JPH0450098Y2 - - Google Patents

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JPH0450098Y2
JPH0450098Y2 JP2086587U JP2086587U JPH0450098Y2 JP H0450098 Y2 JPH0450098 Y2 JP H0450098Y2 JP 2086587 U JP2086587 U JP 2086587U JP 2086587 U JP2086587 U JP 2086587U JP H0450098 Y2 JPH0450098 Y2 JP H0450098Y2
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nozzle touch
injection
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cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形機のノズルタツチ装置に係
り、特にノズルタツチシリンダのロツド部と溶融
樹脂を射出するノズルを有する射出装置との連
結、離脱機構に関する。
(従来の技術) 射出成形機に於て、金型の樹脂注入口にノズル
を押圧して、金型内にバレル内の可塑化した樹脂
を高圧にて射出しているが、金型の注入口とノズ
ル孔の芯ずれがあると、射出時に樹脂もれが発生
したり、場合によつて樹脂が注入されずに、成形
機外に飛び出すという危険もあり、正確なノズル
の芯出しが要求される。
このノズルを金型の樹脂注入口に押圧する装置
として、ノズルタツチシリンダがあり、第11図
乃至第13図により従来装置について説明する。
油圧シリンダ本体31を固定ダイプレート32
の反金型取付面に固着し、シリンダロツド34側
は射出装置33に固着するようにしているが、射
出成形機に於て、スクリユを引き抜いてバレル内
の残留物を除去する作業が比較的多く発生し、こ
の場合に作業者は第10図に示すように、射出装
置のバレル35の長手方向が、成形機から外れる
位置に旋回させ、ノズル、バレルヘツド部36を
外した後、内部に挿着されたスクリユを引き抜く
ようにしている。従つて、シリンダのロツド部3
4と射出装置33との連結、離脱機構を必要と
し、中型及び大型射出成形機に於ては、射出装置
前面から金型の樹脂注入口迄の寸法Lが充分に得
られることから、第13図に示すように、前記機
構部にピン37を用いて連結、離脱させる方法を
採用しているが、小型射出成形機(ここでは射出
能力50ton程度)に於ては、射出装置前面から金
型の樹脂注入口迄の寸法Lを大きくとる必要がな
いことから、ピン機構を採用する寸法が得られな
い為、第12図に示す如く、射出装置にボルト
(図示せず)で取付けたブラケツト38に、直接
ロツド軸端39を連結し、射出装置を旋回させる
場合には、ブラケツト38ごと取外して行つてい
た。
また金型交換により、金型の樹脂注入口と射出
装置のノズル孔との芯ずれが生じた時、樹脂が金
型の樹脂注入口40に注入されず、洩れてくる場
合には、射出装置33側のノズルをつけたバレル
軸で修正することがあり、その時にはシリンダ軸
芯とロツド連結部との芯ずれが生じ、シリンダに
無理な力を加えることになる、その為にブラケツ
ト38取付け部分で調整し、芯ずれを修正せねば
ないが、熟練と一定の試行錯誤が必要となり、作
業者は多くの時間を費やすことになつていた。そ
の為連結、離脱及び芯出しにブラケツト38のボ
ルトをわざわざ取外さないで、作業が簡単に出来
ないかとの要求がなされていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はノズルタツチシリンダのロツド部と射
出装置との連結、離脱が部品を取外すことなく容
易にでき、しかも金型の樹脂注入口と射出装置の
ノズル孔との芯ずれの修正に伴なう面倒な芯出し
作業を必要としない射出成形機のノズルタツチ装
置を提供することが目的である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案に於ては、
射出成形機の固定ダイプレートの反金型取付面
と、射出装置の間に設け、バレル先端に取付けた
ノズルを、金型注入口と離合させるノズルタツチ
シリンダを具備したノズルタツチ装置に於て、 前記ノズルタツチシリンダのシリンダロツド先
端部にロツド長手方向に対して、直角方向に設け
た部材Aと、前記部材Aを挿入するための開孔部
を有し、部材Aが開孔部に挿入され回動した時、
前記部材Aの回動動作により描く軌跡とほぼ同一
の空隙を有する内部形状が形成された部材Bと、
前記部材Aと部材Bとの間に、遊嵌する回動防止
手段とからなる射出成形機のノズルタツチ装置を
提供する。
(作用) 部材Aを部材Bの開孔部に挿入した後、部材A
を回動させることによつて接合される。また離脱
させるには部材Aを開孔部位置に回動させること
によつて離脱させうる。
尚部材Aと部材Bとの間には、回動しうるため
の所定の隙間を設け、遊嵌する回動防止手段とし
ているので、部材Aと部材Bには接合時に自在性
があり、芯の修正作業を必要としなくなる。
また、部材Aと部材Bの間には、接合後は、ピ
ン等により回動防止をしたので、動作中に接合が
離れることはない。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図から第5図によ
つて説明する。
ノズルタツチシリンダのロツド1先端部にある
ネジ2に、ロツド長手方向に対して、直角方向に
部材A3が取付けられている。部材B4はボルト
5によつて、射出装置に固定され、ロツド1側に
は部材A3がある隙間δをもつて挿入可能な開孔
部6と、その奥側には円柱空間7が形成され、部
材A3がある隙間tをもつてロツド1を回転中心
として回動可能になつている。8は部材A3が部
材B4の開孔部6に挿入され、ロツド1を90°回
転し、部材A3が所定の位置にセツトされたこと
を確認した後、部材A3に形成した孔9に遊嵌さ
せて、部材A3の回動防止を行うピンである。
次に他の実施例を第6図から9図によつて説明
する。
ノズルタツチシリンダのロツド11先端部にあ
るネジ12に、ロツド長手方向に対して、直角方
向に部材A13が取付けられている。部材B14
はボルト15によつて、射出装置に固定され、そ
の固定面側(第7図,第9図の右方)には扇形空
間16が形成されており、部材A13をある隙間
をもつて、ロツド11を回転中心として回動可能
になつている。この扇形空間16は部材A13が
挿入しうる開孔部17を除いた部分は、フタ18
によりふさがれ、フタ18はボルト19によつて
部材B14に固定されている。ピン20は部材A
13が部材B14の開孔部17に挿入され、ロツ
ド11を90°回転し、部材A13が所定の位置に
セツトされたことを確認した後、部材A13に形
成した孔21に遊嵌させて、部材A13の回動防
止を行うものである。
以上のように構成されているので、前述した従
来装置のピン機構のように長手方向にスペースを
必要とせず、小型の射出成形機にも適応可能とな
る。又シリンダロツドに取付けた部材Aを部材B
に対して回動するだけで、シリンダロツド部と射
出装置との連結、離脱を行うことができ、作業が
簡単で時間を要しない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ノズルタツチシリンダのロツ
ド部と、射出装置との連結、離脱を、シリンダロ
ツドに取付けた部材Aを部材Bに対して回動する
ことによつて容易にでき、しかも金型の樹脂注入
口と射出装置のノズル孔との芯ずれに伴なう面倒
な芯出し作業をしなくても、シリンダに無理な力
を加えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は正面図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図に於てロツド1を90°回動させた図、第5図
は第4図の−断面図。第6図乃至第9図は本
考案の他の実施例を示し、第6図は正面図、第7
図は第6図の−断面図、第8図は第6図に於
てロツド11を90°回動させた図、第9図は第8
図の−断面図。第10図は射出装置を旋回さ
せた概略図、第11図は小型射出成形機の従来例
を示す全体図、第12図は第11図イ部の拡大
図、第13図は中、大型機に使用されているノズ
ルタツチシリンダ部の概略図。 1……ロツド、3……部材A、4……部材B、
6……開孔部、7……円柱空間、11……ロツ
ド、13……部材A、14……部材B、16……
扇形空間、17……開孔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 射出成形機の固定ダイプレートの反金型取付
    面と、射出装置の間に設け、バレル先端に取付
    けたノズルを、金型注入口と離合させるノズル
    タツチシリンダを具備したノズルタツチ装置に
    於て、 前記ノズルタツチシリンダのシリンダロツド
    先端部にロツド長手方向に対して、直角方向に
    設けた部材Aと、前記部材Aを挿入するための
    開孔部を有し、部材Aが開孔部に挿入され回動
    した時、前記部材Aの回動動作により描く軌跡
    とほぼ同一の空隙を有する内部形状が形成され
    た部材Bと、前記部材Aと部材Bとの間に、遊
    嵌する回動防止手段とからなる射出成形機のノ
    ズルタツチ装置。 (2) 部材Bの取付部が、反金型取付面あるいは射
    出装置のいずれか一つの側である、前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の射出成形機のノ
    ズルタツチ装置。 (3) 部材Aはその形状が、回動軸に対し、単数な
    いし放射状に突出した突起状体を形成し、部材
    Bはその開孔部を部材A先端に於ける回動軸に
    対し、直角方向の形状に対応した形状としたこ
    とを特徴とする、前記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の射出成形機のノズルタツチ装置。
JP2086587U 1987-02-16 1987-02-16 Expired JPH0450098Y2 (ja)

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JPS63128015U JPS63128015U (ja) 1988-08-22
JPH0450098Y2 true JPH0450098Y2 (ja) 1992-11-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9259984B2 (en) 2008-07-28 2016-02-16 Fleck Future Concepts Gmbh Combined air, water and road vehicle

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US9259984B2 (en) 2008-07-28 2016-02-16 Fleck Future Concepts Gmbh Combined air, water and road vehicle

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JPS63128015U (ja) 1988-08-22

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