JPH04501522A - 医療鋭利物の保持及び処分装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 医療鋭利物の保持及び処分装置 この発明は汚染された使い捨て式の鋭利な医療器具の処分のためのシステムに関 する。この器具は、概シ２．て医療分野で呼ばれているように、以下鋭利物と呼 ぶ、、。

鋭利物は、例えば、針が取付けられた使い捨て式な皮下注射器、使い捨て用外科 用メス、咽頭套管針、血管カテーテルキット、及び医科的、歯科的、又は獣医法 的治療目的のため身体に突き刺すその他の鋭利な物体を含むものとする。ここに 、これらの分野は集合的に医療分野と呼ぶ。

鋭利物の処分システムの分野における先行技術は、米国特許第４，３７５，８４ ９号に記載されたシステム例を含む。そのようなシステムは、使用され汚染され た使い捨て用鋭利物を処理のために盾くことのできる粗い容器を準備することを める。大刀の関心事は、汚染された鋭利物がその後偶発的に誰かを刺したり、汚 染物が処理容器から脱出１２でしまう恐れをなんとか我慢できる程度に減少させ る処分システムを提供することにある。この恐れを減少させることは、汚染物が 医療従事者またはその他の者に感染する見込みを減少させる。このことは、これ らの汚染物が、例えば、人体免疫欠乏ウィルス（ＡＩＤＳ）やＢ型肝炎ウィルス を含むことから重要な貢献となる。

米国特許第４，３７５．８４９号によって例示された先行技術の重要な問題は、 これらのシステムの容器が鋭利物によって満たされているので、例えば注射針や 刃のようなこれらの鋭利物の鋭利な一部が、汚染された鋭利物が容器の中に置か れるための開口部を通Ｌ７て、接触できるということである。このことは、これ らの汚染された鋭利物が偶発的に突き刺し、その結果感染を生じるという結果に なる。そのように偶発的に刺すことが悲劇的な結果をもたらしたという報告がし ばしば行なわれる。

加えて、これらの容器をいっばいにすることは、汚染された鋭利物が容器の蓋を 通して接触することを可能とする。これらの汚染された鋭利物を処理容器から取 出し、のみならずこれらの鋭利物を自分自身が再使用し、あるいは他人に供給し 、鋭利物を汚染している病原菌を彼らに与えてしまうかも知れない人々がいると いうことは不幸な事実である。

いくつかの先行技術は針破壊装置を含んでいる。しかしながら、そのような装置 は、それらの装置がしばしば単に他の汚染された鋭利物、すなわち破壊された針 を造るにすぎないという理由により、不満足なものとみなされている。加えて、 そのような装置は、針を破壊する行程において、針がその中に持っているものを 含んだ汚染された煙霧を、しばしば生じてしまう。

先行技術の中にはまた、第１図に例示されたシステムが存在する。このシステム は底２と、ヒンジ結合された蓋３とを有する容器１を備えている。パチンと止め られる１つの閉じ具４は、底２と蓋３を閉じた位置に保つ。磁気性の敷物５は、 敷物５の上の汚染された強磁性の鋭利物６を保持するために、底２に裏打ちされ る。いくつかの鋭利物６は強磁性でないので、そのようにして敷物５の上に安定 して保たれることがないかもしれない。例えばポリスチレンフオームのストライ プ７は、例えば適切な粘着物によって、蓋３の内側８に取付けられ、敷物５の上 の処分された鋭利物が、蓋３が閉じられた時に、正しい場所に保持され、閉じら れた容器１の内側で動き回らないようにする。そのように動さ回ると、容器１を 運ぶ医療従事者が、容器１の内側で動き回り不意に底２と蓋３の間で容Ｓ１から 突出する鋭利物６によって突き刺されることになりかねない。加えて、もし容器 １が中に汚染された鋭利物を入れたまま放置されていたら、開けられ、汚染され た鋭利物が取り出される可能性がある。容器１のサイズは図に示す通りなので、 使い捨て用鋭利物はしばしば、容器の中に収めるために、例えば皮下注射器から 針を取外したり使い捨てな外科用メスから刃を取外したり等することで、分解さ れなければならない。汚染された鋭利物のこの付加的な取り扱いは、もちろん、 偶発的に突いてしまうことの恐れを増加させる。

この発明の目的は、可能な限り、先行技術の鋭利物処分種分システムの弱点のい くつかを克服することにある。最も広い観点においてこの発明は、処分されるべ き汚染された鋭利物によって突き刺され鋭、判物を摩擦によって保持するための 物質のブロックから成り、それによってその後に医療従事者や類似の名を偶発的 に突き刺してしまう恐れを少なくするものである。

この発明の１つの実施例にあっては、ブロックは、底面と、ブロックを支持面に 粘着的に取付けるための手段とを含み、この粘着的な取付手段は底面に設けられ る。

実施例によれば、ブロックは、ブロックから延びるフレキシブルな帯具と、帯具 によって締結されるためにブロックに設けられた手段と、を有する。支持面にブ ロックを配置した後に支持面の回りに帯具を配置し、さらに帯具によってブロッ クに設けられた手段の締結を行うことで、ブロックを支持面に取付ける。

この発明の他の実施例によれば、この装置はさらに、ブロックを収納するための 、そしてその後偶発的に医療従事者あるいは類似する者が鋭利物によって刺され る恐れ、あるいは汚染された鋭利物または体液などのような汚染物が脱出する恐 れを少なくするための容器から成り、この容器は底と底から延びる側壁を有する 。

いくつかの実施例によれば、この装置はさらに、支持面に容器またはブロックを 粘着的に取付るための手段から成り、この粘着性取付手段は底の外側または容器 の側に備えられる。

いくつかの実施例によれば、粘着性取付手段は一片の両面粘着物から成り、両面 粘着物の一方の面は粘着的に容器又はブロックの底又は側面に係合し、他方の面 は剥がすことのできる保護材によって覆われている。

この発明のある実施例によれば、装置はさらに、容器のための蓋を含む。容器は 第１の係合手段を有し、蓋は第１の係合手段と係合するための第２の手段を何し 、一度両係合手段が係合されたら蓋が容器から外れてしまう恐れを少なくするよ うになっている。このことは容器から汚染された鋭利物が外に出る恐れを少なく し、さらに医療従事者または類似の者が偶発的に刺されたり蓋が低消された容器 から汚染物が脱出したりする恐れを少なくする。

図示するように、この発明のある実施例によれば、蓋は頂部と頂部から延びる側 壁とから成り、容器の側壁は第１の係合手段を含み、また蓋の側壁は第２の係合 手段を含み、蓋が容器の上の正しい場所に位置した時は容器の側壁と蓋の側壁は 固く互いに係合され、汚染された鋭利物が容器から外に出る恐れを少なくし、、 医療従事者又は類似の者が偶発的に刺されたり蓋が係合された容器から汚染物が 脱出したりする恐れを少な（する。

この発明のいくつかの実施例に従えば、容器の側壁は第１の深さをもち、蓋の側 壁は第１の深さよりも大きな第２の深さをもつ。

図示された実施例によれば、容器はさらに、側壁から延びるフレキシブルな帯具 と、帯具によって係合される側壁に設けられた手段とから成る。容器が支持面に 配置され、その後支持面の回りに帯具が配置され、帯具によって側壁に設けられ た手段の係合が行われると、容器が支持面に取付けられる。

この発明のいくらかの実施例に従えば、この装置はさらにブロックに含浸される 汚染物中和剤を含み、すでに汚染物中和剤の中に入れられ接した汚染された鋭利 物によって傷つけられる恐れ、およびブロックから汚染物が脱出する恐れの両方 の恐れをさらに少なくする。

いくつかの実施例にあっては、この装置はさらに容器の中に位置する第２の含浸 可能物質と、該第２の物質に含浸される汚染物中和剤とからなり、汚染物中和剤 の中に入れられ接した汚染された鋭利物によって傷つけられる恐れ、および容器 から汚染物が脱出する恐れの両方の恐れをさらに少なくする。

いくつかの実施例に従えば、ブロックは容器の中の第１の層を形成し、第２の物 質は第２の層を形成し、この第２の層は容器内において第１の層と底の間に位置 する。また、他の実施例では、第１の層が容器内において第２の層と底の間に位 置する。

この発明は、図示された実施例のこの後の詳細な記載、及びこれらの種々の実施 例を図示する添付図面を参照することで、最もよく理解されるであろう。図面に おいて、 第１図は先行技術に係る鋭利物処分容器を開いた状態で示す斜視図；第２図はベ ッドのアームボード、テーブル、静脈注射用の三脚スタンドへの取付は具、ガー ネイ（ｇｕｒｎｅｙ）、あるいはその他の類似物の上に置かれている本発明の簡 単な実施例の斜視図； 第３図は本発明の実施例を上下逆にして示す斜視図；第４図は本発明の他の実施 例の斜視図；第５図は本発明の他の実施例を示す縦断分解斜視図：第６図はテー ブルのアームボードの上に取付られた本発明の他の実施例の部分破断斜視図； 第７図は本発明の他の実施例の縦断正面図；第８図はテーブルのアームボードの 上に取付られた本発明の他の実施例の一部斜視図； 第９図は第８図で表わした実施例の組立た状態の斜視図；第１０図は本発明の他 の実施例の部分断面・部分切欠側面図；第１１図は本発明の他の実施例の縦断分 解斜視図；第１２図は本発明の他の実施例の部分切欠分解斜視図：第１３図は第 １２図の実施例の一部を示す正面図である。

今、特に第２図を参照すると、この発明の最も簡単な形態は、例えば使い捨て用 外科用メス１２及び使い捨て用皮下注射器と針１４のような汚染された使い捨て 式の鋭利物によって突き刺され摩擦によって保持できる例えばポリスチレンフオ ームなどのような物質のブロック１０から成る。ブロック１０は、図中１６に示 すベッドサイド又は、病院のベッドのアームボード、手術用テーブル、静脈注射 用三脚スタンドへの取付器具、ガーネイ（ｇｕｒｎｅｙ）、及び類似物の上に置 くために十分なサイズと重量をもっている。ブロック１０が形成されている物質 は、液体の汚染物、例えば鋭利物１２．１４が汚染される血液や体液のようなも のが、ブロック１０から漏れてしまわないように、いくらか吸収性を備えている 。ブロック１０の重量を増加させるために、例えば、重い金属のかたまりやプレ ートあるいは類似物を挿入したり、鋳造したり、あるいは粘着的にブロック１０ の内部又は外部に固着したりすることができる。

第３図の実施例において、そのような物質のブロック２０は両面粘着性のテープ 片２２を備えている。紙片２４はテープ片２２の一方の粘着面を保護している。

テープ片２２の他の粘着面は、ブロック２０の平らな底２６に取付けられている 。

ブロック２０が使用される時は、医療従事者は単に紙片２４をはがし、テープ片 ２２の底側の粘着性を活生化し、ブロック２０を適した状態に位置させ、アーム ボード又は類似物の適切な表面にブロック２０を固着させる。

第４図に表わされた発明の実施例において、浅い容器３０は、吸収性を有し摩擦 によって保持する物質のブロック３２の底の部分を取り囲んでいる。この実施例 において両面粘着性の片材３４は容器３０の底３６の外側の面（すなわちブロッ ク３２とは反対側の而）に取付けられている。容器３０はまた、底３６の周辺か ら該して垂直に延びる浅い側壁３８を有する。容器３０は、容器３０がブロック ３２の底部のための一種の中盤を形成しているので、鋭利物がブロック３２の底 部から偶発的に突き出してしまったりあるいは汚染物がブロック３２から漏れ又 しまうような恐れを少なくする。

第５図に表わされた実施例において、より深い側壁４０が容器４４の底４２から 上方に延びている。例えばポリスチレンフオームのような摩擦を有する物質の層 ４６は、底４２と、例えばコツトンあるいは他の繊維質の詰めもののような吸収 性のある詰めものの第２の層４８との間に挿入されている。層４８には、使用済 みの使い捨て式鋭判物５０が汚染された汚染物を中和する抗菌剤、抗毒剤が含浸 ないし飽和されている。そのような物質は、例えば、過酸化水素、グルタシール 。塩素系さらし粉、ヨウ素系の殺菌剤、あるいはベータダイン（ＢＥＴＡＤＩＮ Ｅ）殺菌剤のような商業的に手に入れられる専売の殺菌剤であろう。鋭利物５０ は層４８を通って層４６に挿入されているので、たくさんの中和剤が、鋭利物の 表面及び鋭利物の表面が汚染されている汚染物に接する。さらに、もし層４８が 飽和されていれば、中和剤が層４６の中に移り、汚染された鋭利物５０の部分が 、さらに、層４６の中で中和剤に長い間さらされるようになる。

容器４４は、頂部５６と、該して垂直下方向に延びる側壁５８をもつＩ５４を備 えている。側壁５８の下方の縁６０は、爪形断面部分６２を備えており、この爪 形断面部分は側壁４０の上方の延長部６６に備えられている爪形断面部分６４と 係合する。容器４４と蓋５４は、高い弾性力があり高衝撃性を有する合成樹脂に よって図示するように成形されており、互いにパチンとつながり、汚染された鋭 利物５０を保持し、汚染された鋭利物が外に出てしまう恐れを少なくし、同様に 容器４４から汚染物が漏れてしまう恐れを少なくする。

以上のすべての実施例において、鋭利物を保持する物質のプロ・ツク及び鋭利物 のための容器は該して四角形の角柱として表わされている。他の形が採用される ことができ、一定の条件下においては他の形により一定の利点が得られるという ことに留意すべきである。例えば、一定の条件下では鋭利物保持の物質のブロッ ク７２の表面７０（第６図）が水平線に対し一定の角度を有するようにすること が、装置を扱う医療従事者には便利なことであると思えるかもしれない。それは 、例えば、医療の仕事がおこなわれる場所が医療従事者の実質的に継続的な集中 力を要求するような場合であり、医療従事者はこのような場合非常に短い間しか 仕事から顔を上に向けることができない。第６図に表わされる実施例において、 容器７６は、底壁８０，８２が交差して形成されるい（らかＶ型をした底７８を 持つ。璧８０は、アームボードあるいは類似物に容器７６を取付けるための両面 粘着性の片材８４を備えている。この実施例において、吸収性の詰ものの層８６ は、容器７６の底７８とブロック７２との間に挿入されている。

詰もの８６は汚染物中和剤によって飽和させられる必要はない。この実施例にお いては、別体のつつみ８３が設けられ、これは例えばプラスチックや金属製のフ ィルム又は箔などのように鋭利物が突き通ることのできる外皮８５を有し、汚染 物中和剤が含浸されている別体の詰もの８７を収納している。医療処置の始めに 、つつみ８３は単に、容器７６の中で表面７０の上に置かれる。

今、第７図に言及すると、容器８８は図示するように底９０と側壁９２を有する 。容器８８は、摩擦によって鋭利物を保持する物質の層９４と、抗菌性の（ａｎ ｔｉｍｉｃｒｏｂｉａｌ）汚染物中和剤によって飽和された物質の層９６とを収 納する。この実施例において、層９４は底９０と層９６の間に挿入される。側壁 ９２の上方の縁９８は外側に延びる爪型断面部分１００を備え、この爪型形状部 分はＭ２Ｏ３の側壁１０６の下方の縁１０４の内側に備えられた爪型断面凸部１ ０２に係合する。蓋１０８は頂部１１０を有し、この頂部の周辺から側壁１０６ が延びる。蓋１０８は第７図に逆向きに表わされており、図示するように、蓋１ ０８は例えば使い捨て外科用メス、皮下注射器及び針、１．Ｖ、キットなどの様 々な医療用備品やキット１１２を、医療処置が行なわれる場所まで運んだり保持 したりでき、その場所で備品を使用し容器８８の中に処分する。そのようにして 空にされた蓋１０８は逆さまにされ、容器８８の上にパチンと乗って容器８８を 閉じ、これにより容Ｓ８８が処分される時に、医療処置の間に汚染された鋭利物 １１４が容器８８から外に出されたり汚染物を漏らしたりする恐れを少なくする 。皮下注射器や、外科用メス、あるいは類似物のように長い取っ手や鋭利でない 部分を持つ鋭利物の効果的な処分のためにこの実施例の有用性を促進するため、 蓋１０゛８の側壁１０６は容器８８の側壁９０よりもかなり深くなっている。

第８図６９及び第９図の実施例において、容器１２０は、側壁の表面１２４にフ レキシブルな帯具］２２を、また側壁の表面１２８にフレキシブルな帯具１２６ を備えている。帯具１２２．１２６は例えばいくらか丈夫でフレキシブルな樹脂 性の物質から形成することができ、表面１２４．１２８に適切な粘着物によって 取付けることができる。かわりに、もし容器１２０が丈夫で高衝撃性を有するフ レキシブルな樹脂性の物質から形成されるものであれば、帯Ａ１．２２，１２６ も同じ物質で、例えば容器１２０が形成される成型工程で形成することが便利で ある。帯具１２２．１２６は、例えばベルクロ（ＶＥＬＣＲＯ）タイプの人造の ホックとはとめ材からなる片材１３０，１３２のような、帯具を互いに固定する ための手段を備えている。第８図において、帯具１２２．１２６はアームボード １３６の回りで互いに固定されて容器１２０をアームボードに取付け、医療従事 者が汚染された鋭利物を層１３８の中に挿入したり、層１３８を貫通させるのに 便利なようになっている。第９図において、帯具１２２．１２６は、容器１２０ に備えられている蓋１４０の回りで互いに固定され、汚染された鋭利物又は汚染 物が外に出されたりこぼされたり漏らされたりする恐れを少なくしている。先の 実施例ですでにのべられたように、蓋１４０は容器１２２に対し摩擦により固く 合わさっている。容器が形成される物質は、利用形態により、不透明、半透明あ るいは透明であって良い。もし容器をほぼ透明にすれば、容器の内容物に目録を 記入することが容易になる。容器には、揮発性の汚染物中和剤が製造中に蒸発し てしまうのを防止するための剥離可能なシールを備えることができる。

第１０図に表わされた実施例において、容器のベース１４８は帯具１５０．１５ ２によってアームボード１４９に対し取付けられている。ベース１４８から離れ た帯具１５０，１５２の端部には、ベルクロ（ＢＥＬＣＲＯ）タイプの片材が備 えられ、互いに固着するようになっている。この実施例の容器１５４は、外側に 向って突出するフランジ１５６が底１５８の回りに備えられている。フランジ１ ５６は、ベース１４８の中央の開口１６２の回りのくぼみ１６０に係合するよう になっている。容″！１５４は弾性的に変形できるプラスチック物質から構成さ れており、従ってフランジ１５６はくぼみ１６０の中でパチンと係合し及び外れ るようになっている。容器１５４は、繊維質の詰ものの底の層１６６と、ポリス チレンフオームのような摩擦を有する物質の中央の層１６８と、頂部に、鋭利物 を突き刺すことのできる外皮を持ちかつ汚染物中和剤が含浸された詰ものを含ん でいるつつみ１７０と、を収納している。

第１１図に示す発明の実施例におい°Ｃは、容器１８０は概略四角の平面形を成 し、多少の勾配をもって正面図において若干の台形になっている。四角の輪１８ ２が、容器１８０の概略垂直な４つの側面１８８のそれぞれに頂部の縁部１８４ と隣接しζ設けられＣいる。容器１８０に用いられるＭ１９０はほぼ同様な形状 をしているが、第７図の実施例と同じように、いくらかより深い側壁１９２をも っている。蓋１９０は、４つの側壁１９２のそれぞれのに部１９８のほぼ中央に 。

下方に垂れ下がり外方向に突出する爪１９６を有している。容器１８０と蓋１９ ０は樹脂製の物質によって成型され、爪１９６は充分にフレキシブルなので、ム １９０が容器１８０の上に置かれた際に、輪１８０が爪１９６を内側にそらぜる 。

爪１９６は、爪１９６が輪１８２を通して突出したのち、パチンと外側に戻り各 々の輪１８２に係合する。Ｍ１９２は、このようにしてほぼ永久的に容器１８０ にロックされる。

第１２図及び第１３図に表わされるこの発明の実施例において、容器２０４及び Ｍ２Ｏ６は概略円筒状の形状をしている。容器２０４の上縁部分２１０の外側に は、４つの球形の突起２１６が備えられ、これらの突起は上縁部分２１０の回り にほぼ笠間隔で設けられ、上縁部分２１０から半径方向外側に突出している。

蓋２０６の内側下方縁部分２１４には４つの突起２２２が備えられ、これらの突 起は正面図においていくらか８字形をしており、蓋２０６の中心線２２４の回り にほぼ等間隔で設けられ、中心線２２４に向って半径方向内側に突出している。

Ｂ字形突起２２２の背２２６は蓋２０６の下方縁に沿って横になっている。一旦 突起２１６が、各々の突起２２２の一対の上方に凸状に円くなった部分２２８の 間にパチンと係合したら、突起２１６，２２２の係合を外すためには、容器２０ ４の壁と蓋２０６を十分にそらせるための相当の力が要求される。突起２２２の 円くなった部分２２８の湾曲は、急に又は鋭くすることができ、突起２１６又は 突起２２２又は両方を破損することなく、容器２０４と蓋２０６の係合が外れた り内容物が外に出てしまうことを防止するのに充分なものにできる。

以上、本発明を特定の実施例により詳細に記載したが、本発明はこれに限られる ことなく、種々の変形や修正が以下の請求項に記載された発明の範囲内で可能で ある。

補正書の翻訳文提出シ（特許法箱１．８４条の７第１項）平成３年４月２２日

Claims (27)

【特許請求の範囲】
1. １．処分されるべき汚染された鋭利物によって突き刺され該鋭利物を摩擦によっ て保持するための物質のブロックと、該のブロックを収納するため底部と底部か ら延びる側壁とをもつ容器と、該容器のための固い蓋と、からなり、該容器は第 １の係合手段を有し、該蓋は該第１の係合手段と係合する第２の係合手段を有し 、両係合手段の係合により該容器から該蓋が外れてしまう恐れを減少することを 特徴とする。
2. ２．前記蓋は、頂部と頂部から延びる側壁とからなり、前記容器の側壁は前記第 １の係合手段を含み、該蓋の側壁は前記第２の係合手段を含む請求項１の装置。
3. ３．前記第１と第２の係合手段のうち一方は爪形状部分からなる請求項２の装置 。
4. ４．前記第１と第２の係合手段のうち他方は相補的に形成された爪形状部分から なる請求項３の装置。
5. ５．前記第１と第２の係合手段のうち一方が突起からなり、該第１と第２の係合 手段のうち他方は、前記蓋が前記容器を閉じて該容器から汚染された鋭利物が離 脱することを阻止するように該容器上に位置する時に、該突起を受容する手段か らなる請求項２の装置。
6. ６．前記第１の係合手段は、さらに、側壁から延びる帯具と該帯具によって係合 される側壁上の手段からなる請求項２の装置。
7. ７．さらに前記ブロックに含浸された汚染物中和剤からなる請求項１の装置。
8. ８．前記容器の中に置かれる含浸可能な物質と、該含浸可能な物質に含浸される 汚染物中和剤と、をさらに有する請求項１の装置。
9. ９．前記ブロックは前記容器の中で第１の層を形成し、前記含浸可能な物質は第 ２の層を形成し、この第２の層は該容器の中で該第１の層と底の間に位置する請 求項８の装置。
10. １０．前記ブロックは前記容器の中の第１の層を形成し、前記含浸可能な物質は 第２の層を形成し、この第１の層は該容器の中で該第２の層と底の問に位置する 請求項８の装置。
11. １１．処分されるべき汚染された鋭利物によって突き刺され該鋭利物を摩擦によ って保持するための物質のブロックと、このブロックを収納するため底と底から 延びる側壁とを有する容器と、該容器のための蓋と、からなり、該容器は第１の 係合手段を有し、該蓋は該第１の係合手段と係合する第２の係合手段を有し、両 係合手段の係合により該容器から該蓋が外れてしまう恐れを減少させ、該容器の 側壁は第１の深さをもち、該蓋の側壁は該第１の深さより深い第２の深さをもつ ことを特徴とする。
12. １２．さらに該ブロックに含浸された汚染物中和剤からなる請求項１１の装置。
13. １３．前記容器の中に置かれる含浸可能な物質と、該含浸可能な物質に含浸され る汚染物中和剤と、をさらに有する請求項１１の装置。
14. １４．前記ブロックは容器の中の第１の層を形成し、前記含浸可能な物質は第２ の層を形成し、この第２の層は該容器の中で該第１の層と底の間に位置する請求 項３の装置。
15. １５．前記ブロックは前記容器の中の第１の層を形成し、前記含浸可能な物質は 第２の層を形成し、この第１の層は該容器の中で該第２の層と底の間に位置する 請求項１３の装置。
16. １６．前記含浸可能な物質には汚染物中和剤が含浸され、かつ使用前に汚染物中 和剤の蒸発を防ぐためつつみの中に閉じ込められている請求項１３の装置。
17. １７．処分されるべき汚染された鋭利物によって突き刺され該鋭利物を摩擦によ って保持するための物質のブロックと、このブロックを収納するための底部と底 部から延びる側壁とをもつ容器と、該容器を支持面に取付る手段と、からなり、 該取付手段は、該容器の底と側壁のうちの一方の外側に備えられた第１の手段と 、相補的に形成され支持面への取付をおこなう第２の手段とからなり、該第１及 び第２の手段は該容器を該第２の手段に取付けるべく係合し、また該容器を該支 持面から取外すことを可能にすべく係合を解除されることを特徴とする。
18. １８．前記第２の手段は、中央の上向きに開口する凹部を画成するベースと、下 向きの面と、該ベースから延びるフレキシブルな帯具と、該帯具によって係合さ れる該ベース上の手段と、からなる請求項１７の装置。
19. １９．処分されるべき汚染された鋭利物によって突き刺され該鋭利物を摩擦によ って保持するための物質から成るブロックと、このブロックを収納するため底部 と底部から延びる側壁をもつ容器と、該容器を支持面に取付る手段とからなり、 該底部は該容器の頂部開口を支持面に対して一定の角度に位置させるような形状 に形成されたことを特徴とする医療鋭利物の保持及び処分装置。
20. ２０．さらに該ブロックに含浸される汚染物中和剤からなる請求項１９の装置。
21. ２１．前記容器の中に位置する含浸可能な物質と、該含浸可能な物質に含浸され る汚染物中和剤と、をさらに存する請求項１９の装置。
22. ２２．前記容器の中で前記ブロック及び含浸可能な物質の下に位置し、該容器内 の過剰の液体を吸収するための吸収性物質の層をさらに有する請求項２１の装置 。
23. ２３．さらに前記容器のための固い蓋を有し、該容器は第１の係合手段を存し、 他方、該蓋は該第１の係合手段と係合する第２の係合手段を有し、両係合手段の 係合により該容器から該蓋が外れてしまう恐れを減少する請求項１９の装置。
24. ２４．前記蓋は頂部と頂部から延びる側壁とからなり、前記容器の側壁は前記第 １の係合手段を含み、該蓋の側壁は第２の係合手段を存し、該容器の側壁と該蓋 の側壁は、該蓋が該容器に対して正しい場所に位置するとき互いに固く係合され る請求項２３の装置。
25. ２５．処分されるべき汚染された鋭利物によって突き刺され該鋭利物を摩擦によ って保持するための物質のブロックと、このブロックを収納するための容器と、 該容器の側壁から延び該容器を支持面に取付けるためのフレキシブルな帯具と、 からなることを特徴とする医療鋭利物の保持及び処分装置。
26. ２６．前記第１のフレキシブルな帯具から離れた側壁から延設された第２のフレ キシブルな帯具と、前記容器を支持面に取付けるために該第１と第２のフレシキ ブルな帯具を互いに取付けるための手段と、をさらに有する請求項２５の装置。
27. ２７．前記容器のための固い蓋をさらに有し、前記第１及び第２のフレキシブル な帯具は、該容器を汚染された鋭利物が満している状態で該容器から該蓋が外れ ることを阻止すべく、該蓋のまわりで互いに固定されるよう形成されている請求 項２６の装置。