JPH04501561A - 低温挙動の改良された新規脂肪アルコール混合物およびそのエトキシレート - Google Patents
低温挙動の改良された新規脂肪アルコール混合物およびそのエトキシレートInfo
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- JPH04501561A JPH04501561A JP1511556A JP51155689A JPH04501561A JP H04501561 A JPH04501561 A JP H04501561A JP 1511556 A JP1511556 A JP 1511556A JP 51155689 A JP51155689 A JP 51155689A JP H04501561 A JPH04501561 A JP H04501561A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
低温挙動の改良された新規脂肪アルコール混合物およびそのエトキシレート
ノニオン性界面活性剤としてのアルキルおよびアルキルアリールポリグリコール
エーテルは、洗剤および清浄製剤の成分として、並びに化粧品製剤または工業製
剤中の乳化剤成分として、このlO年間に重要性が高まってきた。これらのよう
なノニオン性界面活性剤の合成のための出発物質は、アルキルフェノール、高圧
[レーレン(Roelen)法コまたは低圧[ショップ(S hop)法]ヒド
ロホルミル化方法によるオキソアルコール、チーグラー法によるアルコール、並
びに、例えば天然の油および脂肪の水素化によるか、またはそれから製造される
天然脂肪酸もしくはそのメチルエステルから得られる脂肪アルコールである。
オキソアルコール並びにチーグラーおよび脂肪アルコールに由来するアルキルポ
リグリコールエーテルは、アルキルフェノールポリグリコールエーテルと比較し
て、生態毒性がより好ましい故に、重要性がよりますます高まりつつある。最も
工業的な乳化剤は液体製剤中で用いられるので、ノニオン性界面活性剤の最も重
要な条件は常に、凝固点が低いということであった。近年ではとりわけ、以前に
は粉末製剤しか知られていなかった製品分野に液体製剤が入ってきたことからも
、充分良好な低温挙動を示すノニオン性界面活性剤の需要が高まっている。この
ような一つの例はとりわけ、洗剤および清浄洗剤、特に洗濯用洗剤の分野である
。
アルキルポリグリコールエーテルのうちで、基本構造中で分枝したアルコールの
エトキシレートは、要求される好ましい低温挙動に関して、直鎖アルコール、特
にチーグラーアルコールおよび脂肪アルコールのエトキシレートよりも、アルキ
ル部分の炭素鎖長が同じで、分子内のエチレンオキシド単位数が同じであっても
優れている。
アルコールおよびそれから調製するエトキシレートの凝固点は、アルコールの構
造がより分枝しているほど低いことが知られている。
適用上特に重要なのはとりわけ、アルコール1モル当たり平均約5〜10モルの
エチレンオキシドを有するアルキルエトキシレートであり、この場合のアルコー
ルはとりわけ、炭素原子を約12〜l5個有する。この種の化合物は、特に良好
な洗浄、湿潤、乳化および清浄力によって特徴付けられる。この種の化合物であ
って、現在入手し得る天然物由来の脂肪アルコールから得られ、炭素鎖長が相当
しており、分子内のエチレンオキシド基の数が同じである化合物は、低温挙動に
関して、オキソアルコールから得られる対応する化合物よりも劣る。この問題を
克服するために現在なされている試みに比較して、本発明は、技術的により良い
解決法を提供しようとするものである。
前記CI2〜C14の適用上必要な炭素鎖長を有する脂肪アルコール用の天然原
料源は、とりわけ、ヤシ油、パーム核油およびババス油である。しかし、これら
の油の不都合な点は、それから得られる脂肪アルコールは、特にパーム核油およ
びババス油の場合、それから製造するエトキシレートの低温挙動を不充分なもの
とする望ましくないC16/18フラクシヨンをまだ大量に含有しているという
ことである。
例えば、アルコールIモル当たり平均7モルのエチレンオキシドを有するアルキ
ルエトキシレートを、CI2〜C15の炭素鎖長を有するオキソアルコールの対
応するエトキシレートと同様の低温挙動を有するように、ヤシ油アルコールから
従来のように製造するとすると、ヤシ油から得るアルコールから、これまでは分
別蒸留によってC16/18フラクシヨンを除去しなければならなかった。これ
は、蒸留コストの故に費用がかかるだけでなく、ヤシ油脂肪アルコールから分離
される0 16/C18アルコールは、はるかに安価な獣脂から得られる脂肪ア
ルコールフラクションと同じものであり、それ故、ヤシ油アルコールに比較して
非常に価値の低いものになってしまう。C16/C18フラクションの分離によ
るそのような材料の損失は、ヤシ油の脂肪アルコール混合物の場合は約20重量
%であり、パーム核油の脂肪アルコール混合物の場合は約25重量%である。
本発明が対象とする問題は、低温挙動がオキソアルコールから得る対応する材料
に匹敵し、適用上必要な炭素鎖長を有する脂肪アルコール混合物およびエトキシ
レートを、好ましくは純粋に植物性の油および脂肪から、前記のような材料の損
失無く得る方法を提供することであった。
植物由来の脂肪および/または油からの脂肪アルコールまたは脂肪アルコールフ
ラクションの製造において、脂肪酸メチルエステルとして植物性出発物質から得
る脂肪酸混合物を、従来は加工条件下に水素化によって還元して対応するアルコ
ールとしていたが、それにおいて、カルボキシル基が還元されるだけではなく、
鎖中のオレフィン性2重結合も大部分が飽和される。そのような脂肪アルコール
フラクションの製造のためにこれまで用いられていた方法の通常の例は、ヤシ油
、パーム核油およびババス油からの脂肪酸メチルエステルを、銅およびクロム酸
化物から成る触媒の存在下に、250〜300バールの水素圧下、200〜25
0℃で処理することを包含する[例えばバー・バウマン(H、B aumann
)、アンゲヴアンテ・ヒエミー(Angew、 Chew、)、100(198
8)、50およびウー・アール・クロイツェル(U、 R,Kreutzer)
、ジャーナル・オブ・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティ(J、 Am
er、 0ilCheo1. Soc、)、61(1984)、343参照]。
本発明は、同じ植物性原料から、該出発物質の鎖中の部分的にオレフィン性の構
造をできるだけ少なく変化し、カルボキシル部分を選択的に還元すれば、非常に
より良好な低温挙動を示す脂肪アルコールおよび該脂肪アルコールから調製する
エトキシレートを製造し得るという発見に基づく。このようにして得る脂肪アル
コールフラクションは、炭化水素基の組成に関して、用いた植物油およびその中
に存在した脂肪酸混合物と同一性が高く、顕著に改良された低温挙動を特徴とす
る。しかし、より重要なことは、例えば洗浄力のために必要な中程度のエトキシ
化度を有する前記エトキシレートが、予想外にも、低温挙動に関して、従来の優
れたアルコール誘導体に勝るとも劣らない性質を示すということである。
適当な工程条件、とりわけ適当な触媒の選択により、不飽和脂肪酸の不飽和アル
コールへの水素化反応を、カルボキシル基を殆んど選択的に変換し、出発化合物
の鎖中の21結合を損なわないように行ない得ることが知られている。例えば、
特殊な亜鉛含有触媒を使゛ 用して、オレイン酸またはオレイン酸メチルエステ
ルからオレイルアルコールを得ることができる(例えば前出のバー・バウマンお
よび前出のウー・アール・クロイツェルの前記文献参照)。これに関連して、西
独特許第2513377号並びにそこに引用されている先の西独特許第8657
41号および第965236号を更に挙げる。これに対し、本発明による教示の
本質は、オキソアルコールからの対応する生成物に優るとも劣らない性能レベル
を有する前記のような種類の反応生成物が、純粋に天然物に由来する植物性の油
または脂肪から得られるという、これまで知られていなかったことが実現したと
いうことに存する。従って、ここで議論する点において、天然の再生し得る原料
を用いる化学が、今日の要求を背景に、重要性を増した。
従って、第一の態様において、本発明は、天然物、とりわけ純粋に植物に由来す
る脂肪アルコール混合物Rmix−OH,および改良された低温挙動を示し、一
般式Rmix−0−(CHxCHtO)x−Hで示されるそのエトキシレートに
関し、式中、Xは2〜10.好ましくは3〜9の数であり、Rmixは、C6−
20またはC12−20の範囲の飽和およびオレフィン性不飽和の脂肪アルコー
ル炭化水素基の選択された混合物を表し、それは鎖長範囲Rmix−=C6−2
0については下記仕様■に、鎖長範囲RIIix−=CI 2−20については
下記仕様■に相当する:
止捲上
同様の構造 重量%
C6カプロン酸 0.1− 0.6
08 カプリル酸 2.5−10
CIOカプリン酸 2.5−14
CI2 ラウリン酸 37 −52
CI4 ミルスチン酸 10 −20
016 パルミチン酸 6−10
018 ステアリン酸 1 −5
CI8° オレイン酸 5 −23
018” リノール酸 1 −4
018”リルン酸 0.1− 1
C20アラキン酸 0.1− 1
仕様■
同様の構造 重量%
CI2 ラウリン酸 39 −69
C14ミルスチン酸 10 −27
C16パルミチン酸 6−14
018 ステアリン酸 1 −7
C18° オレイン酸 6 −31
CtS″ リノール酸 1 −6
C181リルン酸 0.1− 2
C20アラキン酸 0.1− 2
本発明の好ましい一態様においては、C原子数18のモノ−およびジ−オレフィ
ン性不飽和炭化水素基の合計に対する、C原子数18のモノオレフィン性不飽和
炭化水素基の比が78%を越える、仕様■に相当する脂肪アルコール混合物が特
に重要である。
前記仕様に相当する好ましい脂肪アルコール混合物は、天然物、好ましくは純粋
に植物に由来する対応する脂肪酸混合物を選択的に水素化することによって、お
よび対応する脂肪酸エステル混合物を選択的に水素化することによって得ること
ができる。この選択的水素化のために特に適当なエステルは、■官能性アルコー
ル、とりゎけ炭素原子1〜5個を有する低級1価アルコールとの対応するエステ
ルである。メチルエステルが、およびある程度まではブチルエステルも、この点
で特に重要であることが知られている。選択的水素化は、出発物質中の飽和並び
にモノ−およびポリオレフィン性不飽和の炭化水素基の天然の分布を殆んど損な
わずに行なう。純粋に植物に由来する特に適当な出発物質は、ヤシ油、パーム核
油、ババス油およびロッカ脂(Roccafett)並びにそれらから得る脂肪
酸およびとりわけ対応する脂肪酸メチルエステル混合物である。
前記仕様■に対応する脂肪アルコール混合物は、臭気の故に用途によっては望ま
しくないことがあり得る06〜CIOの低級フラクションをなお含有する。従っ
て、本発明は、仕様Iに相当する混合物から、06〜CIOフラクシヨンの分離
によって容易に得ることができる前記仕様Hに相当するアルコール混合物を包含
する。しかし、いずれの脂肪アルコール混合物も、およびとりわけそれらから得
るエトキシレートも、特にC161018成分の含量が高いことを特徴とする。
本発明に従って特定したこのフラクション中のモノ−およびポリオレフィン性不
飽和成分の存在は、それにもかかわらず、再生し得る出発物質の実質的な損失を
余儀無く容認するというようなこと無く、オキソアルコールおよびその誘導体に
匹敵する低温安定性を得るという所期の目的を確実にする。この点で特に興味深
いエトキシ1ノートは、他の性能においても充分満足できる。
他の態様において、本発明は、低温、特に室温での流動性の改良されたコートキ
シし・−トの製造のために、脂肪アルコール混合物R+++1x−OH[式中、
Rmix−は、前記仕様IまたはHに相当する。〕を使用することに関する。そ
のようなエトキシレートは、一般式Rmix−0−(CHtCHtO)X−Hi
:式中、Rmix−は前記と同意義であり、Xは2〜10、好ましくは3〜9の
数である。]で示される。
エトキシレートは、本発明に従って定義した脂肪アルコール混合物から、既知の
方法で、アルカリ性触媒または酸性触媒の存在下にアルコール混合物とエチレン
オキシドとの反応により製造する。とりわけそのようなノニオン性界面活性剤の
この既知の製造方法について、広範な文献がある。工業的方法においては、アル
カリ性触媒作用が広く用いられ、通例用いられる触媒は、ナトリウムメチラート
並びに水酸化ナトリウム、ナトリウム、ナトリウムエチラート、水酸化カリウム
などである。開環の間、反応は発熱反応である。反応温度は、例えば約i35〜
150℃の範囲である。次いで、反応生成物を、無機または有機酸、例えば無水
酢酸、リン酸または二酸化炭素で中和する。生成するエトキシ化生成物は均一で
はなく、ポリマー同族体が得られる。分布曲線は、用いた触媒の種類によって異
なる。本明細書中に記載の通常の不連続的なエトキシ化方法に加えて、選択する
反応条件がより厳しいことがあり得る連続的な方法もある。例えば、エトキシ化
反応を、50〜70気圧および250〜350℃で行ない得る。この分野の文献
としては、例えば「テンシト、デタージェンッ(Tenside、 Deter
gents)Jl 2(1975)245〜254中のヴ工・ヴイルト(W、
Wirth)博士による記事およびその中に引用された文献を参照のこと。
最後に、他の態様においては、本発明は、一般式Rn+1x−0−(CH,CH
,0)x−H[式中、Rmix−は、前記仕様■または■に相当し、Xは平均2
〜lO1好ましくは3〜9の数である。コで示される、天然の、好ましくは純粋
に植物に由来する選択した脂肪アルコール混合物のエトキシレートを、改良され
た低温挙動を示す界面活性剤成分として使用することに関する。このようなエト
キシレートは、とりわけ室温で、再び良好な流動性を有する均一な液相として存
在することにより特徴付けられる。この上・うな界面活性剤混合物は、過冷却に
よって凝固したとしても、室温で速やかに再融解して、均一な流動性液相を形成
する。従って、そのような材料をノニオン性界面活性剤成分と(2て使用するこ
とは、多くの日常的な適用において非常に有利である。取扱いが改善されただけ
ではない。植物性脂肪から得られるそのような種類の既知のノニオン性界面活性
剤であって、特にEO含看が前記範囲内で比較的高いものは、室温で長期間貯蔵
1.た場合には、反応生成物が部分的に凝固する恐れがあった。
そのような反応生成物は、流動性であるが、貯蔵容器からバッチ式に処理するの
は当然のことながら困難である。材料のどこか一部を取り出し得る前に、複合反
応生成物の組成の変化が全く起こらないように、容器の内容物を注意深く均一化
しなければならない。本発明による好ましいエトキシレートは、室温で均一な液
相の形態で存在し、分離は最初からあり得ない。従って、量的に制限無く貯蔵す
ること、および材料を均一な生成物特性で部分的に取り出すことが確実となる。
特別な一態様においては、本発明の教示は、前記のような種類の脂肪アルコール
エトキシレートの低温安定性を改良する新規手段を、本出願人の先の出願P38
02027.0号(D8083)の教示と組み合わせる。この先の出願には、触
媒としての塩基性アルカリ金属化合物の存在下に、飽和および/または不飽和の
、とりわけ直鎖状のアルコールとエチレンオキシドとを高温で反応させ、次いで
アルカリ性触媒を有機および/または無機の酸で中和することによる、低温挙動
の改良されたアルキルポリグリコールエーテルの製造方法が記載されている。こ
の先の出願の教示は、中和工程中に塩が不溶性固相の形態で沈澱するように、触
媒を高濃度で使用すること、および中和工程は、反応生成物中に分散した微細な
固体の存在下に行・ なわれる瑞相の沈澱によって行なうことを特徴とする。
先の出願の教示は、改良された低温安定性を示す反応生成物を、他の適用特性を
損なうこと無く、工業的規模で行なうことの容易な方法によ、って提供するとい
う問題に基づく。その発明が対象とする問題の解決法は、エトキシ化工程におい
て塩基性アルカリ金属触媒の量を限られた程麿まで増加することによって、洗浄
および湿潤力、乳化力などの性能を不都合に損なうことなく、低温安定性を特徴
付ける生成物パラメータの実質的な改良を達成することが可能であるという発見
に基づく。しかし、塩基性触媒の量は、エトキシ化生成物中で中和により生成す
る塩の溶解性を特徴付ける限界を越えて高くなければならない。従って、先の出
願においては、この問題を、反応混合物中に均一に分散した微細な固体の存在下
に触媒を中和することによって解決している。驚くべきことに、この方法により
、装置および/またはパイプの内部の皮膜形成を完全に防止できること、および
更に、反応生成物を従来の方法で困難無く濾過し得ることがわかった。
ポリエトキン化工程において触媒の量を増やす結果、同族体分布の狭いアルキル
ポリグリコールエーテル反応生成物が生成する。同族体分布が狭い場合、特に高
次同族体成分を制限すると、通例、低温物性値が低下する。本発明のこの態様は
、先の出願P3802027゜0号(D8083)によるこの手段を更に利用す
る。従って、本発明の教示により、更に改良され、それ故最適化された低温特性
を有する脂肪アルコールエトキシレートが得られる。
脂肪アルコールエトキシ化工程においてアルカリ性触媒を好ましくは少しだけ増
量してこのように使用することの詳細は、萌掲の先の出願P3802027.0
号(D8083)に記載されている。本発明の開示を完全にするために、その先
の出願の本質的な要素を以下に記載する。
有機および/または無機の濾過助剤を、反応生成物中の瑞相の沈澱のための微細
な固体として使用することが好ましく、瑞相の晶出の前にアルキルポリグリコー
ルエーテル反応生成物中に分散させる。
微細な濾過助剤は、生成したアルキルポリグリコールエーテルに対して、好まし
くは約0.3〜2重量%の量、より好ましくは0.5〜1重量%の量で使用する
。他の適当な濾過助剤は、とりわけ、無機および有機材料の、好ましくは約3:
1−1+3の比の混合物である。
適当な無機濾過助剤は、例えば多孔質珪藻土であり;有機助剤は、例えば鋸屑お
よび/またはセルロース微粉末である。
エトキシ化工程の完了後、反応生成物を濾過助剤の存在下にまず部分的に中和し
て例えばpl(約8とし、その後に、とりわけ過酸化水素を添加することによっ
て漂白し、次いで初めて充分に中和して約6.5〜7.5の範囲のp)(値とす
る。中和工程および分散した濾過助剤の表面上の瑞相の沈澱は、約50〜110
℃の範囲の温度で行なうことが好ましい。
立体障害の無いアルコールのエトキシ化のためにこの方法において使用する塩基
性触媒の量は、通例、アルコールおよびエチレンオキシドの混合物全部に対して
、ナトリウムメチラートとして、少なくとも約0.5重量%であり、約0.5〜
1.5重量%の量が好ましく、約0.8〜1.1重量%の範囲の量が特に好まし
い。技術的な教示は、ナトリウムメチラートの使用に限定するものではない。他
の既知の塩基性アルカリ金属触媒を相当する量で使用してもよい。反応生成物中
の触媒の中和は、有機および/または無機の酸、例えばグルコン酸、グリコール
酸、酢酸、ギ酸、安息香酸、乳酸、シュウ酸、クエン酸、プロピオン酸、リン酸
、メタンスルホン酸および/またはジグリコール酸により行なう。腐食性の高い
酸、例えば硫酸または塩酸には実用性が無い。
中和の完了後、濾過助剤および生成した塩が均一に分散しているエトキシレート
を、濾過工程にポンプ輸送する。濾過は、流通フィルターおにびフィルタープレ
スの両方および回転濾過器を用いて行ない得る。濾過工程(窒素雰囲気中で行な
う)を80℃を越える温度で行なうと、塩含量の特に低いエトキシレートが得ら
れる。
実施例
以下の実施例および比較例に記載の脂肪アルコールエトキシレートを製造するた
めに、実施例に示す量の脂肪アルコール、エチレンオキシドおよび触媒を、2〜
5バールの反応圧力下、170−180”Cで、オートクレーブ内で約3〜4時
間反応させる。
アルコキシ化反応の完了後、脂肪アルコールエトキシレートを撹拌機付き中和容
器に移し、90℃で乳酸で中和して、反応生成物の最終pH値(脱イオン水99
%中、生成物1%)を6.5〜7.5の範囲とする。アルコキシ化反応に使用す
るナトリウムメチラートの量(アルコールおよびエチレンオキシドの全量に対す
る)が0.5重量%を越える実施例においては、濾過助剤1重量%までを添加し
、次いで乳酸で中和した後に、アルコキシ化生成物を濾過する。
エトキシレートの親水性(曇点、曇り温度、濁度滴定値)をDIN53917に
従って測定する。
比較例1
メタノールによるエステル交換、および反応生成物の分別によってパーム核油か
ら得たC lt−l11脂肪酸メチルエステルを、連続水素化反応器内で、銅含
有固定床触媒の作用により、240℃/圧力250バールで水素と反応させて、
Clff1−I8脂肪アルコールおよびメタノールの混合物を生成した。メタノ
ールを留去後、脂肪アルコールは以下の特性を有していた:
ヒドロキシル価= 269
ケン化価:1.1
酸価: 0.02
ヨウ素価: 0.12
凝固点= 23℃
実施例1
第2の実験においては、同じパーム核油脂肪酸メチルエステルを、連続水素化反
応器内で、クロム/亜鉛含有固定床触媒の作用により水素化した。圧力は250
バール、温度は300℃であった。このような条件下に、メチルエステルの炭素
鎖中022重量は損なわれず、同時に生成したメタノールを留去後、以下の特性
データを有する脂肪アルコールが生成した:
ヒドロキシル価: 270.5
ケン化価:1.7
酸価: 0.02
ヨウ素価: 11.7
凝固点: 17℃。
4種のヤシ油アルコール「タイプI〜タイプ■」を以下の実施例に使用する。タ
イプ■および■は本発明による定義に相当するが、タイプ■および■は、オレフ
ィン性不飽和Cl11アルコールを実質的に含まない。
ヤシ油アルコール(タイプI)
ヒドロキシル価: 267
ヨウ素価=12
0111分布:
Cl253.5
CI4 21.8
Cl6 10.9
ヤシ油アルコール(タイプ■)
ヒドロキシル価= 269
ヨウ素価=0.2
0鎖分布:
CI2 54.0
CI 4 22.5
ヤシ油アルコール(タイプ■)
ヒドロキシル価= 266
ヨウ素価:15
0鎖分布:
CI 2 52.0
CI4 21.3
Cl69.0
Cl8 2.1
゛ C18° I5,6
ヤシ油アルコール(タイプ■)
ヒドロキシル価= 265
ヨウ素価二0.3
C鎖分布:
ヤシ油アルコール(タイプI)569.9gを、エチレンオキシド830.1g
およびナトリウムメチラート12.6g(メタノール中30%、アルコールおよ
びエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.27重量%に相当
)と反応させた。以下の特性データを有するエトキシレートを得た。
OH価= 108
%H,O: 0.19
密度(70℃”): 0.9462
曇り温度(25%ブチル
ジグリコール25g中5g): 79℃%ポリエチレングリコール 2.2、分
子1i400脂肪アルコール−7EO−付加物に相当するこの生成物を、固体と
なるまで一10℃に冷却した。次いで、生成物を22℃で24時間貯蔵した。こ
の時間後、生成物は液体であった。
」団
ヤシ油アルコール(タイプII)565.5gを、エチレンオキシド834.5
gおよびナトリウムメチラート12.6g(メタノール中30%、アルコールお
よびエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.27重量%に相
当)と反応させた。以下の特性データを有するエトキシレートを得た。
OH価: 111
%H,O: 0.16
密度(70℃): 0.9468
曇り温度(25%ブチル
ジグリコール25g中5g): 81”C%ポリエチレングリコール 2.1、
分子量800脂肪アルコール−7EO−付加物に相当するこの生成物を、固体と
なるまで−lO℃に冷却した。次いで、生成物を22℃で1週間貯蔵した。この
時間後、生成物はまだ固体であった。
実施例3
ヤシ油アルコール(タイプI)483.8gを、エチレンオキシド916.2g
およびナトリウムメチラート7 、0 g(メタノール中30%、アルコールお
よびエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.15重量%に相
当)と反応させた。以下の特性データを有するエトキシレートを得た。
OH価:95
%H1O: 0.14
密度(70℃): 0.9647
曇り温度(82091%): 78℃
%ポリエチレングリコール 2.5、分子量1000脂肪アルコール−9EO−
付加物に相当するこの生成物を、固体となるまで一1O℃に冷却した。次いで、
生成物を25℃で24時間貯蔵した。この時間後、生成物は既に液体であった。
よ袴亘主
ヤシ油アルコール(タイプn)483.8gを、エチレンオキシド916.2g
およびナトリウムメチラート7 、0 g(メタノール中30%、アルコールお
よびエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.15重量%に相
当)と反応させた。以下の特性データを有するエトキシレートを得た。
OH価:92
%HyO: 0.20
密度(70℃)+ 0.9649
曇り温度(82091%)= 79℃
%ポリエチレングリコール 2.3、分子量1100脂肪アルコール−9EO−
付加物に相当するこの生成物を、固体となるまで一1O℃に冷却した。次いで、
生成物を25℃で1週間貯蔵した。この時間後、生成物はまだ固体であった。
叉湾泗↓
ヤシ油アルコール(タイプ[1)567.5gを、エチレンオキシド832.5
gおよびナトリウムメチラート12.6g(メタノール中30%、アルコールお
よびエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.27重量%に相
当)と反応させた。以下の特性データを有するエトキシレートを得た。
OH価: 110
%H,O: 0.21
密度(70℃): 0.9463
曇り温度(25%ブチル
ジグリコール25g中5g): 82℃%ポリエチレングリコール 2.0、分
子量500脂肪アルコール−7EO−付加物に相当するこの生成物を、固体とな
るまで一1O℃に冷却した。次いで、生成物を22℃で24時間貯蔵した。この
時間後、生成物は液体であった。
比較例4
ヤシ油アルコール(タイプ■)567.5gを、エチレンオキシド832.5g
およびナトリウムメチラート12.6g(メタノール中30%、アルコールおよ
びエチレンオキシドの全量に対してナトリウムメチラート0.27重量%に相当
)と反応させた。以下の特性データを育するエトキシレートを得た。
OH価; 109
%H,0: 0.25
密度(70℃)+ 0.9464
曇り温度(25%ブチル
ジグリコール25g中5g): 81℃%ポリエチレングリコール 2,11分
子量700脂肪アルコールー7EO−付加物に相当するこの生成物を、固体とな
るまで=lO℃に冷却した。次いで、生成物を22℃で24時間貯蔵した。この
時間後、生成物はまだ固体であった。
比較例5
アルコール1モル当たりエチレンオキシド7モルを存するC I4□。
オキソアルコールを、固体となるまで一10℃に冷却した。次いで、生成物を2
2℃で4週間貯蔵した。この時間後、生成物はまだ固体アルコール1モル当たり
エチレンオキシド7モルを有するC I!−。
オキソアルコールを、固体となるまで一1O℃に冷却した。次いで、生成物を2
2℃で24時間貯蔵した。この時間後、生成物は固体であった。
国際調査報告
1−一一一一一−pcτ/EP89101299国際調査報告
Claims (7)
- 1.天然物、とりわけ純粋に植物に由来する新規脂肪アルコール混合物Rmix −OH、および改善された低温挙動を示し、一般式Rmix−O−(CH2CH 2O)x−Hで示されるそのエトキシレート〔式中、xは2〜10、好ましくは 3〜9の数であり、Rmixは、C6−20またはC12−20の範囲の飽和お よびオレフィン性不飽和の脂肪アルコール炭化水素基の選択された混合物を表し 、それは、鎖長範囲Rmis−=6−20については下記仕様Iに、鎖長範囲R mix−=C12−20については下記体様IIに相当する:仕様I 同様の構造重量% C6カブロン酸0.1−0.6 C8カプリル酸2.5−10 C10カブリン酸2.5−14 C12ラウリン酸37−52 C14ミルスチン酸10−20 C16パルミチン酸6−10 C18ステアリン酸1−5 C18′オレイン酸5−23 C18′′リノール酸1−4 C18′′′リノレン酸0.1−1 C20アラキン酸0.1−1 仕様II 同様の構造重量% C12ラウリン酸39−69 C14ミルスチン酸10−27 C16パルミチン酸6−14 C18ステアリン酸1−7 C18′オレイン酸6−31 C18′′リノール酸1−6 C18′′′リノレン酸0.1−2 C20アラキン酸0.1−2]。
- 2.植物性脂肪および油または好ましくは純粋に植物に由来する対応する脂肪酸 の混合物および/または低級アルコールとのそのエステルを、飽和並びにモノ− およびポリオレフィン性不飽和炭化水素基の自然の分布を実質的に保持しながら 選択的に水素化し、要すれば次いで、好ましくはアルカリ性触媒の存在下にエト キシ化することによって得たことを特徴とする請求項1記載の脂肪アルコール混 合物およびそのエトキシレート。
- 3.仕様Iに相当する脂肪アルコール混合物において、C18′とC18′+C 18′′との比が≧78%であることを特徴とする請求項1および2記載の脂肪 アルコール混合物およびそのエトキシレート。
- 4.中和工程において塩が不溶性固相として沈澱するような大量の触媒としての 塩基性アルカリ金属化合物の存在下に、脂肪アルコール混合物Rmix−OHを エチレンオキシドと高温で反応させ、中和工程は、反応生成物中に分散した微細 な固体の存在下に行う塩相の沈澱によって行って得たものであることを特徴とす る請求項1〜3記載の脂肪アルコールエトキシレート。
- 5.脂肪アルコール混合物Rmix−OH[式中、Rmix−は、請求項1中の 仕様IまたはIIに相当する。]の用途であって、低温、特に室温において改良 された流動性を示し、一般式Rmix−O−(CH2CH20)x−H[式中、 Rmix−は前記と同意義であり、xは2〜10、好ましくは3〜9の数である 。]で示されるエトキシレートの製造のための用途。
- 6.一般式Rmix−O−(CH2CH2O)x−H[式中、Rmix−は、請 求項1中の仕様IまたはIIに相当し、xは平均2〜10、好ましくは3〜9の 数である。]で示される、天然物および好ましくは純枠に植物に由来する選択さ れた脂肪アルコール混合物のエトキシレートの用途であって、低温、特に室温に おいて改良された挙動を示す界面活性剤成分としての用途。
- 7.前記一般式で示されるエトキシレートを、液体製剤中でノニオン性界面活性 剤成分として使用することを特徴とする請求項6記載の用途。
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