容易に摺動することが出来るが、 流体圧力は圧潰させた管の壁を結腸内視鏡の先端に押し付け、結腸内視鏡の先端 と圧潰させた管の壁との間にある程度の抗力を提供する。その結果、前方に動き つつある内視鏡の先端は、この圧潰された管壁を前方に動かし、管の更に後端部 分をガイド管26の端部28から引き出す。次に、結腸内視鏡88のその端部8 9を管50の後端部分74から引き出して、ガイド管26内のスペース36に戻 るまで後方に動かす。このようにして、結腸内視鏡は、矢印a(第3図)で示す ように、例えば第2図の1つの位置と例えば第3図の第2の位置との間を往復運 動可能に前後に動き、各前方ストロークと共に、管50の更に別の部分をガイド 管26から引き出すのを支援する。
更に、チャンバ32内の流体圧力は変化させ(図示しない圧力調整装置により) 、低圧パルスと交互に生ずる大きい圧力パルスを提供し、圧力の律動は結腸内視 鏡の往復運動と協働し、結腸内視鏡が格納された管をガイド管から引き出すのを 更に支援する。結腸内視鏡を後方に動かすと、より大きい圧力のlリレスが提供 され、管の外転及び外転する縁部の進入を更に促進する。次に、結腸内視鏡を前 方に動かすのに伴い、より低圧の期間が提供され、ガイド管と格納管との間の摩 擦抵抗力を軽減し、格納された管を結腸内視鏡により前方に容易に引き出すのを 許容する。
第4図乃至第7図を参照讐ると、外転入を支援するため、ローラを設けて、管の 後端部分を動きつつある結腸内視鏡の先端に押し付け、結腸内視鏡の先端と管の 後端部分の圧潰された管壁との間の抗力を増大させることが出来る。第4図に示 すように、ローラ101.102.103は管50の後端部分74と接線接触し 、このため結腸内視鏡88を管の内腔76(第3図)内に進めるとき、管50の 後端部分74はローラ101.102.103により結腸内視鏡88の表面に押 し付けられる= ローラ101.102.103は、容器12の円筒状壁14に均一な間隔にて半 径方向に配置された状態に取り付けられたローラ支持体111.112.113 により支持される。ローラ支持体11.112.113は概ね である。ローラ 101はシャフト122により枢動部材120に回転可能に取り付けられる。
枢動部材120はシャフト126により固定部材124に枢動可能に取り付けら れる一方、該固定部材は箇所128にて容器12の壁14に固定される。シャフ ト122.126の軸線は箇所128及び容器12の長軸線を通って伸長する面 に対して略直角である。軸122.126の中間に配置された○リング132は 枢動部材120及びローラ101と固定部材124との間の接触を阻止するスペ ーサとして機能し、リテーナピン130がローラ101及び部材120,124 を軸122.126上の適所に維持する。ローラストッパ140、及び枢動スト ッパ144がポルト142及びナツト146により固定部材124に固定される 第6図及び第7v!:Jは結腸内視鏡を往復運動状態に前後に動かし、格納した 管をガイド管から引き出すのを支援するとき、ローラ101及びローラ支持体1 11が管50の後端部分74及び結腸内視鏡88と協働する状態が示しである。
第6図に矢印fで示すように結腸内視鏡88を前方に動かすと、ローラ101は 管50の後端部分74を正接接触箇所150にて結腸内視鏡88に押し付け、管 壁と結腸内視鏡との間の!Ig擦を増大させ、格納した管54をガイド管26か ら引き出すのを支援する。格納した管54を前方に引き出すと、これにより枢動 部材120は前方に枢動し、ローラ101を矢印Rで示すように回転させる。枢 動部材120が前方に枢動すると、該部材は第6図に示すように枢動ストッパ1 43に接触し、これにより、部材120が更に前方に枢動するのを阻止する。次 に、第7図に矢印すで示すように、結腸内視鏡88を後方に引き出すと、管壁は 該受と結腸内視鏡との間の抗力によって後方に動(。かかる管壁の後方への動き により、ローラ101が第7図に示すようにローラストッパ140に接触するま で、枢動部材120は後方に枢動し、これにより、部材120が更に後方に枢動 すること及びローラ10゛1の回転が阻止される。ローラ101の円筒状接触面 は管50に対して摩擦率の大きい材料にて形成Tる。その結果、結腸内視鏡を更 に引き出すと、管74は停止したローラ101と接触することにより、更に後方 に動くのが阻止され、これにより結腸内視鏡と管との間の抗力に打ち勝つと、結 腸内視鏡は進みつつある管の後方部分から外側に摺動する。結腸内視鏡が管の圧 潰させた後端部分の内腔内に更に往復運動すると、更に格納された管がガイド管 から引き出され、管は所望の程度に外転される。
v50の外転が所望の箇所まで進んだならば、背面ポート44への流体源を除去 し、又はチャンバ32内の圧力を低下させ、流体が背面ポート44を通って容器 10内に排出され得るようにする。これにより、外転中、外転管の後端部分を圧 縮して圧潰させる圧力を減圧し、外転管50の内側ライナ管74が外転管50の 外側ライナ管72上に圧潰されるのを許容する。次に、結腸内視鏡88を背面ポ ート22、ガイド管26内のスペース36、及び完全に外転した管50の内側ラ イナ管74の内面により形成された内腔76を通って導入し、完全に外転したラ イナの内腔76に沿って摺動させることが出来る。このように、所望であればラ イナの全長を配置せず、管の一部がガイド管に残るようにし、結腸内視鏡を背面 ポート22及び格納支持体32内の包み込まれたスペース36を介して依然格納 されている部分に挿入することが可能となる。
第9図及び第10図を参照すると、これとは別に、ガイド管は省略することが出 来、該層はチャンバ内でコイル状に巻き、又は緩ぐ積み重ねることにより格納す ることが出来る。ガイド管の存在しないことを別にして、該層は第2図に関して 上述したように、全体として配置する用意が整う。第9図及び第10図の実施例 は、第2図乃至第8図に示した実施例よりも構造的により簡単であるという利点 がある。しかし、第10図に関する以下の説明から明らかであるように、結腸内 視鏡は、コイル状に巻き又は積み重ねた格納管の折り重なり部分及び曲がり部分 を通って進むことが出来ないため、結腸内視鏡を挿入する前に、管の全体を外転 させなければならないという欠点がある。
使用時、第9図、第10図の導入管62を患者の肛門管内に挿入し、可撓性管5 0を次のように結腸内に外転させる。プラグ23が背面ポート22内に取り付け られており、チャンバ32にはポート44及び導管46を介して流体が充填され る。流体がチャンバ32を充填するに伴い、可撓性管50は第9図に示すように 圧潰される。流体圧力が増大すると、管50は環状の外転縁部70にて外転し始 める。管50が外転したならば、縁部70は結腸内に進み、そのうち、外側ライ ナ管72を形成し、格納チャンバ32から管の後端部分74を連続的に引き出し 、その結果、結腸内に二重壁のライナを提供する。外転法の佐賀により、外側ラ イナ管72と結腸内壁との間には殆ど又は全く摺動が生じない。
第10図を参照すると、管50を完全に外転させたとき、流体源は後側入口ポー ト44との接続から外れ、流体は容器12から排出することが出来る。これによ り、このとき内側ライナ管を構成する管の後端部分74が外転管50の外側ライ ナ管72の上に圧潰されるのを許容する。次に、プラグ23を背面ポート22か ら除去し、全体として矢印iで示すように結腸内視鏡88を背面ポート22と、 及び完全に外転した管50の内側ライナ管74の内面とにより形成された内腔7 6を通じて導入し、完全に外転させたライナの内腔面に沿って摺動させる。
ライナを形成する可撓性管は薄く、初期弾性率が小さく、即ち、最初に壁は容易 に延伸し、外転のためには低圧の流体圧力で十分であるエラストマー材料にて形 成する。管の肉厚対組の比と初期(即ち零歪み時)弾性率との積は、インチ2当 たり1.81436k g (4ボンド)以下、特にインチ2当たり0.453 59kg (1ポンド)以下であることが望ましい。該層は膨張性が制限され、 外転中、結腸を拡張させかつ延伸させる虞れのある「風船のような膨張」が亜じ ないようにすることが望ましい。該層は丈夫な材料にて形成し、器具の挿入中、 結腸内視鏡の突き刺し及び貫入動作に低抗し得るようにすることが窒ましい。ラ イナの内壁対組の比と100%歪み弾性率の積はインチ2当たり0.22679 5kg (0,5ポンド)以上、特にインチ2当たり0.90718kg (2 ポンド)以上であることが望ましい。管壁は相互に小さい摩擦率を有し、外転中 、相互に及び結腸内視鏡に対して容易に動き、結腸内視鏡がライナの内腔を通っ て摺動するとき結腸内視鏡が食い込まないようにすることが望ましい。
ポリウレタンは膨張率が小さく (即ち、応力が歪みに対して非直線的に急激に 増大する)、また丈夫でかつ貫入抵抗性を備えているため、管の好適な材料であ る。結腸内視鏡の場合、ポリウレタンライナは約12.7mm (1/2インチ )乃至25.4mm(1インチ)の径、及び約0.0508mm (0,002 インチ)乃至0.1778mm (0,00フインチ)の範囲の肉厚を有するこ とが望ましい。3ミルのポリウレタンシートの絶縁シーリング材にて形成された 径約19.05mm (3/4インチ)、肉厚0.0762mm (0,003 インチ)のポリウレタン管は、以下に説明するように潤滑した場合、インチ2当 たり数ポンドの流体圧力を利用して外転させることが出来る。
ラテックスゴムは又、低圧の外転に適した管の材料である。ラテックスライナは 約12.7mm (1/2インチ)乃至25.4mm (1インチ)の内径、及 び約0.254mm(0,010インチ)乃至0.762mm (0,030イ ンチ)の肉厚を有することが望ましい。径約19.05mm (3/4インチ) 、肉厚0.381mm (0,015インチ)のラテックス管は十分に潤滑した 場合、インチ2当たり0.45359−0.90718k g (1−2ボンド )の範囲の流体圧力を使用して外転させることが出来る。しかし、ラテックスは ポリウレタンよりも容易に延伸しかつ膨張するため、ラテックスよりもポリウレ タンの方がより望ましい材料である。
上述のように、外転を行うための流体圧力により管の格納部分は圧潰される。
潤滑を行わなかった場合、圧潰された管壁は圧力の増加に伴って増大する力によ り相互に固着するため、摩擦率の小さい管材料を使用するか、又は流体圧力によ り接触する壁面から著しく変位しないよう十分な粘度を備える潤滑剤を使用する ことが必要である。
更に、外転流体自体は、外転中、内側部分が外側部分に対して摺動するとき、圧 潰されたが未だ外転されていない管の内側部分と管の外転された外側部分との間 の摩擦を最小にするのに効果的なある程度の潤滑性を備えることを要する。外転 流体の粘度は十分に低く、チャンバと外転縁部との間の圧力低下を最小にし得る ようにしなければならない。
ラテックスライナ材料の場合、外転流体用の好適な潤滑剤は、例えば約30%の ゼリー状程度の比率にて、特に望ましくは約1対10乃至1対5の比率にて水と 混合したに−Yゼリジーような水溶性ヒドロゲルである。圧潰された管の接触面 に対する好適な潤滑剤は、例えば少なくとも約1対2の比率にて水と混合された に−Yゼリジーような水溶性ヒドロゲルである。
水溶性ヒドロゲルは、例えば、D、 R,ショック(Shook)等が1986 年のTrans、 ASME、Vol、 108、pp、 168−74に概説 したように、ポリウレタンライナに対する潤滑性外転流体としても適している。
ポリウレタン管及び/又はガイド/格納管の摩擦率は、例えばポリビニルピロリ ドン(rPVp」)のようなヒドロマーにて壁面を被覆することにより軽減する ことがより望ましい。このポリビニルピロリドンは、例えばDR,ショック等が 1986年の丁rans、^SMESVo1.108、pp、 168−74に 概説したように、湿潤状態のとき極めて小さい摩擦率を有している。
結腸内視鏡以外の手段を背面ポート22を通じてガイド管26内のスペース内に 挿入し、前後に往復運動させ、格納された管54をガイド管26から引き出すの を支援することが出来る。例えば、結腸内視鏡先端と同様の形状の任意の装置を 路上述のように使用することが出来る。第11図乃至第13図を参照すると、4 つの足部306の各々は、湾曲脚部304の一端に取り付けられ、各脚部の他端 はハンドル302の一端に固定される。脚部304は弾性材料にて形成して、ハ ンドル302に固定され、このため、脚部は相互に広がり、従って、脚部又は足 部を軸線に向けて付勢させると、脚部の弾性により足部は広がって離反する傾向 となる。
第12図及び第13図を参照すると、脚部304はハンドル302の軸線A−A に向けてまとめ、足部を先にして容器の背面ポート22内に挿入し、ガイド管2 6内にて前方に押し込むことが出来る。脚部の弾性により足部は外方に広がり、 このため足部はハンドルを前方に押したとき、ガイド管の内腔面に対して摺動し 、足部306はガイド管26の前端28を越えて達する。次に、脚部の弾性によ り足部がライナ管に付勢される。各足部の半径方向外面308には、管壁に対し 摩擦率の大きい材料が設けられている。ハンドルを更に前方に押すと、ライナ管 は足部により前方に動かされ、ガイド管外に引き出される。次に、ハンドルを後 方に引くと(第13図)、脚部は最初に端部28に係合し、次にガイド管26の 内腔面に係合し、これにより脚部をハンドルの軸線方向に圧縮し、足部がライナ 管と非接触状態となるようにする。圧力流体を上述のように容器内に導入すると 、ハンドル302はこのように前後に往復運動し、この往復運動動作はライナを 外転させたとき、管をガイド管から引き出すのを支援する。
別のライナ配置装置が第14図に示しである。拡張可能なバルーン402が中空 管状ハンドル406の一端404に対して密封状態に着脱可能に固定され、圧縮 可能な球418がハンドル406の他端408に対して密封状態に着脱可能に固 定されている。球、管及びバルーンは、組み立て中、空気又は水のような流体が 充填され、このため球を圧縮すると流体が変位し、バルーンが拡張するe管状ハ ンドル及び収縮したときのバルーンは、ガイド管26を通り得るような寸法にし である。ライナ配置装置をバルーンを先にして背面ポート及びガイド管の内腔を 通じて挿入し、バルーンがガイド管26の端部28から出るようにする。次に、 球410を圧縮してバルーン402を拡張させ、バルーンをライナ管50と接触 させる(第14図)。装置を更に前方に動かすと、ライナはバルーンによりガイ ド管から引き出される。次に、球を釈放すると、バルーンが収縮してライナと非 接触状態となり、装置を後方に引き出す(第15図)。流体を圧力により、容器 内に導入する間に、装置を第14図に示すように反復的に拡張させかつ前方に動 かし、次に第15図に示すように収縮させかつ後方に動かすと、ライナが外転す るのに伴って該ライナ50はガイド管26から徐々に引き出される。
好適な実施例において、管406はルーサイト(1υcite)のようなポリマ ーにて形成し、バルーン402はラテックスのようなライナ管に対して摩擦率の 大きいエラストマーにて形成し、球410は圧縮しないとき、その完全に拡張し た状態となる傾向の十分な弾性を備えるゴムのような材料にて形成する。バルー ン402及び球410は管406のそれぞれの端部上に圧力嵌めし、必要であれ ば環状クランプにより固着する。
第8図を参照すると、別のガイド管の形態において、管の格納支持体は外転流体 が接触する管表面に向けて配置することが出来、これにより外転流体の圧力の増 大により、格納された管は格納支持体から持ち上げられて離反し、格納支持体に 対する管の摩擦抵抗力を小さくする。この実施例において、ライナ配置装置は円 筒壁202と、前端面204と、後端面206とを有する略円筒状ハウジング2 00を備えている。前端面204のポート203はその上に導入管206が固定 されたノズル220によって囲繞され、後端面206のポート205は内側フラ ンジ207により囲繞されている。ポート222、背面ポート205、隔壁ポー ト222、前面ポート203が設けられた前面隔壁214が円筒状容器200内 に略横方向に位置決めされ、前面ノズル220は略軸方向に整列される。流体導 管246が背面206に形成された流体入口ポート248を隔壁214に形成さ れた流体入口ポート244に接続し、これにより流体はハウジング200の外側 から正面204と隔壁214との間に包み込まれたチャンバ230に送ることが 出来る。隔壁214は円筒壁202に密封状態にて固定される。管格納支持体2 92が後部隔壁ポート222から背面ボート205及びフランジ207に向けて 後方に伸長しかつポート205及びフランジ207と略整列されている。
可撓性管250は、管250の一端252を格納支持体292の上方にて引き出 し、管端部252を隔壁214の付近にて格納支持体292上に密封状態に固定 し、管250の主要部分254を格納支持体292の上にまとめることにより結 腸内に位置決めする用意が整う。管250の他端256は格納支持体292によ り包み込まれたスペース294、隔壁ポート222、及びノズル220の内腔を 通じて進め、管250の他端256は回転させて内側が外側となるようにし、該 端部をノズル220の自白端221の上方に強固に取り付ける。導入管262の 一端260は、管の端部256上を摺動させ、管の端部256が導入管262の 端部260とノズル220の端部221との間に緊密に保持されるようにする。
 これで、第2図及び第3図に関して上述したように、導入1262は肛門管( 図示せず)内に挿入し、結腸内への可撓性管の外転は次のようにして行う。スト ッパ300を背面ポート205内に配置し、チャンバ230には後方流体入口ポ ート248、導管246及び流体入口ポート244を通じて流体をチャンバ23 0内に導入することにより流体を充填する。しかし、流体がチャンバ230を充 填すると、管250の格納部分254は流体圧力により持ち上げられて格納支持 体292から離反し、格納支持体292に対する管の圧力が阻止される。チャン バ230が流体で充填されると、更に流体の圧力により管250は外転縁部23 0にて外転され始める。ストッパ300は管が逆方向に外転されるのを阻止する 。即ち、外転縁部が管2501m沿った方向に進んで管の端部252から離反す ることはない。後方流体ポート244を通じて更に流体をチャンバ230内に導 入し、管250を更に外転させると、外転縁部270は上述のように結腸内で基 端方向に前方に進み、外側ライナ管272を形成し、管250の格納部分254 を連続的に引き出し、格納支持体292の環状端部293に沿ってかつ格納支持 体292により包み込まれたスペース294を通り、隔壁ポート222、前面ポ ー4203、ノズル220、導入管262及び外側ライナ管272を通って格納 支持体292から離反する。
管250が所望の箇所まで外転されたならば、流体入口ポート244に対する流 体源を除去し、流体は導管246及び流体入口ボート248を通じてチャンバ2 30から排出することが出来る。これにより外転管250の内側ライナ管274 は外転管250の外側ライナ管272上に圧潰することが可能となる。ストッパ ー300を背面ポート205から除去するれば、結腸内視鏡を背面ボート205 、及び外転管272の内側ライナ管274の内面により形成された内腔276を 通じて導入し、完全に外転されたライナの内腔276に沿って摺動させることが 可能となる。
その他の実施例は請求の範囲に記載されている。
天然及び合成ゴム、シリコンゴム、ポリエチレン、セグメント単位としたポリウ レタン、ポリエチレン及びポリプロピレンのようなポリオレフィン、エチレン又 はプロプロピレンの共重合体及びビニルアセテート、塩化ポリビニル又は塩化ビ ニールの共重合体等のようなその他の材料を使用することも出来る。管は例えば 合成ファイバ又は、綿、絹、ナイロン、ポリエステル等から得られる糸のような 材料を使用して強化することが出来る。
水のみを含むヒドロキシエチルセルロース(例えばナトロゾール(Natros ole))又は表面活性剤を含むその他のセルロース誘導体及び水グリセリン又 は表面活性剤の混合体、又は鉱物又は植物油のようなその他の水「粘度付与剤」 と言つライナの寸法は、人間の子供用の装置、並びに各種の哺乳動物に対して獣 医が使用する装置に適用可能であるように選択することが出来る。ライナは結腸 内視鏡以外の器具の挿入を容易にし、例えば内視鏡のような器具を結腸以外の身 体腔部分に挿入するのを容易J二するために利用し得ることが理解されよう。径 部】9.05mm (3/4インチ)で長さが少なくとも203.2 c m  (80インチ)の上述のようなライナ管は大人用の結腸内視鏡に適した上述のよ うなライナ配置装置を使用して大腸内に完全に挿入したとき、長さが少なくとも 76.2cm (30インチ)の挿入うイナを形成することが出来る。径部19 .05mm (3/4インチ)のより短いライナ管は上述のように結腸内視鏡用 の外転径を有するライナを形成し、又例えばS状結腸内視鏡の挿入を容易にする のに適した約30.48cm (12インチ)の外転長さを備えるライナを形成 することが出来る。
ライナを配置し、結腸内視鏡を完全に挿入したならば、ライナ及び結腸内視鏡は 同時に引き抜くことが望ましい。
結腸内視鏡を背面ポートにて容器に着脱可能に固定するためにクランプが図16 に示してあり、このため容器を患者から引き抜くことでライナ及び結腸内視鏡を 共に引き抜くことが出来る。この実施例において、背面ポート22には、後方に 伸長するねじ付き外側フランジ42が設けられており、該外側フランジには、ね じ付きナツト422を固定することが出来る。圧縮可能な0リング424がフラ ンジ420の一端にて背面421とナツト422の前面423との間に保持され ており、このため、フランジ420が○リング424を結腸内視鏡88の面に押 し付けかつ結腸内視鏡を適所に同軸状クランプするとき、ナツト422を回転さ せて0リング424を締め付けることが出来る。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項) 平成 3年 6月13日

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.器具を哺乳動物の大腸内に挿入する方法にして、可撓性のライナの少なくと も一部を配置して大腸内にて外側管内の内側管を形成し、前記内側管が大腸内に 横たわる内腔を画成しかつ哺乳動物の身体外から肛門を通じてアクセス可能な先 端を有し、その後、前記器具をその前記先端を介して前記内腔内に進めることを 特徴とする方法。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記可撓性のライナが外転により配 置されることを特徴とする方法。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記外転が、前記ライナの一端を折 り重ね、環状折り重ね部分に沿って接続された前記内側管及び前記外側管を形成 する段階と、 前記折り畳み部を肛門内に挿入する段階とを備えることを特徴とする方法。
  4. 4.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記内側管と外側管との間に包み込 まれたスペースを加圧する段階を更に備えることを特徴とする方法。
  5. 5.請求の範囲第4項に記載の方法にして、前記スペースがインチ2当たり4. 5359kg(10ポンド)より大きくない、望ましくはインチ2当たり1.3 6077kg(3ポンド)以下の低圧にて加圧されることを特徴とする方法。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記内側管及び外側管が前記器具を 前記内腔内に進める前に相互に圧潰されることを特徴とする方法。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の方法にして、前記管が、該管の間に包み込まれた スペース内の圧力を減圧することにより圧潰されることを特徴とする方法。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記器具の近位端先端を前記内腔を 通じかつ前記配置した可撓性のライナの近位端を越えて進ませる段階を更に備え ることを特徴とする方法。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の方法にして、外転前、前記内側管の少なくとも一 部を格納装置上にまとめ、外転中、前記内側ライナに機械的力を付与して該ライ ナを前記格納装置から自由にすることにより、前記ライナ部分の前記格納装置か らの引き出しが支援されるようにしたことを特徴とする方法。
  10. 10.請求の範囲第9項に記載の方法にして、前記機械的に付与される力が間欠 的にのみ付与されることを特徴とする方法。
  11. 11.請求の範囲第10項に記載の方法にして、前記スペースが、前記間欠的に 付与される機械的力に従って変化する圧力により加圧されることを特徴とする方 法。
  12. 12.請求の範囲第11項に記載の方法にして、前記機械的力が付与されつつあ るとき、前記圧力が減圧されることを特徴とする方法。
  13. 13.請求の範囲第9項に記載の方法にして、前記格納装置が、内側通路と、前 記ライナを支持する外壁とを備え、前記力が前記格納装置の通路を介して進めら れる道具によって機械的に付与されることを特徴とする方法。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載の方法にして、前記力がバルーンをライナ壁に 対して拡張させることにより機械的に付与されることを特徴とする方法。
  15. 15.器具を哺乳動物の大腸内に挿入する装置にして、細長い外転可能なライナ と、 近位端ポート及び遠位端ポートを有するライナ支持体チャンバとを備え、前記ラ イナが前記双方のポートにそれぞれ取り付けられた両端を有し、更に、前記チャ ンバ内の圧力を増大させ、前記ライナを外転させる加圧装置を備え、 前記ライナが、肉厚対径の比と零歪み弾性率との積が1.81436kg(4. 0ポンド)/インチ2以下、望ましくは0.45359kg(1.0ポンド)/ インチ2以下であり、肉厚対径の比と100%歪み弾性率との積が0.2267 95kg(0.5ポンド)/インチ2以上、望ましくは0.90718kg(2 .0ポンド)/インチ2以上であることを特徴とする材料から成ることを特徴と する装置。
  16. 16.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記ライナがポリウレタン又は ラテックスから成ることを特徴とする装置。
  17. 17.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記ライナが、該ライナを大腸 内で完全に外転させたとき、S状結腸湾曲部を越えて近位端方向に達するのに少 なくとも十分な長さであることを特徴とする装置。
  18. 18.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記ライナが、該ライナを大腸 内で完全に外転させたとき、左結腸曲を越えて基端方向に達するのに少なくとも 十分な長さであることを特徴とする装置。
  19. 19.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記ライナが、該ライナを大腸 内で完全に外転させたとき、少なくとも30.48cm(12インチ)の長さで あることを特徴とする装置。
  20. 20.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記ライナが、該ライナを大腸 内で完全に外転させたとき、少なくとも76.2cm(30インチ)の長さであ ることを特徴とする装置。
  21. 21.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記遠位端ポートが前記器具の 先端を受け入れ得るような形状であることを特徴とする装置。
  22. 22.請求の範囲第15項に記載の装置にして、外転中、前記遠位端ポートを密 封する手段を更に備えることを特徴とする装置。
  23. 23.器具を哺乳動物の大腸内に挿入する装置にして、細長い外転可能なライナ と、 基端ポート及び先端ポートを有するライナ支持体チャンバと、それぞれ前記ポー トに取り付けられた前記ライナの両端と、前記ポート間のスペース内にまとめら れた前記ライナの少なくとも一部とを備え、 前記ライナが前記ポート間に内腔を画成し、更に、前記内腔内でかつ前記ポート 間に横たわり前記内腔の少なくとも一部内に前記器具への妨害されない通路を提 供する剛性なガイド管を備えることを特徴とする装置。
  24. 24.請求の範囲第23項に記載の装置にして、前記ライナの一部が前記ガイド 管の外壁に沿ってまとめられかつ該外壁により支持されることを特徴とする装置 。
  25. 25.請求の範囲第24項に記載の装置にして、ガイド管の一端付近に配置され 、ライナに接触し、ライナのガイド管からの引き出しを支援する機構を更に備え ることを特徴とする装置。
  26. 26.請求の範囲第25項に記載の装置にして、前記機構が、ライナに接触する 外面を有するローラと、前記ローラに対する支持体とを備え、前記支持体がライ ナをガイド管から引き出すとき、ローラが回転するのを許容する一方、ライナを 反対方向に動かすとき、ローラの回転を阻止する構造体を備えることを特徴とす る装置。
  27. 27.請求の範囲第23項に記載の装置にして、前記管が直線状でかつ双方のポ ートと同一線上にあることを特徴とする装置。
  28. 28.器具を哺乳動物の大腸内に挿入する装置にして、細長い反転可能なライナ と、 ライナ支持体チャンバとを備え、 前記チャンバが遠位端ポート及び近位端ポートを有し、更に、前記遠位端ポート から遠位端方向に伸長する管を備え、前記ライナが、前記双方のポートにそれぞ れ取り付けられた両端を有し、更に、前記遠位端ポートに取り付けられた前記ラ イナの端部が前記管の上方にて外転されかつ前記管に沿ってまとめられ、更に、 外転中、前記ライナ内の圧力を増大させ、前記ライナのまとめられたた部分が前 記管に沿って摺動しかつ前記管から釈放されるのを支援する加圧装置を備えるこ とを特徴とする装置。
  29. 29.請求の範囲第15項、第23項又は第28項に記載の装置にして、前記ラ イナが外転される間、前記ライナを選択的に減圧する手段を更に備えることを特 徴とする装置。
  30. 30.請求の範囲第15項、第23項又は第28項に記載の装置にして、前記遠 位端ポートに接続され、前記遠位端ポートから哺乳動物の肛門括約筋までの距離 を架橋する壁付き通路を更に備えることを特徴とする装置。
  31. 31.請求の範囲第15項、第23項又は第28項に記載の装置にして、前記遠 位端ポートに接続され、前記遠位端ポートから哺乳動物の肛門括約筋までの距離 を架橋する壁付き通路を更に備え、前記壁付き通路が柔軟な材料から成る壁を有 することを特徴とする装置。
JP90501399A 1988-12-13 1989-12-13 内視鏡検査法を容易にする方法 Pending JPH04502264A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28406788A 1988-12-13 1988-12-13
US284,067 1988-12-13
PCT/US1989/005552 WO1990006717A1 (en) 1988-12-13 1989-12-13 Facilitating endoscopy

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04502264A true JPH04502264A (ja) 1992-04-23

Family

ID=23088725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP90501399A Pending JPH04502264A (ja) 1988-12-13 1989-12-13 内視鏡検査法を容易にする方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0448606A4 (ja)
JP (1) JPH04502264A (ja)
AU (1) AU4759190A (ja)
BR (1) BR8907823A (ja)
CA (1) CA2005317A1 (ja)
WO (1) WO1990006717A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104207747B (zh) * 2014-09-28 2015-10-07 烟台蚯蚓窥视镜有限公司 内窥镜导管游动推进装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3589356A (en) * 1969-09-04 1971-06-29 Daniel Silverman Method for everting and extraverting flexible tubing into a body cavity
US4321915A (en) * 1979-06-26 1982-03-30 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Everting tube device with relative advance control
WO1985000097A1 (en) * 1983-06-28 1985-01-17 Sterimed Gesellschaft Für Medizinischen Bedarf Mbh Medical apparatus with insertion aid device

Also Published As

Publication number Publication date
BR8907823A (pt) 1991-10-22
CA2005317A1 (en) 1990-06-13
EP0448606A1 (en) 1991-10-02
EP0448606A4 (en) 1991-11-06
AU4759190A (en) 1990-07-10
WO1990006717A1 (en) 1990-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5236423A (en) Facilitating endoscopy
EP1315444B1 (en) Body cavity liner
US11819245B2 (en) Apparatus and methods for accessing and sealing bodily vessels and cavities
CN105025973B (zh) 用于操纵体管腔或体腔的侧壁的方法和设备
JP3025303B2 (ja) 内視鏡装置
US20030208223A1 (en) Device incorporating a hollow element for being positioned along a body cavity of a patient and method of positioning the same
CN108024691B (zh) 用于操纵体管腔或体腔的侧壁的设备
JPH05503434A (ja) 結腸鏡等の管状光ファイバー器具の挿入手段
WO1991014391A2 (en) An endoscope with potential channels and method of using the same
JP2003527900A5 (ja)
US20200206463A1 (en) Apparatus and methods for everting catheters with expandable lumens
US9629535B2 (en) Colonoscope closure device
JP2020513936A (ja) 体腔または身体空洞の側壁を操作するための方法及び装置
JPH04502264A (ja) 内視鏡検査法を容易にする方法
WO2020140008A1 (en) Catheter with vessel lining for cell collection and methods for using same
WO1992000036A1 (en) Facilitating endoscopy
WO1987005523A1 (en) Tubular devices for introduction into body orifices
US11576560B2 (en) Hollow probe with sleeve
US20210213251A1 (en) Apparatus and methods for everting catheters with expandable lumens
US20220218182A1 (en) Methods and apparatus for inverting a hollow sleeve and thereafter reverting an inverted hollow sleeve
AU2001246745B2 (en) A hollow element for being positioned along a body cavity of a patient
AU2001246745A1 (en) A hollow element for being positioned along a body cavity of a patient